JP2952002B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2952002B2
JP2952002B2 JP2111972A JP11197290A JP2952002B2 JP 2952002 B2 JP2952002 B2 JP 2952002B2 JP 2111972 A JP2111972 A JP 2111972A JP 11197290 A JP11197290 A JP 11197290A JP 2952002 B2 JP2952002 B2 JP 2952002B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像を処理し、出力する画像処理装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
近年、フルカラー画像を読取り、電気信号として処理
し出力する装置、更には、読取り画像中の画素の特徴
(属性)を検出し、検出された特徴(属性)に応じて画
像処理を異ならしめる装置が考案されている(第3
図)。
また、フルカラー画像の符号化及び復号化処理を行
い、フルカラー画像を一旦メモリに蓄えた後に、出力す
る装置も提案されている(第4図)。
〔発明が解決しようとしている課題〕
近年普及し始めているカラー複写機等においてはカラ
ー画像中の黒文字画像を高画質に画像処理する必要があ
る。
しかしながらカラー画像を一旦メモリに記憶する場合
において、このカラー画像を読み出した後に黒文字画像
部の存在を考慮した色処理或いはフィルタリング処理を
高速に実行する為の構成は未だ確立されていなかった。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたものであり、カ
ラー画像を一旦メモリに記憶する場合において、このカ
ラー画像を読み出した後に黒文字画像部の存在を考慮し
た色処理或いはフィルタリング処理を高速に実行できる
構成を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置によ
れば、カラー画像信号を入力する手段(例えば本実施例
におけるCCDセンサ101、102、103に相当)、前記カラー
画像信号を第1の画素ブロックごとに画像符号情報に符
号化する手段(同じく符号化器113、114に相当)、前記
カラー画像信号から、第2の画素ブロックごとに黒文字
であるか否かを示す属性情報を抽出する抽出手段(同じ
く特徴抽出回路115に相当)、前記画像符号情報及び前
記属性情報を各第1、第2の画素ブロックの位置関係に
対応させたアドレスで記憶する記憶手段(同じくメモリ
116に相当)、前記記憶手段から読み出された画像符号
情報を復号化する復号化手段(同じく復号化器117、118
等に相当)、前記属性情報の内容に応じて、前記復号化
された画像符号情報に黒文字用の色処理を施す色処理手
段(同じく色変換手段119等に相当)とを有することを
特徴とする。
また、カラー画像信号を入力する手段(例えば本実施
例におけるCCDセンサ101、102、103に相当)、前記カラ
ー画像信号を第1の画素ブロックごとに画像符号情報に
符号化する手段(同じく符号化器113、114に相当)、前
記カラー画像信号から、第2の画素ブロックごとに黒文
字であるか否かを示す属性情報を抽出する抽出手段(同
じく特徴抽出回路115に相当)、前記画像符号情報及び
前記属性情報を各第1、第2の画素ブロックの位置関係
に対応させたアドレスで記憶する記憶手段(同じくメモ
リ116に相当)、前記記憶手段から読み出された画像符
号情報を復号化する復号化手段(同じく復号化器117、1
18等に相当)、前記属性情報の内容に応じて、前記復号
化された画像符号情報に黒文字用のフィルタ処理を施す
フィルタ処理手段(同じく空間フィルタ121等に相当)
とを有することを特徴とする。
〔第1の実施例〕 以下好ましい実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
第2図に本発明実施例における装置概観図を示す。
201は原稿台ガラスであり読取られるべき原稿202が置
かれる。
原稿202は、照明203によって照射され、ミラー204、2
05、206を経て、光学系207によりCCD208上に像が投影さ
れる。ここでCCDは、R(レッド)、B(ブルー)、G
(グリーン)の3ラインのCCDラインセンサーにより構
成される。
更に、モータ209によりミラー204、照明203を含む第
1ミラーユニツト210は速度Vで駆動され、ミラー205、
206を含む第2ミラーユニツト2111は速度1/2Vへ駆動さ
れ、原稿202の全面が走査される。
212は画像処理回路部であり、読取られた画像情報を
電気信号として処理し、プリント信号として出力する部
分である。
213、214、215、216は半導体レーザであり、画像処理
部212よりの出力信号により駆動され、それぞれの半導
体レーザによって発光されたレーザ光は、プリント色ご
とのポリゴンミラー217、218、219、220によってプリン
ト色ごとの感光ドラム225、226、227、228上に走査され
潜像を形成する。221、222、223、224はそれぞれブラツ
ク(Bk)、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ
(M)のトナーによって潜像を現像する為の現像器であ
る。用紙カセツト229、230、231および手差しトレイ232
のいずれかが選択され、給紙された用紙は、レジストロ
ーラ233を経て転写ベルト234上に吸着され搬送される。
給紙タイミングと同期をとられ、予め、感光ドラム22
8、227、226、225には、各色の像が現像されており、用
紙の搬送と共にトナーが用紙に転写される。
各色のトナーが転写された用紙は、分離/搬送され定
着器235によりトナーが用紙に定着され、排紙トレイ236
上に排紙される。
〔画像信号の流れ〕
第1図に画像処理手段212における画像信号の流れを
示す。
101、102、103はそれぞれレツド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)のCCDセンサであり、アナログ増
幅器104、105、106により増幅され、A/D変換器107、10
8、109によってそれぞれデイジタル信号として出力され
る。110、111はデイレイメモリであり、3つのCCDセン
サ101、102、103の間の空間的ずれを補正するものであ
る。
112は色空間変換器であり、R、G、B信号を例えば
特開平1−311786号公報に示される様に式(1)(2)
により、明度信号L、色度信号a、bに変換す
る。
ただし αij、βij、X0、Y0、Z0は定数 第7−1図に明度成分Lの符号化器のブロツク図を
示す。711、712、713は1ラインの遅延を与えるライン
メモリである。714は4×4ブロツク切出し手段であ
る。
第7−3図に示す様に、4×4ブロツク単位にデータ
を切り出し、例えば特開平1−311786号公報等によって
公知のベクトル量子化器715によって明度情報がブロツ
ク単位で量子化される。
第7−2図に色度成分a、bの符号化器のブロツ
ク図を示す。721、722、723、725、726、727は711、72
2、713と同様のラインメモリであり、724、728は714と
同様のブロツク切出し手段でありそれぞれa、b
号をブロツク単位で切り出す。729は公知のベクトル量
子化器でありブロツク単位で色度情報が量子化される。
XPHS、YPHSは後述するがそれぞれ主走査/副走査方向
の2ビツトカウンタ値であり4×4のブロツク単位の同
期をとる。
一方、第1図115は特徴抽出回路であり、当該画素が
黒画素であるか否かの1ビットの判定信号K1′を出力す
る黒画素検出回路115−1、前記K1′信号を入力し、4
×4の画素ブロツク内が黒画素エリアであるか否かを示
す1ビットの判定信号K1を出力する4×4エリア処理回
路115−11、更に当該画素が文字部分であるか否かの1
ビツトの判定信号K2′を出力する文字画素検出回路115
−2、前記K2′信号を入力し、4×4の画素ブロック内
が文字画素エリアであるか否かを示す1ビツトの判定信
号K2を出力する4×4エリア処理回路115−21で構成さ
れる。
ここでエリア処理回路115−11、115−21は、例えば4
×4エリア、16画素のAND、OR、或は所定の閾値より多
いか少ないか等の方法で処理することができる。
黒画素検出回路115−1、文字画素検出回路115−2に
ついては、その回路構成及び判定基準については、例え
ば本出願人の特願平1−200473号に示されるが如くであ
る。
116はメモリであり、明度情報の符号であるL−code
信号、色度情報の符号であるab−code信号、特徴抽出の
結果である判定信号K1及びK2信号が蓄えられる。
141、142、143、144はそれぞれマゼンタ(M)、シア
ン(C)、イエロー(Y)、ブラツク(Bk)用の濃度信
号生成手段でありほぼ同じ構成をとる。
117(117′、117″、117)は明度情報の復号化器で
あり、L−code信号によりL信号を復号し、118(11
8′、118″、118)は、色度情報の復号化器でありab
−code信号によりa及びb信号を復号化する。
119(119′、119″、119)は色変換器であり、復号
化されたL、a、b信号によりトナー現像色であ
るマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブ
ラツク(Bk)の各色成分へ変換する手段である。
第5図に色変換手段119(119′、119″、119)のブ
ロツク図を示す。501はL、a、b信号をR、
G、B信号に変換する手段であり、次式により変換が行
なわれる。
((αij′)は(1)式の(αij)の逆行列
(βij′)は式(2)の(βij)の逆行列) 502、503、504はそれぞれ輝度/濃度変換器であり
(6)式の様な変換が行なわれる。
C1=−1ogR M1=−1ogG (6) Y1=−1ogB 503は黒抽出回路であり Bk1=min(C1、M1、Y1) (7) の様に黒信号Bk1が生成される。504、505、506、507は
それぞれ乗算器であり、C1、M1、Y1、Bk1の各信号に所
定の係数a1、a2、a3、a4が乗せられた後に加算器508に
より加算されることにより和積演算が行なわれる。
((8)式) (出力)=a1C1+a2M1+a3Y1+a4Bk1 (8) 509〜513はレジスタであり、それぞれ119にはa11、a
21、a31、a41、0が、119′にはa12、a22、a32、a42
0が、119″にはa13、a23、a33、a43、0が、119には
a14、a24、a34、a44、a24′がセツトされている。
このように、4組のレジスタに各色の係数を記憶させ
ておくことにより、各色同時に異なる位置の画素の処理
を行うことができる。
かかる和積演算により色修正(マスキング)が行われ
る。
530、532、531はゲート信号、532は“2to1"のセレク
タである。520はNANDゲートであり、結果的に黒画素判
定信号K1と文字領域判定信号K2の論理積により当該画素
が黒文字領域であるか否かの判定により第6図に示すが
如く、a1、a2、a3、a4の値が選ばれて処理が行なわれ、
黒文字部分はブラツク単色で現像し、くっきりとした出
力を得ることができる。
第8−1図に空間フイルタ121、121′、121″、121
のブロツク図を示す。図中801、802はラインメモリであ
り、1ラインの遅延を与え、803〜809はフリツプフロツ
プであり、1画素の遅延を与える。810、811は加算器、
812、813、814はそれぞれ乗算器であり、係数b1、b0、b
2が乗ぜられ815は加算器で和積演算が成される。
一方、816〜821はそれぞれレジスタであり、第8−1
図の如く予めb11〜b22なる値が保持されており、セレク
タ822、823、824により、文字判定信号K2に従いb1
b0、b2に値がセツトされる。
第8−2図にK2とb0、b1、b2の値の関係を示す。例え
ばb01=4/8、b11=1/8、b21=1/8、b02=12/8、b12=−
1/8、b22=−1/8なる値を予めレジスタ816〜821に書き
込んでおいた場合、第8−2図の様に、K2=0すなわち
非文字部においてはスムージングフイルタを形成するこ
とで、画像中の高周波雑音を除却することができ、一
方、K=1すなわち文字部においては、エツジ強調フイ
ルタを形成することで、文字部の鮮鋭さを補正すること
ができる。
ここで、エッジ強調、スムージングのフィルタは、上
述のマトリクスに限らず、係数は任意に設定できる。ま
た操作部から複数のフィルタのうち1つを選択する様に
しても良い。
〔タイミングチヤート〕
第11図に本実施例におけるタイミングチヤートを示
す。
START信号は本実施例における原稿読取動作開始を示
す信号である。WPE信号はイメージスキヤナが原稿を読
取り符号化処理、メモリ書込み処理を行なう期間を示す
信号である。
ITOP信号はプリント動作の動作開始を示す信号であ
り、MPEは第2図におけるマゼンタ半導体レーザ216を駆
動する区間信号であり、CPEは第2図におけるシアン半
導体レーザ215を駆動する区間信号であり、YPEは第2図
におけるイエロー半導体レーザ214を駆動する区間信号
であり、BPEは第2図におけるブラツク半導体レーザ213
を駆動する区間信号である。
第11図に示す様に、CPE、YRE、BPEはそれぞれMPEに対
してt1、t2、t3の時間だけ遅延されており、これは第2
図のd1、d2、d3に対し、t1=d1/ν、t2=d2/ν、t3=d3
/ν、(νは用紙の送り速度)なる関係をもつ様に制御
される。
HSYNC信号は、主走査同期信号であり、CLK信号は画素
同期信号である。
YPHSは2ビツトの副走査カウンタのカウント値であ
り、XPHSは2ビツトの主走査カウンタのカウント値であ
り、第10図に示す様にインバータ1001、2ビツトカウン
タ1002及び1003による回路で発生される。
BLK信号は4×4画素ブロツク単位の同期信号であ
り、BDATAで示されるタイミングで4×4のブロツク単
位に処理がされる。
第12図に文字画素検出に関して具体的なエリア処理の
例を示す。
例えば、1201に示す様な原稿に対し、1201−1に示す
部分について、各画素について文字画素か否かの判定結
果が1202の如く○で示される部分がK1′=1、それ以外
がK1′=0と判定されたとする。エリア処理回路115−1
1では第9図に示す様な回路で処理することにより例え
ばC2=4をセツトすることで4×4ブロツクに対応し12
03に示す様なノイズのとれた信号を得ることができる。
同様に、黒画素検出回路の判定結果K2′についても同
様の回路(第1図115−21)で処理することにより、4
×4ブロツクに対応した信号K2を得ることができる。
〔エリア処理〕
第9図に4×4エリア処理のブロツク図を示す。図中
CLKは画素同期信号、HSYNCは主走査同期信号を示す。90
1、902、903は1ラインの遅延を与えるラインメモリで
あり、X1、X2、X3の各信号は、入力X信号に対し、それ
ぞれ副走査方向に1ライン、2ライン、3ライン遅延し
ている。904は加算器であり結果として2値信号Xの副
走査方向4画素に対応するX、X1、X2、X3の“1"である
ものの個数をカウントする。
905、906、907、908はフリツプフロツプであり、それ
ぞれ1画素の遅延を与える。909は加算器であり、結果
として2値信号Xに対し4×4ブロツク(16画素)内で
“1"であるものの個数がカウントされる。
910は“2to1"のセレクタ、911はNORゲート、912はフ
リツプフロツプであり、XPHS(0)とXPHS(1)からBL
K信号が生成され4×4ブロツク単位でカウントされた
X=1である画素数C1が算出され、レジスタ913に予め
セツトされているC2と比較器914で比較され、C1>C2
ときのみ出力Yが1となりそれ以外はYは0となり、第
11図のBDTAに示されるタイミングで出力される。
ここで特徴的なことは、符号化によって得られた画像
符号L−code、ab−code信号と、特徴抽出回路によって
抽出された特徴信号K1、K2が第7−3図に示す4×4の
ブロツク単位で、1対1に対応して出力されることにあ
る。
即ち、4×4の各ブロツク単位に、画像符号と特徴信
号を抽出し、メモリの同一アドレス又は、同一アドレス
より算出されるアドレスに格納される読出される場合に
おいても、それぞれ対応して読出される。
画像情報と特徴(属性)情報を対応させてメモリの同
一アドレス又は同一アドレスより算出されるアドレスに
格納することにより、例えば、メモリの読書きにおいて
アドレスの制御回路を共通化、簡略化することが可能で
ある。
又、メモリ上での変倍、回転等の編集処理を行なう場
合や、所定の領域の画像についてトリミング、マスキン
グを行う場合においても、簡単な処理で行なうことがで
き、システムの最適化を行なうことができる。
すなわち、画像情報と黒文字情報とをブロツクごとに
対応させて、画像処理することが可能となる。
〔第2の実施例〕 第1の実施例においては、画像信号と(属性)情報の
両方について同一の4×4ブロツクごとに処理を行なっ
ていたが、これに限るものではない。
例えば、第13図において画像信号は(a)に示す様な
4×4ブロツクで符号化し、属性情報は、(b)に示す
様な2×2ブロツクで処理することもできる。この場
合、(a)に示す4×4ブロツクは(b)に示す2×2
ブロツク4個に分解され、符号化された画像信号と属性
情報は対応させられる。
この場合、第9図に示したエリア処理回路は第14図に
示す回路におきかえられる。
すなわちラインメモリ1401、加算器1402、フリツプフ
ロツプ1403、1404、加算器1405、2to1のセレクタ1406、
フリツプフロツプ1407、比較器1409、レジスタ1408によ
り構成され、第13図(b)に示す、2×2ブロツク単位
の処理が行なわれる。
また、画像の符号化の単位が第13図(b)に示す様
な、2×2であり、画像の特徴情報を第13図(a)に示
す様に4×4で処理を行なう様に、属性情報を処理する
ブロツクが画像の符号化の為のブロツクの集まりで構成
されてもよい。さらに、各ブロツクサイズも2×2、4
×4に限らず任意のサイズでもよい。
〔第3の実施例〕 第1及び第2の実施例においては、属性情報として画
像から判定された文字領域情報と黒画素情報について処
理していたがこれに限るものではなく他の領域情報であ
っても良い。
第15図に第3の実施例を示す。
1501はTVカメラであり1502と1503はそれぞれイメージ
スキヤナであり、セレクタ1504によりセレクト信号S1に
より選択され、例えば第15−2図に示す様に一枚の画像
上にレイアウトされ符号化器1505により符号化されセレ
クト信号S1と一緒にメモリ1406に蓄えられる。
メモリ1506に蓄えられた画像信号とセレクト信号S2は
出力手段1407に出力される。
この際、各入力デバイス1501、1502、1503における解
像度、濃度特性、色味の特性等の各特性がセレクト信号
S2に応じて切り替えられ好ましい出力補正が行なわれ
る。
また、各デバイスに応じて、上述の符号化のマトリク
スの大きさを変更する様にしても良い。
また、上述の入力デバイスはTVカメラ、イメージスキ
ャナに限らずSVカメラ、コンピュータのインターフェイ
ス等であっても良い。
以上の様に、上述の本発明の実施例によれば、符号化
された画像情報と、付加された属性情報を対応させてメ
モリに記憶させることにより、画像中の特徴を検出し、
画像処理を異ならしめると同時に、画像を符号化/復号
化させる系においてシステムの最適化を行なうことがで
きる。
特に、上記実施例によれば良好な黒文字の再現を行う
ことができる。
なお、上述の実施例においては、出力手段として色ご
との像再生手段を有するタイプのカラーレーザービーム
プリンタを例として説明したが、1つのドラムを用いる
タイプのプリンタであっても良い。また、ドットプリン
タ、熱転写プリンタ、インクジェットプリンタ、熱エネ
ルギーによる膜沸騰を利用して液滴を吐出するタイプの
ヘッドを用いたプリンタ等でも良い。
また、本発明は、画像複写装置に限らず、カラーファ
クシミリ、カラー画像ファイルシステムに適用すること
ができる。即ち、第1図のメモリ116の出力に対して、
モデムを接続することにより符号化データを送信するこ
とができ、受信側にはプリンタ部141、142、143、144に
設けることにより、カラーファクシミリとして使用する
ことができる。また、メモリ116を例えば、光磁気ディ
スクやフロッピイディスクにすることにより、ファイル
システムとして使用することもできる。
また、画像の符号化方法は、ブロックごとに符号化す
るものであれば、直行変換符号化、例えば、いわゆるAD
CT(adaptive descrete cosine transform)、ベクトル
量子化、等いずれの符号化を用いても良い。
また、L・a・bの成分ではなく、L・U・VやY・
I・Q等の成分で符号化を行っても良い。
また、輝度成分と色度成分に変換せずに、RGBの成分
のまま符号化しても良い。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、カラー画像を一旦
メモリに記憶する場合において、このカラー画像を読み
出した後に黒文字画像部の存在を考慮した色処理或いは
フィルタリング処理を高速に実行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号の流れを示す図、 第2図は本発明の装置概観図、 第3図、第4図は従来技術を示す図、 第5図は色変換手段を示す図、 第6図はマスキング係数を示す図、 第7−1図、第7−2図、第7−3図は符号化回路のブ
ロツク図、 第8−1図は空間フイルタのブロツク図、 第8−2図は空間フイルタの係数を示す図、 第9図は4×4エリア処理回路のブロツク図、 第10図はXPHS、YPHSの発生回路、 第11図はタイミングチヤート 第12図はエリア処理を示す図、 第13図〜15図は他の実施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶田 公司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 栗田 充 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−191475(JP,A) 特開 昭62−1373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/64

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像信号を入力する手段、 前記カラー画像信号を第1の画素ブロックごとに画像符
    号情報に符号化する手段、 前記カラー画像信号から、第2の画素ブロックごとに黒
    文字であるか否かを示す属性情報を抽出する抽出手段、 前記画像符号情報及び前記属性情報を各第1、第2の画
    素ブロックの位置関係に対応させたアドレスで記憶する
    記憶手段、 前記記憶手段から読み出された画像符号情報を復号化す
    る復号化手段、 前記属性情報の内容に応じて、前記復号化された画像符
    号情報に黒文字用の色処理を施す色処理手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記黒文字用の色処理には前記カラー画像
    信号から黒成分の抽出を行う色修正を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】カラー画像信号を入力する手段、 前記カラー画像信号を第1の画素ブロックごとに画像符
    号情報に符号化する手段、 前記カラー画像信号から、第2の画素ブロックごとに黒
    文字であるか否かを示す属性情報を抽出する抽出手段、 前記画像符号情報及び前記属性情報を各第1、第2の画
    素ブロックの位置関係に対応させたアドレスで記憶する
    記憶手段、 前記記憶手段から読み出された画像符号情報を復号化す
    る復号化手段、 前記属性情報の内容に応じて、前記復号化された画像符
    号情報に黒文字用のフィルタ処理を施すフィルタ処理手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記黒文字用のフィルタ処理はエッジ強調
    処理であり、前記フィルタ処理手段は前記属性情報の内
    容に応じて前記エッジ強調処理とスムージング処理とを
    選択的に実行することを特徴とする請求項3に記載の画
    像処理装置。
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