JP3162009U - 手指消毒器用のスタンド - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、手指消毒器90は、図1に示すように、消毒用の薬液(例えば、アルコール)が貯溜された薬液タンク91の上部にプッシュ式のポンプヘッド92が配設されて構成される。そして、手指消毒器90は、ポンプヘッド92を上方から押圧してこれを下方に移動させることにより、ポンプヘッド92のノズルから薬液タンク91内の薬液を噴射させるように構成される。
また、支柱20の下端には板部材22が設けられている。板部材22は、その左右方向中心が支柱20の右寄りとなるように設けられており、支柱20の下面と板部材22の上面とが溶接などによって固定されている。板部材22の右側上面には操作部材40が設けられている。また、板部材22の側面は弾性材であるゴムで被覆されており安全性を向上させている。板部材22の左側上面と支柱20の側面との間には、正面視三角形状の補強板23が設けられており、支柱20と板部材22との間の接着強度を向上させている。
また、シャフト30は、図4に示すように、断面四角形の柱状に形成されている。これにより、シャフト30を断面円形の柱状に形成した場合と比較して、支柱20内における前後左右方向の移動が制限されるため、シャフト30の支柱20内での位置決めが容易となる。
また、シャフト30は、操作部材40によって上方に押し上げられた際に、載置台60を上方に押し上げる(載置台60を上方に移動させる)部材である。
また、操作部材40は、操作部材本体41の中途部に配置されて前後方向に軸心を有する回動軸42を中心にして上下に回動可能なシーソー式のペダルで構成される。
また、操作部材40は、回動軸42より右方(操作部材40の一方部)を上方に付勢する弾性部材44(バネ部材)をその内部に有する。そして、操作部材40は、その一方部の上面が下方に押圧されて、当該操作部材40の一方部が下方に回動するとともに操作部材40の他方部が上方に回動するように構成される(図2参照)。
そして、操作部材40は、押上部材43(操作部材40の他方部)を支柱20の切欠き孔21から支柱20内に挿入させるとともにその上面をシャフト30の下端に当接するようにシャフト30の下方に配置させる。
底部51は平面視略長方形状に形成されている。フランジ部52・52は、底部51の左右端面から延設された板を上方に折り曲げて形成された部分であり、フランジ部52・52の前後方向の幅は後述する載置台60のガイド溝61の幅と略同じに形成されている。
また、フランジ部52の前後方向中央部であって上下方向中央部から上方へずれた箇所には位置決め孔57が設けられている。
また、受け部材50の平面視略中央部から後方へずれた位置には、開口部53が形成されている。そして、受け部材50は、その開口部53と支柱20の上端部の開口とを一致するようにして、支柱20の上端部に固定して設けられる。
パイプ支持部材54は、板状の部材であってその上部が後方に折り曲げられ、受け部材50の下面に固設されている。また、パイプ支持部材54の下端部は前方に折り曲げられ、パイプ55の下面に固設されており、パイプ55は、パイプ支持部材54を介して受け部材50に固設されている。
パイプ55は、上面視略長方形の枠状に形成されている。パイプ55が形成する長方形の面積は消毒液受けトレイ56の底面積よりも大きく、消毒液受けトレイ56の開口面の面積よりも小さくなるように形成されている。
また、消毒液受けトレイ56は、ポンプヘッド92のノズル先端部の下方に設けられている。これにより、ノズル先端部から滴下する消毒液を受けることができる。
載置台60は、その下面の略中央部にシャフト30の上端部が一体的に設けられるとともに、受け部材50の上に配置される。
載置台60の外縁部は下方に折り曲げられて形成される側面部を有している。外縁部が下方に折り曲げられているため、載置台60の上面は平らに形成されている。これにより、載置台60の上面に液体が貯留することを防止する。
このように載置台60が構成されることにより、操作部材40の一方部が下方に押圧されて前記押し上られたシャフト30を介して載置台60が押し上げられ、当該載置台60に載置された手指消毒器90が上方に移動することとなる(図6参照)。
また、載置台60が受け部材50に対して前後方向に移動しようとしたときであっても、フランジ部52が受け部材に設けられたガイド溝61に当接することにより、載置台60と受け部材50との相対的な位置がずれることを防止することができる。
押え部材70は、図1、図5及び図6に示すように、平板状の部材の上部が後方に折り曲げられて正面視略門状に形成される。
押え部材70の水平方向に架設された部分は押え部70aとして構成され、垂直方向に延出する一対の部分は取付け部70b・70bとして構成される。
そして、押え部材70は、位置決め溝71とフランジ部52・52に設けられた位置決め孔57・57とを一致させるとともに、上方に移動する手指消毒器90を押え部70aにて上方から押えることができるような位置に押え部70aの高さを設定して、蝶ねじによって受け部材50に固定される。
固定部材80・80は、手指消毒器用のスタンド1を、台車や回診車などの移動装置に固定するための部材である。ここで、本実施形態においては移動装置として、図8に示す台車100を使用して説明する。台車100は、取手部101と、上下方向に延びた四本の柱102・102・102・102とを有している。また、各柱102の下端には車輪103が設けられており、移動可能に構成されている。
固定部材80・80は支柱20の上部と下部とにそれぞれ固設され、支柱20の左右方向に延設されている。固定部材80・80は同様の構成であるので、以下、上部の固定部材80の構成について説明する。
固定部材80は、図7に示すように、支柱20に固設されたレール部81と、レール部81両端から長手方向に摺動自在に延設された一対の把持部82・82とを有する。
左右両端に設けられた一対の把持部82・82の端部には後方に二枚の板83・83がそれぞれ突設されており、その前後方向中心から後方へずれた部分にボルト用の孔が設けられている。また、板83・83のうち内側の板83の内側面であって、孔が設けられた部分にはナットが溶接されている。二枚の板83・83で台車の取手部101側の二本の柱102・102をそれぞれ挟持して、前記孔にボルトを貫入し、ボルトを締結すること
によって固定することにより固定部材80と台車100とを相対移動不能に固定する。
また、操作部材40は、台車100の車輪103の上端とほぼ同じ高さに配置されている。これにより、作業者は台車100を操作する姿勢とほぼ同じ姿勢で操作部材40を操作することができる。
したがって、ポンプヘッド92を手で下方に押圧することなく薬液タンク91内の薬液を噴射させることができる手指消毒器用のスタンド1を、簡易構造で実現することができる。
20 支柱
30 シャフト
40 操作部材
60 載置台
70 押え部材
80 固定部材
90 手指消毒器
100 台車
Claims (3)
- 薬液タンクの上部にプッシュ式のポンプヘッドが配設された手指消毒器用のスタンドであって、
該手指消毒器が載置される載置台と、
該載置台の下面に上端が接続し、上下方向に配設されるシャフトと、
該シャフトをその内部に配置する筒状の支柱と、
該支柱の下部に取り付けられ、前記シャフトの下部に当接し、該シャフトを介して前記載置台を押し上げる操作部材と、
前記支柱に固定され、前記載置台に載置される手指消毒器のポンプヘッドの上方への移動を規制する押え部材と、
前記支柱に固設され、支柱の長手方向と直交する方向に延設した固定部材と、
を具備し、
前記操作部材は、前記固定部材の長手方向と平行な方向に突出させた、
手指消毒器用のスタンド。 - 前記固定部材は、前記支柱に固設されたレール部と、レール部両端から長手方向に摺動自在に延設された一対の把持部とを有する、
手指消毒器用のスタンド。 - 前記シャフトは、断面が四角形状の柱状に形成した、
手指消毒器用のスタンド。
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JP2010003490U JP3162009U (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | 手指消毒器用のスタンド |
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JP2010003490U JP3162009U (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | 手指消毒器用のスタンド |
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JP3162009U true JP3162009U (ja) | 2010-08-19 |
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JP2015100454A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 恒徳アイデック株式会社 | 消毒装置 |
JP6864934B1 (ja) * | 2020-06-29 | 2021-04-28 | 有限会社ワイズ | 足踏み式消毒液噴霧装置 |
JP6875772B1 (ja) * | 2020-11-13 | 2021-05-26 | 株式会社北川製作所 | 足踏み式吐出装置 |
WO2021214528A1 (en) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | Bric Ales | Foot-operated liquid dispenser holder |
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2010
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