JP3137047U - 鳥害防止具 - Google Patents

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Inventor
敏永 小倉
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大都工業株式会社
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Abstract

【課題】螺旋状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針状突起とを備え、テープ本体を電線等の長尺状体に巻き付けて装着するようにした鳥害防止具において、多数の鳥害防止具を連続して能率的に電線に装着することができるようにし、且つ、長年の使用によっても脱落するおそれがないようにする。
【解決手段】
螺旋状のテープ本体21と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針状突起31とを備る。テープ本体21の少なくとも一端に、上記の突起を通すことが出来る貫通穴22が形成され、この貫通穴22に他のテープ本体21の端部に設けられた針状突起31を通してテープ本体同士を接続する。
【選択図】 図1

Description

本願考案は、鳥害防止具に関するものである。
特許文献1に示す鳥害防止具が提案されている。この鳥害防止具は、螺旋状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針
状突起とを備え、テープ本体を電線等の長尺状体に巻き付けて装着するようにしたものである。
この鳥害防止具にあっては、テープ本体の両端が外側に折れ曲がって形成されている。これは、この外側に折れ曲がった部分を外に引っ張ることによって、テープ本体が半径方向に広がって、電線に対する着脱が容易に行なえるようにしたものである。
ところが、この鳥害防止具は、螺旋状であるため、既設の電線に装着する場合には、スパイラルの周回数だけ電線の外周をグルグル回して装着する必要がある。そのため、あまりにも長い長さにしておくと、長い鳥害防止具を何回も何回も回す必要が生じて、装着に手間がかかってしまう。他方、短くしておくと、装着後の長年の風雨や鳥との接触などによって、電線に装着された状態で鳥害防止具が回転して電線から端部から外れてしまうおそれがあり、最悪の場合には落下するという事故が生じかねない。よって、鳥害防止具を電線に装着するだけでなく、別途固定する必要がある。しかしながら、上記のように、全長を短くなければ装着に手間がかかるため、長い電線には多数の鳥害防止具が必要となり、この多数の鳥害防止具を一つ一つを電線に固定していくという手間のかかる作業が必要となる。
登録実用新案第3045775号公報
本願考案は、螺旋状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針状突起とを備え、テープ本体を電線等の長尺状体に巻き付けて装着するようにした鳥害防止具において、多数の鳥害防止具を連続して能率的に電線に装着することができ、且つ、長年の使用によっても脱落するおそれがない鳥害防止具を提供せんとするものである。
本願の請求項1に係る考案は、螺旋状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針状突起とを備え、テープ本体を電線等の長尺状体に巻き付けて装着するようにした鳥害防止具において、テープ本体の少なくとも一端に、上記の突起を通すことが出来る貫通穴が形成され、この貫通穴に他のテープ本体の端部に設けられた針状突起を通してテープ本体同士を接続できるようにしたことを特徴とする鳥害防止具を提供する。
本願の請求項2に係る考案は、針状突起が一定間隔で設けられ、最も端部にある針状突起と上記の貫通穴との間隔が、針状突起間の間隔と等しく設定されたものであることを特徴とする請求項1記載の鳥害防止具を提供する。
本願の請求項3に係る考案は、テープ本体と針状突起とが一体形成されたものであり、テープ本体がその一端から他端まで同じリード角であり同じ半径であり、一端と他端の双方に貫通穴が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の鳥害防止具を提供するものである。
本願考案に係る鳥害防止具は、連続して鳥害防止具を電線などに巻き付けていく際、端部の貫通穴に端部の針状突起を通していくだけで、接続が完了する。かかる簡単な作業で、鳥害防止具同士は確実に接続されるもので、特に、電線と個々の鳥害防止具とを固定する必要はない。電線と鳥害防止具との接続は、接続した鳥害防止具群の両端において行なえば足り、その中間の鳥害防止具においては固定する必要がなく、連続的な装着作業が極めて能率的になったものである。
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態を説明する。
図1は本願考案の実施の形態に係る鳥害防止具の正面図であり、図2は同鳥害防止具の接続状態を示す正面図であり、図3は同鳥害防止具の側面図である。
この鳥害防止具11は、螺旋状に形成されたテープ本体21と、テープ本体21の外周面に突出して設けられた針状突起31とを備える。テープ本体21と針状突起31とは別々に整形したものであってもよいが、この例では、人の手で変形させることができ且つ元に戻る程度の弾性を有する合成樹脂で一体に成形されている。
テープ本体21は、一端から他端まで、同一半径で同一スパイラルのリード角を備えたものである。その両端の外周縁は、半円形となっているが、矩形状などの適宜形状にしてもよい。また幅は同一幅となっているが、途中で若干変化させてもよい。長さは軸方向の直線長さで300〜2000mm程度、特に400〜600mmが適当である。
針状突起31は、鳥が嫌がるように先端がとがっている突起である。長さは、対象とする鳥の大きさによるが40〜100mm程度とすることが好ましい。短すぎると鳥排除効果が十分発揮されず、長すぎると重量が大きくなり、風等の抵抗が大きくなってしまう。針状突起31の径は、3〜20mm程度とする。小さすぎると曲がりやすく、長すぎると重量が大きくなり、風等の抵抗が大きくなってしまう。この針状突起31はすべて同一の大きさ長さとしてもよいが、異なる長さのものを複数種類配位するようにしてもよい。
テープ本体21の少なくとも一端に、この例では両端に、針状突起31を通すことが出来る貫通穴貫通穴22が形成されている。この貫通穴22に、他の鳥害防止具11のテープ本体21の端部に設けられた針状突起31を通して鳥害防止具11同士を接続する。よって、貫通穴22の径は、テープ本体21と略等しくすることが好ましい。貫通穴22は両端に1個ずつとしているが、2個や3個としてもよい。
針状突起31と針状突起31との間隔は、特に制限はなく鳥を能率的に排除できるものであればよいが、この例では一定間隔で設けられる。具体的には、60度間隔となるように配置されている。そして、最も端部にある針状突起31と貫通穴22との間隔が、隣り合う針状突起31と針状突起31との間隔と等しく設定されたものであり、60度間隔となっている。これにより、鳥害防止具11同士を接続した場合、等間隔で針状突起31が並ぶこととなり、どの部分でも同じ条件で鳥を排除できる。
またテープ本体21が、従来の特許文献1のように端部が外側に折り曲がっているのではなく、その一端から両端まで同じリード角であり同じ半径であることによって、テープ本体21を電線等の長尺状体に巻き付けて装着して接続していく場合、テープ本体21の端部同士が自然に重なり合うこととなり、鳥害防止具11同士を無理なく接続できる。
このような構成を備えた鳥害防止具11は、電線等の長尺状体に次々と巻き付けいって装着する。そして、1つの鳥害防止具11が装着し終えると、その最も端の針状突起31に、次の鳥害防止具11の端の貫通穴22を通した上で巻き付ける。これだけの作業で、鳥害防止具11同士は確実に接続されるもので、特に、電線と個々の鳥害防止具11とを固定する必要はない。電線と鳥害防止具11との接続は、接続した鳥害防止具11群の両端において行なえば足り、その中間の鳥害防止具11においては固定する必要がなく、連続的な装着作業が極めて能率的になったものである。
本願考案の実施の形態に係る鳥害防止具の正面図である。 同鳥害防止具の接続状態を示す正面図である。 同鳥害防止具の側面図である。
符号の説明
11 鳥害防止具
21 テープ本体
22 貫通穴
31 針状突起

Claims (3)

  1. 螺旋状に形成されたテープ本体と、このテープ本体の外周面に突出して設けられた針状突起とを備え、テープ本体を電線等の長尺状体に巻き付けて装着するようにした鳥害防止具において、
    テープ本体の少なくとも一端に、上記の突起を通すことが出来る貫通穴が形成され、この貫通穴に他のテープ本体の端部に設けられた針状突起を通してテープ本体同士を接続できるようにしたことを特徴とする鳥害防止具。
  2. 針状突起が一定間隔で設けられ、最も端部にある針状突起と上記の貫通穴との間隔が、針状突起間の間隔と等しく設定されたものであることを特徴とする請求項1記載の鳥害防止具。
  3. テープ本体と針状突起とが一体形成されたものであり、テープ本体がその一端から他端まで同じリード角であり同じ半径であり、一端と他端の双方に貫通穴が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の鳥害防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012196056A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Daito Corp 電線用動物忌避器具
JP2020089321A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 中国電力株式会社 営巣防止具および営巣防止具の設置方法

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