JP3137745B2 - 外部入力可能なミシンによる装飾文字刺しゅう方法 - Google Patents

外部入力可能なミシンによる装飾文字刺しゅう方法

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JP3137745B2
JP3137745B2 JP04177455A JP17745592A JP3137745B2 JP 3137745 B2 JP3137745 B2 JP 3137745B2 JP 04177455 A JP04177455 A JP 04177455A JP 17745592 A JP17745592 A JP 17745592A JP 3137745 B2 JP3137745 B2 JP 3137745B2
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英治 菅野
かおり 高田
卓也 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部入力可能なミシンに
よる装飾文字刺しゅう方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のミシンでも外部入力装置と外部入
力可能な記憶部材とを備えているものにおいては、所望
の字体の文字縫が可能であったが、縫われた文字は線が
細く装飾的優美性に欠けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は所望の文字を
外部入力装置により文字データとして記憶部に入力し、
文字データを刺しゅう用布支持枠駆動機構の駆動用制御
データに自動的に変換し、該制御データにより文字の装
飾縫を自動的に行って見栄えのする文字を縫うことを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は刺しゅうミシン
の記憶部に外部入力装置により入力した所望の文字の文
字データを布支持枠駆動機構におけるX−Y方向の各成
分の運動を制御する制御データに変換して、色違い糸を
通した2本針によるシャドウ縫及び同色糸を通した2本
針によるボリュウム縫及びどの色の糸でも有効なズレ縫
に使用することにより見栄えのする装飾文字刺しゅうが
得られるようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明は読取り装置により読取られる字体の文
字データを記憶部材に記憶し、該記憶部材に記憶される
文字データを刺しゅう用制御データに変換し、該刺しゅ
う用制御データによりミシンに備えられた刺しゅう枠駆
動機構を駆動し、刺しゅう枠の駆動とミシンに取付けら
れる各種間隔の相違する中から選択された2本針とその
2本針に通される糸の色の組合せにより、自動的にシャ
ドウ縫又はボリュウム縫をなし、見栄えのする文字縫を
なすことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】本発明による一実施例について以下に述べ
る。数字を含む所望のある形をしたものを読み取ってそ
の形のデータを記憶部に記憶させる読取り装置1は図1
に示す如く本体2とスキャナー3とからなり、該スキャ
ナーはコード4により前記本体2と電気的に接続されて
いる。
【0007】前記本体2には一段低い平らな部分に文字
等を表示したシートを載置出来るシート載置部5が設け
られており、該シート載置部の隣接位置に制御部6が設
けられており、該制御部には側面に記憶部材7を着脱可
能なる装着部8が設けられ、上面に電源の接断スイッチ
9及び機能選択スイッチ10及び液晶からなる表示部1
1等が設けられている。
【0008】読取り装置1は装着部8に記憶部材7を装
着し、電源接断スイッチ8をオンにし、シート載置部5
に載置した所望の文字のシートの上を移動させてスキャ
ナー3で読取って前記記憶部材7に文字データを読取っ
ておく。
【0009】ミシン12は刺しゅう枠17を自動的に駆
動させて自動刺しゅうが可能であり、アーム機枠13と
ベッド機枠14と刺しゅう枠駆動機構を内蔵した刺しゅ
う駆動機構枠15とから成っており、ミシン12の一部
に前記データ記憶部材7の装着部16が設けられてい
る。
【0010】前記刺しゅう駆動機構枠15の一部より内
蔵された刺しゅう駆動機構25の取付部が外方に臨まし
められており、該取付部に刺しゅう枠17が前記ベッド
機枠14の上面で平面運動を成し得るように且つ取り外
し可能に固着されている。
【0011】前記アーム機枠13の前面には縫い種類選
択スイッチ18及び機能選択スイッチ19及び液晶から
なる表示部20が設けられている。
【0012】前記アーム機枠13にはモータの回転に連
動する駆動軸(図示せず)が支持され、該駆動軸に連動し
て上下方向に往復動せしめられる針棒21が支持され、
該針棒の下端には針22が取り付けられている。
【0013】前記ベッド機枠14内で前記針22の落下
相当位置には糸輪捕捉部(図示せず)が設けられ、該糸輪
捕捉部は針と協働して縫目を形成する。
【0014】アーム機枠13の内部には中央演算装置C
PU23が設けられ、該CPUは前記文字読取り装置1
及び読取りデータ記憶手段7及び縫い種類選択手段18
及び二本針選択手段を含む機能選択手段19及び表示手
段20に接続されており、模様制御データ記憶手段2
4、読み取り制御データ記憶手段24、シャドウ縫い制
御プログラム記憶手段24、ボリュームアップ縫い制御
プログラム記憶手段24、ズレ縫制御プログラム記憶手
段24等は前記中央演算装置23に夫々接続されてい
る。(図3参照)
【0015】本発明は以上の如き構成を利用する方法
で、前記読取り装置1にて記憶部材(ROM、RAM)7
に所望の文字、例えばアルファベットのAを記憶させ、
該記憶部材をミシン12に装着させるとミシンが刺しゅ
う可能な態勢となり、記憶された文字データを縫うのに
1本針で行うか2本針の然かも針の間隔が2ミリメート
ルのものを使うか、4ミリメートルのものを使うかが前
記表示部20内に選択部が表示される(図4)から例えば
2本針の間隔2ミリメートルを選択操作する。
【0016】2本針の2ミリが選択されると表示部20
にはシャドウ縫いとボリューム縫いが表示されるのでい
ずれかを選ぶことが出来る。(図5参照)
【0017】いずれを選んでも表示部20には振幅及び
送りの手動調節が可能なる表示がなされる。振幅或は送
りの調節が不要であれば標準を選択操作し、手動調節が
必要であれば振幅或は送りの+−のいずれかのキーを押
して所望の量を選択操作する。
【0018】シャドウ縫いは左の針で字体を縫い右の針
で字体の影を縫うので左の針には明るい色の糸を通し、
右の針には影に相当する暗い色の糸を通して行う。ズレ
縫もシャドウ縫と同様に行う。ボリューム縫は左右の針
に同色の糸を通して縫う。
【0019】シャドウ縫い(S)及びズレ縫い(Z)は図7
に示す如く左側の字体の糸の中に右側の影の糸が混ざっ
ては不都合であるから図8に示す如く字体を縫う左の針
の糸(実線)が影を縫う右の針の糸(点線)にかぶさり、影
の糸が字体の糸にかぶさらぬ様に送りを制御して縫うよ
うにする(○印は左の針、△印は右の針の各縫目を示
す)。
【0020】シャドウ縫いは針の間隔が1.6ミリメー
トル、2.0ミリメートルの如く比較的狭いものを使用
しズレ縫いは針の間隔が3.0ミリメートル、4.0ミ
リメートルの如く比較的広いものを使用することにより
得られる。
【0021】ボリューム縫い(V)は左右の針に同色の糸
を使い中央(C)を左右の糸を重ね合わせてかさ高にした
ボリューム感を持たせる縫い方であって、図10のBは
左右の糸が重なり合う幅を示し、適宜の量に調節が可能
である。
【0022】図11は2本針によるシャドウ縫及びボリ
ューム縫を行うプログラムを示すものである。
【0023】本発明は以上の如き構成及び作用を示すも
のであるから、所望の文字を前記読取り装置1により読
取って前記記憶部材7に文字データを記憶する。
【0024】次に該記憶部材をミシン12に装着するこ
とによりミシンを刺しゅう可能な態勢に切換え、2本針
を選択することにより前記表示部20内に表示された表
示スイッチにてシャドウ縫いかボリューム縫を選択す
る。
【0025】2本針のつけ替も行いシャドウ縫いを選択
する場合は色の相違する糸を用い、ボリューム縫を選択
する場合は同色の糸にする。シャドウ縫の場合でもズレ
縫を所望の場合には2本針の針間隔が大きいものを固着
する。
【0026】以上の準備ののちミシンを運転すると、前
記記憶部材7に記憶されている文字データが選択された
シャドウ縫又はボリューム縫の為の制御データに変換さ
れ、該制御データにより刺しゅう枠駆動機構のX方向モ
ータ26及びY方向モータ27を駆動させ、刺しゅう枠
17を介して布を平面的に移動させてA文字の刺しゅう
が行われる。
【0027】
【効果】本発明は以上の如く各種間隔の2本針を装着す
ると共に2本針に通す糸の色の選択と相俟ってミシンの
運転と共に刺しゅう枠を駆動することによりシャドウ縫
又はズレ縫及びボリューム縫をなすことが出来るもので
あって、従来にない見栄えのする文字刺しゅうが得られ
るもので生活を豊かに感じさせるものとしての実用上効
果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものにして、図1は本発
明による読取り装置の斜視図、図2は本発明によるミシ
ンの斜視図、図3は本発明によるミシンの主要部のブロ
ック構成図、図4は本発明によるミシンの表示部、図5
は本発明によるミシンの表示部、図6は本発明によるミ
シンの表示部、図7は本発明により縫成したシャドウ縫
とズレ縫、図8は本発明によるシャドウ縫の2本針の針
落点を示す平面図、図9は本発明により縫成したボリュ
ーム縫、図10は本発明によるボリューム縫の針落点を
示す平面図、図11は本発明によるソフトプログラムで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−178886(JP,A) 実開 昭63−158272(JP,U) 特許3016887(JP,B2) 特許2935760(JP,B2) 特許3006636(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 19/00 - 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】与えられた字体の文字データを記憶部材に
    記憶するステップと、該記憶部材に記憶された文字デー
    タを刺しゅう用制御データに変換するステップと、刺し
    ゅう枠駆動機構を備えるミシンの制御手段により所望の
    刺しゅう用制御データを選択するステップと、2本針刺
    しゅうを選択するステップと、2本針の間隔を選択する
    ステップと、異なる色の糸によるシャドウ縫又は同色の
    糸によるボリュウム縫いのいずれかを選択するステップ
    と、シャドウ縫いの選択に対してシャドウ縫い制御プロ
    グラムを読み出して前記刺しゅう用制御データを変換
    し、ボリュウム縫いの選択に対してシャドウ縫い制御プ
    ログラムを読み出して前記刺しゅう用制御データを変換
    して記憶するステップと、変換記憶された刺しゅう枠用
    制御データにより刺しゅう枠を駆動するステップとから
    なり、異なる色の糸によるシャドウ縫又は同色の糸によ
    るボリュウム縫の装飾文字縫いを形成することを特徴と
    する外部入力可能なミシンによる装飾文字刺しゅう方
    法。
JP04177455A 1992-06-11 1992-06-11 外部入力可能なミシンによる装飾文字刺しゅう方法 Expired - Fee Related JP3137745B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2935760B2 (ja) 1991-04-11 1999-08-16 蛇の目ミシン工業株式会社 影文字縫いミシン
JP3006636B2 (ja) 1991-10-08 2000-02-07 ブラザー工業株式会社 自動玉縁縫製機の大押え駆動制御装置
JP3016887B2 (ja) 1991-02-22 2000-03-06 蛇の目ミシン工業株式会社 刺しゅうミシンのシャドー縫目の形成方法

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