JP3166344B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，映像機器における画像
表示装置に関するものである。
表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来，カラ−テレビジョン画像表示素子
としては、ブラウン管が主として用いられているが，ブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く，薄型テ
レビジョン受像機を製作することは不可能であった。
としては、ブラウン管が主として用いられているが，ブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く，薄型テ
レビジョン受像機を製作することは不可能であった。
【０００３】そこで平板上の表示素子としてＥＬ表示素
子，プラズマ表示素子，液晶表示素子等が開発されてい
るが、何れも輝度，コントラスト，色再現性等性能面で
不十分である。そこで，ブラウン管並の高品質の画像を
電子ビ−ムを用いた平板上の装置で表示することを目的
として，スクリ−ン上の画面をマトリックス状の区分に
隙間なく分割し，各々の区分毎に電子ビ−ムを偏向走査
して蛍光体を発光させ，全体としてカラ−テレビジョン
画像を構成する画像表示装置が提案されている。 以下
図面を参照しながら，上述した従来の画像表示装置につ
いて説明する。
子，プラズマ表示素子，液晶表示素子等が開発されてい
るが、何れも輝度，コントラスト，色再現性等性能面で
不十分である。そこで，ブラウン管並の高品質の画像を
電子ビ−ムを用いた平板上の装置で表示することを目的
として，スクリ−ン上の画面をマトリックス状の区分に
隙間なく分割し，各々の区分毎に電子ビ−ムを偏向走査
して蛍光体を発光させ，全体としてカラ−テレビジョン
画像を構成する画像表示装置が提案されている。 以下
図面を参照しながら，上述した従来の画像表示装置につ
いて説明する。
【０００４】図５は，従来の画像表示装置の断面図を示
すものである。図５において１は固定台、２はプレ−ト
ベ−ス、３は電子ビ−ム源としての線陰極，４は電極ユ
ニットであり，これらの構成部品を前面ガラス容器５，
背面電極として導電材６を塗布した背面容器７の中に収
納し容器内を真空としたものである。固定台１はその上
面が背面容器７に平行になるように高温雰囲気中で絶縁
性の接着剤８で取り付けられる。プレ−トベ−ス２は、
その固定台１の上面に例えばレ−ザなどで背面容器７に
平行になるように取り付けられる。線陰極３は水平方向
に一様に分布する電子流を発生するように水平方向に架
張され、かつ適宜間隔を介して複数本設けられるように
カソ−ドプレ−ト（ここでは図示せず）に固定されてい
る。これらの線陰極は，例えばタングステン線の表面に
酸化物陰極材料が塗着されて構成される。カソ−ドプレ
−トは、平板状のプレートベース２に，平行を保持して
取り付けられている。電極ユニット４は、各々の線陰極
３に対向するように水平方向に適宜間隔で設けられた貫
通孔の列を、有する複数枚の導電板からなり、それらの
導電板は絶縁性の接着剤（ここでは図示せず）で各々の
貫通孔が対向するように高温雰囲気中で接合されてい
る。この電極ユニット４は、各々の線陰極３を介して導
電材６を塗布した背面容器７に対向するように、例えば
ねじ（ここでは図示せず）などでプレ−トベ−ス２に適
宜間隔を設けて取り付けられている。また、前面ガラス
容器５の内面には、電子ビ−ムの照射によって発光する
蛍光体９を塗布し、その上にメタルバック層（図示せ
ず）が付加されて構成される。電極ユニット４まで取り
付けられた背面容器７と、前面ガラス容器５とを高温雰
囲気中で接合し、容器内を真空にする。
すものである。図５において１は固定台、２はプレ−ト
ベ−ス、３は電子ビ−ム源としての線陰極，４は電極ユ
ニットであり，これらの構成部品を前面ガラス容器５，
背面電極として導電材６を塗布した背面容器７の中に収
納し容器内を真空としたものである。固定台１はその上
面が背面容器７に平行になるように高温雰囲気中で絶縁
性の接着剤８で取り付けられる。プレ−トベ−ス２は、
その固定台１の上面に例えばレ−ザなどで背面容器７に
平行になるように取り付けられる。線陰極３は水平方向
に一様に分布する電子流を発生するように水平方向に架
張され、かつ適宜間隔を介して複数本設けられるように
カソ−ドプレ−ト（ここでは図示せず）に固定されてい
る。これらの線陰極は，例えばタングステン線の表面に
酸化物陰極材料が塗着されて構成される。カソ−ドプレ
−トは、平板状のプレートベース２に，平行を保持して
取り付けられている。電極ユニット４は、各々の線陰極
３に対向するように水平方向に適宜間隔で設けられた貫
通孔の列を、有する複数枚の導電板からなり、それらの
導電板は絶縁性の接着剤（ここでは図示せず）で各々の
貫通孔が対向するように高温雰囲気中で接合されてい
る。この電極ユニット４は、各々の線陰極３を介して導
電材６を塗布した背面容器７に対向するように、例えば
ねじ（ここでは図示せず）などでプレ−トベ−ス２に適
宜間隔を設けて取り付けられている。また、前面ガラス
容器５の内面には、電子ビ−ムの照射によって発光する
蛍光体９を塗布し、その上にメタルバック層（図示せ
ず）が付加されて構成される。電極ユニット４まで取り
付けられた背面容器７と、前面ガラス容器５とを高温雰
囲気中で接合し、容器内を真空にする。
【０００５】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、その動作を簡単に説明する。まず、線陰極３を電
子放出を容易にするためにヒ−タ電流を流し加熱する。
加熱状態で背面電極としての導電材６、線陰極３、電極
ユニット４に適当な電圧を印加することにより、線陰極
３よりシ−ト状の電子ビ−ムを放出させ、電極ユニット
４内で、分割、調整、制御される。更に前面ガラス容器
５に付加されているメタルバック層には高電圧（例えば
１０ＫＶ）が印加されており、電極ユニット４を飛び出
した電子ビ−ムは高エネルギ−に加速されてメタルバッ
クに衝突し、蛍光体９を発光させる。
いて、その動作を簡単に説明する。まず、線陰極３を電
子放出を容易にするためにヒ−タ電流を流し加熱する。
加熱状態で背面電極としての導電材６、線陰極３、電極
ユニット４に適当な電圧を印加することにより、線陰極
３よりシ−ト状の電子ビ−ムを放出させ、電極ユニット
４内で、分割、調整、制御される。更に前面ガラス容器
５に付加されているメタルバック層には高電圧（例えば
１０ＫＶ）が印加されており、電極ユニット４を飛び出
した電子ビ−ムは高エネルギ−に加速されてメタルバッ
クに衝突し、蛍光体９を発光させる。
【０００６】テレビジョン画面を縦横にマトリックス状
に分割し小区分の集合体とした時、各小区分に対し上述
のようにして分離された電子ビ−ムを各一本ずつ対応さ
せ、電子ビ−ムを各小区分内のみ偏向、走査することに
よって、全画面をスクリ−ン上に映し出すことができ
る。また各画素に対応したＲＧＢ映像信号を電極ユニッ
ト内にある信号電極（図示せず）で制御することによ
り、テレビジョン動画を再現することができる。
に分割し小区分の集合体とした時、各小区分に対し上述
のようにして分離された電子ビ−ムを各一本ずつ対応さ
せ、電子ビ−ムを各小区分内のみ偏向、走査することに
よって、全画面をスクリ−ン上に映し出すことができ
る。また各画素に対応したＲＧＢ映像信号を電極ユニッ
ト内にある信号電極（図示せず）で制御することによ
り、テレビジョン動画を再現することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
固定台と背面容器と接合強度が弱く落下衝撃で剥がれや
すくなり信頼性において課題があった。
固定台と背面容器と接合強度が弱く落下衝撃で剥がれや
すくなり信頼性において課題があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記従来を鑑みて、背面
容器に取り付けている固定台の下面部の内側にＬ字加
工、固定台の下面部に，フレア−加工、背面容器に取り
付けている固定台の上面部あるいは側面部に，貫通穴を
設けるか、背面容器に取り付けている固定台の上面部
に，金属板を取り付ける構成とする。
容器に取り付けている固定台の下面部の内側にＬ字加
工、固定台の下面部に，フレア−加工、背面容器に取り
付けている固定台の上面部あるいは側面部に，貫通穴を
設けるか、背面容器に取り付けている固定台の上面部
に，金属板を取り付ける構成とする。
【０００９】
【作用】本願発明によれば、背面容器に取り付けている
固定台の下面部の内側にＬ字加工を施すことにより、固
定台と背面容器との接着面積を大きく出来るため、背面
容器との接合強度が大きくでき、落下衝撃力が加わって
もはがれにくくなる。また、背面容器に取り付けている
固定台の下面部に、フレアー加工を施すことにより、固
定台と背面容器との接着面積を大きくできるため、背面
容器との接合強度が大きくでき、落下衝撃力が加わって
もはがれにくくなる。
固定台の下面部の内側にＬ字加工を施すことにより、固
定台と背面容器との接着面積を大きく出来るため、背面
容器との接合強度が大きくでき、落下衝撃力が加わって
もはがれにくくなる。また、背面容器に取り付けている
固定台の下面部に、フレアー加工を施すことにより、固
定台と背面容器との接着面積を大きくできるため、背面
容器との接合強度が大きくでき、落下衝撃力が加わって
もはがれにくくなる。
【００１０】また、背面容器に取り付けている固定台の
上面部あるいは側面部に，貫通穴を施すことにより、固
定台と背面容器とを接合するときに絶縁性の接着剤から
発生する気体を貫通穴より逃がすことができ、固定台の
Ｚ方向の膨張力を小さくすることができる。
上面部あるいは側面部に，貫通穴を施すことにより、固
定台と背面容器とを接合するときに絶縁性の接着剤から
発生する気体を貫通穴より逃がすことができ、固定台の
Ｚ方向の膨張力を小さくすることができる。
【００１１】さらに、背面容器に取り付けている固定台
の上面部に，金属板をあらかじめ取り付けることによ
り、プレ−トベ−スとのレ−ザ接合時に生じる熱、衝撃
を緩和することができる。
の上面部に，金属板をあらかじめ取り付けることによ
り、プレ−トベ−スとのレ−ザ接合時に生じる熱、衝撃
を緩和することができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例の画像表示管接合装置
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【００１３】（実施例１） 図１は、第１の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図を示したものである。図１において、２はプレー
トベース、７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１０は
固定台である。高温雰囲気中において、固定台１０が背
面容器７と絶縁性の接着剤８で接着された後、プレート
ベース２は、固定台１０と例えばレーザなどで接合され
ている。また、固定台１０は下面部の内側にＬ字加工１
０ａが施してある。Ｌ字加工１０ａの長さは、特に制限
はない。Ｌ字加工により背面容器７との接着面積が大き
くなるため、接合強度が大きくなり、ａあるいはｂ方向
に落下衝撃力が加わってもはがれにくくなる。
断面図を示したものである。図１において、２はプレー
トベース、７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１０は
固定台である。高温雰囲気中において、固定台１０が背
面容器７と絶縁性の接着剤８で接着された後、プレート
ベース２は、固定台１０と例えばレーザなどで接合され
ている。また、固定台１０は下面部の内側にＬ字加工１
０ａが施してある。Ｌ字加工１０ａの長さは、特に制限
はない。Ｌ字加工により背面容器７との接着面積が大き
くなるため、接合強度が大きくなり、ａあるいはｂ方向
に落下衝撃力が加わってもはがれにくくなる。
【００１４】（実施例２） 図２は、第２の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図を示したものである。図２において、２はプレー
トベース、７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１１は
固定台である。高温雰囲気中において、固定台１０が背
面容器７と絶縁性の接着剤８で接着された後、プレート
ベース２は、固定台１０と例えばレーザなどで接合され
ている。また、固定台１１は下面部の内側にフレアー加
工１１ａが施してある。フレアー加工１１ａの長さは、
特に制限はない。フレアー加工により背面容器７との接
着面積が大きくなるため、接合強度が大きくなり、ａあ
るいはｂ方向に落下衝撃力が加わってもはがれにくくな
る。
断面図を示したものである。図２において、２はプレー
トベース、７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１１は
固定台である。高温雰囲気中において、固定台１０が背
面容器７と絶縁性の接着剤８で接着された後、プレート
ベース２は、固定台１０と例えばレーザなどで接合され
ている。また、固定台１１は下面部の内側にフレアー加
工１１ａが施してある。フレアー加工１１ａの長さは、
特に制限はない。フレアー加工により背面容器７との接
着面積が大きくなるため、接合強度が大きくなり、ａあ
るいはｂ方向に落下衝撃力が加わってもはがれにくくな
る。
【００１５】（実施例３）図３は、第３の発明の一実施
例における画像表示装置の断面図を示したものである。
図３において、２はプレ−トベ−ス、７は背面容器、８
は絶縁性の接着剤、１２は固定台である。プレ−トベ−
ス２は、固定台１２と例えばレ−ザなどで接合されてい
る。固定台１２は側面部に貫通穴１２ａが設けられてお
り、その貫通穴１２ａの大きさ、個数は特に制限はな
く、位置は下面部以外なら特に制限はない。高温雰囲気
中において、固定台１２と背面容器７とを絶縁性の接着
剤８で接着する際発生する気体が、貫通穴１２ａより放
出されるため、固定台のＺ方向の膨張力を小さくするこ
とができる。
例における画像表示装置の断面図を示したものである。
図３において、２はプレ−トベ−ス、７は背面容器、８
は絶縁性の接着剤、１２は固定台である。プレ−トベ−
ス２は、固定台１２と例えばレ−ザなどで接合されてい
る。固定台１２は側面部に貫通穴１２ａが設けられてお
り、その貫通穴１２ａの大きさ、個数は特に制限はな
く、位置は下面部以外なら特に制限はない。高温雰囲気
中において、固定台１２と背面容器７とを絶縁性の接着
剤８で接着する際発生する気体が、貫通穴１２ａより放
出されるため、固定台のＺ方向の膨張力を小さくするこ
とができる。
【００１６】（実施例４）図４は、第４の発明の一実施
例における画像表示装置の拡大断面図を示したものであ
る。図４において、１は固定台、２はプレ−トベ−ス、
７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１３は金属板であ
る。あらかじめ金属板１３をレ−ザなどで取り付けた固
定台１を、高温雰囲気中において背面容器７と絶縁性の
接着剤８で接着した後、プレ−トベ−ス２は、金属板１
３と例えばレ−ザなどで接合されている。金属板１３の
形状、大きさ、枚数には特に制限はなく、下面部は固定
台１と上面部はプレ−トベ−ス２と取り付け可能な構造
になっていればよい。固定台１と背面容器７とを接合す
る前に、固定台１に金属板１３を取り付けておくことに
より、プレ−トベ−ス２を取り付ける際のレ−ザによる
熱、衝撃を大幅に削減することができる。
例における画像表示装置の拡大断面図を示したものであ
る。図４において、１は固定台、２はプレ−トベ−ス、
７は背面容器、８は絶縁性の接着剤、１３は金属板であ
る。あらかじめ金属板１３をレ−ザなどで取り付けた固
定台１を、高温雰囲気中において背面容器７と絶縁性の
接着剤８で接着した後、プレ−トベ−ス２は、金属板１
３と例えばレ−ザなどで接合されている。金属板１３の
形状、大きさ、枚数には特に制限はなく、下面部は固定
台１と上面部はプレ−トベ−ス２と取り付け可能な構造
になっていればよい。固定台１と背面容器７とを接合す
る前に、固定台１に金属板１３を取り付けておくことに
より、プレ−トベ−ス２を取り付ける際のレ−ザによる
熱、衝撃を大幅に削減することができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の第１の発明によれば、固定台の
下面部の内側にＬ字加工をすることにより、固定台の下
面部の外形を大きくすることなく背面容器との接合強度
を大きくすることができ、落下衝撃力が加わってもはが
れにくくなり、高信頼性の画像表示装置が得られる。
下面部の内側にＬ字加工をすることにより、固定台の下
面部の外形を大きくすることなく背面容器との接合強度
を大きくすることができ、落下衝撃力が加わってもはが
れにくくなり、高信頼性の画像表示装置が得られる。
【００１８】また第２の発明によれば、固定台の下面部
にフレアー加工を施すことにより背面容器との接合強度
が大きくなり、落下衝撃力が加わってもはがれにくくな
る。さらにプレス加工も容易になるので、低コスト、高
信頼性の画像表示装置が得られる。
にフレアー加工を施すことにより背面容器との接合強度
が大きくなり、落下衝撃力が加わってもはがれにくくな
る。さらにプレス加工も容易になるので、低コスト、高
信頼性の画像表示装置が得られる。
【００１９】また第３の発明によれば、高温雰囲気中に
おいて、固定台と背面容器とを絶縁性の接着剤で接着す
る際発生する気体が、固定台の貫通穴より放出されるた
め、固定台のＺ方向の膨張力を小さくすることができ、
高精度、高強度の画像表示管が得られる。
おいて、固定台と背面容器とを絶縁性の接着剤で接着す
る際発生する気体が、固定台の貫通穴より放出されるた
め、固定台のＺ方向の膨張力を小さくすることができ、
高精度、高強度の画像表示管が得られる。
【００２０】また第４の発明によれば、固定台と背面容
器とを接合する前に、固定台に金属板を取り付けておく
ことにより、プレ−トベ−スを取り付ける際のレ−ザに
よる熱、衝撃を大幅に削減することができ、高信頼性の
画像表示装置が得られる。
器とを接合する前に、固定台に金属板を取り付けておく
ことにより、プレ−トベ−スを取り付ける際のレ−ザに
よる熱、衝撃を大幅に削減することができ、高信頼性の
画像表示装置が得られる。
【図１】第１の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図
断面図
【図２】第２の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図
断面図
【図３】第３の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図
断面図
【図４】第４の発明の一実施例における画像表示装置の
断面図
断面図
【図５】従来の画像表示装置の断面図
２ プレ−トベ−ス ７ 背面容器 ８ 絶縁性の接着剤 １０ 固定台 １０ａ Ｌ字加工 １１ 固定台 １１ａ フレア−加工 １２ 固定台 １２ａ 貫通穴 １３ 金属板
Claims (4)
- 【請求項１】 内面に蛍光体を塗布した前面ガラス容器
と、前記前面ガラス容器と対向し導電材を塗布した背面
容器と、電子ビーム源としての複数本の線陰極と複数枚
の導電板からなる電極ユニットと、前記背面容器に前記
電極ユニットを取付け固定するための固定台とを備え、
前記前記固定台により前記背面容器に取付けられた前記
電極ユニットが前記前面ガラス容器と前記背面容器によ
り挟まれた空間が真空にされた真空容器内に配設された
画像表示装置において、前記固定台の断面形状をコ字型
の脚立状に形成して、前記電極ユニットが取付け固定さ
れる上面部が前記背面容器に平行になるようにするとと
もに、前記背面容器に接着固定される固定台下部のコ字
型の両側面部をともにＬ字状に加工して、前記背面容器
に対する固定台の接着強度を向上させたことを特徴とす
る画像表示装置。 - 【請求項２】 内面に蛍光体を塗布した前面ガラス容器
と、前記前面ガラス容器と対向し導電材を塗布した背面
容器と、電子ビーム源としての複数本の線陰極と複数枚
の導電板からなる電極ユニットと、前記背面容器に前記
電極ユニットを取付け固定するための固定台とを備え、
前記前記固定台により前記背面容器に取付けられた前記
電極ユニットが前記前面ガラス容器と前記背面容器によ
り挟まれた空間が真空にされた真空容器内に配設された
画像表示装置において、前記固定台の断面形状をコ字型
の脚立状に形成して、前記電極ユニットが取付け固定さ
れる上面部が前記背面容器に平行になるようにするとと
もに、前記背面容器に接着固定される固定台下部のコ字
型の両側面部をともにＬ字状に加工するとともに、前記
背面容器に取付けられた固定台の下面部にフレアー加工
を施して、前記背面容器に対する固定台の接着強度を向
上させたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項３】 内面に蛍光体を塗布した前面ガラス容器
と、前記前面ガラス容器と対向し導電材を塗布した背面
容器と、電子ビーム源としての複数本の線陰極と複数枚
の導電板からなる電極ユニットと、前記背面容器に前記
電極ユニットを取付け固定するための固定台とを備え、
前記前記固定台により前記背面容器に取付けられた前記
電極ユニットが前記前面ガラス容器と前記背面容器によ
り挟まれた空間が真空にされた真空容器内に配設された
画像表示装置において、前記固定台の断面形状をコ字型
の脚立状に形成して、前記電極ユニットが取付け固定さ
れ る上面部が前記背面容器に平行になるようにするとと
もに、前記背面容器に接着固定される固定台下部のコ字
型の両側面部をともにＬ字状に加工するとともに、前記
背面容器に取付けられた固定台の上面部あるいは２つの
側面部の少なくとも１つの側面部に貫通孔を形成して前
記背面容器に前記固定台を接着する絶縁性接着剤から発
生する気体を前記貫通孔から逃がして固定台のＺ方向の
膨張力を小さくしたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項４】 内面に蛍光体を塗布した前面ガラス容器
と、前記前面ガラス容器と対向し導電材を塗布した背面
容器と、電子ビーム源としての複数本の線陰極と複数枚
の導電板からなる電極ユニットと、前記背面容器に前記
電極ユニットを取付け固定するための固定台とを備え、
前記前記固定台により前記背面容器に取付けられた前記
電極ユニットが前記前面ガラス容器と前記背面容器によ
り挟まれた空間が真空にされた真空容器内に配設された
画像表示装置において、前記固定台の断面形状をコ字型
の脚立状に形成して、前記電極ユニットが取付け固定さ
れる上面部が前記背面容器に平行になるようにするとと
もに、前記背面容器に接着固定される固定台下部のコ字
型の両側面部をともにＬ字状に加工して、前記背面容器
に対する固定台の接着強度を向上させるとともに、前記
固定台の上面部に金属板を取付けて、プレートベースを
前記固定台に取付け固定する際に発生するレーザーによ
る熱による影響を減少させるようにしたことを特徴とす
る画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28732192A JP3166344B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28732192A JP3166344B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06141270A JPH06141270A (ja) | 1994-05-20 |
| JP3166344B2 true JP3166344B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=17715850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28732192A Expired - Fee Related JP3166344B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166344B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP28732192A patent/JP3166344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06141270A (ja) | 1994-05-20 |
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