JP3162792B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3162792B2
JP3162792B2 JP09781092A JP9781092A JP3162792B2 JP 3162792 B2 JP3162792 B2 JP 3162792B2 JP 09781092 A JP09781092 A JP 09781092A JP 9781092 A JP9781092 A JP 9781092A JP 3162792 B2 JP3162792 B2 JP 3162792B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー画像データ
を符号化(圧縮)および復号化(伸張)の処理を施す装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フルカラー画像データを、画素ブ
ロックごとに明度情報と色度情報に分離し、符号化(圧
縮)する装置として、例えば、特願昭63−14182
6号等が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において
は、明度情報と色度情報に対し完全に独立な符号化を行
っていた。ところが、明度情報と色度情報には、ある程
度の相関性があり、これを考慮することで、より効率の
良い符号化を行う余地を残していた。
【0004】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、より効
率の良い符号化(同じ画質劣化であれば符号長の短い符
号/同じ符号長であれば画質劣化の少ない符号化)を実
現できる画像処理装置を提供する点にある。
【0005】また、前記従来例においては、復号化する
際に、一旦、画像符号から直交変換後のデータを復号
し、復号化された直交変換データを直交変換の逆変換を
施すという段階を経て復号化する方法をとっていた。従
ってハードウェアが複雑になると共に、各処理の演算誤
差が累積するという欠点があった。
【0006】本発明の他の目的は、比較的小規模のハー
ドウエアによって演算誤差の少ない回路構成を得ること
ができる画像処理装置を提供する点にある。
【0007】さらに、前記従来例においては、復号化す
る際に、画像符号をルックアップテーブルに入力し、復
号化されたデータを出力する方式がとられることが多
い。ところが、符号化による画質劣化の少ない装置を実
現するためには、符号長を大きくとらざるを得ない。こ
の場合、ルックアップテーブルの入力のビット数が増大
し、膨大な容量のアドレス空間が必要となり、ある程度
以上の符号長以上は実質的に実現できないという欠点が
あった。
【0008】本発明の他の目的は、比較的小規模のハー
ドウェアでより大きな符号長による符号を復号可能とす
る画像処理装置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、カ
ラー画像信号をm×n(m,nは自然数;1,2,3,
4,…)の画素ブロックごとに分割する分割手段と、前
記画素ブロック内でのカラー画像信号を明度情報と色度
情報とに分離する分離手段と、前記画素ブロック内での
明度情報を直流成分と交流成分とに分離して符号化する
明度符号化手段(実施例におけるアダマール変換回路70
4等)と、前記画素ブロック内での明度情報の振幅
(同、LGAIN(LG))を算出する第1の算出手段(同、LGA
IN算出器715)と、前記画素ブロック内での色度情報の
振幅(同、MX-MN)を算出する第2の算出手段(同、減
算器72145)と、前記画素ブロック内での色度情報を前
記第2の算出手段で算出した色度情報の振幅と前記第1
の算出手段で算出した明度情報の振幅との比(同、(MX-
MN)/LG)に基づいて符号化する色度符号化手段(同、LU
T72147)と、を備えることを特徴とする。また好ましく
は、画像信号をn×n画素ブロック毎に直交変換するこ
とにより、該ブロック毎に複数個の周波数成分を得る直
交変換手段(同、アダマール変換回路704等)と、前記
複数個の周波数成分を複数のグループに分離し、該グル
ープ毎に符号化信号を出力する符号化手段(同、グルー
プ化回路709,LUT710〜713等)と、前記グループ毎の符
号化信号を、該グループ毎に独立したルックアップテー
ブルを用いて逆直交変換する逆直交変換手段(同、LUT1
601〜1604)と、前記グループ毎の逆直交変換結果を加
算することによって前記n×n画素ブロックの画像信号
を復号する復号手段(同、加算器1605,1607)と、を備
えることを特徴とする。また好ましくは、画像信号をn
×n画素ブロック毎に直交変換することにより、該ブロ
ック毎に直流成分(同、AVE)と複数個の交流成分
(同、L1,L2,M,H)を得る直交変換手段(同、アダマー
ル変換回路704等)と、前記複数個の交流成分を複数の
グループに分離し、該グループ毎に符号化信号を出力す
る符号化手段(同、グループ化回路709,LUT710〜713
等)と、前記交流成分のグループ毎の符号化信号を、該
グループ毎に独立したルックアップテーブルを用いて逆
直交変換する逆直交変換手段(同、LUT1601〜1604)
と、前記交流成分のグループ毎の逆直交変換結果を加算
する第1の加算手段(同、加算器1605)と、該加算結果
に対してさらに前記直流成分に基づく値を加算すること
によって前記n×n画素ブロックの画像信号を復号する
第2の加算手段(同、加算器1607)と、を備えることを
特徴とする。また好ましくは、複数画素を含むブロック
の輝度情報と色度情報を入力する入力手段と、前記ブロ
ックから輝度情報の振幅値を抽出する第1の抽出手段
と、前記ブロックから色度情報の振幅値を抽出する第2
の抽出手段と、前記色度情報を、輝度情報と色度情報の
振幅値の比率に基づいて符号化する符号化手段と、を有
することを特徴とする。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、分割手段はカラー画像信
号をm×n(m,nは自然数;1,2,3,4,…)の
画素ブロックごとに分割し、分離手段は前記画素ブロッ
ク内でのカラー画像信号を明度情報と色度情報とに分離
し、明度符号化手段は前記画素ブロック内での明度情報
を直流成分と交流成分とに分離して符号化し、第1の算
出手段は前記画素ブロック内での明度情報の振幅を算出
し、第2の算出手段は前記画素ブロック内での色度情報
の振幅を算出し、色度符号化手段は、前記画素ブロック
内での色度情報を前記第2の算出手段で算出した色度情
報の振幅と前記第1の算出手段で算出した明度情報の振
幅との比に基づいて符号化する。また他の構成によれ
ば、直交変換手段は画像信号をn×n画素ブロック毎に
直交変換し、符号化手段は前記複数個の周波数成分を複
数のグループに分離して該グループ毎に符号化信号を出
力し、逆直交変換手段は前記グループ毎の符号化信号
を、該グループ毎に独立したルックアップテーブルを用
いて逆直交変換し、復号手段は前記グループ毎の逆直交
変換結果を加算することによって前記n×n画素ブロッ
クの画像信号を復号する。また他の構成によれば、直交
変換手段は画像信号をn×n画素ブロック毎に直交変換
して該ブロック毎に直流成分と複数個の交流成分を得、
符号化手段は前記複数個の交流成分を複数のグループに
分離して該グループ毎に符号化信号を出力し、逆直交変
換手段は前記交流成分のグループ毎の符号化信号を、該
グループ毎に独立したルックアップテーブルを用いて逆
直交変換し、第1の加算手段は前記交流成分のグループ
毎の逆直交変換結果を加算し、第2の加算手段は該加算
結果に対してさらに前記直流成分に基づく値を加算する
ことによって前記n×n画素ブロックの画像信号を復号
する。また他の構成によれば、入力手段は複数画素を含
むブロックの輝度情報と色度情報を入力し、第1の抽出
手段は前記ブロックから輝度情報の振幅値を抽出し、第
2の抽出手段は前記ブロックから色度情報の振幅値を抽
出し、符号化手段は前記色度情報を、輝度情報と色度情
報の振幅値の比率に基づいて符号化する。
【0011】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0012】(第1の実施例)以下、好ましい実施例と
して、フルカラー複写機についての詳細な説明をする。
なお、本発明はこの実施例に限るものではないことはい
うまでもない。
【0013】[装置概要説明]図3に、本発明の第1の
実施例によるフルカラー複写機の構成を示す外観図を示
す。同図において、201は原稿台ガラスであり、読み
取られるべき原稿202が置かれる。原稿202は照明
203により照射され、ミラー204,205,206
を経て光学系207によりCCD208上に像が結ばれ
る。更に、モータ209によりミラー204,照明20
3を含むミラーユニット210は、速度Vで機械的に駆
動され、ミラー205,206を含む第2ミラーユニッ
ト211は、速度1/2Vで駆動され、原稿202の全
面が走査される。
【0014】212は画像処理回路部であり、読み取ら
れた画像情報を電気信号として処理し、プリント信号と
して出力する部分である。
【0015】213,214,215,216半導体レ
ーザであり、画像処理回路部212より出力されたプリ
ント信号により駆動され、それぞれの半導体レーザによ
って発光されたレーザ光は、ポリゴンミラー217,2
18,219,220によって感光ドラム225,22
6,227,228上に潜像を形成する。221,22
2,223,224はそれぞれブラック(Bk),イエ
ロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M)のトナーに
よって、潜像を現像するための現像器であり、現像され
た各色のトナーは用紙に転送され、フルカラーのプリン
トアウトがなされる。
【0016】用紙カセット229,230,231およ
び、手差しトレイ232のいずれかより給紙された用紙
は、レジストローラ223を経て、転写ベルト234上
に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がと
られて、予め感光ドラム228,227,226,22
5には各色のトナーが現像されており、用紙の搬送とと
もにトナーが用紙に転送される。
【0017】各色のトナーが転写された用紙は、分離/
搬送され、定着器235によってトナーが用紙に定着さ
れ、排紙トレイ236に排紙される。
【0018】[画像信号の流れ]図1及び図2は第1の
実施例による画像処理回路部212の構成を示すブロツ
ク図である。
【0019】同図において、101,102,103は
それぞれレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)
のCCDセンサであり、アナログ増幅器104,10
5,106によりそれぞれディジタル信号として出力さ
れる。110,111はそれぞれディレイメモリであ
り、3つのCCDセンサ101,102,103の間の
空間的ずれを補正するものである。
【0020】151,152,153,154,15
5,156はそれぞれトライステートのゲート回路であ
り、それぞれ図示されないCPUによって変倍処理の内
容によった第1表の如くセットされるOE1,OE2,
OE3,OE4,OE5,OE6信号が“0”である時
のみ入力された信号を出力する。157,158,15
9,160はそれぞれ変倍回路であり、画像信号を主操
作方向に変倍する。
【0021】112は色空間変換器であり、R,G,B
信号を明度信号L* と色度信号a*およびb* に変換す
るものである。ここで、L* ,a* ,b* 信号は、CI
Eで国際標準としてL* ,a* ,b* 空間として規定さ
れる色度成分を表す信号であり、L* ,a* ,b* 信号
は、次式(1)で計算される。即ち、
【0022】
【数1】 ただし、αij,X0 ,Y0 ,Z0 は定数である。
【0023】ここで、X,Y,Zは、R,G,B信号に
より演算され発生される信号であり、次式(2)によ
る。即ち、
【0024】
【数2】 ただし、βijは定数である。
【0025】113は明度信号の符号化器であり、L*
信号を4×4の画素ブロック単位で符号化し、その符号
L−code信号を出力し、114は色度信号の符号化
器であり、a* ,b* 信号を4×4の画素ブロック単位
で符号化し、その符号ab−codeを出力する。
【0026】一方、115は特徴抽出回路であり、当該
画素が黒画素であるか否かの判定信号K1'信号を発生す
る黒画素検出回路115−1、前記K1'信号を入力し、
4×4の画素ブロック内が黒画素エリアであるか否かの
判定をする4×4エリア処理回路115−11、および
当該画素が文字領域にあるか否かの判定信号K2'信号を
発生する文字領域検出回路115−2、前記K2'信号を
入力し、4×4の画素ブロック内が文字領域であるか否
かの判定をする4×4エリア処理回路115−21より
なる。
【0027】116は画像メモリであり、明度情報の符
号であるL−code信号、色度情報の符号であるab
−code信号、特徴抽出の結果である判定信号K1
よびK2 信号が蓄えられる。
【0028】141,142,143,144はそれぞ
れマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブ
ラック(Bk)用の濃度信号生成手段であり、ほぼ同じ
構成をとる。
【0029】117(同様にして117’,117”,
117 ''')は明度情報の復号化器であり、画像メモリ
116より読み出されたL−code信号によりL*
号を復号し、118(同様にして118’,118”,
118''' )は色度情報の復号化器であり、画像メモリ
116より読み出されたab−code信号によりa *
信号およびb* 信号を復号する。
【0030】119(同様にして119’,119”,
119''' )は色空間変換器であり、復号化されたL
* ,a* ,b* 信号をトナー現像色であるマゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
k)の各色成分へ変換する回路である。
【0031】120(同様にして120’,120”,
120''' )は濃度変換手段であり、ROMまたはRA
Mのルックアップテーブルで構成される。
【0032】121(同様にして121’,121”,
121''' )は空間フィルタであり、出力画像の空間周
波数の補正をおこなう。
【0033】122(同様にして122’,122”,
122''' )は画素補正回路であり、復号化された画像
データの補正をおこなう。
【0034】
【表1】 [拡大処理の場合]拡大処理を行う第1のモードでは、
符号化(圧縮)処理の前段で変倍処理を行う。その為
に、前述の第1表に示す様に、OE1,OE3,OE6
の3つの信号にはそれぞれ“0”がセットされ、OE
2,OE4,OE5の3つの信号にはそれぞれ“1”が
セットされ、トライステートゲートのうち151,15
3,156のみが有効になり、152,154,155
は無効となる。
【0035】その結果、遅延素子110,111で同期
合わされたR/G/Bの入力画像信号はまず、トライス
テートゲート151を経て変倍回路157,158,1
59で拡大処理される。ここで、変倍処理回路の詳細な
動作は、例えば特願平1−199344号で公知である
ため、詳細な説明は省略する。
【0036】次に、拡大処理されたR/G/Bの画像信
号は、トライステートゲート153を経て、色空間変換
器112および特徴抽出回路115に送られる。符号化
器113/114を経て符号化された画像符号L−co
de信号,ab−code信号および、特徴抽出回路1
15で抽出された特徴信号K1 ,K2 信号はメモリ11
6に送られ保持される。
【0037】メモリから読み出された符号は、それぞれ
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)用の濃度情報復号化器により、濃度画像信
号として復号化(伸張)され、トライステートゲート1
56を経て、それぞれマゼンタ(M),シアン(C),
イエロー(Y),ブラック(Bk)のレーザドライバへ
送られる。
【0038】[縮小処理の場合]縮小処理を行う第2の
モードでは、符号化(圧縮)処理の前段で変倍処理を行
う。その為に、前述の第1表に示す様に、OE2,OE
4,OE5の3つの信号にはそれぞれ“0”がセットさ
れ、OE1,OE3,OE6の3つの信号にはそれぞれ
“1”がセットされ、トライステートゲートのうち15
2,154,155のみが有効になり、151,15
3,156は無効となる。
【0039】その結果、遅延素子110,111で同期
合わされたR/G/Bの入力画像信号はまず、トライス
テートゲート152を経て、色空間変換器112および
特徴抽出回路115に送られる。符号化器113/11
4を経て符号化された画像符号L−code信号,ab
−code信号および特徴抽出回路115で抽出された
特徴信号K1 ,K2 信号はメモリ116に送られ保持さ
れる。
【0040】メモリから読み出された符号は、それぞれ
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)用の濃度情報復号化器により、濃度画像信
号として復号化(伸張)された後に、トライステートゲ
ート155を経て変倍回路157,158,159,1
60で縮小処理される。ここでも、変倍処理回路の詳細
な動作は、例えば特願平1−199344号で公知であ
るため、詳細な説明は省略する。
【0041】縮小処理された信号は、トライステートゲ
ート154を経て、それぞれマゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)のレーザド
ライバへ送られる。
【0042】ここで、図4に示す画像の拡大処理の第1
のモードによる結果を図4の(b)に、縮小処理の第2
のモードによる結果を図4の(c)に示す。
【0043】[明度成分符合化器113]図13に明度
情報符合化器113のブロック図を、図34にそのタイ
ミングチャートを示す。また、図14に明度情報符号化
の概念図をしめす。ここで、画像データの符号化(圧
縮)は、図26に示される様に主走査4画素×副走査4
ラインの計16画素ブロックを単位として行われる。こ
こで、XPHSは主走査位置を示す2ビットの信号であ
り、0,1,2,3が繰り返し出力され、YPHSは副
走査位置を示す2ビットの信号であり、0,1,2,3
が繰り返し出力され、図13に図示される様に、XPH
SおよびYPHSの信号に同期して4×4の画素ブロッ
クが切り出される。
【0044】先ず、明度情報符号化の概念を図14を用
いて説明する。4×4の画素ブロックに切り出された明
度情報を71101に示す様にXij(i,j=1,2,
3,4)としたときに、これに対し、以下の(3)式に
示す4×4のアダマール変換を施し、71102に示す
ij(i,j=1,2,3,4)を得る。アダマール変
換は、直交変換の一種であり、4×4のデータを2次元
ウォルシュ関数で展開するものであり、フーリエ変換に
よって時間領域もしくは空間領域の信号が周波数領域も
しくは空間周波数領域に変換するのに相当する。即ち、
アダマール変換後の行列Yij(i,j=1,2,3,
4)は、入力信号の行列Xij(i,j=1,2,3,
4)のもつ空間周波数の各成分に相当する信号となる。
【0045】
【数3】
【0046】
【数4】 T はHの転地行列である。
【0047】ここで、2次元のフーリエ変換の場合と同
様に、このアダマール変換の出力Y ij(i,j=1,
2,3,4)においては、iの値(即ち行位置)が大き
くなればなるほど副走査方向の高い空間周波数の成分が
配置され、iの値(即ち列位置)が大きくなればなるほ
ど主走査方向の高い空間周波数の成分が配置され、特
に、i=j=1の場合Yij(1/4)ΣXijとなり、入
力データXij(i,j=1,2,3,4)の直流成分す
なわち平均値に相当する信号(厳密には平均値の4倍の
値の信号)が出力される。
【0048】更に、一般的に読み込まれた画像は、CC
D等の読み取りセンサの読み取り解像力や光学系の透過
特性などによって、高い空間周波数成分のみのが少ない
と言われている。この特性を利用して、アダマール変換
後の信号Yij(i,j=1,2,3,4)71102を
スカラー量子化し、Xij(i,j=1,2,3,4)を
得る。71105にXij(i,j=1,2,3,4)7
1101の各要素のビット数を、71106にY
ij(i,j=1,2,3,4)71102の各要素のビ
ット数を、71107にZij(i,j=1,2,3,
4)71103の各要素のビット数を示すが、これに示
す様に、Yij即ち直流成分を最も覆い8ビットに量子化
しZijとし、各Yijを空間周波数の高いほど少ないビッ
ト数で量子化する。更にZij(i,j=1,2,3,
4)71103の16個の要素を、71104に示す様
に、直流成分および、4つの交流成分にグループ化す
る。即ち、第2表の如くに、AVEに直流成分としてZ
ijを割り当て、L1に主走査交流成分としてZ12
13,Z14をグループ化し割り当て、L2に副走査交流
成分としてZ 21,Z31,Z41をグループ化し割り当て、
Mに主走査および副走査の中域交流成分としてZ22,Z
23,Z32,Z42,Z43,Z44をグループ化し割り当て
る。
【0049】
【表2】 図13において、701,702,703はラインメモ
リであり、それぞれ画像データを1ライン遅延させるこ
とで、図26に示される様な画素ブロックが切り出され
る。704はアダマール変換回路であり、第(3)式で
示される変換を行う。即ち、図34に示される様に、C
LK信号とXPHS信号に同期して、704のX1にX
11,X12,X13,X14信号が入力され、704のX2に
21,X 22,X23,X24信号が入力され、704のX3
にX31,X32,X33,X34信号が入力され、704のX
4にX41,X42,X43,X44信号が入力され、アダマー
ル変換された信号が、CLK信号8パルス分遅延され
て、704のYからY11,Y 12,Y13,Y14が出力さ
れ、704のY2からY21,Y22,Y23,Y24が出力さ
れ、704のY3からY31,Y32,Y33,Y34が出力さ
れ、704のY4 からY 41,Y42,Y43,Y44が出力さ
れる。705,706,707,708はそれぞれルッ
クアップテーブルROMであり、図34で説明したスカ
ラ量子化する部分である。即ち、アダマール変換された
出力を図34の71107に示すようなビット数に量子
化するように、705,706,707,708の各R
OMのアドレスには、アダマール変換後の出力およびX
PHS信号が入力され、その出力として、スカラ量子化
された結果を出力する様に予め各ROMにはデータが書
き込まれている。709は、ベクトル量子化のためのグ
ループ化を行う回路であり、図15及び図16にその詳
細なブロック図を示す。
【0050】図15及び図16において、71201,
71202,71203,71204,71205,7
1206,71207,71208,71209,71
210,71211,71212,71213,712
14,71215,71216はそれぞれフリップフロ
ップであり、CLK信号に同期した遅延を与え、図34
の71103に示す4×4のブロック中の各データを保
持し、その中から71104および第2表に示すような
AVE,L1,L2,M,Hの各グループ分けられたデ
ータが抽出される。71217,71218,7121
9,71220,71221はそれぞれ2to1のセレク
タであり、Sに“0”が入力されている場合には、Y出
力にA入力の値が出力され、Sに“1”が入力されてい
る場合にはY出力にB入力の値が出力される。
【0051】71222,71223,71224,7
1225,71226はフリップフロップであり、CL
K信号に同期した遅延を与える。XD0信号は、図34
に示す様にCLK信号およびXPHS信号に同期し、X
PHS信号が“0”の場合のみ“0”になり、それ以外
では“1”になる信号であり、結果的に、4×4のブロ
ックごとに、第2表に示した各グループごとのスカラ量
子化結果がセレクタ71217,71218,7121
9,71220の出力がフリップフロップ71222,
71223,71224,71225,71226によ
りCLK信号の1パルス分の遅延され、各フリップフロ
ップのQ出力より図34に示されるタイミングで出力さ
れる。更に、71227,71228,71229,7
1229,71230,71231もフリップフロップ
であり、CLK4信号の立ち上がりで入力データを保持
し、図34に示されるタイミングでAVE,L1,L
2,M,Hの各信号が出力される。
【0052】さらに、図13において、710,71
1,712,713はルックアップテーブルROMであ
り、それぞれ709のL1,L2,M,Hより出力され
る信号を公知のベクトル量子化により量子化するもので
あり、それぞれ、L1のグループを9ビット、L2のグ
ループを9ビット、Mのグループを8ビット、Hのグル
ープを8ビットに量子化され、フリップフロップ714
にて、CLK4信号の立ち上がりで同期がとられ、図3
4に示すタイミングでL−codeとして出力される。
【0053】一方、図13の715はLGAIN算出器
であり、A,B,C,Dの各入力には、704のX1,
X2,X3,X4入力と同様のタイミングで、4×4の
ブロック単位でL* 信号が入力され、4×4ブロック内
にて明度信号L* の振幅(最大値−最小値)であるLG
AIN信号、L* が最大値をとる場合位置(4×4画素
ブロック内の座標)LMX、およびL* が最小値をとる
場合位置(4×4画素ブロック内の座標)LMNを算出
する。図17及び図18に、LGAIN算出器715の
ブロック図を示す、71301,71302,7130
3,71304はフリップフロップであり、入力データ
をCLK信号の立ち上がりで保持する。71305は副
走査方向の最大値および最小値の検索回路であり、図1
9にその詳細を示す。71401,71402は2to
1のセレクタ、71403は比較器、71404はイン
バータであり、もしA>Bであったならば、比較器71
403の出力Yは“1”になり、セレクタ71401の
Y出力からはA信号が、セレクタ71402のY出力か
らは、B信号が出力される。一方、A≦Bであったなら
ば、比較器71403の出力Yは“0”になり、セレク
タ71401のY出力からはB信号が、セレクタ714
02のY出力からはA信号が出力され、結果的には、比
較器71401のY出力からはmax(A,B)の値が
出力され、比較器71042のY出力からはmin
(A,B)の値が出力される。
【0054】同様にして、71405,71406は2
to1のセレクタ、71407は比較器、71408はイ
ンバータであり、もしC>Dであったならば比較器71
407の出力Yは“1”になり、セレクタ71405の
Y出力からはC信号が、セレクタ71406のY出力か
らはD信号が出力される。一方、C≦Dであったなら
ば、比較器71407の出力Yは“0”になり、セレク
タ71405のY出力からはD信号が、セレクタ714
06のY出力からはC信号が出力され、結果的には比較
器71405のY出力からはmax(C,D)の値が出
力され、比較器71404のY出力からはmin(C,
D)の値が出力される。
【0055】更に、71409,71411は2to1の
セレクタ、71410は比較器、71412,7141
3,71414はインバータであり、もしmax(A,
B)>max(C,D)である場合には、比較器714
10の出力は“1”となり、max(A,B)の値がセ
レクタ71409のY出力より出力され、もし、max
(A,B)≦max(C,D)である場合には比較器7
1410の出力は“0”となり、max(C,D)の値
がセレクタ71409のY出力より出力され、結果的に
マスク(A,B,C,D)の値がセレクタ71409の
Y出力よりmaxとして出力される。更に、imx
(0)およびimx(1)には、A,B,C,Dのいず
れが最大値をとったかを示すコードが次の様に出力され
る。即ち、Aが最大値をとる時、imx(1)=0かつ
imx(0)=0、Bが最大値をとる時、imx(1)
=0かつimx(0)=1、Cが最大値をとる時、im
x(1)=1かつimx(0)=0、Dが最大値をとる
時、imx(1)=1かつimx(0)=1となる。
【0056】同様にして、71415,71417は2
to1のセレクタ、71416は比較器であり、もしmi
n(A,B)>min(C,D)である場合には比較器
71416の出力は“1”となり、min(C,D)の
値がセレクタ71415のY出力より出力され、もしm
in(A,B)≦min(C,D)である場合には比較
器71416の出力は“0”となり、min(A,B)
の値がセレクタ71415のY出力より出力され、結果
的にmin(A,B,C,D)の値がセレクタ7141
5のY出力よりminとして出力される。更に、imn
(0)およびimn(1)には、A,B,C,Dのいず
れが最小値をとったかを示すコードが次の様に出力され
る。即ち、Aが最小値をとる時、imx(1)=0かつ
imn(0)=0、Bが最小値をとる時、imx(1)
=0かつimn(0)=1、Cが最小値をとる時、im
x(1)=1かつimn(0)=0、Dが最小値をとる
時、imx(1)=1かつimn(0)=1となる。
【0057】図17及び図18において、71306,
71307,71308,71309,71310,7
1311,71312,71313はそれぞれフリップ
フロップであり、副走査方向の最大値/最小値検索回路
71305の出力信号であるmax,min,imx,
imnをそれぞれCLK信号の1パルス分だけの遅延を
あたえる。71314は主走査方向の最大値を検索する
回路であり、その詳細を図20に示す。図20におい
て、71501は2to1のセレクタ、71502は比較
器、71503はインバータであり、もしA>Bである
ならば比較器71502の出力は“1”となり、セレク
タ71501のY出力にはA信号出力され、もしA≦B
であるならば、比較器71502の出力は“0”とな
り、セレクタ71501のY出力にはB信号が出力さ
れ、結果的にセレクタ71501のY出力には、max
(A,B)の値が出力される。同様に、もしA>Bであ
るならば、セレクタ71504のY出力からはiAが出
力され、もしA≦Bであるならばセレクタ71504の
Y出力からはiBが出力される。
【0058】同様にして、71505は2to1のセレク
タ、71506は比較器、71507はインバータであ
り、もしC>Dであるならば比較器71506の出力は
“1”なり、セレクタ71505のY出力にはC信号が
出力され、もしC≦Dであるならば比較器71506の
出力は“0”となり、セレクタ71505のY出力には
D信号が出力され、結果的にセレクタ71505のY出
力にはmax(C,D)の値が出力される。同様に、も
しC>Dであるならば、セレクタ71508のY出力か
らはiCが出力され、もしC≦Dであるならば、セレク
タ71508のY出力からはiDが出力される。
【0059】71509は2to1のセレクタ、7151
0は比較器、71511は2to1のセレクタ、7151
2はインバータ、71513は2to1のセレクタであ
り、もしmax(A,B)>max(C,D)である場
合には比較器71510の出力は“1”なり、セレクタ
71509のY出力には、max(A,B)が出力さ
れ、もしmax(A,B)≦max(C,D)である場
合には、比較器71510の出力は“0”となり、セレ
クタ71509のY出力には、max(C,D)が出力
され、結果的にセレクタ71509のY出力にはmax
(A,B,C,D)の値が出力される。
【0060】更に、結果的にA,B,C,Dのうちどの
入力が最大値をとるかで、imxの値は、以下の様に決
定される。即ち、Aが最大値をとる場合、 imx(3〜2)=iAかつimx(1)=0かつim
x(0)=0 Bが最大値をとる場合、 imx(3〜2)=iBかつimx(1)=0かつim
x(0)=1 Cが最大値をとる場合、 imx(3〜2)=iCかつimx(1)=0かつim
x(0)=0 Dが最大値をとる場合、 imx(3〜2)=iDかつimx(1)=0かつim
x(0)=1となり、imxはL* 信号が4×4の画素
ブロック中で最大値をとる位置(座標)を示す信号とな
る。
【0061】一方、図17及び図18において、713
15は、主走査方向の最小値を検索する回路であり、そ
の詳細を図21に示す。図21において、71601は
2to1のセレクタ、71602は比較器であり、もしA
>Bであるならば、比較器71602の出力は“1”と
なり、セレクタ71601のY出力にはB信号が出力さ
れ、もしA≦Bであるならば、比較器71602の出力
は“0”となり、セレクタ71601のY出力にはA信
号が出力され、結果的にはセレクタ71601のY出力
には、min(A,B)の値が出力される。同様に、も
しA>Bであるならば、セレクタ71603のY出力か
らはiBが出力され、もしA≦Bであるならば、セレク
タ71603のY出力からはiAが出力される。
【0062】同様にして、71604は2to1のセレク
タ、71605は比較器であり、もしC>Dであるなら
ば、比較器71605の出力は“1”となり、セレクタ
71604のY出力にはD信号が出力され、もしC≦D
であるならば、比較器71605の出力は“0”とな
り、セレクタ71604のY出力にはC信号が出力さ
れ、結果的にはセレクタ71604のY出力には、mi
n(C,D)の値が出力される。同様に、もしC>Dで
あるならば、セレクタ71606のY出力からはiDが
出力され、もしC≦Dであるならば、セレクタ7160
6のY出力からはiCが出力される。
【0063】71607は2to1のセレクタ、7160
8は比較器、71609,71610は2to1のセレク
タ、71513は2to1のセレクタであり、もしmin
(A,B)>min(C,D)である場合には比較器7
1608の出力は“1”なり、セレクタ71607のY
出力には、min(C,D)が出力され、もしmin
(A,B)≦min(C,D)である場合には、比較器
71608の出力は“0”となり、セレクタ71607
のY出力には、min(A,B)が出力され、結果的に
セレクタ71607のY出力にはmin(A,B,C,
D)の値が出力される。
【0064】更に、結果的にA,B,C,Dのうちどの
入力が最大値をとるかで、imnの値は、以下の様に決
定される。即ち、Aが最小値をとる場合、 imn(3〜2)=iAかつimn(1)=0かつim
n(0)=0 Bが最小値をとる場合、 imn(3〜2)=iBかつimn(1)=0かつim
n(0)=1 Cが最小値をとる場合、 imn(3〜2)=iCかつimn(1)=0かつim
n(0)=0 Dが最小値をとる場合、 imn(3〜2)=iDかつimn(1)=0かつim
n(0)=1となり、imnはL* 信号が4×4の画素
ブロック中で最小値をとる位置(座標)を示す信号とな
る。
【0065】図17及び図18において、71316は
減算器であり、4×4の画素ブロック中のL* 信号の最
大値maxから最小値minを減じた値を出力する。7
1317,71318,71319は2to1のセレク
タ、71320,71321,71322はフリップフ
ロップであり、また、XD1信号は図34に示される様
に、XPHS信号およびCLK信号に同期して、XPH
S信号の値が“1”であるときのみに“0”であり、そ
れ以外では“1”であるような信号であり、4×4の画
素ブロックでL* 信号の最大値−最小値であるLGAI
N信号、L* 信号が最大値をとる場合の4×4ブロック
内の位置(座標)を示すLMX信号、L*信号が最小値
をとる場合の4×4ブロック内の位置(座標)を示すL
MN信号を、図34に示すタイミングで出力する。
【0066】[色度成分符合化器114]図22に、色
度情報の符合化器114のブロック図を、図35にその
タイミングチャートについて示す。
【0067】図22において、7201,7202,7
203は1ラインの遅延を与えるラインメモリであり、
色度情報の内、a* 信号を4×4の画素ブロックで処理
するためのものである。7204はa* 信号の量子化回
路である。同様に、7205,7206,7207は1
ラインの遅延を与えるラインメモリであり、色度情報の
内、b* 信号を4×4の画素ブロックで処理するための
ものである。7208は7204と同様の回路であり、
* 信号の量子化回路である。量子化器7204および
7208それぞれの出力は統合させて、ab−code
として出力される。
【0068】図23及び図24並びに図25に、a*
子化器7204およびb* 量子化器7208のブロック
図を示す。図23及び図24において、72101,7
2102,72103,72104,72105,72
106,72107,72108,72109,721
10,72111,72112,72113,7211
4,72115,72116,72117,7211
8,72119,72120,72121,7212
2,72123,72124はフリップフロップであ
り、それぞれCLK信号の立ち上がりに同期した遅延を
与え、明度情報符合化器との同期合わせを行う部分であ
る。72115および72116は4to1のセレクタで
あり、s入力が“0”の場合Y出力としてA入力の値を
出力し、s入力が“1”の場合Y出力としてB入力の値
を出力し、s入力が“2”の場合Y出力としてC入力の
値を出力し、s入力が“3”の場合Y出力としてD入力
の値を出力する。セレクタ72115のs入力には、L
MX信号の上位2ビットが入力され、セレクタ7211
6のs入力には、LMN信号の上位2ビットが入力され
る。一方、72117,72118,72119,72
120,72122,72123,72124,721
25,72126,72127,72128はフリップ
フロップであり、それぞれCLK信号の立ち上がりに同
期した遅延を与える。72129,72130は、72
115,72116と同様の4to1のセレクタであり、
セレクタ72129のs入力には、同期のとられたLM
X信号の下位2ビットが入力され、セレクタ72130
のs入力には、同期のとられたLMN信号の下位2ビッ
トが入力される。結果的に、4×4の画素ブロック内で
* 信号が最大値をとる位置(座標)でのa* またはb
* (7204の場合にはa* 、7208の場合にはb
* )の値がMXとして出力され、4×4の画素ブロック
内でL* 信号が最小値をとる位置(座標)でのa* また
はb* (7204の場合にはa* 、7208の場合には
* )の値がMNとして出力される。
【0069】一方、72131は、平均値算出器であ
り、A,B,C,Dの4入力の平均値(A+B+C+
D)/4を出力する。72132,72133,721
34,72135はフリップフロップであり、それぞれ
CLK信号の立ち上がりに同期した遅延を与える。72
136は、72131と同様な平均値算出器であり、
A,B,C,Dの4入力の平均値(A+B+C+D)/
4を出力する。結果的に、4×4の画素ブロック内での
* またはb* (7204の場合にはa* 、7208の
場合にはb* )の値がMEとして出力される。更に72
137,72138,72139,72140はフリッ
プフロップであり、それぞれCLK信号の立ち上がりに
同期した遅延を与え、LGAIN信号をMX,MN,M
Eの各信号と同期をとり、LG信号として出力される。
【0070】更に、図25に移り、MX,MN,ME,
LGの各信号は、フリップフロップ72141,721
42,72143,72144でCLK信号の立ち上が
りで同期がとられる。72145は減算器であり、MX
の値からMNの値を減ずることで、4×4の画素ブロッ
ク内で、L* 信号が最大値をとる位置とL* 信号が最小
値をとる位置でのa* 信号またはb* 信号(7204の
場合にはa* 、7208の場合にはb* )の差分値を算
出する。更に、72146,72150,72151は
フリップフロップであり、減算器72145で算出され
た差分値は、フリップフロップ72146を経てルック
アップテーブルROM72147の上位アドレスに入力
され、一方LG信号は、フリップフロップ72144,
72151をへて、ルックアップテーブルROM724
17の下位アドレスに入力される。ルックアップテーブ
ルROM72147においては、4×4画素ブロック内
でのa* 信号またはb* 信号(7204の場合にはa
* 、7208の場合にはb*)の交流成分の振幅の、L*
信号の交流成分の振幅に対する比(MX−MN)/L
Gの値を3ビットに量子化したものが予め書き込まれて
おり、データとして出力される。72148,7215
2は2to1のセレクタ、72149,72154,72
155,72153,72156,72157はフリッ
プフロップであり、結果的に図35に示される様なタイ
ミングでgain信号およびmean信号が出力され
る。
【0071】[装置タイミングチャート]図31に、本
実施例における装置タイミングチャートを示す。STA
RT信号は、本実施例における原稿読み取り動作開始を
示す信号である。WPE信号はイメージスキャナが原稿
を読み取り符号化処理及びメモリ書き込みを行う区間で
ある。ITOP信号は、プリント動作の開始を示す信号
であり、MPE信号は図3におけるマゼンタ半導体レー
ザ216を駆動する区間信号であり、CPE信号は図3
におけるシアン半導体レーザ215を駆動する区間信号
であり、YPE信号は図3におけるイエロー半導体レー
ザ214を駆動する区間信号であり、BPE信号は図3
におけるブラック半導体レーザ213を駆動する区間信
号である。
【0072】図31に示す様に、CPE信号,YPE信
号,BPE信号はそれぞれMPE信号に対してt1 ,t
2 ,t3 だけ遅延されており、これは図3のd1 ,d
2 ,d 3 に対し、t1 =d1 /v,t2 =d2 /v,t
3 =d3 /v(vは用紙の送り速度)なる関係を持つよ
うに制御される。
【0073】HSYNC信号は主走査同期信号、CLK
信号は画素同期信号である。YPHS信号は2ビットの
副走査カウンタのカウント値であり、XPHS信号は2
ビットの主走査カウンタのカウント値であり、図30に
示す様に、インバータ1001、2ビットカウンタ10
02および1003による回路で発生される。
【0074】BLK信号は4×4画素ブロック単位の同
期信号であり、BDATAで示されるタイミングで4×
4のブロック単位に処理がさなれる。
【0075】[エリア処理]図29に4×4エリア処理
のブロック図を示す。図中、CLKは画素同期信号、H
SYNCは主走査同期信号である。901,902,9
03は1ラインの遅延を与えるラインメモリであり、X
1 ,X2 ,X3 の各信号は入力信号Xに対してそれぞれ
副走査方向に1ライン,2ライン,3ライン遅延してい
る。904は加算器であり、結果として2値信号Xの副
走査方向4画素に対応するX,X1 ,X2 ,X3 の中で
“1”であるものの数をカウントする。
【0076】910は“2to1”のセレクタ、911は
NORゲート、912はフリップフロップであり、XP
HS(0)とXPHS(1)により生成されたBLK信
号に同期して4×4ブロック単位で、カウントされたX
=“1”である画素数C1 が算出され、レジスタ913
に予めセットされている比較値C2 と比較され、C1
2 の場合のみに出力Yは“1”となり、そうでない場
合には“0”となり、図31のBDATAに示されるタ
イミングで出力される。
【0077】ここで特徴的なことは、符号化によって得
られた画像符号L−code,ab−coed信号と、
特徴抽出回路によって抽出された特徴信号K1 ,K2
図36に示す4×4のブロック単位で1対1に対応して
いることである。
【0078】即ち、4×4の各画素ブロック単位に、画
像符号と特徴信号を抽出し、メモリの同一アドレスまた
は、同一アドレスより算出されるアドレスに格納し、読
み出す場合においてもそれぞれ対応して読み出すことが
できる。
【0079】即ち、画像情報と特徴(属性)情報とを対
応させてメモリの同一アドレスまたは同一アドレスより
算出されるアドレスに格納することで、たとえば、メモ
リの書き込み及び読み出し制御回路の共通化・簡略化が
可能であり、また、メモリ上で変倍/回転等の編集処理
を行う場合にも簡単な処理で行うことができ、システム
の最適化をおこなうことができる。
【0080】図32に文字画素検出に関して、具体的な
エリア処理の例を示す。例えば、1201に示す様な原
稿に対し、1201−1に示す部分について、各画素に
ついて文字画素か否かの判定結果が1202の如く
“○”で示される画素でK1'=1、それ以外の画素でK
1'=0と判定されたとする。エリア処理回路115−1
1では、図29に示す様な処理をすることにより、例え
ば、C2 =4をセットすることで、4×4ブロックに対
応し、1203に示す様なノイズ(雑音)の軽減された
信号K1 を得ることができる。
【0081】同様にして、黒画素検出回路の判定結果K
2'についても同様の回路(図1及び図2の115−2
1)で処理することにより、4×4ブロックに対応した
信号K 2 を得ることができる。
【0082】[明度成分復号化器117(117’,1
17”,117''' )]図36に、明度成分復号化器1
17(同様にして117’,117”,117''' )の
ブロック図を示す。
【0083】明度情報の復号化は、画像メモリ116よ
り読み出されたL−codeにより復号化したデータを
逆アダマール変換することによってL* 信号を復号化す
る。逆アダマール変換は、(3)式で示したアダマール
変換の逆変換であり、以下の(4)式で定義される。
【0084】
【数5】 ただしHは4×4のアダマール行列であり、
【0085】
【数6】 T はHの転地行列である。
【0086】一方、アダマール変換および逆アダマール
変換は線形演算であり、行列Xのアダマール変換または
逆アダマール変換をH(X)と表現する場合、一般に以
下の(5)式が成り立つ。
【0087】 H(X1 +X2 +…+Xn )=H(X1 )+H(X2 )…+H(Xn ) …(5) この性質を利用して、逆アダマール変換を、明度情報符
号化器で定義した各周波数帯域に分解して、それぞれ並
列に行う。
【0088】ここで、L1の符号によって復号化された
データマトリクスをYL1、L2の符号によって復号化さ
れたデータマトリクスをYL2、Mの符号によって復号化
されたデータマトリクスをYM 、Hの符号によって復号
化されたデータマトリクスをYH とするとき、次の
(6)式が成立する。即ち、 H(YL1+YL2+YM +YH )=H(YL1)+H(YL2)+H(YM )+H( YH ) …(6) である。
【0089】1601,1602,1603,1604
は、ルックアップテーブルROMであり、それぞれのア
ドレスの下位には、1601にはL1の符号、1602
にはL2の符号、1603にはMの符号、1604には
Hの符号が入力され、符号化の処理と逆アダマール変換
の処理を予め算出したものを各ROMに保持してある。
一方、各ROMのそれぞれアドレスの上位4ビットに
は、XPHSおよびYPHSが入力され、各4×4の画
素ブロックでの位置(座標)での位置においての逆アダ
マール変換後の値を出力する様に、各ROMにはデータ
が書き込んである。
【0090】更に、1605は加算器であり、第(6)
式に相当する加算を行う部分であり、各周波数成分(L
1,L2,M,H)での逆アダマール変換の結果を加算
する部分である。加算した結果、L* 信号の4×4の画
素ブロック内での交流成分を得、フリップフロップ16
07を経てL* の交流成分LACとして出力する。
【0091】もし、この方式を用いずに一括して符号化
する場合には、合計34ビットの符号と4ビットの座標
位置(XPHS,YPHS)の合計36ビットのアドレ
ス空間(64ギガバイト)のルックアップテーブルが必
要になり、実現しようとしても現実的でない。この方式
を用いることにより、多くとも13ビットのアドレス空
間(8キロバイト)のROMを数個用意すればよく、構
成が簡単になる。また、符号長を変更する場合にも対応
が容易である。
【0092】1607は、加算器1607であり、L*
信号の4×4ブロック内平均値AVEと加算することで
復号化後のL* 信号を得、フリップフロップ1608で
CLK信号の立ち上がりに同期されて出力される。
【0093】[色度成分復号化器118(118’,1
18”,118''' )]図37に明度成分復号化器11
8(同様にして118’,118”,118''' )のブ
ロック図を示す。
【0094】先ず、画像メモリ116より読み出された
ab−code信号は、フリップフロップ1701でC
LK信号の立ち上がりで同期をとられ、図22に示され
ている様に、a−code,b−codeに分解され、
更にagain,amean,bgain,bmeanに分解される。1
702は乗算器であり、4×4画素ブロック内でのa *
信号の振幅に対するL* 信号の振幅の比であるagain
号に明度情報L* の交流成分を乗じ、加算器1704で
* 信号の直流分であるamean信号を加算してa* 信号
を復号化し、フリップフロップ1706でCLK信号の
立ち上がりで同期をとられて出力される。同様にして、
1703は乗算器であり、4×4画素ブロック内でのb
* 信号の振幅に対するL* 信号の振幅の比であるbgain
信号に明度情報L* の交流成分を乗じ、加算器1705
でb* 信号の直流分であるbmean信号を加算してb*
号を復号化し、フリップフロップ1707でCLK信号
の立ち上がりで同期をとられて出力される。
【0095】[色空間変換器119(119’,11
9”,119''' )]図11に色空間変換器119(同
様にして119’,119”,119''' )のブロック
図を示す。501はL* ,a* ,b* 信号をR,G,B
信号に変換する手段であり、次式(7)により変換が行
われる。
【0096】
【数7】 ただし、
【0097】
【数8】 [aij' ]i,j=1,2,3 は、(1)式中の[αij
i,j=1,2,3 の逆行列 [βij' ]i,j=1,2,3 は、(2)式中の[βij
i,j=1,2,3 の逆行列 502,503,504はそれぞれ輝度/濃度変換器で
あり、以下の(10)式の様な変換が行われる。即ち、 M1 =−log10G C1 =−log10R Y1 =−log10B …(10) である。503は黒抽出回路であり、下式(11)、 Bk1 =min(M1 ,C1 ,Y1 ) …(11) の様に黒信号Bk1 が生成される。504,505,5
06,507はそれぞれ乗算器であり、C1 ,M1 ,Y
1 ,Bk1 の各信号に所定の係数a1 ,a2 ,a 3 ,a
4 が乗ぜられた後に、加算器508において加算され、
次の(12)式に示す和積演算が行われる。即ち、 (出力C,M,YorBk)=a11 +a21 +a3
1 +a4 Bk4…(12)である。
【0098】509,510,511,512,513
はレジスタであり、それぞれ119にはa11,a21,a
31,a41,0がセットされており、119’にはa12
22,a32,a42,0がセットされており、119”に
はa13,a23,a33,a43,0がセットされており、1
19''' にはa14,a24,a34,a44,a14’がセット
されている。
【0099】531,532,533はゲート回路、5
30は“2to1”のセレクタ回路、520はNANDゲ
ート回路であり、結果的に、黒画素判定信号K1 と文字
領域判定信号K2 の論理積により、当該画素が黒文字領
域であるか否かの判定により、図12に示す様に、a
1 ,a2 ,a3 ,a4 の値が選ばれ、黒文字領域でない
場合は、以下に示す(13)式の処理が行われ、黒文字
領域である場合には、以下に示す(14)式の処理が行
われる。
【0100】
【数9】
【0101】
【数10】 即ち、黒文字領域では、第(14)式に示す様に黒(B
k)単色で出力することで色ずれのない出力を得ること
ができる。一方、黒文字領域以外では、第(13)式に
示す様にM,C,Y,Bkの4色で出力することになる
が、第(13)式の演算によってCCDセンサで読み込
まれたR,G,B信号に基づいたM1 ,C 1 ,Y1 ,B
1 信号をトナーの分光分布特性に基づいたM,C,
Y,Bk信号に補正して出力する。
【0102】[空間フィルタ]図27に空間フィルタ1
21(同様に121’,121”,121''' )のブロ
ック図を示す。図中、801,802はラインメモリで
あり、1ラインの遅延を与え、803,804,80
5,806,807,808,809はフリップフロッ
プであり、1画素の遅延を与える。810,811は加
算器、812,813,814はそれぞれ乗算器であ
り、係数b1 ,b0 ,b2 が乗ぜられ、加算器815に
よって和積演算がなされる。
【0103】一方、816,817,818,819,
820,821はそれぞれレジスタであり、予めb11
12,b01,b02,b21,b22なる値が保持されてお
り、セレクタ822,823,824により、文字判定
信号K2 に従い、b1 ,b0 ,b2 に値がセットされ
る。
【0104】図28にK2 とb0 ,b1 ,b2 の値との
関係を示す。例えば、b01=4/8,b11=1/8,b
21=1/8,b02=12/8,b12=−1/8,b22
−1/8なる値を、予めレジスタ816,817,81
8,819,820,821にセットしておいた場合、
図28の様にK2 =0すなわち非文字部分においては、
スムージングフィルタを形成し画像中の高周波成分の雑
音を除去することができ、一方、K2 =1、即ち文字部
分においては、エッジ強調を形成し文字部分の先鋭さを
補正することができる。
【0105】[画素補正回路]図5及び図6に画素補正
回路のブロック図を示す。後述するが、図中CLKは画
素同期信号であり、HSYNCは水平同期信号である。
401,402はラインメモリであり、1ラインの遅延
を与える。403,404,405,406,407,
408,409,410はフリップフロップであり、そ
れぞれ1画素の遅延を与える。結果的に、図10に示さ
れる様に、当該注目画素X22を中心として8近傍の周辺
画素X11,X12,X13,X21,X23,X31,X32,X33
を出力する。
【0106】411,412,413,414は画素エ
ッジ検出回路であり、図9に示される様に、A,B,C
の3入力に対して、|A−2B+C|/2なる値を出力
する。4つの画素エッジ検出回路のB入力には、全て当
該注目画素X22が入力されている。
【0107】エッジ検出回路411のA入力とC入力に
はそれぞれX12とX32が入力され、結果としては、|X
12−2X22+X32|/2が出力されるが、これは図10
の丸の1に示す副走査方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10の丸の1に示す副走査方向のエッジの強さを
出力する。
【0108】エッジ検出回路412のA入力とC入力に
はそれぞれX11とX33が入力され、結果としては、|X
11−2X22+X33|/2が出力されるが、これは図10
の丸の2に示す右斜め下方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10の丸の2に示す右斜め下方向のエッジの強さ
を出力する。
【0109】エッジ検出回路413のA入力とC入力に
はそれぞれX21とX23が入力され、結果としては、|X
21−2X22+X23|/2が出力されるが、これは図10
の丸の3に示す主走査方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10の丸の3に示す主走査方向のエッジの強さを
出力する。
【0110】エッジ検出回路414のA入力とC入力に
はそれぞれX31とX23が入力され、結果としては、|X
31−2X22+X13|/2が出力されるが、これは図10
の丸の4に示す右斜め下方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10の丸の4の右斜め下方向のエッジの強さを出
力する。
【0111】図5及び図6の415は最大値検出回路で
あり、a,b,c,dの4入力信号に対して、どの入力
信号が最大値をとるかの判定をし、2ビットの判定結果
yを出力する。図7に最大値検出回路415の詳細を示
す。421はコンパレータであり、aとbの比較結果と
してa>bの場合のみに“1”を出力する。422は2
to1のセレクタであり、2入力信号A,Bにa,bを入
力し、セレクト信号Sにコンパレータ421の比較結果
を入力することで、結果的にa,bの最大値max
(a,b)を出力する。
【0112】同様にしてコンパレータ423,セレクタ
424からは、cとdの比較結果とcとdの最大値ma
x(c,d)が出力される。
【0113】更に、a,bの最大値max(a,b)と
c,dの最大値max(c,d)は、それぞれコンパレ
ータ425によって比較され、y1 信号を出力する。結
果として、y1 信号はa,b,c,dの最大値max
(a,b,c,d)の値がaまたはbのときに“1”と
なる(a,b,c,dの最大値max(a,b,c,
d)の値がcまたはdのときに“0”となる)。
【0114】428はインバータ426,427,42
9はそれぞれ2入力のナンドゲートであり、結果として
0 信号はa,b,c,dの最大値max(a,b,
c,d)の値がaまたはcのときに“1”となる(a,
b,c,dの最大値max(a,b,c,d)の値がb
またはdのときに“0”となる)。
【0115】即ち、a,b,c,dの最大値max
(a,b,c,d)の値によって、最大値検出回路の2
ビット出力y0 ,y1 は次の様になる。
【0116】 max(a,b,c,d)=a のとき y0 =1 y
1 =1 max(a,b,c,d)=b のとき y0 =0 y
1 =1 max(a,b,c,d)=c のとき y0 =1 y
1 =0 max(a,b,c,d)=d のとき y0 =0 y
1 =0 図5及び図6の416,417,418,419はそれ
ぞれ平滑化回路であり、図8に示される様に、A,B,
Cの3入力に対して、(A+2B+C)/4なる値を出
力する。4つの平滑化回路のB入力には、全て当該注目
画素X22が入力されている。
【0117】平滑化回路416のA入力とC入力にはそ
れぞれX12とX32が入力され、結果としては、(X12
2X22+X32)/4が出力されるが、これは図10の丸
1に示す副走査方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0118】平滑化回路417のA入力とC入力にはそ
れぞれX11とX33が入力され、結果としては、(X11
2X22+X33)/4が出力されるが、これは図10の丸
の2に示す右斜め下方向の平滑化処理が施され、出力さ
れる。
【0119】平滑化回路418のA入力とC入力にはそ
れぞれX21とX23が入力され、結果としては、(X21
2X22+X23)/4が出力されるが、これは図10の丸
の3に示す主走査方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0120】平滑化回路419のA入力とC入力にはそ
れぞれX31とX13が入力され、結果としては、(X31
2X22+X13)/4が出力されるが、これは図10の丸
の4に示す右斜め上方向の平滑化処理が施され、出力さ
れる。
【0121】420は4to1のセレクタであり、A,
B,C,Dの4入力信号と2ビットのセレクト信号Sに
対し、次の論理で動作する。
【0122】 S=00のとき、B入力を出力(Y←B) S=01のとき、A入力を出力(Y←A) S=10のとき、D入力を出力(Y←D) S=11のとき、C入力を出力(Y←C) 従って、画素補正回路の最終出力としては、次の様にな
る。
【0123】即ち、図10において、丸の1の方向のエ
ッジ量が最大のとき、丸の3の方向に平滑化される。
【0124】丸の2の方向のエッジ量が最大のとき、丸
の4の方向に平滑化される。
【0125】丸の3の方向のエッジ量が最大のとき、丸
の1の方向に平滑化される。
【0126】丸の4の方向のエッジ量が最大のとき、丸
の2の方向に平滑化される。
【0127】[画素補正の結果]図33に画像補正の結
果についての結果を示す。図33(a)に示される様な
濃度パターンをもった画像に対し、ブロック符号化によ
って符号化/復号化処理をされた場合、同図(b)に示
されるように、符号化誤差によって4×4単位でのガサ
ツキが現れることがある。そこで、同図(b)に対して
前述の平滑化処理をすることによって、同図(c)に示
す様にガサツキが軽減される。例えば、同図(b)のA
に示される画素は、同図(a)のA相当画素に比較し
て、高い濃度に復号化されているために、画像のガサツ
キの要因となっている。同図(b)のA画素において
は、図10に示される丸の4の方向のエッジ(濃度勾
配)量が他の方向のエッジ量より大きいため、丸の4に
直交する丸の2の方向に平滑化され、濃度が低めに補正
される。他の各画素に対しても同様の補正がなされ、同
図(c)に示される様に全体としてガサツキが軽減され
る。また、濃度勾配と直交する方向に平滑化処理をして
いるために、文字部の先鋭さを損なうことはない。
【0128】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、フルカラー画像信号をm×n(m,nは自然数)の
画素ブロックごとに分割する手段、前記フルカラー画像
信号を明度情報と色度情報に分離する手段、前記画素ブ
ロック内での明度情報を直流成分と交流成分に分離し、
量子化する手段、前記明度情報の交流成分の振幅を算出
する手段、前記色度情報の交流成分の振幅を算出する手
段、前記色度情報の交流成分の振幅に対し、前記明度情
報の交流成分の振幅の比を算出し符号化する手段を有す
ることで、より効率のよい符号化(同じ画質劣化であれ
ば符号長の短い符号化/同じ符号長であれば画質の少な
い符号化)を実現できる。 (第2の実施例)本発明は、以上説明した実施例に限る
ものではない。図38を用いて第2に実施例について説
明する。
【0129】図38は、フルカラー画像の符合化器の例
であり、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)
に色分解されたフルカラー画像信号は、1801におい
て(14)式の如くに、YUV信号に変換される。
【0130】 Y=c1 R+c2 B+c3 B U=c4 (R−Y) V=c5 (B−Y) …(14) ただし、c1 ,c2 ,c3 ,c4 ,c5 は定数である。
【0131】ここで、YはL* と同様に明度情報を表す
信号であり、UおよびVは、a* およびb* と同様に色
度を表す信号である。1802は、離散的コサイン変換
を行う回路であり、n×n(nは2の累乗;n=4,
8,16,32…)画素の離散的コサイン変換を行う回
路である。離散的コサイン変換によって、Y信号は各空
間周波数成分に展開され、符合化器1805によって、
例えばハフマンコードによって符号化される。更に、7
15と同様にYの振幅検出器1803によって、n×n
画素中のY信号の振幅Y−GAINが算出される。
【0132】一方、1804は7204と同様の回路で
あり、Y信号の振幅に対するU信号の振幅比Ugainおよ
びU信号の直流成分Umeanとして出力し、あわせてU−
codeとする。同様に、1805も7204と同様の
回路であり、Y信号の振幅に対するV信号の振幅比V
gainおよびV信号の直流成分Vmeanとして出力し、あわ
せてV−codeとする。
【0133】さらに、Y−code,U−code,V
−codeが合わさり、画像データの符号とされる。
【0134】復号化器は、図示しないが、図1及び図2
と同様に、Y−codeを入力しそれに対応する空間周
波数成分を離散的逆コサイン変換した結果を出力するル
ックアップテーブルによって構成しても良い。 (第3の実施例) 更に、本発明は、以上説明した実施例に限るものではな
く、例えばカラー信号を明度情報と色度情報に分離する
方式としては、YIQ,L*u*v*,あるいはそれに類
似の全ての色空間あるいは演算で実施しても良い。
【0135】また、符号化方式についても、画像符号化
の際に用いられる画素ブロックのサイズは、一般にm×
nの画素ブロックに適用され、明度情報符号化方式も、
直交変換方式に限るものではなく、任意である。
【0136】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、よ
り効率の良い符号化(同等の画質劣化であれば符号長の
より短い符号化/同等の符号長であれば画質劣化のより
少ない符号化)を実現できる。また、比較的小規模のハ
ードウェアによって演算誤差の少ない回路構成を得るこ
とができる。また、比較的小規模のハードウェアでより
大きな符号長による符号を復号することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による画像処理回路部212の構
成を示すブロツク図である。
【図2】第1の実施例による画像処理回路部212の構
成を示すブロツク図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるフルカラー複写機
の構成を示す外観図を示す。
【図4】拡大縮小を説明する図である。
【図5】画素補正回路の構成を示すブロック図である。
【図6】画素補正回路の構成を示すブロック図である。
【図7】最大値検出回路415の構成を示すブロツク図
である。
【図8】平滑化回路の構成を示すブロツク図である。
【図9】画素エッジ検出回路の構成を示すブロツク図で
ある。
【図10】フリップフロップの動作を説明する図であ
る。
【図11】色空間変換器119の構成を示すブロック図
である。
【図12】黒画素判定方法を説明する図である。
【図13】明度情報符合化器113の構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】明度情報符号化の概念図である。
【図15】ベクトル量子化のためのグループ化を行う回
路を示すブロツク図である。
【図16】ベクトル量子化のためのグループ化を行う回
路を示すブロツク図である。
【図17】LGAIN算出器715のブロック図であ
る。
【図18】LGAIN算出器715のブロック図であ
る。
【図19】副走査方向の最大値および最小値の検索回路
71305の構成を示すブロツク図である。
【図20】主走査方向の最大値を検索する回路7131
4の構成を示すブロツク図である。
【図21】主走査方向の最小値を検索する回路7131
5の構成を示すブロツク図である。
【図22】色度情報の符合化器114のブロック図であ
る。
【図23】a 量子化器7204およびb 量子化
器7208の構成を示す図である。
【図24】a 量子化器7204およびb 量子化
器7208の構成を示す図である。
【図25】a 量子化器7204およびb 量子化
器7208の構成を示す図である。
【図26】主走査4画素×副走査4ラインの計16画素
ブロックを示す図である。
【図27】空間フィルタ121の構成を示すブロック図
である。
【図28】K2 とb0 ,b1 ,b2 の値との関係を示す
図である。
【図29】4×4エリア処理のブロック図である。
【図30】2ビットの主走査カウンタの構成を示すブロ
ツク図である。
【図31】本実施例における装置タイミングチャートで
ある。
【図32】文字画素検出に関して、具体的なエリア処理
の例を示す図である。
【図33】画像補正の結果についての結果を示す図であ
る。
【図34】明度情報符合化器113のタイミングチャー
トである。
【図35】符合化器114のタイミングチャートであ
る。
【図36】明度成分復号化器117(同様にして11
7’,117”,117''' )のブロック図である。
【図37】明度成分復号化器118(同様にして11
8’,118”,118''' )のブロック図である。
【図38】フルカラー画像の符合化器の一例を示す回路
図である。
【符号の説明】
104,105,106 アナログ増幅器 110,111 ディレイメモリ 112 色空間変換器 113 明度情報符号化器 114 色度情報符号化器 116 メモリ 117,117’,117”,117''' 明度情報復
号化器 118,118’,118”,118''' 色度情報復号
化器 141,142,143,144 復号化器 101,102,103 CCDセンサ 112 色空間変換器 151,152,153,154,155,156 ゲ
ート回路 157,158,159,160 変倍回路 202 原稿 203 照明 204,205,206 ミラー 207 光学系 208 CCD 209 モータ 212 画像処理回路部 210 ミラーユニット 211 第2ミラーユニット 212 画像処理回路部 213,214,215,216 半導体レーザ 217,218,219,220 ポリゴンミラー 223 レジストローラ 225,226,227,228 感光ドラム 221,222,223,224 現像器 229,230,231 用紙カセット 232 手差しトレイ 234 転写ベルト 235 定着器 236 排紙トレイ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04N 5/92 H04N 7/133 G06T 9/00 H04N 11/04 H03M 7/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像信号をm×n(m,nは自然
    数;1,2,3,4,…)の画素ブロックごとに分割す
    る分割手段と、 前記画素ブロック内でのカラー画像信号を明度情報と色
    度情報とに分離する分離手段と、 前記画素ブロック内での明度情報を直流成分と交流成分
    とに分離して符号化する明度符号化手段と、 前記画素ブロック内での明度情報の振幅を算出する第1
    の算出手段と、 前記画素ブロック内での色度情報の振幅を算出する第2
    の算出手段と、 前記画素ブロック内での色度情報を前記第2の算出手段
    で算出した色度情報の振幅と前記第1の算出手段で算出
    した明度情報の振幅との比に基づいて符号化する色度符
    号化手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記画素ブロックごとに直交変
    換を施す直交変換手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像信号をn×n画素ブロック毎に直交
    変換することにより、該ブロック毎に複数個の周波数成
    分を得る直交変換手段と、 前記複数個の周波数成分を複数のグループに分離し、該
    グループ毎に符号化信号を出力する符号化手段と、 前記グループ毎の符号化信号を、該グループ毎に独立し
    たルックアップテーブルを用いて逆直交変換する逆直交
    変換手段と、 前記グループ毎の逆直交変換結果を加算することによっ
    て前記n×n画素ブロックの画像信号を復号する復号手
    段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像信号をn×n画素ブロック毎に直交
    変換することにより、該ブロック毎に直流成分と複数個
    の交流成分を得る直交変換手段と、 前記複数個の交流成分を複数のグループに分離し、該グ
    ループ毎に符号化信号を出力する符号化手段と、 前記交流成分のグループ毎の符号化信号を、該グループ
    毎に独立したルックアップテーブルを用いて逆直交変換
    する逆直交変換手段と、 前記交流成分のグループ毎の逆直交変換結果を加算する
    第1の加算手段と、 該加算結果に対してさらに前記直流成分に基づく値を加
    算することによって前記n×n画素ブロックの画像信号
    を復号する第2の加算手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数画素を含むブロックの輝度情報と色
    度情報を入力する入力手段と、 前記ブロックから輝度情報の振幅値を抽出する第1の抽
    出手段と、 前記ブロックから色度情報の振幅値を抽出する第2の抽
    出手段と、 前記色度情報を、輝度情報と色度情報の振幅値の比率に
    基づいて符号化する符号化手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記輝度情報の振幅値はブロック内にお
    ける該輝度情報の最大値と最小値の差分値であり、前記
    色度情報の振幅値はブロック内における前記輝度情報の
    最大値と最小値の位置での色度情報の差分値であること
    を特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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