JP3161417B2 - 耐孔食性に優れた2相ステンレス鋼 - Google Patents

耐孔食性に優れた2相ステンレス鋼

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、耐孔食性に優れた2相
ステンレス鋼に関するものである。 【0002】 【従来の技術】フェライト相とオーステナイト相からな
る2相ステンレス鋼は、オーステナイトステンレス鋼で
問題とされる塩化物応力腐食割れに強く、耐食性にも優
れるため、近年では、海水を冷却水として使用する熱交
換器用伝熱管、腐食性油井あるいはガス井向け油井管及
びラインパイプの海洋構造物等をはじめとする耐食性構
造物用材料(パイプ、支柱、外板、バルブ、継手、容
器、貯槽、実験機器等)として多く用いられている。 【0003】ところで、腐食性環境において2相ステン
レス鋼を使用する上で考慮しなければならない最も重要
な因子の一つは耐孔食性であり、孔食は部材を貫通する
ことによつて内容物の漏洩をもたらすことはもとより、
応力集中をも伴なうことにより応力腐食割れに発展する
可能性もある。したがつて、腐食性環境下で使用される
2相ステンレス鋼においては、耐孔食性が優れているか
否かの判断が重要な意味を持つ。 【0004】一般に、フェライトステンレス鋼やオース
テナイトステンレス鋼のようにその組戦が単一相からな
る鋼の耐孔食性はCr,Mo,N含有量の増加に伴なつて向
上し、異なる成分系の鋼であつてもCr+3Moあるいはこ
れにNの項を加えたパラメータで一義的に整理すること
ができる。従つて、これらの鋼の耐孔食性は比較的簡単
なパラメータで判断することができる。 【0005】これに対し、2相ステンレス鋼の耐孔食性
は、平均組成のCr,Mo,N含有量のみならず、フェライ
ト相とオーステナイト相の存在比(以下フェライト体積
率と呼ぶ)の影響を受けて変化する。 【0006】すなわち、平均組成のCr,Mo,N量が高い
ほど耐孔食性は向上する傾向にあるが、これらの含有量
が同水準であつても、適正範囲内にフェライト体積率が
あるものとそうでないものでは耐孔食性に差異が生じ
る。 【0007】しかるにこのフェライト体積率の適正範囲
については、従来30〜40%とする報告もあれば40
〜70%とするものもあるなど統一的見解はなく、いま
だあいまいな段階に止まつているのが現状である。した
がつて、このような限定によつて得た鋼であっても目的
どおりの耐孔食性であるかどうか断定するのは難しい。
しかも、仮に限定されたフェライト体積率範囲が適正な
ものであつても、その限定範囲内には耐孔食性の優劣が
必ず存在する。それ故、このようなα体積率の範囲によ
る限定の仕方で得た鋼であっても、基準のあいまいさに
より予想外に劣る耐孔食性となる恐れがあることはもと
より、最適とされる範囲内での耐孔食性の差異により必
要以上に耐孔食性の優れたもの(すなわちCr,Mo,Nの
過剰添加)になる可能性が大きい。 【0008】したがつて、確実に耐孔食性が優れている
かどうかを判断するためには、以上で述べた平均組成の
Cr,Mo,N含有量とフェライト体積率の適正範囲を単純
に組み合わせるというようなあいまいな基準でなく、よ
り的確に耐孔食性を判断できるパラメータを基準とすべ
きである。そして、確実に耐孔食性が判断できるパラメ
ータが利用できれば、Cr,Mo,Nを各々適正な含有量と
して規制することができ、従来のようにCr,Mo,Nの過
剰添加という問題も解消できることになる。 【0009】本発明は、前記のような問題点を解決し、
確実に耐孔食性が優れているかどうかを判断できる2相
ステンレス鋼を提供することを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決しようとする手段】この目的を達成するた
め、本発明者らは、2相ステンレス鋼の耐孔食性を的確
に判断することができるパラメータを見出すべく、種々
の化学組成及びフェライト体積率を有する2相ステンレ
ス鋼について耐孔食性を調べ、その結果、平均組成では
なく、オーステナイト相中のCr,Mo,N量が耐孔食性、
特に孔食発生の有無を支配する重要な因子であるとの知
見を得た。 【0011】すなわち、2相ステンレス鋼のフェライト
相とオーステナイト相は異なる化学組成を持ち、Cr,Mo
はフェライト相へ、Nはオーステナイト相へより多く分
配されている。N含有量はその固溶限が低いため、Crの
約1/100、Moの約1/10と少量に限定されるから、Cr,Mo
を多量に含有するフェライト相に比ベオーステナイト相
は耐孔食性が劣ることになる。 【0012】したがつて本発明者らは、2相ステンレス
鋼の耐孔食性を左右するのはオーステナイト相の化学組
成であると考え、平均組成を工夫してオーステナイト相
中の[Cr],[Mo],[N]量を広範囲に変えた種々の
2相ステンレス鋼の耐孔食性を調べ、オーステナイト相
中のCr,Mo,N量で耐孔食性を整理することを試みた。
その結果、[Cr]+3[Mo]+16[N]というパラメー
タ(ここで、[ ]は説明の便宜上オーステナイト相中
の組成成分を示す。本願において以下同じ)を用いると
孔食発生の有無を的確に判断することができ、このパラ
メータの値が34.5以上となるようなオーステナイト相が
得られれば、すなわち下式数1を満足させれば、確実に
耐孔食性が優れていることが見出された。 【0013】 【数1】[Cr]+3[Mo]+16[N]≧34.5 【0014】この発明は、以上のような本発明者らの新
たな知見を基になされたもので、C:0.05%以下、Si:
2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.02%以下、S:0.01
%以下、Cr:20〜28%、Ni:2〜10、Mo:1〜5%、
N:0.4%以下を含有し、残部は不可避的不純物及びFe
よりなり、かつ[Cr]+3[Mo]+16[N]≧34.5の関
係式(ここで、[ ]はオーステナイト相中の組成成分
であることを示す)を満足することを特徴とする耐孔食
性に優れた2相ステンレス鋼である。 【0015】さらに本発明は、上記基本成分に〔Cu:2.
0%以下〕または/及び〔Ti:2.0%以下、V:2.0%以
下、W:2.0%以下の1種または2種でかつ合計量が2.0
%以下〕を添加することをも特徴とする。 【0016】ところで、すでに存在する2相ステンレス
鋼に対して、前記パラメータの値が34.5以上になってい
るかどうかを判断することは比較的容易にできるが、そ
のようなパラメータを満足させるように、直接オーステ
ナイト相中の[Cr],[Mo],[N]量を制限するのは
困難である。そこで、本発明者らは、前記パラメータを
満足させることのできる他の因子を種々検討した結果、
その一つとして、フェライト相量を示すfと平均組成C
r,Mo,N量とが下式数2に示す所定の関係式を満たせ
ば、オーステナイト相中の前記関係式を満足させること
ができることをも新たに見出した。すなわち、下式数2
に示す関係式を満たす2相ステンレス鋼は後述する実施
例に示すように、耐孔食性に優れることがわかったが、
それは同時にオーステナイト相中のCr,Mo,Nが前記数
1の関係式をも満足させていたものである。本発明の上
記知見はこのような経緯によって見出されたものであ
る。またこの下式数2の関係式を見出したことにより、
本発明に係る2相ステンレス鋼を容易に製造できること
も可能となった。 【0017】 【数2】 【0018】次に本発明の成分限定理由について説明す
る。 【0019】CはCr炭化物の形成に伴ないCr欠乏領域を
生じて耐孔食性を劣化させるので0.05%以下の範囲が適
正である。 【0020】Siは耐酸性に有効な元素であるが、2.0%
を超えると耐孔食性を劣化させるので2.0%以下の範囲
が適正である。 【0021】Mnは脱硫のために必要であり、Nの固溶度
を増加させる効果を持つが、2.0%を超えて添加すると
耐孔食性を劣化させるので、2.0%以下の範囲が適正で
ある。 【0022】P及びSはいずれも熱間加工性を阻害する
ので、それぞれ0.02%以下及び0.01%以下の範囲が適正
である。 【0023】Crは耐孔食性を向上させる元素で、20%未
満ではオーステナイト相の耐孔食性に対して効果がな
く、28%を超えると熱間加工性を阻害するので、20〜28
%の範囲が適正である。 【0024】Niはフェライト相の強度及び靭性を高める
効果を持つが、2%未満では効果がなく、10%を超える
とその効果が飽和するので2〜10%の範囲が適正であ
る。 【0025】Moは耐孔食性を向上させる効果を持つが、
1%未満ではオーステナイト相の耐孔食性に対して効果
がなく、5%を超えると熱間加工性を阻害するので、1
〜5%の範囲が適正である。 【0026】Nは少量の添加でも耐孔食性を向上させる
効果を持つが、0.4%を超えるとCr窒化物を形成して耐
孔食性を劣化させるので0.4%以下の範囲が適正であ
る。 【0027】Cuは耐酸性を向上させる効果を持つが、2.
0%を超えると熱間加工性を阻害するので、2.0%以下の
範囲が適正である。 【0028】Ti,V,Wはいずれも強度を高める効果を
持つが各々が2.0%を超えると熱間加工性を阻害するの
で、2.0%以下の範囲が適正である。またそれらを2種
選択した場合はその合計量が2.0%を超えるとやはり熱
間加工性を阻害するので、その場合の合計量の範囲も2.
0%以下が適正である。なお3種とも添加するとそれら
の合計量が2.0%以下の範囲でも、2種添加または1種
のみ添加の場合に比して耐孔食性が劣ることが試験的に
わかったので、選択の際は1種または2種とする。 【0029】Cr,Mo,Nはいずれも耐孔食性を向上させ
る効果を持つものであるが、それら範囲だけを満足する
ことだけでは、鋼の耐孔食性が判断できないことは言う
までもない。したがって、上記範囲においても、オース
テナイト相中のCr,Mo,Nの間に、[Cr]+3[Mo]+
16[N]≧34.5なる関係式が成り立っているかどうかが
より重要である。 【0030】一方、上記成分組成の範囲を満足し、かつ
オーステナイト相中のCr,Mo,Nの間に、[Cr]+3
[Mo]+16[N]≧34.5なる関係式が成り立っていれ
ば、適正な成分含有量に基づいた耐孔食性であると判断
できることから、その条件を満足させるような含有量に
各成分を添加すれば、Cr,Mo,Nを過剰に添加すること
なく適正な耐孔食性であるステンレス鋼が確実に得られ
ることになる。もっとも。上述のようにオーステナイト
相中のパラメータの規制は困難であるため、その際は例
えば上記数2に示すパラメータを用いれば良い。 【0031】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を述べる。以
下の実施例は、本発明に係る2相ステンレス鋼を得るた
めにまず前記数2に示されるパラメータを用いたもので
あり、その結果、オーステナイト相のパラメータが前記
数1に示される関係式を満足するものとなったものであ
る。そのような本発明合金と、数に示される関係式を満
足させない比較合金の腐食度を比較検討した。 【0032】表1に供試鋼の化学組成、耐孔食性を示す
パラメータ(前記数3の左辺)の値及び孔食試験結果を
示す。表1中の供試鋼はいずれもAr雰囲気中で50kg溶解
し、熱延して10mm厚の板とした後、1000〜1100℃で30分
の溶体化処理を施した。この板から2mm×20mm×30mmの
腐食試験片を採取して#320のエメリー紙で表面の湿式
研磨を行い、50℃の6%FeCl3+0.05N−HCl水溶液中
に24時間浸漬した後、腐食量を測定した。表1に示す
ように、本発明の化学組成の2相ステンレス鋼は、優れ
た耐孔食性を発揮するのが明らかとなっている。 【0033】 【表1】【0034】図1は、前記数2を用いて孔食試験結果を
整理したものである。数3に示すパラメータはオーステ
ナイト相中のパラメータである前記数2の関係式を満た
すものであり、図1に示されるように、パラメータの値
が34.5未満の鋼ではいずれも孔食が発生している一方、
34.5以上の鋼では孔食はほとんど発生せず、発生したも
のでもその程度はわずかであることが明らかであるか
ら、この数2に示すパラメータを用いれば、2相ステン
レス鋼の耐孔食性、特に孔食発生の有無を的確に判断で
きるものとなっている。 【0035】なお、通常、溶体化処理を施さない場合は
耐孔食性が劣化する。本発明合金については鋳造まま材
及び熱延まま材についても同様な孔食試験を行ったが、
熱延して溶体化処理を施したものと結果が同じであった
ので、表1、図1では省略してある。 【0036】 【発明の効果】以上説明した本発明によるときには、上
記数1に示すような従来にはまったく予想もできなかっ
たオーステナイト相中のパラメータを用いたため、2相
ステンレス鋼の耐孔食性特に孔食発生の有無を的確に判
断することができるという優れた効果が得られる。ま
た、そのパラメータを利用することで、Cr,Mo,Nの過
剰添加を防ぎつつ適正な耐孔食性を得ることも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】耐孔食性を示すパラメータを用いて孔食試験結
果を整理して示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 学 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−132741(JP,A) 特開 平5−247592(JP,A) 特開 平6−116684(JP,A) 特開 平7−197130(JP,A) 特開 平7−278755(JP,A) 特開 平8−20845(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.C:0.05%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、
    P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:20〜28%、Ni:
    2〜10%、Mo:1〜5%、N:0.4%以下を含有し、残
    部は不可避的不純物及びFeよりなり、かつ[Cr]+3
    [Mo]+16[N]≧34.5の関係式(ここで、[ ]はオ
    ーステナイト相中の組成成分であることを示す)を満足
    することを特徴とする耐孔食性に優れた2相ステンレス
    鋼。 2.C:0.05%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、
    P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:20〜28%、Ni:
    2〜10%、Mo:1〜5%、N:0.4%以下、Cu:2.0%以
    下を含有し、残部は不可避的不純物及びFeよりなり、か
    つ[Cr]+3[Mo]+16[N]≧34.5の関係式(ここ
    で、[ ]はオーステナイト相中の組成成分であること
    を示す)を満足することを特徴とする耐孔食性に優れた
    2相ステンレス鋼。 3.C:0.05%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、
    P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:20〜28%、Ni:
    2〜10%、Mo:1〜5%、N:0.4%以下を含有し、さ
    らにTi:2.0%以下、V:2.0%以下、W:2.0%以下の
    1種または2種を含有し、残部は不可避的不純物及びFe
    よりなり、かつ[Cr]+3[Mo]+16[N]≧34.5の関
    係式(ここで、[ ]はオーステナイト相中の組成成分
    であることを示す)を満足することを特徴とする耐孔食
    性に優れた2相ステンレス鋼。 4.C:0.05%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、
    P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:20〜28%、Ni:
    2〜10%、Mo:1〜5%、N:0.4%以下、Cu:2.0%以
    下を含有し、さらにTi:2.0%以下、V:2.0%以下、
    W:2.0%以下の1種または2種を含有し、残部は不可
    避的不純物及びFeよりなり、かつ[Cr]+3[Mo]+16
    [N]≧34.5の関係式(ここで、[ ]はオーステナイ
    ト相中の組成成分であることを示す)を満足することを
    特徴とする耐孔食性に優れた2相ステンレス鋼。
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