JP3166028B2 - 抵抗値測定装置 - Google Patents

抵抗値測定装置

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JP3166028B2
JP3166028B2 JP25108695A JP25108695A JP3166028B2 JP 3166028 B2 JP3166028 B2 JP 3166028B2 JP 25108695 A JP25108695 A JP 25108695A JP 25108695 A JP25108695 A JP 25108695A JP 3166028 B2 JP3166028 B2 JP 3166028B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗体の抵抗値を
測定する抵抗値測定装置に関し、例えば、絶縁性溶剤が
収容された液槽内で複数のサーミスタの抵抗値を測定す
る抵抗値測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12から図14までを参照して従来の
サーミスタ抵抗値測定装置を説明する。図12は複数の
サーミスタが整列したサーミスタ整列用治具を示す斜視
図、図13は図12に示されるサーミスタ整列用治具の
断面図、図14は図12に示されるサーミスタ整列用治
具を絶縁性溶剤が収容された液槽に浸漬した状態を示す
斜視図である。
【0003】サーミスタ整列用治具10は、サーミスタ
20が配置される複数の凹部12aが形成されたサーミ
スタ整列板12と、このサーミスタ整列板12の下面に
取り付けられたコモン電極板14と、コモン電極板14
を支持する支持板16を備えている。サーミスタ整列用
治具10に整列した複数のサーミスタ20は、絶縁性溶
剤22が収容された液槽24に浸漬される。この液槽2
4の内で手動によりコンタクトプローブ26を複数のサ
ーミスタ20に順次に接触させて、標準素子27が接続
されたパーセントメータ28を用いてサーミスタ20の
抵抗値が測定される。抵抗値の測定に当たっては、絶縁
性溶剤22を均一温度に保つために、撹拌機30で絶縁
性溶剤22が撹拌される。
【0004】しかし、上記従来のサーミスタ抵抗値測定
装置には、以下の(1)〜(6)の問題がある。 (1)手動で測定するため、サーミスタへのコンタクト
プローブの押付け圧力の変動が大きく、測定した抵抗値
にばらつきが生じる。 (2)コンタクトプローブを手動で位置決めするため、
多数のサーミスタを測定すると、重複して測定したり飛
び抜かして測定する等の誤測定が多い。 (3)液槽内の溶剤を撹拌しているためサーミスタの確
認が難しく、位置決めが困難である。 (4)コンタクトプローブを手動で扱うため、コンタク
トプローブからの温度の影響を測定値が受ける可能性が
高い。 (5)コンタクトプローブを手動で扱って測定するた
め、例えば180分で2500個しか測定できない。 (6)サーミスタ整列治具を液槽にセットしてから温度
が安定するまで5分程度の温度安定時間が必要である。
【0005】ところで、抵抗体にコンタクトプローブを
などの端子を接触させて抵抗値を測定する方法として
は、2つの端子を用いて抵抗値を測定する2端子測定方
法と、4つの端子を用いて抵抗値を測定する4端子測定
方法が知られている。図15を参照して2端子測定方法
を説明する。2端子測定方法は、2つの端子70,72
を抵抗体74に接触させてその抵抗値を測定する方法で
あり、測定回路上、端子70,72の有する測定接触抵
抗r 1 ,r2 と測定回路抵抗r3 ,r4 とが測定値にプ
ラスされて測定誤差成分になるため、高抵抗値の抵抗体
では測定誤差成分の比率が小さくて無視できるほどであ
るものの、低抵抗値の抵抗体では測定誤差成分の比率が
高くなり高精度で抵抗値を測定することは難しいという
デメリットがある。一方、この2端子測定方法は測定系
の構造が簡素であり、このため小型の抵抗体や異種形状
の抵抗体にも容易に対応できるというメリットがある。
【0006】図16を参照して従来の4端子測定方法を
説明する。4端子測定方法は、4つの端子80,84
(破線で示す82,86はそれぞれ端子80,84が下
方に移動したときの位置を示す4つの端子のうち2本
は、端子80,84の向う側にあるため図示されていな
い。)を抵抗体88に接触させてその抵抗値を測定する
方法であり、抵抗体88は、矢印A方向からガイド90
に案内されてきて押え部材92に押えられる。このよう
に、4端子測定方法では、4つの端子80,84(残り
2本は図示せず)を抵抗体88に接触させる必要があ
り、しかもガイド90や押え部材92を用いるため、抵
抗体88の小型化や形状変化などへの適応性が低く、端
子が確実に抵抗体に接触せずに抵抗値の測定が不安定に
なるおそれもある。さらに、抵抗体が小さくなると測定
装置の構造が複雑になり、抵抗体を交換する作業が大変
なものになり測定時間が長くなるというデメリットがあ
る。一方、測定回路上、2端子測定方法における測定誤
差成分(測定回路抵抗と測定接触抵抗)を全てキャンセ
ルすることができ、高抵抗値の抵抗体のみならず低抵抗
値の抵抗体においても高精度に抵抗値を測定できるとい
うメリットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、従来に比べ短い測定時間で高精度でしかも抵抗値
を測定できる抵抗値測定装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の抵抗値測定装置は、複数のサーミスタ
が整列したサーミスタ整列用治具を、絶縁性溶剤が収容
された液槽に浸漬し、上記複数のサーミスタそれぞれに
コンタクトプローブを順次に接触させて上記複数のサー
ミスタの抵抗値の測定を行う抵抗値測定装置において、
(1)複数の上記コンタクトプローブが先端部に取り付
けられたアームを有し、このアームを移動させて所定の
加重で上記複数のサーミスタそれぞれに上記コンタクト
プローブを接触させる位置決め機(2)上記コンタクト
プローブによる上記測定を順次切り替えるスキャナを備
え、(3)上記各コンタクトプローブが、互いに電気的
に絶縁された同軸の円筒状のプローブピンを有するもの
であり、かつ、(4)上記サーミスタ整列用治具が、互
いに所定間隔離れた複数の第1の櫛歯を有する櫛状の第
1の電極板、及び、互いに隣接する上記複数の第1の櫛
歯の間に、この第1の櫛歯に対して所定のギャップを保
って配置された複数の第2の櫛歯を有する第2の電極板
を備え、互いに隣接する上記第1及び第2の櫛歯上に上
記ギャップを跨いでサーミスタを整列させるものである
ことを特徴とするものである。
【0009】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の抵抗値測定装置は、抵抗体にコンタクトプローブ
を接触させてこの抵抗体の抵抗値の測定を行う抵抗値測
定装置において、(5)互いに所定間隔離れた複数の第
1の櫛歯を有する櫛状の第1の電極板、及び、互いに隣
接する上記複数の第1の櫛歯の間に、この第1の櫛歯に
対して所定のギャップを保って配置された複数の第2の
櫛歯を有する第2の電極板を備え、互いに隣接する上記
第1及び第2の櫛歯上に上記ギャップを跨いで抵抗体を
整列させる抵抗体整列用治具を備え(6)上記コンタク
トプローブが、互いに電気的に絶縁された同軸の円筒状
のプローブピンを有するものであることを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の抵
抗値測定装置の実施形態を説明する。図1は抵抗値測定
装置を示す正面図、図2は図1に示された抵抗値測定装
置の平面図、図3は図1に示された抵抗値測定装置のブ
ロック図、図4は図1に示された抵抗値測定装置でサー
ミスタの抵抗値を測定している状態を示す説明図であ
る。
【0011】抵抗値測定装置40には、絶縁性溶剤が収
容された2つの液槽42,44が備えられており、これ
ら液槽42,44同士は連絡水路46でつながれてい
る。また、連絡水路46を経由して2つの液槽42,4
4の間を往復動するアーム48を有する位置決めロボッ
ト50(水平間接型ロボット、本発明にいう位置決め機
構の一例である)が、2つの液槽42,44の間に配置
されている。アーム48の先端部には、標準サーミスタ
(図示せず)と、5行×5列のコンタクトプローブ52
が取り付けられている。また、抵抗値を測定する機器を
制御する測定機制御部54には、抵抗値を測定する際に
コンタクトプローブ52を切り替えるスキャナ56と、
抵抗値を測定するマルチメータ58と、マルチメータ5
8で測定した標準サーミスタの抵抗値及び被測定サーミ
スタの抵抗値双方を互いに比較演算して測定精度を求め
るパーソナルコンピュータ60とが備えられている。パ
ーソナルコンピュータ60には、位置決めロボット50
のコントローラ62に接続されたボード60a、スキャ
ナ56とマルチメータ58とに接続されたボード60c
などが備えられている。
【0012】また、サーミスタ整列用治具64には、サ
ーミスタを整列させる穴が、1ブロックを25行×50
列として2ブロック形成されており、2500個のサー
ミスタが配列される。次に、抵抗値測定装置40を用い
て複数のサーミスタの抵抗値を自動的に測定する手順を
説明する。
【0013】先ず、被測定サーミスタをサーミスタ整列
用治具64に整列させて、絶縁性の高い溶剤を入れた液
槽42,44の内に固定し、液槽42,44に取付けら
れた撹拌機(図示せず)で溶剤を循環させる。サーミス
タ整列用治具64を固定後、5分以内の安定時間を取
り、測定機制御部54に測定開始を指令すると測定がス
タートされる。測定に当たってのコンタクトプローブ5
2の被測定サーミスタへの位置決めは位置決めロボット
50により行われ、これによりX,Y,Z方向への高精
度の位置決めが行われる。
【0014】1回の位置決めで複数のコンタクトプロー
ブ52が被測定サーミスタと接触し、コンタクトプロー
ブ52とコモン電極64aとの間で被測定サーミスタの
抵抗値が測定される。コンタクトプローブ52による測
定はスキャナ56によって順次切り替えられ、このた
め、被測定サーミスタの抵抗値を短時間で測定すること
ができる。被測定サーミスタの抵抗値は標準サーミスタ
の抵抗値との比較法で判定され、測定値はボード60c
を介してパーソナルコンピュータ60に取り込まれて演
算処理される。この一連の測定に当っては、液槽42,
44にそれぞれサーミスタ整列用治具64をセットして
交互に測定する。このため、温度安定時間が短縮でき、
連続的に測定できる。尚、外的温度の影響を受けにくく
するためにコンタクトプローブ52は連絡水路46を移
動させる。また、被測定サーミスタの抵抗値測定に当っ
ては、4端子測定方法が用いられる。
【0015】この4端子測定方法について、図5から図
9まで参照して説明する。各コンタクトプローブ52
は、図5に明確に示されているように、同軸の円筒状の
プローブピン114a,114bを有するものである。
これらプローブピン114a,114bの間には絶縁体
114cが挟まれており、プローブピン114a,11
4b同士は互いに電気的に絶縁されている。
【0016】電極板付き台座104は、絶縁板124と
この絶縁板124の上に張り付けられた電極板126と
を備えている。電極板126は、互いに所定間隔離れた
3つの第1の櫛歯128a,128b,128cを有す
る櫛状の第1の電極板128を備え、さらに、互いに隣
接する第1の櫛歯128a,128b,128cそれぞ
れの間に、これら第1の櫛歯128a,128b,12
8cに対して所定のギャップ132を保って配置された
2つの第2の櫛歯130a,130bを有する第2の電
極板130を備えている。抵抗体120は、図8に示す
ように、互いに隣接する第1及び第2の櫛歯(例えば、
128aと130a)の上にギャップ132を跨ぐ状態
に整列される。尚、図6には、3つの第1の櫛歯128
a,128b,128cと2つの第2の櫛歯130a,
130bとを示したが、櫛歯の数を増加させることによ
り測定個数を増加することもできる。
【0017】図8と図9を参照して、上記した抵抗値測
定装置40を使って抵抗体120の抵抗値を測定する方
法を説明する。ここでは、第1の櫛歯128aと第2の
櫛歯130aの上にギャップ132を跨ぐ状態に抵抗体
120が配置された場合を例にして説明する。抵抗体1
20の上端面には、2つのプローブピン114a,11
4bを接触させ、一方、抵抗体120の下端面には第1
の櫛歯128aと第2の櫛歯130aを接触させる。こ
れにより、抵抗体120には4つの端子が接触している
こととなり、4端子測定方法によってその抵抗値を測定
することができる。抵抗体120の形状の変更に応じ
て、抵抗体整列用治具106の形状や電極板126の形
状を変更することにより、容易に4端子測定方法によっ
て抵抗値を測定することができる。
【0018】また、抵抗体のサイズの適応範囲はプロー
ブピンの外形に依存し、現在使用可能な最小径のプロー
ブピンを使用した場合、被測定体の測定部が□0.5m
m又はφ0.5mmまで測定可能である。プローブピン
の径が小さくなれば上記以下のサイズも測定可能とな
る。また、この4端子測定方法によれば、1KΩ以下の
チップサーミスタの測定において、測定ばらつきを0.
01Ω以下にすることが可能となった。
【0019】抵抗値測定装置40を用いてサーミスタの
抵抗値を自動的に測定することにより、手作業を省力化
できて8分で2500個のサーミスタの抵抗値を測定で
き、大幅に測定時間を短縮できた。単位時間あたりの処
理能力は、従来の手作業の約20倍になった。さらに、
位置決めロボットを用いてサーミスタの抵抗値を連続的
に測定することにより抵抗値のばらつき及び測定ミス等
の問題が解決できた。
【0020】次に、図10と図11を参照して本発明の
抵抗値測定装置の他の実施形態を説明する。ここで示す
抵抗値測定装置のコンタクトプローブは、図1に示すロ
ボット50のアーム48の先端部に取り付けられて自在
に移動するものではなく、抵抗体整列用治具にボルトで
固定されるものであるが、ロボット50のアーム48の
先端部に取り付けられて自在に移動するようにすること
もでき、図1のコンタクトプローブと同様の形状であ
る。
【0021】抵抗値測定装置100では、台座102の
上に電極板付き台座104と抵抗体整列用治具106と
が重なってボルト108で固定されている。電極板付き
台座104と抵抗体整列用治具106の両端部にはそれ
ぞれ台座110がボルト112で固定されている。台座
110には、5本のコンタクトプローブ114が固定さ
れたプローブピン取付治具116が、止めねじ118で
固定されている。また、抵抗体整列用治具106に形成
された抵抗体整列孔106aには、抵抗体120が収容
されている。
【0022】さらに、抵抗値測定装置100には、抵抗
値を測定する際に、各コンタクトプローブ114を切り
替えるスキャナ150と、抵抗値を測定するマルチメー
タ160と、パーソナルコンピュータ170とが備えら
れており、マルチメータ160には電極板128,13
0が接続されている。この抵抗値測定装置100は、サ
ーミスタのみならず全ての抵抗体の抵抗値を測定でき、
その測定に当っては、上述した4端子測定法を用いるこ
とにより、高精度な測定ができる。
【0023】上記した抵抗値測定装置100を使った4
端子測定方法によれば、抵抗体の交換作業が容易にな
り、交換作業時間が2秒/個となった。また、抵抗体の
サイズの適応範囲はプローブピンの外形に依存し、現在
使用可能な最小径のプローブピンを使用した場合、被測
定体の測定部が□0.5mm又はφ0.5mmまで測定
可能である。プローブピンの径が小さくなれば上記以下
のサイズも測定可能となる。また、この4端子測定方法
によれば、1KΩ以下のチップサーミスタの測定におい
て、測定ばらつきを0.01Ω以下にすることが可能と
なった。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の抵抗
値測定装置によれば、位置決め機を用いることにより、
サーミスタ整列用治具に整列したサーミスタへのコンタ
クトプローブの位置決めが容易にできるため測定時間を
短くでき、ハンドリングの容易でない小型のサーミスタ
であっても容易に位置決めできる。また、コンタクトプ
ローブの押付け圧力も均一にできるため、高精度でばら
つきの小さい測定を行える。また、複数のコンタクトプ
ローブが取り付けられたアームを移動して位置決めする
ため、1回の位置決めで複数のコンタクトプローブを位
置決めでき、この複数のコンタクトプローブをスキャナ
で順次切り替えて抵抗値を測定するため連続的な測定が
行える。この結果、オペレータはサーミスタ整列用治具
へのサーミスタの整列及び液槽へのサーミスタ整列用治
具の装着・回収が主な作業となり作業性が大幅に向上す
ると共に信頼性も向上した。また、自動で測定するた
め、重複して測定したり飛び抜かして測定する等の誤測
定が無い。さらに、同軸の円筒状のプローブピンと櫛歯
状の第1及び第2の電極板とを使って4端子測定方法に
よって抵抗値を測定するので、高精度で抵抗値を測定で
きる。
【0025】また、本発明の第2の抵抗値測定装置によ
れば、同軸の円筒状のプローブピンと櫛歯状の第1及び
第2の電極板とを使って4端子測定方法によって抵抗値
を測定するので、高精度で抵抗値を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抵抗値測定装置の一実施例を示す正面
図である。
【図2】図1に示された抵抗値測定装置の平面図であ
る。
【図3】図1に示された抵抗値測定装置のブロック図で
ある。
【図4】図1に示された抵抗値測定装置でサーミスタの
抵抗値を測定している状態を示す説明図である。
【図5】図1に示す抵抗値測定装置のプローブピンを示
す断面図である。
【図6】図1に示す抵抗値測定装置の電極板付き台座を
示す平面図である。
【図7】図1に示す抵抗値測定装置の電極板付き台座を
示す側面図である。
【図8】図1に示す抵抗値測定装置による4端子測定方
法を示す説明図である。
【図9】(a)は4端子測定方法を示す説明図、(b)
は(a)の等価回路を示す回路図である。
【図10】本発明の抵抗値測定装置の他の実施例を示
す、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図11】図10に示す抵抗値測定装置のブロック図で
ある。
【図12】複数のサーミスタが整列した従来のサーミス
タ整列用治具を示す斜視図である。
【図13】図12に示されたサーミスタ整列用治具の断
面図である。
【図14】図12に示されたサーミスタ整列用治具を、
絶縁性溶剤が収容された液槽に浸漬した状態を示す斜視
図である。
【図15】(a)は2端子測定方法を示す説明図、
(b)は(a)の等価回路を示す回路図である。
【図16】従来の4端子測定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
40,100 抵抗値測定装置 42,44 液槽 48 アーム 50 位置決めロボット 52 コンタクトプローブ 56 スキャナ 64 サーミスタ整列用治具 106 抵抗体整列用治具 114 コンタクトプローブ 114a,114b プローブピン 126 電極板 128 第1の電極板 128a,128b,128c 第1の櫛歯 130 第2の電極板 130a,130b 第2の櫛歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福村 盛文 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三菱マテリアル株式会社 生産技術セン ター内 (56)参考文献 特開 昭61−172071(JP,A) 特開 平3−282265(JP,A) 実開 昭63−107856(JP,U) 実開 平6−18975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 27/02 G01R 1/067 G01R 31/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーミスタが整列したサーミスタ
    整列用治具を、絶縁性溶剤が収容された液槽に浸漬し、
    前記複数のサーミスタそれぞれにコンタクトプローブを
    順次に接触させて前記複数のサーミスタの抵抗値の測定
    を行う抵抗値測定装置において、 複数の前記コンタクトプローブが先端部に取り付けられ
    たアームを有し、該アームを移動させて所定の加重で前
    記複数のサーミスタそれぞれに前記コンタクトプローブ
    を接触させる位置決め機と、 前記コンタクトプローブによる前記測定を順次切り替え
    るスキャナとを備え、 前記各コンタクトプローブが、互いに電気的に絶縁され
    た同軸の円筒状のプローブピンを有するものであり、か
    つ、 前記サーミスタ整列用治具が、互いに所定間隔離れた複
    数の第1の櫛歯を有する櫛状の第1の電極板、及び、互
    いに隣接する前記複数の第1の櫛歯の間に、該第1の櫛
    歯に対して所定のギャップを保って配置された複数の第
    2の櫛歯を有する第2の電極板を備え、互いに隣接する
    前記第1及び第2の櫛歯上に前記ギャップを跨いでサー
    ミスタを整列させるものであることを特徴とする抵抗値
    測定装置。
  2. 【請求項2】 抵抗体にコンタクトプローブを接触させ
    て該抵抗体の抵抗値の測定を行う抵抗値測定装置におい
    て、 互いに所定間隔離れた複数の第1の櫛歯を有する櫛状の
    第1の電極板、及び、互いに隣接する前記複数の第1の
    櫛歯の間に、該第1の櫛歯に対して所定のギャップを保
    って配置された複数の第2の櫛歯を有する第2の電極板
    を備え、互いに隣接する前記第1及び第2の櫛歯上に前
    記ギャップを跨いで抵抗体を整列させる抵抗体整列用治
    具を備え、 前記コンタクトプローブが、互いに電気的に絶縁された
    同軸の円筒状のプローブピンを有するものであることを
    特徴とする抵抗値測定装置。
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