JP3162331U - 硬貨収納部構造 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、財布50の硬貨収納部として構成され、マチ部40、40は側面略扇形状に形成され、一方端部が上記背面板部47に接合すると共に、他方端部は前面板部45及び硬貨落下防止板部42に接合され、上記マチ部40、40の外側面部には、上記マチ部40、40が起立した状態において、上記前面板部42との接合線を底辺とする二等辺三角形Aの一対の等辺に沿った第一の谷折り線41、41と、上記二等辺三角形Aの頂点から、上記底辺に対して垂直方向に沿って上記マチ部40、40の周縁部に向かって形成された第二の谷折り線43と、上記二等辺三角形の頂点から上記底辺と略平行に上記マチ部の硬貨落下防止板部42の側端部に向かって形成された山折り線44とにより形成される一対の折り部46、46が上記硬貨落下防止板42上を被覆するように構成されている。
従って、フラップ片部を開き硬貨収納部を開放した場合には、上記被覆片部及びマチ片部は同一の高さ寸法において硬貨収納部の開口部を形成する。
従って、請求項4記載の考案にあっては、上記被覆片部を倒すと共に上記フラップ片部を倒すことにより硬貨収納部を被覆し、上記フラップ片部と上記被覆片部を係合部材を介して係合することにより、上記フラップ片部及び上記被覆片部を固定した状態で硬貨収納部を被覆することができる。
その結果、一対のマチ片部及び被覆片部は開いて立設した状態においても硬貨収納部内方へやや傾斜する形となり、何らかの衝撃等があっても硬貨収納部内に収納される硬貨が飛び出すことを有効に防止することができる。
本実施の形態にあっては本考案に係る硬貨収納構造をコインケースとして実施した場合を例に説明する。
上記基片部11及びフラップ片部12は全体長方形状に形成されると共に、上記被覆片部13は、底辺部16が上記基片部11の幅寸法L3と同一寸法を有する平面台形状に形成され、上記一対のマチ片部14、14の一端部は上記被覆片部13の斜辺部17、17に縫合固定されている。
上記フラップ片部12の裏面部側には裏面材23が縫合固定されており、上記一対のマチ片部14、14の他端部は、上記裏面材23の左右方向両端部の内方部位に縫合固定されている。
本実施の形態に係るコインケース10は収納時には、上記マチ片部14、14は基片部11上に折り畳まれていると共に、上記フラップ片部12のオスホック18と上記被覆片部13のメスホック19が係合してフラップ片部12と被覆片部13とは、上記マチ片部14、14上に重なり合って互いに接合されている。
その結果、上記一対のマチ片部14、14の端部に接合されている被覆片部13に対しても硬貨収納部内へ引き寄せる力が作用する。
11 基片部
12 フラップ片部
13 被覆片部
14 マチ片部
15 硬貨収納部
16 底辺部
17 斜辺部
18 オスホック(係合部材)
19 メスホック(被係合部材)
20 第一の外方突出折り目部
21 第二の外方突出折り目部
22 内方突出折り目部
23 裏面材
40 マチ部
41 第一の谷折り線
42 硬貨落下防止板部
43 第二の谷折り線
44 山折り線
45 前面板部
46 折り部
47 背面板部
50 財布
L マチ片部の幅寸法
L1 フラップ片部の長さ寸法
L2 被覆片部の長さ寸法
L3 基片部の幅寸法
Claims (5)
- 基片部と、上記基片部の一端部に折曲可能に連設されたフラップ片部と、上記基片部の他端部に折曲可能に接合されると共に、上記フラップ片部に着脱可能に接合されて上記基片部を被覆しうる被覆片部と、上記基片部の幅方向両端部においてフラップ片部と上記被覆片部との間に設けられた一対のマチ片部とを備え、上記フラップ片部が開放されて基片部上に立設された場合に、上記被覆片部も基片部上に立設されて上記フラップ片部に対向して配置され、上記基片部上において、上記フラップ片部、被覆片部及び一対のマチ片部により硬貨収納部が形成される硬貨収納部構造であって、
上記被覆片部及び一対のマチ片部は、立設時には硬貨収納部内へ傾斜して配置されることを特徴とする硬貨収納部構造。 - 上記マチ片部の幅寸法は上記フラップ片部の長さ寸法よりも短く形成されていると共に、被覆片部の長さ寸法は上記マチ片部の幅寸法と同一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の硬貨収納部構造
- 上記基片部及びフラップ片部は全体長方形状に形成されると共に、上記被覆片部は、底辺部が上記基片部の幅寸法と同一寸法を有する平面台形状に形成され、上記一対のマチ片部は上記被覆片部の斜辺部に接合されていることを特徴とする請求項2記載の硬貨収納部構造。
- 上記フラップ片部の裏面側端部には係合部材が設けられると共に、上記被覆片部の表面側端部には上記係合部材が係合する被係合部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載の硬貨収納部構造。
- 上記一対のマチ片部は、上記被覆片部とフラップ片部との間において、被覆片部近傍において形成される一対の対向する第一の外方突出折り目部と、上記フラップ片部近傍において形成される一対の対向する第二の外方突出折り目部と、上記第一の外方突出折り目部と上記第二の外方突出折り目部との間に形成される内方突出折り目部とを有することを特徴とする請求項4記載の硬貨収納部構造。
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JP2010004122U JP3162331U (ja) | 2010-06-17 | 2010-06-17 | 硬貨収納部構造 |
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JP (1) | JP3162331U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017189273A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | コクヨ株式会社 | 棒状小物類収納ケース |
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2010
- 2010-06-17 JP JP2010004122U patent/JP3162331U/ja not_active Expired - Fee Related
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