JP3166711B2 - オイルパン - Google Patents

オイルパン

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JP3166711B2 JP18445998A JP18445998A JP3166711B2 JP 3166711 B2 JP3166711 B2 JP 3166711B2 JP 18445998 A JP18445998 A JP 18445998A JP 18445998 A JP18445998 A JP 18445998A JP 3166711 B2 JP3166711 B2 JP 3166711B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/0421Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機の作動オイ
ルを貯溜しておくオイルパンに関する。
【0002】
【従来の技術】変速機は、変速機ケースの下部に設けた
オイルパン内の貯溜オイルを作動オイルとする。そし
て、オイルポンプの吸入側に連通するオイルストレーナ
が、上方からオイルパン内に突設し上記貯留オイルに浸
漬することで、オイルパンからオイルを吸入して動力伝
達や変速制御のために使用される。一方、変速機の伝動
歯車列等の作動部が作動オイル中に浸漬されていると該
作動部の攪拌抵抗が大きくなって燃費の悪化を招くこと
から、オイルパン内の油面レベルを高くするには限界が
ある。
【0003】このために、例えば、上記オイルストレー
ナの吸込み口が、オイルパン内における車両前後方向の
後方側に配置されている場合に、車両の急制動等による
慣性力でオイルパン内のオイルがオイルパンの前部に移
動しようとするような過度の油面変動が生じると、上記
オイルパン後側にある吸込み口周りの油面レベルが低く
なり当該吸込み口が空気中に露出するおそれがある。こ
のような一時的な露出が生じると、オイルストレーナか
ら空気が吸い込まれることで、一瞬、油圧が低下し、こ
の圧力で締結されるべき自動変速機内のクラッチやブレ
ーキの一瞬の締結力不足を惹起してエンジンの空吹け等
を生ずるおそれがある。この傾向は、オイルパンが車両
前方部分を車両後方部分よりも幅広にされた形状の場
合、特に顕著となる。
【0004】これを防止するために、従来のオイルパン
にあっては、例えば特開平5−280619号公報に記
載されているようにオイルパン内にバッフルプレートが
設けることが提案されている。
【0005】即ち、図5に示すように、オイルストレー
ナ50の吸込み口の配置位置を境に、オイルパン51内
を車両前後方向に仕切るバッフルプレート52を設け、
そのバッフルプレート52の延在方向を、オイルストレ
ーナ50の吸込み口に近い端部52aが遠い端部52b
よりも車両前後方向前方に位置するように傾けて配置す
ることで、車両制動等による車両前後方向前方への慣性
力に対し、後室54のオイルが前室53側へ移動するこ
とを大きく制限すると同時に、バッフルプレート52に
押し付けられたオイルをオイルストレーナ50側に誘導
して、当該オイルストレーナ50周りのオイルレベルの
低下を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバッフルプレート52は、オイルパン51に固定さ
れているので、上記のように後室54のオイルが前室5
3側へ移動することを大きく制限するばかりか、車両前
後方向後方への慣性力に対して、前室53のオイルが後
室54側に移動することも大きく制限する。
【0007】従って、上記従来例で言えば、車両加速時
の油面変動に対して、オイルストレーナ50の吸込み口
周りにオイルが集まり難い構造となり、車両の急加速時
にオイルストレーナ50の吸込み口が一瞬,貯留オイル
から露出するという副作用が懸念される。
【0008】特に、上記バッフルプレート52の延在方
向の傾きを大きくするほど、図5中破線で示すように、
バッフルプレート52に押しつけられたオイルは、オイ
ルストレーナ50から離れる方向に流れ易くなって、特
に上記副作用が懸念される。
【0009】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、バッフルプレートの本来の作用・効果
を確保しつつ上記副作用を軽減することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に記載したオイルパンは、上
方からオイルパン底面に向けてオイル吸込み口が突設す
ると共に、バッフルプレートによって、上記オイル吸込
み口の位置を境に車両前後方向前室と後室とに仕切られ
たオイルパンにおいて、上記バッフルプレートは、車両
前後方向のオイルの油面変動に応じて、上記前室側又は
後室側のうち、相対的に空間の小さい室側に向けてだけ
倒れ可能な状態で立設していることを特徴としている。
【0011】さらに、請求項1に記載した発明は、上記
バッフルプレートの延在方向は、平面視で、車幅方向に
対して、上記オイル吸込み口に近い位置から遠い位置に
向けて、上記前室又は後室のうちの相対的に空間の小さ
い室側に傾いていることを特徴とするものである。
【0012】次に、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載した構成に対して、上記バッフルプレートは、
略車両前後方向の軸回りに揺動可能に軸支される共に、
上記前室側及び後室側の一方への倒れ量を規制する第1
ストッパと、上記前室側及び後室側の他方への倒れを規
制する第2ストッパとを、備えることを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の効果】請求項1に係る発明を採用すると、バッ
フルプレートは、前室又は後室のうちの一方の室のオイ
ルが他方の室へ移動することを大きく制限して、バッフ
ルプレート本来の働きを確保すると共に、前室又は後室
のうちの他方の室のオイルが一方の室へ移動することの
制限が緩和されて、上述の副作用が軽減するという効果
がある。
【0014】特に、上記前室又は後室のうちの相対的に
空間の小さい室側のオイルが、大きい室側に移動するこ
とが大きく制限されることで、小さい室側から大きい室
側にオイルを移動させるような油面変動が生じても、吸
込み口周りのオイルレベルの低下が抑えられ、且つ、大
きい室側から小さい室側にオイルを移動させるような油
面変動が生じても、バフルプレートによるオイルの移動
を阻止する作用が緩和されて、吸込み口周りのオイルレ
ベルの低下が抑えられて、有効に吸込み口が空気中に露
出することが防止できるという効果がある。
【0015】請求項2に係る発明を採用すると、前室及
び後室のうちの一方の室から他方の室に向かう力が、バ
ッフルプレートに負荷されても、第1ストッパによって
バッフルプレートが他方の室側に倒れることが阻止さ
れ、また、他方の室から一方の室に向かう力が、バッフ
ルプレートに負荷された場合には、第2ストッパに規制
される所定角度だけ一方の室側に倒れて、上記請求項1
に係る発明と同様な作用及び効果を持つ。
【0016】なお、上記所定角度を90度未満としてお
けば、一方の室側に倒れたバッフルプレートは、一方の
室から他方の室に向かうオイルの流れやバッフルプレー
ト自身に生じる慣性力によって自然と再び立設状態とな
る。
【0017】さらに、上記請求項1又は請求項2に係る
発明を採用すると、小さい室側から大きい室側にオイル
を移動させるような油面変動が生じた場合に、吸込み口
周りにオイルが集中し易くなって、さらに確実に吸込み
口が空気中に露出することが防止できるという効果があ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。なお、バッフルプレートの取付け
位置及び構造以外は、従来と同様であるため、その詳細
は省略するが、オイルパン自体の形状等は、下記説明等
に限定されないことは言うまでもない。
【0019】図1は、本実施形態に係るオイルパンの一
実施形態を示す平面図であり、図2は、車両後方からみ
た部分側面図であり、図2は、バッフルプレートを示す
側面図である。
【0020】本実施形態では、オイルストレーナ1の吸
込み口1aが、変速機の作動オイルを貯溜するため全体
的に皿形状に形成されたオイルパン2内における車両前
後方向後側の底面と対向するように、上方から突設した
場合の例である。図1中、符号2aは、オイルパン2の
取付け用フランジ部を、図2中、符号3は、変速機ケー
スの下面位置を、符号7は、油面高さを例示する。
【0021】このオイルストレーナ1の吸込み口1aの
車幅方向両側には、それぞれバッフルプレート4が配置
され、この一対のバッフルプレート4によって、オイル
パン2内は、車両走行方向前室5と後室6との2室に区
画されている。
【0022】上記各バッフルプレート4は、略車幅方向
に延在していて、その延在方向一端部4aが、上記オイ
ルストレーナ1の側面と所定間隙を開けて対向し、且
つ、延在方向他端部4bが、オイルパン2の側面2bと
所定の間隙を開けて対向している。但し、その延在方向
は、オイルストレーナ1に近い端部4aが、オイルスト
レーナ1から遠い端部4bよりも車両前方に位置するよ
うに、平面視で車幅方向から車両前後方向に傾いてい
る。
【0023】なお、この各バッフルプレート4の延在方
向は、好ましくはオイルストレーナ1の中心を通るよう
に設定することが好ましい。上記各バッフルプレート4
の下端部における延在方向中央部を除いた部分は、図2
〜図4に示すように、その延在方向に軸を向けたピン等
からなる回転軸部材8に巻きつき且つかしめられること
で当該回転軸部材8と一体的になっている。その回転軸
部材8の両端部8aは、それぞれ支持部材9を介して軸
回転自在にオイルパン2の底面2cに支持されている。
なお、上記支持部材9は、オイルパン2の底面2cに溶
接にて固定され、また、回転軸部材8の各両端は、平板
状に潰されることで上記支持部材9から抜けないように
なっている。
【0024】これによって、バッフルプレート4は、回
転軸部材8周りに、車両前後方向に回動可能となってい
る。また、上記バッフルプレート4の下端部における延
在方向中央部は、上記回転軸部材8に巻きつくことな
く、3つの切欠きによって二つの板片部4b,4cが形
成されていて、一方の板片部4bは、車両前後方向前方
に若干折れ曲がっている。その一方の板状部4bは、バ
ッフルプレート4の本体が立設状態のときに、その先端
が、オイルパン2の底面2cに当接するようになってい
て、それ以上車両前後方向前方にバッフルプレート4が
倒れることを規制している。この一方の板片部4bが、
第2ストッパを構成する。
【0025】また、他方の板片部4cは、車両前後方向
後方に向けて、上記回転軸部材8の下側に巻きつき、そ
のまま斜め上方に延びて、第1ストッパを構成してい
る。なお、この第1ストッパ4cの形状等を調整するこ
とで、上記倒れ角度を最適な状態に設定できる。
【0026】これによって、バッフルプレート4が車両
前後方向後方に倒れることが許容されると共に、所定角
度だけ倒れると、他方の板片部の先端がオイルパン2の
底面2cに当接してそれ以上の倒れを阻止する。
【0027】次に、上記実施形態の作用等を説明する。
車両の走行中に、オイルパン2内のオイルは、オイルス
トレーナ1を通じてポンプに吸引されて、コントロール
バルブを介して変速制御等に使用されたり、トルクコン
バータや伝動歯車列の各部潤滑部に供給される。
【0028】そして、車両が制動状態となると、車両前
後方向前方に向かう慣性力によって、オイルパン2内の
オイルは、車両前後方向前方に移動するような油面変動
を生じて、前側に集る傾向となる。
【0029】このとき、オイルストレーナ1の位置を境
としてオイルパン2内を車両走行方向前室5と後室6と
に分けるバッフルプレート4は、後室6内のオイルによ
って車両前後方向前方に向かう力を受けるが、第2スト
ッパ4bによって前方に倒れることが阻止される。この
結果、後室6側のオイルは、バッフルプレート4によっ
て前室5側に移動することが大きく制限されて、後室6
におけるバッフルプレート4近傍の油面レベルの低下が
抑えられる。
【0030】これによって、車両が制動状態となって
も、オイルストレーナ1近傍の油面高さの低下が緩和さ
れて、オイルストレーナ1吸込み口1aがオイルから露
出することが防止される。
【0031】特に、バッフルプレート4の延在方向は、
オイルストレーナ1に近い端部4aが、オイルストレー
ナ1から遠い端部4bよりも車両前後方向前方に位置す
るように、車幅方向から傾斜しているため、バッフルプ
レート4に押しつけられた後室6のオイルは、バッフル
プレート4の延在方向に沿ってオイルストレーナ1の側
に誘導される結果、当該後室6のオイルがオイルストレ
ーナ1の周辺に集中してオイルストレーナ1周辺のオイ
ルレベルが上昇して、確実にオイルストレーナ1の吸込
み口1aがオイルから露出することが防止される。従っ
て、車両制動時と雖も、オイルストレーナ1の吸込み口
1aがオイルの存在しない空気中にさらされることがな
くなり、オイルストレーナ1から空気が吸い込まれてエ
ンジンの空吹けを生じたり、その後にショックが生ずる
といったようなことが回避される。
【0032】なお、上述のようにバッフルプレート4を
車幅方向から車両前後方向に傾けなくてもよい。この場
合であっても、バッフルプレート4に押しつけられた後
室6のオイルは、バッフルプレート4の延在方向両端側
の隙間に向けて左右に流れて、オイルストレーナ1周辺
のオイルレベル低下が回避される。
【0033】また、急発進等、車両が加速状態となる
と、車両前後方向後方に向かう慣性力によって、オイル
パン2内のオイルは、車両前後方向後方に移動するよう
な油面変動が生じて、後側に集る傾向となる。
【0034】このとき、オイルストレーナ1を境にオイ
ルパン2内を車両走行方向前室5と後室6とに分けるバ
ッフルプレート4は、前室5内のオイルによって車両前
後方向後方に向かう力を受けて、第1ストッパ4cがオ
イルパン2の底面2cに当接するまで、車両前後方向後
方(後室6側)に所定角度だけ回動するように倒れる。
【0035】このため、前室5のオイルは、バッフルプ
レート4による車両前後方向後方への移動制限が緩和さ
れる結果、オイルストレーナ1周辺の油面高さの低下が
緩和されて、オイルストレーナ1の吸込み口1aがオイ
ルから露出することが防止される。
【0036】特に、前室5側よりも後室6側の方が空間
が小さいので、前室5にあったオイルが後室6側に全て
移動しようとして、この点からもオイルストレーナ1周
辺の油面高さの低下が緩和される。
【0037】ちなみに、バッフルプレート4が可倒式で
無い場合には、バッフルプレート4に押しつけられたオ
イルは、バッフルプレート4の延在方向の車幅方向から
の傾き具合に応じて、オイルストレーナ1から離れる方
向に流れる傾向となって、オイルストレーナ1近傍の油
面高さの低下が懸念される。
【0038】また、上述のように、バッフルプレート4
が、一旦、車両前後方向後方側に倒れても、再び車両に
制動が掛かったり、急加速状態が終了すると、車両前後
方向後側に寄っていたオイルが前側に戻ろうとする当該
オイルの流れによって、バッフルプレート4は立設状態
に復帰する。
【0039】ここで、上記実施形態では、バッフルプレ
ート4が、オイルの油面変動に応じて車両前後方向後方
に揺動するようになっているが、これに限定されず、弱
いバネ定数のバネを上記回転軸部材8と支持部材9との
間に介装して、所定以上の力を受けた場合にのみバッフ
ルプレート4が車両前後方向後方に倒れ、且つ、倒れて
も、車両前後方向への力の負荷が無くなれば直ぐに自立
するようにしておいてもよい。
【0040】また、上記実施形態では、各バッフルプレ
ート4が全部、可倒式となっているが、これに限定され
ない。例えば、各バッフルプレート4を延在方向中央部
で左右二つに分割し、オイルストレーナ1側のバッフル
プレート部分だけを上述のような可倒式としてもよい。
このようにしておくと、車両加速時に、前室5にあった
オイルは、よりオイルストレーナ1側を通って後室6側
に移動する傾向となる。
【0041】また、上記実施形態では、回転軸部材8を
軸としてバッフルプレート4を回動可能にすることで、
当該バッフルプレート4を可倒式としているが、これに
限定されない。例えば、車両前後方向の一方にのみ撓み
可能な弾性体でバッフルプレート4を形成してもよい。
なお、この場合には、車両前後方向前方への倒れを阻止
するために、バッフルプレート4の前室5側位置に、倒
れ防止用の支柱を底面2cに複数個,設けて置くと良
い。
【0042】また、バッフルプレート4の倒れ量は、必
ずしも延在方向に沿って一様にする必要はなく、例え
ば、オイルストレーナ1側がより多く倒れるように設定
してもよい。
【0043】また、上記実施形態では、オイルストレー
ナ1が、車両前後方向後側にある場合を例に説明してい
るが、オイルストレーナ1が、車両前後方向前側に配置
される場合には、上記説明とは反対に、バッフルプレー
ト4を車両前後方向前方に倒れ可能とすると共に、バッ
フルプレート4におけるオイルストレーナ側端部が、他
方の端部よりも車両前後方向後方となるように、当該バ
ッフルプレート4の延在方向を車両幅方向から傾けると
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオイルパンを示す概
略上面図である。
【図2】図1における、X方向から見たバッフルプレー
トの図である。
【図3】図2における、Y方向から見たバッフルプレー
トの図である。
【図4】図2における、A−A図である。
【図5】従来のバッフルプレートの構造を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 オイルストレーナ 1a 吸込み口 2 オイルパン 2c 底面 4 バッフルプレート 4b 第2ストッパ 4c 第1ストッパ 8 回転軸部材 9 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方からオイルパン底面に向けてオイル
    吸込み口が突設すると共に、バッフルプレートによっ
    て、上記オイル吸込み口の位置を境に車両前後方向前室
    と後室とに仕切られたオイルパンにおいて、上記バッフ
    ルプレートは、車両前後方向のオイルの油面変動に応じ
    て、上記前室側又は後室側のうち、相対的に空間の小さ
    い室側に向けてだけ倒れ可能な状態で立設していると共
    に、当該バッフルプレートの延在方向は、平面視で、車
    幅方向に対して、上記オイル吸込み口に近い位置から遠
    い位置に向けて、上記前室又は後室のうちの相対的に空
    間の小さい室側に傾いていることを特徴とするオイルパ
    ン。
  2. 【請求項2】 上記バッフルプレートは、略車両前後方
    向の軸回りに揺動可能に軸支される共に、上記前室側及
    び後室側の一方への倒れ量を規制する第1ストッパと、
    上記前室側及び後室側の他方への倒れを規制する第2ス
    トッパとを、備えることを特徴とする請求項1に記載し
    たオイルパン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6080330B1 (ja) * 2016-06-14 2017-02-15 孝己 伊藤 壁面緑化ユニット

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