JP3166292B2 - スポイラ付きスクータ型車両 - Google Patents

スポイラ付きスクータ型車両

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JP3166292B2 JP11613692A JP11613692A JP3166292B2 JP 3166292 B2 JP3166292 B2 JP 3166292B2 JP 11613692 A JP11613692 A JP 11613692A JP 11613692 A JP11613692 A JP 11613692A JP 3166292 B2 JP3166292 B2 JP 3166292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアンダボーンタイプの
車体フレームを採用したスポイラ付きスクータ型車両に
係り、特にスポイラの取付構造を改良したスクータ型車
両に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスクータ型車両はアンダボーン
タイプの車体フレームを採用しており、この車体フレー
ムの後端部にスポイラ取付ブラケットを取り付け、この
取付ブラケットにスポイラを装着したものがある。スポ
イラは、スクータ型車両の後部側の美的外観を向上させ
る装飾用として主に用いられ、このスポイラ付きスクー
タ型車両の中には、スポイラにストップランプを取り付
けたものも存在する。
【0003】一方、従来のスポイラ付きスクータ型車両
は、図9(A),(B)および図10(A),(B)に
示すように構成され、スクータ型車両1の後端上部に一
体型スポイラ2や分割型スポイラ3が取り付けられ、ス
クータ型車両1の美的外観を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクータ型車両
1において、スクータ型車両1の後端部に取り付けられ
るスポイラ2が一体型である場合には、リアスポイラの
型構造上、製造に種々の形状制約を受け易く、新規で斬
新なデザイン形状のスポイラを製造することが困難であ
ったり、また、一体型スポイラ2を色分けする場合、マ
スキング塗装が必要となり、塗装の工数が増大し、コス
トアップの原因になっている。
【0005】また、スクータ型車両1に図10(B)に
示す分割型スポイラ3を取り付けた場合、人目につき易
く、目立つスポイラサイドメンバ4a,4b;5a,5
bが上下2分割構造となっているため、上部および下部
のサイドメンバ4a,4b;5a,5b同士の合せ面に
段差や隙間が生じ易く、製造精度上の問題があったり、
美的外観を損ねるおそれがあった。さらに、分割型スポ
イラ3はスポイラサイドメンバ4a,4b;5a,5b
の上部および下部で色を替え易いが、上部および下部の
スポイラサイドメンバ4a,4b;5a,5bはスクー
タ型車両1の後部まで廻り込むため、デザインや外観上
の多様化を図ることが困難で、デザインや外観上の種々
の要求に対応できないおそれがあった。
【0006】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、スポイラの取付や製造を容易にするととも
に、多様なデザインや外観上の要求に容易に対応するこ
とができるスポイラ付きスクータ型車両を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスポイラ
付きスクータ型車両は、上述した課題を解決するため
に、車体フレームの後端部にスポイラ取付ブラケットを
取り付け、この取付ブラケットにスポイラを装着したス
ポイラ付きスクータ型車両において、前記スポイラは左
右に対をなすスポイラサイドメンバと、スポイラサイド
メンバの後端部に装着されるスポイラエンドメンバと、
左右のスポイラエンドメンバを連絡するスポイラリアメ
ンバとに分割可能に構成し、上記スポイラリアメンバは
上面を覆うアッパプレート部と後面を覆うリアエンドプ
レート部とからなり、上記リアエンドプレート部にスト
ップランプを装着したものである。
【0008】
【作用】このスポイラ付きスクータ型車両は、車体フレ
ームの後端部にスポイラ取付ブラケットを介して取り付
けられるスポイラを、左右のスポイラサイドメンバと左
右のスポイラエンドメンバとスポイラリアメンバに分割
可能に構成したので、スポイラの型成形が容易であると
ともに、各スポイラメンバを組み立ててから車体フレー
ムに取り付けることができ、製造ライン上で作業がし易
く、取付や製造が容易になる。
【0009】また、スポイラはスポイラサイドメンバが
一体物でサイド面の合せを不要としたので美的外観を損
うことがなく、スポイラエンドメンバを別ピースとした
ので、スポイラサイドの色分けも容易となり、スポイラ
サイドメンバとスポイラエンドメンバとの組合せの選択
によりデザインや外観上の多様化が図れ、種々の要求に
対応し易い。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係るスポイラ付きスクータ
型車両の一実施例について説明する。
【0011】図1および図2はこの発明のスポイラ付き
スクータ型車両に適用される車体フレームの側面図およ
び平面図を示す。スクータ型車両10は、アンダボーン
タイプの車体フレーム11を有し、この車体フレーム1
1はモノコック構造を採用している。車体フレーム11
のリアボディ12はモノコックボディ13とブリッジ構
造のリアフレーム14とから構成される。リアボディ1
2のモノコックボディ13上に図示しないシートが開閉
自在に設けられ、このシートの下方にヘルメット等を収
容するパーソナルスペース15が設けられる。
【0012】また、リアボディ12のリアフレーム14
に設けられるリアブリッジメンバ16にスポイラ取付ブ
ラケット17が図3に示すように締付ねじ(ボルト)等
で取り付けられる。
【0013】スポイラ取付ブラケット17は、図4およ
び図5に示すように構成され、リアフレーム14のリア
ブリッジメンバ16に取り付けられる左右対をなす取着
ロッド18,18と、左右の取着ロッド18,18間に
掛け渡されて固着されるブリッジプレート19とを有す
る。ブリッジプレート19には左右に対をなす取付座を
構成する取付リブ20,20や固定座を構成する固定リ
ブ21が一体に設けられ、各取付リブ20,20や固定
リブ21には取付ボスや固定ボスが備えられる。
【0014】スクータ型車両10の車体フレーム11の
後端部に取り付けられるスポイラ取付ブラケット17に
図6に示すようにスポイラ22が取り付けられる。この
スポイラ22はスクータ型車両10のリアスポイラとし
て機能し、車両後部側に装飾用として設けられ、スクー
タ型車両10の美的外観を向上させている。
【0015】スポイラ24は図7および図8に示すよう
に左右対なすスポイラサイドメンバ25a,25bと、
各スポイラサイドメンバ25a,25bの後端部に固定
されるスポイラエンドメンバ26a,26bと、上記ス
ポイラサイドメンバ25a,25b間に介装され、両サ
イドメンバ25a,25bを連絡するスポイラリアメン
バ27とから5分割可能に構成される。スポイラエンド
メンバ26a,26bやスポイラリアメンバ27にはル
ーバ等の装飾を施すことができる。
【0016】スポイラリアメンバ27はアッパプレート
部28aとリアエンドプレート部28bとを一体に成形
したものであり、アッパプレート部28aにはスポイラ
取付ブラケット17の取付リブ20に取り付ける取付孔
29が開口している。リアエンドプレート部28bには
取り付けられたスポイラリアメンバ27を押える固定孔
(図示せず)が形成される一方、ストップランプ30を
装着させるためマウント口31が形成される。
【0017】また、スポイラサイドメンバ25a,25
bには、スポイラリアメンバ27側に突出する係合ブラ
ケット33,33が一体あるいは一体的に設けられてお
り、この係合ブラケット33の先端部に形成される二又
状の係合爪33aが、スポイラ取付ブラケット17の取
付リブ20に形成される取付ボスに係合可能に構成され
る。
【0018】対をなす左右のスポイラサイドメンバ25
a,25bの後端部側に複数の取付ブラケット35,3
5が設けられ、各取付ブラケット35を利用してスポイ
ラエンドメンバ26a,26bがスポイラサイドメンバ
25a,25bに締付ねじ等の締着手段で固定される。
その際、取付ブラケット35の少なくとも1つはスポイ
ラリアメンバ27に形成される取付ブラケット36と係
合し、スポイラリアメンバ27を共締めするようになっ
ている。
【0019】このスポイラ24は左右に対をなすスポイ
ラサイドメンバ25a,25bとスポイラエンドメンバ
26a,26bとスポイラリアメンバ27とから分割可
能に構成されるので、各メンバの型成形が容易になる。
また、スポイラサイドメンバ25a,25bの後端部に
スポイラエンドメンバ26a,26bが取り付けられ、
スポイラサイドメンバ25a,25b間にスポイラリア
メンバ27が介装されて取り付けられてスポイラ24が
一体的に組み立てられ、この組立後に、スポイラ27を
車体フレーム11の後端部に取り付けられたスポイラ取
付ブラケット17に取り付けることができるので、スポ
イラ24をスクータ型車両10の製造ライン上で取り付
けることができ、作業がし易い。
【0020】また、このスポイラ24はスポイラサイド
メンバ25a,25bとスポイラエンドメンバ26a,
26bを別ピースとしたので、色分けが容易になる。例
えば、スポイラサイド面を上下2色に色分けする場合、
マスキングテープを直線的に貼るだけでよく、色分けの
ための工数を削減できる。さらに、スポイラサイドメン
バ25a,25bとそのエンドメンバ26a,26bを
別ピースとすることにより、両メンバの組合せを選択す
ることにより、デザインや外観の多様化を図ることがで
き、スクータ型車両の後部のデザイン上大きな自由度を
持たせることができる。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明に係るス
ポイラ付きスクータ型車両は、車体フレームの後端部に
スポイラ取付ブラケットを介して取り付けられるスポイ
ラを、左右のスポイラサイドメンバと左右のスポイラエ
ンドメンバとスポイラリアメンバに分割可能に構成した
ので、大型部品の型成形が不要となり、スポイラの型成
形が容易であるとともに、各スポイラメンバを組み立て
てから車体フレームに取り付けることができ、製造ライ
ン上で作業がし易く、作業性の向上が図れ、取付や製造
が容易になる。
【0022】また、スポイラはスポイラサイドメンバが
一体物で分割不能に構成されたので、スポイラサイド面
の合せを不要とすることができ、美的外観を損うことが
なく、さらに、スポイラエンドメンバを別ピースとした
ので、スポイラサイドの色分けも容易となり、スポイラ
サイドメンバとスポイラエンドメンバとの組合せを選択
することによりデザインや外観上の多様化が図れ、種々
の要求に対応し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスポイラ付きスクータ型車両に
適用される車体フレームの側面図。
【図2】図1に示す車体フレームの左半分を示す平面
図。
【図3】図1に示す車体フレームの後部を拡大して示す
図。
【図4】上記スクータ型車両に取り付けられるスポイラ
取付ブラケットの側面図。
【図5】図4に示すスポイラ取付ブラケットの平面図。
【図6】この発明に係るスポイラ付きスクータ型車両の
一実施例を示す図。
【図7】図6のスクータ型車両に取り付けられるスポイ
ラの組立状態を示す斜視図。
【図8】図7に示すスポイラの分解斜視図。
【図9】(A)は従来のスポイラ付きスクータ型車両を
示す図、(B)は上記スクータ型車両に取り付けられる
スポイラの斜視図。
【図10】(A)は従来のスポイラ付きスクータ型車両
の他の例を示す図、(B)は上記スクータ型車両に取り
付けられるスポイラの分解斜視図。
【符号の説明】
10 スクータ型車両 11 車体フレーム 12 リアボディ 14 リアフレーム 16 リアブリッジメンバ 17 スポイラ取付ブラケット 18 取着ロッド 19 ブリッジプレート 20 取付リブ 21 固定リブ 24 スポイラ 25a,25b スポイラサイドメンバ 26a,26b スポイラエンドメンバ 27 スポイラリアメンバ 30 ストップランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 23/00 B62D 37/02 B62J 6/00 B62J 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの後端部にスポイラ取付ブ
    ラケットを取り付け、この取付ブラケットにスポイラを
    装着したスポイラ付きスクータ型車両において、前記ス
    ポイラは左右に対をなすスポイラサイドメンバと、スポ
    イラサイドメンバの後端部に装着されるスポイラエンド
    メンバと、左右のスポイラエンドメンバを連絡するスポ
    イラリアメンバとに分割可能に構成し、上記スポイラリ
    アメンバは上面を覆うアッパプレート部と後面を覆うリ
    アエンドプレート部とからなり、上記リアエンドプレー
    ト部にストップランプを装着したことを特徴とするスポ
    イラ付きスクータ型車両。
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