JP3163866B2 - 空気調和装置のフィルタ装置 - Google Patents

空気調和装置のフィルタ装置

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JP3163866B2
JP3163866B2 JP22902393A JP22902393A JP3163866B2 JP 3163866 B2 JP3163866 B2 JP 3163866B2 JP 22902393 A JP22902393 A JP 22902393A JP 22902393 A JP22902393 A JP 22902393A JP 3163866 B2 JP3163866 B2 JP 3163866B2
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roll core
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慎一 渡邊
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置のフィル
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置のフィルタ装置
には、実開平1−179723号公報に開示されている
ように、空気調和装置のリターン口に配置され、折畳ま
れた新しいフィルタが収納部から蛇行状に繰出される一
方、使用済みのフィルタを巻取り部にロール状に巻取る
ようにし、該フィルタを収納部から巻取り部へ所定量づ
つ移動させて常時所定の濾過効率を維持するようにして
いるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
のフィルタ装置においては、新しいフィルタは折り目を
介して折畳まれているので、大なる収納スペースを要す
ると共に、上記フィルタを蛇行させるためのガイドレー
ルを要し、部品点数が多くなるという問題があった。
【0004】そこで、部品点数が少なく小型で、且つフ
ィルタ交換が容易な全く新たなフィルタ装置の出現が望
まれている。
【0005】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、部品点数が少なく小型で、且つフィルタ交換を容易
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明が講じた手段は、図5に示す
ように、フィルタをロール芯に容易に取付けるようにし
たもので、先ず、空気調和装置(1)に取付けられるフィ
ルタケーシング(3)にロールフィルタ(4)が収納 され、該
ロールフィルタ(4)のフィルタ(41)を順次巻出して該フ
ィルタ(41)で流通空気を濾過するようにした空気調和装
置のフィルタ装置を前提としている。
【0007】そして、上記フィルタケーシング(3)の一
端部にはロールフィルタ(4)の巻出し部(33)が、他端部
にはロールフィルタ(4)の巻取り部(34)が形成され、上
記フィルタケーシング(3)における巻出し部(33)と巻取
り部(34)との間が空気の流通可能なフィルタ走行部(35)
に形成されている。更に、上記フィルタケーシング(3)
の巻出し部(33)には、ロール芯(42)にフィルタ(41)が巻
回されてなるロールフィルタ(4)が収納され、上記フィ
ルタケーシング(3)の巻取り部(34)には、上記フィルタ
(41)を巻取るロール芯(42)が収納されている。加えて、
上記ロール芯(42)は、筒状に形成されると共に、軸方向
のスリット(4c)が形成され、上記フィルタ(41)の両端に
ロール芯(42)のスリット(4c)より大形の取付け軸(43)が
設けられ、該取付け軸(43)をロール芯(42)内に位置させ
且つフィルタ(41)の端部がロール芯(42)のスリット(4c)
を通って該ロール芯(42)がフィルタ(41)に取付けられ
いる
【0008】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、図6に示すように、ロール芯と回転軸とを容易に連
結するようにしたもので、フィルタケーシング(3)の巻
出し部(33)及び巻取り部(34)におけるロール芯(42)は、
上記フィルタケーシング(3)に回転自在に取付けらた回
転軸(6)に設けられてロール芯(42)の軸方向と直交する
連結ピン(61)と、上記ロール芯(42)の軸方向と直交方向
に位置し且つ連結ピン(61)が挿入される一対又は複数対
のU字状切込み部(44,44)とより成る連結手段(22)を介
して上記フィルタケーシング(3)に回転自在に取付けら
れた構成としている。
【0009】また、他の発明は、ガイドローラがフィル
タ走行部より逃げるようにしたもので、具体的に、請求
項3に係る発明が講じた手段は、上記請求項1又は2の
発明において、図11に示すように、フィルタケーシング
(3)のフィルタ走行部(35)には、フィルタ(41)が巻回し
て蛇行するように複数のガイドローラ(7a,〜,7e)が前面
側と背面側とに千鳥状に設けられている。そして、背面
側のガイドローラ(7b,7d)は、フィルタケーシング(3)
に着脱自在に設けられた構成としている。
【0010】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、図18に示すように、背面側のガイドローラ(7b,7d)
の一端が、フィルタケーシング(3)に前後方向に回動自
在に取付けられると共に、他端が、フィルタケーシング
(3)に着脱自在な固定板(82)に一体に連結されていた構
成としている。
【0011】また、請求項5に係る発明が講じた手段
は、図19に示すように、背面側のガイドローラ(7b,7d)
の両端は、フィルタケーシング(3)の前後方向に延びる
延長片(85)を介してフィルタケーシング(3)の前面部に
位置する連結片(86)に一体に連結され、フィルタケーシ
ング(3)の前面部には、連結片(86)が着脱自在に係合す
る係合片(88,88,…)が設けられた構成としている。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
空気調和装置(1)に吸込まれる空気がフィルタケーシン
グ(3)を通る際に、フィルタ(41)を通過して濾過される
ことになる。
【0013】このフィルタ(41)は、例えば、ファンの運
転時間が所定時間になると、巻取り部(34)に巻き取られ
て所定の送り量だけ移動する。
【0014】そして、フィルタ(41)の交換時等におい
て、フィルタ(41)にロール芯(42)を取付ける場合、上記
フィルタ(41)の端部の取付け軸(43)をロール芯(42)内に
位置させ且つフィルタ(41)の端部がロール芯(42)のスリ
ット(4c)を通して該ロール芯(42)にフィルタ(41)を連結
することになる。
【0015】また、請求項2に係る発明では、ロール芯
(42)は連結ピン(61)と切込み部(44,44)とを係合して回
転軸(6)に連結することになり、ロールフィルタ(4)の取
付け時等において、ロールフィルタ(4)を軸方向に移動
することにより、回転軸(6)とロール芯(42)とを連結す
る。
【0016】また、請求項3に係る発明では、ロールフ
ィルタ(4)の取付け時又は取外し時においては、背面側
に位置するガイドロールをフィルタケーシング(3)より
取外して行うことになる。つまり、フィルタ(41)が各ガ
イドローラ(7a,〜,7e)を巻回しているので、片側のガイ
ドローラ(7a,〜,7e)を着脱することにより、容易にフィ
ルタ(41)の取付け及び取外しが行われることになる。
【0017】また、請求項4に係る発明では、ガイドロ
ーラ(7a,〜,7e)を回動することにより、該ガイドローラ
(7a,〜,7e)がフィルタ走行部(35)より逃げることにな
り、容易にフィルタ(41)の取付け及び取外しが行われる
ことになる。
【0018】また、請求項5に係る発明では、背面側の
ガイドローラ(7b,7d)が一体に取付け及び取外しされる
ことになり、容易にフィルタ(41)の取付け及び取外しが
行われることになる。
【0019】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
ール芯(42)のスリット(4c)にフィルタ(41)の端部を通
して該ロール芯(42)とフィルタ(41)とを連結するように
したゝめに、ロール芯(42)とフィルタ(41)との取付けを
容易に行うことができるので、ロールフィルタ(4)の交
換作業の容易化を図ることができる。
【0020】また、請求項2に係る発明によれば、連結
ピン(61)と切込み部(44,44)との係合によってロール芯
(42)と回転軸(6)とを連結するようにしたゝめに、回転
軸(6)とロール芯(42)とを容易に連結及び取外しを行う
ことができることから、ロールフィルタ(4)の交換作業
の容易化を図ることができる。
【0021】また、請求項3に係る発明によれば、背面
側のガイドローラ(7b,7d)を着脱自在にしたゝめに、背
面側のガイドローラ(7b,7d)を取外すことにより、フィ
ルタ(41)が前面側の全ガイドローラ(7a,7c,7e)を覆う
ようになり、蛇行状のロールフィルタ(4)を容易に取付
け及び取外しすることができ、ロールフィルタ(4)の交
換作業の容易化をより一層図ることができる。
【0022】また、請求項4に係る発明によれば、背面
側のガイドローラ(7b,7d)を回動自在にしたゝめに、背
面側のガイドローラ(7b,7d)をフィルタ走行部(35)より
逃がすことにより、フィルタ(41)が前面側の全ガイドロ
ーラ(7a,7c,7e)を覆うようになり、蛇行状のロールフ
ィルタ(4)を容易に取付け及び取外しすることができ、
特に、ガイドローラ(7a,〜,7e)を回動するのみでよいの
で、ロールフィルタ(4)の交換作業の容易化をより一層
図ることができる。
【0023】また、請求項5に係る発明によれば、背面
側のガイドローラ(7b,7d)を一体に着脱自在にしたゝめ
に、背面側のガイドローラ(7b,7d)を取外すことによ
り、フィルタ(41)が前面側の全ガイドローラ(7a,7c,7
e)を覆うようになり、蛇行状のロールフィルタ(4)を容
易に取付け及び取外しすることができ、特に、背面側の
ガイドローラ(7b,7d)が一体に着脱されるので、着脱作
業が簡素化され、ロールフィルタ(4)の交換作業の容易
化をより一層図ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0025】図1に示すように、(1)は、天井吊下型の
空気調和装置であって、前面の吸込口(図示省略)にフ
ィルタ装置(2)が取付けられている。
【0026】該フィルタ装置(2)は、図2及び図3に示
すように、吸込空気を濾過するものであって、フィルタ
ケーシング(3)内にロールフィルタ(4)が収納されて構成
され、該ロールフィルタ(4)は、図5に示すように、ロ
ール芯(42)に所定幅のフィルタ(41)が巻回されて形成さ
れている。
【0027】該フィルタケーシング(3)は、横長の矩形
体に形成されると共に、フィルタケーシング(3)の内部
には、フィルタ(41)の幅に対応して内部底板(31)及び内
部天板(32)が平行に設けられている。上記フィルタケー
シング(3)の両側部は、ロールフィルタ(4)の巻出し部(3
3)と巻取り部(34)とが形成されると共に、該巻出し部(3
3)と巻取り部(34)との間におけるフィルタケーシング
(3)の内部はフィルタ(41)が走行するフィルタ走行部(3
5)に形成されている。更に、上記内部底板(31)及び内部
天板(32)との間には、前面中央部と背面中央部とに開口
(3a,3b)が形成され、両開口(3a,3b)の間が上記フィル
タ走行部(35)を横断して上記空気調和装置(1)の吸込口
に連通する空気流通路に形成されている。
【0028】上記フィルタケーシング(3)の両側部にお
ける巻出し部(33)と巻取り部(34)との前面は、側方に開
閉するの開閉蓋(36,37)が設けられると共に、上記内部
天板(32)には、ロールフィルタ(4)の貫通孔が形成され
ている。更に、上記フィルタケーシング(3)の下板(3c)
と内部底板(31)との間には、運転スイッチ(51)や表示ラ
ンプ(52)を有するコントローラ(5)が設けられている。
【0029】一方、上記巻出し部(33)と巻取り部(34)と
の下面には、ロールフィルタ(4)の支持ピン(3d)が内部
底板(31)より突出して設けられると共に、上部には、ロ
ールフィルタ(4)の回転軸(6)がフィルタケーシング(3)
の上板(3e)に回転自在に設けられている。そして、上記
巻出し部(33)の回転軸(6)は、自由回転するように設け
られる一方、巻取り部(34)の回転軸(6)は、フィルタケ
ーシング(3)の上部に設置された駆動モータ(21)が直結
されている。
【0030】上記フィルタケーシング(3)のフィルタ走
行部(35)には、上下方向に延びる5本のガイドローラ(7
a,〜,7e)が千鳥状に設けられており、3本のガイドロー
ラ(7a,7c,7e)はフィルタケーシング(3)の前面部に、
2本のガイドローラ(7b,7d)がフィルタケーシング(3)
の背面部にそれぞれ設けられ、上記巻出し部(33)から巻
取り部(34)に延びるフィルタ(41)が蛇行状に各ガイドロ
ーラ(7a,〜,7e)を巻回している。
【0031】上記ロールフィルタ(4)は、図5及び図6
に示すように、所定幅の長尺に形成されたフィルタ(41)
がロール芯(42)に巻付けられて成り、該フィルタ(41)
は、例えば、30mに形成さると共に、長尺方向の両端部
には、ロール芯(42)の取付け軸(43)が設けられている。
上記ロール芯(42)は、本発明の特徴の一つであって、中
空円筒状に形成され、下部に上記支持ピン(3d)が挿入さ
れる凹部(4a)を有する栓体(4b)が設けられると共に、上
端から下端部に亘ってスリット(4c)が形成されている。
そして、上記取付け軸(43)をロール芯(42)の内部に位置
するようにして上記スリット(4c)にフィルタ(41)の端部
を挿入することにより該フィルタ(41)にロール芯(42)が
取付けられている。
【0032】上記ロール芯(42)の上端部は、連結手段(2
2)によって回転軸(6)に連結され、該連結手段(22)は、
本発明の特徴の一つであって、ロール芯(42)に形成され
た対なる切込み部(44,44)と回転軸(6)に設けられた連
結ピン(61)とより成り、該切込み部(44,44)は、U字状
に形成されると共に、2組形成され、各一対の切込み部
(44,44)は直径方向上に位置している。一方、上記連結
ピン(61)は、回転軸(6)の下端部に軸方向と直交して取
付けられており、該連結ピン(61)が上記ロール芯(42)の
一対の切込み部(44,44)に挿入されて回転軸(6)とロー
ル芯(42)とが一体に回転するように連結されている。
【0033】上記切込み部(44,44)は、連結ピン(61)が
挿入された状態においてロール芯(42)を持上げると該ロ
ール芯(42)の下方に位置する支持ピン(3d)が抜ける深さ
に形成されている。つまり、図7乃至図10に示すよう
に、取外し時においては、連結ピン(61)が挿入された状
態でロールフィルタ(4)をやゝ持上げて凹部(4a)を支持
ピン(3d)に離脱させ、続いて、上記ロールフィルタ(4)
の下部を手前に引出して該ロールフィルタ(4)を取出す
ことになり、取付ける場合には、上述の動作を逆に行う
ことになる。
【0034】そして、上記巻出し部(33)と巻取り部(34)
とにおける回転軸(6)及びロール芯(42)は、本発明の特
徴の一つであって、同一に形成され、つまり、使用前の
新しいロールフィルタ(4)のロール芯(42)と、フィルタ
(41)を巻取るロール芯(42)とは同一物で構成されてい
る。
【0035】図4に示すように、上記巻取り部(34)に最
も近接するガイドローラ(7e)には、3つの滑止め片(71)
が取付けられており、該滑止め片(71)は、フィルタ(41)
の走行に同期してガイドローラ(7e)を回転するためのも
ので、複数の係合爪(72,72,…)が放射状に形成されて
なり、該係合爪(72,72,…)がフィルタ(41)の表面に引
掛かってガイドローラ(7e)が回転することになる。
【0036】上記ガイドローラ(7e)の上端部には、1つ
の突起(73)が取付けられると共に、該突起(73)に近接し
て第1リミットスイッチ(L1)が内部天板(32)に取付けら
れている。該第1リミットスイッチ(L1)は、ガイドロー
ラ(7e)が1回転して突起(73)が1回転する毎に該突起(7
3)が接触してフィルタ(41)の停止信号を出力するように
構成されている。
【0037】つまり、上記コントローラ(5)には、フィ
ルタ(41)の送り制御手段(53)が設けられており、該送り
制御手段(53)は、空気調和装置(1)の室内ファン制御に
連動し、室内ファンの運転時間が所定時間になると、上
記ロールフィルタ(4)の駆動モータ(21)を駆動させるよ
うに構成されており、例えば、室内ファンの運転時間が
9時間になると、駆動モータ(21)を駆動するようになっ
ている。
【0038】そして、該駆動モータ(21)が駆動すると、
フィルタ(41)が巻取られてガイドローラ(7e)が回転し、
1回転して上記突起(73)が第1リミットスイッチ(L1)に
接すると、該第1リミットスイッチ(L1)がオンして停止
信号を出力して駆動モータ(21)が停止し、上記フィルタ
(41)が所定の送り量だけ移動する。例えば、上記ガイド
ローラ(7e)の1回転で送り量が5cmに設定されている。
【0039】また、上記5本のガイドローラ(7a,〜,7e)
のうち背面側に位置する2本のガイドローラ(7b,7d)
は、本発明の特徴の一つであって、図11及び図12に示す
ように、フィルタケーシング(3)に対して着脱自在に設
けられている。
【0040】つまり、上記フィルタケーシング(3)にお
ける内部底板(31)及び内部天板(32)には、係合穴(3f,3
g)が形成され、該係合穴(3f,3g)にガイドローラ(7b,7
d)を挿入して該ガイドローラ(7b,7d)をフィルタケーシ
ング(3)に取付けるようになっている。
【0041】このガイドローラ(7b,7d)を着脱自在に構
成した理由は、図13及び図14に示すように、背面側のガ
イドローラ(7b,7d)がフィルタケーシング(3)に固定さ
れていると、新たなロールフィルタ(4)を取付ける場
合、又は、使用済みのロールフィルタ(4)を取外しする
場合、フィルタ(41)を各ガイドローラ(7a,〜,7e)間を通
す必要があるからで、特に、背面側のガイドローラ(7
b,7d)を着脱自在にした理由は、フィルタ(41)が前面側
のガイドローラ(7a,7c,7e)を覆うようにロールフィル
タ(4)を装着した状態で背面側のガイドローラ(7b,7d)
を押込むようにすることで、ロールフィルタ(4)の取付
けが完了し、逆にすると、ロールフィルタ(4)を取外す
ことができるからである。
【0042】次に、上記フィルタ装置(2)の作用につい
て説明する。
【0043】該フィルタ装置(2)は空気調和装置(1)の吸
込口に取付けられているので、室内空気は、フィルタケ
ーシング(3)の前面及び背面の開口を通って空気調和装
置(1)に吸込まれることになり、このフィルタケーシン
グ(3)を通る際に、フィルタ(41)を通過して濾過される
ことになる。
【0044】このフィルタ(41)は、送り制御手段(53)に
よって走行制御され、例えば、室内ファンの運転時間が
9時間になると、駆動モータ(21)を駆動する。そして、
該駆動モータ(21)が駆動すると、フィルタ(41)が巻取ら
れてガイドローラ(7e)が回転し、1回転して上記突起(7
3)が第1リミットスイッチ(L1)に接すると、該第1リミ
ットスイッチ(L1)がオンして停止信号を出力して駆動モ
ータ(21)が停止し、上記フィルタ(41)が所定の送り量だ
け移動する。例えば、上記ガイドローラ(7e)の1回転で
5cmフィルタ(41)が移動し、順次フィルタ(41)の新しい
部分が繰出されることになる。
【0045】その後、上記フィルタ(41)が全て巻出され
ると、サービスマン等がロールフィルタ(4)を交換する
ことになる。
【0046】その際、図11に示すように、先ず、背面側
の2本のガイドローラ(7b,7d)を係合穴(3f,3g)から抜
取り、フィルタケーシング(3)より取外す。この結果、
ロールフィルタ(4)を手前に引出す際の障害物が除去さ
れることになり、該ロールフィルタ(4)を手前に引出し
て取外すことになる。
【0047】逆に、上記ロールフィルタ(4)を取付ける
場合には、上述の動作を逆に行い、背面側の2本のガイ
ドローラ(7b,7d)を取外した状態でロールフィルタ(4)
を装着し、この状態でフィルタ(41)が前面側のガイドロ
ーラ(7a,7c,7e)を覆うようになり、その後、背面側の
ガイドローラ(7b,7d)を押込み、ロールフィルタ(4)の
取付けが完了する。
【0048】また、上記ロール芯(42)と回転軸(6)と連
結は、図7乃至図10に示すように、取外し時において
は、連結ピン(61)が挿入された状態でロールフィルタ
(4)をやゝ持上げて凹部(4a)を支持ピン(3d)に離脱さ
せ、続いて、上記ロールフィルタ(4)の下部を手前に引
出して該ロールフィルタ(4)を取出すことになり、取付
ける場合には、上述の動作を逆に行うことになる。
【0049】従って、本実施例によれば、巻出し部(33)
と巻取り部(34)とのローラ芯を同一に構成したゝめに、
部品の共通化を図ることができるので、部品点数を少な
くすることができると共に、ロールフィルタ(4)の交換
時にフィルタ(41)が巻出されたロール芯(42)を巻取り側
のロール芯(42)に使用することができ、ロールフィルタ
(4)の交換を容易に行うことができる。
【0050】また、上記ロール芯(42)のスリット(4c)に
フィルタ(41)の端部を通して該ロール芯(42)とフィルタ
(41)とを連結するようにしたゝめに、ロール芯(42)とフ
ィルタ(41)との取付けを容易に行うことができるので、
ロールフィルタ(4)の交換作業の容易化を図ることがで
きる。
【0051】また、連結ピン(61)と切込み部(44,44)と
の係合によってロール芯(42)と回転軸(6)とを連結する
ようにしたゝめに、回転軸(6)とロール芯(42)とを容易
に連結及び取外しを行うことができることから、ロール
フィルタ(4)の交換作業の容易化を図ることができる。
【0052】また、上記背面側のガイドローラ(7b,7d)
を着脱自在にしたゝめに、背面側のガイドローラ(7b,7
d)を取外すことにより、フィルタ(41)が前面側の全ガイ
ドローラ(7a,7c,7e)を覆うようになり、蛇行状のロー
ルフィルタ(4)を容易に取付け及び取外しすることがで
き、ロールフィルタ(4)の交換作業の容易化をより一層
図ることができる。
【0053】図15乃至図18は、請求項4に係る発明の実
施例を示すもので、背面側のガイドローラ(7b,7d)を回
動自在にしたものである。
【0054】つまり、フィルタケーシング(3)の背面側
の下部には、左右方向に延びる枢軸(8)が設けられ、該
枢軸(8)に背面側のガイドローラ(7b,7d)における下端
部が回転自在に取付けられている。該ガイドローラ(7
b,7d)の上端部には、フィルタケーシング(3)の前面に
延びる延長軸(81)が連接されると共に、該延長軸(81)の
前端には、フィルタケーシング(3)の前面板に対応する
固定板(82)が連接され、2本の背面側のガイドローラ(7
b,7d)が一体に連結されている。
【0055】そして、上記固定板(82)の中央上端部に
は、固定用ピン(83)が、フィルタケーシング(3)の上面
には、固定用ピン(83)に係合してガイドローラ(7a,〜,7
e)を固定するフック(84)がそれぞれ設けられている。
【0056】その他の構成並びに作用は前実施例と同様
である。
【0057】そこで、上記ロールフィルタ(4)を交換す
る際、図16に示すように、先ず、開閉蓋(36,37)を開放
した後、フック(84)を固定用ピン(83)より取外す。続い
て、図17に示すように、固定板(82)を手前に引出すと、
背面側の2本のガイドローラ(7b,7d)が枢軸(8)を中心
に回動し、これにより、ロールフィルタ(4)を手前に引
出す際の障害物が除去されることになり、図18に示すよ
うに、該ロールフィルタ(4)を手前に引出して取外すこ
とになる。
【0058】逆に、上記ロールフィルタ(4)を取付ける
場合には、上述の動作を逆に行うことになり、背面側の
2本のガイドローラ(7b,7d)を手前に回動させた状態で
ロールフィルタ(4)を装着し、この状態でフィルタ(41)
が前面側のガイドローラ(7a,7c,7e)を覆うようにな
り、その後、背面側のガイドローラ(7b,7d)を回動して
押込み、フック(84)を固定用ピン(83)に係合してロール
フィルタ(4)の取付けが完了する。
【0059】従って、本実施例によれば、背面側のガイ
ドローラ(7b,7d)を回動自在にしたゝめに、背面側のガ
イドローラ(7b,7d)をフィルタ走行部(35)より逃がすこ
とにより、フィルタ(41)が前面側の全ガイドローラ(7
a,7c,7e)を覆うようになり、蛇行状のロールフィルタ
(4)を容易に取付け及び取外しすることができ、特に、
ガイドローラ(7a,〜,7e)を回動するのみでよいので、ロ
ールフィルタ(4)の交換作業の容易化をより一層図るこ
とができる。
【0060】図19及び図20は、請求項5に係る発明の実
施例を示すもので、背面側のガイドローラ(7b,7d)を一
体に着脱自在にしたものである。
【0061】つまり、2本の背面側のガイドローラ(7
b,7d)における両端部は、フィルタケーシング(3)の前
後方向に延びる延長片(85)とフィルタケーシング(3)の
前面部に位置して両延長片(85)を連結する連結片(86)に
一体に連結されて、平面視コ字状に形成されている。ま
た、連結片(86)の両端部には、上下方向にのびる補強片
(87)が取付けられている。
【0062】上記フィルタケーシング(3)の前面部にお
ける上端および下端には、連結片(86)が着脱自在に係合
するU字状の係合片(88,88,…)が設けられている。
【0063】その他の構成並びに作用は前実施例と同様
である。
【0064】そこで、上記ロールフィルタ(4)を交換す
る際、先ず、図示しない開閉蓋(36,37)を開放した状態
において、上部の係合片(88,88)から連結片(86)を取外
した後、下部の係合片(88,88)から連結片(86)を取外
し、背面側の2本のガイドローラ(7b,7d)を一体に手前
に引出し、これにより、ロールフィルタ(4)を手前に引
出す際の障害物が除去されることになり、図19に示すよ
うに、該ロールフィルタ(4)を手前に引出して取外すこ
とになる。
【0065】逆に、上記ロールフィルタ(4)を取付ける
場合には、上述の動作を逆に行い、背面側の2本のガイ
ドローラ(7b,7d)を取外した状態でロールフィルタ(4)
を装着し、この状態でフィルタ(41)が前面側のガイドロ
ーラ(7a,7c,7e)を覆うようになり、その後、下部の係
合片(88,88)に連結片(86)を係合した後、上部の係合片
(88,88)に連結片(86)を係合するように背面側のガイド
ローラ(7b,7d)を押込み、ロールフィルタ(4)の取付け
が完了する。
【0066】従って、本実施例によれば、背面側のガイ
ドローラ(7b,7d)を一体に着脱自在にしたゝめに、背面
側のガイドローラ(7b,7d)を取外すことにより、フィル
タ(41)が前面側の全ガイドローラ(7a,7c,7e)を覆うよ
うになり、蛇行状のロールフィルタ(4)を容易に取付け
及び取外しすることができ、特に、背面側のガイドロー
ラ(7b,7d)が一体に着脱されるので、着脱作業が簡素化
され、ロールフィルタ(4)の交換作業の容易化をより一
層図ることができる。
【0067】図21は、回転軸(6)とロール芯(42)との他
の連結手段(23)を示しており、切込み部と連結ピンとを
逆にしたもので、ロール芯(42)に形成された対なる連結
ピン(45)と回転軸(6)に設けられた切込み部(62,62)と
より成り、該連結ピン(45)は、ロール芯(42)の上端部に
軸方向と直交して取付けられている。一方、上記切込み
部(62,62)は、逆U字状に連結筒(63)に一対形成され、
一対の切込み部(62,62)は直径方向上に位置している。
【0068】そして、上記連結ピン(45)が上記回転軸
(6)の一対の切込み部(62,62)に挿入されて回転軸(6)と
ロール芯(42)とが一体に回転するように連結され、上記
切込み部(62,62)は、連結ピン(45)が挿入された状態に
おいてロール芯(42)を持上げると該ロール芯(42)の下方
に位置する支持ピン(3d)が抜ける深さに形成されてい
る。
【0069】尚、本実施例においては、フィルタ(41)を
蛇行させるようにしたが、請求項1及び2の発明では、
必ずしも蛇行させる必要はなく、フィルタ(41)を直線上
に移動させるものであってもよい。
【0070】また、本発明では、フィルタ(41)は左右方
向の他、上下方向に移動させるものであってもよい。
【0071】また、本発明のフィルタ装置(2)を取付け
る空気調和装置(1)は、天井吊下型のものに限られるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタ装置を示す斜視図である。
【図2】フィルタ装置の断面平面図である。
【図3】フィルタ装置の断面正面図である。
【図4】ガイドローラの斜視図である。
【図5】ロール芯の斜視図である。
【図6】ロールフィルタの斜視図である。
【図7】図7乃至図10は、ロールフィルタの取外し時を
示し、本図は、ロールフィルタの装着状態を示す正面図
である。
【図8】ロールフィルタの持上げ状態を示す正面図であ
る。
【図9】ロールフィルタの回動状態を示す正面図であ
る。
【図10】ロールフィルタの取出し状態を示す斜視図で
ある。
【図11】ガイドローラの取外し時を示すフィルタ装置
の斜視図である。
【図12】ガイドローラの取付け状態を示す断面図であ
る。
【図13】ガイドローラの取付け状態を示すフィルタ装
置の概略平面図である。
【図14】ガイドローラの取外し状態を示すフィルタ装
置の概略平面図である。
【図15】図15乃至図18は、第2の実施例を示し、本図
は、ロールフィルタを取付けたフィルタ装置の斜視図で
ある。
【図16】開閉蓋の開放を示すフィルタ装置の斜視図で
ある。
【図17】ガイドローラの回動時を示すフィルタ装置の
斜視図である。
【図18】ロールフィルタの取外し時を示すフィルタ装
置の斜視図である。
【図19】第3の実施例におけるガイドローラの取外し
時を示すフィルタ装置の斜視図である。
【図20】第3の実施例における係合片を示す断面図で
ある。
【図21】他の連結手段を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 2 フィルタ装置 3 フィルタケーシング 3f,3g 係合穴 33 巻出し部 34 巻取り部 35 フィルタ走行部 4 ロールフィルタ 4c スリット 41 フィルタ 42 ロール芯 43 取付け軸 44,62 切込み部 45,61 連結ピン 6 回転軸 7a〜7e ガイドローラ 8 枢軸 81 延長軸 82 固定板 83 固定ピン 84 フック 85 延長片 86 連結片 88 係合片

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置(1)に取付けられるフィル
    タケーシング(3)にロールフィルタ(4)が収納され、該ロ
    ールフィルタ(4)のフィルタ(41)を順次巻出して該フィ
    ルタ(41)で流通空気を濾過するようにした空気調和装置
    のフィルタ装置において、 上記フィルタケーシング(3)の一端部にはロールフィル
    タ(4)の巻出し部(33)が、他端部にはロールフィルタ(4)
    の巻取り部(34)が形成され、 上記フィルタケーシング(3)における巻出し部(33)と巻
    取り部(34)との間が空気の流通可能なフィルタ走行部(3
    5)に形成され、 上記フィルタケーシング(3)の巻出し部(33)には、ロー
    ル芯(42)にフィルタ(41)が巻回されてなるロールフィル
    タ(4)が収納され、上記フィルタケーシング(3)の巻取り
    部(34)には、上記フィルタ(41)を巻取るロール芯(42)が
    収納される一方、 上記ロール芯(42)は、筒状に形成されると共に、軸方向
    のスリット(4c)が形成され、 上記フィルタ(41)の両端にロール芯(42)のスリット(4c)
    より大形の取付け軸(43)が設けられ、該取付け軸(43)を
    ロール芯(42)内に位置させ且つフィルタ(41)の端部がロ
    ール芯(42)のスリット(4c)を通って該ロール芯(42)がフ
    ィルタ(41)に取付けられていることを特徴とする空気調
    和装置のフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 空気調和装置(1)に取付けられるフィル
    タケーシング(3)にロールフィルタ(4)が収納され、該ロ
    ールフィルタ(4)のフィルタ(41)を順次巻出して該フィ
    ルタ(41)で流通空気を濾過するようにした空気調和装置
    のフィルタ装置において、 上記フィルタケーシング(3)の一端部にはロールフィル
    タ(4)の巻出し部(33)が、他端部にはロールフィルタ(4)
    の巻取り部(34)が形成され、 上記フィルタケーシング(3)における巻出し部(33)と巻
    取り部(34)との間が空気の流通可能なフィルタ走行部(3
    5)に形成され、 上記フィルタケーシング(3)の巻出し部(33)には、ロー
    ル芯(42)にフィルタ(41)が巻回されてなるロールフィル
    タ(4)が収納され、上記フィルタケーシング(3)の巻取り
    部(34)には、上記フィルタ(41)を巻取るロール芯(42)が
    収納される一方、 上記フィルタケーシング(3)の巻出し部(33)及び巻取り
    部(34)におけるロール芯(42)は、上記フィルタケーシン
    グ(3)に回転自在に取付けらた回転軸(6)に設けられてロ
    ール芯(42)の軸方向と直交する連結ピン(61)と、該ロー
    ル芯(42)の軸方向と直交方向に位置し且つ連結ピン(61)
    が挿入される一対又は複数対のU字状切込み部(44,44)
    とより成る連結手段(22)を介して上記フィルタケーシン
    グ(3)に回転自在に取付けられていることを特徴とする
    空気調和装置のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 フィルタケーシング (3)のフィルタ走行部(35)には、フ
    ィルタ(41)が巻回して蛇行するように複数のガイドロー
    ラ(7a,〜,7e)が前面側と背面側とに千鳥状に設けられ、 該背面側のガイドローラ(7b,7d)は、フィルタケーシン
    グ(3)に着脱自在に設けられていることを特徴とする空
    気調和装置のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 空気調和装置(1)に取付けられるフィル
    タケーシング(3)にロールフィルタ(4)が収納され、該ロ
    ールフィルタ(4)のフィルタ(41)を順次巻出して該フィ
    ルタ(41)で流通空気を濾過するようにした空気調和装置
    のフィルタ装置において、 上記フィルタケーシング(3)の一端部にはロールフィル
    タ(4)の巻出し部(33)が、他端部にはロールフィルタ(4)
    の巻取り部(34)が形成され、 上記フィルタケーシング(3)における巻出し部(33)と巻
    取り部(34)との間が空気の流通可能なフィルタ走行部(3
    5)に形成され、 上記フィルタケーシング(3)の巻出し部(33)には、ロー
    ル芯(42)にフィルタ(41)が巻回されてなるロールフィル
    タ(4)が収納され、上記フィルタケーシング(3)の巻取り
    部(34)には、上記フィルタ(41)を巻取るロール芯(42)が
    収納される一方、 上記フィルタケーシング(3)のフィルタ走行部(35)に
    は、フィルタ(41)が巻回して蛇行するように複数のガイ
    ドローラ(7a,〜,7e)が前面側と背面側とに千鳥状に設け
    られ、 該背面側のガイドローラ(7b,7d)の一端は、フィルタケ
    ーシング(3)に前後方向に回動自在に取付けられると共
    に、他端は、フィルタケーシング(3)に着脱自在な固定
    板(82)に一体に連結されていることを特徴とする空気調
    和装置のフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 空気調和装置(1)に取付けられるフィル
    タケーシング(3)にロールフィルタ(4)が収納され、該ロ
    ールフィルタ(4)のフィルタ(41)を順次巻出して該フィ
    ルタ(41)で流通空気を濾過するようにした空気調和装置
    のフィルタ装置において、 上記フィルタケーシング(3)の一端部にはロールフィル
    タ(4)の巻出し部(33)が、他端部にはロールフィルタ(4)
    の巻取り部(34)が形成され、 上記フィルタケーシング(3)における巻出し部(33)と巻
    取り部(34)との間が空気の流通可能なフィルタ走行部(3
    5)に形成され、 上記フィルタケーシング(3)の巻出し部(33)には、ロー
    ル芯(42)にフィルタ(41)が巻回されてなるロールフィル
    タ(4)が収納され、上記フィルタケーシング(3)の巻取り
    部(34)には、上記フィルタ(41)を巻取るロール芯(42)が
    収納される一方、 上記フィルタケーシング(3)のフィルタ走行部(35)に
    は、フィルタ(41)が巻回して蛇行するように複数のガイ
    ドローラ(7a,〜,7e)が前面側と背面側とに千鳥状に設け
    られ、 該背面側のガイドローラ(7b,7d)の両端は、フィルタケ
    ーシング(3)の前後方向に延びる延長片(85)を介してフ
    ィルタケーシング(3)の前面部に位置する連結片(86)に
    一体に連結され、 上記フィルタケーシング(3)の前面部には、連結片(86)
    が着脱自在に係合する係合片(88,88,…)が設けられて
    いることを特徴とする空気調和装置のフィルタ装置。
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