JP3161338U - 補助具付き帯板 - Google Patents

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トミ子 草柳
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トミ子 草柳
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Abstract

【課題】着物を、簡単に美しく着こなせるようにする補助具付きの帯板を提供する。【解決手段】帯の内側に着用される帯板本体1と、帯板本体の長さ方向の両端部に、それぞれ取り付けられ、先端に相互に係合可能なフック5を備え、帯板本体と共に着物の上に巻き付けられる伸縮自在な一対の巻付バンド4と、帯板本体の上縁から上方に向けて取り付けられ、先端に帯もしくは着物の一部を挟持する挟持金具が設けられた長さ調節可能な連結バンド3a、3bと、を備えて構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、補助具付き帯板に関し、より詳細には着物を着る段階あるいは帯結びの段階に使用する補助具付き帯板に関する。
帯板は、厚紙などを芯に布を張って作る板状の小物で、和服を着るときに帯の前面に挟み込んでこれを装着することにより、帯にシワを作り難くして帯の形を調えるとともに、複雑な結び方をしても帯の形が崩れないようにする道具である。しかし、帯結びの作業は、初心者にとって補助者が必要となる煩わしいものである。このような事情から、初心者が、補助者の手を煩わすことなく、自身で簡単に帯結びができるようにする補助具が工夫されている。このような補助具として、例えば、帯の両端側となる垂れ部や手先部等を係止する係止支持台と、帯飾りを保持する上下可動台とを備えた帯結び補助具〔特許文献1参照〕、帯枕からの結束紐を通すための環(リング)を先端に備えた締め用紐が帯板に設けられ、帯板を中間で左右に分割し、且つ、分割部分に結合手段を設けて互いに連結して構成され、帯板の下部両端側に結束紐が設けられた着付け補助具〔特許文献2参照〕などの提案がある。
また、帯板本体の長手方向の両端部に面ファスナを取付けて着脱自在とし、且つ、帯板本体の長手方向の両端上辺角部を斜めにカットして合わせ縁部とした帯板〔特許文献3参照〕が提案されている。このように構成すると、両端の合わせ縁部線を一致させて着物の外周に巻き付けた際に、身体におけるウエストのくびれの上位位置の形状に合致した形状になることから、全体が身体にフィットするようになるので、帯板が弛みにくくなって安定し、着物の着崩れを防止でき、着用したときのシルエットを美しくすることができると記載されている。
特開平9−3716号公報 特開2004―68172号公報 特開2002―266142号公報
本考案は、着物を、簡単に美しく着こなせるようにする補助具付きの帯板を提供することにある。
本考案の補助具付き帯板は、帯の内側に着用される帯板本体と、帯板本体の長さ方向の両端部に、それぞれ取り付けられ、先端に相互に係合可能なフックを備え、帯板本体と共に着物の上に巻き付けられる伸縮自在な一対の巻付バンドと、帯板本体の上縁から上方に向けて取り付けられ、先端に帯もしくは着物の一部を挟持する挟持金具が設けられた長さ調節可能な連結バンドと、を備えて構成されている。
本考案の補助具付き帯板は、着物を着る段階に使用すると、着物の襟元が留められるようになり着物が簡単に美しく着こなせるようになり、帯結びの段階に使用すると、帯結びの煩わしさが改善され、帯結びが手軽にできるようになる。
本考案の補助具付き帯板を示した説明図である。 補助具付き帯板の使用の形態を示した説明図である。
図1は、本考案の補助具付き帯板の表面を示した説明図である。この図1に示すように、補助具付き帯板10は、略長方形状の薄板からなる帯板本体1の長さ方向の両端部に、伸縮自在な一対の巻付バンド4が縫製され、巻付バンド4の先端には、相互に係合可能なフック5を備えている。そして、一対の連結バンド(3a、3b)は、帯板本体1の左右側端部近傍の上縁から、上方に向けて縫製され、その先端には、帯を挟持する挟持金具、即ち、クリップ(2a、2b)が設けられている。
クリップ(2a、2b)は、平板を略U字形状に曲げたもので、閉じた状態では、ほぼ平坦なものである。そして、クリップの把持部は、クリップ本体に軸支され、その先端の振返りで、開口部を開閉させるものであるが、布を挟み込み過ぎると、閉じるために相当の力を要することになり、力を入れすぎた場合には、先端部が曲がり、使用できなくなることもあるので注意を要する。
本考案の補助具付き帯板10の使用方法を説明する。
着物を着る段階に使用するときの使用方法は、以下のステップで行う。
1)着物の右衿先を左身八つ口に通して帯板10のクリップ2aに止める。
2)右前身頃の脇腹部分を摘んで帯板10のクリップ2bに止める、この状態で、右手で左の衿先を引き、左手で帯板の端部(連結バンド3a側)を引くと、右の衿先が引かれ衿元が整えられる。
3)帯板本体1を腹部に当てると共に、帯板10の巻付バンド4を胴回りに巻いて背中で止める。
これにより、右の衿先は、連結バンド3a側で引かれた状態で、左衿を含め左前身頃の上から、帯板10を腹部に当てて締めることができるので、衿元が留められる。尚、着物を左前で着る着付けを説明したが、右前の場合は左右逆になる。
帯結びの段階に使用するときには、以下のステップで行う。
1)帯板本体1がお腹の位置にくるように背中側でフック5を留める。
2)手先になる方を半分の幅に折って和を下にする。
3)手先を左の肩にかけクリップ2a(保持金具)で留める。
4)たれを背中にまわし、体に一巻きする。
5)手先とたれをクロスさせ、手先を前に持ってきてクリップ2b(保持金具)で留める。
6)たれでお太鼓をつくり、帯枕を入れる。
7)帯の下に通した仮紐を前で結び、お太鼓の形を整える。
8)手先を留めたクリップ(2a、2b)を外し、手先をお太鼓に通す。
9)お太鼓の上下の真中あたりを通るようにし、帯締めを前で結ぶ。
10)仮紐を外す。
帯結び(一重太鼓)の手順に従った帯板10の使用方法では、クリップ(2a、2b)の利用は、一重太鼓の帯結びに限定されることはなく、一文字、蝶々、文庫結びなど各種の帯結びに対応可能である。また、帯板本体1とクリップ(2a、2b)との間に介される連結バンド(3a、3b)の長さを適宜変更できるようにし、体型の差異に関係のない汎用性のあるものにする。以上、クリップ(2a、2b)は、一対の連結バンド(3a、3b)を介して帯板本体1の上縁に縫製されることにより、帯を一時的に保持できるので、帯結びの際に、補助者の手を煩わすことがなくなる。また、帯結びの仕上がりを良好なものとし、着物の着崩れが防止できる。
1;帯板本体
2a、2b;クリップ
3a、3b;連結バンド
4;巻付バンド
5;フック
10;補助具付き帯板
A;着物

Claims (1)

  1. 帯の内側に着用される帯板本体と、帯板本体の長さ方向の両端部に、それぞれ取り付けられ、先端に相互に係合可能なフックを備え、帯板本体と共に着物の上に巻き付けられる伸縮自在な一対の巻付バンドと、帯板本体の上縁から上方に向けて取り付けられ、先端に帯もしくは着物の一部を挟持する挟持金具が設けられた長さ調節可能な連結バンドと、を備えていることを特徴とする補助具付き帯板。
JP2010003164U 2010-05-14 2010-05-14 補助具付き帯板 Expired - Lifetime JP3161338U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012246594A (ja) * 2011-07-07 2012-12-13 Yoshihisa Morishita 飾り帯結び用仮紐

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