JP4200190B2 - 帯状物の連結及び伸縮装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は帯状物の連結及び伸縮装置に関し、詳しくは被吊下げ部材を肩にかけるための帯状物の連結及び伸縮装置に関するものであり、ベルトの長さの調節を容易に、かつベルトの長さ調節後の適宜の位置で固定することができる帯状物の連結及び伸縮装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
仮令えばリュックサックやバッグなど肩から背負うように或いは吊り下げるように持つためのかばん類の帯状物は、通常、被装着者の体格や使い勝手に合わせてその長さを調節できるようにされている。
【0003】
即ち従来の帯状物は、吊り下げられた揺動可能なベルトを所有する主ベルト、副ベルト及び矩形板部材に矩形の通し孔を設けたバックルからなるものであり、ショルダーベルトのような帯状物の長さを伸ばすときはバックル部にベルトを通して折り返し、折り返された部分のベルトを下方に引っ張ることで長さを短かくすることにより行うものだった。
【0004】
また、逆に縮めるときはバックル部からにベルトを通して折り返し、折り返された部分のベルトを遠ざかるようにベルトに対して移動させ、上方へ延出したベルトの両端部の長さが長くなるようにベルトを移動させることにより行うものだった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような帯状物にあっては、ベルトの長さ調節はその2つのベルトがそれぞれ略同じ長さになるようにする必要があるため、該ベルトを各別に調節しなければならず、その調節が極めて面倒であるという問題があった。
【0006】
また、このような帯状物にあっては、長さ調節手段であるバックルやベルトの折り返し部を隠すことができないので、これらが見栄えを損ねてしまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の帯状物は上記問題点に鑑み、被装着者の体格や使い勝手に合わせてその長さを容易に調節でき、また調節が完了した後には帯状物を安定した状態で固着することができる帯状物の連結及び伸縮装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
而して本発明は上記課題を解決するためになされたもので、それぞれが嵌合する端部をもつ主,副ベルト(1)(2)及びそれぞれの間に設けられ主副ベルト(1)(2)を連結する連結部材(3)があって、この連結部材(3)は、その両端部に上記主ベルト(1)の端部を装通して固着させる第1の係合孔(4)及び、上記副ベルト(2)の端部が装通される第2の係合孔(5)と、上記連結部材(3)の中間部にあって両端を連結部材(3)の両側部に枢支させた軸(6)と、この軸に回動可能に嵌合させ掛止部材(7)とよりなり、上記第2の係合孔(5)に装通した副ベルト(2)の端部は、連結部材(3)の裏面側より第1の係合孔(4)に入り、さらに上記掛止部材(7)と連結部材(3)の間を通して延伸させたことを特徴とするものである。
【0009】
その他本発明には他の目的,秀れた構成上の特徴,秀れた作用効果があるが以下の実施例でこれらを明らかにする。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図において(1)(2)はそれぞれが嵌合する端部をもつ主ベルト(1)及び副ベルト(2)であり、該主副ベルト(1)(2)の間にはそれぞれを連結するための連結部材(3)が設けられている。
【0012】
この該主副ベルト(1)(2)の素材は被装着者の肩において幅広く直接接触する事から、肩に食い込むことの無いような仮令えばリュックサック等かばん類を形成するものと同等の布地のようなものが好ましいが、何もこれに限った訳ではなく、仮令えば伸縮性にとんでいるゴム素材や、高級感あふれる革製のものなど何でもよい。
【0013】
また該連結部材(3)の素材については該主副ベルト(1)(2)を挟持させることから、これらの摩擦によって該主副ベルト(1)(2)を痛めずにかつ締結に相応しい物ならば何でもよく、仮令えばプラスチックや金属類,比較的軟質な合成樹脂など本発明を実施出来るものならば何でもよい。
【0014】
この連結部材(3)は、その両端部に該主ベルト(1)の端部を装通して固着させる第1の係合孔(4)及び、上記副ベルト(2)の端部が装通される第2の係合孔(5)と、上記連結部材(3)の中間部にあって両端を連結部材(3)の両側部に枢支させた軸(6)と、この軸に回動可能に嵌合させ掛止部材(7)が設けられている。この掛止部材(7)に嵌合させてある該軸(6)の周囲には回動動作を通常時は一定の方向で保つためのバネ部材(8)が巻装させてある。
【0015】
さらに掛止部材(7)の下部は副ベルト(2)の摺動を防止する為に摩擦を起して挟持させるとよく、本発明では凹凸部を形成してこれを設けるようにした。なお、掛止部材(7)の略中央部の適宜位置には紐(9)を装通させるための孔を設けておくとよいが、特にこれを設けなくとも本発明は実施できる。
【0016】
そして上記第2の係合孔(5)に装通した副ベルト(2)の端部は、連結部材(3)の裏面側より第1の係合孔(4)に入り、さらに上記掛止部材(7)と連結部材(3)の間を通して延伸させることによって本発明の実施を行うのである。
【0017】
次に本発明である帯状物の連結及び伸縮装置を用いて帯状物の長さ調節の方法を説明すると、先ず、帯状物の長さを短くするときは、図2の内掛止部材(7)を軸(6)にそって回動させる。その際には直接手で摘んで掛止部材(7)を回動させるのであるが、仮令えば掛止部材(7)の略中央部の適宜位置に孔を設けて紐(9)を装通させた場合には、この該紐(9)を手で摘んで回動する方向に引っ張ることで、該紐(9)を直接手で摘んで回動させた場合と同じ効果を得ることが出来る。
【0018】
すると図3のように掛止部材(7)が回動し、該掛止部材(7)の下部に形成された凹凸部が露出されるので、副ベルト(2)は摩擦による挟持から開放され、摺動出来るようになる。
【0019】
しかる後の端部を装通して固着させてある副ベルト(2)の一方を手で摘んで他方の手で掛止部材(7)を押さえながら、副ベルト(2)が第2の係合孔(5)から抜け出る方向に引っ張ることで、副ベルト(2)の長さを調整する事が出来るのである。そして掛止部材(7)を所定の位置に戻すことで再び摩擦による挟持がなされ、副ベルト(2)は適宜の位置で固定されることとなるのである。
【0020】
この時上記軸(6)に巻装させてあるバネ部材(8)の復元力によって、ただ使用者は押さえていた他方の手を離すだけで、掛止部材(7)は適宜位置に戻り再び摩擦による挟持がなされ、副ベルト(2)は適宜の位置で固定されることとなるのである。
【0021】
更にこのように調節された副ベルト(2)は、連結部材(3)の第2の係合孔(5)にも装通して固着させてあることから、心持ちきつめに長さ調節が施され、容易に動くことはないのである。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明の帯状物の連結及び伸縮装置は、被装着者の体格や使い勝手に合わせてその長さを容易に調節でき、また調節が完了した後には帯状物を安定した状態で固着することができるようにしたことを特徴とする。
【0023】
詳述すれば、連結部材の中間部にあって両端を連結部材(3)の両側部に枢支させた軸(6)に回動可能に嵌合させた掛止部材(7)を回動可能に嵌合させ掛止部材を回動させることによって副ベルト(2)の長さの調節を行うことができるため、その調節は安易に簡単であり、かつ副ベルト(2)は、連結部材(3)の第2の係合孔(5)にも装通して固着させてあることから、見栄えを良好にすることができ、且つ取付状態において安定感があるのである。更に本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
従って仮令えばリュックサックやバッグなど肩から背負うように、或いは吊り下げるように持つためのかばん類の帯状物を調整する際には、副ベルト(2)を一方の手で摘んで、他方の手で連結部材(3)或いは掛止部材(7)を掴んで操作するだけなので、手元の操作手元を見なくても、両手の操作だけで簡単に長さ調節が可能であり、山道を歩行中などに他の危険に対して注意を促さなくてはならない場合などにも大いに役立つのである。
【0025】
なお本発明の帯状物の連結及び伸縮装置で実施できるのは何もリュックサックやバッグなど肩から背負うように或いは吊り下げるように持つためのかばん類の帯状物に限った訳では無く、仮令えば携行者が登山やハイキングに赴く際には、本発明の帯状物の連結及び伸縮装置を用いた水筒などにも装着できるから、必要に応じて長さを調節したりすることが出来るのである。
【0026】
その他にも帯状物の連結及び伸縮装置を要するものならば何でもよく、無線機を含む携帯電話などの移動通信手段の所謂ストラップに用いたり、巾着袋における口部の長さ調節で用いたり、メガネのかけ紐に用いたり、荷造り紐の長さ調節で用いたりと、本発明を実施するための効果は数え上げればいとまがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す展開斜視図
【図2】掛止部材を閉じた状態の要部を拡大して示す斜視図
【図3】掛止部材を開いた状態の要部を拡大して示す斜視図
【符号の説明】
1 主ベルト
2 副ベルト
3 連結部材
4 第1の係合孔
5 第2の係合孔
6 軸
7 掛止部材
8 バネ部材
9 紐

Claims (1)

  1. それぞれが嵌合する端部をもつ主,副ベルト(1)(2)及びそれぞれの間に設けられ主副ベルト(1)(2)を連結する連結部材(3)があって、この連結部材(3)は、その両端部に上記主ベルト(1)の端部を装通して固着させる第1の係合孔(4)及び、上記副ベルト(2)の端部が装通される第2の係合孔(5)と、上記連結部材(3)の中間部にあって両端を連結部材(3)の両側部に枢支させた軸(6)と、この軸に回動可能に嵌合させ掛止部材(7)とよりなり、上記第2の係合孔(5)に装通した副ベルト(2)の端部は、連結部材(3)の裏面側より第1の係合孔(4)に入り、さらに上記掛止部材(7)と連結部材(3)の間を通して延伸させたことを特徴とする帯状物の連結及び伸縮装置。
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