JP4187038B2 - 自動変速機のオイル吸入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機のオイル吸入装置に関し、特に、オイルパンに貯留されたオイルを吸入する自動変速機のオイル吸入装置に関する。
車両に搭載される変速機が従来から知られている。
たとえば、特開2000−46155号公報(特許文献1)においては、無段変速装置を収納する第1室と発進装置を含む駆動力伝達装置を収納する第2室とを有するハウジングを備えた車両用変速機において、潤滑油をオイルパンに戻すための油路を各室にそれぞれ設けることが記載されている。
また、特開平11−257468号公報(特許文献2)においては、自動変速機のオイルストレーナの周りを閉じた状態で油面レベルに応じて上下方向に移動可能な平面プレートを設けることが記載されている。
また、特開平11−22811号公報(特許文献3)においては、自動変速機のオイルストレーナの吸込口がオイルパンの底部に対して可動となるように構成することが記載されている。
特開2000−46155号公報 特開平11−257468号公報 特開平11−22811号公報
オイルパンの貯留されたオイルを吸入する際、貯留されたオイルの液面が低いと、吸入口からエアが吸い込まれる場合がある。特許文献1に記載の変速機では、各装置の潤滑等に使用されたオイルは、各装置から下方に流れ落ち、オイルパンに戻されるが、オイルパンの各部に戻されるオイル量には、構造上ばらつきが生じるため、相対的にオイルの戻り量が少ない部分からは、エアの吸い込みが起こりやすくなる。このような問題は、オイルの粘度が高くなり、オイルパンへの戻り量が少なくなる低温時においてとくに顕著である。
なお、特許文献2,3においては、上記のようなエアの吸い込みを防止することを意図することが記載されているが、オイルパンへのオイルの戻り量が少ない箇所において選択的にエアの吸い込みを防止することは記載されていない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、オイルパンへのオイル戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みが抑制された自動変速機のオイル吸入装置を提供することにある。
本発明に係る自動変速機のオイル吸入装置は、1つの局面では、底面を有し、自動変速機の各部に供給されたオイルが戻されて貯留されるオイルパンと、オイルパンの上方に位置する下面を有する上方部材と、オイルパンに貯留されたオイルを吸入する吸入口と、オイルパンにおけるオイルの戻り量が相対的に少ない部分と吸入口との間に選択的に設けられ、オイルパンの底面から上方部材の下面に達し、オイルの流れを遮断する遮断部とを備える。
上記構成によれば、オイルの戻り量が相対的に少ない部分と吸入口との間に選択的に遮断部を設けることで、オイルパンへのオイル戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みを効果的に抑制することができる。
なお、上記構成において、「遮断部」は、オイルパン内のオイルの液面が上昇した場合には、オイルの流れを許容する場合がある。
好ましくは、上記自動変速機のオイル吸入装置において、遮断部は、オイルパンの底面と上方部材の下面との間隔に応じて変形可能である。
上記構成によれば、遮断部が変形することで、オイルパンと上方部材との間隔の寸法誤差を吸収することができる。結果として、オイルパンへのオイル戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みをより効果的に抑制することができる。
好ましくは、上記自動変速機のオイル吸入装置において、遮断部は弾性部材を含む。これにより、オイルパンの底面と上方部材の下面との間隔に応じて簡単に遮断部を変形させることができる。
本発明に係る自動変速機のオイル吸入装置は、他の局面では、底面を有し、自動変速機の各部に供給されたオイルが戻されて貯留されるオイルパンと、オイルパンに貯留されたオイルを吸入する吸入口と、吸入口の周囲に設けられ、オイルパンにおけるオイルの戻り量が相対的に多い部分と吸入口との間に開口部を有する壁状部材とを備え、壁状部材は、オイルパンに貯留されたオイルの液面の高さに応じて吸入口に対して上下に移動可能であり、該壁状部材は、最下位置に移動したときにはその下端がオイルパンの底面に接触し、かつ、最下位置より上側に移動したときにはその下端がオイルパンの底面と離間する。
上記構成によれば、オイルの液面が低いときには、オイルパンにおけるオイルの戻り量が相対的に少ない部分から吸入口に向かうオイルの流れが壁状部材により選択的に遮断され、オイルの液面が高いときには、吸入口に向かう全方向からのオイルの流れが許容される。したがって、オイルの液面が低いときには、オイルパンへのオイル戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みを効果的に抑制するとともに、オイルの液面が高いときには、吸入口からのオイルの吸入を効率的に行なうことが可能になる。
好ましくは、上記自動変速機のオイル吸入装置は、オイルパンの上方に位置する下面を有する上方部材をさらに備え、壁状部材は、少なくとも上方部材の下面に達するように設けられる。
上記構成によれば、壁状部材が上方部材の下面に達することで、エアの吸い込みをより確実に抑制することができる。
好ましくは、上記自動変速機のオイル吸入装置において、壁状部材は、オイルよりも比重の小さい素材を含み、オイルパンに貯留されたオイルの液面高さに応じて浮上するように構成される。
上記構成によれば、オイルの液面高さに応じて壁状部材による遮断の切換えを自動的に行なうことができる。
好ましくは、上記自動変速機のオイル吸入装置において、オイルの戻り量が相対的に多い部分は、第1部分と、該第1部分よりもオイルの戻り量が多い第2部分とを含み、開口部は、第1部分と吸入口との間に位置する第1開口部と、第2部分と吸入口との間に位置する第2開口部とを含み、第2開口部は、第1開口部よりも広く形成される。
上記構成によれば、効率的にオイルの吸入を行なうとともに、オイルの戻り量が多い部分においても、エアの吸い込みが生じることを抑制することができる。
1つの例として、上記自動変速機のオイル吸入装置において、壁状部材は円筒状に形成される。この場合、壁状部材は、該壁状部材の外周面から径方向外方に突出する突起部を含む。
上記構成によれば、壁状部材の外周面から径方向外方に突出する突起部を設けることで、壁状部材の回転を抑制することができる。
1つの例として、上記自動変速機のオイル吸入装置において、上方部材はオイルストレーナを含み、吸入口から吸入されたオイルはオイルストレーナに導かれる。
なお、上記「自動変速機」は、変速機と駆動軸とが一体に形成されたハイブリッド車両の動力伝達装置、および、変速機のみを有する装置をいずれも含む。
本発明によれば、自動変速機のオイル吸入装置において、オイルを吸入する吸入口からのエアの吸い込みを抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置が設けられた自動変速機のケースの下面図である。また、図2は、上記自動変速機のオイル吸入装置が設けられたオイルパンの下面図である。図1,図2中の上側にはエンジンが配設され、図1,図2中の右側(車両前方側)にはオイルクーラが設けられ、図1,図2中の左側(車両後方側)にはディファレンシャル機構が配設され、図1,図2中の下側にはリアカバーが配設されている。
図1,図2を参照して、自動変速機は、オイルパン100と、オイルパン100内のオイルを吸入する吸入口200と、吸入口200に隣接する位置に設けられる弾性壁300とを含んで構成される。
オイルパン100には、オイルが貯留されている。オイルパン100に貯留されたオイルは、吸入口200に吸入される。吸入口200に吸入されたオイルは、自動変速機1の各部に供給された後、オイルパン100に流れ落ちる。このように、自動変速機1のケース内では、オイルが循環している。
自動変速機1は、車両に搭載されるものであるため、様々な温度下で使用される。自動変速機1が低温(たとえば−20℃〜−30℃の極低温)の下で使用されるときは、オイルの粘度が高くなる。この結果、自動変速機1の各部に供給されたオイルがオイルパン100に戻りにくくなり、オイルパン100のオイルの液面が低下する傾向にある。
自動変速機1におけるエンジン側(図1,図2中の上側)に位置する部分(図1中のα部に相当する部分)には、油圧制御装置であるバルブボディからオイルポンプ、ロックアップ機構、プラネタリギヤ機構などの各機構に作動油や潤滑油などを供給するための油路2が配設される。油路2が設けられることにより、ケース内の隙間が狭くなる。したがって、自動変速機1のエンジン側では、オイルパン100にオイルが流れ落ち難い傾向にある。
自動変速機1における車両の前方側(図1,図2中の右側)に位置する部分には、オイルクーラからの戻り油路が形成される。しかしながら、低温時、低スロットル時には、オイルクーラにおけるオイル流量が少なくなるので、オイルクーラからのオイルの戻り量も少なくなる傾向にある。したがって、低温時、低スロットル時には、自動変速機1の車両前方側でも、オイルパン100にオイルが流れ落ち難い傾向にある。
これに対し、自動変速機1における車両の後方側(図1,図2中の左側)に位置する部分、および、自動変速機1におけるリアカバー側(図1,図2中の下側)に位置する部分では、ケース内の隙間も比較的大きく、車両の前方側およびエンジン側よりも多いオイル戻り量が確保される。
上記のように、オイルパン100へのオイルの戻り量には、ばらつきがある。ここで、上述のように、低温時にオイルパン100のオイルの液面が全体的に低下すると、オイルの戻り量が少ない部分から吸入口200にエアが吸い込まれることが懸念される。図1,図2の例では、矢印C,Dの方向からの流れよりも矢印A,Bの方向からの流れにエアが含まれやすい傾向にある。
車両に搭載される自動変速機においては、小型化が促進されることにより、ケース内面とケース内の収容物との隙間が狭くなる傾向にあり、高温時にブリーザからの吹き出しが生じやすくなっている。このような状況下では、ケース内のオイル量を減少させることが求められる。ケース内のオイル量を低減させた結果、オイルパン100のオイルの液面が低下しやすくなり、低温時のエアの吸い込みを抑制することは重要な課題である。
本実施の形態では、矢印A,Bからの流れを遮断するために、吸入口200に対してエンジン側(図1,図2中の上側)および車両の前方側(図1,図2中の右側)に、選択的に弾性壁300を設けている。これにより、矢印A,Bからの流れに含まれるエアが吸入口200に吸い込まれることを抑制することができる。
図3は、比較例に係るオイル吸入装置を示す図である。図3の例では、オイルパン100の上方に、オイルストレーナ210およびバルブボディ220が設けられている。オイルストレーナ210およびバルブボディ220には、吸入口200に吸入されたオイルが導かれる。そして、本比較例では、本実施の形態における弾性壁300に代えて、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との間にリブ300Aが設けられている。
図3の例において、図1,図2の例と同様に、吸入口200に対してエンジン側および車両の前方側のみに選択的にリブ300Aを設けることで、エアが含まれやすい方向の流路抵抗を増大させることができる。しかしながら、このようにした場合にも、リブ300Aとオイルパン100の底面との間に隙間が残存している場合、吸入口200へのエアの吸い込みを確実に防止することは困難である。
図4は、本実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置を示す図である。図4を参照して、本実施の形態においては、弾性壁300によりオイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との間を完全に遮断している。このような弾性壁300をエアが含まれやすい流れを遮断するように設けることで、吸入口200へのエアの吸い込みを確実に防止することができる。
弾性壁300は、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との間で弾性変形可能な素材(たとえばゴム)などにより構成される。弾性壁300の素材として弾性の高いものを用いることで、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との隙間の寸法誤差を吸収したり、走行時の飛び石や悪路走行などによりオイルパン100が変形した場合にオイルストレーナ210やバルブボディ220にダメージが及ぶことを抑制することができる。
次に、図5〜図7を用いて、弾性壁300の設置方法の例について説明する。図5の例では、オイルストレーナ210の下面に弾性壁300を取り付けている。そして、この弾性壁300をオイルパン100の底面に押付けることで、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との隙間を遮断する。図6の例では、オイルパン100の底面に弾性壁300を取り付けている。そして、この弾性壁300にオイルストレーナ210の下面を押付けることで、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との隙間を遮断する。図7の例では、オイルストレーナ210の下面に、弾性壁300の一部を受け入れるガイド部を形成した上で、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面とで弾性壁300を挟持することで、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との隙間を遮断する。
上述した本実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置によれば、オイルの戻り量が相対的に少ない部分と吸入口200との間に選択的に弾性壁300を設けることで、オイルパン100へのオイルの戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みを効果的に抑制することができる。
また、上記装置においては、弾性壁300が、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との間隔に応じて変形することで、オイルパン100とオイルストレーナ210との間隔の寸法誤差を吸収することができる。結果として、オイルパン100へのオイルの戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みをより効果的に抑制することができる。
次に、図8〜図11を用いて、本実施の形態に係るオイル吸入装置の変形例について説明する。なお、図8は、当該変形例におけるオイル液面の低い状態を示す図であり、図9は、図8におけるIX−IX断面図であり、図10は、上記変形例におけるオイル液面の高い状態を示す図である。また、図11は、図8〜図10に示されるオイル吸入装置に含まれる円筒部材を示す図である。
図8〜図11を参照して、本変形例に係るオイル吸入装置は、上述の弾性壁300に代えて、円筒部材310を有する。円筒部材310は、吸入口200を取り囲むように設けられる。また、円筒部材310は、開口部311C,311Dを有している。開口部311Cは、吸入口200に対してディファレンシャル機構側に設けられており、矢印C方向からのオイルを受け入れる。また、開口部311Dは、吸入口200に対してリアカバー側に設けられており、矢印D方向からのオイルを受け入れる。なお、円筒部材310には、図9,図11に示されるように、突出部312が設けられているため、円筒部材310の回転は抑制されている。
円筒部材310は、オイル400よりも比重の小さい素材により構成される。したがって、図8に示すように、オイル400の液面が低い場合には、円筒部材310の下端がオイルパン100の底面と接触し、図10に示すように、オイル400の液面が高い場合には、円筒部材310が浮上してその下端がオイルパン100の底面と離間する。したがって、オイル400の液面が低い場合(すなわち、矢印A,Bの方向からのエアの吸い込みが生じやすい場合)には、矢印C,Dの方向から吸入口200に向かうオイルの流れのみが許容され、オイル400の液面が高い場合(すなわち、エアの吸い込みが生じにくい場合)には、全方向から吸入口200に向かうオイルの流れが許容される。この結果、オイル400の液面が低い場合のエアの吸い込みを抑制しながら、オイル400の液面が高い場合にはオイルの吸入効率を向上させることができる。
なお、上記の例では、開口部311C,311Dは、それぞれ略同じ大きさに形成されているが、開口部311Cが2つ形成されているのに対し、開口部311Dは1つだけ形成されている。すなわち、開口部311Cは、開口部311Dよりも広く開口されている。このようにすることで、矢印Dの方向からのオイルよりも矢印Cの方向からのオイルをより受け入れやすくなる。したがって、最もオイルの戻り量が多い車両の後方側(ディファレンシャルギヤ機構側)から効率的にオイル400の吸入を行なうとともに、エンジン側や車両の前方側よりはオイルの戻り量が多いものの車両の後方側よりはオイルの戻り量が少ないリアカバー側からのエアの吸い込みを抑制することができる。
なお、上記の例では、開口部311Cの数を開口部311Dの数よりも多くすることにより開口部311Cを開口部311Dよりも広く開口させるようにしたが、開口部311Cの数と開口部311Dの数とが同じ場合(または開口部311Cの数が開口部311Dの数よりも少ない場合)であっても、各々の開口部311Cの大きさを開口部311Dよりも大きくすることで、開口部311Cを開口部311Dよりも広く開口させることは可能である。
上述した本実施の形態の変形例に係る自動変速機のオイル吸入装置によれば、オイルパン100内のオイル400の液面が低いときには、オイルパン100におけるオイル400の戻り量が相対的に少ない部分から吸入口200に向かうオイルの流れが円筒部材310により選択的に遮断され、オイル400の液面が高いときには、吸入口200に向かう全方向からのオイル400の流れが許容される。したがって、オイル400の液面が低いときには、オイルパン100へのオイル戻り量が少ない部分からのエアの吸い込みを効果的に抑制するとともに、オイル400の液面が高いときには、吸入口200からのオイル400の吸入を効率的に行なうことが可能になる。
また、上記装置においては、オイルパン100に貯留されたオイル400の液面高さに応じて浮上するように円筒部材310が構成されることで、オイル400の液面高さに応じて円筒部材310による遮断の切換えを自動的に行なうことができる。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置は、1つの局面では、図1,図2,図4に示すように、自動変速機の各部に供給されたオイルが戻されて貯留されるオイルパン100と、オイルパン100の上方に位置する「上方部材」としてのオイルストレーナ210と、オイルパン100に貯留されたオイルを吸入する吸入口200と、オイルパン100におけるオイルの戻り量が相対的に少ない部分と吸入口200との間に選択的に設けられ、オイルパン100の底面からオイルストレーナ210の下面に達し、オイルの流れを遮断する「遮断部」としての弾性壁300(弾性部材)とを備える。弾性壁300は、オイルパン100の底面とオイルストレーナ210の下面との間隔に応じて変形可能である。
なお、図8〜図11に示される円筒部材310は、オイルパン100内のオイル400の液面が低い場合には、矢印Aおよび矢印Bの方向からのオイルの流れを選択的に遮断するので、弾性壁300と同様に「遮断部」を構成するものである。
本実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置は、他の局面では、図8〜図11に示すように、オイルパン100と、オイルストレーナ210と、吸入口200と、吸入口200の周囲に設けられ、オイルパン100におけるオイル400の戻り量が相対的に多い部分と吸入口200との間に開口部311A,311Bを有する「壁状部材」としての円筒部材310とを備え、円筒部材310は、オイルパン100に貯留されたオイル400の液面の高さに応じて吸入口200に対して上下に移動可能であり、円筒部材310は、最下位置に移動したときにはその下端がオイルパン100の底面に接触し、かつ、最下位置より上側に移動したときにはその下端がオイルパン100の底面と離間する。
なお、上記「壁状部材」は、必ずしも円筒部材310に限定されず、たとえば多角形の筒状部材であってもよい。多角形の筒状部材を用いた場合には、円筒部材310のように突出部312を設けなくても、回転を防止することができる。また、「壁状部材」は筒状の部材に限定されず、たとえばオイル戻り量が少ない部分と吸入口200との間に選択的に設けられた平板状の部材であってもよい。
なお、オイル400の戻り量が相対的に多い部分は、リアカバー側に位置する「第1部分」と、ディファレンシャル機構側に位置し、リアカバー側に位置する「第1部分」よりもオイル400の戻り量が多い「第2部分」とを含み、開口部は、リアカバー側に位置する「第1開口部」としての開口部311Dと、ディファレンシャル機構側に位置する「第2開口部」としての開口部311Cとを含む。開口部311Cは、開口部311Dよりも広く開口するように形成されている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置が設けられた自動変速機のケースの下面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置が設けられたオイルパンの下面図である。 比較例に係るオイル吸入装置を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置を示す図である。 図4に示されるオイル吸入装置に含まれる弾性壁の設置方法の一例を示す図である。 図4に示されるオイル吸入装置に含まれる弾性壁の設置方法の他の例を示す図である。 図4に示されるオイル吸入装置に含まれる弾性壁の設置方法のさらに他の例を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置の変形例におけるオイル液面の低い状態を示す図である。 図8におけるIX−IX断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る自動変速機のオイル吸入装置の変形例におけるオイル液面の高い状態を示す図である。 図8〜図10に示されるオイル吸入装置に含まれる円筒部材を示す図である。
符号の説明
1 自動変速機、2 油路、100 オイルパン、200 吸入口、210 オイルストレーナ、220 バルブボディ、300 弾性壁、300A リブ、310 円筒部材、311C,311D 開口部、312 突出部、400 オイル。

Claims (8)

  1. 底面を有し、自動変速機の各部に供給されたオイルが戻されて貯留されるオイルパンと、
    前記オイルパンの上方に位置する下面を有する上方部材と、
    前記オイルパンに貯留されたオイルを吸入する吸入口と、
    前記オイルパンにおける前記オイルの戻り量が相対的に少ない部分と前記吸入口との間に選択的に設けられ、前記オイルパンの底面から前記上方部材の下面に達し、前記オイルの流れを遮断する遮断部とを備えた、自動変速機のオイル吸入装置。
  2. 前記遮断部は、前記オイルパンの底面と前記上方部材の下面との間隔に応じて変形可能である、請求項1に記載の自動変速機のオイル吸入装置。
  3. 前記遮断部は弾性部材を含む、請求項2に記載の自動変速機のオイル吸入装置。
  4. 底面を有し、自動変速機の各部に供給されたオイルが戻されて貯留されるオイルパンと、
    前記オイルパンに貯留されたオイルを吸入する吸入口と、
    前記吸入口の周囲に設けられ、前記オイルパンにおける前記オイルの戻り量が相対的に多い部分と前記吸入口との間に開口部を有する壁状部材とを備え、
    前記壁状部材は、前記オイルパンに貯留された前記オイルの液面の高さに応じて前記吸入口に対して上下に移動可能であり、該壁状部材は、最下位置に移動したときにはその下端が前記オイルパンの底面に接触し、かつ、前記最下位置より上側に移動したときにはその下端が前記オイルパンの底面と離間する、自動変速機のオイル吸入装置。
  5. 前記オイルパンの上方に位置する下面を有する上方部材をさらに備え、
    前記壁状部材は、少なくとも前記上方部材の下面に達するように設けられる、請求項4に記載の自動変速機のオイル吸入装置。
  6. 前記壁状部材は、前記オイルよりも比重の小さい素材を含み、前記オイルパンに貯留された前記オイルの液面高さに応じて浮上するように構成される、請求項4または請求項5に記載の自動変速機のオイル吸入装置。
  7. 前記オイルの戻り量が相対的に多い部分は、第1部分と、該第1部分よりも前記オイルの戻り量が多い第2部分とを含み、
    前記開口部は、前記第1部分と前記吸入口との間に位置する第1開口部と、前記第2部分と前記吸入口との間に位置する第2開口部とを含み、
    前記第2開口部は、前記第1開口部よりも広く形成される、請求項4から請求項6のいずれかに記載の自動変速機のオイル吸入装置。
  8. 前記壁状部材は円筒状に形成され、該壁状部材の外周面から径方向外方に突出する突起部を含む、請求項4から請求項7のいずれかに記載の自動変速機のオイル吸入装置。
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