JP3165130U - 耳かき具 - Google Patents

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博 水原
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Abstract

【課題】耳穴を傷つけることが少なく、優しく清掃できるとともに、手軽に耳穴内面を満遍なく掃除をすることができる耳かき具を提供する。【解決手段】指で持つ摘み軸部2と、摘み軸部2から立設された棒部3と棒部3の先端に設けられたブラシ部4を含んで構成された耳かき具1であり、ブラシ部4は放射形に広がる繊維材6をその周囲に備えた芯線7を加工して形成してあり、ブラシ部4の先端側には芯線7を略円形に構成した輪部10を有していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は耳垢等を取り、耳を清潔に保つための耳かき具に関する。
従来の耳かき具は、下記特許文献1に例示するように、棒部の先端部に湾曲した掻取り部を備えたものが一般的である。棒部は竹材又は金属などで構成されていることが多い。
特開平6−343572
上記従来の耳かき具であれば次のような課題がある。
竹材、金属で構成された掻取り部を備える従来の耳かき具は、掻取り部が堅く、また特定の向きにのみしか作用させることしかできないので、耳穴全体を満遍なく掃除をするには不向きであり、耳穴の清掃に時間がかかる課題があった。また、掻取り部が堅いために耳垢等を取るには微妙な操作が必要であり、耳穴内面を傷つけたりすることも多かった。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は上記課題を解決できる耳かき具を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)耳穴を傷つけることが少なく、優しく清掃できるようにする。
(b)簡単に耳穴内面を満遍なく掃除をすることができるようにする。
なお、上記に記載した以外の考案の課題や、その解決手段及びその効果は後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本考案は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。なお、下記各考案において、各符号は後述する実施形態との対応関係を分かりやすくするために一例として示したものであり、本考案の各構成要素は実施形態に記載した符号に係る構成に限定されない。
第1考案は、指で持つ摘み軸部2と、前記摘み軸部2から立設された棒部3と、前記棒部3の先端に設けられたブラシ部4を含んで構成された耳かき具1であり、
放射形に広がる繊維材6をその周囲に備えた芯線7を加工して前記ブラシ部4を形成してあり、前記ブラシ部4の先端側には前記芯線7を略円形に構成した輪部10を有していることを特徴とする。
本明細書において輪部10とは、円や楕円形などの輪形の曲線で構成された部分を言う。
第1考案であれば、輪部を設けることでブラシ部の強度を高めることができる。また、放射形に広がる繊維材によって耳穴内面を満遍なく清掃することができる。しかも、ブラシ部の先端部は輪部によって略円形に形成されているので、耳穴内面に繊維材を強く押し当てても局部的に尖った部分がないので耳穴を傷つけることが少なく、優しく清掃できる。
第2考案は、上記考案において、前記芯線7を略円形に旋回させることによって前記輪部10を形成したことを特徴とする。
第2考案であれば、芯線を略円形に旋回させることによって輪部を構成するので、先端部が変形しくく、強度の高いブラシ部を安価に製造することができる。
第3考案は、上記各考案において、耳穴内面を掻き取りやすいように前記ブラシ部4又は前記棒部3の部分が、耳かき具1の長手方向11に対して角度θを成して曲がっていることを特徴とする。
なお、曲げる形態としては、
(1)ブラシ部4の領域内において曲げる構成、
(2)棒部3の領域内において曲げる構成、
(3)ブラシ部4と棒部3の接続部において曲げる構成
などが例示できる。
ブラシ部4と棒部3の接続部において曲げる構成では、直線形の棒部3に対してブラシ部4の固定する状態を平行でなく、耳かき具1の長手方向11に対して反るように角度θを持たせて曲げることもできる。
第3考案であれば、ブラシ部及び棒部が耳かき具の長手方向に平行な直線である場合に比べて耳穴に挿入した場合に耳垢等を掻き取りやすくなる。
第4考案は、上記各考案において、前記摘み軸部2と係合するキャップ部5を設けるとともに、前記キャップ部5の内部に前記ブラシ部4及び前記棒部3を収容するようにしたことを特徴とする。
摘み軸部2とキャップ部5の係合形態としては嵌合や螺合が例示できる。
第4考案であれば、キャップ部を設けることで、放射形に延びる繊維材で構成された繊細な部材であるブラシ部の変形,破損を防止し、ブラシ部を保護することができる。また、キャップ部を設けることでブラシ部にゴミなどが付着することを防止して、清潔に保つことができる。また、一見して耳かき具とは分からないので、従来の耳かき具とは違う感じを与えるものとすることができる。
第5考案は、上記各考案において、前記キャップ部5を設けた耳かき具1の全体形状を、睫毛を化粧するマスカラ用具に近似した形状にしたことを特徴とする。
マスカラ用具に近似した形状としては略円柱形状などが例示できる。略円柱形状以外にも各種市販されているマスカラ用具の形状を採用できる。
第5考案であれば、マスカラ用具に似せた形状とすることによってお洒落な耳かき具とすることができる。
第6考案は、上記各考案において、外観した場合に棒部3及びブラシ部4が透けて見えるような透明部材又は半透明部材で前記キャップ部5を構成したことを特徴とする。
第6考案であれば、外観した場合に、棒部及びブラシ部が透けて見えるので、例えば、マスカラ用具に似せて構成しても、マスカラ用具と耳かき具とを一見で判別することができ、例えば、化粧バッグにマスカラ用具と耳かき具を入れても両者を間違える不都合はなくなる。
以下、本考案の効果であれば、耳穴を傷つけることが少なく、優しく清掃できるとともに、簡単に耳穴内面を満遍なく掃除をすることができる耳かき具を提供できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る耳かき具1は、指で持って操作するための摘み軸部2と、摘み軸部2から立設された棒部3と、立設された棒部3の先端に設けられたブラシ部4を有している。
また、必要によって、摘み軸部2の周面と嵌合するキャップ部5が設けられる。キャップ部5はブラシ部4と棒部3を収容してそれらを保護する機能を有する。
この実施形態では摘み軸部2は外観が略円柱形に形成されており、同じく略円柱形に形成されたキャップ部5と嵌合することによって全体形状がマスカラ用具のような形状になるように構成してある。
キャップ部5は必要に応じて透明又は半透明にすることができる。
また、マスカラ用具に似せて作られるので、内部が見えない部材でキャップ部5を構成した場合は、キャップ部5又は摘み軸部2の周面に耳かき具であることを示す文字やマーク、又は記号等を設けることが好ましい。
棒部3は、摘み軸部2の円柱の中心域に立設され、耳穴に挿入できる細長い棒材で構成されている。棒部3としては合成樹脂、金属等を用いることができる。
図1及び図2に示すように、ブラシ部4は耳垢などを掻き取る部分であり、このブラシ部4が本実施形態において最も特徴的な構成部分である。ブラシ部4はその全体が耳穴に挿入できる太さに形成されている。
ブラシ部4は、その周囲に放射形に広がる繊維材6を備えた芯線7を用いて構成されている。繊維材6は耳垢等を掻き取るぐらいの剛性があることが必要であり、適度の弾力性があるものが好まれる。繊維材6は合成繊維、合成樹脂等によって構成されることが多い。
通常、芯線7は、図3に示す方法によって製造されることが多い。図3(A)に示すように、2本の基線8を平行に配置するとともに、繊維材6を前記2本の基線8とほぼ直交する方向に配置した状態から2本の基線8を絡めるように捻り回すことで、図3(B)に示すような繊維材6を芯線7の外周に螺旋形かつ放射形に配置することができる。一般的には、芯線7としては針金のような金属線が用いられることが多いが、必要に応じて他の材料を用いることもできる。
また、芯線7をブラシ部4の先端側において、略円形、略楕円形に旋回させることによって輪部10を形成している。前記したように、この輪部10を構成する芯線7には放射形に繊維材6が設けられているので、図2に示すように輪部10の上下方向及び左右方向にも繊維材6が突出した形になり、耳穴にブラシ部4を挿入した時に、耳穴内面に優しく当接させることができる。
図4(A)〜(C)はそれぞれ芯線7からブラシ部4を作るための一方法を示す図である。
図4(A)に示すように、外周に放射状に延びる繊維材6を有した芯線7を用意し、図4(B)に示すように、その芯線7の中央部で旋回させて輪部10を作り、図4(C)に示すように、芯線7の両端部を一方側に揃えることによって、平面視において先端部4aが円形に広く、基端部4bが狭い水滴形のブラシ部4を構成する。
なお、図4(B)(C)においては芯線7及び輪部10の形状が分かりやすいように、繊維材6を省略した形態で描いている。
図2に示すように、このブラシ部4の基端部4bを棒部3の先端に固定することによって耳かき具の掻取り部を構成する。なお、芯線7を中央部で旋回させる回数は適宜、1回転半、2回転半、……というように選定することができる。
前記した図4(B)は一回転、旋回させた状態を示しており、本実施形態に係る耳かき具では、最終的には図4(C)に示すように略一回転半、旋回させた状態で固定されることになる。
このように、少なくとも円形、楕円形の円を構成する輪部10を有することとで単に一本の芯線7を2つに折り返した構成に比べて、ブラシ部4の強度を向上させることができる。また、輪部10を設けることで先端部の強度を向上させることができる。
さらに、図5にブラシ部4の側面図で示すように、ブラシ部4を耳かき具1の長手方向11に角度θを持って固定することもできる。また、図6に示すように棒部3の先端域を湾曲させてブラシ部4を固定して、耳かき具1の長手方向11に対して角度θを持たせて、耳かき具を操作しやすいようにすることもできる。
但し、ブラシ部4と棒部3が共に耳かき具1の長手方向11と平行の直線形であっても、実用上十分で、前述した有益な機能を有する。なお、図5及び図6では輪部10及び芯線7を分かりやすくするために、繊維材6を省略して描いている。
本考案は上記実施形態の構成に限らず、本考案の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
(1)前記実施形態では、繊維材6を周囲に螺旋形かつ放射形に配置した芯線7を使用した構成を示したが、螺旋形でなく、所定の外周角度毎(例えば、90°毎、120°毎)に複数の繊維材6を植えるように設けた芯線7を使用することもできる。また、本考案に採用する芯線7は外周に放射形に繊維材6を配置した構成であれば、その構成、材料、製造方法は限定されない。
(2)前記実施形態では摘み軸部2とブラシ部4を略円柱形に構成したが、断面を略楕円形状の扁平な形状にしたり、断面を正六角形にするなどのデザインに応じた変形を行うことが可能である。
本実施形態に係る耳かき具の斜視図である。 ブラシ部周辺の拡大図である。 (A)(B)は芯線の製造方法の一例を示す図である。 (A)〜(C)は本実施形態に係る輪部を作成する一方法を示す図である。 本実施形態の変形例を示す側面図である。 本実施形態の変形例を示す側面図である。
1…耳かき具、2…摘み軸部、3…棒部、4…ブラシ部、5…キャップ部、6…繊維材、7…芯線、10…輪部、11…耳かき具の長手方向、θ…角度。

Claims (6)

  1. 指で持つ摘み軸部と、前記摘み軸部から立設された棒部と、前記棒部の先端に設けられたブラシ部を含んで構成された耳かき具であり、
    放射形に広がる繊維材をその周囲に備えた芯線を加工して前記ブラシ部を形成してあり、前記ブラシ部の先端側には前記芯線を略円形に構成した輪部を有していることを特徴とする耳かき具。
  2. 請求項1に記載の耳かき具において、前記芯線を略円形に旋回させることによって前記輪部を形成した耳かき具。
  3. 請求項2に記載の耳かき具において、耳穴内面を掻き取りやすいように前記ブラシ部又は前記棒部の部分が、耳かき具の長手方向に対して角度を成して曲がっている耳かき具。
  4. 請求項2に記載の耳かき具において、前記摘み軸部と係合するキャップ部を設けるとともに、前記キャップ部の内部に前記ブラシ部及び前記棒部を収容するようにした耳かき具。
  5. 請求項4に記載の耳かき具において、前記キャップ部を設けた耳かき具の全体形状を、睫毛を化粧するマスカラ用具に近似した形状にした耳かき具。
  6. 請求項4に記載の耳かき具において、外観した場合に棒部及びブラシ部が透けて見えるような透明部材又は半透明部材で前記キャップ部を構成した耳かき具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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