JP2007282959A - 杖用肩紐(ショルダーストラップ)と杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部の市販の杖にはリストストラップが備わっているが、手首に通した杖は腕と共に動き、腕の運動に制限が加わる。杖に紐をつけて肩に掛ける方法があるが、紐の両端が杖の同一点や極めて近い部分で取り付けられているため肩に掛けたときに取り付け部分が支点になって石突き部がふらつき、周辺に衝突する嫌いがある。
【解決手段】 杖軸に取り付けることができる面ファスナーや金属板で構成される取付締め具を両端に備え、長さが調節できるような杖用肩紐(ショルダーストラップ)を杖軸の任意の2ヶ所に離して取り付けた杖は、肩にかけたときに両手の可動範囲や身体の運動に制限が加わらず、また杖は身体に密着して石突き部がふらつくことなく周囲に迷惑を及ぼさない。本、杖用肩紐(ショルダーストラップ)は着脱が容易である。
【選択図】 図6

Description

手放した杖を身体に保持できる杖用肩紐およびその機能を有する杖に関するものである。
脚力が衰弱したり脚部を負傷した場合、歩行の助けに杖を使用するが、時に杖を手放して両手で作業をする必要が生じる。例えばスーパーマーケットでカーゴキャリーを押す、財布から代金を取り出す、購入品をポリ袋に移し替えるなどである。そのたびに杖を手放して何処かに立て掛けたり、
把手を衣服などに引っ掛けて両手を空けることになる。雨天に限る傘の携帯と異なり、常時付きまとうこの不便さに対し数多の解消方法が提案されている。従来より提供されている杖には把手などに手首を通じて杖を保持するリストストラップが備えられているものも多い。
特開平8−66215では把手に突起を設けて衣類に引っ掛けたり、突起の先端に滑り止めを施して壁などに立て掛けやすい杖を提案している。
特開平9−313225では杖軸にクリップを付着してベルトに引っ掛ける提案をしている。特開2002−172007では把手を円環状にして杖軸に取り付け、腕に通じて両手を開放している。特開2003−245110では長さの調節できる紐を把手に結わえ付け、杖を肩に掛ける提案をしている。特開2006−034454では、杖用ストラップを提案している。これは一端を杖軸に取り付け、もう一端に付けたクリップで衣類を挟めるような構成の杖用ストラップである。特開平9−37822では把手や把手に近い杖軸にリストストラップやクリップおよび伸縮可能な舌状片を取り付けて、手首や衣類或いは構造物に杖を預ける方法を考案している。特開2000−189476では携帯用介助杖の名称で把手と杖軸の交差部に作動ボックスを設置し、そこに肩掛け紐などを取り付けた杖を提供している。
特開平8−66215号公報 特開平9−313225号公報 特開2002−172007号公報 特開2003−245110号公報 特開2005−192979号公報 特開2006−034454号公報 特開平9−37822号公報 特開2000−189476号公報
実際、杖使用者が杖を手放して両手で作業をしたい場合、それらの可動範囲が制限を受けるようでは不満が生じる。しかし、手首や肘をリストトラップに通して杖を保持する方法ではその手を動かせば杖も共に動いてしまい、両手の総合的な可動範囲が大きく制限され、能率的な作業ができない。また両手で作業中に身体の屈伸や捻転などの運動を伴う場合も多いが、例えば腰を屈めたい場合、衣類等に杖を保持すると杖が突っかい棒になり運動の妨げとなるし、或いはストラップを介して衣類に保持すると、杖が地面に横たわり周囲に迷惑を及ぼしたりする。しかし、肩紐を介して肩に掛けて杖を保持すると、このような不満は大幅に解消できる。ところが肩紐を取り付ける位置によっては新たな課題も生じる。特開2003−245110は肩掛け紐を把手に結わえ付けているが、杖使用時、掌に紐が当たって違和感を覚える。また特開2000−189476では掌に接触しない作動ボックスに肩掛け紐を取り付けているが、この場合も把手に結わえ付ける場合と同様、肩掛け紐の両端が同じ位置か又は非常に接近しているため、そこが支点となって肩に掛けた杖の石突き部がふらついて安定せず、両手の作業時や身体の運動中に石突き部が周辺に衝突する嫌いがある。
発明者は、このような課題を解決するため杖使用者が現在使用している杖に簡単に取り付け可能で、両手の可動範囲や身体の運動を制限せず且つ石突き部がふらつかない杖用肩紐(ショルダーストラップ)とそれを装着した杖を考案するに至った。
即ち、本発明の杖用肩紐(ショルダーストラップ)の両端に備えた取付締め具を杖軸の任意の2ヶ所に取り付けた杖は、両手の作業時に杖用肩紐(ショルダーストラップ)を介して肩に掛けたり袈裟掛けたりすることができるので、両手の可動範囲や身体の運動に制限が加わらない。杖用肩紐(ショルダーストラップ)の長さを調節することにより杖は身体に密着して石突き部がふらつくことなく安定し、周囲に迷惑を及ぼさない。杖用肩紐(ショルダーストラップ)は杖使用者が現在使用している杖に簡単に装着できる特徴を有し、使い慣れた愛用杖の杖軸の2ヶ所に取付締め具で取り付けるだけでよい。取付締め具は面ファスナー或いは皮革や合成皮革或いは軟らかい金属板、例えば真鍮板、アルミニウム板、鉛板、銅板などの一つまたは二つ以上で構成される。取付締め具は、市販の紐状物に縫合したり接着したり或いは金属のリングやクリップなどを介して接合し杖用肩紐を構成してもよい。また、杖軸と取付締め具の接する面に両面テープを貼り付け、取付締め具がより強固に取り付けられるようにしてもよい。紐状物の素材はとくに限定されず繊維、皮革、鎖などを用いることができる。杖用肩紐(ショルダーストラップ)の長さの調節方法に特に制限はなく、例えば紐の中央付近を切断して、胴回りに着用するベルトに用いられるような金具を取り付けて長さを調節する杖用肩紐(ショルダーストラップ)でもよい。また、予め本発明の杖用肩紐(ショルダーストラップ)を装着した杖も提供できるものである。
本発明は杖使用者が杖を手放して両手で作業したり運動するときに杖を肩に保持できる杖用肩紐(ショルダーストラップ)とそれを装着した杖を提供するものであり、広い可動範囲を確保し、杖が、特に石突き部が周囲に衝突しないよう身体に密着して保持できる効果を有するものである。杖用肩紐(ショルダーストラップ)は取り外して別の杖に簡単に装着できる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
図1のように幅10mm、長さ40mm、厚さ0,5mmの合成皮革に線径1mm、長径20mm、短径15mmの馬蹄形の金属製リング3を通し、合成皮革の両端を合わせて糊付けして直径15mmの円筒皮革2を作製し、取付締め具の部品1を得る。図2のように幅10mm、長さ80mmの面ファスナー4を部品1の円筒皮革2に通して、取付締め具5が出来上がる。
幅10mm、長さ60mmの織物の紐状物6の両端に取付締め具5の金属製リング3を通して糊付けし、図3のような杖用肩紐(ショルダーストラップ)7を得た。
図4のように幅10mm、長さ80mm、厚さ0,5mmの真鍮板8の一端より30mmの付近に幅2mm、深さ2mmのU字溝9を設け、線径1mm、長径20mm、短径10mmの楕円形の金属製リング10に線形1mm、直径20mmの円形金属製リング11を通してのちU字溝9に挿入し、取り付け締め具12を得た。
幅10mm、長さ600mm、厚さ3mmの合成皮革製の紐状物13の両端に市販の金属製クリップ14を装着し、取付締め具12を装着して図5のような杖用肩紐(ショルダーストラップ)15を得た。
実施例2で得られた杖用肩紐(ショルダーストラップ)15の取付締め具12を構成する真鍮板8の裏面に両面テープを貼り、市販の杖の杖軸16の、把手17 から50mmと石突き部18から250mm離れた2ヶ所に実施例2の杖用肩紐(ショルダーストラップ)15を取り付けて本発明の杖19を得た。
実施例1の取付締め具5の面ファスナー4を皮革に代えて作製した取付締め具20を作製する。幅10mm、長さ650mm、厚さ1mmの皮革製の紐状物21の両端に市販の金属性クリップ14を縫合し、取付締め具20を装着して杖用肩紐(ショルダーストラップ)22を得た。その杖用肩紐(ショルダーストラップ)22を装着した本発明の杖23である(図7)。
老人の増加と共に杖使用者も増加すると考えられ、本発明の杖用肩紐や杖の需要は拡大すると考えられる。
実施例1の取付締め具の部品。 実施例1の取付締め具。 実施例1の杖用肩紐(ショルダーストラップ)。 実施例2の取付締め具。 実施例2の杖用肩紐(ショルダーストラップ)。 実施例3の杖。 実施例4の杖。
符号の説明
1…取付締め具5の部品
2…円筒皮革
3…馬蹄形の金属製リング
4…面ファスナー
5…取付締め具
6…織物でできた紐状物
7…杖用肩紐(ショルダーストラップ)
8…真鍮板
9…U字溝
10…楕円形の金属製リング
11…円形金属製リング
12…取付締め具
13…合成皮革製の紐状物
14…市販の金属製クリップ
15…杖用肩紐(ショルダーストラップ)
16…市販の杖の杖軸
17…把手
18…石突き部
19…杖
20…取付締め具
21…皮革製の紐状物
22…杖用肩紐(ショルダーストラップ)
23…杖

Claims (3)

  1. 杖の杖軸の任意の2ヶ所に取り付けることができる取付締め具を両端に備えた長さが調節できる紐状物で、杖を肩に掛けることができる杖用肩紐(ショルダーストラップ)。
  2. 取付締め具が面ファスナー、皮革、合成皮革或いは金属板の一つまたは二つ以上で構成される請求項1の杖用肩紐(ショルダーストラップ)。
  3. 請求項2の取付締め具を有する請求項1の杖用肩紐(ショルダーストラップ)を装着した杖。
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