JPH08214145A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH08214145A
JPH08214145A JP7016776A JP1677695A JPH08214145A JP H08214145 A JPH08214145 A JP H08214145A JP 7016776 A JP7016776 A JP 7016776A JP 1677695 A JP1677695 A JP 1677695A JP H08214145 A JPH08214145 A JP H08214145A
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filter
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JP7016776A
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Masakazu Kiko
正和 木虎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を符号化復号した後、その復号した画像
に適応的に補正を施すことによって画質の劣化を抑制し
て、より高画質な画像を出力する画像処理装置およびそ
の方法を提供する。 【構成】 所定サイズのブロック単位で符号化し記憶さ
れた画像信号を、メモリ部110から読出して復号部111で
復号し、復号した画像信号を色空間変換部112でCMY画像
信号に変換し、マスキングUCR部113でUCRおよびマスキ
ング処理を施して色成分信号を形成する。そして、その
色成分信号に、フィルタ処理判定部118の判定結果に応
じてフィルタ処理部114でメディアンフィルタ処理を施
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、フルカラー画像を読込んで符号化
して記憶した後、その画像を復号して出力する画像処理
装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像入力装置により読取った
画像情報を画像メモリに格納して、種々の編集を行う画
像処理装置が提案されているが、フルカラーの画像デー
タを記憶するには、膨大な記憶容量のメモリが必要にな
る上、メモリのアクセスタイムに制限されて、画像デー
タを出力する時間が遅くなるなどの問題がある。そこ
で、画像データを符号化することにより、必要な記憶容
量を減らして、さらにデータ出力時間を短縮させること
を目的とする画像処理装置が提案されている。
【0003】しかし、画像データを符号化すると、量子
化誤差などによる画質の劣化が起こる。とくに、色境界
部に発生するテクスチャは目につき易く、画像全体の画
質を損ねてしまう。そこで、画像データの劣化を抑制す
るために、符号化・復号した後、空間フィルタを施すこ
とによって画質の劣化を抑制し、より高画質な画像を再
現する装置を、本出願人は提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。上述したよう
な、色境界部のテクスチャの発生を軽減する空間フィル
タを用いる装置においては、色境界部以外の画像がぼけ
気味になったりすることがある。また、画像の種類によ
っては、色境界部だけでなく、その全面にフィルタ処理
を施した方がよい場合もある。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像を符号化復号した後、その復号した画像
に適応的に補正を施すことができる画像処理装置および
その方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像処理装置は、所定サイ
ズのブロック単位で画像信号を符号化して記憶した後、
その画像信号を復号する画像処理装置であって、前記ブ
ロックに含まれる画素に応じて復号された該ブロックの
画像信号に空間フィルタ処理を施す補正手段を有するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明にかかる画像処理方法は、所
定サイズのブロック単位で画像信号を符号化して記憶し
た後、その画像信号を復号する画像処理方法であって、
前記ブロックに含まれる画素に応じて復号された該ブロ
ックの画像信号に空間フィルタ処理を施すことを特徴と
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】[装置概要]図1は本発明にかかる一実施
例の画像処理装置の概観図である。
【0011】同図において、1201は原稿台ガラスで、画
像を読取る原稿1202が置かれる。原稿1202は照明1203に
より照射され、原稿1202からの反射光は、ミラー1204〜
1206を経て、光学系1207によりセンサ1208上に像が結ば
れる。センサ1208はRGBの三ラインCCDセンサである。さ
らに、モータ1209により機械的に、ミラー1204,照明12
03を含むミラーユニット1210は速度Vで、ミラー1205,12
06を含む第二ミラーユニット1211は速度V/2で駆動さ
れ、原稿1202の全面が走査される。
【0012】1212は画像処理部で、取った画像を電気信
号として処理し、印刷信号として出力する部分である。
【0013】1213〜1216は半導体レーザで、画像処理部
1212より出力された印刷信号により駆動される。半導体
レーザそれぞれから射出されたレーザ光は、ポリゴンミ
ラー1217〜1220によって走査され、感光ドラム1225〜12
28上に静電潜像を形成する。1221〜1224はK,Y,C,Mのト
ナーによりそれぞれ潜像を現像する現像器で、現像され
た各色のトナーは記録紙に転写され、フルカラーの印刷
出力が得られる。
【0014】記録紙カセット1229〜1231の何れかまたは
手差しトレイ1232から供給された記録紙は、レジストロ
ーラ1233を経て、転写ベルト1234上に吸着され搬送され
る。給紙のタイミングと同期して、予め感光ドラム1228
-1225には各色のトナーが現像されていて、記録紙の搬
送とともにトナーが記録紙に転写される。各色のトナー
が転写された記録紙は、転写ベルト1234から分離搬送さ
れ、定着器1235によってトナーが定着され、排紙トレイ
1236に排紙される。
【0015】[信号の流れ]図2Aおよび図2Bは画像処理
部1212の構成例を示すブロック図である。
【0016】同図において、101はセンサ1208のCCDで、
入力された原稿1201からの反射光をR,G,B三成分に分解
して、各色成分に応じた電気信号を出力する。
【0017】102はアナログ処理部で、増幅器,サンプル
ホールド,A/D変換器,ディレイメモリなどから構成さ
れ、CCD101の出力を増幅しサンプルホールドしA/D変換
し、信号RおよびGをそれぞれディレイメモリによって所
定時間遅延して三つのCCDの空間的ずれを補正した例え
ば各8ビットのディジタル画像信号として出力する。
【0018】103はシェーディング補正部で、アナログ
処理部102の出力に画像読取部のシェーディング特性に
応じた補正を施す。
【0019】104は入力マスキング部で、シェーディン
グ補正部103の出力をマスキング処理して、センサ1208
のフィルタ特性に依存した色空間信号を例えばNTSCの標
準色空間信号に変換する。
【0020】105は変倍処理部で、とくに画像拡大時に
画像信号を主走査方向に変倍する。なお、副走査方向の
変倍は、ミラーユニット1210,1211の駆動速度制御によ
って行う。
【0021】106はLOG変換部で、変倍処理部105から入
力されたRGB画像信号をCMY画像信号へ変換する。
【0022】107は色空間変換部で、LOG変換部106から
入力されたCMY画像信号を明度信号Lと色度信号aおよびb
に変換する。ここで、Lab信号は、CIEのLab色空間で表
される信号であり、次式で計算される。 ただし、αij,Xo,Yo,Zo: 定数 A^B: AのB乗
【0023】また、X,Y,ZはRGB信号により次式によって
得られる信号である。 ただし、βij: 定数
【0024】なお、LOG変換部106と色空間変換部107を
一つにして、RGB画像信号から直接Lab画像信号を生成す
ることもできる。
【0025】108は符号化部で、色空間変換部107から入
力された明度情報であるL信号を4×4画素のブロック単
位で符号化して、その符号である例えば43ビットのL_co
deを出力し、色度情報であるa,b信号を4×4画素のブロ
ック単位で符号化して、その符号である例えば21ビット
のab_codeを出力する。
【0026】109は特徴抽出回路で、入力マスキング部1
04から入力されたRGB画像信号から、注目画素が黒画素
か否かを判定し、4×4画素のブロック内が黒画素エリア
であるか否かを判定することによって、注目画素が文字
領域に含まれるか否かを判定して、含まれる場合は黒判
定信号K_codeを`1'に、そうでない場合はK_codeを`0'に
する。
【0027】110はメモリ部で、明度情報の符号L_code,
色度情報の符号ab_codeおよび特徴抽出結果の黒判定信
号K_codeを蓄える。なお、メモリ部110への書込みおよ
び読出しは、図示しないアドレスコントローラおよびデ
ータコントローラによって制御する。メモリ部110に格
納された符号化された画像信号は、プリンタ部の出力に
同期して、四つの画像形成部119c,119m,119y,119kによ
って読出され、MCYK画像信号が形成される。なお、四つ
の画像形成部119c,119m,119y,119kは同一の構成を備え
ているので、以下ではC画像形成部119cについて説明
し、他の説明は省略する。
【0028】111は復号部で、メモリ部110から読出され
たL_codeにより明度情報Lを復号し、ab_codeにより色度
情報aおよびbを復号する。
【0029】112は色空間変換部で、復号されたLab色空
間の画像信号をCMY色空間の画像信号へ変換する。
【0030】113はマスキング・UCR部で、色空間変換部1
12から入力されたCMY画像信号から式(3)によって黒Kを
抽出し、それぞれ設定された係数によってマスキング演
算を行い、C成分信号を出力する。そのマスキング演算
は式(4)または(5)のようになるが、メモリ部110から読
出されたK_codeが`0'、つまり注目画素が黒画素でない
ときは、C,M,Y,Kの各信号に所定の係数ai1,ai2,ai3,ai4
を乗じる式(4)の和積演算を行い、また、K_codeが`1'、
つまり注目画素が黒画素であるときは、C,M,Y,Kの各信
号に所定の係数bi1,bi2,bi3,bi4を乗じる式(5)の和積演
算を行う。 K = min(M,C,Y) …(3) 出力 = ai1・M+ai2・C+ai3・Y+ai4・K …(4) 出力 = bi1・M+bi2・C+bi3・Y+bi4・K …(5)
【0031】118はフィルタ処理判定部で、復号部111か
ら入力された詳細を供述する色度情報の振幅比again,bg
ainおよび画像判定信号Lflgに応じて、その画像ブロッ
クのフィルタリング処理を決定し、その判定結果を示す
信号を出力する。
【0032】114はフィルタ処理部で、フィルタ処理判
定部118から入力された判定信号に応じて、マスキングU
CR部113から入力されたC成分信号に空間フィルタ処理を
施して画像補正する。
【0033】115は変倍処理部で、四つの画像形成部119
c,119m,119y,119kから入力されたCMYK画像信号に変倍処
理、とくに画像縮小時の処理を施す。なお、変倍処理部
105と115は一つの回路でもよく、その場合は、図示しな
い制御部によって、変倍モードに応じて、変倍処理部の
入出力に設けたトライステートゲートを制御して画像信
号の流れを切り換えてやればよい。
【0034】116はガンマ補正部で、変倍処理部115から
入力されたCMYK画像信号に、例えばプリンタなどの出力
装置の特性に応じたガンマ補正を施す。
【0035】117はエッジ強調部で、ガンマ補正部116か
ら出力した画像信号に、スムージングフィルタもしくは
エッジ強調フィルタ処理を施して出力する。エッジ強調
部117から出力された画像信号は、プリンタなどの出力
装置へ送られて画像が形成される。
【0036】[符号化部]次に、画像データの符号化に
ついて、その概要を説明する。なお、画像データの符号
化は、例えば4×4画素の計16画素を一ブロックとして行
う。
【0037】●明度情報の符号化 明度情報符号化の概念を図3,4を用いて説明する。図3
(a)に示す4×4画素ブロックに切出された明度情報Xij
(i,j=1〜4)に、式(6)に示す4×4のアダマール変換を施
すと、図3(b)に示すYij(i,j=1〜4)を得る。アダマール
変換は直交変換の一種で、4×4のデータを二次元ウォル
シュ関数で展開するものであり、時間領域もしくは空間
領域の信号が、フーリエ変換によって周波数領域もしく
は空間周波数領域に変換されるのに相当する。すなわ
ち、アダマール変換後の行列Yij(i,j=1〜4)は、入力信
号の行列Xij(i,j=1〜4)のもつ空間周波数の各成分に相
当する信号になる。 ただし、 H: 4×4のアダマール行列 H^T: Hの転置行列
【0038】ここで、二次元のフーリエ変換の場合と同
様に、アダマール変換結果Yij(i,j=1〜4)は、iの値(す
なわち行位置)が大きくなればなるほど副走査方向に高
い空間周波数成分が配置され、jの値(すなわち列位置)
が大きくなればなるほど主走査方向に高い空間周波数成
分が配置される。とくに、i=j=1の場合はYij=(1/4)ΣXi
jになり、入力データXij(i,j=1〜4)の直流成分すなわち
平均値に相当する信号(厳密には平均値を四倍した値の
信号)が出力される。
【0039】一般的にイメージスキャナで読取った画像
は、CCDなど読取センサの解像度や光学系の透過特性な
どによって、高い空間周波数成分が少ないことが知られ
ている。さらに人間の目の視感度特性もまた高い空間周
波数成分の感度が低いことを利用して、アダマール変換
後の信号Yij(i,j=1〜4)をスカラ量子化して、図3(c)に
示すZij(i,j=1〜4)を得る。
【0040】図4(a)は明度情報Xij(i,j=1〜4)の各要素
のビット数を、同図(b)はアマダール変換結果Yij(i,j=1
〜4)の各要素のビット数を、同図(c)はスカラ量子化結
果Zij(i,j=1〜4)の各要素のビット数を示すが、これに
示すように、Y11すなわち直流成分を最多ビット数(8ビ
ット)で量子化してZ11とし、空間周波数の高い成分ほど
少ないビット数で量子化する。さらに、図3(d)に示すよ
うに、zij(i,j=1〜4)の16個の要素を直流成分と四つの
交流成分にグループ化する。すなわち、表1に示すよう
に、信号AVEに直流成分Z11を割当て、信号L1にグループ
化した主走査交流成分Z12,Z13,Z14を割当て、信号L2に
グループ化した副走査交流成分Z21,Z31,Z41を割当て、
信号Mにグループ化した主走査および副走査の中域交流
成分Z22,Z23,Z32,Z33を割当て、信号Hにはグループ化し
た主走査および副走査の高域成分Z24,Z34,Z42,Z43,Z44
を割当てる。
【0041】
【表1】 さらに、当該画素ブロックが、画像中のエッジ部である
のか否かによって、符号長を変えて各グループ毎に符号
化することもできる。例えば、エッジ部の場合は図4(d)
に一例を示す符号長で、非エッジ部の場合は同図(e)に
一例を示す符号長でそれぞれ符号化する。すなわち、エ
ッジ部においては、交流成分の情報が重要であるため
に、交流成分信号L1,L2,M,Hに符号長を多く割当てるも
のである。
【0042】●色度情報の符号化 人間の視覚特性は色度情報よりも明度情報に対して敏感
である。また、一般にはL,a,bはすべて独立な関係にあ
るのだが、CCDによって読込まれた画像信号は読取装置
の光学系の特性から、明度情報と色度情報に相関性をも
つ。このことを考慮して色度情報aおよびbは、かなり粗
く量子化して効率よく符号化を行うことができる。
【0043】図5は色度情報の符号化の概念を示す図で
ある。
【0044】同図(a)は4×4画素ブロックにおける明度
情報Lij、同図(b)は4×4画素ブロックにおける色度情報
aijである。いま、j=3すなわちA-A'の切り口において、
Lおよびaのデータが同図(c)または(d)に示すように推移
している場合を考え、四つの画素に対応する四つのデー
タの最大値と最小値の差をΔL,Δaとし、四つのデータ
の平均値がそれぞれLmean,ameanであったとする。この
ときLとaが線形な関係にあったとすれば次の式が成立す
る。 Δa/ΔL = (ai3 - amean)/(Li2 - Lmean) ai3 = Δa/ΔL・(Li3 - Lmean) + amean …(7)
【0045】この関係を4×4画素ブロックの他の画素に
適用すると式(8)が得られる。 Δa/ΔL = (aij - amean)/(Lij - Lmean) aij = Δa/ΔL・(Lij - Lmean) + amean = again・(Lij - Lmean) + amean …(8)
【0046】従って、色度情報aについては、4×4画素
ブロックの平均値ameanと、明度情報と色度情報の振幅
比Δa/ΔL(=again)とを符号化すれば、各画素のデータ
を復元することができる。色度情報bについても同様で
ある。
【0047】以上に基づいて、ameanとagain(およびbm
eanとbgain)の量子化を行うが、ビット数をより少なく
するために、画像ブロックの特性によって異なる符号長
で量子化を行う。
【0048】空間周波数の高い画像については、色度変
化の量子化誤差が大きく画質に影響し、色度平均値の誤
差の影響は小さい。逆に、空間周波数の低い画像すなわ
ち連続階調部については、色度平均値の量子化誤差が大
きく影響する。また、前述したように明度と色度は相関
性をもつから、明度差ΔLの大きな画素ブロック(エッジ
部)と、明度差ΔLの小さな画素ブロック(平坦部)に切分
けて量子化する。そして、amean,bmeanは線形スカラ量
子化によりam,bmに、again,bgainは非線形スカラ量子化
によりag,bgにそれぞれ符号化する。表2に各要素のビッ
ト数を示す。なお、表2のLflgは、明度差ΔLが閾値を超
えた場合に`1'に、そうでない場合は`0'になる画像判定
信号である。
【0049】
【表2】 以上説明したような符号化により、例えば、各色成分8
ビットの画像信号4×4画素の384ビットを、L_codeの43
ビットとab_codeの21ビット(Lflgの1ビット含む)に、
つまり1/6の合計64ビットに圧縮することができる。
【0050】[復号部]次に、メモリ部110から読出し
た符号の復号について、その概要を説明する。
【0051】●明度情報の復号 明度情報の復号は、図3で説明した手順を逆に実行すれ
ばよい。つまり、読出したL_codeを逆ベクトル量子化
し、逆スカラ量子化してアダマール空間の各周波数成分
に復元する。さらに、逆アダマール変換すれば明度情報
Lが復元される。逆アダマール変換は、式(6)で示したア
ダマール変換の逆変換であり、式(9)で定義される。 ただし、 H: 4×4のアダマール行列 H^T: Hの転置行列
【0052】一方、アダマール変換および逆アダマール
変換は線形演算であり、行列Xのアダマール変換または
逆アダマール変換をH(X)と表現する場合、一般に式(10)
が成り立つ。 H(X1 + X2 +…+ Xn)= H(X1)+ H(X2)+…+ H(Xn) …(10)
【0053】この性質を利用して、逆アダマール変換
を、明度情報の符号化で定義した各周波数帯域に分解し
て、それぞれ並列に行う。ここで、符号L1から復号され
たデータマトリクスをYL1、符号L2から復号されたデー
タマトリクスをYL2、符号Mから復号されたデータマトリ
クスをYM、符号Hから復号されたデータマトリクスをYH
にすると式(11)が成り立つ。 H(YL1 + YL2 + YM + YH)= H(YL1)+ H(YL2)+ H(YM)+ H(YH) …(11)
【0054】従って、ブロックの各画素の明度情報dLij
は、H(X)の各画素の成分をHij(X)で表すと式(12)によっ
て得られる。 dLij = Lmean + Hij(YL1)+ Hij(Yn)+ Hij(YH) …(12)
【0055】●色度情報の復号 色度情報の復号は式(8)に基づいて行う。前述の手順で
復号したLmeanおよびdLijと、符号amとagおよびLflgか
ら復号した4×4画素ブロックの平均値ameanと振幅比aga
inを式(8)に代入して、各画素の色度情報daijを得る。
同様にして、色度情報dbijも得ることができる。
【0056】[装置タイミングチャート]図6は本実施
例の装置タイミングチャート例である。
【0057】同図において、信号STARTは原稿読取動作
開始を示す信号である。信号WPEは、イメージスキャナ
が原稿画像を読取り、符号化処理およびメモリ書込みを
行う区間を表す。信号ITOPは印刷動作の開始を示す信号
で、信号MPE,CPE,YPE,KPEは、図1に示したマゼンタ半導
体レーザ1216,シアン半導体レーザ1215,イエロー半導
体レーザ1214,黒半導体レーザ1213をそれぞれ駆動する
区間信号である。
【0058】同図に示すように、信号CPE,YPE,KPEは、
信号MPEに対してそれぞれ時間t1,t2,t3だけ遅延されて
いて、これは図1に示した距離d1,d2,d3に対して、次式
の関係に制御される。 t1=d1/v, t2=d2/v, t3=d3/v …(13)
【0059】信号HSYNCは主走査同期信号、信号CLKは画
素同期信号である。信号XPHSは2ビットの主走査カウン
タのカウント値、信号YPHSは2ビットの副走査カウンタ
のカウント値で、図7に一例を示すインバータ1001と2ビ
ットカウンタ1002,1003で構成される回路で発生させ
る。
【0060】信号BLKは4×4画素ブロック単位の同期信
号で、BDATAで示すタイミングで4×4ブロック単位に処
理がなされる。
【0061】[フィルタ処理判定部]図8はフィルタ処
理判定部118の構成例を示すブロック図である。
【0062】振幅比againは、コンパレータ1006と1007
へ入力され、レジスタ1001と1002にそれぞれセットされ
た下限値と上限値と比較される。コンパレータ1006は振
幅比againが下限値以上のとき‘1’を出力し、コンパレ
ータ1007は振幅比bgainが上限値以下のとき‘1’を出力
する。コンパレータ1006と1007の出力はORゲート1010で
論理和され、ORゲート1010は何れかのコンパレータの出
力が‘1’であるとき‘1’を出力する。
【0063】振幅比bgainも、コンパレータ1008と1009
へ入力され、レジスタ1004と1005にそれぞれセットされ
た下限値と上限値と、同様に比較される。コンパレータ
1008と1009の出力はORゲート1011で論理和され、ORゲー
ト1011は何れかのコンパレータの出力が‘1’であると
き‘1’を出力する。
【0064】ORゲート1012はORゲート1010と1011の出力
を論理和し、ANDゲート1013はORゲート1012と画像判定
信号Lflgとを論理積した結果をフィルタオン信号Fonと
して出力する。
【0065】このように、フィルタ処理判定部118は、
画像判定信号Lflgが‘1’(明度差ΔLがある閾値を超え
ている)で、かつ、振幅比againまたはbgainの何れかが
上限値を超えるかまたは下限値を下回るかしたとき、フ
ィルタオン信号Fonを‘1’にする。従って、フィルタ処
理部114は、フィルタオン信号Fon、つまり4×4画素単位
の明度差ΔLおよび色の振幅比again,bgainに応じて、そ
の詳細を後述するフィルタ処理を行うので、より効果的
なフィルタ処理を実現することができる。
【0066】[フィルタ処理部]形成された色成分信号
は、フィルタ処理部114において、画像補正のために空
間フィルタが施される。以下では、この空間フィルタ処
理の概要を説明する。
【0067】一度符号化され情報量が削減された画像デ
ータは、量子化誤差をはじめ、情報の欠落による歪みを
含んでいる。ブロック化処理によるテクスチャの発生も
その一つである。図9(a)に示すような画像を4×4画素ブ
ロック単位で符号化すると、高周波成分の情報が欠落し
て、復号した画像は図9(b)のようになる。このような情
報の欠落により、画像に4×4画素単位の変化が生じて、
視覚的にはテクスチャが発生することになる。
【0068】そこで、図9(b)の画像にメディアンフィル
タ処理を施す。具体的には、図10(a)に一例を示すよう
に、4×4画素ブロックの四隅の画素(図に○印で示す画
素)の値を、その画素とその周辺二画素(図に×印で示
す画素)の中間値に置換える。
【0069】図10(b)の画像は、図9(b)の画像にメディ
アンフィルタ処理を施したものであり、原画像つまり図
9(a)にほぼ忠実な画像を得ることができる。
【0070】図11はメディアンフィルタを実現する回路
の一例を示すブロック図である。なお、図には示さない
が、図中のフリップフロップ(以下「F/F」という)の
クロック端子には画素同期信号CLKが供給されている。
【0071】同図において、入力信号INは色成分信号
(例えば8ビット)に相当する。信号INは、FIFO601およ
び602によって、副走査方向に一ラインおよび二ライン
分遅延される。F/F605〜607および611〜614はそれぞ
れ、信号INを主走査方向に一画素分遅延するためのもの
である。つまり、これらのFIFOおよびF/Fによって、図8
(a)に示した注目画素(○印)とその周辺二画素(×
印)を得ることができる。そして、これらのFIFOおよび
F/Fによって遅延された画像信号は、図8(a)のメディア
ンフィルタの対象画素を選択するために、五入力三出力
のセレクタ617へ入力される。
【0072】また、信号XPHSとYPHSはそれぞれ、画像信
号との同期をとるために、F/F603と604によって遅延さ
れた後、両信号のビット0の信号は、ともにF/F614によ
って遅延されてセレクタ617の選択端子Sへ入力される。
【0073】図11(a)はセレクタ617の詳細な構成例を示
すブロック図である。遅延された五つの画像信号X0〜X4
の中のX2が図9(a)における注目画素(○印)に相当し、
四入力一出力のセレクタ701〜703はそれぞれ、選択信号
Sに応じて入力された画素の何れかを選択して出力す
る。セレクタ701〜703の出力はそれぞれ、F/F704〜706
によって同期され、メディアンフィルタ対象画素信号Y
0,Y1およびY2として出力される。
【0074】図11(b)は信号XPHSとYPHSとセレクタ701か
ら703が選択する入力との関係を示す図である。このセ
レクタ617により、メディアンフィルタ対象画素が次の
ように出力される。 モードA: 注目画素およびその一ライン前の画素と直前
の画素 モードB: 注目画素およびその一ライン前の画素と直後
の画素 モードC: 注目画素およびその一ライン後の画素と直前
の画素 モードD: 注目画素およびその一ライン後の画素と直後
の画素
【0075】セレクタ617から出力されたメディアンフ
ィルタ対象画素Y0,Y1は、二入力一出力のセレクタ620と
621およびコンパレータ622に入力される。コンパレータ
622の比較結果はセレクタ621の選択端子へ供給され、そ
の比較結果をインバータ623で反転した結果はセレクタ6
20の選択端子へ供給される。この結果、セレクタ620は
画素Y0またはY1の大きい方を、またセレクタ621は小さ
い方を出力する。また、コンパレータ625およびインバ
ータ626により、画素Y2とセレクタ621の出力とが大小比
較されて、セレクタ624はその大きい方を出力する。さ
らに、コンパレータ628により、セレクタ620の出力とセ
レクタ624の出力とが大小比較されて、セレクタ627はそ
の小さい方を出力する。そして、このセレクタ627の出
力が、メディアンフィルタ対象画素Y0,Y1,Y2の中央値つ
まりメディアン信号になる。
【0076】このメディアン信号は、F/F629により画素
同期信号CLKに同期された後、セレクタ632へ入力され
る。セレクタ632の他方の入力端子へは、メディアン信
号とタイミングを合わせるためにF/F618と630で遅延し
たF/F612の出力つまり注目画素が入力される。
【0077】一方、F/F603,604によって遅延された信号
XPHS,YPHSはそれぞれ、EX-ORゲート608,609によってそ
のビット0と1が排他的論理和された後、NANDゲート610
によって論理積される。そして、F/F615,619および631
によって画像信号との同期がとられて、NANDゲート637
の一方の端子へ入力される。NANDゲート637のもう一方
の端子へは、F/F633〜636によって画像信号との同期が
とられたフィルタオン信号Fonが入力され、NANDゲート6
37の出力は、セレクタ632の選択端子へ入力される。
【0078】つまり、セレクタ632は、フィルタオン信
号Fon=‘1’で、かつ、信号YPHSが`00'または`11'、信
号XPHSが`00'または`11'のとき、つまり図9(a)に示した
○印の四の画素のときメディアン信号を選択して出力
し、それ以外では注目画素をそのまま選択出力する。な
お、セレクタ632の出力は、信号OUTとして変倍処理部11
5へ送られる。
【0079】以上説明したように、本実施例によれば、
所定数単位の画素群の明度差および色の振幅比に応じ
て、復号後の画像信号にメディアンフィルタなどの空間
フィルタ処理を施すことによって、復号後の画像信号に
含まれる歪みを補正するとともに、色境界以外の部分の
画像のぼけを防いで、より高画質な画像を得ることがで
きる。
【0080】
【変形例】前述した実施例においては、メディアンフィ
ルタ処理を行う例を説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えばスムージングフィルタなどの
画像補正効果を得られるものであればよく、フィルタ形
状は限定されるものではない。
【0081】図13はフィルタ処理部に用いることができ
る3×3画素ブロックのスムージングフィルタを実現する
回路例を示すブロック図である。
【0082】同図において、入力された画像信号は、図
14に示すような画素間の演算を行うために、FIFO801,80
2によって副走査方向に遅延され、F/F803から809によっ
て主走査方向に遅延される。レジスタ817,818,820に
は、図示しない制御部によって任意の値b1,b0,b2をセッ
トすることができ、図14に示すようなスムージングフィ
ルタ処理を行うとき、b0,b1,b2はそれぞれ4/8,1/8,1/8
である。加算器810と811,乗算器812から814および三入
力の加算器815によって所定の演算が実行され、フィル
タ処理後の出力は次段の画像処理ブロックへ送られる。
【0083】なお、図13には示さないが、フィルタ処理
部13は、フィルタオン信号Fonが‘1’のときはスムージ
ングフィルタ処理した信号を出力し、信号Fonが‘0’の
ときは注目画素をそのまま出力するのはいうまでもな
い。
【0084】また、前述した実施例においては、画像に
応じてフィルタ処理を行なう例を説明したが、フィルタ
処理部114を図15に一例を示すような構成にすれば、オ
ペレータの意図によって任意にフィルタ処理の実行/非
実行を決定できるようにすることも可能である。
【0085】実施例1ではXPHS信号のビット0,ビット
1、YPHS信号のビット0,ビット1信号の演算された結果
とFオン信号のOR出力がメディアンフィルタ処理を決定
していた。
【0086】図15において、レジスタ638には図示しな
いCPUによって任意の2ビットの値をセットすることがで
きる。そして、ORゲート639でF/F633〜636で遅延した信
号Fonとレジスタ638にセットした値のビット0とを論理
和し、ORゲート639の出力とレジスタ638にセットした値
のビット1とをANDゲート640で論理積して、NANDゲート6
37へ入力する。
【0087】このようにすると、レジスタ638に「0」ま
たは「1」がセットされた場合、セレクタ632は信号Fon
に関係なく注目画素を選択するので、フィルタ処理は実
行されない。また、レジスタ6386に「3」がセットされ
た場合、セレクタ632は信号Fonに関係なくフィルタ処理
が実行される。さらに、レジスタ638に「2」がセットさ
れた場合は、信号Fonに応じてフィルタ処理の実行/非実
行が決定される。
【0088】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0089】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像を符号化復号した後、その復号した画像に適応的に
補正を施す画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理装置の構成
例を示すブロック図、
【図2A】図1に示す画像処理部の構成例を示すブロッ
ク図、
【図2B】図1に示す画像処理部の構成例を示すブロッ
ク図、
【図3】明度情報符号化の概念を示す図、
【図4】明度情報符号化の概念を示す図、
【図5】色度情報の符号化の概念を示す図、
【図6】本実施例の装置タイミングチャート例、
【図7】信号XPHSとYPHSとを生成する回路の構成例を示
すブロック図、
【図8】図2Bに示すフィルタ処理判定部の構成例を示す
ブロック図、
【図9】4×4画素ブロック単位で画像を符号化した場合
に高周波成分の情報が欠落する様子を示す図、
【図10】メディアンフィルタ処理の一例を示す図、
【図11】メディアンフィルタを実現する回路の一例を
示すブロック図、
【図12】図11に示す五入力三出力のセレクタの詳細な
構成例を示すブロック図、
【図13】フィルタ処理部に用いるスムージングフィル
タの構成例を示すブロック図、
【図14】スムージングフィルタの形を示す図、
【図15】図11に示すメディアンフィルタ回路の変形例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 CCD 102 アナログ処理部 103 シェーディング補正部 104 入力マスキング部 105 変倍処理部 106 LOG変換部 107 色空間変換部 108 符号化部 109 特徴抽出部 110 メモリ部 111 復号部 112 色空間変換部 113 マスキング・UCR部 114 フィルタ処理部 115 変倍処理部 116 ガンマ補正部 117 エッジ強調部 118 フィルタ処理判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 H04N 1/40 103 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズのブロック単位で画像信号を
    符号化して記憶した後、その画像信号を復号する画像処
    理装置であって、 前記ブロックに含まれる画素に応じて復号された該ブロ
    ックの画像信号に空間フィルタ処理を施す補正手段を有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は復号された色度情報の交
    流成分に応じて空間フィルタ処理を実行することを特徴
    とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、任意に設定された情報
    と、復号された色度情報の交流成分とに応じて空間フィ
    ルタ処理を実行することを特徴とする請求項1に記載さ
    れた画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記空間フィルタはメディアンフィルタ
    であることを特徴とする請求項1または請求項3の何れか
    に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記空間フィルタはスムージングフィル
    タであることを特徴とする請求項1または請求項3の何れ
    かに記載された画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は前記ブロックの四隅の画
    素にメディアンフィルタ処理を施すことを特徴とする請
    求項1または請求項3の何れかに記載された画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メディアンフィルタは、前記ブロッ
    クの四隅の画素それぞれを、その画素と、その画素の一
    ライン前の画素と、その画素の直前または直後の画素と
    の三画素の中間値に置換することを特徴とする請求項6
    に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 所定サイズのブロック単位で画像信号を
    符号化して記憶した後、その画像信号を復号する画像処
    理方法であって、 前記ブロックに含まれる画素に応じて復号された該ブロ
    ックの画像信号に空間フィルタ処理を施すことを特徴と
    する画像処理方法。
JP7016776A 1995-02-03 1995-02-03 画像処理装置およびその方法 Withdrawn JPH08214145A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7808533B2 (en) 1998-06-30 2010-10-05 Nikon Corporation Electronic camera having signal processing units that perform signal processing on image data
US8878956B2 (en) 1998-06-30 2014-11-04 Nikon Corporation Digital camera and storage medium for image signal processing for white balance control

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