JP3162329U - グレーチングの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接するグレーチング同士を連結可能であり、かつ組み付けが容易なグレーチングを提供する。【解決手段】隣り合うグレーチングの延設方向の前後両端縁部分に設けられた上側接続用縁部21または下側接続用縁部18を上下方向に重ねつつ、複数のグレーチングを延設するためのグレーチングの連結構造であって、上側接続用縁部21には上下方向に貫通する貫通孔23が設けられ、下側接続用縁部18には両接続用縁部18,21が上下方向に重ねられたときに貫通孔23に整合する位置にボルト24を回し付け可能なナット孔20が設けられており、上下の接続用縁部18,21を上下方向に重ねた状態で、上方からボルト24を回し付けることにより、隣り合うグレーチングを連結する。【選択図】図16

Description

本考案は、側溝などを覆うグレーチングの連結構造に関する。
従来、道路の側溝などの上面側には、道路からの水を効率的に導入するためにグレーチングが用いられている。このとき、強度的な観点などから、一般に金属製グレーチングが多用される。金属製のグレーチングの欠点として、自動車の通過などによって側溝から跳ね上がり、外れてしまうという問題がある。
この問題を解決するために、隣接するグレーチング同士を連結する構造が提供されている。例えば、特許文献1には、隣接するグレーチングを連結するための専用金具に関する技術が開示されている。
特開2009−264068号公報
上記文献に開示されている専用金具では、隣り合うグレーチングが接触する位置において、上方からコの字状の連結クリップを組み付けた後、連結クリップに設けられた貫通孔にボルトを挿通し、ナットで回し付けるという操作が必要である。この組み付け操作は、グレーチングを敷設する現場でなされるため、側溝内部の狭い空間で行わざるを得ず、操作性が非常に悪いものであった。
本考案は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、隣接するグレーチング同士を連結可能であり、かつ組み付け操作性の良好なものを提供することである。
上記目的を達成するための考案に係るグレーチングの連結構造は、隣り合うグレーチングの延設方向の前後両端縁部分に設けられた上側接続用縁部または下側接続用縁部を上下方向に重ねつつ、複数のグレーチングを延設するためのものであって、前記上側接続用縁部には上下方向に貫通する貫通孔が設けられ、前記下側接続用縁部には前記両接続用縁部が上下方向に重ねられたときに前記貫通孔に整合する位置にボルトを回し付け可能なナット孔が設けられており、前記上側と下側の接続用縁部を上下方向に重ねた状態で、上方からボルトを回し付けることにより、隣り合うグレーチングが連結されることを特徴とする。
本考案によれば、最初のグレーチングを側溝上面の所定の位置に載置する。次に、その隣に次のグレーチングを載置する。このとき、最初のグレーチングと次のグレーチングの端部に設けられた上下一対の接続用縁部が重なるようにする。こうして、上下の接続用縁部が重ねられると、貫通孔とナット孔とが整合する。両グレーチングを固定するためには、貫通孔の上方からボルトを差し込み、ナット孔に回し付ける。グレーチングを延設するには、この操作を繰り返していく。
このように、本考案によれば、延設する方向に沿って、順にグレーチングを敷設した後、グレーチングの上方からボルトを回し付けることで、グレーチングの固定作業が完了する。グレーチングの上方空間は、下方空間よりも広く開放されているので、従来のグレーチングの固定作業に比べると作業性が良好となる。また、隣り合うグレーチング同士が、ボルトによって固定されるので、側溝からグレーチングが飛び跳ねてしまうという事態が回避される。
本考案において、前記グレーチングには、第一端部グレーチングと、中間グレーチングと、第二端部グレーチングとの三種類が設けられており、前記第一端部グレーチングの後方の端縁部分には下側接続用縁部が、前記中間グレーチングの前方の端縁部分には上側接続用縁部が後方の端縁部分には下側接続用縁部が、前記第二端部グレーチングの前方の端縁部分には上側接続用縁部が、それぞれ設けられていることが好ましい。
このように構成すれば、第一端部グレーチングを敷設した後に、次々と中間グレーチングを敷設し、最後に第二端部グレーチングを敷設する手順が好ましい作業手順となる。すなわち、このような作業手順とすれば、予め敷設されている接続用縁部は、常に下側接続用縁部なので、次のグレーチングの上側接続用縁部を載せて行くことで、敷設作業が進行できる。このため、更に円滑な作業手順とできる。
また、上記考案において、前記グレーチングには、端部グレーチングと、第一中間グレーチングと、第二中間グレーチングとの少なくとも三種類が設けられており、前記端部グレーチングの後方の端縁部分には上側接続用縁部または下側接続用縁部のいずれか一方が、前記第一中間グレーチングの前後の端縁部分には上側接続用縁部が、前記第二中間グレーチングの前後の端縁部分には下側接続用縁部が、それぞれ設けられていることが好ましい。
このような構成として、例えば図20に示すものが例示される(なお、図中の符号については、後述の実施形態に用いたものと同様の構成については、同じものを用いている)。この例では、下側接続用縁部18を備えた端部グレーチング10と、前後一対に上側接続用縁部21を備えた第一中間グレーチング40と、前後一対に下側接続用縁部18を備えた第二中間グレーチング50が設けられている。
このように構成すれば、端部グレーチングを設置した後、その接続用縁部とは異なる接続用縁部を備えた中間グレーチングを敷設し(すなわち、端部グレーチングに上側接続用縁部が設けられている場合には第二中間グレーチングを敷設し、端部グレーチングに下側接続用縁部が設けられている場合には第一中間グレーチングを敷設する)、次に上下の接続用縁部が上手く重なり合うように、第一または第二中間グレーチングを敷設することで、グレーチングが延設される。
また、本考案において、上下接続用縁部が対向する空間における前記貫通孔の側方には、前記両接続用縁部が重ね付けられたときに両接続用縁部に対して左右方向に線接触する金属製の円柱部材が設けられていることが好ましい。そのような円柱部材を設けることによって、隣接するグレーチングの重なり合い部分は、後述の図15に示す態様となる。このため、隣接するグレーチングは、図中の矢印X,Y方向への動きが可能とされ、設置する面の形状に馴染みやすく、かつ隣接するグレーチングが動いた場合にも、その影響を受け難くなる。こうして、良好な騒音低減効果が得られる。なお、円柱部材の構成としては、内部が詰まったものを用いても良く、外壁のみの円筒形状のものを用いても良い。
また、上記考案において、前記ボルトは、着脱に際して専用工具を用いる専用ボルトであることが好ましい。通常のマイナスドライバー、プラスドライバーで着脱ができる場合には、敷設作業後のグレーチングを容易に取り外すことができる。このため、悪戯・窃盗などによって、ボルトやグレーチングが取り除かれる危険性がある。本考案では、専用工具を用いるボルトが使用されるので、容易にボルトの着脱を行うことができない。このため、グレーチングを設置した後の安全性が向上する。
上記考案において、前記貫通孔は、前記各接続用縁部について、左右一対に設けられていることが好ましい。この構成によれば、上下接続用縁部を重ねた後に、左右一対のボルトを貫通孔とナット孔に回し付けることにより、グレーチングの取り付け作業が完了する。このため、1個のボルトのみによって固定される場合よりも固定性が良好となり、かつ組み付け操作性も比較的良好となる。
本考案によれば、隣接するグレーチング同士を連結可能であり、かつ操作性の良好なものを提供できる。
本実施形態における第一端部グレーチングの平面図である。 第一端部グレーチングの正面図である。 第一端部グレーチングの背面図である。 第一端部グレーチングの側面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 中間グレーチングの平面図である。 中間グレーチングの正面図である。 図6におけるB−B線断面図である。 第二端部グレーチングの平面図である。 図9におけるC−C線断面図である。 下側接続用縁部の平面図である。 図11におけるD−D線断面図である。 上側接続用縁部の平面図である。 図13におけるE−E線断面図である。 隣り合うグレーチングを重ね合わせて、上下の接続用縁部を整合させたときの側断面図である。 両グレーチングの上方からボルトを組み付けるときの様子を示す側断面図である。 ボルトを貫通孔に組み付け、ナット孔に回し付けたときの様子を示す側断面である。 側溝の上面にグレーチングを設置したときの様子を示す正断面図である。 本考案に使用可能なボルトの例を示す頭部分の図である。(A)十字状の凹部が設けられている標準トラスねじ、(B)六角形状の凹部が設けられているもの、(C)三角形状の凹部が設けられているもの、(D)四角形状の凹部が設けられているもの、(E)三角形の星形状の凹部が設けられているもの、(F)五角形の星形状の凹部が設けられているもの、(G)六角形の星形状の凹部が設けられているもの、(H)三個の小さな円形状の凹部が頭部の中心について同心円位置に等間隔で設けられているもの、(I)六角ボルトを、それぞれ示す。 本考案において、端部グレーチングと、第一中間グレーチングと、第二中間グレーチングとの三種類を設けたときの構成を示す平面図である。
次に、本考案の実施形態について、図表を参照しつつ説明するが、本考案の技術的範囲は、これらの実施形態によって限定されるものではなく、要旨を変更することなく様々な形態で実施することができる。また、本考案の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
本実施形態には、第一端部グレーチング10と中間グレーチング11と第二端部グレーチング12の三種類が設けられている。これらのグレーチング10,11,12のうち、第一端部グレーチング10は先端部分に、第二端部グレーチング12は末端部分に、それぞれ使用され、その他の中間部分については、全て中間グレーチング11が使用される。全てのグレーチング10,11,12は金属製であり、熔接により一体に形成されている。なお、グレーチング10,11,12において、多くの構成は同一であるため、説明を簡潔化するため、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<第一端部グレーチング>
図1〜図5に示すように、第一端部グレーチング10の左右両端部には、前後方向に沿って、正断面がL字状のエンドアングル13が設けられている。エンドアングル13において、上下方向に延設された接続壁面14には、左右一対のエンドアングル13間を架設する主部材16が設けられている。主部材16は、前後方向に沿って等間隔に配置されている。また、エンドアングル13において、外方に張り出す載置壁面15は、グレーチング10〜12が側溝100に設置されたときに、側溝100の左右側壁110の上面に載置される(図18を参照)。主部材16には、所定の間隔(例えば、100mm間隔)にて、前後方向に貫通する取付孔(図示せず)が設けられており、ここには棒状の補助材17が貫通して取り付けられている。主部材16とエンドアングル13の接続部分、および主部材16と補助材17との接続部分は、それぞれ熔接により固定されている。また、図3に示すように、第一端部グレーチング10の後方の端部(図1において、左側の端部)には、下側接続用縁部18が設けられている。下側接続用縁部18については、後に詳述する。
<中間グレーチング>
図6〜図8に示すように、中間グレーチング11の後端(図6において左側)には、下側接続用縁部18が設けられている。一方、中間グレーチング11の前端(図6において右側)には、図8に示すように、上側接続用縁部21が設けられている。上側接続用縁部21については、後に詳述する。
<第二端部グレーチング>
図9および図10に示すように、第二端部グレーチング12の前端(図9において右側)には、上側接続用縁部21が設けられている。
<下側接続用縁部>
図11および図12に示すように、下側接続用縁部18には、側断面がL字状の連結板部19が設けられている。この連結板部19の水平面19Aには、中央を挟んで対称的に左右一対の取付孔26が設けられており、ここにナット部材25が挿入、固定されることで、ナット孔20が設けられている。ナット部材25としては、例えば、ブラインドナット、ポップナットなどを使用できる。連結板部19の左右両側部は、エンドアングル13の接続壁面14に熔接固定されている。また、垂直面19Bには、補助材17の一端が熔接固定されている。連結板部19の水平面19Aは、載置壁面15の位置よりも低く設定されており、この部分には、後述する上側接続用縁部21の円柱部材22が組み込まれる。
<上側接続用縁部>
図13および図14に示すように、上側接続用縁部21は、最前に位置する主部材27が、側断面をL字状として構成されており、その水平面27Aがエンドアングル13から前方に突出するようにして固定されることで形成されている。上側接続用縁部21は、下側接続用縁部18とほぼ同等か、それよりも僅かに小さく形成されており、隣接するグレーチングを前後方向に位置させたときに、ちょうど下側接続用縁部18の上側に重なり合うようになっている。上側接続用縁部21には、上下方向に貫通する貫通孔23が、左右一対に設けられている。各貫通孔23は、上下の接続用縁部18,21を上下方向に重ねた状態で、ナット孔20に整合するようになっている。また、上側接続用縁部21の下面側において、貫通孔23の隣(より詳細には、貫通孔23から左右の外方の隣)には、円柱部材22が軸方向を水平にして固定されている。円柱部材22は、金属材によって円筒状に形成されている。円柱部材22の底面の直径は、上下の接続用縁部18,21が重ね合わされたときの間隙とほぼ同等とされている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態では、まず第一端部グレーチング10を所定の開始位置に設置する。次に、第一端部グレーチング10の下側接続用縁部18の上方に上側接続用縁部21が重なるようにして、中間グレーチング11を設置する(図15を参照)。このときには、貫通孔23とナット孔20とが整合するようになっている。
次いで、水平面27Aの上方から、ボルト24を貫通孔23に挿入し(図16を参照)、ボルト24をナット孔20に回し付けることにより、両グレーチング10,11を固定する(図17を参照)。このようにして、左右一対のボルト24を貫通孔23とナット孔20に回し付けることにより、グレーチング10,11の取り付け作業が完了する。このように2個のボルト24でグレーチングを固定する構造とされているので、1個のボルトのみによって固定される場合よりも固定性が良好となり、かつ組み付け操作性も3個以上のボルトを用いる場合に比べると比較的良好となる。
また、このとき円柱部材22は、上下の接続用縁部18,21の間に挟み付けられた状態となっており、隣接するグレーチングの重なり合い部分は、図15に示す態様となる。このため、隣接するグレーチングは、図中の矢印X,Y方向への動きが可能とされ、設置する面の形状に馴染みやすく、かつ隣接するグレーチングが動いた場合にも、その影響を受け難くなる。こうして、良好な騒音低減効果が得られる。
両グレーチング10,11を固定した状態では、中間グレーチング11の下側接続用縁部18が露出した状態となっている。このため、次の中間グレーチング11の上側接続用縁部21が、露出した下側接続用縁部18に対して上下方向に重なるようにして、次の中間グレーチング11を組み付ける。隣接する中間グレーチング11の両接続用縁部18,21の固定操作方法は、上記と同様である。
こうして、必要な数だけの中間グレーチング11を順々に設置することにより、グレーチング10,11を長さ方向に延設していく。なお、ボルト24の回し付け作業は、各中間グレーチング11を設置する毎に行っても良いし、全てのグレーチング10,11,12の敷設作業が完了した後に行っても良い。但し、一般的には、中間グレーチング11を設置する毎に行うことが、作業性の観点からは好ましい。
最後に、第二端部グレーチング12の上側接続用縁部21を、最後尾の中間グレーチング11の下側接続用縁部18に重なるようにして、第二端部グレーチング12を敷設した後、ボルト24をナット孔20に回し付ける。こうして、全てのグレーチング10,11,12がボルト24によって、固定された状態で所定の位置に敷設される(図18を参照)。
このように、本実施形態によれば、延設する方向に沿って、順にグレーチング10,11,12を敷設した後、グレーチング10,11,12の上方からボルト24を回し付けることで、固定作業が完了する。グレーチング10,11,12の上方空間は、下方の側溝内の空間よりも広く開放されているので、従来のようにグレーチングの下面側に手を回して作業する場合に比べると良好な作業性が確保される。また、隣り合うグレーチング10,11,12同士が、ボルト24によって固定されるので、側溝100からグレーチング10,11,12が飛び跳ねてしまうという事態が回避される。
本実施形態では、第一端部グレーチング10と、中間グレーチング11と、第二端部グレーチング12の三種類が設けられており、第一端部グレーチング10の後方の端縁部分には下側接続用縁部18が、中間グレーチング11の前方の端縁部分には上側接続用縁部21が後方の端縁部分には下側接続用縁部18が、第二端部グレーチング12の前方の端縁部分には上側接続用縁部21が、それぞれ設けられている。このため、第一端部グレーチング10を敷設した後に、次々と中間グレーチング11を敷設し、最後に第二端部グレーチング12を敷設する手順とすれば、予め敷設されている接続用縁部は、常に下側接続用縁部18なので、次のグレーチング11,12の上側接続用縁部21を載せて行くことで、敷設作業が進行できる。このため、更に円滑な作業手順となる。
また、本実施形態では、上側接続用縁部21がエンドアングル13から突出し、下側接続用縁部18がエンドアングル13と同等の位置とされている。この構成によれば、下側接続用縁部18の下方に突設されるナット部材25がエンドアングル13によって保護される。
このように、本実施形態によれば、隣接するグレーチング同士を連結可能であり、かつ組み付け操作性の良好なものを提供できた。
<変形例>
上記実施形態については、適宜に変更して実施することもできる。そのような変形例の一部として、次のようなものが例示される。
ボルト24は、着脱に際して専用工具を用いる専用ボルトであることが好ましい。そのような専用ボルトを含む例としては、例えば図19に示すようなものがある。図中には、頭部30と、凹部31の形状を示す。これらのボルトのうち、専用ボルトについては、専用工具を用いて着脱するので、容易にボルトの着脱を行うことができない。このため、グレーチングを設置した後の安全性が向上する。
本実施形態では、2個のボルトを用いて、隣接するグレーチング同士を固定する構造としているが、本考案によれば、1個のボルトまたは3個以上のボルトを用いて、隣接するグレーチング同士を固定する構造としても良い。
グレーチングを構成する金属としては、鉄製・ステンレス製・アルミニウム製・或いは適当な合金などを用いることができる。
本実施形態では、上側接続用縁部21がエンドアングル13から突出し、下側接続用縁部18がエンドアングル13と同等の位置とされているが、本考案によれば、上側接続用縁部をエンドアングルと同等の位置とし、下側接続用縁部をエンドアングルから突設させても良い。
10…第一端部グレーチング
11…中間グレーチング
12…第二端部グレーチング
18…下側接続用縁部
20…ナット孔
21…上側接続用縁部
22…円柱部材
23…貫通孔
24…ボルト
40…第一中間グレーチング
50…第二中間グレーチング

Claims (7)

  1. 隣り合うグレーチングの延設方向の前後両端縁部分に設けられた上側接続用縁部または下側接続用縁部を上下方向に重ねつつ、複数のグレーチングを延設するためのグレーチングの連結構造であって、
    前記上側接続用縁部には上下方向に貫通する貫通孔が設けられ、前記下側接続用縁部には前記両接続用縁部が上下方向に重ねられたときに前記貫通孔に整合する位置にボルトを回し付け可能なナット孔が設けられており、前記上側と下側の接続用縁部を上下方向に重ねた状態で、上方からボルトを回し付けることにより、隣り合うグレーチングが連結されることを特徴とするグレーチングの連結構造。
  2. 前記グレーチングには、第一端部グレーチングと、中間グレーチングと、第二端部グレーチングとの三種類が設けられており、
    前記第一端部グレーチングの後方の端縁部分には下側接続用縁部が、前記中間グレーチングの前方の端縁部分には上側接続用縁部が後方の端縁部分には下側接続用縁部が、前記第二端部グレーチングの前方の端縁部分には上側接続用縁部が、それぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のグレーチングの連結構造。
  3. 前記グレーチングには、端部グレーチングと、第一中間グレーチングと、第二中間グレーチングとの少なくとも三種類が設けられており、
    前記端部グレーチングの後方の端縁部分には上側接続用縁部または下側接続用縁部のいずれか一方が、前記第一中間グレーチングの前後の端縁部分には上側接続用縁部が、前記第二中間グレーチングの前後の端縁部分には下側接続用縁部が、それぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のグレーチングの連結構造。
  4. 前記上下接続用縁部が対向する空間における前記貫通孔の側方には、前記両接続用縁部が重ね付けられたときに両接続用縁部に対して左右方向に線接触する金属製の円柱部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のグレーチングの連結構造。
  5. 前記円柱部材は、前記上側接続用縁部または下側接続用縁部のいずれか一方側に設けられ、軸方向を水平にして固定された円筒形状であることを特徴とする請求項4に記載のグレーチングの連結構造。
  6. 前記貫通孔は、前記各接続用縁部について、左右一対に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のグレーチングの連結構造。
  7. 前記ボルトは、着脱に際して専用工具を用いる専用ボルトであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のグレーチングの連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7202751B1 (ja) * 2022-08-25 2023-01-12 株式会社高岡ケージ工業 側溝用蓋

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