JP3165024U - コードロック組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品のコードを選択的に締めたり緩めたりするように構成されたコードロック組立体を提供する。【解決手段】コードロック組立体100は、シェルと、ピストン104と、バネ部材128とを含むことができる。シェルは内部空間を画定し、整列したシェル側コード通路110を含む。ピストンは内部空間内に摺動可能に保持される。ピストンには、ピストン側コード通路122が貫通、形成されている。バネ部材は、係止位置でピストン側コード通路の位置がシェル側コード通路の位置とずれるようにシェル内のピストンに力を作用する。引き紐124はピストンに固定してもよく、解除位置でコードが自由に通過できるようにピストン側コード通路の位置をシェル側コード通路の位置と合わせるため、ピストンを引張って移動させるように構成することができる。【選択図】図15

Description

本考案の実施形態は、概括的に、アウトドア衣料およびアクセサリーと共に使用しうるコードに関し、特に、片手で操作してコードを締めたり緩めたりできる改良されたコードロックに関する。
本願は、2007年7月17日出願の米国仮特許出願第60/959769号「改良された片手操作式コードロック」の優先権を主張する。この出願は、本願と一体をなすものとして参照する。
コードは、通常、開口部を包囲する布の紐穴またはコード通し穴内に収容される。コード通し穴の出口からコードを強く引張ると、バッグの開口部の場合のように、コードはコード通し穴を潰しながら開口部を完全に閉じる。開口部の閉鎖は通常、手袋の袖口または機材カバーの場合のように、要素を密閉するのに十分緊密なものであるが、ズボンのウエスト部分の場合のように調整も可能である。
コードを調整するため、様々なコードロックが使用されている。ある種のコードロックは、平坦でテーパーの付いたソケットを含む平坦型またはホイール形コードロックである。コードの2つの端部はソケットを通過し、歯の付いたウェッジまたはホイールによって定位置に解放可能に係止される。別の種類のコードロックは、2つ以上の摺動可能に位置をずらしたコード通路の間にコード(単数または複数)を挟持する。
図1は従来のコードロック20の一部を透視する斜視図である。図2は従来のコードロック20の軸方向断面図である。コードロック20はバレル形コードロックでもよい。図1、2を参照すると、コードロック20は硬質プラスチックから成形することができ、中空の円筒シェル22を含む。該中空の円筒形シェルは一端が開放されており、内部ピストン24を摺動自在に受容するようになっている。ピストン24は、シェル軸A1に沿って限定された範囲の行程を有する。ステンレス鋼の圧縮コイルバネ26が、軸A1に沿いにピストン24と、シェル22の閉鎖端部との間に配置される。シェル22の直径を挟んだ両側には、軸A1に対して垂直な軸A2に沿って配置された2つのコード通路28が形成されている。また、ピストン24にはコード通路30が軸A2に平行に形成されており、該コード通路は、バネ26の付勢力F1によって前記軸に対して位置がずれている。
図3は、コード通路28、30が整列した圧縮状態の、従来のコードロック20の軸方向断面図である。図4は、コード32を保持する従来のコードロック20の軸方向断面図である。図3、4を参照すると、ユーザが人差し指F2と親指F3との間でピストン24とシェル22を共に圧縮するなどのように、ピストン24がバネ26の付勢力F1に抗してシェル22内に押し込まれると、コード通路30の位置はコード通路28に対して整列する。こうして、コード32はコード通路28、30を通過可能となり、コード32上でコードロック20の位置を調整できる。力F2、F3が解除されると、バネ26の付勢力F1によってピストン24が押上げられ、それによってコード通路28、30の位置がずれて、対向するコード通路28、30の近位縁部34がコード32を挟持する。こうして、コードロック20はコード32上の特定の位置で係止される。
図5は、従来の弓形コードロック40の斜視図である。図6は、従来の弓形コードロック40の横方向断面図である。図5、6を参照すると、コードロック40は通常半弾性プラスチックから成形され、外側リング42を含む。該外側リングは2つの弓形部分から成り、該2つの弓形部分は、その一層厚く形成された対向する直線状の側部の両端で一体化され、摺動可能にオフセットされた軸A2と平行なコード通路46が一体的に形成されている。バネビーム48は一層薄く形成された連結端部であり、力F1によって、軸A1に沿ってコード通路46を付勢して位置をずらし、挟持縁部50においてコード32を挟持する。軸A1に沿って、力F1に抗して力F2、F3を印加して側面44を共に圧縮し、コード通路46を整列させることによってコード32の挟持が解除される。
上記のコードロックは一般に両手で操作するように構成されている。ある開口部を締めるため、操作者は一方の手でコードロックを圧縮して、挟持されているコードを解放し、もう一方の手でコードの端部を保持する。その後ユーザは、コードロックを通じてコードを引張ってコード通し穴を潰し、コード通し穴の出口穴に対してコードに沿ってコードロックを摺動させればよい。その後、コードロックは望ましい位置でコードを挟持できるようになる。緩めるために、操作者は、両手を使って開口部を拡げながら、一方の手でコードロックを圧縮し、コードの端部の方へ摺動させて、コードをコード通し穴内に引戻す。
一般に、コードロックとコードのシステムは、多くのアウトドア衣料およびアクセサリーの用途で要素を密閉できる。手首覆いの付いた手袋またはミトンの袖口を密閉するためにこのシステムを使用する場合、調整のために片手しか利用できないので、コードを強く引張るために歯を使うが、これは通常ぎこちない動作となる。したがって、コードロックの中には片手で操作するように構成されたものがある。この場合、コードロックは調整対象の衣服または物品に繋止されている。繋留部はコードロックをコード通し穴のコードの出口穴の近くに保持する。締めるためには、片手だけを使用してコードロックを通じてコードを引張り、緩めるためには、片手だけを使用してコードロックを圧縮しコードの挟持を解除する。その後、そのまま圧縮した状態で、コードロックを外向きに引張り、開口部を拡げる。
図7は、従来のコードロック20の軸方向断面図である。穴52は通常、シェル22の閉じたバネ側端部に形成される。繋留索54が穴の中で固定される。
図8は、繋止された従来のコードロック20の斜視図である。弾性ウェビング56は、コードロック20のコード通路28の一部の上に配置されている。図9、10は、従来のコードロックを例示する。これらのコードロックは、普通のコードロックのシェルに一体的に組み込まれた単一または二重の繋止ループ58を含む。
上記の繋止システムおよび方法は、コードロックの片手による操作を可能にする。通常、上記の繋止されたコードロックによって開口部を締める時、コードロックの挟持力を完全に克服する十分な力でコードを引張る。これは労力を要し、コードの摩耗を早め、コード通路の挟持縁部を摩耗させ、ショックコードを使用する場合には引伸ばしすぎることになり、繋止点に応力をかける。開口部を緩めるためには、コードロックを圧縮してコードの挟持を解除し、その後圧縮を保持して外向きに引張り開口部を拡げる。親指と人差し指の先端の間でコードを圧縮しているため、同時に外向きに引張りながらうまく把持し続けるのは困難になる。また、特に手袋またはミトンに厚い断熱材が付いている場合、手袋またはミトンを装着したままこうした操作を行うのは容易ではない。コードロックの中には画定された把持圧縮表面を含むものもあるが、こうした表面は通常大きくて邪魔になる。すなわち、こうした表面は、衝撃による損傷や、コードロックの外部の様々な他の物品との絡み合いの影響を受けやすい。
本考案の実施形態は、片手で操作できるコードロック組立体を提供する。本考案の実施形態は、締めている間はコードにかかるコードロックの挟持力を減らし、緩めている間はコードに対する挟持を解放して開口部を拡げる解放機構を提供するコードロック組立体を提供する。さらに、本考案の実施形態は、手袋またはミトンを装着しても容易に感知、把持、把持および操作できるコンパクトで丸みのある形状を有しうるコードロック組立体を提供する。
本考案のいくつかの実施形態は、物品のコードを選択的に締めたり緩めたりするように構成されたコードロック組立体を提供する。コードロック組立体はシェル、ピストンおよびバネ部材を含むことができる。
シェルは内部空間を画定し、前記シェルは、穴のこともある整列したシェル側コード通路、半円形開放経路、溝等を備える。ピストンは内部空間内に摺動可能に保持され、ピストン側コード通路が貫通、形成されている。
バネ部材は、係止位置において、ピストン側コード通路の位置がシェル側コード通路の位置とずれるように前記シェル内のピストンに力を作用する。解除位置において、シェル側コード通路に対してピストン側コード通路を整列させコードが自由に通過可能とするために、前記シェルを前記ピストンに対して引張る、或いは、前記ピストンを前記シェルに対して引張るようになっている。すなわち、前記シェルは、通路を整列させるため、ピストンに対して相対的に引張られる。
本考案のいくつかの実施形態は、シェルまたはピストンの何れかを直接把持して操作するように構成された組立体を提供する。こうして、前記シェルを前記ピストンに対して引張る、或いは、前記ピストンを前記シェルに対して引張るようになっている。
本考案のいくつかの実施形態は、手袋の開口部、ウエストバンド、バッグ/リュックサック等といった物品のコードを選択的に締めたり緩めたりするように構成されたコードロック組立体を提供する。コードロック組立体は、内部空間を画定するシェルを含む。シェルは整列したシェル側コード通路を含む。シェルの周囲(または周囲の包絡線)は楕円形とすることができる。
また、コードロック組立体は、シェルの内部空間内で摺動可能に保持されるピストンを含む。ピストンには、ピストン側コード通路を貫通、形成することができる。ピストンの断面(または断面の包絡線)も楕円形とすることができる。楕円形のシェルと共にピストンが楕円形であれば、ピストンはシェル内で回転しなくなる。また、楕円形状はコードロック組立体に強度を提供する。
また、コードロック組立体は、係止位置でピストン側コード通路の位置がシェル側コード通路の位置とずれるようにシェル内のピストンに力を作用するバネ部材を含むことができる。
引き紐はピストンに固定されている。引き紐は、解除位置でコードが自由に通過できるようにピストン側コード通路の位置をシェル側コード通路の位置と合わせるために、引張ってピストンを移動させるように構成されている。引き紐の遠位端部は、触覚によって識別できる特徴的な把持片に接続してもよい。すなわち、ユーザは、把持片を見ることができなくても、把持片の特徴的な寸法と形状によって引き紐を容易に識別できる。
コードロック組立体は、引き紐を片手で把持してピストン側コード通路とシェル側コード通路とを解除位置に移動させるように構成することができる。
エンドキャップはスナップ式にシェルに固定してもよい。この場合、ピストンはシェルとエンドキャップとの間に保持される。さらに、エンドキャップは、引き紐が通過する開口を含むことができる。
コードロック組立体のシェルは、第1と第2の開放端部を含むことができる。可撓性繋留索を第1と第2の開放端部の一方に繋止してもよい。可撓性繋留索は、引き紐が引張られる時、通路を整列させる助けとなるのと同時に、ピストンの移動を制限する(例えば、ピストンがシェルから出るのを防止する)ことができる。
少なくとも1つの繋留部は、物品に固定された材料の一部を確実に保持するように構成することができる。繋留部の位置は、シェル側コード通路の少なくとも一方の位置に整列するように配置できる。
バネ部材は、係止位置でシェルの閉鎖端部の方へピストンを付勢するするようにしてもよい。必要に応じて、バネ部材は、係止位置で内部空間内のピストンを吊下げてもよい。
従来のコードロックの内部を部分的に示した斜視図である。 従来のコードロックの軸方向断面図である。 コード通路を整列させた圧縮された状態の、従来のコードロックの軸方向断面図である。 コードを保持する従来のコードロックの軸方向断面図である。 従来の弓形コードロックの斜視図である。 従来の弓形コードロックの横方向断面図である。 繋留部を取付けた従来のコードロックの軸方向断面図である。 繋止された従来のコードロックの斜視図である。 繋止ループを有する従来のコードロックを例示する。 複数の繋止ループを有する従来のコードロックを例示する。 開口部を拡げたり締めたりする本考案の実施形態によるコードロック組立体を有する手袋のような物品の斜視図である。 本考案の実施形態によるコードロック組立体の分解斜視図である。 本考案の実施形態によるコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による物品に固定されたコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による開位置に操作されたコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による物品に固定されたコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による物品に固定されたコードロック組立体の斜視図である。 本考案の実施形態によるコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態によるコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による開位置のコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態によるコードロック組立体の軸方向断面図である。 本考案の実施形態による閉位置のコードロック組立体の斜視図である。 本考案の実施形態による開位置のコードロック組立体の斜視図である。
本考案の実施形態を詳細に説明する前に、本考案の用途は、以下の説明に記載されまた図面に例示された構成要素の構成および配置の詳細に制限されないことを理解されたい。本考案は他の実施形態も可能であり、様々な方法で実施または実行されうるものである。また、本出願で使用される表現および用語は説明を目的とするものであって、制限的に解釈されるべきではないことを理解されたい。「含む」および「備える」という語句およびそれらの活用形の使用は、それらの語句の後に列挙された項目およびその等価物、ならびにそれらの追加項目およびその等価物を包含することを意味する。
図11は、本考案の実施形態に係る。手袋90の袖口の開口部92を選択的に拡げたり締めたりするように構成されたコードロック組立体100を有する手袋90の斜視図である。開口部92があるため、着用者は自分の手を手袋90に挿入できる。コード94は、開口部82に近接した手袋90の袖口のコード通し穴96内に配置される。また、コード94の一部はコードロック組立体100内に保持される。コードロック組立体100は手袋90と共に使用されるものが図示されているが、コードロック組立体100は、(半ズボンまたはズボンのウエストバンド、バッグ/リュックサック等といった)物の周囲を選択的に拡げたり締めたりするように構成された様々な他の物品と共に使用してもよい。
図12は、本考案の実施形態によるコードロック組立体100の分解斜視図である。コードロック組立体100は、アセタールのような剛性プラスチック、または、過酷な環境条件に耐えうる他の適切な材料から成形することができる。
コードロック組立体100は、摺動可能にピストン104を保持する主ハウジングまたはシェル102を含む。ピストン104は、(長手の中心軸X周りに)概ね楕円形の断面を有することができよう。ピストン104の楕円形の断面によって、同様の形状のシェル102内でのピストン104の回転が防止される。この断面形状によって、コードロック組立体100は、強く堅牢でコンパクトな薄形とすることができることが判明している。
シェル102は、開放端部108を有した内部空間106を形成する。コードロック組立体100の長手方向の軸線Xに対して垂直にシェル102を貫いてコード通路110が整列、形成されている。開放端部108の近傍にスロット112がシェル102を貫通させて形成されており、エンドキャップ116のタブ114を受容してスナップ式に保持するように構成されている。ポリエステルウェビングの帯片のような繋留索118は、開放端部108の遠位に位置するシェル102の端部120に固定される。繋留索118は、コードロック組立体100を、繋留部142を介して(図11に示す)手袋90の袖口のような物品に確実に接続する。繋留部142は、繋留索118との摩擦を減らすローラーまたはプーリーを含むことができる。
ピストン104は、シェル102の内部空間106内に摺動可能に保持されるように構成されている。ピストン104は、該ピストン104を貫通するコード通路122を含み、該コード通路は、コードロック組立体100の長手方向の軸線Xに対して概ね垂直となっている。引き紐124が、繋留部142の遠位に位置するピストン104の端部126から延在している。
コイルバネ128は、エンドキャップ116の基部130とピストン104の下面132との間に圧縮、挟持されている。コイルバネ128は、コード通路122の位置がコード通路110の位置とずれるように、シェル102の端部120の方へピストン104を付勢する。中央経路134が、バネ128を通じて画成される。引き紐124は中央経路134を通過し、エンドキャップ116の基部130を貫通、形成された開口部136から外に出る。引き紐124の遠位端部138は、エンドキャップ116の外側に配置された把持片140に固定される。図12に示すように、把持片140は、エンドキャップ116に向かってテーパーの付いた人間工学的形状である。このため、ユーザは2本の指で把持片140を容易に把持することができる。また、把持片140は、把持片140から指が滑る危険を低減するため、外側把持表面から延びる複数のリブや突起部等を含むことができる。把持片140は、ユーザが把持片140を把持して開口部136から引き紐124を引張ることによって、バネ128を圧縮しながら、コード通路110に対して整列するようにコード通路122を移動させるように操作できる。たとえ手袋を装着していてもユーザが触覚だけで容易に識別できるように、把持片140は大きくて特徴的である。
本実施形態では、ピストン104は、シェル102およびエンドキャップ116によって内部空間106内に保持されている。ピストン104は、シェル102の閉鎖端部120によってシェル102から脱離しないようになっている。
図13は、コードロック組立体100の軸方向断面図である。上述のように、コイルバネ128は、シェル102の端部120の方へピストン104を付勢する。ピストン104は内部空間106内で摺動可能であるが、ピストン104の移動範囲は、シェル102の端部120と、エンドキャップ116の基部130とによって限定されている。ピストン104がシェル102の端部120の方へ付勢されている間、コード通路122は、シェル102側の整列したコード通路110とは位置がずれている。ユーザが把持片140を把持して矢印Bの方向に引き下げることによって、コード通路122の位置がコード通路110に対して一直線上に整列する。
繋留索118は、上述のように、ポリエステルウェビングの帯片とすることができ、シェル102の端部120に配置された固定ロッド、ポストなどの繋留部142の周囲に確実に結ぶことができる。こうして、繋留索118はシェル102に確実に取付けられる。
図14は、本考案の実施形態による図11に示す手袋のような物品90に取付けられたコードロック組立体100の軸方向断面図である。図14に示すように、繋留索118はコードロック組立体100のシェル102を物品90に確実に取付ける。
コード144は、その遠位端部に把持片146を有しており、物品90のコード通し穴148内に摺動可能に保持される。把持片146は、把持片140と容易に区別できるように、把持片140と異なる寸法、形状とすることができる。こうして、ユーザは、触覚だけで、自分が引き紐124とコード144のどちらを操作しているかを識別できる。
コード144の一部は、シェル102のコード通路110およびピストン104のコード通路122とを通過する。バネ128は、シェル102の端部120の方へピストン104を付勢しており、それによってピストン104のコード通路122の位置がシェル102のコード通路110の位置とずれるようになっている。したがって、コード144において内部空間106内に存在する部分は、コード通路110を形成するシェル102の縁部と、コード通路122を形成するピストン102の表面との間で挟持される。このようにして、コード144は定位置に係止される。コードロック組立体100は物品90に確実に取付けられているので、ユーザは、引き紐124を引下げることによって(繋留索118によって物品90に取付けられた)シェル90内でピストン104を移動させ、コード通路122をコード通路110に対して一直線上に整列させることができよう。
図15は、本考案の実施形態による開位置に操作されたコードロック組立体100の軸方向断面図である。ユーザが把持片140を把持すると、コードロック組立体100は、物品90への繋留索118の取付点または取付部位150を中心としてユーザの方へ回動する。次いで、ユーザが引き紐124を矢印Bの方向へ引張ると、ピストン104もまた同じ方向へ引張られる。ピストン104がエンドキャップ116の基部130の方へ移動するとバネ128が圧縮される。コードロック組立体100は、物品90に対して回動させることができるので、ピストン104のコード通路122がシェル102のコード通路110に対して整列すると、コード144は、整列した通路122、110間に画成される経路を通して摺動可能となる。このようにして、コード144を緩め、物品90の開口部を拡げることができよう。さらに、この動きは片手で達成することができよう。
ユーザが把持片140を放すと、バネ128によってピストン104は、シェル102の端部120の方へ戻るように付勢される。したがって、ピストン104のコード通路122はシェル102のコード通路110から外れ、それによってコード144は係止位置に挟持される。
コード144を締めて、物品90の開口部を引き締めまたは他の形で締めるため、ユーザは、まず把持片146を把持してコードロック組立体100から引張る。コード144が引張られると、内部空間106内でコード144が挟持されている点に作用する摩擦力の一部がピストン104に直接伝えられる。摩擦力は、矢印Bの方向にピストンに伝えられ、それによって、ピストン104がエンドキャップ116の方へわずかに移動する。したがって、コード通路122がコード通路110の方へわずかに移動し、それによって、コード144に対する挟持力の一部が軽減される。これによって、コードロック組立体100を通じてコード144を引張るために必要な力が低減される。すなわち、コード144は、制限された状態で、コードロック組立体100を通じて摺動可能である。すなわち、コード144は、コードロック組立体100内で挟持されたまま、その中で制限的に摺動する。ユーザが把持片146を放すと、コード144は定位置に係止される。こうして、ユーザは、把持片146を引張ることによって、コードロック組立体100による係止力の少なくとも一部を克服できる。しかし、ユーザが把持片146を解放すると、コードロック組立体100による挟持力によって、コード144は定位置に係止される。
図16は、本考案の実施形態による物品90に取付けられたコードロック組立体100の軸方向断面図である。本実施形態では、引き紐124の周囲に輪を作り、固定ループ160を物品90に取付けることができよう。こうして、固定ループ160は、物品90に対するコードロック組立体100の回動範囲を限定する。さらに、固定ループ160によって、コードロック組立体100は、物品90に対して一定の範囲内に保持される。このようにして、固定ループ160はコードロック組立体100と協働して、引き紐124が引張られるとき、物品90の開口部を完全に拡げられるようにする。必要に応じて、固定ループ160はシェル102の周囲に取付けてもよい。
図17は、物品90に取付けられた本考案の実施形態によるコードロック組立体170の斜視図である。図18は、本考案の実施形態によるコードロック組立体170の軸方向断面図である。図17、18を参照すると、シェル102は開放端部172を含む。エンドキャップ116の基部130の開口部136は把持片140の直径より小さいので、開放端部172からのピストン104の脱離が防止される。
繋留索118は、開放端部172の外側縁部に連結されており、外側コード通路110′と概ね同一線上にある。繋留部142は、シェル102の上部縁部に繋留索118の一部が通過するスロットを形成するようにしてもよい。繋留索118、繋留部142およびコード通路110′を整列させることによって、コードロック組立体170を通してコード144を平行移動させ、かつ、引き紐124によってシェル102内でピストン104を移動させるための効率的なシステムが提供されることを発見した。こうして、コードロック組立体100は、繋留部142および繋留索118が、コード144の引き手と同一線上にあるように効率的に配置された簡素な構造を有している。
本実施形態では、ピストン104はバネ128の端部に固定し、該バネをエンドキャップ116に固定するようにしてもよい。例えば、バネ128の一部を、接合、接着または他の形でピストン104に固定することができよう。こうして、シェル102からのバネ128の脱離が防止される。さらに、繋留索および/または物品90をシェル102からのピストン104の脱離を防止する障壁として機能させることもできよう。
図19は、本考案の実施形態によるコードロック組立体180の軸方向断面図である。本実施形態では、繋留部142が互いに約180°離間させて両側に配置されている。繋留索118は、繋留部142の双方の周囲に輪を作り、それによって繋留索118に対するシェル102の一層堅牢に連結されている。繋留索118の方へ付勢されると、ピストン104は繋留索の下部182を上に押し上げる。しかし、繋留索の下部182がピストン104の動きを制限する。
図20は、開位置にある本考案の実施形態によるコードロック組立体180の軸方向断面図である。引き紐124が引張られると、コード通路122、110が一直線上に整列し、ピストン104が移動して繋留索118の下部182と接触しなくなるので、該下部は真っ直ぐになる。引き紐124が引張られると、繋留索118は繋留部142の間で引き締められてピストン104の上部突起184に力を作用し、それによってピストン104を矢印Bの方向に下向きに押す。このようにして、繋留索118は、コードに作用してそれを係止する挟持力を解除する助けとすることができよう。
一般に、繋留部142の数は、図示したものより多いか或いは少なくすることができよう。さらに、繋留部142はシェル102の違う場所に配置してもよい。また、1または複数の繋留部142を、図11に示す手袋90のような物品の一部に直接連結するようにしてもよい。
図21は、本考案の実施形態によるコードロック組立体190の軸方向断面図である。本実施形態では、バネ128はシェル102の閉鎖端部壁192の下側に固定される。本実施形態ではエンドキャップは使用しない。その代わり、ピストン104の上面はバネ128の端部に固定され、バネ128は内部空間106内でピストン104を吊下げる。バネ128のバネ定数は、ピストン104のコード通路122がシェル102のコード通路110より上側に配置されるようにする程度のものである。コードロック組立体190を開くため、ユーザは引き紐124を引張ってピストン104を吊下げる力を克服する。ユーザは、コード通路122がコード通路110に整列するまで引張り続ける。把持片140を放すと、バネ128はピストン104を元の位置まで引き戻す。
図22は、閉位置にある本考案の実施形態によるコードロック組立体200の斜視図である。コードロック組立体200は、ピストン204を摺動可能に保持するシェルまたは主ハウジング202を含む。上記の実施形態と同様に、シェル202は整列した通路206を含んでおり、該通路は、閉位置でピストン204に貫通、形成された通路とは位置がずれている。通路206は穴として図示されているが、通路206は、代替的には、半円/円筒形の開放経路、溝、凹所等とすることができる。引き紐をピストン204の下部に直接取付ける代わりに、ユーザが主ハウジング202を把持して、該主ハウジングをピストン204から離反するように引張り、通路206とピストンの通路とを整列させるようにできる。更に、コードロック組立体200の表面は、突起部や凹所等を設ける代わりに平滑にしてもよい。
一般に穴である通路206を有するシェル202が図示されているが、シェル202の上部バーは除去してもよい。すなわち、通路206は、穴である代わりに、半円形の経路であってもよい。こうした配置にするとシェル202全体の長さが減り、材料コストが減る。
図23は、開位置にある本考案の実施形態によるコードロック組立体200の斜視図である。上述のように、ユーザはシェル202の外側を把持して、物品に繋止されたピストン204から該シェルを下向きに引き離すだけでよい。そうすることで、シェル202の通路206は、ピストン204を通じて形成された通路208に対して整列する。内部バネ部材を使用して、ユーザがシェル202を放すと、シェル202およびピストン204が閉位置に引き戻されるようにしてもよい。
上記の実施形態は、様々な数のコード通路、コードおよび様々な寸法のコードを取り扱うため、様々な材料から、様々な方法と寸法で形成することができよう。目的に応じて、コードロック組立体は、プラスチック、金属または他の適切な材料から製造することができ、コードは、弾力性のない紐、弾力性のある紐、ロープ、ケーブル、ワイヤ、チューブ、ウェビング等から製造することができる。コイルバネは、圧縮または伸長バネでもよく、金属、成形プラスチック、ゴム、ショックコードその他の適切な材料から製造することができる。本考案の実施形態は、アウトドア衣料、アクセサリー、用具、機材、荷物、保存用バッグ、履物、および様々な他の物品と共に使用してもよい。
図示し説明したように、本考案の実施形態は、対向する力を利用して、操作者が片手でコードロック組立体を選択的に開閉できるようにする便利で効率的なコードロック組立体を提供する。引き紐の把持片は、従来のコードロックの圧縮部分より探索して把持するのがはるかに容易である。すなわち、操作者は容易に引き紐を識別し、容易かつ確実に把持片を把持できる。すなわち、小さな部分を挟んで圧縮するのと対照的に、比較的大きい力を使用して引き紐を引張り、コード通路を整列させることができる。コードロック組立体の圧縮表面を除去することによって、コードロック組立体は、(把持用に過大な寸法の部分を形成するのと対照的に)確実に機能するための必要最小限の大きさに形成できる。したがって、本考案の実施形態はコンパクトで丸みがあり邪魔になる要素を最小限にすることができる。
本考案の実施形態は、片手で操作できるコードロック組立体を提供する。本考案の実施形態は、締めている間はコードにかかるコードロックの挟持力を減らし、緩めている間はコードに対する挟持を解放して開口部を拡げる解放機構を提供するコードロック組立体を提供する。さらに、本考案の実施形態は、手袋またはミトンを装着しても容易に感知、把持、把持および操作できるコンパクトで丸みのある形状を有しうるコードロック組立体を提供する。
従来のコードロックの場合のように、指先で圧縮することによって克服できるバネの付勢力の量は一般に制限されている。本考案の実施形態は、引張って調整するように構成されたコードロック組立体を提供する。圧縮するのとは対照的に、引張ることによってより大きな力が印加できる。本考案の実施形態は、堅牢で引張ることを通じて把持し調整するのが容易なコードロック組立体を提供する。こうしたコードロック組立体は、引張ることを通じて把持でき、従来の圧縮するやり方のコードロックの場合より小さい労力でコードロック組立体を調整できるため、ロープまたはストラップを使用したより力のかかる用途のためより強いプラスチックまたは金属から形成してもよい。
本考案の実施形態を説明するため、上部、底部、下部、中央、横方向、水平、垂直、前部、等の様々な空間的および方向的用語が使用されることがあるが、これらの用語は単に図示の方向を基準として使用されているに過ぎないことを理解されたい。これらの方向は、上部が下部になる、その逆、水平が垂直になる、等、反転、回転、または他の形で変更されることがある。
上記に対する様々な変更および修正は本考案の範囲内である。本出願で開示され定義された本考案は、本文および/または図面に言及されまたそこから明らかな2つ以上の個別の特徴のあらゆる代替的な組み合わせにまで拡張されることを理解されたい。これらのこうした組み合わせは全て、本考案の様々な代替態様を構成する。本出願に記載の実施形態は本考案を実施する既知の最良の態様を説明し、当業者による本考案の利用を可能にするものである。実用新案登録請求の範囲は先行技術が許容する限り代替実施形態を含むと解釈されるべきである。
本考案の様々な特徴は実用新案登録請求の範囲に記載されている。

Claims (32)

  1. 物品のコードを選択的に締めたり緩めたりするように構成されたコードロック組立体であって、前記コードロック組立体が、
    内部空間を画定するシェルであって、整列したシェル側コード通路を備えるシェルと、
    前記内部空間内に摺動可能に保持されるピストンであって、ピストン側コード通路が貫通、形成されて成るピストンと、
    係止位置で前記ピストン側コード通路の位置が前記シェル側コード通路の位置とずれるように前記シェル内の前記ピストンに力を作用するバネ部材とを具備し、
    解除位置において、前記シェル側コード通路に対して前記ピストン側コード通路を整列させ、コードが自由に通過可能とするために、前記シェルを前記ピストンに対して引張る、或いは、前記ピストンを前記シェルに対して引張るように構成されているコードロック組立体。
  2. 前記シェルまたは前記ピストンの一方は、前記シェルを前記ピストンに対して引張る、或いは、前記ピストンを前記シェルに対して引張るために、直接的に把持、操作するように構成されている請求項1に記載のコードロック組立体。
  3. 前記ピストンに固定された引き紐を具備し、該引き紐を引張って前記ピストンを移動させ、前記シェル側コード通路に対して前記ピストン側コード通路を整列させて解除位置で前記コードが自由に通過可能とするように構成されている請求項1に記載のコードロック組立体。
  4. 前記引き紐が、前記ピストン側コード通路と前記シェル側コード通路とを解除位置に移動させるため、片手で把持するように構成されている請求項3に記載のコードロック組立体。
  5. 前記引き紐の遠位端部が、触覚によって識別できる特徴的な把持片に連結されている請求項3に記載のコードロック組立体。
  6. 前記シェルにスナップ式に固定されたエンドキャップを具備し、前記ピストンが前記シェルと前記エンドキャップとの間に保持され、かつ、前記エンドキャップが、前記引き紐が通過する開口部を備える請求項1に記載のコードロック組立体。
  7. 前記物品に固定された材料の一部を確実に保持するように構成された少なくとも1つの繋留部を備える請求項1に記載のコードロック組立体。
  8. 前記少なくとも1つの繋留部の位置が、前記シェル側コード通路の少なくとも一方の上方に整列している請求項1に記載のコードロック組立体。
  9. 前記シェルが開放端部と閉鎖端部とを備える請求項1に記載のコードロック組立体。
  10. 前記シェルが第1と第2の開放端部を具備し、可撓性繋留索が前記第1と第2の開放端部の一方に繋止され、前記可撓性繋留索が前記ピストンの移動を制限する請求項1に記載のコードロック組立体。
  11. 前記バネ部材が、係止位置で前記シェルの閉鎖端部の方へ前記ピストンを付勢する請求項1に記載のコードロック組立体。
  12. 前記ピストンは、前記バネ部材によって、前記内部空間内で係止位置に吊下げられる請求項1に記載のコードロック組立体。
  13. 物品を選択的に開放および閉鎖するシステムにおいて、該システムが、
    前記物品の開口部に近接して固定されたコードと、
    物品の前記コードを選択的に締めたり緩めたりするように構成されたコードロック組立体とを具備し、該コードロック組立体が、
    内部空間を画定するシェルであって、整列したシェル側コード通路を備えるシェルと、
    前記内部空間内に摺動可能に保持されたピストンであって、ピストン側コード通路が貫通、形成され、前記コードの一部が前記シェル側コード通路および前記ピストン側コード通路の中に保持されるピストンと、
    係止位置において、前記ピストン側コード通路の位置が前記シェル側コード通路の位置とずれるように前記シェル内の前記ピストンに力を作用するバネ部材であって、係止位置において、前記コードが定位置に固定されるようにしたバネ部材とを具備し、
    前記シェルは、前記シェル側コード通路に対して前記ピストン側コード通路を整列させ解除位置で前記コードが自由に通過可能とするために、前記ピストンに対して引張られるように構成されているコードロック組立体とを備えるシステム。
  14. 前記シェルが、前記ピストンに対して前記シェルを引張るため直接把持および操作するように構成されている請求項13に記載のシステム。
  15. 前記ピストンに固定された引き紐を具備し、該引き紐を引張って前記ピストンを移動させ、前記シェル側コード通路に対して前記ピストン側コード通路を整列させて解除位置で前記コードが自由に通過可能とするように構成されている請求項13に記載のシステム。
  16. 前記引き紐が、前記ピストン側コード通路と前記シェル側コード通路とを解除位置に移動させるため片手で把持するように構成されている請求項15に記載のシステム。
  17. 前記引き紐の遠位端部が、触覚によって識別できる第1の把持片に連結されている請求項15に記載のシステム。
  18. 前記コードが、前記第1の把持片と別個で特徴的な第2の把持片に接続され、前記第1と第2の把持片が寸法および/または形状の一方または両方において異なっている請求項13に記載のシステム。
  19. 前記コードロック組立体が、前記シェルにスナップ式に固定されたエンドキャップを具備し、前記ピストンが前記シェルと前記エンドキャップとの間に保持され、かつ、前記エンドキャップが、前記引き紐が通過する開口部を備える請求項13に記載のシステム。
  20. 前記コードロック組立体が、前記物品に固定された繋留索を確実に保持するように構成された少なくとも1つの繋留部を備える請求項13に記載のシステム。
  21. 前記少なくとも1つの繋留部の位置が、前記物品の遠位に位置する前記シェル側コード通路の少なくとも一方の上方に整列している請求項20に記載のシステム。
  22. 前記シェルが開放端部と閉鎖端部とを備える請求項13に記載のシステム。
  23. 前記シェルが第1と第2の開放端部を具備し、可撓性繋留索が前記第1と第2の開放端部の一方に繋止され、前記可撓性繋留索が前記ピストンの移動を制限する請求項13に記載のシステム。
  24. 前記バネ部材が、係止位置で前記シェルの閉鎖端部の方へ前記ピストンを付勢する請求項13に記載のシステム。
  25. 前記ピストンは、前記バネ部材によって、前記内部空間内で係止位置に吊下げられる請求項13に記載のシステム。
  26. コードロック組立体であって、
    内部空間を画定し楕円形の外周を有するシェルであって、整列したシェル側コード通路を備えるシェルと、
    前記内部空間内に摺動可能に保持されたピストンであって、楕円形の断面を有し、ピストン側コード通路が貫通、形成されたピストンと、
    係止位置で前記ピストン側コード通路の位置が前記シェル側コード通路の位置とずれるように前記シェル内の前記ピストンに力を作用するバネ部材と、
    前記ピストンに固定された引き紐であって、前記引き紐が、解除位置でコードが自由に通過できるように、前記ピストン側コード通路の位置を前記シェル側コード通路の位置と合わせるために、引張って前記ピストンを移動させるように構成されており、前記引き紐が前記ピストン側コード通路と前記シェル側コード通路とを解除位置に移動させるため片手で把持するように構成されている、引き紐と、
    前記引き紐の遠位端部に接続され、触覚によって識別できる特徴的な把持片と、
    前記シェルを物品に確実に接続するように構成された少なくとも1つの繋留部と、
    前記少なくとも1つの繋留部に固定され、前記物品に確実に固定されるように構成された繋留索とを備えるコードロック組立体。
  27. 前記シェルにスナップ式に固定されたエンドキャップを具備し、前記ピストンが前記シェルと前記エンドキャップとの間に保持され、かつ、前記エンドキャップが、前記引き紐が通過する開口部を備える請求項26に記載のコードロック組立体。
  28. 前記少なくとも1つの繋留部の位置が、前記物品の遠位に位置する前記シェル側コード通路の少なくとも一方の上方に整列している請求項26に記載のコードロック組立体。
  29. 前記シェルが開放端部と閉鎖端部とを備える請求項26に記載のコードロック組立体。
  30. 前記シェルが第1と第2の開放端部を具備し、前記可撓性繋留索が前記第1と第2の開放端部の一方に繋止され、前記可撓性繋留索が前記ピストンの移動を制限する請求項26に記載のコードロック組立体。
  31. 前記バネ部材が、係止位置で前記シェルの閉鎖端部の方へ前記ピストンを付勢する請求項26に記載のコードロック組立体。
  32. 前記ピストンは、前記バネ部材によって前記内部空間内で係止位置に吊下げられている請求項26に記載のコードロック組立体。
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