JP3166010U - コンニャク飲料 - Google Patents

Abstract

【課題】味付き米つぶ状のコンニャクを使用することで、のどに詰まる危険性を少なくしたコンニャク飲料を提供する。【解決手段】コンニャクを味付きとしたうえ飲み易い米つぶ状の小粒１とする。容器３に送入封入するに際し飲み易くするための当該コンニャクつぶと同等味のジュース液２を加注せしめ、使用する容器も凡用の飲み易いねじキャップ付きの透明性の高いものを使用することにより、特に飲み易さを特徴とするコンニャク飲料を形成する。【選択図】図１

Description

本考案は、味付きの米つぶ状のコンニャクと、ジュース液とを手軽な凡用形のねじキャップ付きのペットボトル等に封入せめめ、おなかの通りを良くする、またはダイエット用等のコンニャク飲料に関するものである。

従来、おなかの通りを良くするものとしては、医師の処方による「下剤」または食材のなかで、繊維の多いもの、消化の良いもの、等のほか、もっとも効果的な食材としてコンニャク製品が推しようされている。
コンニャク製品には、のりがき、並コン、玉コン、つきコン、刺身コン、混ぜコン、味コン、つぶコン、ライスコン、等があり、種類により、マンナン粉、水、凝固材、等の配合と製造方法を変えて製造されている。
製造の基本的な具体例として▲１▼マンナン粉を水に入れて撹拌、▲２▼加温混練り、７０度Ｃで糊化、▲３▼約３０分間の静止養生、▲４▼水で溶いた凝固液を加えて混練り、▲５▼約３０分間の静止養生、▲６▼カットし水に漬けてアク抜き、等による。
コンニャクは殆んどが水分と云われ、マンナン粉は水に対し約６％。

従来、おなかの通りを良くする、またはダイエット用に供されているコンニャクは味コンの部類で、製法の一具体例としては▲１▼の水をジュース類とし、▲４▼凝固液を加えて混練りした直後に、約２０〜１５０ｇのプラ容器に入れ成形されるのが一般的。
コンニャクは柔軟性があり表面がつるつるしているため、スプン等で適当の大きさにすくい「そしゃく」するものであるが、口の中でつるつると滑ってのどに詰まる危険性を伴う食品である。
このため、特殊製品には「小さなお子様や高令者の方は絶体にたべないでください」と注記されている。
そして更に食べ易くすべく製品の一例では凹凸の付いたロールをを通して砕いた製品もあるが、コンニャクの特性の柔軟性のためか、粒が不正確のうえ、数珠つなぎの現象もあり、また包装も最近流行の口径約１ｃｍの押し出し吸い込み方式のパックを使用しているものがあり高令者には不便のようでもある。

本考案は、コンニャクの「のど詰まり防止対策」の一つとして、味付き米つぶ状のコンニャクを使用するものである。
無味の「つぶコンまたはライスコン」は、一時期ダイエット用として、ごはんに混ぜるものが流行したが、「お米の味がおちる」とのことで、今は下火となり、メーカーも減ったが一部のスーパーでは今も販売されている。
他の類似品に、中華のデザート用として、約５ｍｍ径の「タピオカ」があり、食べると云うより楽に飲める製品ではあるが、水中で膨潤するので利用は不可。

一般的にコンニャクは表面がつるつるのうえ柔軟性があり、噛みにくいが、米つぶ状のコンニャクにするとのどの通りが良くなるようである。
即ち、食べるコンニャクを飲むコンニャクに変える効果となるよう。
マンナン粉を溶く水をジュースに変えると更に飲み易くなるよう。
そして更に米つぶ状のコンニャクとジュース液とを封入する容器を飲み易い通例型のねじキャップ付きの透明なペットボトル等を使用することにより、在来品に較べると、安心かつ簡便に利用することが可能となる。

本考案の側面図

従来、おなかの通り良くする、またはダイエット用のコンニャク製品は、湯飲み茶碗状または約２０ｇの小形容器等に詰められ、スプン等ですくい出し噛んで食べられていたが、とかくつるつるしているのでのどに詰まるおそれがあった。
本考案は、コンニャクを米つぶ状の飲める形状に変えることにより、安心感を高めるものである。
また容器も特製型容器を一般に使用されているねじキヤップ付きの透明なペットボトル等にすることにより飲み易くしたものである。

１ 米つぶ状のコンニャク
２ ジュース液
３ 容器

Claims (1)

1. 本考案は、コンニャクを味付きとしたうえ飲み易い米つぶ状の小粒とし、容器に送入封入するに際し飲み易くするための当該コンニャクつぶと同等味のジュース液を加注せしめ、使用する容器も凡用の飲み易いねじキャップ付きの透明性の高いものを使用する、ことにより特に飲み易さを特徴とするコンニャク飲料。

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