JP3161020B2 - 電動式パンチ装置 - Google Patents
電動式パンチ装置Info
- Publication number
- JP3161020B2 JP3161020B2 JP10866492A JP10866492A JP3161020B2 JP 3161020 B2 JP3161020 B2 JP 3161020B2 JP 10866492 A JP10866492 A JP 10866492A JP 10866492 A JP10866492 A JP 10866492A JP 3161020 B2 JP3161020 B2 JP 3161020B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- crank
- crankshaft
- pin
- punch
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モーターにより駆動軸
を回転させ、この駆動軸に連結されたクランク及びクラ
ンクシャフトを介して穿孔を行なう電動式パンチであっ
て、種々の穴あけピッチに対応するため、穿孔体を順次
移動させ複数回穿孔する場合、その穿孔が完了するまで
紙葉の保持を行なうものである。
を回転させ、この駆動軸に連結されたクランク及びクラ
ンクシャフトを介して穿孔を行なう電動式パンチであっ
て、種々の穴あけピッチに対応するため、穿孔体を順次
移動させ複数回穿孔する場合、その穿孔が完了するまで
紙葉の保持を行なうものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動式パンチの被穿孔体としての
紙の保持方法として、パンチの穴あけが完了するまで操
作者が手で保持していなければならなかった。
紙の保持方法として、パンチの穴あけが完了するまで操
作者が手で保持していなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法に
よると、パンチで多数の穴をあける場合には比較的長い
時間紙を保持しなければならず、パンチの途中で紙が動
いてしまったり、パンチブロックの移動に際して紙が引
きずられるなどの不都合があった。
よると、パンチで多数の穴をあける場合には比較的長い
時間紙を保持しなければならず、パンチの途中で紙が動
いてしまったり、パンチブロックの移動に際して紙が引
きずられるなどの不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
課題を解決するためになされたもので、穿孔体を駆動す
る駆動軸に固定された第1のクランクの上死点センサ及
び下死点センサと、前記駆動軸に回動自在にされた第2
のクランクと、該第2のクランクによって動作するクラ
ンクシャフトと、該クランクシャフトにスプリングを介
して押圧される紙押えバーとを備え、穿孔開始時に紙押
えバーを押し下げ、設定された個数の穴あけを完了する
まで穴あけする紙葉を保持する電動式パンチ装置を提案
するものである。
課題を解決するためになされたもので、穿孔体を駆動す
る駆動軸に固定された第1のクランクの上死点センサ及
び下死点センサと、前記駆動軸に回動自在にされた第2
のクランクと、該第2のクランクによって動作するクラ
ンクシャフトと、該クランクシャフトにスプリングを介
して押圧される紙押えバーとを備え、穿孔開始時に紙押
えバーを押し下げ、設定された個数の穴あけを完了する
まで穴あけする紙葉を保持する電動式パンチ装置を提案
するものである。
【0005】
【作用】本発明は、紙を押さえるバーでパンチの完了ま
で紙を保持し、この紙を押さえる駆動源を同じにするク
ランクの回転の方向を反転させながらパンチし、パンチ
の完了によりクランクを終了方向に回転させるものであ
る。
で紙を保持し、この紙を押さえる駆動源を同じにするク
ランクの回転の方向を反転させながらパンチし、パンチ
の完了によりクランクを終了方向に回転させるものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例を示す電動式パンチ装置の
パンチブロックの外観斜視図、図2はパンチブロックの
紙押え部、図3はパンチブロックのパンチ部である。パ
ンチブロック1の基板2上には紙押え部3とパンチ部4
とが配置されている。図示しない駆動源に接続された駆
動軸5には、クランク7が固定され、クランク6が回動
自在に取り付けられている。
する。図1は本発明の実施例を示す電動式パンチ装置の
パンチブロックの外観斜視図、図2はパンチブロックの
紙押え部、図3はパンチブロックのパンチ部である。パ
ンチブロック1の基板2上には紙押え部3とパンチ部4
とが配置されている。図示しない駆動源に接続された駆
動軸5には、クランク7が固定され、クランク6が回動
自在に取り付けられている。
【0007】紙押え部3にはクランク6にクランクピン
8が植設され、このクランクピン8と当接するキー9が
駆動軸5に嵌入されている。またクランク6にドライブ
ピン10が植設され、このドライブピン10を長溝11
の内部に摺動自在に嵌合されるクランクシャフト12が
配置され、このクランクシャフト12は支持体13にピ
ン14で揺動自在に支持される。クランシャフト12の
先端には紙押え棒15が回動自在にピン16にて軸支さ
れている。この紙押え棒15の先端にはスプリング17
を有する押え18が、摺動自在に配置されている。この
押え18は図示しない装置本体に取付けられた支持板1
9と連結配置されたガイド20に設けられた長孔21を
貫通して、ガイド20の下面に設けられた紙押えバー2
2を、ローラ23により押圧している。
8が植設され、このクランクピン8と当接するキー9が
駆動軸5に嵌入されている。またクランク6にドライブ
ピン10が植設され、このドライブピン10を長溝11
の内部に摺動自在に嵌合されるクランクシャフト12が
配置され、このクランクシャフト12は支持体13にピ
ン14で揺動自在に支持される。クランシャフト12の
先端には紙押え棒15が回動自在にピン16にて軸支さ
れている。この紙押え棒15の先端にはスプリング17
を有する押え18が、摺動自在に配置されている。この
押え18は図示しない装置本体に取付けられた支持板1
9と連結配置されたガイド20に設けられた長孔21を
貫通して、ガイド20の下面に設けられた紙押えバー2
2を、ローラ23により押圧している。
【0008】パンチ部4のクランク7に植設されたドラ
イブピン24を、長溝25の内部に摺動自在に嵌合され
るクランクシャフト26が配置され、このクランクシャ
フト26は支持体27にピン28で揺動自在に支持され
ている。クランクシャフト26の先端には穿孔体29が
回動自在にピン30にて設けられている。この穿孔体2
9の先端にはスプリング31が軸支されている。この穿
孔体29の先端は基板2に設けられた孔32を貫通し
て、下部に配置された紙33をパンチする。更に、クラ
ンク7の外周面に設けられたタイミング孔34によっ
て、ON,OFFする上死点センサ35、下死点センサ
36としてのマイクロスイッチが配置されている。
イブピン24を、長溝25の内部に摺動自在に嵌合され
るクランクシャフト26が配置され、このクランクシャ
フト26は支持体27にピン28で揺動自在に支持され
ている。クランクシャフト26の先端には穿孔体29が
回動自在にピン30にて設けられている。この穿孔体2
9の先端にはスプリング31が軸支されている。この穿
孔体29の先端は基板2に設けられた孔32を貫通し
て、下部に配置された紙33をパンチする。更に、クラ
ンク7の外周面に設けられたタイミング孔34によっ
て、ON,OFFする上死点センサ35、下死点センサ
36としてのマイクロスイッチが配置されている。
【0009】実際の動作について説明すると、始めにパ
ンチブロック1の紙押えバー22の下に穴をあけたい紙
33を挿入し、図示しないモ−タが駆動されるとパンチ
ブロック1を紙33の穴をあける位置まで移動し、パン
チブロック1が停止すると駆動軸5が回転し、クランク
6、7を矢印方向に回転させる。(図2、3参照)クラ
ンク6の側面に植設されたクランクピン8がキー9の当
接によりクランク6が回転し、ドライブピン10がクラ
ンクシャフト12を支持ピン14を中心として上方へ揺
動し、クランクシャフト12の先端に軸支された、紙押
え棒15を下方へ移動させ、紙押えバー22を押圧し紙
33を支持板19に固定保持する。
ンチブロック1の紙押えバー22の下に穴をあけたい紙
33を挿入し、図示しないモ−タが駆動されるとパンチ
ブロック1を紙33の穴をあける位置まで移動し、パン
チブロック1が停止すると駆動軸5が回転し、クランク
6、7を矢印方向に回転させる。(図2、3参照)クラ
ンク6の側面に植設されたクランクピン8がキー9の当
接によりクランク6が回転し、ドライブピン10がクラ
ンクシャフト12を支持ピン14を中心として上方へ揺
動し、クランクシャフト12の先端に軸支された、紙押
え棒15を下方へ移動させ、紙押えバー22を押圧し紙
33を支持板19に固定保持する。
【0010】紙押えバー22で紙33を押さえた状態
で、他方のクランク7が矢印方向に下死点センサ36が
ONになるまで回転し、タイミング孔34により、この
下死点を検出すると駆動軸5を逆転させる。(図4参
照)このときパンチ部4のクランクシャフト26が穿孔
体29を上方へ移動させるが、紙押え部3のクランクピ
ン8はキー9との接触を離れ、キー9の反対側に当接す
るまで、紙押えバー22を押さえた状態にある。次に上
死点センサ34がONになるまでクランク7が回転す
る。これで穿孔体29が紙33から離れ上死点センサ3
5がタイミング孔34を検出してONになるまでクラン
ク7が回転する。(図5参照)
で、他方のクランク7が矢印方向に下死点センサ36が
ONになるまで回転し、タイミング孔34により、この
下死点を検出すると駆動軸5を逆転させる。(図4参
照)このときパンチ部4のクランクシャフト26が穿孔
体29を上方へ移動させるが、紙押え部3のクランクピ
ン8はキー9との接触を離れ、キー9の反対側に当接す
るまで、紙押えバー22を押さえた状態にある。次に上
死点センサ34がONになるまでクランク7が回転す
る。これで穿孔体29が紙33から離れ上死点センサ3
5がタイミング孔34を検出してONになるまでクラン
ク7が回転する。(図5参照)
【0011】このときの紙押え部3は図6に示す状態に
なっていて、パンチブロック1は紙33を紙押えバー2
2を押圧したままでローラ23が回転して移動し、所定
の位置まで移動し駆動軸5を図2のように設定し、紙3
3に次の穴をあける。この動作を繰り返し、紙押えバー
22を保持固定させておく。設定された回数穴をあけた
後は、下死点センサ36がONになった状態のクランク
7の回転方向をそのまま継続するように駆動軸5を回転
する。そしてクランク6はクランクピン8とキー9が当
接してクランクシャフト12を揺動して、紙押え15を
上方へ移動し、紙押えバー22を紙33から離し、上死
点センサ35がONになってパンチブロック1を最初の
位置に戻す。
なっていて、パンチブロック1は紙33を紙押えバー2
2を押圧したままでローラ23が回転して移動し、所定
の位置まで移動し駆動軸5を図2のように設定し、紙3
3に次の穴をあける。この動作を繰り返し、紙押えバー
22を保持固定させておく。設定された回数穴をあけた
後は、下死点センサ36がONになった状態のクランク
7の回転方向をそのまま継続するように駆動軸5を回転
する。そしてクランク6はクランクピン8とキー9が当
接してクランクシャフト12を揺動して、紙押え15を
上方へ移動し、紙押えバー22を紙33から離し、上死
点センサ35がONになってパンチブロック1を最初の
位置に戻す。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、パンチの穴をあける用
紙を最初の穿孔時から、穿孔終了まで用紙を固定保持す
ることができるので、1枚の用紙に多数の穴を複数回穿
孔する場合でも用紙の位置ずれが生じない電動式パンチ
装置を提案できるものである。
紙を最初の穿孔時から、穿孔終了まで用紙を固定保持す
ることができるので、1枚の用紙に多数の穴を複数回穿
孔する場合でも用紙の位置ずれが生じない電動式パンチ
装置を提案できるものである。
【図1】 パンチブロックの外観斜視図
【図2】 紙押え部
【図3】 パンチ部
【図4】 パンチ状態図
【図5】 パンチの開放状態図
【図6】 紙押え状態図
【符号の説明】 1 パンチブロック 2 基板 3 紙押え部 4 パンチ部 5 駆動軸 6 クランク 7 クランク 8 クランクピン 9 キー 10 ドライブピン 11 長孔 12 クランクシャフト 13 支持体 14 ピン 15 紙押え棒 16 ピン 17 スプリング 18 押え 19 支持板 20 ガイド 21 長孔 22 紙押えバー 23 ローラ 24 ドライブピン 25 長孔 26 クランクシャフト 27 支持体 28 ピン 29 穿孔体 30 ピン 31 スプリング 32 孔 33 紙 34 タイミング孔 35 上死点センサ 36 下死点センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 穿孔体を駆動する駆動軸に固定された第
1のクランクの上死点センサ及び下死点センサと、前記
駆動軸に回動自在にされた第2のクランクと、該第2の
クランクによって動作するクランクシャフトと、該クラ
ンクシャフトにスプリングを介して押圧される紙押えバ
ーとを備え、穿孔開始時に紙押えバーを押し下げ、設定
された個数の穴あけを完了するまで穴あけする紙葉を保
持することを特徴とする電動式パンチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10866492A JP3161020B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動式パンチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10866492A JP3161020B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動式パンチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277998A JPH05277998A (ja) | 1993-10-26 |
JP3161020B2 true JP3161020B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=14490554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10866492A Expired - Fee Related JP3161020B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動式パンチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161020B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015232197A (ja) * | 2010-12-24 | 2015-12-24 | 株式会社バイオフェイス東京研究所 | 吸水性・蒸散性に加え抗菌活性を有するプラチナ繊維 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100887476B1 (ko) * | 2004-01-29 | 2009-03-10 | 마크스 가부시기가이샤 | 용지 처리 장치 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10866492A patent/JP3161020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015232197A (ja) * | 2010-12-24 | 2015-12-24 | 株式会社バイオフェイス東京研究所 | 吸水性・蒸散性に加え抗菌活性を有するプラチナ繊維 |
JP2016014214A (ja) * | 2010-12-24 | 2016-01-28 | 株式会社バイオフェイス東京研究所 | 発熱性に加え抗菌活性を有するプラチナ繊維 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05277998A (ja) | 1993-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |