JP3256011B2 - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP3256011B2
JP3256011B2 JP00096293A JP96293A JP3256011B2 JP 3256011 B2 JP3256011 B2 JP 3256011B2 JP 00096293 A JP00096293 A JP 00096293A JP 96293 A JP96293 A JP 96293A JP 3256011 B2 JP3256011 B2 JP 3256011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタル複写
機等、画像データに基づき、現像剤によって画像を形成
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機など現像剤を用いることに
より画像の形成を行う画像形成装置において、現像剤の
適切な補給は、良好な画像出力を維持するために必要な
機能となっている。特にカラーの画像形成装置において
は、色の再現性の問題から、色剤であるトナーとは別に
キャリアと呼ばれる磁性体粉が含まれる2成分からなる
現像剤が用いられている。この2成分の現像剤を用いた
方式の場合、トナーとキャリアの混合比を一定に保つこ
とが良好な画質の維持のためには必須であり、現像剤の
補給制御が重要な技術課題となっている。
【0003】以下に従来考案された或は実用化されてい
る、2成分系の現像剤を用いた複写機における現像剤の
補給の方法を挙げる。
【0004】装置内で実際に現像が行われる部位であ
る現像スリーブ上において、現像剤に近赤外光を照射し
たときの反射光をセンサで検知することで、トナーから
の光反射量とキャリアによる吸収量の比を求め、検知値
と規準値との差に応じて現像剤の補給を行う光検知方式
(図28に示す)。
【0005】実際に一定の画像を感光体上にトナー現
像し、その部分の濃度を光の反射量から光センサにより
検知することで現像剤中でのトナーとキャリアの混合比
を感知し、規準値との差に応じて現像剤の補給を行うパ
ッチ検知方式(図29に示す)。
【0006】特にディジタル画像データを扱う装置、
例えばディジタル複写機においては、画像をディジタル
量として読み込むことから、その画像データの全て或い
はその一部の累積値に比例した量の現像剤を補給する画
像データ積算方式。
【0007】以上の3方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、画像形成
装置において、現像剤の適切な補給を行うことは、良好
な画像を維持するために必要不可欠であり、前項に示し
たような方法で従来その制御が行われてきた。
【0009】しかし、前述に示した光検知方式におい
ては、カーボンを用いた黒色のトナーはその光吸収領域
が近赤外域にまで渡る。そのためトナーとキャリア成分
との判別が出来ず、この方式での測定が不可能であるこ
とから、現像剤補給の制御を行うことが原理的にできな
い。
【0010】また、に示した感光体上に現像した現像
剤からの光反射を用いた測定によるパッチ検知方法で
は、複写機内に飛散する現像剤による発光素子の発光面
及び受光素子の受光面の汚染が直接的に測定の誤差とな
り得る。更に、実際にトナー現像することにより転写媒
体に汚れが生じ、そのための測定誤差による補給制御の
精度低下が欠点としてあげられる。
【0011】更に、前記による画像データの累積値に
比例した現像剤の補給方法では、平坦画像においては良
好な特性を示すが、特にエッジ部を含む画像においては
その限りではなく、単なる画像データの累積値のみに依
存したトナー消費量推定のみでは、その誤差が累積され
る問題点が実験により確認されている。
【0012】図30に、画像パターン(縦エッジ,横エ
ッジ,縦/横エッジ)の種類とその空間周波数におい
て、画像データの累積値によるトナー消費量推定値に対
するトナー消費量の実験実測値割合αを示す。図30に
示すように画像の空間周波数、画像のパターン種類(縦
エッジ,横エッジ,縦/横エッジ)等に応じた特性が実
験により確認されている。ここで図30に示した特性
は、電子写真プロセスにおいて現像される部位の端部が
強調される効果や、極小ドットパターンへの追従劣化な
どの要因によりもたらされていると考えられている。
【0013】更に、デジタル複写機等、ディジタル画像
データを扱う装置では、オリジナル画像はスキャナから
読みとられた写真などの自然画像だけでなく、コンピュ
ータ上で作成した自然には存在しない画像であっても出
力可能である。この、コンピュータ上で作成した画像
(CG画像)は、絵画や写真画像などの自然画像には存
在しない画像を形成可能なため、画像信号のエッジを極
端にたっていたり、自然に存在しない色味を作成でき、
例えば図34の様に前記の割合αと空間周波数との関係
を示す特性曲線が自然画像と異なることが知られてい
る。また、ディジタル画像データを現像する場合、画像
信号を一旦変調し、変調された信号で画像を形成する
が、その変調条件によっても図30或は図34に示され
た特性曲線は異なるものとなる。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、常に適切な量の現像剤を補給でき、精度よく現像剤
濃度を制御できる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は次のような構成からなる。
【0016】ディジタル画像データを現像剤によって顕
像化する画像形成装置であって、ディジタル画像データ
の種類に応じた推定条件を設定する設定手段と、ディジ
タル画像データの特性を、複数の画素からなる矩形の画
素ブロックを単位として検出する特性検出手段と、前記
特性検出手段により検出された特性に応じて、現像剤の
使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像剤の
消費量を推定する推定手段と、前記推定手段により推定
された現像剤の使用量に基づき、現像剤を補給する現像
剤補給手段とを備え、前記特性検出手段が検出する画像
データの特性は、画像の濃度、空間周波数、画像エッジ
の方向である。好ましくは、前記特性検出手段は、画像
データを直交変換する手段を有する。あるいは、画像デ
ータを所定信号とを比較することにより該画像データを
パルス幅変調する変調手段と、前記変調手段により変調
された画像データに基づき、現像剤によって画像を顕像
化する画像形成手段と、前記所定信号の周期に応じた推
定条件を設定する設定手段と、ディジタル画像データの
特性を、複数の画素からなる矩形の画素ブロックを単位
として検出する特性検出手段と、前記特性検出手段によ
り検出された特性に応じて、現像剤の使用量を推定する
ための推定条件を異ならせて現像剤の消費量を推定する
推定手段と、前記推定手段により推定された現像剤の使
用量に基づき、現像剤を補給する現像剤補給手段とを備
える。あるいは、ディジタル画像データを現像剤によっ
て顕像化する画像形成装置であって、文字領域とそれ以
外の領域とを識別する識別手段と、前記識別手段の識別
結果に応じた推定条件を設定する設定手段と、ディジタ
ル画像データの特性を、複数の画素からなる矩形の画素
ブロックを単位として検出する特性検出手段と、前記特
性検出手段により検出された特性に応じて、現像剤の使
用量を推定するための推定条件を異ならせて現像剤の消
費量を推定する推定手段と、前記推定手段により推定さ
れた現像剤の使用量に基づき、現像剤を補給する現像剤
補給手段とを備える。
【0017】
【作用】かかる構成により、画像の濃度、空間周波数、
画像エッジの方向という検出された画像データの特性と
画像データの種類とに応じて現像剤の消費量を推定し、
その推定量に応じて現像剤を補給する。
【0018】
【実施例】
(第1の実施例)以下、好ましい実施例として、フルカ
ラーの複写機についての詳細な説明をする。なお、本発
明は、この実施例に限るものではないことはいうまでも
ない。
【0019】[装置概要説明]図3に、本実施例におけ
る複写機の外観図を示す。原稿台ガラス201には読み
取られるべき原稿202が置かれる。原稿202は、照
明203により照射され、ミラー204,205,20
6を経て、光学系207によりCCD208上に像が結
ばれる。更に、モータ209により、ミラー204,照
明203を含むミラーユニット210は速度Vで機械的
に駆動され、ミラー205,206を含む第2ミラーユ
ニット211は速度1/2Vで駆動され、原稿202の
全面が400dpi(dot/inch)の解像度で走査される。
【0020】画像処理回路部212は、読み取られた画
像情報を電気信号として処理し、プリント信号として出
力する部分である。
【0021】半導体レーザ213,214,215,2
16は、画像処理回路部212より出力されたプリント
信号により駆動され、それぞれの半導体レーザによって
発光されたレーザ光は、ポリゴンミラー217,21
8,219,220によって、感光ドラム225,22
6,227,228上に潜像を形成する。現像器22
1,222,223,224は、それぞれブラック(B
k),イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M)
のトナーによって、潜像を現像するための現像器であ
り、現像された各色のトナーは、用紙に転写され、フル
カラーのプリントアウトがさなれる。
【0022】用紙カセット229,230,231およ
び、手差しトレイ232のいずれかより給紙された用紙
は、レジストローラ223を経て、転写ベルト234上
に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がと
られて、予め感光ドラム228,227,226,22
5には各色のトナーが現像されており、用紙の搬送とと
もに、トナーが用紙に転写される。
【0023】各色のトナーが転写された用紙は分離/搬
送され、定着器235によって、トナーが用紙に定着さ
れ、排紙トレイ236に排紙される。
【0024】237,238,239,240は、各色
トナーを対応する現像器221,222,223,22
4に補給するためのホッパーであり、それぞれ補給され
るべきブラック(Bk),イエロー(Y),シアン
(C),マゼンタ(M)のトナーが内部に蓄えられてい
る。
【0025】241,242,243,244はそれぞ
れホッパー中の各色トナーを各現像器に補給するための
補給スクリューであり、それぞれ図示されていないモー
タによって回転を与えられる度に、一定量のトナーが現
像器中に補給される。
【0026】245,246,247,248それぞれ
現像器中のトナーを各感光ドラム上に現像させるための
現像スリーブである。(補足説明すると、従来技術の説
明で前述した光検知方式は、この現像スリーブ上での赤
外線の反射率を計測することによって行われていた。) [画像信号の流れ]図1及び図2に画像処理手段212
における信号の流れを示す。101,102,103は
それぞれレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)
のCCDセンサであり、アナログ増幅器104,10
5,106によりそれぞれディジタル信号として出力さ
れる。110,111はそれぞれディレイメモリであ
り、3つのCCDセンサ101,102,103の間の
空間的ずれを補正するものである。
【0027】151,152,153,154,15
5,156はそれぞれ、トライステートのゲート回路で
あり、それぞれ、図示されないCPUによって変倍処理
の内容に応じて表1の如くセットされる信号OE1,O
E2,OE3,OE4,OE5,OE6が“0”である
時のみ、入力された信号を出力する。
【0028】
【表1】 157,158,159,160はそれぞれ変倍回路で
あり、画像信号を主走査方向に変倍処理するとともに、
縮小変倍の場合には、後述の文字領域信号K2をも変倍
処理する。
【0029】112は色空間変換器であり、R,G,B
信号を、明度信号L* と色度信号a * およびb* に変換
するものである。ここでL* ,a* ,b* 信号は、CI
Eで国際標準としてL* ,a* ,b* 空間として規定さ
れる色度成分を表す信号であり、L* ,a* ,b* 信号
は、次式で計算される。
【0030】
【数1】 ただしαij,X0 ,Y0 ,Z0 は規準白を示す定数であ
る。
【0031】ここで、X,Y,ZもCIEで規定される
色空間を表す値で、R,G,B信号により演算され発生
される信号であり、次式による。
【0032】
【数2】 ただしβijは、定数である。
【0033】113は明度信号の符号化器であり、L*
信号を4×4の画素ブロック単位で符号化し、その符号
L−code信号を出力する。符号化器113の構成は
図13に示されている。
【0034】114は、色度信号の符号化器であり、a
* ,b* 信号を4×4の画素ブロック単位で符号化し、
その符号ab−codeを出力する。符号化器113の
構成は図14に示されている。
【0035】一方、115は特徴抽出回路であり、当該
画素が黒画素であるか否かの判定信号K1 ’信号を発生
する黒画素検出回路115−1と、前記K1 ’信号を入
力し、4×4の画素ブロック内が黒画素エリアであるか
否かの判定をする4×4エリア処理回路115−11、
および当該画素が文字領域にあるか否かの判定信号K
2 ’信号を発生する文字領域検出回路115−2と、前
記K2 ’信号を入力し、4×4の画素ブロック内が文字
領域であるか否かの判定をする4×4エリア処理回路1
15−21とよりなる。
【0036】116は画像メモリであり、明度情報の符
号であるL−code信号と、色度情報の符号であるa
b−code信号と、特徴抽出の結果である判定信号K
1 およびK2 信号とが蓄えられる。
【0037】141,142,143,144は、それ
ぞれマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),
ブラック(Bk)用の濃度信号生成手段であり、ほぼ同
じ構成をとる。
【0038】117(同様にして、117’,11
7’’,117’’’)は明度情報の復号化器であり画
像メモリ116より読み出されたL−code信号によ
りL* 信号を復号する。118(同様にして118’,
118’’,118’’’)は色度情報の復号化器であ
り画像メモリ116より読み出されたab−code信
号によりa* 信号およびb* 信号を復号する。
【0039】119(同様にして119’,11
9’’,119’’’)は色空間変換器であり、複号化
されたL* ,a* ,b* 信号を、トナー現像色であるマ
ゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラッ
ク(Bk)の各色成分へ変換する手段である。
【0040】120(同様にして120’,12
0’’,120’’’)は濃度変換手段であり、ROM
またはRAMのルックアップテーブルで構成される。
【0041】121(同様にして121’,12
1’’,121’’’)は空間フィルタであり、出力画
像の空間周波数の補正をおこなう。
【0042】122(同様にして122’,12
2’’,122’’’)は画素補正手段であり、複号化
された画像データの補正をおこなう。
【0043】更に画素補正されたマゼンタ(同様にして
シアン,イエロー,ブラック)の画像信号および文字領
域信号K2 は、PWM(パルス幅変調)回路167(同
様にして167’,167’’,167’’’)に送ら
れ、変調されてレーザドライバに送られて画像形成され
る。それととともに、トナー消費量推定手段168(同
様にして168’,168’’,168’’’)に送ら
れて各色のトナー消費量が推定され、推定された各色の
トナー消費量は、図示されないCPUに逐次入力され
る。消費量が一定値をこえた場合には、CPUは、それ
ぞれのトナー色に対応する補給スクリュウ241,24
2,243、または244を駆動し、トナーを補給す
る。
【0044】[拡大処理の場合]次に画像の変倍処理に
ついて説明する。図4は変倍処理された画像を示してい
る。(a)は変倍前の画像であり、(b)は縮小された
画像、(c)は拡大された画像である。
【0045】拡大処理を行う第1のモードでは、符号化
(圧縮)処理の前段で変倍処理を行う。その為に、前述
の表1に示す様に、OE1,OE3,OE6の3つの信
号にはそれぞれ“0”がセットされ、OE2,OE4,
OE5の3つの信号にはそれぞれ“1”がセットされ、
トライステートゲートのうち、151,153,156
のみが有効になり、152,154,155は無効とな
る。
【0046】その結果、遅延素子110,111で同期
合わせされたR/G/Bの入力画像信号は、まずトライ
ステートゲート151を経て変倍回路157,158,
159で拡大処理される。ここで、変倍処理回路の詳細
な動作は、公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0047】次に、拡大処理されたR/G/Bの画像信
号は、トライステートゲート153を経て、色空間変換
器112および特徴抽出回路115に送られる。符号化
器113/114を経て符号化された画像符号L−co
de信号,ab−code信号および、特徴抽出回路1
15で抽出された特徴信号K1 ,K2 信号はメモリ11
6に送られ保持される。
【0048】メモリから読み出された符号は、それぞれ
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)用の濃度情報復号化器により、濃度画像信
号として復号化(伸張)され、文字領域信号K2 ととも
に、トライステートゲート156を経て、それぞれマゼ
ンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック
(Bk)のPWM回路を経てレーザドライバへ送られ
る。 [縮小処理の場合]縮小処理を行う第2のモードでは、
符号化(圧縮)処理の前段で変倍処理を行う。その為
に、前述の表1に示す様に、OE2,OE4,OE5の
3つの信号にはそれぞれ“0”がセットされ、OE1,
OE3,OE6の3つの信号にはそれぞれ“1”がセッ
トされ、トライステートゲートのうち、152,15
4,155のみが有効になり、151,153,156
は無効となる。
【0049】その結果、遅延素子110,111で同期
合わせされたR/G/Bの入力画像信号はまず、トライ
ステートゲート152を経て、色空間変換器112およ
び特徴抽出回路115に送られる。符号化器113/1
14を経て符号化された画像符号L−code信号,a
b−code信号および、特徴抽出回路115で抽出さ
れた特徴信号K1 ,K2 信号はメモリ116に送られ保
持される。
【0050】メモリから読み出された符号は、それぞれ
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)用の濃度情報復号化器により、濃度画像信
号として復号化(伸張)された後に、トライステートゲ
ート155を経て、変倍回路157,158,159,
160で縮小処理される。ここでも、変倍処理回路の詳
細な動作は、公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0051】縮小処理された信号は、トライステートゲ
ート154を経て、文字領域信号K 2 とともに、それぞ
れマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブ
ラック(Bk)のPWM回路を経てレーザドライバへ送
られる。
【0052】[画像制御タイミングチャート]図20
に、本実施例における画像制御タイミングチャートを示
す。START信号は、本実施例における原稿読み取り
動作開始を示す信号である。WPE信号は、イメージス
キャナが原稿を読み取り符号化処理及びメモリ書き込み
を行う区間である。ITOP信号は、プリント動作の開
始を示す信号であり、MPE信号は、図3におけるマゼ
ンタ半導体レーザ216を駆動する区間信号であり、C
PE信号は、図3におけるシアン半導体レーザ215を
駆動する区間信号であり、YPE信号は、図3における
イエロー半導体レーザ214を駆動する区間信号であ
り、BPE信号は、図3におけるブラック半導体レーザ
213を駆動する区間信号である。
【0053】図20に示す様に、CPE信号,YPE信
号,BPE信号はそれぞれMPE信号に対してt1 ,t
2 ,t3 だけ遅延されており、これは図2の距離d1
2,d3 に対し、t1 =d1 /v,t2 =d2 /v,
3 =d3 /v(vは用紙の送り速度)なる関係を持つ
ように制御される。
【0054】図20(b)において、HSYNC信号
は、主走査同期信号、CLK信号は画素同期信号であ
る。YPHS信号は、2ビットの副走査カウンタのカウ
ント値であり、XPHS信号は、2ビットの主走査カウ
ンタのカウント値であり、図19に示す様に、インバー
タ1001、2ビットカウンタ1002および1003
による回路で発生される。
【0055】BLK信号は4×4画素ブロック単位の同
期信号であり、BDATAで示されるタイミングで4×
4のブロック単位に処理がなされる。
【0056】[エリア処理]図18に、4×4エリア処
理のブロック図を示す。図中CLKは画素同期信号、H
SYNCは主走査同期信号である。901,902,9
03は1ラインの遅延を与えるラインメモリであり、X
1 ,X2 ,X3 の各信号は、入力信号Xに対してそれぞ
れ副走査方向に1ライン,2ライン,3ライン遅延して
いる。904は加算器であり、結果として2値信号Xの
副走査方向4画素に対するX,X1 ,X2 ,X3 の中で
“1”であるものの数をカウントする。
【0057】910は“2to1”のセレクタ、911
はNORゲート、912はフリップフロップであり、X
PHSの上位ビットと下位ビット即ちXPHS(0)と
XPHS(1)により生成されたBLK信号に同期し
て、4×4ブロック単位でカウントされたX=“1”で
ある画素数C1 が算出され、レジスタ913に予めセッ
トされている比較値C2 と比較され、C1 >C2 の場合
のみに出力Yは“1”となり、そうでない場合には、
“0”となり、図20のBDATAに示されるタイミン
グで出力される。
【0058】ここで特徴的なことは、符号化によって得
られた画像符号L−code,ab−code信号と、
特徴抽出回路によって抽出された特徴信号K1 ,K2
図15に示す4×4のブロック単位で1対1に対応して
いることである。
【0059】即ち、4×4の各画素ブロック単位に、画
像符号と特徴信号を抽出し、メモリの同一アドレスまた
は、同一アドレスより算出されるアドレスに格納し、読
み出す場合においてもそれぞれ対応して読み出すことが
できる。
【0060】即ち、画像情報と特徴(属性)情報とを対
応させて、メモリの同一アドレスまたは同一アドレスよ
り算出されるアドレスに格納することで、たとえば、メ
モリの書き込み及び読み出し制御回路の共通化・簡略化
が可能であり、また、メモリ上で変倍・回転等の編集処
理を行う場合にも簡単な処理で行うことができ、システ
ムの最適化をおこなうことができる(尚、後述するが、
トナー量の推定も同一の4×4ブロック単位で行われ
る)。
【0061】図21に、文字画素検出に関して具体的な
エリア処理の例を示す。例えば1201に示す様な原稿
に対し、1201−1に示す部分について、各画素につ
いて文字画素か否かの判定結果が、1202の如く
“○”で示される画素でK2 ’=1、それ以外の画素で
2 ’=0と判定されたとする。エリア処理回路115
−11では、図18に示す様な処理を、例えば、C2
4をセットして行う。それにより、4×4ブロックを単
位として1203に示す様なノイズ(雑音)の軽減され
た信号K2 を得ることができる。図21においては、主
走査方向と副走査方向とに対して、0〜3の数が振られ
た4×4ブロックを単位とする。
【0062】同様にして、黒画素検出回路の判定結果K
1 ’についても同様の回路(図2の115−21)で処
理することにより、4×4ブロックに対応した信号K1
を得ることができる。 [色空間変換器119(119’,119’’,11
9’’’)の説明]図11に色空間変換器119(同様
にして119’,119’’,119’’’)のブロッ
ク図を示す。501はL* ,a* ,b* 信号をR,G,
B信号に変換する手段であり、次式により変換が行われ
る。
【0063】
【数3】 ただし、
【0064】
【数4】
【0065】
【数5】 [αij’]ij=1,2,3は、数1式中の[αijij=1,2,3
逆行列 [βij’]ij=1,2,3は、数2式中の[βijij=1,2,3
逆行列 502,503,504はそれぞれ輝度/濃度変換器で
あり、数6式の様な変換が行われる。
【0066】
【数6】 523は黒抽出回路であり、
【0067】
【数7】Bk1 =min (M1 ,C1 ,Y1 ) …(7) の様に黒信号Bk1 が生成される。524,525,5
26,527はそれぞれ乗算器であり、C1 ,M1 ,Y
1 ,Bk1 の各信号に所定の係数a1 ,a2 ,a 3 ,a
4 が乗ぜられた後に、加算器508において加算され、
数8式に示す和積演算が行われる。
【0068】
【数8】 (出力C,M,Y,orBk)=a11 +a21 +a31 +a4 Bk1 …(8) 509,510,511,512,513はレジスタで
あり、それぞれ、119には、a11,a21,a31
41、および0がセットされており、119’には、a
12,a22,a32,a42、および0がセットされており、
119’’には、a13,a23,a33,a43、および0が
セットされており、119’’’には、a14,a24,a
34,a44およびa14’がセットされている。
【0069】531,532,533はゲート回路、5
30は“2to1”のセレクタ回路、520はNAND
ゲート回路であり、結果的に、黒画素判定信号K1 と文
字領域判定信号K2 の論理積により、当該画素が黒文字
領域であるか否かの判定により、図12に示すが如くに
1 ,a2 ,a3 ,a4 の値が選ばれ、黒文字領域でな
い場合は数9式の処理が行われ、黒文字領域である場合
には、数10式の処理が行われる。
【0070】
【数9】
【0071】
【数10】 即ち、黒文字領域では数式10に示す様に黒(Bk)単
色で出力することで色ずれのない出力を得ることができ
る。一方、黒文字領域以外では、数式9に示す様にM,
C,Y,Bkの4色で出力することになるが、数式9の
演算によってCCDセンサで読み込まれたR,G,B信
号に基づいたM1 ,C1 ,Y1 ,Bk1信号をトナーの
分光分布特性に基づいたM,C,Y,Bk信号に補正し
て出力する。
【0072】[空間フィルタ]図16に、空間フィルタ
121(同様に121’,121’’,121’’’)
のブロック図を示す。図中、801,802はラインメ
モリであり、1ラインの遅延を与え、803,804,
805,806,807,808,809はフリップフ
ロップであり1画素の遅延を与える。810,811は
加算器、812,813,814はそれぞれ乗算器であ
り、係数b1 ,b0 ,b2 が乗ぜられ、加算器815に
よって和積演算がなされる。
【0073】一方、816,817,818,819,
820,821は、それぞれレジスタであり、予め
11,b12,b01,b02,b21,b22なる値が保持され
ており、セレクタ822,823,824により、文字
判定信号K2 に従いb1 ,b0 ,b2 に値がセットされ
る。
【0074】図17に、K2 とb0 ,b1 ,b2 の値と
の関係を示す。例えば、b01=4/8,b11=1/8,
21=1/8,b02=12/8,b12=−1/8,b22
=−1/8なる値を、予めレジスタ816,817,8
18,819,820,821にセットしておいた場
合、図17の様に、K2 =0すなわち非文字部分におい
ては、スムージングフィルタを形成して画像中の高周波
成分の雑音を除去することができ、一方、K2 =1即ち
文字部分においては、エッジ強調を形成して文字部分の
先鋭さを補正することができる。
【0075】[画素補正手段]図5・図6に画素補正手
段のブロック図を示す。後述するが、図中、CLKは画
素同期信号であり、HSYNCは水平同期信号である。
401,402はラインメモリであり、1ラインの遅延
を与える。403,404,405,406,407,
408,409,410,411はフリップフロップで
あり、それぞれ1画素の遅延を与える。結果的に、図1
0に示される様に、当該注目画素X22を中心として8近
傍の周辺画素X11,X12,X13,X21,X23,X31,X
32,X33を出力する。
【0076】400,412,413,414は、画素
エッジ検出回路であり、図9に示される様に、A,B,
Cの3入力に対して、|A−2B+C|/2なる値を出
力する。4つの画素エッジ検出回路のB入力には、全て
当該注目画素X22が入力されている。
【0077】エッジ検出回路400のA入力とC入力に
はそれぞれX12とX32が入力され、結果としては、|X
12−2X22+X32|/2が出力されるが、これは、図1
0のに示す副走査方向のエッジの強さを出力する。
【0078】エッジ検出回路412のA入力とC入力に
はそれぞれX11とX33が入力され、結果としては、|X
11−2X22+X33|/2が出力されるが、これは、図1
0のに示す右斜め下方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10のに示す右斜め下方向のエッジの強さを出
力する。
【0079】エッジ検出回路413のA入力とC入力に
はそれぞれX21とX23が入力され、結果としては、|X
21−2X22+X23|/2が出力されるが、これは、図1
0のに示す主走査方向の2次微分量の絶対値となり、
図10のに示す主走査方向のエッジの強さを出力す
る。
【0080】エッジ検出回路414のA入力とC入力に
はそれぞれX31とX23が入力され、結果としては、|X
31−2X22+X13|/2が出力されるが、これは、図1
0のに示す右斜め下方向の2次微分量の絶対値とな
り、図10のに示す右斜め下方向のエッジの強さを出
力する。
【0081】図6の415は、最大値検出回路であり、
a,b,c,dの4入力信号に対して、どの入力信号が
最大値をとるかの判定をし、2ビットの判定結果yを出
力する。
【0082】図7に最大値検出回路415の詳細を示
す。421はコンパレータであり、aとbの比較結果と
してa>bの場合のみに“1”を出力する。422は、
2to1のセレクタであり、2入力信号A,Bにa,b
を入力し、セレクト信号Sにコンパレータ421の比較
結果を入力することで、結果的に、a,bの最大値ma
x(a,b)を出力する。
【0083】同様にしてコンパレータ423、セレクタ
424からは、cとdの比較結果とcとdの最大値ma
x(c,d)が出力される。
【0084】更に、a,bの最大値max(a,b)と
c,dの最大値max(c,d)は、それぞれコンパレ
ータ425によって比較され、y1 信号を出力する。結
果として、y1 信号は、a,b,c,dの最大値max
(a,b,c,d)の値がaまたはbのときに“1”と
なり、a,b,c,dの最大値max(a,b,c,
d)の値がcまたはdのときに“0”となる。
【0085】428はインバータ、426,427,4
29はそれぞれ2入力のナンドゲートであり、結果とし
てy0 信号は、a,b,c,dの最大値max(a,
b,c,d)の値がaまたはcのときに“1”となり、
a,b,c,dの最大値max(a,b,c,d)の値
がbまたはdのときに“0”となる。
【0086】即ち、a,b,c,dの最大値max
(a,b,c,d)の値によって、最大値検出回路の2
ビット出力y0 ,y1 は、次の様になる。
【0087】max(a,b,c,d)=a のとき
0 =1 y1 =1 max(a,b,c,d)=b のとき y0 =0 y
1 =1 max(a,b,c,d)=c のとき y0 =1 y
1 =0 max(a,b,c,d)=d のとき y0 =0 y
1 =0 図6の416,417,418,419はそれぞれ平滑
化回路であり、図8に示される様に、A,B,Cの3入
力に対して、(A+2B+C)/4なる値を出力する。
4つの平滑化回路のB入力には、全て当該注目画素X22
が入力されている。
【0088】平滑化回路416のA入力とC入力にはそ
れぞれX12とX32が入力され、結果としては、(X12
2X22+X32)/4が出力されるが、これは、図10の
に示す副走査方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0089】平滑化回路417のA入力とC入力にはそ
れぞれX11とX33が入力され、結果としては、(X11
2X22+X33)/4が出力されるが、これは、図10の
に示す右斜め下方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0090】平滑化回路418のA入力とC入力にはそ
れぞれX21とX23が入力され、結果としては、(X21
2X22+X23)/4が出力されるが、これは、図10の
に示す主走査方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0091】平滑化回路419のA入力とC入力にはそ
れぞれX31とX13が入力され、結果としては、(X31
2X22+X13)/4が出力されるが、これは、図10の
に示す右斜め上方向の平滑化処理が施され、出力され
る。
【0092】420は、4to1のセレクタであり、
A,B,C,Dの4入力信号と2ビットのセレクト信号
Sに対し、次の論理で動作する。
【0093】S=00 のとき B入力を出力(Y←
B) S=01 のとき A入力を出力(Y←A) S=10 のとき D入力を出力(Y←D) S=11 のとき C入力を出力(Y←C) 従って、画素補正回路の最終出力としては、次の様にな
る。即ち、図10において方向のエッジ量が最大のと
き、方向に平滑化される。
【0094】方向のエッジ量が最大のとき、方向に
平滑化される。
【0095】方向のエッジ量が最大のとき、方向に
平滑化される。
【0096】方向のエッジ量が最大のとき、方向に
平滑化される。
【0097】[画素補正の結果]図22に画素補正の結
果についての結果を示す。図22(a)に示される様な
濃度パターンをもった画像に対し、ブロック符号化によ
って符号化/復号化処理をされた場合、(b)に示され
るように、符号化誤差によって4×4単位でのガサツキ
が現れることがある。そこで(b)に対して、前述の平
滑化処理をすることによって、(c)に示す様に、ガサ
ツキが軽減される。例えば、(b)図のAに示される画
素は、(a)図のA相当画素に比較して、高い濃度に復
号化されているために、画像のガサツキの要因となって
いる。(b)図のA画素においては、図10に示される
の方向のエッジ(濃度勾配)量が他の方向のエッジ量
より大きいため、に直交するの方向に平滑化され、
濃度が低めに補正される。他の画素に対しても同様の補
正がなされ、(c)図に示される様に全体としてガサツ
キが軽減される。また、濃度勾配と直交する方向に平滑
化処理をしているために、文字部の先鋭さを損なうこと
はない。
【0098】[PWM回路(パルス幅変調回路)]図2
3にPWM回路167(同様にして167’,16
7’’,167’’’)の回路図を、図24にそのタイ
ミングチャートを示す。
【0099】本回路は、既に公知であるところの、一定
周期の鋸波をレファレンス信号とするアナログPWM回
路である。
【0100】図23において、CLKは画素同期信号で
あり、1401は400線(400dpi周期)の鋸波
発生器であり、1402は200線(200dpi周
期)の鋸波発生器であり、それぞれ1インチあたり40
0周期の鋸波SC4信号、および1インチあたり200
周期の鋸波SC2信号をアナログ信号として、図24に
示す様に、CLK信号の立ち上がりに同期して発生さ
れ、SC4信号はCLK信号1周期分を周期とする鋸波
であり、SC2信号はCLK信号2周期分を周期とする
鋸波である。
【0101】図23で、1403はアナログスイッチで
あり、切り換え制御信号sに入力された文字領域信号K
2 により、ふたつのアナログ入力信号AおよびBから、
選択的にそのうちのひとつをレファレンス信号REFと
してアナログ出力する。ここで、切り換え選択信号s=
1の場合A入力を出力し、切り換え選択信号s=0の場
合、B入力を出力する。即ち、図24に示す様に、K2
=1すなわち画像データが文字領域であればREF信号
としてSC4が出力され、K2 =0すなわち画像データ
が文字領域でなければREF信号としてSC2が出力さ
れる。
【0102】一方、図23の1404はDAコンバータ
であり、8ビットのディジタル入力信号DATAをアナ
ログ出力信号ADATAに変換する。1405はアナロ
グの比較器(コンパレータ)であり、A,Bの2入力ア
ナログ信号の大きさを比較し、A≧Bの場合には“1”
を、A<Bの場合には“0”を出力する。その出力はレ
ーザON信号LONとして各色のレーザドライバに送ら
れ、“1”の部分のみでレーザの発光をおこない、画像
が形成される。そのタイミングは、図24に示されてい
る通りである。
【0103】ここで、文字領域信号K2 で周期の異なる
2つの鋸波を使い分けているのは、表2に示すように、
400線鋸波によるPWMでは、解像度は優れている
が、階調性や色再現性の点で難があり、200線鋸波に
よるPWMでは、階調性や色再現性の点で優れているも
のの、解像度に難があるためであり、階調性や色再現性
よりも解像度を重視する文字部分の再現には400線鋸
波によるPWMをおこない、解像度よりも階調性や色再
現性を重視する中間調部分(即ち文字分以外)の再現に
は200線鋸波によるPWMをおこなうためである。
【0104】
【表2】 [トナー消費量推定手段]トナー消費量の推定は、図1
5に示す4×4画素ブロック単位で行われる。トナー消
費量は、 (1)出力画像の平均濃度、即ち画像データの積算値 (2)出力画像の空間周波数、 (3)出力画像の画像パターン種類(平坦,縦エッジ,
横エッジ,縦/横エッジ)に依存することが実験で確認
されている。更に、 (4)画像種類(自然画像,CG画像,PS画像) によって、その特性が異なることが分かっている。従っ
て、本実施例においては、トナー消費量の推定は、上述
の(1)〜(4)の4つの項目により推定をおこなう。
【0105】即ち、第1のステップとして、(1)に示
す様に、4×4画素ブロックごとに画像データを積算す
ることで推定されるトナー消費量を規準消費量T0とす
る。これは、平坦画像であった場合のトナー消費量に相
当する。更に、第2のステップとして、(2)および
(3)の条件により、図30に示す係数αを求める。こ
の時、α・T0がこの4×4画素ブロック内のトナー消
費量推定値となり、これを出力画像全体につき加算すれ
ば、出力画像のトナー消費量推定値となる。
【0106】図25にトナー消費量推定手段168(同
様にして168,168’,168’’,16
8’’’)のブロック図を示す。1501,1502,
1503はそれぞれ図5の401,402と同等なライ
ンメモリであり、画素同期信号CLK,主走査同期信号
HYSNCによって制御され、入力信号の1ラインの遅
延を与えることにより、副走査方向4ラインの画像デー
タを同時に各ラインメモリより出力し、その後段で、図
15に示されるXPHおよびYPHS信号により同期制
御をおこなうことで、図15に示される4×4ブロック
単位での画像信号を抽出することができる。
【0107】1504は平均濃度抽出手段であり、前記
(1)に示す出力画像平均濃度を算出する部分であり、
前記4×4ブロックでの平均濃度を検出する。1505
は前記(2)に示す空間周波数および、前記(3)に示
す画像パターン種類を判定する手段である。
【0108】1506はブロック内2値化手段であり、
図26の1601で示されるような出力画像の中で、例
えば1602に示される4×4多値画素ブロックに対
し、1504で算出された濃度との大小判定をし、16
03に示す様な4×4の2値のパターン計16ビットを
得る。
【0109】図25の1507は、ブロック内の空間周
波数の検出およびブロック内のパターンの種類を判定す
る部分であり、読み出し専用メモリ(ROM)で構成さ
れ、次に示される手順で判定された結果が、予めROM
1507に書き込まれている。
【0110】先ず、4×4の2値パターン1603内の
主走査方向の全ての変化点(0→1および1→0)の数
をカウントし、これをE1とする。同様にして、4×4
の2値パターン1603中の副走査方向の全ての変化点
(0→1および1→0)の数をカウントし、これをE2
とする。(例えば、図16に示される例では、E1=
8,E2=0となる。) 次に、E1およびE2の値によって、4×4ブロック内
のパターンの種類が判定される。即ち、図27に示す様
に、E1+E2の値が一定値A未満の場合、4×4画素
ブロックは平坦であると判定され、E1>2×E2であ
る場合には、縦エッジと判定され、E2>2×E1であ
る場合には、横エッジと判定され、E1≦2×E2かつ
E2≦2×E1である場合には、縦/横エッジと判定さ
れる。
【0111】ここで、例えばA=4とした場合には、図
26で示した例では、縦エッジと判定される。
【0112】一方、空間周波数の推定は、平坦の場合に
は“0”、縦エッジの場合にはE1に比例する量(E1
/32[画素-1])、横エッジの場合には、E2に比例
する量(E2/32[画素-1]、縦/横エッジの場合に
は、E1+E2に比例する量((E1/2+E2/2)
/32[画素-1])として推定される。
【0113】ROM1507には、4×4の2値画素パ
ターン16ビットをアドレスとして入力すると、前述の
判定規準により推定される結果が得られるよう予め書き
込まれており、出力される8ビットデータD7〜D0の
うち、D1〜D0にパターン種類(平坦の場合00,縦
エッジの場合01,横エッジの場合10,縦/横エッジ
の場合11…それぞれ2進数)が対応し、D6〜D2に
空間周波数の推定値5ビットに対応する。
【0114】図25の1508は、ブロック内のトナー
消費量の推定部であり、ルックアップテーブルRAMで
構成され、1504によって算出された4×4ブロック
内平均濃度、1505によって推定された空間周波数お
よびパターン種類、および文字領域信号K2 がアドレス
に入力され、画像データ積算値(平均値)より推定され
るT0に、パターン種類および空間周波数によって図2
0の特性によって推定される係数αを乗じた量α・T0
がデータとして出力される様に、予め計算された値が書
き込まれる。また、図30に示す特性は、PWMのレフ
ァレンス信号の周波数による影響の違いがあり、200
線のPWMと400線のPWMでは、その特性に違いが
あることが実験により求められている。その違いを考慮
するために、ルックアップテーブルRAM1508のア
ドレスには、PWMのレファレンス信号の切り換え制御
信号であるところの文字領域信号K2 信号も入力され、
200線,400線のいずれのPWMの場合にも適応で
きるようになっている。
【0115】更に、図30に示す特性は、画像処理、例
えば、写真などの一般画像と、コンピュータで作成され
たCG画像、またはPS画像により、その特性に違いが
あり、その違いを考慮するために、予め定められた画像
種類により、異なるデータをルックアップテーブルRA
M1508に書き込む。
【0116】この画像種類により異なるデータをルック
アップテーブルRAM1508に書き込むシーケンス
を、図31のフローチャートに示す。
【0117】まず、ユーザが画像種類を判断し、不図示
の操作部の画像種類選択画面から、画像種類を選択する
(S2101)。
【0118】もし、画像がPS画像とユーザが判断し、
画像種類選択画面でPS画像が選択されていると(S2
102)、PS画像用のデータをルックアップテーブル
RAM1508に書き込む(S2103)。
【0119】ユーザが、PS画像でなく、CG画像であ
ると判断し、CG画像が選択されていると(S210
4)、CG画像用のデータをルックアップテーブルRA
M1508に書き込む(S2105)。
【0120】また、特に選択しない場合は、写真など自
然画像と判断して、自然画像用のデータをルックアップ
テーブルRAM1508に書き込む(S2106)。
【0121】RAM1508に書き込むデータはROM
等にあらかじめ保持されている値であれば良い。
【0122】以上のようにして画像の特性に合わせて、
実際の値により近似したトナー消費量を推定すること
で、トナー消費量に合わせてその補給を行うことができ
る。
【0123】
【他の実施例】
(第2の実施例)前述の第1の実施例においては、画像
種類をユーザが選択して、画像種類に基づいて、選ばれ
た画像種類に適した画像データの重みづけデータをルッ
クアップテーブルRAM1508に書き込んだが、本発
明はこれに限るものではない。
【0124】図32に第2の実施例について示す。
【0125】図32は第1の実施例における図1のトナ
ー消費量推定手段168(同様にして168,16
8’,168’’’)に相当するブロック図であり、図
25と共通のものについては同一の番号で示す。
【0126】画像情報格納メモリ2201には、前述の
ブロック毎の平均濃度検出回路1504からの平均濃度
情報と、同じくROM1507からの空間周波数情報
と、パターン種別情報とが、ブロック毎に格納される。
【0127】格納された情報は、画像形成終了後に図示
しないCPUにより読み出され、その情報を基にCPU
が画像種類を推定する。CPUは、この推定による画像
種類に応じて異なるデータをルックアップテーブルRA
M1508に書き込む。
【0128】図33に上記処理のシーケンスフローチャ
ートを示す。
【0129】まず、原稿をプリスキャンする(S230
1)。この時、画像を現像せず、スキャンにより画像デ
ータのみを読み込み、図32で示したRAM2201に
読みとった画像に関する濃度・空間周波数・パターンに
ついての情報を格納して行く。
【0130】プリスキャンが終了したならば、図示しな
いCPUは、RAM2201より画像情報を読み出す
(S2302)。次にCPUは、読み出した画像情報に
基づいて画像の種別を判定する(S2303)。
【0131】CPUによる画像種類判定で画像種類がP
S画像と判定されたならば(S2304−Y)、PS用
のデータをルックアップテーブルRAM1508に書き
込む(S2305)。
【0132】PS画像ではなく、CG画像であると判断
した場合は(S2306−Y)、CG画像用のデータを
ルックアップテーブルRAM1508に書き込む(S2
307)。また、その他の場合は写真などの自然画像と
判断し、自然画像用のデータをルックアップテーブルR
AM1508に書き込む(S2308)。
【0133】こうして画像種類に応じた重みづけデータ
をルックアップテーブルRAM1508に格納した後
に、本スキャンを開始して画像出力を開始する(S23
09)。
【0134】以上の手順はCPUがROM等に格納され
たプログラムを実行することで実現される。
【0135】(第3の実施例)第1・第2の実施例で
は、各検出部から入力されて格納された画像情報に基づ
き、CPUがプログラムを実行して画像種類を判定して
いるが、この判定をハードウエア化された回路により判
定してもかまわない。
【0136】図3に第3の実施例について示す。
【0137】図3は第1の実施例におけるトナー消費
量推定手段168(同様にして168’,168’’,
168’’’)に相当するブロック図であり、図25と
共通のものについては同一の番号で示す。
【0138】1510は、直交変換(周波数変換)手段
であり、4×4画素ブロックごとにフーリエ変換もしく
はアダマール変換を行う。直交変換手段1510の出力
により、入力ブロックの縦方向/横方向の空間周波数分
布が明確になる。1511は特徴抽出手段であり、縦方
向/横方向の空間周波数分布により画像の特徴の抽出を
行い、第1の実施例と同様に、入力画像の基本空間周波
数(一番パワーの強い空間周波数)を5ビットで出力
し、2ビットのパターン種類(平坦の場合00,縦エッ
ジの場合01,縦エッジの場合10,縦/縦エッジの場
合11)を出力する。
【0139】これらの出力がRAM1508にアドレス
として入力され、画像の特徴を表すアドレスに対応して
RAM1508に予め格納されたトナー消費量データが
読み出される。
【0140】このような構成であれば、単に画素の数を
数えるといった手順では無く、空間周波数を算出し、そ
れに基づいて画像の特性を決定するため、トナー消費量
推定値の基準となる空間周波数を、図30の横軸の意味
する周波数に近づけることができる。また、ハードウエ
アで構成されているため、処理を迅速に行うことができ
る。
【0141】なお、前述の各実施例では、画像種類とし
て、自然画像,PS画像,CG画像を取り上げたが、画
像種類は他の画像種類モードでも良い。
【0142】また、4×4の画素ブロックに分割された
画像を基にトナー消費量を推定していたが、これに限る
ものでは無く、所望の大きさの画素ブロック(m,nを
2以上の整数とするm×n画素)ごとの推定でも良い。
【0143】なお、本発明はカラー複写機について説明
したが、これに限るものでは無く、モノクロームであっ
ても良いし、デジタル画像データを現像剤を用いて印刷
出力するプリンタ等の出力機器一般について適用でき
る。
【0144】更に、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0145】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る画像形
成装置は、常に適切な量の現像剤を補給し、精度良く現
像剤濃度を制御する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例のカラー複写器の断面図である。
【図4】画像の変倍(拡大/縮小)を説明する図であ
る。
【図5】画素変換手段のブロック図である。
【図6】画素変換手段のブロック図である。
【図7】最大値検出回路のブロック図である。
【図8】平滑化回路のブロック図である。
【図9】エッジ検出回路のブロック図である。
【図10】画素ブロックとエッジ方向を示す図である。
【図11】色変換手段のブロック図である。
【図12】マスキング係数を説明する図である。
【図13】符号化(L−code)回路のブロック図で
ある。
【図14】符号化(ab−code)回路のブロック図
である。
【図15】4×4画素ブロックを示す図である。
【図16】空間フィルタのブロック図である。
【図17】入力に応じたフィルタの性格を表す図であ
る。
【図18】4×4エリア処理のブロック図である。
【図19】XPHS,YPHS信号の発生回路のブロッ
ク図である。
【図20】画像制御タイミングチャートである。
【図21】エリア処理を説明する図である。
【図22】画素補正の結果を説明する図である。
【図23】PWMを説明する図である。
【図24】PWMを説明する図である。
【図25】トナー消費量推定手段のブロック図である。
【図26】ブロック内2値化回路の動作を説明する図で
ある。
【図27】画像パターン種類判定を説明する図である。
【図28】従来例を説明する図である。
【図29】従来例を説明する図である。
【図30】空間周波数に対するトナー濃度消費特性を示
す図である。
【図31】画像種類による画像データ重みづけテーブル
の切換を示すフローチャートである。
【図32】第2の実施例の画像種類判定手段のブロック
図である。
【図33】第2の実施例による画像データ重みづけテー
ブルの切換のシーケンスフローチャートである。
【図34】画像種類による空間周波数に対するトナー濃
度消費特性の違いを示す図である。
【図35】第3の実施例の画像種類判定手段のブロック
図である。
【符号の説明】 112 色空間変換器、 113 明度情報符号化器、 114 色度情報符号化器、 116 メモリ、 157,158,159,160…変倍回路、 141,142,143,144…復号化器、 151,152,153,154,155,156 ト
ライステートゲート、 167,167’,167’’,167’’’ PWM
回路、 168,168’,168’’,168’’’ トナー
消費量推定回路、 202 読み取り原稿、 212 画像処理回路部である。
フロントページの続き (72)発明者 池田 義則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 川瀬 道夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−261566(JP,A) 特開 平4−330472(JP,A) 特開 平5−134550(JP,A) 特開 昭62−27768(JP,A) 特開 昭58−42070(JP,A) 特開 平4−342365(JP,A) 特開 平2−132459(JP,A) 特開 平4−40482(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像データを現像剤によって
    顕像化する画像形成装置であって、 ディジタル画像データの種類に応じた推定条件を設定す
    る設定手段と、 ディジタル画像データの特性を、複数の画素からなる矩
    形の画素ブロックを単位として検出する特性検出手段
    と、 前記特性検出手段により検出された特性に応じて、現像
    剤の使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像
    剤の消費量を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された現像剤の使用量に基づ
    き、現像剤を補給する現像剤補給手段とを備え、 前記特性検出手段が検出する画像データの特性は、画像
    の濃度、空間周波数、画像エッジの方向であることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記特性検出手段は、画像データを直交
    変換する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像データを所定信号とを比較すること
    により該画像データをパルス幅変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された画像データに基づき、現
    像剤によって画像を顕像化する画像形成手段と、 前記所定信号の周期に応じた推定条件を設定する設定手
    段と、 ディジタル画像データの特性を、複数の画素からなる矩
    形の画素ブロックを単位として検出する特性検出手段
    と、 前記特性検出手段により検出された特性に応じて、現像
    剤の使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像
    剤の消費量を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された現像剤の使用量に基づ
    き、現像剤を補給する現像剤補給手段とを備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル画像データを現像剤によって
    顕像化する画像形成装置であって、 文字領域とそれ以外の領域とを識別する識別手段と、 前記識別手段の識別結果に応じた推定条件を設定する設
    定手段と、 ディジタル画像データの特性を、複数の画素からなる矩
    形の画素ブロックを単位として検出する特性検出手段
    と、 前記特性検出手段により検出された特性に応じて、現像
    剤の使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像
    剤の消費量を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された現像剤の使用量に基づ
    き、現像剤を補給する現像剤補給手段とを備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル画像データを現像剤によって
    顕像化する画像形成方法であって、 ディジタル画像データの種類に応じた推定条件を設定す
    る設定工程と、 ディジタル画像データの特性を、複数の画素からなる矩
    形の画素ブロックを単位として検出する特性検出工程
    と、 前記特性検出工程により検出された特性に応じて、現像
    剤の使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像
    剤の消費量を推定する推定工程と、 前記推定工程により推定された現像剤の使用量に基づ
    き、現像剤を補給する現像剤補給工程とを備え、 前記特性検出工程が検出する画像データの特性は、画像
    の濃度、空間周波数、画像エッジの方向であることを特
    徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 ディジタル画像データを現像剤によって
    顕像化する画像形成方法であって、 文字領域とそれ以外の領域とを識別する識別工程と、 前記識別工程の識別結果に応じた推定条件を設定する設
    定工程と、 ディジタル画像データの特性を、複数の画素からなる矩
    形の画素ブロックを単位として検出する特性検出工程
    と、 前記特性検出工程により検出された特性に応じて、現像
    剤の使用量を推定するための推定条件を異ならせて現像
    剤の消費量を推定する推定工程と、 前記推定工程により推定された現像剤の使用量に基づ
    き、現像剤を補給する現像剤補給工程とを備えることを
    特徴とする画像形成方法。
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