JP3163299B2 - コンピュータミシンの為の刺しゅう用布位置決め装置 - Google Patents

コンピュータミシンの為の刺しゅう用布位置決め装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータミシン
の為の刺しゅう用布位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータミシンによる刺しゅ
うは、記憶部からの制御信号により平面的に駆動される
駆動機構の取付端に刺しゅう枠を装着すれば自動的に刺
しゅうされるが、布の所定の位置に刺しゅうを行いたい
場合には枠に対する布の位置決めが難しい為に刺しゅう
枠への布の張設が煩わしく、特に家庭用コンピュータミ
シンにより刺しゅうを行う場合にどの初心者でも一様に
布張設が出来るようになっていなかった為、布に対して
刺しゅうした図柄の向きが倒れたり、刺しゅうが布の所
望の位置からずれたりして必ずしも満足出来るものでは
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンピュー
タミシンに装着の刺しゅう枠上の布に対し選択した模様
を所望の位置に正確にかつ布に対して倒れなく縫えるよ
うにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ミシンの記憶
部に刺しゅう模様の制御データが記憶され、該制御デー
タにより刺しゅう枠の駆動が制御され、該刺しゅう枠を
前記制御データに基づいて刺繍初期位置に制御してこの
位置から刺しゅう枠に張設された布に自動的に刺しゅう
が行われるコンピュータミシンの為の刺しゅう用布位置
決め装置において、前記キャリッジ(6)の取付部とほ
ぼ同一の刺しゅう枠(7)を装着するための装着部(1
4、15)を有する台板(11)と、該台板に回動可能
に支持されて先端に枠部(16)を有して該枠部が前記
台板から離れる上方位置と台板に接触可能な下方位置と
の間で変位可能な位置決め腕(13)と、該位置決め腕
(13)の前記枠部(16)には前記ミシンのキャリッ
ジ(6)に刺繍枠7を取付けたときの刺繍初期位置を示
す十字基準線(17)が付与された透明板(18)とを
備え、前記台板上に刺しゅう枠を装着して、該刺繍枠に
張設する布に予め付された十字線を前記枠部(16)の
十字基準線(17)に一致させて、刺繍枠に張設する布
位置をミシンのキャリッジの初期位置に一致させるよう
にしたことを特徴とするコンピュータミシンの為の刺し
ゅう布位置決め装置により、課題を解決することができ
る。
【0005】
【発明の実施の態様】以下に、本発明のコンピュータミ
シンの為の刺しゅう用布位置決め装置について述べる。
【0006】コンピュータミシン1はアーム機枠2と、
ベッド機枠3と、ベース機枠4とから構成されている。
アーム機枠2には回転自在に支持された上軸(図示せ
ず)により上下方向に往復動する針棒(図示せず)が設
けられ、該針棒の下端には針5が取り外し可能に固着さ
れている。(図1参照)
【0007】ベッド機枠3には、上下方向に往復動する
前記針5と協働し針が保持する上糸と交差する下糸を保
持する糸輪捕捉部(図示せず)が回転可能に支持されて
いる。
【0008】ベース機枠4には、ミシン機枠内に保持さ
れるステッピングモータ(図示せず)により制御駆動す
る刺しゅう枠X−Y駆動機構(図示せず)が設けられ、
該刺しゅう枠X−Y駆動機構により合成運動するキャリ
ジ6が前記ベッド機枠3の背面側に配設されている。
【0009】キャリジ6の上面はベッド機枠3の上面と
略同一高さに設けられ、刺しゅう枠7の取付部8を着脱
可能に支持する。刺しゅう枠7には内側に、操作部が設
けられた外方拡張型の内枠9が着脱可能に嵌着されてい
る。(図2参照)模様の縫いデータ等の記憶手段を設け
るアーム機枠2とX−Y駆動機構及び該駆動機構を駆動
するステッピングモータを設けるベース機枠4との制御
系の連結状態をブロック図に示すと図9の如くなる。
【0010】布位置決め装置10は、前記刺しゅう枠7
を板上に載置可能な平板状の台板11と、該台板の上面
に突起した支持部12に枢軸にて回動可能に支持される
位置決め腕13とで構成されている。台板11の適宜の
位置には刺しゅう枠7の取付けのためのネジ穴14とそ
の両側の位置のストレート穴15、15とが一直線上に
配設されている。(図3参照)
【0011】位置決め腕13は側面より視て逆U字形を
なし、台板11側に倒伏した倒伏状態(図4の実線で示
す位置)と台板11より持ち上げられた開放状態(図4
の鎖線で示す位置)との間で回動可能に支持され、自由
端部側には枠部16が設けられ、該枠部内に十字基準線
17が印された透明板18を装着している。
【0012】位置決め腕13は、台板11側に倒伏した
状態における枠部16の位置が台板11上の所定の位置
に取付けられた刺しゅう枠に対する相対位置と前記ミシ
ンのキャリジ6が初期位置に移動された際の該キャリジ
に取り付けられた刺しゅう枠の相対位置とが一致する様
に位置決めされており、枠部16により囲まれた範囲は
ミシンの刺しゅう範囲に一致させられている。
【0013】模様表示シート19は複数枚が備えられ、
該模様表示シートにはコンピュータミシンに記憶された
図柄データと一致する単位図柄20が表示され、該単位
図柄毎に十字基準線21が印され該十字基準線には縦線
の両端にマーク穴22、22、横線の両端にマーク穴2
3、23が設けられている。
【0014】次に、布Wの所定の位置に所望の図柄を刺
しゅうする方法について述べる。まず、布Wの所定の位
置に複数の模様表示シートの中から所望の図柄が表示さ
れた模様表示シート19を選択して該模様表示シートの
単位図柄20を重ねる様に載置し、十字基準線21の縦
線及び横線の各マーク穴22、22及び23、23を通
して布Wにマーク穴の位置をマークする(図5参照)。
次に、模様表示シート19を布から外してマーク穴位置
の各マークを縦と横方向に互に直線にて結び十字線Cを
マークする(図6参照)。
【0015】次に、位置決め装置10の位置決め腕13
を開放状態に回動しておいて台板11の所定の位置に刺
しゅう枠7を固定する。台板11への刺しゅう枠7の固
定の仕方は、刺しゅう枠7の取付部8に設けられたピン
を台板11上のストレート穴15、15に嵌め込んで位
置決めし、取付部の中央のネジ24を台板11のネジ穴
14に螺着して固着する(図7参照)。
【0016】次に、台板11上に固着した刺しゅう枠7
内に、既に布上にマークした十字線Cがくる様に布Wを
載置しておき、その布Wの上に位置決め腕13を倒伏さ
せ該位置決め腕に設けた透明板18の十字基準線17
に、布Wの位置を調節して布W上の十字線Cを合わせ
る。十字基準線17に布上の十字線Cが一致した状態で
布Wを、操作部を図2に示す如く内側に撓ませた内枠9
で上から押えながら刺しゅう枠7の内側に嵌め込んで布
を拡張すると共に刺しゅう枠に固定する。
【0017】以上の如く、本発明の布位置決め装置10
は複数の模様表示シートの中から所望の模様表示シート
19を選んだ後、布Wの所定の位置に選んだ模様を刺し
ゅう可能に位置決めすることができるから、続いて模様
表示シート19の図柄20と一致する図柄をミシン側の
刺しゅう模様選択装置にて選択操作してミシンを運転す
れば、ミシンは記憶部から読み出した制御データにより
針と糸輪捕捉部との協働運動と、刺しゅう枠の制御駆動
とにより、模様表示シートの単位図柄を自動的に刺しゅ
うすることができる。
【0018】また、布Wを刺しゅう枠7から外して他の
位置に所望図柄を上記方法によりマークし、マークした
位置に所望の図柄を刺しゅうすれば複数の単位図柄を組
み合わせ大模様刺しゅうをすることが出来る。組み合わ
せ模様刺しゅうは複数の単位図柄を布上の所定の位置に
正確に刺しゅうすることを可能にすることより実現でき
るものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成により、前
記位置決め腕の端部に十字基準線が印された透明板を装
着する枠部を設け、前記台板上に固定する刺しゅう枠の
相対位置をミシンのキャリッジの初期位置に一致させる
ものであるから、布の所定の位置に正確に所望の図柄模
様を自動的に刺しゅう出来る。また、布の所定位置を移
動すると共に選択刺しゅう模様を変えて単位図柄模様を
複数組み合わせることにより正確な模様配列により大模
様の刺しゅうをすることも可能なものであり装飾刺しゅ
うの縫製に実用効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータミシンの外観斜視図
【図2】刺しゅう枠の分解斜視図
【図3】位置決め装置の平面図
【図4】位置決め装置の側面図
【図5】模様表示シートの平面図
【図6】十字線をマークされた布の平面図
【図7】位置決め装置に刺しゅう枠と布をセットした状
態を示す平面図
【図8】刺しゅう枠に布が張設された状態を示す斜視図
【図9】コンピュータミシンのブロック図である。
【符号の説明】
6 キャリジ 7 刺しゅう枠 9 内枠 10 位置決め装置 11 台板 13 位置決め腕 17 十字基準線 18 透明板 C 十字線 W 布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−135552(JP,A) 特開 平1−111058(JP,A) 特開 昭59−216964(JP,A) 特開 平5−98554(JP,A) 実開 昭59−69992(JP,U) 実開 昭49−115158(JP,U) 実用新案登録2527919(JP,Y2) 実公 平4−7198(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 1/00 - 83/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの記憶部に刺しゅう模様の制御デー
    タが記憶され、該制御データにより刺しゅう枠の駆動が
    制御され、該刺しゅう枠を前記制御データに基づいて刺
    繍初期位置に制御してこの位置から刺しゅう枠に張設さ
    れた布に自動的に刺しゅうが行われるコンピュータミシ
    ンの為の刺しゅう用布位置決め装置において、前記キャ
    リッジ(6)の取付部とほぼ同一の刺しゅう枠(7)を
    装着するための装着部(14、15)を有する台板(1
    1)と、該台板に回動可能に支持されて先端に枠部(1
    6)を有して該枠部が前記台板から離れる上方位置と台
    板に接触可能な下方位置との間で変位可能な位置決め腕
    (13)と、該位置決め腕(13)の前記枠部(16)
    には前記ミシンのキャリッジ(6)に刺繍枠7を取付け
    たときの刺繍初期位置を示す十字基準線(17)が付与
    された透明板(18)とを備え、前記台板上に刺しゅう
    枠を装着して、該刺繍枠に張設する布に予め付された十
    字線を前記枠部(16)の十字基準線(17)に一致さ
    せて、刺繍枠に張設する布位置をミシンのキャリッジの
    初期位置に一致させるようにしたことを特徴とするコン
    ピュータミシンの為の刺しゅう布位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007061406A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Janome Sewing Mach Co Ltd 着脱可能な刺しゅう用布位置決め装置
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