JP3172022U - 収納箱兼用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される従来のものに比べて、より確実に収納箱内に収納対象物を収納することができる収納箱兼用マットを提供することを課題とする。
【解決手段】四角形に形成される底板部11と、四角形に形成され、底板部11を囲むように底板部11の四方に配置されるとともに底板部11に連接される四個の側板部12と、三角形に形成され、底板部11を囲むように配置されるとともに隣接する側板部12・12同士を連結するように配置される四個の連結部13と、を備え、展開状態では平面視略八角形に形成されるものであり、連結部13が側板部12の内側に配置されるように側板部12をそれぞれ起立させることにより、展開状態から組上げ状態とすることができるように構成される収納箱兼用マット1とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、収納箱兼用マットの技術に関する。
従来、展開状態では、マットとして使用することができ、組上げ状態では、上方が開口する箱状に形成されてその内部に収納対象物を収納可能な収納箱として使用することができるように構成される、収納箱兼用マットの技術は公知となっている(特許文献1参照)。
当該収納箱兼用マットは、例えば、展開状態では、マットの上に子供が座っておもちゃで遊び、また、組上げ状態では、前記おもちゃ(収納対象物)を収納箱に収納するようにして使用される。
また、当該収納箱兼用マットは、一個の底板部と、四個の側板部と、四個の連結部と、を備えて構成され、展開状態では、平面視略四角形に形成される。
そして、当該収納箱兼用マットは、四つの連結部がその角と底板部の角とを結ぶ仮想の線で山折りにされて側板部の内側に配置されるように四つの側板部をそれぞれ起立させることにより、展開状態(マット)から組上げ状態(収納箱)とすることができるように構成される。
特開2001−321214号公報
しかしながら、当該収納箱兼用マットの組上げ状態では、連結部の上端部(連結部における側板部と連接されていない辺)が収納箱の上方の開口と略同じ高さになるように配置される。また、このような収納箱兼用マットの組上げ状態では、収納箱内において連結部が内側に大きく突出するように配置される。
ここで、当該収納箱兼用マットでは、組上げ状態として収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなうときに、収納箱の上方の開口側から収納箱内に収納対象物を投げ入れるように当該作業がおこなわれる場合がある。
そして、当該収納箱兼用マットでは、このように組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなうと、収納対象物が連結部の上端部に当接して収納箱外に弾かれる場合がある。また、当該収納箱兼用マットでは、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなうと、収納対象物が、前記山折りにされることによって形成される連結部間の隙間にその上端部側から入り込む場合がある。
このように、当該収納箱兼用マットでは、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、収納箱内に収納されない場合がある。
本考案は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される従来の収納箱兼用マットに比べて、より確実に収納箱内に収納対象物を収納することができる収納箱兼用マットを提供することを課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、展開状態では、マットとして使用することができ、組上げ状態では、上方が開口する箱状に形成されてその内部に収納対象物を収納可能な収納箱として使用することができるように構成される、収納箱兼用マットであって、四角形に形成される底板部と、四角形に形成され、前記底板部を囲むように前記底板部の四方に配置されるとともに前記底板部に連接される、四個の側板部と、三角形に形成され、前記底板部を囲むように配置されるとともに前記隣接する側板部同士を連結するように配置される、四個の連結部と、を備え、前記展開状態では、平面視略八角形に形成されるものであり、前記四つの連結部が前記側板部の内側に配置されるように前記四つの側板部をそれぞれ起立させることにより、前記展開状態から前記組上げ状態とすることができるように構成されるものである。
請求項2においては、前記底板部および前記四個の側板部に芯部材がそれぞれ設けられるものである。
請求項3においては、前記芯部材は、ウレタン素材からなる板状の部材で構成されるものである。
請求項4においては、前記底板部と前記側板部との境界部分および前記連結部は、前記底板部および前記側板部よりも折曲がり易く構成されるものである。
請求項5においては、前記底板部の下面に収納箱兼用マットが滑ることを防止する、滑止め部材を備えるものである。
請求項6においては、前記展開状態における前記収納箱兼用マットの上面と下面とを貫通するように形成される、複数個の紐通し孔と、前記紐通し孔のうち隣接する紐通し孔に順次通されて、前記紐通し孔を縫うように配置される、紐部材と、を備えるものである。
請求項7においては、前記紐通し孔は、前記側板部における隣接する二つの前記連結部とのそれぞれの境界部分の近傍、および、前記連結部における隣接する二つの前記側板部とのそれぞれの境界部分の近傍、にそれぞれ形成され、前記紐部材は、前記展開状態では、前記側板部と前記連結部との境界の上方を亘るように配置され、前記組上げ状態では、前記側板部の内側において前記側板部と前記連結部との境界の側方を亘るように配置されるものである。
請求項8においては、前記紐通し孔は、前記収納箱兼用マットにおける縁部の近傍に配置されるものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本考案によれば、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される従来のものに比べて、より確実に収納箱内に収納対象物を収納することができる。
本考案の第一実形態に係る展開状態における収納箱兼用マットの全体的な構成を示した平面図。 同じく底面図。 同じく正面図。 同じく左側面図。 本考案の第一実形態に係る組上げ状態における収納箱兼用マットの全体的な構成を示した斜視図。 本考案の第一実形態に係る収納箱兼用マットを組上げる状態を示した正面図。 本考案の第一実形態に係る組上げ状態における収納箱兼用マットの一部拡大平面図。 本考案の第二実施形態に係る展開状態における収納箱兼用マットの全体的な構成を示した平面図。 同じく底面図。 同じく正面図。 同じく左側面図。 本考案の第二実形態に係る組上げ状態における収納箱兼用マットの全体的な構成を示した斜視図。
次に、本考案の第一実施形態に係る収納箱兼用マット1について、図1から図7を用いて説明する。
収納箱兼用マット1は、展開状態では、マットとして使用することができ、組上げ状態では、上方が開口する箱状に形成されてその内部に収納対象物を収納可能な収納箱として使用することができるように構成されるものである。
収納箱兼用マット1は、例えば、展開状態では、マットの上に子供が座っておもちゃで遊び、また、組上げ状態では、前記おもちゃ(収納対象物)を収納箱に収納するようにして使用される。
収納箱兼用マット1は、図1乃至図4に示すように、展開状態では、平面視略八角形に形成される。また、収納箱兼用マット1は、図5に示すように、組上げ状態では、一つの底板と四つの側板とを有するとともに上方が開口する箱状に形成される。
収納箱兼用マット1は、図1乃至図5に示すように、一個の底板部11と、四個の側板部12・12・・・と、四個の連結部13・13・・・と、を備えて構成される。
収納箱兼用マット1の底板部11は、展開状態では、平面視四角形に形成される。
収納箱兼用マット1の底板部11は、組上げ状態では、収納箱の底板として構成される。
収納箱兼用マット1の側板部12は、展開状態では、平面視四角形に形成される。
収納箱兼用マット1の側板部12は、組上げ状態では、収納箱の側板として構成される。
収納箱兼用マット1の側板部12は、底板部11に連接される。収納箱兼用マット1の側板部12・12・・・は、これらで底板部11を囲むように底板部11の四方に配置される。収納箱兼用マット1の側板部12・12・・・は、底板部11の四つの辺の各辺の外側に一つずつ配置される。収納箱兼用マット1の側板部12は、その四つの辺のうち一つの辺が底板部11の四つの辺のうち一つの辺に連接されるようにして、配置される。
収納箱兼用マット1の連結部13は、展開状態では、平面視三角形(二等辺三角形)に形成される。
収納箱兼用マット1の連結部13は、底板部11に連接される。収納箱兼用マット1の連結部13・13・・・は、これらで底板部11を囲むように配置される。収納箱兼用マット1の連結部13は、隣接する側板部12・12同士を連結するように配置される。収納箱兼用マット1の連結部13は、その三つの辺のうち二つの辺が、隣接する側板部12・12のうち一方の側板部12の辺と他方の側板部12の辺とにそれぞれ連接されるようにして、配置される。
このように構成される収納箱兼用マット1の展開状態では、側板部12・12・・・における底板部11および連結部13・13・・・に連接されていない辺と、連結部13・13・・・における側板部12・12・・・と連接されていない辺と、で、平面視略八角形となるような収納箱兼用マット1の外形が形成される。
そして、収納箱兼用マット1は、図6に示すように、四つの連結部13・13・・・が側板部12・12・・・の内側(収納箱の内側)に配置されるように四つの側板部12・12・・・をそれぞれ起立させることにより、展開状態(マット)から組上げ状態(収納箱)とすることができるように構成される。
このとき、収納箱兼用マット1の連結部13は、その一方の側板部12に連接される辺および他方の側板部12に連接される辺をそれぞれ谷折りにするとともに、側板部12に連接されていない辺の中央と底板部12の角とを結ぶ仮想の線で山折りにされるようにして、側板部12・12・・・の内側に配置される。収納箱兼用マット1の連結部13は、その一方の側板部12に連接される辺と他方の側板部12に連接される辺とを重ね合わせるとともに側板部12に連接されていない辺を二つ折りにして、側板部12・12・・・の内側に配置される(図7参照)。
さらに、収納箱兼用マット1の組上げ状態では、連結部13の上端部(連結部13の側板部12と連接されていない辺)が収納箱の外側から中心側にいくに従ってその上方の開口から下方に下がるように配置される。
したがって、収納箱兼用マット1によれば、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される収納箱兼用マットに比べて、収納対象物が連結部13の上端部に当接して収納箱外に弾かれることを抑制することができる。
また、収納箱兼用マット1は展開状態で平面視略八角形に形成されるため、展開状態で平面視略四角形のものよりも連結部13が小さく構成される。このため、収納箱兼用マット1の収納状態では、展開状態で平面視略四角形に形成される収納箱兼用マットに比べて、連結部13が収納箱内において内側に突出しないように配置される。
したがって、収納箱兼用マット1によれば、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れるように収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される収納箱兼用マットに比べて、収納対象物が前記山折りにされることによって形成される連結部13間の隙間に連結部13の上端部側から入り込むことを抑制することができる。
以上のように収納箱兼用マット1によれば、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れて収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなったときに、展開状態で平面視略四角形に形成される収納箱兼用マットに比べて、より確実に収納箱内に収納対象物を収納することができる。
収納箱兼用マット1は、底板部11および四個の側板部12・12・・・に、それぞれ芯部材21・21・・・が設けられて構成される。収納箱兼用マット1の芯部材21は、組上げ状態(収納箱)としたときに、底板部11および四個の側板部12・12・・・のそれぞれの形状を板状にそれぞれ保持可能に構成される。
このように収納箱兼用マット1が構成されることにより、組上げ状態としたときに、底板部11および四個の側板部12・12・・・のそれぞれの形状が板状に保持されて、収納箱兼用マット1を箱状(一つの底板と四つの側板とを有するとともに上方が開口する箱状)に保持することができる。
収納箱兼用マット1は、平面視八角形からなる二枚のシート状の部材の縁部を縫合わせるようにして構成される。収納箱兼用マット1は、底板部11と側板部12とを区画するとともに側板部12と連結部13とを区画するように、底板部11と側板部12との境界部分、および、側板部12と連結部13との境界部分に、前記二枚のシート状の部材を縫い合わせるようにして(ミシン目が入れられて)構成される。
このようにして、収納箱兼用マット1の底板部11および側板部12は、袋状に構成される。
また、収納箱兼用マット1の芯部材21は、ウレタン素材からなる板状の部材で構成される。収納箱兼用マット1の芯部材21は、底板部11内または側板部12内にそれぞれ配置される。収納箱兼用マット1の芯部材21は、展開状態において平面視で底板部11または側板部12よりも若干小さく形成される。
このように収納箱兼用マット1の芯部材21が構成されることにより、展開状態として底板部11の上または側板部12の上に座ったときの座り心地を良好なものとすることができる。
またこのように、収納箱兼用マット1の底板部11と側板部12との境界部分および連結部13には芯部材21が配置されないため、底板部11と側板部12との境界部分および連結部13は、底板部11と側板部12よりも折曲がり易く構成される。
このため、収納箱兼用マット1によれば、底板部11および四個の側板部12・12・・・に芯部材21・21・・・が設けられる構成であっても、容易に展開状態から組上げ状態とすることができる。
収納箱兼用マット1は、滑止め部材22を備える。
収納箱兼用マット1の滑止め部材22は、収納箱兼用マット1が滑ることを防止するものである。収納箱兼用マット1の滑止め部材22は、複数個の点状に形成されるゴム素材で構成されるものであり、底板部11の下面に配置される。
このように収納箱兼用マット1が構成されることにより、例えば、展開状態としてマットの上に座ったときに、収納箱兼用マット1が滑ることを抑制することができる。
収納箱兼用マット1は、二つの取っ手23・23を備える。
収納箱兼用マット1の二つの取っ手23・23は、四個の側板部12・12・・・のうち対向する二個の側板部12・12の縁部にそれぞれ配置される。
また、収納箱兼用マット1は、連結部13・13・・・が前記山折りにされた状態を保持する不図示の留め具(例えば、面ファスナ、または、釦等)が連結部13・13・・・に設けられて、組上げ状態(四つの側板部12・12・・・をそれぞれ起立させた状態)を保持可能に構成される。
次に、本考案の第二実施形態に係る収納箱兼用マット1について、図8から図12を用いて説明する。
なお、第二実施形態に係る収納箱兼用マット1の説明においては、第一実施形態に係る収納箱兼用マット1の説明と同一の部分については適宜その説明を省略し、これと異なる部分を中心に説明する。
収納箱兼用マット1は、図8乃至図12に示すように、複数個の紐通し孔14・14・・・と、紐部材31と、を備える。
収納箱兼用マット1の紐通し孔14は、紐部材31が通される孔であり、収納箱兼用マット1の一方の面と他方の面と(展開状態における収納箱兼用マット1の上面と下面と)を貫通するように形成される。
収納箱兼用マット1の紐通し孔14は、四個の側板部12・12・・・、および、四個の連結部13・13・・・に、それぞれ形成される。収納箱兼用マット1の紐通し孔14は、四個の側板部12・12・・・、および、四個の連結部13・13・・・に、二つずつ形成される。
収納箱兼用マット1の紐部材31は、紐状の部材である。
収納箱兼用マット1の紐部材31は、複数個の紐通し孔14・14・・・のうち隣接する紐通し孔14・14に順次通されて紐通し孔14・14・・・を縫うように配置される。
このように構成される収納箱兼用マット1では、展開状態から組上げ状態とするときに、紐部材31を引張ってその紐通し孔14・14・・・を縫うように配置される部分の長さを短くしていき、四個の側板部12・12・・・同士(四個の側板部12・12・・・におけるそれぞれの底板部11および連結部13・13・・・に連接されていない辺同士)を近接させていく。
このようにして、収納箱兼用マット1では、紐部材31を引張って収納箱兼用マット1の縁部を絞り込むようにして四つの側板部12・12・・・を同時に起立させていき、展開状態から組上げ状態とすることができる(図12参照)。
したがって、収納箱兼用マット1によれば、展開状態から組上げ状態とするときに側板部12・12・・・を一つずつ起立させる構成のものに比べて、展開状態から組上げ状態とする作業をより容易におこなうことができる。
収納箱兼用マット1の紐通し孔14・14・・・は、側板部12における隣接する二つの前記連結部13・13とのそれぞれの境界部分の近傍、および、前記連結部13における隣接する二つの前記側板部12・12とのそれぞれの境界部分の近傍、にそれぞれ形成される。
収納箱兼用マット1の紐部材31は、展開状態では、側板部12と連結部13との境界の上方を亘るように配置される。収納箱兼用マット1の紐部材31は、組上げ状態では、側板部12の内側において側板部12と連結部13との境界の側方を亘るように配置される。
このように構成される収納箱兼用マット1の展開状態では(マットとして使用するときには)、収納箱兼用マット1の上面側に位置する紐部材31を少なくすることができる。したがって、収納箱兼用マット1によれば、展開状態としてマットの上に座って遊ぶときに紐部材31が邪魔になることを抑制することができる。
また、このように構成される収納箱兼用マット1の組上げ状態では(収納箱として使用するときには)、側板部12・12・・・の内側に位置する紐部材31を少なくすることができる。したがって、収納箱兼用マット1によれば、組上げ状態として上方の開口側から収納対象物を投げ入れて収納箱内に収納対象物を収納する作業をおこなっても、当該収納対象物が収納箱の内側において紐部材31に引掛ることを抑制することができる。
収納箱兼用マット1の紐通し孔14・14・・・は、収納箱兼用マット1における縁部(側板部12における底板部11および連結部13に連接されていない辺、または、連結部13における側板部12と連接されていない辺)の近傍に配置される。
このように構成される収納箱兼用マット1の展開状態では(マットとして使用するときには)、収納箱兼用マット1における中央部には紐部材31が配置されないため、展開状態としてマットの中央部の上に座って遊ぶときに紐部材31が邪魔になることを抑制することができる。
また、このように構成される収納箱兼用マット1では、紐部材31を引張って展開状態から組上げ状態とするときに、中央部に紐部材31が配置される収納箱兼用マットに比べて、より容易に側板部12・12・・・を起立させることができる。したがって、収納箱兼用マット1によれば、中央部に紐部材31が配置される収納箱兼用マットに比べて、展開状態から組上げ状態とする作業をより容易におこなうことができる。
収納箱兼用マット1は、紐部材31に紐ストッパ32が設けられて、組上げ状態(四つの側板部12・12・・・をそれぞれ起立させた状態)を保持可能に構成される。収納箱兼用マット1の紐ストッパ32は、前記紐部材31を引張ってその紐通し孔14・14・・・を縫うように配置される部分の長さを短くした状態を保持可能に構成されるものである。
また、収納箱兼用マット1では、紐ストッパ32が紐部材31から脱落しないように、紐部材31の両端部をそれぞれ結んだ状態としてもよい(図12参照)。さらに、収納箱兼用マット1では、紐ストッパ32が紐部材31から脱落しないように、紐部材31の両端部同士を結合させたような状態(例えば、紐部材31の両端部同士を結んだ状態)にして紐部材31を環状に構成して使用してもよい。
1 収納箱兼用マット
11 底板部
12 側板部
13 連結部
14 紐通し孔
21 芯部材
22 滑止め部材
23 取っ手
31 紐部材
32 紐ストッパ

Claims (8)

  1. 展開状態では、マットとして使用することができ、組上げ状態では、上方が開口する箱状に形成されてその内部に収納対象物を収納可能な収納箱として使用することができるように構成される、収納箱兼用マットであって、
    四角形に形成される底板部と、
    四角形に形成され、前記底板部を囲むように前記底板部の四方に配置されるとともに前記底板部に連接される、四個の側板部と、
    三角形に形成され、前記底板部を囲むように配置されるとともに前記隣接する側板部同士を連結するように配置される、四個の連結部と、を備え、
    前記展開状態では、平面視略八角形に形成されるものであり、
    前記四つの連結部が前記側板部の内側に配置されるように前記四つの側板部をそれぞれ起立させることにより、前記展開状態から前記組上げ状態とすることができるように構成される、
    収納箱兼用マット。
  2. 前記底板部および前記四個の側板部に芯部材がそれぞれ設けられる、
    請求項1に記載の収納箱兼用マット。
  3. 前記芯部材は、ウレタン素材からなる板状の部材で構成される、
    請求項2に記載の収納箱兼用マット。
  4. 前記底板部と前記側板部との境界部分および前記連結部は、前記底板部および前記側板部よりも折曲がり易く構成される、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の収納箱兼用マット。
  5. 前記底板部の下面に収納箱兼用マットが滑ることを防止する、滑止め部材を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の収納箱兼用マット。
  6. 前記展開状態における前記収納箱兼用マットの上面と下面とを貫通するように形成される、複数個の紐通し孔と、
    前記紐通し孔のうち隣接する紐通し孔に順次通されて、前記紐通し孔を縫うように配置される、紐部材と、を備える、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の収納箱兼用マット。
  7. 前記紐通し孔は、前記側板部における隣接する二つの前記連結部とのそれぞれの境界部分の近傍、および、前記連結部における隣接する二つの前記側板部とのそれぞれの境界部分の近傍、にそれぞれ形成され、
    前記紐部材は、前記展開状態では、前記側板部と前記連結部との境界の上方を亘るように配置され、前記組上げ状態では、前記側板部の内側において前記側板部と前記連結部との境界の側方を亘るように配置される、
    請求項6に記載の収納箱兼用マット。
  8. 前記紐通し孔は、前記収納箱兼用マットにおける縁部の近傍に配置される、
    請求項6または請求項7に記載の収納箱兼用マット。
JP2011005445U 2011-09-16 収納箱兼用マット Expired - Lifetime JP3172022U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045123A (ja) * 2018-09-17 2020-03-26 株式会社サンエコーエンジニアリング 箱体およびその板材

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