JPWO2015145898A1 - 化粧用ブラシ - Google Patents

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Abstract

化粧用ブラシ(1)は、断面非円形の異形芯線(3i)の間に多数のブリストル(5)を挟持して、異形芯線(3i)を捻りあわせて形成されるブラシ部(10)の、異形芯線(3i)の捻り合わせ部(4)から、ブリストル(5)が、ブラシ部軸方向(P)に二股に分かれて延出するよう構成した。これにより、塗布液(12)の保持量が適量で、専用の部品も必要としない、ブラシ部軸方向(P)にブリストル(5)の隙間(6)が設けられた化粧用ブラシ(1)が得られる。

Description

本発明は、化粧用ブラシに係り、特に、芯線の間に多数のブリストルを挟持して、芯線を捻りあわせて形成されるブラシ部を有する化粧用ブラシに関する。
この種の化粧用ブラシ1のブラシ部10は、図8(a),(b),(c)に示すように、断面円形の芯線3を使用し、二本の芯線3の間にブリストル5を通し、ブリストル5の中央部を挟み芯線3を捻り合わせることで、芯線3の捻り合わせ部4から、ブリストル5が、ブラシ部軸方向Pにはランダムに広がり、ブラシ部半径方向Rには芯線3の捻り合わせ部4に沿って螺旋状に連続して分散し、全体が円柱状に形成されるのが一般的である。(なお、簡略図である図8(c)は、捻り合わせ部4から螺旋状に分散するブリストル5のうち、図面手前方向に延出するものの記載を省略している。)
これに対し、ブラシ部軸方向にランダムに広がるブリストルを間引いて、ブラシ部軸方向にブリストルの隙間を設けた化粧用ブラシが開示されている。特許文献1では、断面円形の芯線を使用し、化粧用ブラシの形成時に、ブリストルの中央部ではなくブリストルの一端部を挟み捻り合わせ、芯線の捻り合わせ部から一つおきにブリストルを延出させることで、ブラシ部軸方向Pにブリストルの隙間を設けている。特許文献2では、上述のような、断面円形の芯線を使用して形成した一般的な化粧用ブラシに、後工程としてコイルスプリング状の部品を嵌め、部品でブリストルの延出方向を変えることで、ブラシ部軸方向にブリストルの隙間を設けている。
実開昭48−114656号公報 特開2010−69022号公報
しかし、特許文献1の化粧用ブラシでは、ブリストルは芯線の捻り合わせ部から一つおきにしか現れないため、ブリストルの毛量が少なくなるし、ブラシ部軸方向のブリストルとブリストルの間が空きすぎてしまうため、ここに保持される塗布液が多量となり、睫毛にダマができてしまう。特許文献2の化粧用ブラシでは、専用の部品を必要とするため、ブラシの構成点数及び作業工数が増えてしまう。
本発明は、前記従来技術の問題点に基づいて為されたもので、塗布液の保持量が適量で、専用の部品も必要としない、ブラシ部軸方向にブリストルの隙間が設けられた化粧用ブラシを提供するものである。
前記目的を達成するために、本発明に係る化粧用ブラシでは、断面非円形の異形芯線の間に多数のブリストルを挟持して、前記異形芯線を捻りあわせて形成されるブラシ部の、前記異形芯線の捻り合わせ部から、前記ブリストルが、ブラシ部軸方向に二股に分かれて延出することを特徴とする。
好ましくは、前記ブラシ部は、ブラシ部軸方向に隣接する前記異形芯線の捻り合わせ部の、一方の捻り合わせ部から他方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルと、他方の捻り合わせ部から一方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルとが、接触するよう構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る化粧用ブラシでは、芯線の間に多数のブリストルを挟持して前記芯線を捻りあわせて形成されるブラシ部であって、前記芯線に断面非円形の異形芯線を用いて、前記異形芯線の捻り合わせ部の現れるピッチを、前記異形芯線と同じ線径又は同じ断面積を有する断面円形の芯線の捻り合わせ部のピッチよりも広く構成したことを特徴とする。
本発明の化粧用ブラシによれば、芯線を断面非円形の異形芯線としたことで、異形芯線の捻り合わせ部から延出するブリストルが、ブラシ部軸方向に二股に割れて延出する。これにより、この二股に割れたブリストルの間がブリストルの隙間となるので、ブラシ部軸方向にブリストルの隙間を設けることができる。
本発明の化粧用ブラシは、ブラシ部半径方向には、異形芯線の捻り合わせ部の螺旋に沿って全ての箇所からブリストルが延出するため、ブリストルの毛量は従来と同等である。また、本発明の化粧用ブラシは、ブリストルの隙間を設けるための専用の部品等を必要とせず、異形芯線を採用して、従来の化粧用ブラシと同様の製造工程を行うだけで良いので、ブラシの構成点数及び作業工数も従来と同じである。
また、本発明の化粧用ブラシを用いれば、マスカラ等の塗布液を睫毛に塗布する際に、ブラシ部軸方向に一定間隔で現れるブリストルの隙間に、睫毛が集約された状態で塗布液が塗布されるので、束感のある睫毛ができる。さらに、化粧用ブラシを睫毛根本から毛先方向に動かすことで、そのままブリストルがコームとして機能するので、毛先まで束感を維持した長い睫毛ができる。
また、ブリストルが二股に割れるので、ブラシ部軸方向に隣接する異形芯線の捻り合わせ部の、一方の捻り合わせ部から他方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルと、他方の捻り合わせ部から一方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルとが、接触するよう構成することができる。このブリストルの接触部は、睫毛によく絡むので、睫毛の細部への細かな塗布作業を行える。
また、芯線に断面非円形の異形芯線を用いたことで、使用する異形芯線と同じ線径又は同じ断面積を有する断面円形の芯線を用いてブラシ部を形成した場合よりも、芯線の捻り合わせ部に傾斜が付き、芯線の捻り合わせ部のブラシ部軸方向のピッチが広がる。このため、異形芯線の捻り合わせ部から分散するブリストルは、上記条件の断面円形の芯線からなるものよりもブラシ部軸方向に分散しやすくなる。この分、ブラシ部の液溜まり空間が広がり、異形芯線を用いたブラシ部は上記条件の断面円形の芯線で構成されたブラシ部よりも液含みの良いものが得られる。
次に、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施例)
図1は本発明の第1の実施例に係る化粧用ブラシの側面図、図2は同化粧用ブラシの作成方法を説明する図、図3(a)は同化粧用ブラシの側面の一部拡大図、図3(b)は図3aの断面図、図3(c)は図3aの簡略図、である。
第1の実施例の化粧用ブラシ1は、図1に示すように、図示しない化粧料容器の口部に螺着できるキャップ2と、キャップ2に固定されたブラシ部10と、を有する。なお、化粧料容器の口部内周は、筒状の可撓性部材(ワイパー)が設けられており、ブラシ部10を容器から抜き出す際に、ブラシ部10に過剰に付着したマスカラなどの塗布液12をしごき落とすようになっている。
化粧用ブラシ1は、図2に示すように、二条の異形芯線3i、3iの間に、従来同様に、多数のブリストル5を垂直に通し、ブリストル5の中央部を挟み、任意の一方向に捻ることで形成される。なお、二条の異形芯線3iは、一本の異形芯線3iを二つ折としても、二本の異形芯線3iを用いる構成でもよい。異形芯線3iの詳細は後述する。
これにより、化粧用ブラシ1は、図3(a)〜(c)に示すようなブリストル5の形態を有することとなる。すなわち、ブリストル5は、異形芯線3i、3iの捻り合わせ部4から、ブラシ部軸方向Pには二股に(すなわち図面の上下方向に)分かれて延出し、ブラシ部半径方向Rには異形芯線3iの捻り合わせ部4に沿って螺旋状に連続して分散する(特に図3(a)参照。なお、図3(a)は、図示の位置以外の位置の捻り合わせ部4から延出するブリストル5の記載を省略している)。従って、この二股に割れたブリストル5,5の間がブリストルの隙間6となって、化粧用ブラシ1は、ブラシ部軸方向Pにおいて、捻り合わせ部4に対応する位置にブリストルの隙間6が、捻り合わせ部4,4間に、ブリストルの山部7が、一定のピッチで現れる(特に図3(c)参照。なお、簡略図である図3(c)は、捻り合わせ部4から螺旋状に分散するブリストル5のうち、図面手前方向に延出するものの記載を省略している)。
図4は化粧用ブラシ1のブリストル5の様子を説明するための概念図である。化粧用ブラシ1は、芯材に異形芯線3iを採用したことで、その間に挟持されるブリストル5は、異形芯線3iから所定の拘束力を受けて延出するため、二股に割れるものと考えられる。異形芯線3iは、周方向に「面」を有するため、異形芯線3i,3iを捻り合わせたとき、捻り合わせ部4には異形芯線3iの「面」が現れる。ブリストル5は、異形芯線3iの面に当接して延出するため、当接した面に応じて延出方向が決定付けられる(芯線3が円形であれば、このような面は存在しないため、ランダムに延出する)。例えば図4のような捻り合わせ部4では、下方に位置する異形芯線3iBの拘束力を受けたブリストル5は、捻り合わせ面3ibに当接して上方に延出するよう方向付けられ、上方に位置する異形芯線3iAの拘束力を受けたブリストル5は、捻り合わせ面3iaに当接して下方に延出するよう方向付けられる。この状態が、捻り合わせ部4に沿って螺旋状に続くことで、異形芯線3iの化粧用ブラシ1は、捻り合わせ部4からブリストル5がブラシ部軸方向Pに二股に割れるのである。
図5は異形芯線の例である。異形芯線3iは、図7に示すように、断面が、正方形、平行四辺形、長方形、ひし形、台形等の矩形、または、三角形、五角形、六角形等、断面が非円形のもの、すなわち捻り合わせ部4に面が現れるような断面形状であること意味する。従って、図7は異形芯線3iの例であって、図示の形状の角がラウンドされた形状や一部の辺が湾曲された形状等の種々の変形を含む。なお、捻り合わせ部4に確実に面が現れる構成とすることを考慮すれば、異形芯線3iは、断面が円形から遠のく形状のほうが好ましい。ブラシ製造工程の利便性を考慮すれば、断面矩形とするのが好ましい。
次に、上記化粧用ブラシ1を用いて塗布液12を塗布する際の利点について説明する。
図6は化粧用ブラシ1の使用を説明するための図である。化粧用ブラシ1を化粧用容器から引き抜くと、塗布液12が、各ブリストル5と、ブリストルの隙間6に保持されている(破線にて図示)。このまま化粧用ブラシ1を水平に持って睫毛11に当てると、化粧用ブラシ1は、一定間隔でブリストルの隙間6があるため、睫毛11が複数本集約された状態で塗布液12が塗布されるので、束感のある睫毛11ができる。さらに、化粧用ブラシ1を睫毛11の根本から毛先方向に動かすことで、ブリストルの山部7がコームとして機能するので、毛先まで束感を維持した長い睫毛11ができる。
また、図示のように、化粧用ブラシ1の液溜まり空間は、主に、各ブリストル5に付着する分と、二股に割れたブリストルの隙間6であるので、本実施例の化粧用ブラシ1の塗布液12の保持量は、図8に示す従来の化粧用ブラシより多いものとなる。また、本実施例の化粧用ブラシ1は、ブリストル5が二股に割れるため、異形芯線3iが露呈することがなく、異形芯線3i周囲に塗布液12が残って、塗布液12が過度に塗布されダマとなることや、異形芯線3iに残留した塗布液12が時間経過により固化してゴミとなる等の不具合も少ない。
(第2の実施例)
図7は(a)本発明の第2の実施例に係る化粧用ブラシの側面の簡略図、図7(b)は図7aの断面図、である。
第2の実施例の化粧用ブラシ1は、第1の実施例と同様に異形芯線3iを用いた上で、異形芯線3i,3iに挟むブリストル5の長さを、ブリストルの接触部8が形成されるよう所定長さに設計したものである。第1の実施例と共通の構成については同一の符号を用いて説明を割愛する。なお、図7(a)の簡略図は、捻り合わせ部4A,4Bから螺旋状に分散するブリストル5のうち、図面手前方向に延出するものの記載を省略している。
第2の実施例のブラシ部10は、ブラシ部軸方向Pに隣接する捻り合わせ部4A,4Bの、一方の捻り合わせ部4Aから他方の捻り合わせ部4B方向に延出するするブリストル5dと、他方の捻り合わせ部4Bから一方の捻り合わせ部4A方向に延出するするブリストル5uとが、交差するよう構成されている。
本実施例においても、第1の実施例と同様の効果が得られる。加えて、このブリストルの接触部8に睫毛11がよく絡み、目頭、目尻の睫毛や下睫毛等の塗りにくい箇所への細かな塗布作業を行える。
なお、ブリストルの接触部8の接触程度は、本実施例のように交差させる構成に限らず、ブリストル5の先端部のみ接触、或いはブリストル5の中央部又は基端部が交差する構成でもよい。これらの変形例は、ブリストル5の長さを調整することで、任意に変更可能である。また、ブリストルの接触部8は、ブラシ部10の一部箇所に形成される構成であってもよい。すなわち、ブラシ部10の形状により、接触、非接触が混在していてもよい。
上記実施例1、2において採用するブリストル5は、一般的に化粧用ブラシに採用されうる合成樹脂、動植物毛等の繊維であってよく、繊維の中実中空も、繊維の断面形状の様々な変形も、使用されてよい。好ましくは、ブリストル5は、柔らかい繊維を使用するのがよい。より好ましくは、ブリストル5は、ブリストル製造工程において、押し出し工程後に延伸加工工程を経ずに製造された、無延伸の合成繊維を用いるのがよい。この無延伸繊維の詳細は、日本国特許第5100985号に記載されているため割愛する。この無延伸繊維は剛性が低いため、異形芯線3i,3iに挟んで捻ると、異形芯線3iからの拘束力が反映されやすいため好適である。
なお、上記実施例1、2では、本発明の化粧用ブラシ1をマスカラ塗布用として説明したが、その他の液体化粧料塗布にも適用できる。
次に、上記の化粧ブラシ1が、異形芯線3iを使用したことで得られる他の効果について説明する。図9は本発明に係る異形芯線で得た態様と断面円形の芯線で得た態様を比較した図である。
図9に示す(a)は線径dが0.8mmの断面正円の芯線を使用したもの、(b)は線径dが0.8mmの断面正方形の異形芯線3iを使用したもの、(c)は線径dが0.9mmの断面正円の芯線を使用したものである。図9のうち、上段はブラシ部を比較した写真、中段は芯線の(ブラシ部軸方向に直交する)断面図、下段は芯線の捻り合わせ部の模式図である。なお、図中の一点鎖線は補助線である。
すなわち、ブラシ部10bが本発明に係る異形芯線3iで得たもの、ブラシ部10aが異形芯線3iと同じ線径dを有する断面円形の芯線で得たもの、ブラシ部10cが異形芯線3iと略同じ断面積Aを有する断面円形の芯線で得たものである。
図9の上段に示すように、ブラシ部10bは、芯線に断面非円形の異形芯線3iを用いたことで、ブラシ部10a又はブラシ部10cよりも、ブリストル5がブラシ部軸方向Pに分散しやすくなっている。
この理由は、図9の下段に示すように、ブラシ部10bは、異形芯線3iを用いたことで、芯線の捻り合わせ部4に傾斜θbが付き、捻り合わせ部4のブラシ部軸方向Pに現れるピッチhbが広がるためである。異形芯線3iを用いたブラシ部10bは、芯線の捻り合わせ部4に図4に示す面および角が現れるため、これが干渉して、捻り合わせ部の傾斜θbが拡大し、傾斜θbは上記条件の断面円形の傾斜θaおよび傾斜θcよりも大きくなる。結果、ブラシ部10bの捻り合わせ部4のピッチhbは、ブラシ部10aのピッチhaよりも、ブラシ部10cのピッチhcよりも大きくなる。
これにより、ブラシ部10bは、ブラシ部10a又はブラシ部10cよりも、ブリストル5がブラシ部軸方向Pに分散するため、この分ブラシ部10bの液溜まり空間が広がり、液含みが良くなる。
また、従来は、芯線の捻り合わせ部4のピッチを広げたい場合は、芯線の線径が太いものを選択するしかなかったが、芯線の線径は同一であっても、芯線に異形芯線3iを用いることで、芯線の捻り合わせ部4のピッチを伸ばすことができる。
本発明の第1の実施例に係る化粧用ブラシの側面図。 同化粧用ブラシの作成方法を説明する図。 (a)同化粧用ブラシの側面の一部拡大図、(b)図3aの断面図、(c)図3aの簡略図 同化粧用ブラシのブリストルの様子を説明するための概念図 異形芯線の例 同化粧用ブラシの使用を説明するための図 (a)本発明の第2の実施例に係る化粧用ブラシの側面の簡略図、(b)図7aの断面図 (a)従来の化粧用ブラシの側面の一部拡大図、(b)図8aの断面図、(c)図8aの簡略図 本発明に係る異形芯線で得た態様と断面円形の芯線で得た態様を比較した図
1…化粧用ブラシ、 3i…異形芯線、 4…捻り合わせ部、 5…ブリストル、 6…ブリストルの隙間、 7…ブリストルの山部、 8…ブリストルの接触部、 10…ブラシ部、 11…睫毛、 12…塗布液、 P…ブラシ部軸方向、 R…ブラシ部半径方向、 d…芯線の線径、 A…芯線の断面積 h…芯線の捻り合わせ部のピッチ

Claims (3)

  1. 断面非円形の異形芯線の間に多数のブリストルを挟持して、前記異形芯線を捻りあわせて形成されるブラシ部の、前記異形芯線の捻り合わせ部から、前記ブリストルが、ブラシ部軸方向に二股に分かれて延出することを特徴とする化粧用ブラシ。
  2. 前記ブラシ部は、ブラシ部軸方向に隣接する前記異形芯線の捻り合わせ部の、一方の捻り合わせ部から他方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルと、他方の捻り合わせ部から一方の捻り合わせ部方向に延出するするブリストルとが、接触するよう構成されることを特徴とする請求項1に記載の化粧用ブラシ。
  3. 芯線の間に多数のブリストルを挟持して前記芯線を捻りあわせて形成されるブラシ部であって、前記芯線に断面非円形の異形芯線を用いて、前記異形芯線の捻り合わせ部の現れるピッチを、前記異形芯線と同じ線径又は同じ断面積を有する断面円形の芯線の捻り合わせ部のピッチよりも広く構成したことを特徴とする化粧用ブラシ。


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