JP2797825B2 - 変速機のオイルパン - Google Patents
変速機のオイルパンInfo
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- oil pan
- oil filter
- baffle plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
溜しておくオイルパンに関するものである。
たオイルパン内の貯溜オイルを作動オイルとし、所定の
動力伝達及び変速制御を行う。
を司るコントロールバルブをオイルパンの上部開口にか
ぶさるようにして設置するのが常套であり、更にコント
ロールバルブの下方に上記オイルパン内へ侵入するよう
オイルフィルタを突設し、このオイルフィルタを経てオ
イルパンから吸入したオイルを媒体としてコントロール
バルブを介し変速制御するようにした変速機も車両用と
して提案されている。
ルパン内の作動オイル中に浸積されていると該伝動歯車
列の攪拌抵抗が大きくなって燃費の悪化を招くことか
ら、オイルパン内のオイルレベルを高くするには限界が
ある。
イルパン内のオイルが慣性でオイルパン前部に移動する
時、前記オイルフィルタがオイルの存在しない空気中に
さらされる傾向となり、この場合オイルフィルタから空
気が吸い込まれる。これにより一瞬、オイルプレッシャ
が低下し、この圧力で締結されるべき自動変速機内のク
ラッチやブレーキの一瞬の締結力不足を惹起してエンジ
ンの空吹けを生ずる。そして、車両減速度の低下でオイ
ルが元の位置に戻ると、オイルフィルタが再びオイル中
に浸積され、オイルプレッシャが所定の値にされてクラ
ッチやブレーキが元の締結状態に戻る。しかして、この
時エンジンの空吹け分のエネルギーがショックを生じさ
せることとなり、かかるショックや上記エンジンの空吹
けは自動変速機の商品価値を著しく低下させる。
車両後方部分よりも幅広にされた形状の場合特に顕著と
なる。
口にかぶさるよう設置した変速制御用のコントロールバ
ルブの下方にオイルパン内へ侵入するようオイルフィル
タを突設した自動変速機の場合、オイルフィルタを境に
車両前後方向にオイルパン内を分離し易く、これにより
上記の問題を解消しようとするものである。
オイルパンは、変速機ケースの下部に取着されてオイル
を貯溜するオイルパンの上部開口にコントロールバルブ
をかぶせて設け、該コントロールバルブの下方に前記オ
イルパン内へ侵入するようオイルフィルタを突設し、こ
のオイルフィルタを経てオイルパンから吸入したオイル
を媒体として前記コントロールバルブを介し変速制御す
るようにした車両の変速機において、前記オイルフィル
タを境にオイルパン内を車両走行方向前室と後室とに分
けるバッフルプレートを設け、該バッフルプレートを、
オイルフィルタに近い端部が遠い端部よりも車両前方に
位置するよう傾斜させたものである。
トはオイルフィルタの中心部に向くよう傾斜させるの
が、前記問題解決を一層確実にする上で好ましい。
のワイヤハーネスを配索する必要があり、このワイヤハ
ーネスは上記コントロールバルブ及びバッフルプレート
間にも通す必要が生ずる。この場合ワイヤハーネスを支
えるバッフルプレートの上縁部位にワイヤハーネス支持
面積を大きくするための切曲片を設けるのが、ワイヤハ
ーネスの切損防止上好ましい。
ら吸入したオイルを媒体として前記コントロールバルブ
を介し変速制御され、車両を所定変速段で走行させる。
ところでこの走行中の車両制動時、オイルパン内のオイ
ルは慣性でオイルパン前部に移動する傾向となる。
ン内を車両走行方向前室と後室とに分けるバッフルプレ
ートを設け、また特に該バッフルプレートを、オイルフ
ィルタに近い端部が遠い端部よりも車両前方に位置する
よう傾斜させた構成故に、上記後室のオイルが前室への
移動を大きく制限されるとと共に、後室のオイルがオイ
ルフィルタ周辺に集中してオイルフィルタ周辺のオイル
レベルを上昇させるため、オイルフィルタが制動時と雖
もオイルの存在しない空気中にさらされることがなくな
り、オイルフィルタから空気が吸い込まれてエンジンの
空吹けを生じたり、その後にショックが生ずるといった
ような、前記従来構造による問題を解消することができ
る。
レートをオイルフィルタの中心部に向くよう傾斜させる
場合、上記問題解決を一層確実なものにし得る。
レートの上縁部位にワイヤハーネス支持面積を大きくす
るための切曲片を設ける場合、コントロールバルブに配
索した変速制御信号用ワイヤハーネスのうち、コントロ
ールバルブ及びバッフルプレート間に通すハーネス部分
の切損防止を図ることができ、信頼性の向上を実現し得
る。
説明する。図1は本発明オイルパンの一実施例を示す平
面図で、図2及び図3は夫々同じくそのA−O−A及び
B−B線上における断面図である。オイルパン1は変速
機の作動オイルを貯溜するため全体的に皿形状に形成
し、上部開口縁に連続フランジ1aを設けてこれを介し
オイルパン1を図示せざる変速機ケースの下部に取着す
る。オイルパン1には更にその底部に補強用のリブ1b
を形成すると共にドレンボルト1cを設ける。
せざる変速機ケースの下部に取着してオイルパン1の上
部開口にかぶさるように配置し、該コントロールバルブ
2の下面にオイルフィルタ3をボルト4で取り付ける。
そしてオイルフィルタ3は、その下端におけるフィルタ
エレメント3aがオイルパン1の底面に近接するようオ
イルパン1内に突出させて配置する。
内を車両走行方向前室5と後室6とに、僅かな隙間をも
って分離するバッフルプレート7,8を設ける。これら
バッフルプレート7,8は夫々オイルパン1の底面に沿
って延在する切曲突耳7a,8aを有し、該突耳をオイ
ルパン1の底面にスポット溶接9,10で固着してバッ
フルプレート7,8をオイルパン1に取り付ける。但し
この際、バッフルプレート7,8は、オイルフィルタ3
に近い端部7b,8bがオイルフィルタ3から遠い端部
7c,8cよりも車両前方に位置するよう傾斜させ、こ
の傾斜を好ましくはバッフルプレート7,8がオイルフ
ィルタ3(詳しくはフィルタエレメント3a)の中心O
(図1参照)に向くような傾斜とする。なお、オイルフ
ィルタ3から遠いバッフルプレート7,8の端部7c,
8cはオイルパン1の内周壁に沿うよう切曲し、該オイ
ルパン内周壁に衝接させる。
速制御信号用ワイヤハーネス11のうち、コントロール
バルブ2及びバッフルプレート7,8間に通すべき部分
は、対応するバッフルプレート(図示例では7)の上縁
部位に切曲片7dを設定して形成した隙間に通し、該切
曲片7dによりバッフルプレートのワイヤハーネス支持
面積を大きくしてワイヤハーネスの切損防止を図るのが
好ましい。
パン1内のオイルは図示せざるポンプによりオイルフィ
ルタ3を経て吸い上げられ、一方でコントロールバルブ
2による自動変速機の変速制御に供され、このコントロ
ールバルブ2は他方で吸入オイルを自動変速機のトルク
コンバータや伝動歯車列の各部潤滑部に供給する。かよ
うにして自動変速機は所定の動力伝達が可能で、車輪の
駆動により車両の走行を可能ならしめる。
内のオイルは図3に油面レベルを12及び13で示すよ
うに慣性によりオイルパン内を前方に移動する傾向とな
る。ところで、オイルフィルタ3を境にオイルパン1内
を車両走行方向前室5と後室6とに分けるバッフルプレ
ート7,8を設け、また特にこれらバッフルプレートを
オイルフィルタ3に近い端部7b,8bがオイルフィル
タ3から遠い端部7c,8cよりも車両前方に位置する
よう傾斜させた構成になるから、上記後室6のオイルが
前室5への移動を大きく制限されるとと共に、後室6の
オイルがオイルフィルタ3周辺に集中してオイルフィル
タ周辺のオイルレベルを上昇させるため、オイルフィル
タが車両制動時と雖もオイルの存在しない空気中にさら
されることがなくなり、オイルフィルタから空気が吸い
込まれてエンジンの空吹けを生じたり、その後にショッ
クが生ずるといったような、従来構造による問題を解消
することができる。
レート7,8をオイルフィルタ3の中心部Oに向くよう
傾斜させる構成としたから、上記問題解決を一層確実な
ものにし得る。
ルプレート7の上縁部位にワイヤハーネス支持面積を大
きくするための切曲片7dを設けた図示例では、コント
ロールバルブ2に配索した変速制御用ワイヤハーネス1
1のうち、コントロールバルブ2及びバッフルプレート
7間に通すハーネス部分の切損防止を図ることができ、
信頼性の向上を実現し得る。
に記載の如くにバッフルプレートを設けてオイルパン内
を、オイルフィルタより車両進行方向前方の室と後方の
室とに分離し、且つバッフルプレートをオイルフィルタ
に近い端部が他端部よりも車両進行方向前方に位置する
よう傾斜させたから、車両制動時に後室のオイルが前室
への移動を大きく制限されるとと共に、後室のオイルが
オイルフィルタ周辺に集中してオイルフィルタ周辺のオ
イルレベルを上昇させることができ、オイルフィルタが
制動時と雖もオイルの存在しない空気中にさらされるこ
とがなくなり、オイルフィルタから空気が吸い込まれて
エンジンの空吹けを生じたり、その後にショックが生ず
るといったような問題を解消することができる。
ルプレートをオイルフィルタの中心部に向くよう傾斜さ
せる場合、上記問題解決を一層確実なものにし得る。
ネスを支えるバッフルプレートの上縁部位にワイヤハー
ネス支持面積を大きくするための切曲片を設ける場合、
コントロールバルブに配索した変速制御信号用ワイヤハ
ーネスのうち、コントロールバルブ及びバッフルプレー
ト間に通すハーネス部分の切損防止を図ることができ、
信頼性の向上に寄与する。
る。
る断面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 変速機ケースの下部に取着されてオイル
を貯溜するオイルパンの上部開口にコントロールバルブ
をかぶせて設け、該コントロールバルブの下方に前記オ
イルパン内へ侵入するようオイルフィルタを突設し、こ
のオイルフィルタを経てオイルパンから吸入したオイル
を媒体として前記コントロールバルブを介し変速制御す
るようにした車両の変速機において、 前記オイルフィルタを境にオイルパン内を車両走行方向
前室と後室とに分けるバッフルプレートを設け、 該バッフルプレートを、オイルフィルタに近い端部が遠
い端部よりも車両前方に位置するよう傾斜させたことを
特徴とする変速機のオイルパン。 - 【請求項2】 請求項1において、前記バッフルプレー
トを前記オイルフィルタの中心部に向くよう傾斜させた
ことを特徴とする変速機のオイルパン。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記コントロ
ールバルブ及びバッフルプレート間に通したワイヤハー
ネスを支えるバッフルプレートの上縁部位にワイヤハー
ネス支持面積を大きくするための切曲片を設けたことを
特徴とする変速機のオイルパン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079900A JP2797825B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 変速機のオイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079900A JP2797825B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 変速機のオイルパン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280619A JPH05280619A (ja) | 1993-10-26 |
JP2797825B2 true JP2797825B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13703160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4079900A Expired - Lifetime JP2797825B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 変速機のオイルパン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797825B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242365A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | オーバーフローチューブ |
JP4187038B2 (ja) | 2006-11-16 | 2008-11-26 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機のオイル吸入装置 |
JP5045369B2 (ja) * | 2007-10-23 | 2012-10-10 | トヨタ自動車株式会社 | オイル吸入装置 |
JP5061950B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2012-10-31 | 日産自動車株式会社 | オイルフィルタ |
WO2015198732A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | ジヤトコ株式会社 | オイルパン |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP4079900A patent/JP2797825B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05280619A (ja) | 1993-10-26 |
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