JP3161078U - 介護用ズボン - Google Patents

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Abstract

【課題】介護者への着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる介護用ズボンを提供する。【解決手段】前身頃2L,2Rと後身頃とからなるズボン本体1と、このズボン本体1に設けた縦方向の開閉部6L,6Rとを備えた介護用ズボンにおいて、開閉部に該開閉部6L,6Rを開閉する面ファスナ11,11A,12,12Aを設けたから、面ファスナ11,11A,12,12Aにより開閉部の開閉を簡便に行うことができる。また、開閉部6L,6Rに間隔をおいて複数の面ファスナ12,12A,13,13Aを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナ12,12A,13,13Aの少なくとも一組の色が異なるから、隣合う面ファスナ12,12A,13,13Aの位置を間違えることなく、対応する面ファスナ12,12A,13,13A同士を接合することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、介護用ズボンに関し、特に、身体が不自由な人や寝たきりの人等に好適な介護用ズボンに関する。
従来、この種のものとして、上着の左右脇側下端から袖口および/あるいは首回りから袖口までを連続する開閉ラインを設け、この開閉ラインに一対のスライダーを備えたダブルファスナーを取り付けて、上記スライダーを両端から中央側へと引くことにより開閉ラインを開ける構成としている介護用衣類(例えば特許文献1)が提案されている。
上記介護用衣類では、ファスナを開くことにより、前身頃と後身頃を分離できるため、衣類の装着が容易となる。しかし、ファスナを閉める際には、ファスナを合わせる作業が必要となり、介護者の向きなどを変えることが困難な場合、ファスナを合わせる作業が煩雑となる面がある。
また、ファスナを閉めると、前身頃と後身頃の合わせ目から手を入れて介護することが出来なくなるため、不便である。これに対して、通気性を確保するために合わせ目にマチを設けることは知られているが、従来のマチでは手を入れて作業するには不向きである。
さらに、前身頃と後身頃とをボタンにより連結する場合も、介護者が姿勢を変えることが出来ない場合、作業が煩雑となることが予想される。また、ボタンを用いた場合、掛け違いが起こることも懸念される。
実用新案登録第306495号公報
そこで、本考案は、上記問題点を解決するものであり、介護者への着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる介護用ズボンを提供することを目的とし、加えて、装着感の良い介護用ズボンを提供することを目的とする。
請求項1の考案は、前身頃と後身頃とからなるズボン本体と、このズボン本体に設けた縦方向の開閉部とを備えた介護用ズボンにおいて、前記開閉部に該開閉部を開閉する面ファスナを設けたことを特徴とする。
請求項2の考案は、前記開閉部に間隔をおいて複数の面ファスナを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナの少なくとも一組の色が異なることを特徴とする。
請求項3の考案は、前記ズボン本体は、股部の下に左右の筒状脚部を有し、前記前身頃の略中央に上部から股部に連続する中央の前記開閉部を設け、この中央の開閉部と連続して左右下側の前記開閉部を前記左右の脚部に設け、それら中央の前記開閉部と左右下側の前記開閉部にそれぞれ複数の前記面ファスナを間隔をおいて設けたことを特徴とする。
請求項4の考案は、前記左右の脚部の裾部は、前記前身頃と後身頃とを連結して筒状に形成されていることを特徴とする。
請求項5の考案は、前記ズボン本体は、股部の下に左右の筒状脚部を有し、前記前身頃の略中央に上部から股部に連続する中央の前記開閉部を設け、この中央の前記開閉部と連続して左右下側の前記開閉部を前記左右の脚部の全長に設け、前記中央の前記開閉部と前記左右下側の前記開閉部に前記面ファスナを設けたことを特徴とする。
請求項6の考案は、股部用の一方の前記面ファスナを、前記前身頃の股部の前面に設け、前記後身頃の股部から下方に延設した延設片を設け、この延設片の前面に股部用の他方の前記面ファスナを設け、それら股部用の一方及び他方の前記面ファスナの係止状態で前記延設片が前記前身頃と後身頃の股部間を連結するように構成したことを特徴とする。
請求項7の考案は、前記中央の開閉部に間隔をおいて複数の面ファスナを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナの少なくとも一組の色が異なることを特徴とする。
請求項8の考案は、前記面ファスナは略方形をなし、その角部を面取りしたことを特徴とする。
請求項9の考案は、前記面ファスナの外周を曲線により形成したことを特徴とする。
請求項10の考案は、前記中央の前記開閉部に、少なくとも上下一方が開いた袋部を形成し、この袋部に上下に間隔をおいて複数の開口部を設け、前記袋部内に前記複数の開口部に跨る面ファスナを着脱自在に設けたことを特徴とする。
請求項11の考案は、前記袋部は、前記開閉部の縁部を折り返して重ね合わせ、縁から離れた前記重ね合わせ部分を縫着してなり、前記袋部の下部を閉塞し、前記袋部の上部に、面ファスナを抜き差し可能な挿入開口部を設けたことを特徴とする。
請求項12の考案は、前記中央の前記開閉部は、左右の前身頃の一方の縁部と他方の縁部とを前後に重ね合わせ、一方の縁部と他方の縁部の対向する面に一方と他方の面ファスナを設け、股部位置の前記一方の縁部の前面に一方の股部用面ファスナを設けると共に、前記一方の股部用面ファスナに係脱する他方の股部用面ファスナを前記後身頃の股部に設け、前記他方の股部用面ファスナは、間隔をおいて隣り合う前記左右下側の開閉部の面ファスナと色が異なることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、面ファスナにより開閉部の開閉を簡便に行うことができる。
また、請求項2の考案によれば、隣合う面ファスナの位置を間違えることなく、対応する面ファスナ同士を接合することができる。
また、請求項3の考案によれば、前身頃の中央の開閉部と左右の脚部の開閉部とを連続して開くことにより、着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる。
また、請求項4の考案によれば、筒状の裾部を着用者の足に通すことにより、安定した着用感が得られる。
また、請求項5の考案によれば、ズボンを前身頃において中央の開閉部から左右に全開することができ、着用者への着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる。
また、請求項6の考案によれば、前身頃において中央の開閉部から左右に全開することができるズボンにおいて、着用時には、前身頃と後身頃の股部間を延設片により連結することができる。
また、請求項7の考案によれば、隣合う面ファスナの位置を間違えることなく、対応する面ファスナ同士を接合することができる。
また、請求項8の考案によれば、角部が面取りされているから、角部が体に当たることがなく、装着感に優れる。
また、請求項9の考案によれば、外周が曲線により形成されているから、角部が体に当たることがなく、装着感に優れる。
また、請求項10の考案によれば、面ファスナを取り外すことができ、取り外してズボンを洗濯したり、面ファスナを交換することができ、また、角部が体に当たることもない。
また、請求項11の考案によれば、袋部を簡便に形成することができると共に、袋部の上部から面ファスナを容易に挿入することができ、また、抜け落ちることもない。
また、請求項12の考案によれば、間違い易い中央下部の股部用面ファスナ同士を目視により間違いなく連結することができる。
本考案の実施例1を示す左右下側の開閉部を開いた正面図である。 同上、正面図である。 同上、股部の拡大正面図である。 同上、中央と左右下側の開閉部を開いた正面図である。 同上、中央と左右下側の開閉部を開き、右の前身頃を展開した正面図である。 本考案の実施例2を示す延設片を垂らした状態の正面図である。 同上、正面図である。 同上、中央の開閉部を開いた正面図である。 同上、展開図である。 本考案の実施例3を示す面ファスナの正面図である。 本考案の実施例4を示す面ファスナの正面図である。 本考案の実施例5を示す開閉部の要部の正面図である。 同上、開閉部の断面説明図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な介護用ズボンを採用することにより、従来にない介護用ズボンが得られ、その介護用ズボンについて記述する。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本考案の実施例1を示し、同図に示すように、介護用ズボンは前開きの長ズボンタイプとしており、男女のどちらにも適用できるものである。前記ズボン本体1は、中央部に開閉部1Aを設けた左右一対の前身頃2L,2Rと、後身頃3とからなり、布地から形成されている。
前身頃2L,2Rと後身頃3は、左右で縫着して連結され、股部4の下方に左右の脚部5L,5Rを有する。また、前記股部4から左右の脚部5L,5Rの内側には、左右下側の開閉部6L,6Rを設け、これら開閉部6L,6Rの上端は前記開閉部1Aの下端に連続する。また、それら開閉部6L,6Rの下端は、脚部5L,5Rの下端の裾部7に伸び、この裾部7において前身頃2L,2Rと後身頃3とが縫着して連結され、その裾部7は筒状をなす。
前記中央の開閉部1Aにおいて、左右の前身頃2L,2Rの縁部8L,8Rが重ね合わされ、それら縁部8L,8Rの下端が前記股部4の中心に向くように縁部8L,8Rの下部は左側に曲がっている。また、前記縁部8Lの前面に複数の一方の面ファスナ11を間隔をおいて設け、それら複数の一方の面ファスナ11に対応して、前記縁部8Rの後面に複数の他方の面ファスナ11Aを設け、それら面ファスナ11,11Aは係脱可能なものである。
また、前記下側の開閉部6L,6Rにおいて、前記前身頃2L,2Rの外面には、複数の一方の面ファスナ12が間隔をおいて配置されている。一方、前記下側の開閉部6L,6Rにおいて、後身頃3の下縁には、帯状部21を縫着し、図2に示すように、帯状部21は両側の開閉部6L,6Rに連続して設けられ、その帯状部21の前面に、前記複数の一方の面ファスナ12に対応して、複数の他方の面ファスナ12Aを設け、それら面ファスナ12,12Aは係脱可能なものである。
さらに、前記縁部8Rの前面で前記股部4位置に、股部用の一方の面ファスナ13を設け、この一方の面ファスナ13に係脱する股部用の他方の面ファスナ13Aを前記帯状部21の前面略中央に設けている。
また、図1に示すように、前記股部用の他方の面ファスナ13Aは隣合う他の他方の面ファスナ12Aと異なる色に形成され、その股部用の他方の面ファスナ13Aと前記股部用の一方の面ファスナ13とが略同じ色に設定されている。
このように本実施例では、請求項1に対応して、前身頃2L,2Rと後身頃3とからなるズボン本体1と、このズボン本体1に設けた縦方向の開閉部1A,6L,6Rとを備えた介護用ズボンにおいて、開閉部1Aに該開閉部1A,6L,6Rを開閉する面ファスナ11,11A,12,12Aを設けたから、面ファスナ11,11A,12,12Aにより開閉部1Aの開閉を簡便に行うことができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、開閉部6L,6Rに間隔をおいて複数の面ファスナ12,12A,13,13Aを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナ12,12A,13,13Aの少なくとも一組の色が異なるから、隣合う面ファスナ12,12A,13,13Aの位置を間違えることなく、対応する面ファスナ12,12A,13,13A同士を接合することができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、ズボン本体1は、股部4の下に左右の筒状脚部5L,5Rを有し、前身頃2L,2Rの略中央に上部から股部4に連続する中央の開閉部1Aを設け、この中央の開閉部1Aと連続して左右下側の開閉部6L,6Rを左右の脚部5L,5Rに設け、それら中央の開閉部1Aと左右下側の開閉部6L,6Rにそれぞれ複数の面ファスナ11,11A,12,12Aを間隔をおいて設けたから、前身頃2L,2Rの中央の開閉部1Aと左右の脚部5L,5Rの開閉部6L,6Rとを連続して開くことにより、着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、左右の脚部5L,5Rの裾部7,7は、前身頃2L,2Rと後身頃3とを連結して筒状に形成されているから、筒状の裾部7,7を着用者の足に通すことにより、安定した着用感が得られる。
また、このように本実施例では、請求項12に対応して、中央の開閉部1Aは、左右の前身頃2L,2Rの一方の縁部8Rと他方の縁部8Lとを前後に重ね合わせ、一方の縁部8Rと他方の縁部8Lの対向する面に一方と他方の面ファスナ11A,11を設け、股部4位置の一方の縁部8Rの前面に一方の股部用面ファスナ13を設けると共に、一方の股部用面ファスナ13に係脱する他方の股部用面ファスナ13Aを後身頃3の股部4に設け、他方の股部用面ファスナ13Aは、間隔をおいて隣り合う左右下側の開閉部6L,6Rの面ファスナ12Aと色が異なるから、間違い易い中央下部の股部用面ファスナ13,13A同士を目視により間違いなく連結することができる。
図6〜図9は本考案の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例の介護用ズボンは前開きの短パンタイプとしており、ズボン本体1の中央の開閉部1Aは、前身頃2L,2Rの上から下に連続に設けられている。複数の面ファスナ11,11Aが設けられ、これら複数の面ファスナ11,11Aは、上から下に交互に異なる色に設定されている。尚、中央の開閉部1Aにおいて、縁部8Rに縁部8Lが重ね合わされ、縁部8Rの前面に前記面ファスナ11が設けられ、縁部8Lの後面に前記面ファスナ11Aが設けられている。
また、脚部5L,5Rは短く、開閉部6L,6Rは脚部5L,5Rの全長に形成され、開閉部1A,6L,6Rにおいて前身頃2L,2Rが分離可能となっており、筒状に縫着により連結された部分はない。
前身頃2L,2Rの股部4には、前記縁部8Lの前面に、一方の面ファスナ14を設ける。また、前記後身頃3の股部には下方に向かって延設片22を設け、この延設片22の前面に、前記一方の面ファスナ14に係脱する他方の面ファスナ14Aを設ける。
したがって、面ファスナ11,11Aにより中央の開閉部1Aを閉め、面ファスナ12,12Aにより左右下側の開閉部6L,6Rを閉める。この状態で、延設片22を前側上部に折り返すようにして面ファスナ14,14A同士を係止し、係止状態の延設片22により前身頃2L,2Rと後身頃3の股部4間を連結することができる。
このように本実施例においても、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、ズボン本体1は、股部4の下に左右の筒状脚部5L,5Rを有し、前身頃2L,2Rの略中央に上部から股部4に連続する中央の開閉部1Aを設け、この中央の開閉部1Aと連続して左右下側の開閉部6L,6Rを左右の脚部5L,5Rの全長に設け、中央の開閉部1Aと左右下側の開閉部6L,6Rに面ファスナ11,11A,12,12Aを設けたから、ズボンを前身頃2L,2Rにおいて中央の開閉部1Aから左右に全開することができ、着用者への着衣及び脱衣作業を容易に行うことができる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、股部用の一方の面ファスナ14を、前身頃2L,2Rの股部4の前面に設け、後身頃3の股部4から下方に延設した延設片22を設け、この延設片22の前面に股部用の他方の面ファスナ14Aを設け、それら股部用の一方及び他方の面ファスナ14,14Aの係止状態で延設片22が前身頃2L,2Rと後身頃3の股部4間を連結するように構成したから、前身頃2L,2Rにおいて中央の開閉部1Aから左右に全開することができるズボンにおいて、着用時には、前身頃2L,2Rと後身頃3の股部4間を延設片22により連結することができる。
また、このように本実施例では、請求項7に対応して、中央の開閉部1Aに間隔をおいて複数の面ファスナ11,11Aを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナ11,11Aの少なくとも一組の色が異なるから、隣合う面ファスナ11,11Aの位置を間違えることなく、対応する面ファスナ11,11A同士を接合することができる。
図10〜図11は本考案の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、略方形をなす前記面ファスナ11,11A,12,12A,13,13A,14,14Aの90度以下の角部を無くすように加工している。
図10では、面ファスナ11,11A,12,12A,13,13A,14,14Aの角部を面取りし、面取り部15を形成したものを示す。
このように本実施例では、請求項8に対応して、面ファスナ11,11A,12,12A,13,13A,14,14Aは略方形をなし、その角部を面取りしたから、角部が体に当たることがなく、角部が当たる不快感を無くすことができる。
図11では略丸型の面ファスナ11,11A,12,12A,13,13A,14,14Aを示し、その外周が曲線により構成されている。なお、丸型に限らず、楕円形や卵型などでもよい。
このように本実施例では、請求項9に対応して、面ファスナ11,11A,12,12A,13,13A,14,14Aの外周を曲線により形成したから、角部が体に当たることがなく、装着感に優れる。
図12〜図13は本考案の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記縁部7,7Aに、袋部16を形成する。この袋部16は、例えば、縁部7,7Aの布地を折返し、縫着部17により縫着することにより形成され、下部は閉塞し、上部に開口部18を設けている。この開口部18から前記袋部16内に、長尺な面ファスナ11,11Aを着脱可能に挿入する。
また、前記袋部17には、縁部7では、裏面側に開口部18を設け、これに対応して縁部7Aでは、表面側に開口部18を設ける。尚、面ファスナ11,11Aは係止部が開口部18側になるように挿入することにより、1本の面ファスナ11,11Aの係止部が複数の開口部18に臨む。
したがって、開口部18から露出する面ファスナ11,11A同士を接合することができる。
また、面ファスナ11,11Aは洗濯を繰り返すと硬くなる面があるが、取り外して洗濯をすることができ、さらに、交換することも可能となる。
尚、他の面ファスナ12,12A,13,13A,14,14Aを袋部16に挿入するようにすることができる。
このように本実施例では、請求項10に対応して、開閉部1Aに、少なくとも上下一方が開いた袋部16を形成し、この袋部16に間隔をおいて複数の開口部19,19を設け、袋部16内に複数の開口部19,19に跨る面ファスナ11,11Aを着脱自在に設けたから、ズボン本体1から面ファスナ11,11Aを取り外すことができ、取り外してズボン本体1を洗濯したり、面ファスナ11,11Aを交換することができ、また、角部が体に当たることもない。
このように本実施例では、請求項11に対応して、袋部16は、開閉部1Aの縁部7,7Aを折り返して重ね合わせ、縁から離れた前記重ね合わせ部分を縫着してなり、袋部16の下部を閉塞し、袋部16の上部に、面ファスナ11,11Aを抜き差し可能な挿入開口部18を設けたから、袋部16を簡便に形成することができると共に、袋部16の上部の挿入開口部18から面ファスナ11,11Aを容易に挿入することができ、また、抜け落ちることもない。
尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、各実施例において、面ファスナの色を変えてもよく、また、他の実施例で実施例5の構成を採用してもよい。
1 ズボン本体
1A 中央の開閉部
2L,2R 前身頃
3 後身頃
4 股部
6L,6R 左右下側の開閉部
7 裾部
8L,8R 縁部
11,11A 面ファスナ
12,12A 面ファスナ
13,13A 股部用の面ファスナ
14,14A 股部用の面ファスナ
15 面取り部
16 袋部
21 開口部
22 延設片

Claims (12)

  1. 前身頃と後身頃とからなるズボン本体と、このズボン本体に設けた縦方向の開閉部とを備えた介護用ズボンにおいて、前記開閉部に該開閉部を開閉する面ファスナを設けたことを特徴とする介護用ズボン。
  2. 前記開閉部に間隔をおいて複数の面ファスナを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナの少なくとも一組の色が異なることを特徴とする請求項1記載の介護用ズボン。
  3. 前記ズボン本体は、股部の下に左右の筒状脚部を有し、前記前身頃の略中央に上部から股部に連続する中央の前記開閉部を設け、この中央の開閉部と連続して左右下側の前記開閉部を前記左右の脚部に設け、それら中央の前記開閉部と左右下側の前記開閉部にそれぞれ複数の前記面ファスナを間隔をおいて設けたことを特徴とする請求項1記載の介護用ズボン。
  4. 前記左右の脚部の裾部は、前記前身頃と後身頃とを連結して筒状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の介護用ズボン。
  5. 前記ズボン本体は、股部の下に左右の筒状脚部を有し、前記前身頃の略中央に上部から股部に連続する中央の前記開閉部を設け、この中央の前記開閉部と連続して左右下側の前記開閉部を前記左右の脚部の全長に設け、前記中央の前記開閉部と前記左右下側の前記開閉部に前記面ファスナを設けたことを特徴とする請求項1記載の介護用ズボン。
  6. 股部用の一方の前記面ファスナを、前記前身頃の股部の前面に設け、前記後身頃の股部から下方に延設した延設片を設け、この延設片の前面に股部用の他方の前記面ファスナを設け、それら股部用の一方及び他方の前記面ファスナの係止状態で前記延設片が前記前身頃と後身頃の股部間を連結するように構成したことを特徴とする請求項5記載の介護用ズボン。
  7. 前記中央の開閉部に間隔をおいて複数の面ファスナを設け、間隔をおいて隣合う面ファスナの少なくとも一組の色が異なることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の介護用ズボン。
  8. 前記面ファスナは略方形をなし、その角部を面取りしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の介護用ズボン。
  9. 前記面ファスナの外周を曲線により形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の介護用ズボン。
  10. 前記中央の前記開閉部に、少なくとも上下一方が開いた袋部を形成し、この袋部に上下に間隔をおいて複数の開口部を設け、前記袋部内に前記複数の開口部に跨る面ファスナを着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の介護用ズボン。
  11. 前記袋部は、前記開閉部の縁部を折り返して重ね合わせ、縁から離れた前記重ね合わせ部分を縫着してなり、前記袋部の下部を閉塞し、前記袋部の上部に、面ファスナを抜き差し可能な挿入開口部を設けたことを特徴とする請求項10記載の介護用ズボン。
  12. 前記中央の前記開閉部は、左右の前身頃の一方の縁部と他方の縁部とを前後に重ね合わせ、一方の縁部と他方の縁部の対向する面に一方と他方の面ファスナを設け、股部位置の前記一方の縁部の前面に一方の股部用面ファスナを設けると共に、前記一方の股部用面ファスナに係脱する他方の股部用面ファスナを前記後身頃の股部に設け、前記他方の股部用面ファスナは、間隔をおいて隣り合う前記左右下側の開閉部の面ファスナと色が異なることを特徴とする請求項3記載の介護用ズボン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104905430A (zh) * 2015-05-05 2015-09-16 刘彩云 一次性妇科手术裤

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