JP3162556B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3162556B2
JP3162556B2 JP27814193A JP27814193A JP3162556B2 JP 3162556 B2 JP3162556 B2 JP 3162556B2 JP 27814193 A JP27814193 A JP 27814193A JP 27814193 A JP27814193 A JP 27814193A JP 3162556 B2 JP3162556 B2 JP 3162556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水パンの異常水位上昇
対策を講じた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては、防水パン
が別売部品として備えられ、この防水パン上に洗濯機を
据付けて使用し得るようになっている。この場合、防水
パンは、洗濯機内部の槽外面等に生成されて滴下する結
露水が家屋の床面に直接落ちて該床面を腐朽させること
のないように機能するもので、排水口を有し、この排水
口に洗濯機の排水ホースを差込んで排水できるようにな
っている。
【0003】しかしながら、防水パンの上記排水口から
の排水には、その先の屋内排水管の詰まりなど、異状を
来たすことが考えられる。この場合、防水パン内には排
水し切れずに残った水が溜まり、それが次第に水位を上
げると、洗濯機下部は一般に防水パン内と連通している
ため、該洗濯機下部に水面が達し、そこに配設されたモ
ータ等の電装品に水がかかって、ショートや感電等の事
故を惹起する危険性がある。
【0004】そこで、洗濯機には上述の下部から脚下端
までの間に例えば100[mm]程度の充分な寸法が確
保され、上述のようになることが避けられるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにした洗濯機は、その下部から脚下端までの間に確
保した寸法の分、全体の高さが増すもので、その分、使
用者の手が上方より槽の内底部まで届かなくなり、洗濯
物の取出し性など、使い勝手が悪くなるという欠点を有
していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、全体の高さを増さずに、防
水パン内の異常水位上昇に対処し得る洗濯機を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、外箱内にモータ等の電
装品を有すると共に、その電装品の動作を制御する制御
装置を有し、外箱内の下部が洗濯機据付用の防水パン内
と連通するものにおいて、その外箱内の下部に、前記防
水パン内の異常水位を前記電装品に水がかかる以前に検
知する位置にて水位検知装置を設けると共に、この水位
検知装置の水位検知信号を前記制御装置に入力するよう
に設け、この水位検知装置が防水パン内の異常水位を検
知したときに、前記制御装置が、運転を停止させると共
に、異常の報知を行なうようにしたことを特徴とする。
【0008】
【0009】又、外箱内に収容物の重量に応じて降下す
るように支持された槽を具えたものにおいては、その槽
にモータ等の電装品と共に水位検知装置を取付けて設け
ると良い。
【0010】更に、水位検知装置は、防水パン内の水位
の上昇とともに上昇するフロートと、これの上昇に応動
するスイッチとにより、該防水パン内の異常水位を検知
するフロートスイッチとすると良い。
【0011】又、水位検知装置は、防水パン内の水に浸
漬されたときの温度の変化により該防水パン内の異常水
位を検知する温度センサとしても良いし、防水パン内の
水に浸漬されたときの光の透過度の変化により該防水パ
ン内の異常水位を検知する光透過度センサとしても良
く、更に、防水パン内の水に浸漬されたときの電圧の変
化により該防水パン内の異常水位を検知する電極として
も良い。
【0012】
【作用】上記手段によれば、防水パン内の水位が異常上
昇したとき、電装品に水がかかる以前に水位検知装置に
よってそれが検知される。
【0013】又、その場合、水位検知装置が防水パン内
の異常水位を検知したときに、運転を停止すると共に、
異常の報知を行なうようにしたことにより、より安全な
らしめ得、且つ、使用者に異常の発生をより確実に知ら
しめることができる。しかも、それらの動作は、洗濯機
の電装品の動作を制御する制御装置にて実行できる。
【0014】更に、外箱内に収容物の重量に応じて降下
するように支持された槽を具えたものにおいては、それ
に取付けられるモータ等の電装品にも、収容物の重量が
大きいときほど早く防水パン内で水位を上昇させた水が
到達するようになるもので、この場合、その槽にモータ
等の電装品と共に水位検知装置を取付けて設けることに
より、防水パン内の異常水位上昇をそれなりに早く検出
できるものであり、すなわち、防水パン内の異常水位上
昇を実際の状況に合わせてより適切に検出することがで
きる。
【0015】水位検知装置を、防水パン内の水位の上昇
とともに上昇するフロートと、これの上昇に応動するス
イッチとにより、該防水パン内の異常水位を検知するフ
ロートスイッチとしたものでは、その検知処理のための
周辺装置を必要とせず、より簡単に構成できる。
【0016】又、水位検知装置を、防水パン内の水に浸
漬されたときの温度の変化により該防水パン内の異常水
位を検知する温度センサや、防水パン内の水に浸漬され
たときの光の透過度の変化により該防水パン内の異常水
位を検知する光透過度センサ、あるいは防水パン内の水
に浸漬されたときの電圧の変化により該防水パン内の異
常水位を検知する電極としたものでは、長期間の使用に
対しても、機能の高い信頼性を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図4を参照して説明する。まず図1には、防水パン1
と、これに載置して据付けた洗濯機、中でも全自動洗濯
機の外箱2を示している。この外箱2は底部に開放口3
を有しており、この開放口3によって防水パン1内と連
通している。
【0018】外箱2の内部には、外槽4及び内槽5から
成る槽6、特にはその外槽4を、複数組(一組のみ図
示)の弾性吊持機構7により支持して配設している。弾
性吊持機構7は、それぞれ吊り棒8及びスプリング9を
有して成るもので、槽6の揺動を許容すると共に、該槽
6の収容物の重量に応じた降下を許容するようになって
いる。
【0019】内槽5内には底部に撹拌体10を配設して
おり、外槽4には外下方部の複数のボス部11に支持板
12をそれぞれボルト13によって取付けている。支持
板12にはモータ14と機構部15及び水位検知装置1
6を取付けており、もって水位検知装置16を支持板1
2によりモータ14及び機構部15と共に外槽4に取付
けている。又、モータ14から機構部15へは、駆動プ
ーリ17,ベルト18,及び従動プーリ19により、動
力を伝達するようにしており、その伝達された動力を、
機構部15は洗濯時に撹拌体10に伝え、脱水時に外槽
4に伝えるようになっている。なお、このほか、外槽4
の外下方部には外槽4内(内槽5内)から排水するため
の排水弁20や排水ホース21をも配設しており、排水
ホース21はその図示しない先端部を防水パン1の排水
口(これも図示せず)に差込んでいる。
【0020】一方、水位検知装置16は、この場合、フ
ロートスイッチであり、詳細には図2に示すように、ほ
こりや水沫から防護するためのケース22内に、フロー
ト23と、操作杆24、及びマイクロスイッチ25を配
設して成るもので、その操作杆24が、フロート23を
一端部に一体化し、押釦26を他端部に一体化して、同
図に二点鎖線で示すように、フロート23の上昇によ
り、中間の軸支部27を中心に回動し、押釦26による
マイクロスイッチ25のアクチェータ28の押圧を解除
して、該マイクロスイッチ25を作動させるようになっ
ている。しかして、ケース22のフロート23直下の部
分には水を浸入させるための孔29を形成しており、
又、フロート23はその通常位置を前記モータ14の回
転軸に取付けた駆動プーリ17の下縁に合致させてい
て、上記孔29からその駆動プーリ17の下縁まで水が
来てそれ以上に水位を上げたときにフロート23が上昇
するようになっている。従って、孔29から浸入した水
がモータ14に達する前にフロート23が上昇し、マイ
クロスイッチ25を作動させるようになっている。
【0021】そして、それらに対し、図3には制御装置
30を示している。この制御装置30は、CPU31
と、入力回路32、及び出力回路33から成るもので、
そのCPU31には、入力回路32を通じて、各種操作
スイッチから成る操作部34より各種操作信号が入力さ
れると共に、外槽4内(内槽5内)の水位を検知するよ
うに設けた水位センサ35より水位検知信号が入力さ
れ、更に、前記水位検知装置16(マイクロスイッチ2
5)からも水位検知信号が入力されるようになってい
る。
【0022】又、それらの入力並びにあらかじめ記憶さ
れた制御プログラムに基づいて、CPU31は、出力回
路33を通じて、前記内槽5(外槽4)内に給水するよ
うに設けた給水弁36を駆動する駆動回路37と、前記
モータ14を駆動する駆動回路38、排水弁20を駆動
する駆動回路39、及びブザーやランプといった報知器
40を駆動する駆動回路41に、それぞれ駆動制御信号
を与えるようになっている。
【0023】そこで、以下には、CPU31の機能に基
づく作用について述べる。図4に示すように、CPU3
1はその作動が開始(スタート)されると、最初に、給
水弁36を開放させて内槽5(外槽4)内への給水を行
ない(ステップS1)、次に、モータ14を起動させて
撹拌体10を回転させることによる洗いを行なう(ステ
ップS2)。
【0024】そして、その後に、排水弁20を開放させ
て外槽4内(内槽5内)からの排水を開始し(ステップ
S3)、この状況で、水位検知装置16(マイクロスイ
ッチ25)が作動したか否かの判断をする(ステップS
4)。
【0025】ここで、排水ホース21を差込んだ防水パ
ン1の排水口からの排水には、その先の屋内排水管の詰
まりなど、異状を来たすことがあり、異状を来たせば、
防水パン1内には排水し切れずに残った水が溜まり、そ
れが次第に水位を上げることは既述のごとくである。
又、本構成のものにおいても、外箱1内の下部は底部の
開放口3によって防水パン1内と連通しているため、防
水パン1内で水位を上げた水の水面は該外箱1内の下部
に達する。
【0026】そして更に、その場合、内槽5内には洗濯
すべき洗濯物とその洗濯に必要な水とが収容されてお
り、これらを収容した内槽5と共に外槽4はその重量に
より降下する。このため、水位検知装置16内にもケー
ス22の孔29から水が入り、フロート23を浮かせる
から、操作杆24が前述のように軸支部27を中心に回
動して、押釦26によるマイクロスイッチ25のアクチ
ェータ28の押圧を解除し、該マイクロスイッチ25
を、ひいては水位検知装置16を作動させる。
【0027】よって、ステップS4では、水位検知装置
16が作動したと判断され、それに基づいて、CPU3
1は、報知器40を作動させることにより異常の報知を
する(ステップS5)と共に、運転を停止(排水中止)
させる(ステップS6)。
【0028】なお、防水パン1の排水口からの排水に異
常がなければ、防水パン1内に水が溜まることはなく、
水位検知装置16が作動することもないので、ステップ
S4では、水位検知装置16が作動しないと判断され、
それに基づいて、CPU31は、排水時間が満了したか
否かの判断をし(ステップS7)、満了したと判断され
次第、モータ14を起動させて外槽4を回転させること
による脱水を行なう(ステップS8)。
【0029】そしてその後、前記ステップS1同様の給
水を行ない(ステップS9)、更に、モータ14を起動
させて撹拌体10を回転させることによるすすぎを行な
って(ステップS10)、前記ステップS3同様の排水
を開始する(ステップS11)。しかして又、その状況
で、ステップS4同様の水位検知装置16が作動したか
否かの判断をし(ステップS12)、作動したと判断さ
れれば、ステップS5,S6に進んで、異常の報知をす
ると共に、運転を停止させる。
【0030】更に、上記ステップS12で、水位検知装
置16が作動しないと判断されれば、ステップS7同様
の排水時間が満了したか否かの判断をし(ステップS1
3)、満了したと判断され次第、ステップS8同様の脱
水を行なって(ステップS14)、作動を終了(エン
ド)する。
【0031】このように本構成のものでは、防水パン1
内の水位が異常上昇したとき、モータ14等の電装品に
水がかかる以前に水位検知装置16によってそれを検知
することができるもので、それに基づき、外槽4(内槽
5)からの排水を中止させることにより、防水パン1内
の水位のそれ以上の上昇を抑えて、電装品に水がかかる
ようになることを回避することができる。よって、外箱
2の下部から脚下端までの間に従来のような寸法を確保
する必要もなくなり、その分、全体の高さを低くできる
ので、使用者の手が上方より内槽5の内底部に容易に届
くようになり、洗濯物の取出し性を主とした使い勝手を
良くすることができる。
【0032】この場合、特に上記構成のものでは、水位
検知装置16が防水パン1内の異常水位を検知したとき
に、運転を停止すると共に、異常の報知を行なうように
しているので、より安全ならしめ得、且つ、使用者に異
常の発生をより確実に知らしめることができる。しか
も、それらの動作は、洗濯機の電装品の動作を制御する
制御装置30にて実行できるもので、別個の独立した制
御装置並びにそれに付随する電気回路を必要としない。
更に、この場合、水位検知装置16を洗濯機の外箱2内
に設けているので、防水パン1内の水位検知が洗濯機と
密接に関係を決めてでき、洗濯機使用上の安全性を一段
と良好に確保することができる。
【0033】又、槽6(外槽4)が収容物の重量に応じ
て降下するように支持され、それにモータ14等の電装
品が取付けられているので、槽6(内槽4)の収容物の
重量が大きいときほど早く防水パン1内で水位を上昇さ
せた水がそれらに到達するようになるのに対し、その槽
6に上記モータ14等の電装品と共に水位検知装置16
を取付けて設けているので、防水パン1内の異常水位上
昇をそれなりに早く検出できるものであり、すなわち、
防水パン1内の異常水位上昇を実際の状況に合わせてよ
り適切に検出することができるもので、これにより、更
に安全ならしめることができる。
【0034】加えて、水位検知装置16を防水パン1内
の水位の上昇とともに上昇するフロート23と、これの
上昇に応動するスイッチ25とによるフロートスイッチ
としたので、CPU31はそのスイッチ25の作動によ
る信号を直接的に取り入れて上記運転の停止等の必要な
処理ができるもので、その検知入力のための処理回路な
ど周辺装置を必要とせず、より簡単に構成することがで
きる。
【0035】以上に対して、図5ないし図8は本発明の
第2実施例を示すもので、台板42と箱本体43とから
成る外箱44の台板42の内部に、上述の水位検知装置
16に代わる水位検知装置として温度センサ45を、取
付板46を介し、ねじ47止めして取付けたものを示し
ている。
【0036】このものの場合、温度センサ45は、防水
パン1内の水位が上昇して異常水位に達したとき、その
水に浸漬されて、それによる温度の変化で、図7に示す
ように出力電圧をそれまでの例えば3[V]からそれ以
下に変えて、該防水パン1内の異常水位を検知するもの
であり、従って、図8に示すように、CPU31が、先
のステップS4及びS12に代わるステップS15及び
S16で、温度センサ45の出力電圧が所定のΔa
[V]以上変化したか否かの判断をしたときには、変化
したと判断し、ステップS5,S6に進んで異常の報知
及び運転の停止をする。又、変化しないと判断したとき
にはステップS7に進んで運転を続ける。
【0037】従って、このものでも第1実施例同様の作
用効果が得られるものであり、それに加えて、フロート
スイッチのような機械的動作をするものにありがちな長
期間の使用によるほこり等の付着による動作不良の問題
を有さず、良好に機能し続け得、該機能の信頼性が高く
得られるという効果まで奏する。
【0038】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
すもので、上述の温度センサ45とも代わる水位検知装
置として発光素子48と受光素子49とを対向状態に設
けて成る光透過度センサ50を使用するようにしたもの
を示している。
【0039】このものの場合、光透過度センサ50は、
防水パン1内の水位が上昇して異常水位に達したとき、
その水に浸漬されて、それによる発光素子48から受光
素子49への光透過度温度の変化で、図10に示すよう
に出力電圧をそれまでの例えば3.5[V]からそれ以
下に変えて、該防水パン1内の異常水位を検知するもの
であり、従って、第2実施例同様の制御で、第2実施例
同様の作用効果が得られ、又、機械的動作をするもので
もないから、長期間の使用に対する機能の信頼性も同様
に高く得ることができる。
【0040】図11及び図12は本発明の第4実施例を
示すもので、上述の光透過度センサ50とも代わる水位
検知装置として2枚の単位電極板51,52を対向状態
に設けて成る電極53を使用するようにしたものを示し
ている。
【0041】このものの場合、電極53は、防水パン1
内の水位が上昇して異常水位に達したとき、その水に浸
漬されて、それによる単位電極板51,52間の電圧の
変化で、図11に示すように出力電圧をそれまでの0
[V]から例えば5[V]へと変えて、該防水パン1内
の異常水位を検知するものであり、従って、この場合に
も、第2実施例同様の制御で、第2実施例同様の作用効
果が得られ、更に又、機械的動作をするものでもないか
ら、長期間の使用に対する機能の信頼性も同様に高く得
ることができる。
【0042】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に洗濯機全
体としては全自動洗濯機(脱水兼用洗濯機)に限られ
ず、二槽式洗濯機であっても良いなど、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0043】
【発明の効果】本発明の洗濯機は以上説明したとおりの
もので、下記の効果を奏する。第1に、外箱内にモータ
等の電装品を有すると共に、その電装品の動作を制御す
る制御装置を有し、外箱内の下部が洗濯機据付用の防水
パン内と連通するものにおいて、その外箱内の下部に、
前記防水パン内の異常水位を前記電装品に水がかかる以
前に検知する位置にて水位検知装置を設けると共に、こ
の水位検知装置の水位検知信号を前記制御装置に入力す
るように設け、この水位検知装置が防水パン内の異常水
位を検知したときに、前記制御装置が、運転を停止させ
ると共に、異常の報知を行なうようにしたことことによ
り、防水パン内の異常水位上昇に、全体の高さを増さず
に対処することができると共に、洗濯機使用上の安全性
をより良好に確保することができ、又、その制御が洗濯
機の電装品の動作を制御する制御装置とは別の独立した
制御装置並びにそれに付随する電気回路を必要とするこ
となくできる
【0044】
【0045】第に、外箱内に収容物の重量に応じて降
下するように支持された槽を具え、この槽にモータ等の
電装品と共に上記水位検知装置を取付けて設けたことに
より、防水パン内の異常水位上昇を、その水位がモータ
等の電装品部分に達する実際の状況に合わせてより適切
に検出することができ、更に安全ならしめることができ
る。
【0046】第に、水位検知装置を、防水パン内の水
位の上昇とともに上昇するフロートと、これの上昇に応
動するスイッチとにより、該防水パン内の異常水位を検
知するフロートスイッチとしたことにより、その検知処
理のための周辺装置を必要とせず、より簡単に構成でき
る。
【0047】第に、水位検知装置を、防水パン内の水
に浸漬されたときの温度の変化により該防水パン内の異
常水位を検知する温度センサとしたことにより、長期間
の使用に対しても、機能の高い信頼性を得ることができ
る。
【0048】第に、水位検知装置を、防水パン内の水
に浸漬されたときの光の透過度の変化により該防水パン
内の異常水位を検知する光透過度センサとしたことによ
り、同じく長期間の使用に対しても、機能の高い信頼性
を得ることができる。
【0049】第に、水位検知装置を、防水パン内の水
に浸漬されたときの電圧の変化により該防水パン内の異
常水位を検知する電極としたことにより、やはり長期間
の使用に対しても、機能の高い信頼性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の破断側面図
【図2】水位検知装置部分の拡大縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】作用説明用のフローチャート
【図5】本発明の第2実施例を示す分解斜視図
【図6】図2相当図
【図7】温度センサの出力特性図
【図8】図4相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図10】光透過度センサの出力特性図
【図11】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図12】電極の出力特性図
【符号の説明】
2は外箱、4は外槽、6は槽、7は弾性吊持機構、12
は支持板、14はモータ、16は水位検知装置(フロー
トスイッチ)、23はフロート、24は操作杆、25は
マイクロスイッチ(スイッチ)、30は制御装置、40
は報知器、45は温度センサ(水位検知装置)、50は
光透過度センサ(水位検知装置)、53は電極(水位検
知装置)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/08 301 D06F 39/08 311

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内にモータ等の電装品を有すると共
    に、その電装品の動作を制御する制御装置を有し、外箱
    内の下部が洗濯機据付用の防水パン内と連通するものに
    おいて、その外箱内の下部に、前記防水パン内の異常
    位を前記電装品に水がかかる以前に検知する位置にて
    位検知装置を設けると共に、この水位検知装置の水位検
    知信号を前記制御装置に入力するように設け、この水位
    検知装置が防水パン内の異常水位を検知したときに、前
    記制御装置が、運転を停止させると共に、異常の報知を
    行なうようにしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 外箱内に収容物の重量に応じて降下する
    ように支持された槽を具え、この槽にモータ等の電装品
    と共に水位検知装置を取付けて設けたことを特徴とする
    請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 水位検知装置を、防水パン内の水位の上
    昇とともに上昇するフロートと、これの上昇に応動する
    スイッチとにより、該防水パン内の異常水位を検知する
    フロートスイッチとしたことを特徴とする請求項1記載
    の洗濯機。
  4. 【請求項4】 水位検知装置を、防水パン内の水に浸漬
    されたときの温度の変化により該防水パン内の異常水位
    を検知する温度センサとしたことを特徴とする請求項1
    記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 水位検知装置を、防水パン内の水に浸漬
    されたときの光の透過度の変化により該防水パン内の異
    常水位を検知する光透過度センサとしたことを特徴とす
    る請求項1記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 水位検知装置を、防水パン内の水に浸漬
    されたときの電圧の変化により該防水パン内の異常水位
    を検知する電極としたことを特徴とする請求項1記載の
    洗濯機。
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