JP3059856U - ひも止め - Google Patents

ひも止め

Info

Publication number
JP3059856U
JP3059856U JP1998007901U JP790198U JP3059856U JP 3059856 U JP3059856 U JP 3059856U JP 1998007901 U JP1998007901 U JP 1998007901U JP 790198 U JP790198 U JP 790198U JP 3059856 U JP3059856 U JP 3059856U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strap
housing
string
article
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998007901U
Other languages
English (en)
Inventor
サドラー,ジェームズ・エイチ
モリス,ロバート・エル,ザ・セカンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Burton Corp
Original Assignee
Burton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Burton Corp filed Critical Burton Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP3059856U publication Critical patent/JP3059856U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G11/00Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
    • F16G11/10Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
    • F16G11/101Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F1/00Fastening devices specially adapted for garments
    • A41F1/06Glove fasteners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 片手のみで引きひもを締付又は弛緩し得
るひも止めを提供する。 【解決手段】 ひも止め(20)は、物品にひも止め
(20)を固着するためのストラップ(30)を受け入
れるハウジング(40)と、ハウジング上に配設されて
いる留め装置(36)とを含む。ハウジング(40)を
貫通して、ひも(22)を受け入れるひも用通路(3
8)が設けられている。ひも用通路(38)は、第1の
平面内にある第2の軸(52)に沿ってハウジング(4
0)両端部の間に設けられている。留め装置(36)
は、第1の平面に沿って、ひも用通路(38)と整合さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、引きひも(draw cord)用のひも止め(cord lock)に関する。
【0002】
【従来技術】
ひも止めは、手袋、衣服の一部又はバッグ等の物品の開口の寸法を調節するた めに、引きひも(drawstring又はdraw cord)と一緒に用いられている。典型的に は、ユーザーは、ひもを含有するヘムすなわちケーシング内のスロットすなわち 穴にひも止めが当接するまで、片手で、ひも止めをひもの上にスライドさせる。 次に、上記開口が十分に小さくなるまで、ユーザーは、もう一方の手で、ひも止 めを貫通させて、ひもを引く。ひも止めは、ひもを挟むか又は保持して、確実に 、ケーシングが偶然に拡張して開口を大きくしないようにする。しかし、両方の 手で、引きひもを締め付けることは、特にユーザーが手袋又はミトンをはめてい る場合には、扱いにくく不便であることが証明されている。
【0003】 片手操作用にアレンジされたひも止めが開発されており、代表的には、シベレ ル(Siberell)の米国特許第5,263,202号明細書の従来技術に記載されて いる。上記明細書において、ひも止めは、手袋から、リテンションストラップ( 保持ストラップ)によって延びているので、ユーザーは、ひも止めを把持できず 、片手で単に引きひもを手袋を締め付ける止めを貫通して引く。リテンションス トラップの手袋に対する連結は、引きひもを貫通して引くためのケーシング内の 開口からオフセットされているため、この装置は、結果的に、互いに整合されて いない相対する力(opposing forces)をユーザーが加えることを必要とする。こ の整合されていない力は、相対する力(opposing forces)が同一の作用線(same l ine of action)に沿って加えられる場合よりも、引きひもを締め付けたり緩めた りするために、より多くの努力をユーザーに求めるものである。
【0004】 本出願の譲受人であるバートンコーポレーションは、図5に示すような、スノ ーボード用のひも止め装置を提供している。一対のストラップは、ひも止めの外 面の周りにループを形成しており、ヘムに隣接する手袋の内面に固着されている 。ストラップは、ヘム内の開口に近接して設けられており、ひも止めをより効果 的に締め付けたり緩めたりするために、ひも止めをヘム開口に整合させて保持す る。
【0005】
【考案の解決しようとする課題】
本考案は、片手を用いてひもを締め付けたり緩めたりし得るひも止めを提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、片手で用い得る手袋等の物品の開口の寸法を調節するためのひも止 めに関する。上記ひも止めは、物品上に設けられており、相対する力(opposing forces)は互いにほぼ整合されていて、ユーザーが利便に且つ効果的に引きひも を締め付けたり緩めたりできるようにされている。上記ひも止めは、物品に固定 されて、偶然に外れたりする危険性を減少させることができる。
【0007】 図示した実施形態において、ひも止めは、ひもを受け入れるひも用通路と、物 品にひも止めを固着するためのストラップを受け入れる留め装置(keeper)と、を 有するハウジングを含む。上記留め装置は、ひもがひも用通路を貫通して締め付 けられたり緩められたりする場合に、相対する力(opposing forces)が互いに整 合するように、ひも用通路に対して位置づけられている。
【0008】 別の実施形態において、ひも止めは、ハウジングの第1の軸に沿って作動する ように構成されている。留め装置は、上記第1の軸に垂直な第1の面に沿ってひ も用通路と整合されている。ひも止めは、上記第1の軸に沿って、上記ハウジン グ内に摺動可能に受け入れられるプランジャーを含んでいてもよい。
【0009】
【好ましい実施形態】 以下、図面を参照しながら、本考案をさらに詳細に説明するが、本考案はこれ らに限定されるものではない。
【0010】 図1に示すように、引きひも22用のひも止め20は、スノーボード用手袋等 の物品24上に支持されている。この装置によれば、ユーザーは、片手を用いて 、引きひも22を容易に締め付けたり緩めたりし得る。ひも止め20は、ケーシ ング28内の開口26に隣接して位置づけられていてもよく、相対する力(oppos ing forces)はほぼ整合されて、ユーザーが、確実に、引きひもを締め付けたり 緩めたりできるようにする。図示したように、ひも止め20は、ストラップ30 又は当業者に明らかな他の締め付け具を用いて、手袋24に固定されてもよい。 こうして、ひも止め20は手袋24から外れなくなり、開口26に近接して維持 され、有利な片手操作が可能となる。
【0011】 一実施形態において、手袋24は、ユーザーの手首又は前腕を取り巻き、ユー ザーの手を手袋内に挿入する手袋開口を規定する袖口32すなわち手首覆いを含 むものでもよい。袖口32は、手首又は前腕の周りで閉じられると、雪用シール (snow-seal)を形成し、スノーボーディングやスキーなどのアウトドア活動で生 じる一般的な問題である雪や他の要素の手袋内への侵入を防ぐ。
【0012】 この態様にて袖口32上にひも止め20を配置することは、いくつかの利点を 提供する。ストラップ30,ひも用通路38及び引きひも22を互いに整合させ ることは、結果的に、協同して作用する相対する力(opposing forces)を生じさ せるので、ユーザーがより利便に且つ効果的に引きひもを締め付けたり緩めたり できるようになる。加えて、ひも止めを袖口に固定することで、ひも止めが外れ て紛失する可能性を大幅に減少させることができる。さらに、ストラップ30を 袖口32の内部に取り付けることは、ストラップ30が他の物ともつれる可能性 を減少させる。なぜなら、ストラップ30が袖口32内に配置されるからである 。
【0013】 手袋の開口を締め付けて、雪用シール(snow-seal)を形成するために、ユーザ ーは、まずケーシング28を拡げた状態で、手袋を片手の上に置くことができる 。ユーザーは他方の手を用いて、引きひも22を掴んで、ひも止めの保持力を上 回るに十分な第1の力F1をかけて、ひも止め20を貫通させて引きひも22を 引くことができる。ユーザーは、ケーシング28が手首又は前腕に対してぴった り合うように引かれるまで、ひも止めを貫通させて引きひも22を引き続ける。 引きひも22がひも止め20を貫通して引かれると、リテンションストラップ( 保持用ストラップ)30は、第2の力F2を留め装置36上にかけて、ひも止め をケーシング28の開口26に近接した位置に維持する。こうして、引きひも2 2を片手のみを用いて締め付けることができるようになる。加えて、留め装置3 6の位置とリテンションストラップ30とにより確立されるひも用通路38とケ ーシングの開口26との整合は、結果として、締め付けを促進するように協働し て作用するほぼ整合された力を生じる。ユーザーが、引きひも22を引くことを 止めると、ひも止め20は、引きひも22を挟んでケーシングに対して固定され た位置に保持する。こうして、手袋を手首又は前腕に対してぴったり合う位置に 維持することができる。
【0014】 片手で、引きひも22を緩めて、手袋の開口を拡げるために、ユーザーは、ひ も止め20を引きひも22から外すに十分な力F3で、ひも止め20の両端部を 相互に押しつける。次いで、ユーザーは、ひも止めを押しつけながら、ひも止め 20を手首又は前腕から離隔する方向に引く。こうして、引きひも22をひも止 め20を貫通させてケーシングポケット34まで引いて、ケーシング28及び手 袋の開口を拡げことができる。
【0015】 本考案のひも止め20は、ストラップ30及び引きひも22と協働して、ユー ザーに、片手を用いて引きひも22を締め付けたり緩めたりする利便且つ効果的 な手段を提供する。図2〜図4に図示した実施形態において、ひも止め20は、 ハウジング40及びプランジャー42を含むものでも良い。プランジャー42は 、ハウジング40内に摺動可能に受け入れられ、解放位置(図2)とロック位置 (図3)との間で、第1の軸44に沿って軸方向に移動するものでもよい。プラ ンジャー42は、ハウジング40から外方向に、ひも止めを貫通している引きひ も22を挟んで保持するロック位置に向かって、偏倚されてもよい。当業者には 明らかなように、プランジャーを含まない他のひも止め形状も本考案に使用でき る。
【0016】 ひも止めを手袋24に固着するために用いられる留め装置36は、ハウジング 40内に配設され、第1の軸44に対して平行な垂直面(第2の平面)46内に ある。好ましくは、留め装置36は、ハウジング40と一体で、ユニタリ構造を 形成する。逆U字形部材でもよい留め装置36は、ストラップ30を受け入れる スロットなどの孔48を有する。孔48は、留め装置を垂直平面46に直交する 軸方向に貫通して延びる。
【0017】 ハウジング40は、第1のボア穴50を有する。第1のボア穴50は、ひも止 めを貫通してひも22をねじ込むように受け入れるためのひも用通路38の一部 を形成する。第1のボア穴50は、第1の軸44にほぼ直交し且つ垂直平面46 にほぼ平行な第2の軸52に沿って配設されている。加えて、留め装置の孔48 は、第1の軸44及び第2の軸52にほぼ直交する第3の軸54に沿って延びる 。図3及び図4に示すように、第2の軸52及び垂直平面46は、互いにオフセ ットされていてもよいので、引きひも22はハウジング40を貫通して第2の軸 52に沿って延びることもでき、リテンションストラップ30は留め装置36の 周囲にループを形成して、互いに干渉することなく、ひも止め20を手袋24に 固着することもできる。このオフセット配置は、ハウジング40上のスペースを 有効に使用できるようにして、ストラップ30、引きひも22及びハウジング4 0に作用するほぼ整合された力を生じさせ、ユーザーが引きひも22を締め付け たり緩めたりできるようにする。ハウジング40は、さらに、プランジャー42 を受け入れるキャビティ56を有する。キャビティ56は、連続的な管状壁又は いくつかの相互に連結された壁によって規定されてもよい。
【0018】 プランジャー42は、プランジャー本体58と、当該プランジャー本体58の 端部に取り付けられたハウジングの外側に配設されているヘッド部分60と、を 含むものでもよい。ひも用通路38の別の部分を形成する第2のボア穴(ひも用 穴)62が、プランジャー本体58を貫通して設けられていてもよい。プランジ ャー42が解放位置(図2)にあり、引きひも22をひも止めを貫通して自由に 摺動可能とする場合に、第2のボア穴(ひも用穴)62は、第2の軸52に沿っ てハウジング内の第1のボア穴50と整合されている。ロック位置(図3)にお いて、第2のボア穴(ひも用穴)62は、第1のボア穴50と整合されていない ので、ひも22は、プランジャーとハウジングとの間に挟まれる。こうして、引 きひも22が偶然にひも止め20を貫通して摺動してしまうことが防止される。 解放位置は、プランジャー42のヘッド部分60がハウジング40に当接すると きに、第1のボア穴50及び第2のボア穴(ひも用穴)62を第2の軸52に沿 って整合するように位置付けることによって、容易に制御され得る。
【0019】 プランジャー42を外方向に強制的に移動させて、ひも22を挟むために、ひ も止め20は、圧縮バネなどのバネ64を含む。当該バネ64は、ハウジングキ ャビティ56の底部とプランジャー本体58との間で、第1の軸44に沿って配 設される。バネを第1の軸44に沿って維持するために、リセス66は、プラン ジャー本体の上に設けられてもよい。バネを第1の軸44に沿って位置付けるた めに、ボス(図示せず)又は同様の突出部をハウジングキャビティ56内に突出 させてもよい。かような突出部は、リセス66に代えて又はリセス66を補助す るために用いられてもよい。バネ64は、好ましくは、ひも22が偶然に緩めら れたりしないように防止するに十分な力を生じさせ、一方で、プランジャー42 がロック位置にあるときに、ひも22を締め付けるためにひも止め20を貫通し てひもを引くことができる。当業者には、他の偏倚手段を用いてもよいことは明 らかであろう。
【0020】 ひも止め20は、プランジャー42が偶然にハウジング40から外れないよう に防止するインターロックを含むものでもよい。この場合には、ひも止め20を 将来的な物品に対する取り付け部としての完全なユニットとして組み立てること ができ、さらに引きひも22がロックから外されている場合にもひも止め20が バラバラになることがない。一実施形態において、インターロックは、内部リブ 68及び一対の外部リブ70,72を含むものでもよい。内部リブ68は、ハウ ジングキャビティ56の開口端部に配設されて、プランジャー42に向かって内 方に突出するものでもよい。一対の外部リブ70,72は、プランジャー本体5 8上に配設されて、ハウジング40に向かって外方に突出するものでもよい。第 1の外部リブ70は、内部リブ68と一緒に作用して、プランジャー42をハウ ジング40内に保持する。第2の外部リブ72は、第1の外部リブ70から離隔 しており、プランジャー42を安定化し且つキャビティ56内でのプランジャー 42の相対的な枢動又はロック動作を最小化する。当業者には、他のインターロ ック手段を用いてもよいことが明らかであろう。
【0021】 ひも止めは、さらに、フィンガグリップを含むものでもよい。フィンガグリッ プは、ユーザーがひも止めを堅く掴んで、手袋から離隔する方向にひも止めを引 いて、ひもを緩めて手袋の開口を拡げることができるようにする。一実施形態に おいて、比較的幅広で深いチャネル74,76がそれぞれ、ハウジング端壁及び プランジャーヘッド部分60を横切るように配設されている。チャネル74,7 6は、ひも止め20の軸方向に横断する方向で且つ第2の軸52に直交する方向 に向けられている。この方向付けは、ユーザーが把持する把持表面78,80を 与える。この把持表面78,80は、ひも止め20を第2の軸52にほぼ平行な 方向に引いて引きひも22を緩める際に、滑りに抵抗する。
【0022】 図4に示すように、ハウジングキャビティ56とプランジャー本体58とは、 楕円形などの非円形断面形状を有する。この非円形断面形状により、プランジャ ー42はハウジングキャビティ56内で回転しないようになる。よって、第1の ボア穴50及び第2のボア穴(ひも用穴)62は、互いに、第2の軸52に沿っ て整合したまま維持される。当業者であれば、これらボア穴の整合を維持するた めに他の断面形状又は他の手段を用い得ることが明らかであろう。
【0023】 ハウジング40及びプランジャー42は、好ましくは、ナイロン、ポリプロピ レン、アセタールコポリマーなどの剛性で、摩擦係数が低く、厳しい環境条件に 耐性のあるプラスチック材料からモールド成形される。好ましくは、プランジャ ー本体58は、モールド加工を考慮して、中空部材である。当業者には、他のプ ロセス及び材料を用い得ることが明らかであろう。
【0024】 上述のように、本考案のひも止めは、片手操作可能で、物品に固着される改良 された引きひも用のロック装置を提供する。ひも止めは、片手を用いて容易に且 つ効果的に操作可能で、引きひもを物品に締め付けたり緩めたりできるコンパク トな装置である。ひも止め20は、手袋と関連して記載されているけれども、衣 類、アクセサリー、装身具バッグ、旅行用バッグなどの物品の開口を調節するた めに引きひもを用いる他の物品と一緒に用いることもできる。相対的な方向を示 す形容詞は、本考案の記載を簡易にするために用いられているもので、物品に取 り付けられた場合のひも止めの方向を制限するものではない。
【0025】 本考案の特定の実施形態の詳細な説明から、当業者であれば、種々の変更が容 易であろう。かような変更は、本開示の一部であり、本考案の請求の範囲に含ま れる。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、片手で簡単に操作可能なひも止めが提供される。特に、本考 案のひも止めを用いれば、スノーボードなどのウィンタースポーツをする際に、 手袋などの開口を調節するために用いる引きひもを片手で簡単に緩めたり締め付 けたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案によるひも止めを含む手袋の頂
面図である。
【図2】図2は、解放位置にある本考案のひも止めの断
面図である。
【図3】図3は、ロック位置にある図2のひも止めの頂
面図である。
【図4】図4は、図2及び図3のひも止めの正面図であ
る。
【図5】図5は、公知のひも止めの断面図である。
【符号の説明】
20:ひも止め 22:ひも 28:ケーシング 30:ストラップ 32:袖口 36:留め装置 38:ひも用通路 40:ハウジング 42:プランジャー 44:第1の軸 46:垂直面(第2の平面) 48:スロット 50:第1のボア穴 52:第2の軸 54:第3の軸 56:キャビティ 62:第2のボア穴(ひも用穴)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 モリス,ロバート・エル,ザ・セカンド アメリカ合衆国バーモント州05401,バー リントン,バンク・ストリート 125

Claims (28)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ひも止めを固着するためのストラップ(3
    0)を有する物品(24)のひも(22)をロックする
    ためのひも止め(20)であって、 ハウジング(40)を貫通して設けられている上記ひも
    (22)を受け入れるひも用通路(38)を有するハウ
    ジングと、 上記物品(24)に上記ひも止め(20)を固着するた
    めの上記ストラップ(30)を受け入れるため、上記ハ
    ウジング(40)内に配設されている留め装置(36)
    と、を備え、 上記留め装置(36)が上記ストラップ(30)に取り
    付けられて、上記ひも(22)が上記ひも用通路(3
    8)を貫通して引かれるときに、相対する力が互いに整
    合するように、上記留め装置(36)は上記ひも用通路
    (38)に対して位置付けられていることを特徴とする
    ひも止め。
  2. 【請求項2】請求項1のひも止めであって、上記ひも止
    め(20)は、第1の軸(44)に沿って作動して前記
    ひも(22)を解放するように構成されており、前記ひ
    も用通路(38)は第1の平面内にある第2の軸(5
    2)に沿って、前記ハウジング(40)の両端部の間に
    配設されていることを特徴とするひも止め。
  3. 【請求項3】請求項2のひも止めであって、前記第1の
    平面は、前記第1の軸(44)に直交することを特徴と
    するひも止め。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3のひも止めであっ
    て、前記留め装置(36)は、前記第1の平面と交差す
    るように、前記ハウジング(40)の両端部の間に配設
    されていることを特徴とするひも止め。
  5. 【請求項5】請求項2〜請求項4のいずれか1のひも止
    めであって、前記留め装置(36)は、前記第1の平面
    に沿って、前記ひも用通路(38)と整合されているこ
    とを特徴とするひも止め。
  6. 【請求項6】請求項2〜請求項5のいずれか1のひも止
    めであって、前記留め装置(36)は、前記第2の軸
    (52)に平行な第2の平面(46)内で、ハウジング
    (40)に沿って延びることを特徴とするひも止め。
  7. 【請求項7】ひも止めを固着するためのストラップ(3
    0)を有する物品のひも(22)をロックするためのひ
    も止め(20)であって、 上記ひも(22)を受け入れるひも用通路(38)を有
    するハウジング(40)であって、上記ひも止め(2
    0)が上記ハウジング(40)を貫通する第1の軸(4
    4)に沿って作動するように構成されており、上記ひも
    用通路(38)は上記第1の軸(44)に直交する第1
    の平面内の第2の軸(52)に沿って延びるように構成
    されているハウジング(40)と、 上記物品に上記ひも止め(20)を固着するための上記
    ストラップ(30)を受け入れるため、上記ハウジング
    (40)内に配設されている留め装置(36)であっ
    て、上記第2の軸(52)に平行な第2の平面(46)
    内に配設されている留め装置(36)と、を備えること
    を特徴とするひも止め。
  8. 【請求項8】請求項7のひも止めであって、前記第2の
    平面(46)は、前記第1の軸(44)に平行であるこ
    とを特徴とするひも止め。
  9. 【請求項9】請求項7又は請求項8のひも止めであっ
    て、前記第2の軸(52)は、前記第2の平面(46)
    から離隔されていることを特徴とするひも止め。
  10. 【請求項10】請求項1〜請求項9のいずれか1のひも
    止めであって、前記留め装置(36)は、上記留め装置
    (36)を貫通して延び、前記物品(24)に前記ひも
    止め(20)を固着するための前記ストラップ(30)
    の一部を受け入れる孔(48)を有することを特徴とす
    るひも止め。
  11. 【請求項11】請求項2〜請求項9に従属する請求項1
    0のひも止めであって、前記孔(48)は、前記第2の
    軸(52)に直交する第3の軸(54)に沿って延びる
    ことを特徴とするひも止め。
  12. 【請求項12】請求項2〜請求項9に従属する請求項1
    0のひも止めであって、前記孔(48)は、前記第1の
    平面内にある第3の軸(54)に沿って延びることを特
    徴とするひも止め。
  13. 【請求項13】請求項11又は請求項12のひも止めで
    あって、前記第3の軸(54)は、前記第1の軸(4
    4)に直交することを特徴とするひも止め。
  14. 【請求項14】請求項10〜請求項13のいずれか1の
    ひも止めであって、前記孔(48)は、細長いスロット
    であることを特徴とするひも止め。
  15. 【請求項15】請求項1〜請求項14のいずれか1のひ
    も止めであって、前記ハウジング(40)は外周面(4
    7)を有し、前記留め装置(36)は上記外周面(4
    7)から突出することを特徴とするひも止め。
  16. 【請求項16】請求項15のひも止めであって、前記留
    め装置(36)は、前記外周面(47)から離隔されて
    いて、前記ストラップ(40)に連結されるべきコネク
    タ部分(49)を含むことを特徴とするひも止め。
  17. 【請求項17】請求項2〜請求項16のひも止めであっ
    て、さらに、前記第1の軸(44)に沿って前記ハウジ
    ング(40)内に受け入れられ、前記ひも(22)を受
    け入れるひも用穴(62)を有するプランジャー(4
    2)を含むことを特徴とするひも止め。
  18. 【請求項18】請求項17のひも止めであって、前記プ
    ランジャー(42)は、第1の位置と第2の位置との間
    で前記ハウジング(40)内で摺動し、上記プランジャ
    ー(42)が上記第1の位置にあるときには、前記ひも
    用通路(38)と前記ひも用穴(62)とは前記第2の
    軸(52)に沿って整合し、上記プランジャー(42)
    が上記第2の位置にあるときには、前記ひも用通路(3
    8)と前記ひも用穴(62)とは非整合となることを特
    徴とするひも止め。
  19. 【請求項19】請求項18のひも止めであって、前記ハ
    ウジング(40)と前記プランジャー(42)とは、そ
    れぞれ、前記第2の軸(52)に直交する把持表面(7
    8,80)を含むことを特徴とするひも止め。
  20. 【請求項20】請求項19のひも止めであって、前記ハ
    ウジング(40)と前記プランジャー(42)とは、そ
    れぞれ、前記ひも止め(20)の両端部に配設されてい
    るチャネル(74,76)を有し、上記チャネル(7
    4,76)の少なくとも一部は前記把持表面(78,8
    0)を規定することを特徴とするひも止め。
  21. 【請求項21】ひも止めを固着するためのストラップ
    (30)を有する物品(24)のひも(22)をロック
    するためのひも止め(20)であって、 上記ひも(22)を受け入れるためのひも用通路(3
    8)が貫通して延びるハウジング(40)であって、上
    記ひも止め(20)が上記ひも(20)を解放するため
    に第1の軸(44)に沿って作動するように構成されて
    おり、上記ひも用通路(38)が第2の軸(52)に沿
    って上記ハウジング(40)の両端部の間に配設されて
    おり、上記ハウジング(40)が外周面(47)を有す
    るように構成されているハウジング(40)と、 上記物品(24)に上記ひも止め(20)を固着するた
    めの上記ストラップ(30)を受け入れる上記ハウジン
    グ(40)上に配設されている留め装置(36)であっ
    て、該留め装置(36)は上記ハウジング(40)の両
    端部の間で上記ハウジング(40)の上記外周面(4
    7)から離隔されており、該留め装置(36)は上記外
    周面(47)から離隔されて上記物品に上記ひも止め
    (20)を固着するための上記ストラップ(30)の一
    部を受け入れる孔(48)を形成するコネクタ部分(4
    9)を含み、該留め装置(36)は上記第1の軸(4
    4)及び第2の軸(52)に平行で且つ上記第2の軸
    (52)から離隔している平面内に位置付けられてい
    て、上記コネクタ部分(49)が上記ストラップ(3
    0)に取り付けられて、上記ひも(22)が上記ひも用
    通路(38)を貫通して引かれるときに、相対する力が
    互いに整合するようにされている留め装置(38)と、
    を備えることを特徴とするひも止め。
  22. 【請求項22】請求項1〜請求項21のひも止め(2)
    と、物品(24)との組合せ。
  23. 【請求項23】請求項22のひも止めと物品との組合せ
    であって、前記物品(24)は衣類であることを特徴と
    する組合せ。
  24. 【請求項24】請求項23のひも止めと物品との組合せ
    であって、前記物品(24)は袖口(32)と、上記袖
    口(32)に隣接して固着されているひも止めケーシン
    グ(28)と、を含むことを特徴とする組合せ。
  25. 【請求項25】請求項23又は請求項24のひも止めと
    物品との組合せであって、前記物品(24)は手を覆う
    物であることを特徴とする組合せ。
  26. 【請求項26】請求項25のひも止めと物品との組合せ
    であって、前記手を覆う物は手袋であることを特徴とす
    る組合せ。
  27. 【請求項27】請求項22〜請求項26のいずれか1の
    ひも止めと物品との組合せであって、前記ストラップ
    (30)は前記留め装置(36)の周りにループを形成
    することを特徴とする組合せ。
  28. 【請求項28】請求項22〜請求項27のいずれか1の
    ひも止めと物品との組合せであって、前記ひも止め(2
    0)は前記物品(24)に分離不能に固着されているこ
    とを特徴とする組合せ。
JP1998007901U 1997-01-08 1998-10-09 ひも止め Expired - Lifetime JP3059856U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78059997A 1997-01-08 1997-01-08
US780599 1997-01-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3059856U true JP3059856U (ja) 1999-07-13

Family

ID=25120058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998007901U Expired - Lifetime JP3059856U (ja) 1997-01-08 1998-10-09 ひも止め

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0885361A1 (ja)
JP (1) JP3059856U (ja)
AU (1) AU5799398A (ja)
WO (1) WO1998030815A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788671A1 (fr) * 1999-01-26 2000-07-28 Ykk Europ Ltd Embout de cordon
JP3165024U (ja) 2007-07-17 2011-01-06 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド コードロック組立体
JP5687850B2 (ja) * 2010-06-02 2015-03-25 株式会社ニフコ コードロック

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5263202A (en) * 1992-10-16 1993-11-23 Patagonia, Inc. Securing apparatus for clothing
DE9401623U1 (de) * 1994-02-01 1994-03-31 William Prym-Werke GmbH & Co. KG, 52224 Stolberg Stoppvorrichtung für an einem Kleidungsstück o.dgl. befindliche Kordeln, sogenannter Kordelstopper
JP3032433B2 (ja) * 1994-09-21 2000-04-17 スコービル・ジャパン株式会社 衣類への固定手段付き紐止め具
DE69610684D1 (de) * 1995-11-22 2000-11-23 Danny Gold Öffnungs- und Schliessmechanismus zur einhändigen Bedienung

Also Published As

Publication number Publication date
AU5799398A (en) 1998-08-03
EP0885361A1 (en) 1998-12-23
WO1998030815A1 (en) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3165024U (ja) コードロック組立体
US20020179023A1 (en) Handle with grip for comfortably holding articles by hand
US8348970B2 (en) Military emergency tourniquet
EP1326031B1 (en) Locking device
EP1631754B1 (en) Single finger pull cord lock release
US5090277A (en) Ski boot key
US5727337A (en) Snowboard boot
US5435045A (en) Tension fastener for use with backpacks and the like
JP3059856U (ja) ひも止め
JP2002045212A (ja) バックル
EP0775845B1 (en) External single handed closure and release mechanism
US11653631B2 (en) Leash locking mechanism
US6108877A (en) Tension fastener
EP2802391B1 (en) A hand strap for a skiing pole or similar
JP3071856U (ja) 靴紐調節具
RU2804042C1 (ru) Способ отстегивания застежки фастекс
US20130081579A1 (en) Waste bag retention device and system
JP3448677B2 (ja) 開き止めバンドを備える園芸鋏
TWM559629U (zh) 扣具裝置
RU217194U1 (ru) Застежка фастекс с дистанционным управлением отстегивания
GB2256264A (en) Holster for a guard baton with crosshandle
JP2000070014A (ja) 片手作業機能付き紐止め具
KR200403678Y1 (ko) 지퍼와 연결된 가방끈을 가진 손가방
JP3132325U (ja) リュックサック等の背負い具
KR200440410Y1 (ko) 끈류의 단말고정구