JP2005076512A - 乾式潤滑装置 - Google Patents

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Takao Suzuki
孝男 鈴木
Hirohisa Takano
裕久 高野
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Abstract

【課題】 無駄なエネルギー消費を低減して、燃料消費率を低減することができ、また、機関出力の有効利用を図ることができ、更に、振動や騒音を低減することが可能な乾式潤滑装置を提供する。
【解決手段】ECU6は、液面センサS1から送られる検出値からオイルパン13内における潤滑油の液面高さが所定値を越えたと判定した場合や液面センサS2から送られる検出値から潤滑油タンク2内における潤滑油の液面高さが所定値未満になったと判定した場合には潤滑油排出ポンプ4を作動させて、液面センサS1から送られる検出値からオイルパン13内における潤滑油の液面高さが所定値未満になったと判定した場合や液面センサS2から送られる検出値から潤滑油タンク2内における潤滑油の液面高さが所定値を越えたと判定した場合には潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クランク室外に設けた潤滑油タンクからポンプで潤滑油を供給する乾式潤滑装置に関するものである。
潤滑装置には、その潤滑方式により、湿式潤滑装置(慣用的にはウェットサンプ潤滑装置とも呼ばれる)と乾式潤滑装置(慣用的にはドライサンプ潤滑装置とも呼ばれる)がある。後者の乾式潤滑装置は、クランク室の外に設けた潤滑油タンクからポンプで潤滑油を供給し、循環させ潤滑する装置である。この乾式潤滑装置には、一般的に、潤滑油タンクから機関に潤滑油を送る潤滑油ポンプ(慣用的にはオイルポンプとも呼ばれる)と、機関内のオイルパンに溜められた潤滑油を吸い上げて、吸い上げた潤滑油を潤滑油タンクに送る潤滑油排出ポンプ(慣用的にはスカベンジングポンプとも呼ばれる)が備えられている。
かかる乾式潤滑装置においては、潤滑油ポンプ及び潤滑油排出ポンプのいずれについても、常時作動させていた。しかし、潤滑油ポンプについては、機関内に常に潤滑油を供給しなければならないため、常時作動させる必要があるが、潤滑油排出ポンプは必ずしも常時作動させる必要はないと考えられる。必要以上に潤滑油排出ポンプを作動させることは、当該ポンプを駆動させるために無駄なエネルギーを消費することになる。そのため、必要以上に燃料消費率が増加してしまい、また、加速能力を悪化させる原因にもなる。また、潤滑油排出ポンプは、一般的に、振動や騒音が大きいため、必要以上に潤滑油排出ポンプを作動させるのは望ましくない。
また、潤滑油排出ポンプは、一般的には、潤滑油と同時に泡や空気なども吸い込むことができるほど、吸い込み力の大きい、ポンプ容量の大きなものが用いられる。しかし、機関に潤滑油を送り込むときに、潤滑油に空気が混ざっていると潤滑機能が低下する。そのため、潤滑油タンクには、気液を分離する機能が備えられている。しかし、機関に送り込む潤滑油への空気の混入を確実に防止するためには、潤滑油排出ポンプは、極力空気を吸い込まない方が望ましい。従って、極力空気を吸い込まないという観点からは、吸い込み力の小さい、ポンプ容量の小さな潤滑油排出ポンプを用いるのが望ましい。
ここで、ポンプ容量が大きいと、高速でのコーナリングや加速・減速時等において、オイルパン内で潤滑油が偏ってしまった場合でも、潤滑油排出ポンプは、空気と共に潤滑油を吸い取ることができる。しかし、ポンプ容量が大きいと、フリクションが増大する不具合がある。一方、ポンプ容量が小さくなると、フリクションは減少する。しかし、オイルパン内で潤滑油が偏ると、潤滑油排出ポンプは空気のみを吸い込み、潤滑油を吸い込まない状態になる場合がある。この場合、潤滑油排出ポンプを作動する意味がないばかりか、潤滑油タンクに空気ばかりを送り込んでしまうため、上述のように望ましいことではない。
なお、本発明に関連する技術としては、例えば、特許文献1に開示された技術がある。
特開平6−346712号公報
本発明の目的の一つとしては、無駄なエネルギー消費を低減して、燃料消費率を低減することが挙げられる。
また、本発明の他の目的の一つとしては、機関出力の有効利用を図ることが挙げられる。
また、本発明の他の目的の一つとしては、振動や騒音を低減することが挙げられる。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、潤滑油排出ポンプを作動させる必要がない場合には、潤滑油排出ポンプの作動を停止させる構成を採用した。本発明の構成を採用したことにより、無駄なエネルギー消費を低減させることができた。
より具体的な本願発明の乾式潤滑装置としては、
潤滑油タンクから機関に潤滑油を送る潤滑油ポンプと、
機関内のオイルパンに溜められた潤滑油を吸い上げて、該潤滑油を潤滑油タンクに送る潤滑油排出ポンプと、を備える乾式潤滑装置において、
予め設定された判定基準に応じて、機関運転中であっても、前記潤滑油ポンプを作動させたまま前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させる制御を行う制御手段を備えることを特徴とするものが挙げられる。
本発明の構成によれば、判定基準に応じて、適時、制御手段によって、潤滑油排出ポンプの作動は停止される。従って、無駄なエネルギー消費を低減させることができる。
次に、制御手段が、潤滑油排出ポンプの作動を停止させる判定基準の好適な例を説明する。なお、以下に示す判定基準の要素は、通常、直接的又は間接的に検出される検出値を用いることができる。また、判定基準の要素の検出値でなくても、その要素に代用可能な関連する要素の検出値を用いることもできる。
まず、当該判定基準には、オイルパン内に溜められた潤滑油の液面高さが含まれるとよい。
これにより、オイルパン内の潤滑油の液面高さに応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。通常、当該液面高さが低い場合には、潤滑油排出ポンプを作動させる必要性は低く、当該高さが高い場合には、潤滑油排出ポンプを作動させる必要性が高い。従って、当該液面高さが所定よりも低くなった場合に、潤滑油排出ポンプの作動を停止させるとよい。
また、当該判定基準には、潤滑油タンク内に溜められた潤滑油の液面高さが含まれることも好適である。
これにより、潤滑油タンク内の潤滑油の液面高さに応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。通常、当該液面高さが高い場合には、潤滑油排出ポンプを作動させる必要性は低く、当該高さが低い場合には、潤滑油排出ポンプを作動させる必要がある。従って、当該液面高さが所定よりも高くなった場合に、潤滑油排出ポンプの作動を停止させるとよい。
また、当該判定基準には、潤滑油の温度が含まれることも好適である。
これにより、潤滑油の温度に応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御でき
る。すなわち、上記の通り、オイルパン内の潤滑油の液面高さや、潤滑油タンク内の潤滑油の液面高さに応じて、潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かを好適に判定することができる。しかし、潤滑油の体積は、潤滑油の温度によって変化する。従って、上記判定を行う場合には、潤滑油の温度を判定基準の要素に加えることで、より適切な判定が可能となる。
また、当該判定基準には、機関回転数が含まれることも好適である。
これにより、機関回転数に応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。すなわち、潤滑油排出ポンプは、機関回転数が高い場合には、潤滑油の撹拌を防止するなど、その機能が十分に発揮される。しかし、機関回転数が低い場合には、振動や騒音など、マイナスの面の方が大きくなる。つまり、市街走行時など、機関回転数が低い場合には、極力、潤滑油排出ポンプを停止させるのが望ましい。また、機関出力の一部は、潤滑油排出ポンプの作動のために利用される。そのため、加速時に潤滑油排出ポンプが作動していると、その分だけ機関出力が奪われて、加速能力は落ちることになる。そこで、加速時には、潤滑油排出ポンプを作動させないことで、加速能力を向上させることができる。従って、加速中は潤滑油排出ポンプを停止させるように制御するのが望ましい。そして、加速中であるか否かは、機関回転数の変化から判定することができる。以上のことから、機関回転数を判定基準に含めることで、振動や騒音を抑制したり、加速能力を向上させたりすることが可能となる。
また、当該判定基準には、機関負荷が含まれることも好適である。
これにより、機関負荷に応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。すなわち、市街走行時など、機関負荷が低い場合には、上述のように、振動や騒音を抑制するために、極力、潤滑油排出ポンプを停止させるように制御するのが望ましい。以上のことから、機関負荷を判定基準に含めることで、振動や騒音を抑制することができる。なお、機関負荷は、一般的に、スロットル開度やアクセル踏込み量の値を代用することができる。
また、当該判定基準には、オイルパン内に溜められた潤滑油の挙動が含まれることも好適である。
これにより、オイルパン内に溜められた潤滑油の挙動に応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。すなわち、高速でのコーナリングや加速・減速時などにおいては、オイルパン内で潤滑油が偏ってしまう。そのため、潤滑油排出ポンプの吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出した状態になる場合がある。この場合、潤滑油排出ポンプのポンプ容量が少ないと、潤滑油を吸い込むことができない。従って、潤滑油排出ポンプを作動させる意味がない。また、この場合には、潤滑油排出ポンプは空気のみを吸い込んでしまうため、機関へ送り込む潤滑油に対する空気の混入を防止する観点から望ましいことではない。そこで、潤滑油排出ポンプの吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出した状態の場合には、潤滑油排出ポンプの作動を停止する制御を行うのが望ましい。そして、潤滑油排出ポンプの吸い込み口が潤滑油の液中の外に飛び出しているか否かは、潤滑油の挙動から判定できる。以上のことから、潤滑油の挙動を判定基準に含めることで、空気の吸い込みを抑制できる。なお、潤滑油の挙動は、単数、より好適には複数の液面高さの検出値から認識できる。
また、当該判定基準には、オイルパン内に溜められた潤滑油に対して水平方向に働く力が含まれることも好適である。
これにより、オイルパン内に溜められた潤滑油に対して水平方向に働く力に応じて、潤滑油排出ポンプを作動させるか否かを制御できる。すなわち、上記の通り、オイルパン内で潤滑油が偏ってしまっている場合には、潤滑油排出ポンプを停止させた方が良い場合がある。そして、潤滑油がオイルパンの中で偏っているか否かは、潤滑油に対して水平方向に働く力からも分かる。以上のことから、オイルパン内に溜められた潤滑油に対して水平方向に働く力を判定基準に含めることで、空気の吸い込みを抑制できる。なお、潤滑油に対して水平方向に働く力は、加速度センサによって検出される検出値を代用することができる。
また、前記潤滑油ポンプの駆動軸と前記潤滑油排出ポンプの駆動軸を結合し、又は切り離すクラッチを備え、
該クラッチにより両者の駆動軸が連結されると、いずれのポンプも作動可能な状態となり、
該クラッチにより両者の駆動軸が切り離されると、前記潤滑油ポンプのみが作動可能な状態となるとよい。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、無駄なエネルギー消費を低減して、燃料消費率を低減することができる。また、機関出力の有効利用を図ることもできる。更に、振動や騒音を低減することもできる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1〜図4を参照して、本発明の実施例1に係る乾式潤滑装置について説明する。図1は本発明の実施例1に係る乾式潤滑装置による潤滑油の循環経路を示すブロック構成図である。図2及び図3は潤滑油排出ポンプの作動の様子を示すタイムチャートである。図4は機関のトルク特性図である。
<乾式潤滑装置の全体構成>
本実施例に係る乾式潤滑装置は、機関1(のクランク室)の外部に設けられる潤滑油タンク2と、潤滑油タンク2の中に溜められた潤滑油を機関に送り込む潤滑油ポンプ(慣用的にはオイルポンプとも呼ばれる)3と、機関内のオイルパン13に溜められた潤滑油を吸い上げて、吸い上げた潤滑油を潤滑油タンク2に送る潤滑油排出ポンプ(慣用的にはスカベンジングポンプとも呼ばれる)4が備えられている。そして、潤滑油タンク2は気液を分離する機能を備えている。これにより、潤滑油タンク2は、液状の潤滑油のみを下流側の循環経路に送り出すことを可能としている。
また、本実施例に係る乾式潤滑装置は、潤滑油ポンプ3の駆動軸と潤滑油排出ポンプ4の駆動軸を結合し、又は切り離すクラッチ5と、このクラッチ5を制御する制御手段としてのECU6とを備えている。そして、クラッチ5により両者の駆動軸が連結されると、潤滑油ポンプ3及び潤滑油排出ポンプ4のいずれも作動可能な状態になり、クラッチ5により両者の駆動軸が切り離されると、潤滑油ポンプ3のみが作動可能な状態になる。
<潤滑油の循環経路>
上記の構成により、潤滑油タンク2に溜められた潤滑油は、潤滑油ポンプ3によって機関1内に送り込まれる。機関1内に送り込まれた潤滑油は、不図示のオイルギャラリーによって、各部に送られる。すなわち、潤滑油は、シリンダヘッド11側の動弁系における各部品の摺動部や、シリンダブロック12側のピストンやクランクシャフトの軸受などの摺動部に送られる。潤滑を終えた潤滑油は、各部からオイルパン13に回収される。そして、オイルパン13に回収された潤滑油は、潤滑油排出ポンプ4により吸い取られて、再び、潤滑油タンク2に送られる。そして、潤滑油タンク2に送られて、溜められた潤滑油は、潤滑油ポンプ3によって、再び、機関1に送られる。このようにして、潤滑油は循環経路を循環する。
<潤滑油排出ポンプの作動制御>
一般的な乾式潤滑装置においては、機関作動中は、常時、潤滑油ポンプ3及び潤滑油排出ポンプ4のいずれも作動させている。これに対して、本実施例に係る乾式潤滑装置においては、機関作動中であっても、潤滑油排出ポンプ4については、適時、その作動を停止させる制御を行っている。以下、この作動制御について、詳細に説明する。
<<制御システム>>
ECU6には、オイルパン13内に溜められた潤滑油の液面高さを検出する液面センサS1からの検出信号と、潤滑油タンク2内に溜められた潤滑油の液面高さを検出する液面センサS2からの検出信号と、潤滑油の温度を検出する温度センサS3からの検出信号と、スロットル開度を検出するスロットル開度センサS4からの検出信号と、機関回転数を検出する機関回転数センサS5からの検出信号の入力処理を行う不図示の入力処理手段(回路)が設けられている。また、ECU6には、この入力処理手段によって入力処理された電気信号を演算処理する不図示の演算処理手段(回路)が設けられている。更に、ECU6には、この演算処理手段によって処理された信号を、クラッチ5に対して出力するために、出力処理を行う不図示の出力処理手段(回路)が設けられている。
<<基本制御>>
次に、基本的な制御手順について、特に図2及び図3を参照して説明する。潤滑油排出ポンプ4は、オイルパン13内の潤滑油量が多い場合には作動させる必要性が高く、少ない場合には作動させる必要性は低い。また、潤滑油排出ポンプ4は、潤滑油タンク2内の潤滑油量が少ない場合には作動させる必要があり、多い場合には作動させる必要性は低い。以上のことから、本実施例に係る乾式潤滑装置においては、以下の制御を行う。
すなわち、ECU6は、液面センサS1から送られる検出値から、オイルパン13内における潤滑油の液面高さが所定値を越えたと判定した場合には、クラッチ5に対してON信号を発信する。そして、ECU6は、液面センサS1から送られる検出値から、オイルパン13内における潤滑油の液面高さが所定値未満になったと判定した場合には、クラッチ5に対してOFF信号を発信する(図2参照)。
また、ECU6は、液面センサS2から送られる検出値から、潤滑油タンク2内における潤滑油の液面高さが所定値を越えたと判定した場合には、クラッチ5に対してOFF信号を発信する。そして、ECU6は、液面センサS2から送られる検出値から、潤滑油タンク2内における潤滑油の液面高さが所定値未満になったと判定した場合には、クラッチ5に対してON信号を発信する(図3参照)。
ここで、ON信号は、クラッチ5に対して、潤滑油ポンプ3の駆動軸と潤滑油排出ポンプ4の駆動軸を連結するための命令信号を意味し、OFF信号は、クラッチ5に対して、これらの駆動軸同士を切り離すための命令信号を意味する。
なお、通常、オイルパン13内の潤滑油の量が減ると、潤滑油タンク2内の潤滑油の量が増え、オイルパン13内の潤滑油の量が増えると、潤滑油タンク2内の潤滑油の量が減る関係にある。そのため、通常、液面センサS1と液面センサS2から送られるON信号及びOFF信号は、多少の時間差を持って、同じ信号が続けて送られてくる。従って、既にONのときにON信号が送られることになるが、その場合には、ONのままとする。OFFの場合についても同様である。
以上の制御により、オイルパン13内の潤滑油の量は一定範囲内に保たれ、かつ潤滑油タンク2内の潤滑油の量も一定範囲内に保たれる。従って、機関本体に常時潤滑油を送り込むという、乾式潤滑装置本来の目的を達成しつつ、潤滑油排出ポンプ4の作動を適時停止させておくことが可能となる。
<<応用制御>>
上記の通り、本実施例に係る乾式潤滑装置においては、オイルパン13内の潤滑油の量と、潤滑油タンク2内の潤滑油の量を一定範囲内に保つために、基本的には、これらの潤滑油の量に応じて、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させる制御を行う。しかし、様々な状況に応じて、更に、状況に適した制御を行うことも可能である。そこで、更に応用した制御の例を、いくつか説明する。
(1)潤滑油排出ポンプ4の作動を停止するか否かの判定については、温度センサS3から送られる検出信号を用いると好適である。すなわち、潤滑油の体積は、潤滑油の温度に応じて変化する。従って、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止するか否かの判定を、上記の通り、オイルパン13や潤滑油タンク2内の潤滑油の液面高さによって行う場合に、基準となる液面高さを潤滑油の温度によって変化させることで、より適切な判定が可能となる。例えば、温度が高いほど潤滑油の体積は増えるので、温度が高いほど判定基準となる液面高さを高くすることで、より適切な判定が可能となる。
(2)潤滑油排出ポンプ4の作動を停止するか否かの判定については、スロットル開度センサS4からの検出信号や、機関回転数を検出する機関回転数センサS5からの検出信号を用いると好適である。すなわち、潤滑油排出ポンプ4は、高負荷・高回転領域では、クランクによる潤滑油の撹拌を防止するなど、その機能が十分に発揮される。しかし、市街走行時など、低負荷・低回転領域においては、振動や騒音などのマイナスの面が大きい。そして、機関内に潤滑油が常時供給されているのであれば、潤滑油排出ポンプ4を作動させていなくても特に問題はない。以上のことから、機関負荷や機関回転数を考慮して、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止するか否かを判定することで、より必要に応じた制御が可能となる。
例えば、スロットル開度センサS4から送られる検出信号に基づいて、機関負荷に関連するスロットル開度が所定以下の場合にのみ、上述した基本制御あるいは、基本制御に(1)の制御を加えた制御を行うと好適である。なお、機関負荷に代用する値としては、スロットル開度以外にも、例えば、アクセル踏込み量を用いることも可能である。
また、機関回転数センサS5から送られる検出信号に基づいて、機関回転数が所定以下の場合にのみ、上述した基本制御あるいは、基本制御に(1)の制御を加えた制御を行うと好適である。あるいは、スロットル開度と機関回転数の両者を総合的に判定して、上述した基本制御あるいは、基本制御に(1)の制御を加えた制御を行うことも好適である。すなわち、図4に示すトルク特性図における図中斜線で示した領域にある場合にのみ、上述した基本制御あるいは、基本制御に(1)の制御を加えた制御を行うことで、より必要に応じた制御が可能となる。
また、加速中に潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させれば、その分だけ機関出力が増すため、加速能力を向上させることができる。ここで、機関回転数センサS5から送られる検出信号に基づいて、機関回転数の変化から加速中であるか否かを判定することができる。以上のことから、機関回転数の変化から加速中か否かを判定し、加速中は潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させる制御を行うことも好適である。
<<潤滑油排出ポンプの作動制御により得られる効果>>
上述の制御を行うことで、機関本体に常時潤滑油を送り込むという、乾式潤滑装置本来の目的を達成しつつ、潤滑油排出ポンプ4の作動を適時停止させておくことが可能となる。従って、無駄なエネルギー消費を低減することができ、燃料消費率を低減することができる。また、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させている間、振動や騒音を低減することができる。従って、特に、振動や騒音が気になる市街走行時(低負荷・低回転領域時)に、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させると効果的である。更に、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させている間、潤滑油排出ポンプ4の作動に必要な機関出力を、他の作動に利用することができる。特に、加速時に潤滑油排出ポンプ4の作動を停止することで、加速能力を向上させることができる。また、加速時等に、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止させることは、リッチ領域を減少(空燃比の高い領域を増加)させることになるため、排気ガス量を低減させることにもなる。
なお、本実施例では、潤滑油ポンプ3の駆動軸と潤滑油排出ポンプ4の駆動軸を結合し、又は切り離すクラッチ5に対する制御によって、潤滑油排出ポンプ4の作動を制御する構成を説明した。しかし、潤滑油排出ポンプ4の作動を制御する構成は、このような構成に限られるものではない。例えば、潤滑油ポンプ3の駆動系と、潤滑油排出ポンプ4の駆動系を別系統に構成し、潤滑油ポンプ3の作動とは無関係に潤滑油排出ポンプ4の作動を制御することもできる。また、一般的には、これらのポンプの駆動源は機関となるが、潤滑油排出ポンプ4の駆動源を別途設けて、潤滑油排出ポンプ4を独立に制御することもできる。
図5には、本発明の実施例2が示されている。本実施例では、上記実施例1における制御に加え、更に、潤滑油排出ポンプによる空気の吸い込みを抑制可能とする制御を行う場合について説明する。その他、基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は本発明の実施例2に係る乾式潤滑装置による潤滑油の循環経路を示すブロック構成図である。本実施例では、ECU6に対して、オイルパン13内の潤滑油の液面高さを検出するための液面センサS11からの検出信号の他に、オイルパン13内の潤滑油の挙動を検出するための液面センサS12,13からの検出信号も送られるように構成されている。更に、ECU6に対して、加速度センサS6からの検出信号も送られるように構成されている。その他の構成については、上記実施例1と同一である。
<潤滑油排出ポンプの作動制御>
本実施例に係る乾式潤滑装置においては、潤滑油排出ポンプ4によって、極力空気を吸い込まないようにする制御を行っている。なお、本実施例における制御は、上記実施例1で説明した制御とは、独立に行うことができる。
<<制御内容>>
高速でコーナリングを行っている時や加速・減速時には、潤滑油に水平方向の力(横G)が働き、また、坂道走行を行っている時には車体が傾くため、潤滑油はオイルパン13
内で偏ってしまう。従って、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出してしまう場合がある。そこで、本実施例では、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出していると判定した場合には、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止する制御を行っている。より具体的には、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かを判定し、所定以上偏っていると判定した場合には、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出している(可能性がある)ものとして、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止する制御を行っている。
すなわち、ECU6は、オイルパン13内の2箇所に設置された液面センサS12,13から送られる検出信号に基づいて、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かを判定する。例えば、これらの液面センサS12,13として、液面高さの変位を検出可能なセンサを用いた場合には、両者により検出される液面高さの相違に基づいて、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っていると判定することができる。また、これらの液面センサS12,13として、センサの先端が潤滑油内にあるか否かのみを検出可能なセンサを用いた場合には、一方のセンサの先端が潤滑油内にないと検出された場合に、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っていると判定することができる。
以上のように、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っていると判定した場合には、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出しているものとして、潤滑油排出ポンプ4の作動を停止する制御を行う。当該作動を停止する制御の詳細については、上記実施例1で説明した通りであるので、その説明は省略する。なお、本実施例においては、2箇所に設けた液面センサから潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かを判定する場合を例に説明したが、3個以上の液面センサから当該判定を行うようにしても良いことは言うまでもない。また、要は潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が、潤滑油の液中の外に飛び出しているか否かを判定できれば良いので、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口の近傍に液面センサを一つだけ設けて、潤滑油がオイルパン13内で偏っているか否か(潤滑油の液中の外に飛び出しているか否か)を判定することもできる。
また、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かの判定は、加速度センサS6からの検出結果に基づいて行うこともできる。その理由は、上記の通り、潤滑油に水平方向の力(横G)が働くときに、潤滑油がオイルパン13内で偏ってしまう。そして、この力は加速度センサS6によって検出が可能である。従って、加速度センサS6の検出値に基づいて、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かを判定することも可能である。
なお、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かの判定は、液面センサS12,13の検出値のみに基づいて行っても良いし、加速度センサS6の検出値のみに基づいて行っても良い。また、潤滑油がオイルパン13内で所定以上偏っているか否かを、液面センサS12,13の検出値と加速度センサS6の検出値から総合的に判定することもできる。
<<潤滑油排出ポンプの作動制御により得られる効果>>
本実施例の制御を行うことで、潤滑油排出ポンプ4の吸い込み口が潤滑油の液中の外に飛び出した状態で、潤滑油排出ポンプ4が作動することを防止できる。従って、潤滑油排出ポンプ4による空気の吸い込み量を低減することができる。これにより、潤滑油タンク2へ送る潤滑油への空気の混入を低減できるため、潤滑機能の低下を確実に防止できる。また、特に、ポンプ容量の小さな潤滑油排出ポンプ4を用いた場合に、潤滑油排出ポンプ4が空気のみを吸い込み潤滑油を吸わないというような、潤滑油排出ポンプ4の意味のない作動を防止できる。従って、より一層、無駄なエネルギー消費を低減することができる。
本発明の実施例1に係る乾式潤滑装置による潤滑油の循環経路を示すブロック構成図である。 潤滑油排出ポンプの作動の様子を示すタイムチャートである。 潤滑油排出ポンプの作動の様子を示すタイムチャートである。 機関のトルク特性図である。 本発明の実施例2に係る乾式潤滑装置による潤滑油の循環経路を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 機関
2 潤滑油タンク
3 潤滑油ポンプ
4 潤滑油排出ポンプ
5 クラッチ
6 ECU
11 シリンダヘッド
12 シリンダブロック
13 オイルパン
S1,S2,S11,S12,13 液面センサ
S3 温度センサ
S4 スロットル開度センサ
S5 機関回転数センサ
S6 加速度センサ

Claims (9)

  1. 潤滑油タンクから機関に潤滑油を送る潤滑油ポンプと、
    機関内のオイルパンに溜められた潤滑油を吸い上げて、該潤滑油を潤滑油タンクに送る潤滑油排出ポンプと、を備える乾式潤滑装置において、
    予め設定された判定基準に応じて、機関運転中であっても、前記潤滑油ポンプを作動させたまま前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させる制御を行う制御手段を備えることを特徴とする乾式潤滑装置。
  2. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、前記オイルパン内に溜められた潤滑油の液面高さが含まれることを特徴とする請求項1に記載の乾式潤滑装置。
  3. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、前記潤滑油タンク内に溜められた潤滑油の液面高さが含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の乾式潤滑装置。
  4. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、潤滑油の温度が含まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
  5. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、機関回転数が含まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
  6. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、機関負荷が含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
  7. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、前記オイルパン内に溜められた潤滑油の挙動が含まれることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
  8. 前記制御手段が前記潤滑油排出ポンプの作動を停止させるか否かの判定基準には、前記オイルパン内に溜められた潤滑油に対して水平方向に働く力が含まれることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
  9. 前記潤滑油ポンプの駆動軸と前記潤滑油排出ポンプの駆動軸を結合し、又は切り離すクラッチを備え、
    該クラッチにより両者の駆動軸が連結されると、いずれのポンプも作動可能な状態となり、
    該クラッチにより両者の駆動軸が切り離されると、前記潤滑油ポンプのみが作動可能な状態となることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の乾式潤滑装置。
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