JPS6116160Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116160Y2 JPS6116160Y2 JP3013582U JP3013582U JPS6116160Y2 JP S6116160 Y2 JPS6116160 Y2 JP S6116160Y2 JP 3013582 U JP3013582 U JP 3013582U JP 3013582 U JP3013582 U JP 3013582U JP S6116160 Y2 JPS6116160 Y2 JP S6116160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- punch
- die
- rivet
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案はシート状材料に鋲を取付けるための装
置に関するものである。
置に関するものである。
本出願人は、すでに、昭和56年1月20日付の出
願にかかる特願昭56−7586号等において布、皮等
のシート状材料に、キヤツプ状の頭部と複数の脚
部とからなる鋲を一つずつ取付けるための装置を
提供したものである。
願にかかる特願昭56−7586号等において布、皮等
のシート状材料に、キヤツプ状の頭部と複数の脚
部とからなる鋲を一つずつ取付けるための装置を
提供したものである。
しかしながら、その装置においては、シート状
材料の下方に鋲の頭部と係合してその鋲の脚部を
シート状材料に対して貫通させるためのポンチが
上下動可能に配置されると共に、シート状材料の
上方にそのポンチと協働して鋲の脚部を折曲させ
その鋲をシート状材料に取付けるためのダイがそ
のシート状材料と接近して固定配置されているも
のである。
材料の下方に鋲の頭部と係合してその鋲の脚部を
シート状材料に対して貫通させるためのポンチが
上下動可能に配置されると共に、シート状材料の
上方にそのポンチと協働して鋲の脚部を折曲させ
その鋲をシート状材料に取付けるためのダイがそ
のシート状材料と接近して固定配置されているも
のである。
このため、鋲の脚部がシート状材料を貫通し始
めると同時にダイにより折曲を開始されるため、
その脚部の折曲部の形状が不均一となり、しか
も、鋲の脚部がシート状材料に対して斜めに曲が
りながらそのシート状材料を貫通することになる
ため、シート状材料に必要以上の大きな孔が形成
されたりする等の不具合を招いていた。また、ダ
イも固定配置されていたため、シート状材料に一
つの鋲が取付けられた後、そのシート状材料が次
の鋲取付位置まで移動される時、すでにシート状
材料に取付けられた鋲がダイと接触し、そのた
め、シート状材料の円滑なる移動が妨げられた
り、或いはシート状材料に取付けられた鋲が破損
されたりすることも生じたものである。
めると同時にダイにより折曲を開始されるため、
その脚部の折曲部の形状が不均一となり、しか
も、鋲の脚部がシート状材料に対して斜めに曲が
りながらそのシート状材料を貫通することになる
ため、シート状材料に必要以上の大きな孔が形成
されたりする等の不具合を招いていた。また、ダ
イも固定配置されていたため、シート状材料に一
つの鋲が取付けられた後、そのシート状材料が次
の鋲取付位置まで移動される時、すでにシート状
材料に取付けられた鋲がダイと接触し、そのた
め、シート状材料の円滑なる移動が妨げられた
り、或いはシート状材料に取付けられた鋲が破損
されたりすることも生じたものである。
そこで、本考案においては、そのような事情に
鑑み、種々の検討を重ねた結果、それらの欠陥を
一掃し得るシート状材料に鋲を取付けるための装
置を案出したものである。
鑑み、種々の検討を重ねた結果、それらの欠陥を
一掃し得るシート状材料に鋲を取付けるための装
置を案出したものである。
以下に本考案を具体化した一実施例を示す第1
図乃至第17図を参照してその詳細を説明する。
図乃至第17図を参照してその詳細を説明する。
第1図は布、皮等の軟質のシート状材料1に鋲
Pを取付けるための装置の全体を示すものであ
り、その支持台2には、ミシンによく似た外形を
なす鋲取付ユニツト3が固定され、その鋲取付ユ
ニツト3のフレーム4には、テーブル面5を構成
するテーブル板6が取付けられている。
Pを取付けるための装置の全体を示すものであ
り、その支持台2には、ミシンによく似た外形を
なす鋲取付ユニツト3が固定され、その鋲取付ユ
ニツト3のフレーム4には、テーブル面5を構成
するテーブル板6が取付けられている。
前記支持台1及びテーブル板6の上面にはX方
向(左右方向)及びY方向(前後方向)に移動自
在な移動枠7が設けられている。先端の4個のロ
ーラ8にて前記移動枠7の縦片を挾持するX方向
ラツク板9は、X方向送り用パルスモータ10の
モータ軸上のギヤ11と噛合しており、そのX方
向送り用パルスモータ10の正逆回転により移動
枠7に対してX方向の送りが付与されるようにな
つている。又、先端4個のローラ12にて移動枠
7の横片を挾持するY方向ラツク板13は、Y方
向送り用パルスモータ14のモータ軸上のギヤ1
5と噛合しており、そのY方向送り用パルスモー
タ14の正逆回転により移動枠7に対してY方向
の送りが付与されるようになつている。
向(左右方向)及びY方向(前後方向)に移動自
在な移動枠7が設けられている。先端の4個のロ
ーラ8にて前記移動枠7の縦片を挾持するX方向
ラツク板9は、X方向送り用パルスモータ10の
モータ軸上のギヤ11と噛合しており、そのX方
向送り用パルスモータ10の正逆回転により移動
枠7に対してX方向の送りが付与されるようにな
つている。又、先端4個のローラ12にて移動枠
7の横片を挾持するY方向ラツク板13は、Y方
向送り用パルスモータ14のモータ軸上のギヤ1
5と噛合しており、そのY方向送り用パルスモー
タ14の正逆回転により移動枠7に対してY方向
の送りが付与されるようになつている。
前記テーブル面5上に位置するように、前記移
動枠7の前端には前記シート状材料1を保持する
ためのホルダー16が取付けられ、移動枠7と共
にX方向及びY方向に移動される。そのホルダー
16は、四角枠状の支持基板17と、その支持基
板17の上面において開閉可能に設けられた同じ
く四角枠状の押え上板18とにより構成され、そ
の支持基板17と押え上板18との間に前記シー
ト状材料1が挾持されるようになつている。移動
枠7の後辺部には開閉アーム19が回動可能に支
持され、その先端が前記押え上板18に固定され
ている。そして、開閉アーム19の側部の押え昇
降用パルスモータ20が回転されることにより、
開閉アーム19が回動されて、押え上板18が開
放方向へ回動されたり、或いは前記支持基板17
に対して押圧されるようになつている。
動枠7の前端には前記シート状材料1を保持する
ためのホルダー16が取付けられ、移動枠7と共
にX方向及びY方向に移動される。そのホルダー
16は、四角枠状の支持基板17と、その支持基
板17の上面において開閉可能に設けられた同じ
く四角枠状の押え上板18とにより構成され、そ
の支持基板17と押え上板18との間に前記シー
ト状材料1が挾持されるようになつている。移動
枠7の後辺部には開閉アーム19が回動可能に支
持され、その先端が前記押え上板18に固定され
ている。そして、開閉アーム19の側部の押え昇
降用パルスモータ20が回転されることにより、
開閉アーム19が回動されて、押え上板18が開
放方向へ回動されたり、或いは前記支持基板17
に対して押圧されるようになつている。
前記支持台2の左右両側方にはそれぞれ供給ロ
ール21及び巻取りロール22が配置されてお
り、供給ロール21に巻かれた帯状金属板23が
前記ホルダー16の下方を通つて巻取りロール2
2に巻取られるようになつている。
ール21及び巻取りロール22が配置されてお
り、供給ロール21に巻かれた帯状金属板23が
前記ホルダー16の下方を通つて巻取りロール2
2に巻取られるようになつている。
前記巻取りロール22側において、前記フレー
ム4には前記帯状金属板23を上下から挾圧する
ゴム製の押圧ローラ24及び駆動ローラ25が配
置され、その駆動ローラ25にモータ軸26を連
結した移送用パルスモータ27の所定量ずつの回
転により、帯状金属板23が巻取りロール22側
へ一定量ずつ間欠的に移送されるようになつてい
る。
ム4には前記帯状金属板23を上下から挾圧する
ゴム製の押圧ローラ24及び駆動ローラ25が配
置され、その駆動ローラ25にモータ軸26を連
結した移送用パルスモータ27の所定量ずつの回
転により、帯状金属板23が巻取りロール22側
へ一定量ずつ間欠的に移送されるようになつてい
る。
第10図に示すように、押圧ローラ24及び駆
動ローラ25は一対の支持板28間に支持されて
おり、押圧ローラ24を支持する支持孔29はそ
の押圧ローラ24が若干上下動できるように縦長
の長孔になつている。又、その押圧ローラ24は
スプリング30のばね力により帯状金属板23を
挾圧する方向に付勢されている。巻取りロール2
2は巻取り用パルスモータ31により適量ずつ回
転されるようになつている。
動ローラ25は一対の支持板28間に支持されて
おり、押圧ローラ24を支持する支持孔29はそ
の押圧ローラ24が若干上下動できるように縦長
の長孔になつている。又、その押圧ローラ24は
スプリング30のばね力により帯状金属板23を
挾圧する方向に付勢されている。巻取りロール2
2は巻取り用パルスモータ31により適量ずつ回
転されるようになつている。
又、第11図に示すように、巻取りロール22
と押圧及び駆動ローラ24,25との間におい
て、帯状金属板23の上方及び下方にはそれぞれ
上部リミツトスイツチ32及び下部リミツトスイ
ツチ33が配置されている。下部リミツトスイツ
チ33は帯状金属板23が下方へたるんだときに
作動され、これにより巻取り用パルスモータ31
が回転されて巻取りロール22が巻取り方向へ回
転されるようになつており、又、上部リミツトス
イツチ32はその巻取りに基づいて帯状金属板2
3が張設されたときに作動され、これにより巻取
り用パルスモータ31の回転が停止されて帯状金
属板23の巻取りが停止されるようになつてい
る。以上のように供給ロール21から巻取りロー
ル22に向つて移送される帯状金属板23には、
第14図に示すように、ブランキング加工が施さ
れて、円板部Paの外周に4本の脚部Pbが形成さ
れた鋲材P1が打抜かれる。そして、その鋲材P
1は前記円板部Paが半球状をなすキヤツプ状の
頭部Pcとなるように、又、各脚部Pbが同方向を
向くように絞り加工されて鋲Pとなり、さらに頭
部Pcが尖頭状となるように成形加工された後に
上下の向きを反転されて、脚部Pbにおいて前記
シート状材料1に貫通され、その脚部Pbが内方
へ折曲される。
と押圧及び駆動ローラ24,25との間におい
て、帯状金属板23の上方及び下方にはそれぞれ
上部リミツトスイツチ32及び下部リミツトスイ
ツチ33が配置されている。下部リミツトスイツ
チ33は帯状金属板23が下方へたるんだときに
作動され、これにより巻取り用パルスモータ31
が回転されて巻取りロール22が巻取り方向へ回
転されるようになつており、又、上部リミツトス
イツチ32はその巻取りに基づいて帯状金属板2
3が張設されたときに作動され、これにより巻取
り用パルスモータ31の回転が停止されて帯状金
属板23の巻取りが停止されるようになつてい
る。以上のように供給ロール21から巻取りロー
ル22に向つて移送される帯状金属板23には、
第14図に示すように、ブランキング加工が施さ
れて、円板部Paの外周に4本の脚部Pbが形成さ
れた鋲材P1が打抜かれる。そして、その鋲材P
1は前記円板部Paが半球状をなすキヤツプ状の
頭部Pcとなるように、又、各脚部Pbが同方向を
向くように絞り加工されて鋲Pとなり、さらに頭
部Pcが尖頭状となるように成形加工された後に
上下の向きを反転されて、脚部Pbにおいて前記
シート状材料1に貫通され、その脚部Pbが内方
へ折曲される。
そこで、以下にその構成を詳細に説明する。
前記鋲取付ユニツト3の前記フレーム4には軸
受34,35を介して駆動軸36が回転可能に支
持され、前記駆動軸36の一端にVプーリ37が
固定されている。前記Vプーリ37の下方には、
前記支持台2の下面に固定された直流モータから
なる駆動モータ38(第2図参照)のモータ軸3
9にVプーリ40が固定されVベルト41を介し
て前記駆動軸36と駆動モータ38が連結されて
いる。前記駆動軸36の中間部には偏心カム42
が固定され、その偏心カム42の近傍において駆
動軸36にはカム溝43を有する第一のカム部材
44が固定されている。
受34,35を介して駆動軸36が回転可能に支
持され、前記駆動軸36の一端にVプーリ37が
固定されている。前記Vプーリ37の下方には、
前記支持台2の下面に固定された直流モータから
なる駆動モータ38(第2図参照)のモータ軸3
9にVプーリ40が固定されVベルト41を介し
て前記駆動軸36と駆動モータ38が連結されて
いる。前記駆動軸36の中間部には偏心カム42
が固定され、その偏心カム42の近傍において駆
動軸36にはカム溝43を有する第一のカム部材
44が固定されている。
前記フレーム4に形成されたガイド孔45には
筒状の外部昇降体46が上下動可能に挿入され、
その下端部に取付けたカムフオロワ47が前記第
一のカム部材44のカム溝43に嵌合されてお
り、第3,13図から明らかなように、前記駆動
軸36の回転にともないカム軸43の作用により
外部昇降体46が一定範囲で上下に往復動するよ
うになつている。外部昇降体46の中心孔48内
には内部昇降体49が上下動可能に挿入され、そ
の下部に支持した連結軸50と前記偏心カム42
との間に連結リンク51が介在されており、駆動
軸36の回転にともなつてこの内部昇降体49が
一定範囲内で上下に往復動するようになつてい
る。(第13図参照) 外部昇降体46の上方にはポンチプレート52
が有り、その上面中央部には上方に突出するブラ
ンキングポンチ53が形成されている。そのブラ
ンキングポンチ53は平面形状が前記鋲材P1と
同形状をなしており、その上端外周縁が切刃54
になつている。前記ブランキングポンチ53の中
央部には絞り成形用ポンチ55の上下往復動を案
内するガイド孔56が貫設されている。
筒状の外部昇降体46が上下動可能に挿入され、
その下端部に取付けたカムフオロワ47が前記第
一のカム部材44のカム溝43に嵌合されてお
り、第3,13図から明らかなように、前記駆動
軸36の回転にともないカム軸43の作用により
外部昇降体46が一定範囲で上下に往復動するよ
うになつている。外部昇降体46の中心孔48内
には内部昇降体49が上下動可能に挿入され、そ
の下部に支持した連結軸50と前記偏心カム42
との間に連結リンク51が介在されており、駆動
軸36の回転にともなつてこの内部昇降体49が
一定範囲内で上下に往復動するようになつてい
る。(第13図参照) 外部昇降体46の上方にはポンチプレート52
が有り、その上面中央部には上方に突出するブラ
ンキングポンチ53が形成されている。そのブラ
ンキングポンチ53は平面形状が前記鋲材P1と
同形状をなしており、その上端外周縁が切刃54
になつている。前記ブランキングポンチ53の中
央部には絞り成形用ポンチ55の上下往復動を案
内するガイド孔56が貫設されている。
内部昇降体49に形成した固定孔57には絞り
成形用ポンチ55がその下端部において挿入固定
されており、その絞り成形用ポンチ55は内部昇
降体49の上昇にともない、ポンチプレート52
に形成した前記ガイド孔56を挿通して上方へ突
出可能である。絞り成形用ポンチ55の上端部に
は小径部58が形成されている。(第3図〜第8
図参照)。
成形用ポンチ55がその下端部において挿入固定
されており、その絞り成形用ポンチ55は内部昇
降体49の上昇にともない、ポンチプレート52
に形成した前記ガイド孔56を挿通して上方へ突
出可能である。絞り成形用ポンチ55の上端部に
は小径部58が形成されている。(第3図〜第8
図参照)。
また、前記フレーム4の下面にはダイプレート
59が固定されており、そのダイプレート59の
下方にはストリツパプレート60が配置されてい
る。帯状金属板23はこのストリツパプレート6
0と前記ダイプレート59との間で走行される。
ポンチプレート52の上面には複数本のガイドピ
ン61が立設固定されており、又、ストリツパプ
レート60とダイプレート59にはそのガイドピ
ン61が挿通されるガイド孔62,63が貫通さ
れている。又、第4〜8図に示すように、ガイド
ピン61の上部に形成された溝64に固定された
止め輪65とダイプレート59のガイド孔62の
ストツプ面とが係合することによりポンチプレー
ト52が吊下支持されるようになつている。前記
フレーム4のねじ66と前記止め輪65との間に
はガイドピン61を介してポンチプレート52を
下方に付勢するスプリング67が介在している。
又、第4〜8図に示すようにストリツパプレート
60の中央部には、前記ブラツキングポンチ53
が嵌合される前記鋲材P1と同形状をなす貫設し
た挿通孔68が形成されている。又、ストリツパ
プレート60の下面には複数本のガイドピン69
が立設固定されており、ポンチプレート52に
は、そのガイドピン69が挿通されるガイド孔7
0が貫設されガイドピン69の頭部71とガイド
孔70に形成したストツプ面72とが係合するこ
とにより、ストリツパプレート60が持上支持さ
れるようになつている。ポンチプレート52とス
トリツパプレート60との間には、このストリツ
パプレート60を上方へ付勢するスプリング73
が介在されている。
59が固定されており、そのダイプレート59の
下方にはストリツパプレート60が配置されてい
る。帯状金属板23はこのストリツパプレート6
0と前記ダイプレート59との間で走行される。
ポンチプレート52の上面には複数本のガイドピ
ン61が立設固定されており、又、ストリツパプ
レート60とダイプレート59にはそのガイドピ
ン61が挿通されるガイド孔62,63が貫通さ
れている。又、第4〜8図に示すように、ガイド
ピン61の上部に形成された溝64に固定された
止め輪65とダイプレート59のガイド孔62の
ストツプ面とが係合することによりポンチプレー
ト52が吊下支持されるようになつている。前記
フレーム4のねじ66と前記止め輪65との間に
はガイドピン61を介してポンチプレート52を
下方に付勢するスプリング67が介在している。
又、第4〜8図に示すようにストリツパプレート
60の中央部には、前記ブラツキングポンチ53
が嵌合される前記鋲材P1と同形状をなす貫設し
た挿通孔68が形成されている。又、ストリツパ
プレート60の下面には複数本のガイドピン69
が立設固定されており、ポンチプレート52に
は、そのガイドピン69が挿通されるガイド孔7
0が貫設されガイドピン69の頭部71とガイド
孔70に形成したストツプ面72とが係合するこ
とにより、ストリツパプレート60が持上支持さ
れるようになつている。ポンチプレート52とス
トリツパプレート60との間には、このストリツ
パプレート60を上方へ付勢するスプリング73
が介在されている。
第4図に示すように外部昇降体46が下方へ移
動したときは、その外部昇降体46上面がポンチ
プレート52から離間して、そのポンチプレート
52が吊下され、又、第5図に示すように外部昇
降体46が上方へ移動したときには、ポンチプレ
ート52がそれぞれのスプリング67,73のバ
ネ力に抗して押上げられ前記帯状金属板23がダ
イプレート59とストリツパプレート60との間
で挾持される。又、ダイプレート59は、その中
央部には上方に開口するブランキング孔74が形
成されている。そのブランキング孔74は平面形
状が前記鋲材P1と同形状をなしており、その下
面開口縁が切刃75になつている。ブランキング
孔74の上方には、このブランキング孔74と連
通するように収容孔76が形成されている。その
収容孔76には、絞り用ブロツク77が挿入固定
されている。絞り用ブロツク77の中心部には絞
り成形孔78が貫通されている。
動したときは、その外部昇降体46上面がポンチ
プレート52から離間して、そのポンチプレート
52が吊下され、又、第5図に示すように外部昇
降体46が上方へ移動したときには、ポンチプレ
ート52がそれぞれのスプリング67,73のバ
ネ力に抗して押上げられ前記帯状金属板23がダ
イプレート59とストリツパプレート60との間
で挾持される。又、ダイプレート59は、その中
央部には上方に開口するブランキング孔74が形
成されている。そのブランキング孔74は平面形
状が前記鋲材P1と同形状をなしており、その下
面開口縁が切刃75になつている。ブランキング
孔74の上方には、このブランキング孔74と連
通するように収容孔76が形成されている。その
収容孔76には、絞り用ブロツク77が挿入固定
されている。絞り用ブロツク77の中心部には絞
り成形孔78が貫通されている。
そして第5図及び第6図に示すように前記外部
昇降体46が上昇してポンチプレート52が押上
げられることにより、ブランキングポンチ53の
上端部79が前記ダイプレート59のブランキン
グ孔74に下方から進入し、それらの切刃54,
75の協働により帯状金属板23にブランキング
加工が施されて、前記鋲材P1が打抜かれ、その
打抜かれた鋲材P1がブラツキングポンチ53と
前記ダイプレート59に挿入固定された絞り用ブ
ロツク77との間で保持されるようになつてい
る。又、この保持状態において、前記内部昇降体
49が上方へ移動することにより、前記絞り成形
用ポンチ55が、前記の保持されている前記鋲材
P1を上端小径部58にて押上げながら前記絞り
成形孔78内を上昇して鋲材P1が前記キヤツプ
状の丸い頭部を有する鋲Pとなるように絞り成形
される。
昇降体46が上昇してポンチプレート52が押上
げられることにより、ブランキングポンチ53の
上端部79が前記ダイプレート59のブランキン
グ孔74に下方から進入し、それらの切刃54,
75の協働により帯状金属板23にブランキング
加工が施されて、前記鋲材P1が打抜かれ、その
打抜かれた鋲材P1がブラツキングポンチ53と
前記ダイプレート59に挿入固定された絞り用ブ
ロツク77との間で保持されるようになつてい
る。又、この保持状態において、前記内部昇降体
49が上方へ移動することにより、前記絞り成形
用ポンチ55が、前記の保持されている前記鋲材
P1を上端小径部58にて押上げながら前記絞り
成形孔78内を上昇して鋲材P1が前記キヤツプ
状の丸い頭部を有する鋲Pとなるように絞り成形
される。
第3図及び第9図に示すように前記フレーム4
には軸80により第二のカム部材81が回転可能
に支持され、その一側面にはカム溝82が形成さ
れている。その第二のカム部材81の外周にはギ
ヤ83が形成されており、そのギヤ83が前記駆
動軸36に固定された別のギヤ84と噛合してい
て、駆動軸36の改訂に伴いこの第二のカム部材
81が回転されるようになつている。第二のカム
部材81の近傍においてフレーム4には作動レバ
ー85が軸86により回動可能に支持され、その
下端に設けたカムフオロワ87が前記カム溝82
に嵌合されており、第二のカム部材81の回転に
基づいてカム溝82のカム作用により作動レバー
85が一定範囲内で往復回動されるようになつて
いる。
には軸80により第二のカム部材81が回転可能
に支持され、その一側面にはカム溝82が形成さ
れている。その第二のカム部材81の外周にはギ
ヤ83が形成されており、そのギヤ83が前記駆
動軸36に固定された別のギヤ84と噛合してい
て、駆動軸36の改訂に伴いこの第二のカム部材
81が回転されるようになつている。第二のカム
部材81の近傍においてフレーム4には作動レバ
ー85が軸86により回動可能に支持され、その
下端に設けたカムフオロワ87が前記カム溝82
に嵌合されており、第二のカム部材81の回転に
基づいてカム溝82のカム作用により作動レバー
85が一定範囲内で往復回動されるようになつて
いる。
前記フレーム4には側面円形状をなす収容空間
88と、その収容空間88の片側に位置する支持
孔89とが形成されている。軸部90と円盤部9
1とよりなる回動体92はその軸部90におい
て、前記支持孔89に支持されて、前記絞り成形
用ポンチ55の往復移動軸線と直交する一軸線の
周りに回動可能であり、又、円盤部91が前記収
容空間88内に収容されている。円盤部91の外
周間における直径線上には、貫通孔93が形成さ
れており、その貫通孔93は回動体92が所定の
回動位置に回動されたとき、前記絞り成形用ポン
チ55の往復移動軸線上において、前記絞り成形
孔78と連通するようになつている。前記貫通孔
93内には鋲取付け用ポンチ94が往復動可能に
収容され、第3図〜第8図に示すようにその両端
部には前記鋲Pの頭部Pcを尖頭状に形成するた
めの成形面95が形成されている。そして、前記
絞り成形用ポンチ55が上動限に達したときには
その絞り成形用ポンチ55の上端の鋲Pが前記貫
通孔93の下端部に嵌合されて、前記成形面95
により鋲Pの上端部が尖頭状に形成されるととも
に、鋲取付け用ポンチ94が押上げられて貫通孔
93から突出すようになつており、この押上げに
基づいて貫通孔93の上端部に保持された鋲Pが
その脚部Pbにおいて前記ホルダー16に保持さ
れたシート状材料1に貫通される。又、貫通孔9
3の両端部は前記鋲Pを自身の開く方向の弾性に
より嵌合状態で保持し得るようになつている。
88と、その収容空間88の片側に位置する支持
孔89とが形成されている。軸部90と円盤部9
1とよりなる回動体92はその軸部90におい
て、前記支持孔89に支持されて、前記絞り成形
用ポンチ55の往復移動軸線と直交する一軸線の
周りに回動可能であり、又、円盤部91が前記収
容空間88内に収容されている。円盤部91の外
周間における直径線上には、貫通孔93が形成さ
れており、その貫通孔93は回動体92が所定の
回動位置に回動されたとき、前記絞り成形用ポン
チ55の往復移動軸線上において、前記絞り成形
孔78と連通するようになつている。前記貫通孔
93内には鋲取付け用ポンチ94が往復動可能に
収容され、第3図〜第8図に示すようにその両端
部には前記鋲Pの頭部Pcを尖頭状に形成するた
めの成形面95が形成されている。そして、前記
絞り成形用ポンチ55が上動限に達したときには
その絞り成形用ポンチ55の上端の鋲Pが前記貫
通孔93の下端部に嵌合されて、前記成形面95
により鋲Pの上端部が尖頭状に形成されるととも
に、鋲取付け用ポンチ94が押上げられて貫通孔
93から突出すようになつており、この押上げに
基づいて貫通孔93の上端部に保持された鋲Pが
その脚部Pbにおいて前記ホルダー16に保持さ
れたシート状材料1に貫通される。又、貫通孔9
3の両端部は前記鋲Pを自身の開く方向の弾性に
より嵌合状態で保持し得るようになつている。
前記回動体92の一端部にはギヤ96が形成さ
れている。そのギヤ96は前記作動レバー85の
上端に形成されたギヤ97と噛合している。そし
て、前記絞り成形用ポンチ55が前記回動体92
から離れる度にその作動レバー85が前後いずれ
かに回動され、それに基づき回動体92が180度
ずつ回動して、前記貫通孔93の両端開口部が交
互に前記絞り成形孔78及びシート状材料1に相
対するように反転されるようになつている。(第
13図参照)。
れている。そのギヤ96は前記作動レバー85の
上端に形成されたギヤ97と噛合している。そし
て、前記絞り成形用ポンチ55が前記回動体92
から離れる度にその作動レバー85が前後いずれ
かに回動され、それに基づき回動体92が180度
ずつ回動して、前記貫通孔93の両端開口部が交
互に前記絞り成形孔78及びシート状材料1に相
対するように反転されるようになつている。(第
13図参照)。
一方、第2図に示すように、フレーム4の後部
軸受35の近傍において、前記駆動軸36にはカ
ム溝98を有する第三のカム部材99が固定され
ている。フレーム4に上方と下方に貫設されたガ
イド孔100,101が形成され、そのガイド孔
100,101の中間部に形成された案内溝10
2に、後部昇降体103の中間部に取付けられた
カムフオロワ104が前記案内溝102と嵌合
し、又、前記ガイド孔100,101に上下動可
能に挿入された後部昇降体103の下端部に取付
けられたカムフオロワ104が前記第三のカム部
材99のカム溝98に嵌合されており、第2図か
ら明らかなように、前記駆動軸36の回転に伴
い、カム溝98の作用により後部昇降体103が
上下に往復動するようになつている。又、フレー
ム4のヘツド部に、前記絞り成形用ポンチ55の
往復移動軸線上において、上下に貫設された孔1
05にガイドメタル106が固定されている。前
記ガイドメタル106に上下動可能にダイホルダ
ー10が上下動可能に挿嵌され、更にそのダイホ
ルダー107の下端には中心孔108が形成さ
れ、その中心孔108中には先端に成形面109
が形成された軸状のダイ110が挿入され、ダイ
ホルダー107にねじ込まれた止めねじ111に
よりそのダイホルダー107上に固定されてい
る。そのダイ110は前記鋲取付用ポンチ94と
の協働により前記鋲Pの脚部Pbを折曲させて前
記シート状材料1上にその鋲を取付けるものであ
る。また、そのダイホルダー107には、一端に
ドライバー溝の形成された短軸112が圧入状態
で挿嵌されている。その短軸112は、大径部1
12aと、その大径部112aに対して偏心され
た小型部112bとからなり、両者間に形成され
る環状溝112c中に前記ダイ110の上端が嵌
合されるようになつており、そのダイ110の上
方への移動はその上端が前記小径部と係合するこ
とによつて阻止されている。その短軸112は偏
心軸を構成しているため、それを回すことにより
前記ダイ110の取付位置を調節することが可能
である。
軸受35の近傍において、前記駆動軸36にはカ
ム溝98を有する第三のカム部材99が固定され
ている。フレーム4に上方と下方に貫設されたガ
イド孔100,101が形成され、そのガイド孔
100,101の中間部に形成された案内溝10
2に、後部昇降体103の中間部に取付けられた
カムフオロワ104が前記案内溝102と嵌合
し、又、前記ガイド孔100,101に上下動可
能に挿入された後部昇降体103の下端部に取付
けられたカムフオロワ104が前記第三のカム部
材99のカム溝98に嵌合されており、第2図か
ら明らかなように、前記駆動軸36の回転に伴
い、カム溝98の作用により後部昇降体103が
上下に往復動するようになつている。又、フレー
ム4のヘツド部に、前記絞り成形用ポンチ55の
往復移動軸線上において、上下に貫設された孔1
05にガイドメタル106が固定されている。前
記ガイドメタル106に上下動可能にダイホルダ
ー10が上下動可能に挿嵌され、更にそのダイホ
ルダー107の下端には中心孔108が形成さ
れ、その中心孔108中には先端に成形面109
が形成された軸状のダイ110が挿入され、ダイ
ホルダー107にねじ込まれた止めねじ111に
よりそのダイホルダー107上に固定されてい
る。そのダイ110は前記鋲取付用ポンチ94と
の協働により前記鋲Pの脚部Pbを折曲させて前
記シート状材料1上にその鋲を取付けるものであ
る。また、そのダイホルダー107には、一端に
ドライバー溝の形成された短軸112が圧入状態
で挿嵌されている。その短軸112は、大径部1
12aと、その大径部112aに対して偏心され
た小型部112bとからなり、両者間に形成され
る環状溝112c中に前記ダイ110の上端が嵌
合されるようになつており、そのダイ110の上
方への移動はその上端が前記小径部と係合するこ
とによつて阻止されている。その短軸112は偏
心軸を構成しているため、それを回すことにより
前記ダイ110の取付位置を調節することが可能
である。
前記ダイ110には、前記シート状材料1と相
対する下側にそのシート状材料1を押圧するため
の押圧面114が形成された押圧部体115がそ
の軸線方向に摺動可能に挿嵌されている。その押
圧部体115には中心孔116及びテーパ面11
7が形成されると共に鍔部118が形成されてい
る。コイルばね119がその押圧部体115と前
記ダイホルダー107との間に設けられ、常には
その押圧部体115の押圧面114が前記ダイ1
10の成形面109よりも外方に突出するように
その押圧部体115に作用している。
対する下側にそのシート状材料1を押圧するため
の押圧面114が形成された押圧部体115がそ
の軸線方向に摺動可能に挿嵌されている。その押
圧部体115には中心孔116及びテーパ面11
7が形成されると共に鍔部118が形成されてい
る。コイルばね119がその押圧部体115と前
記ダイホルダー107との間に設けられ、常には
その押圧部体115の押圧面114が前記ダイ1
10の成形面109よりも外方に突出するように
その押圧部体115に作用している。
また、前記ダイホルダー107の下端には、前
記押圧部体113及び前記コイルばね119を収
容するキヤツプ120がねじ込み固定され、その
規制部分121が前記押圧部体115の鍔部11
8と係合することにより、その押圧部体115の
前記押圧面114の突出量、すなわち前記ダイ1
10の前記成形面109からの突出量を、前記シ
ート状材料1に貫通後における前記鋲Pの脚部
Pbの突出量よりも僅かに大きな値に規制してい
る。
記押圧部体113及び前記コイルばね119を収
容するキヤツプ120がねじ込み固定され、その
規制部分121が前記押圧部体115の鍔部11
8と係合することにより、その押圧部体115の
前記押圧面114の突出量、すなわち前記ダイ1
10の前記成形面109からの突出量を、前記シ
ート状材料1に貫通後における前記鋲Pの脚部
Pbの突出量よりも僅かに大きな値に規制してい
る。
尚、前記押圧部体115の前記中心孔116及
び前記テーパ面117は、前記鋲取付用ポンチ9
4により前記鋲Pの脚部Pbが前記シート状材料
1に貫通する時、その脚部Pbが傾斜しないよう
に案内する。
び前記テーパ面117は、前記鋲取付用ポンチ9
4により前記鋲Pの脚部Pbが前記シート状材料
1に貫通する時、その脚部Pbが傾斜しないよう
に案内する。
また、第2図で明らかなように、前記ダイホル
ダー107はフーレム4に軸122を支点として
回動するレバー123の一端とリンク122によ
つて連結され、又、前記後部昇降体103は、前
記レバー123の他端とリンク125を介して連
結されている。従つて、前記駆動軸36の回転に
ともなつて、後部昇降体103がカム溝98の作
用により一定範囲で上下に往復動すれば、前記ダ
イホルダー107が往復動するようになつてい
る。
ダー107はフーレム4に軸122を支点として
回動するレバー123の一端とリンク122によ
つて連結され、又、前記後部昇降体103は、前
記レバー123の他端とリンク125を介して連
結されている。従つて、前記駆動軸36の回転に
ともなつて、後部昇降体103がカム溝98の作
用により一定範囲で上下に往復動すれば、前記ダ
イホルダー107が往復動するようになつてい
る。
次に、上記のように構成した鋲Pを取付けるた
めの装置の動作を制御する制御装置を第12図に
従つて説明する。
めの装置の動作を制御する制御装置を第12図に
従つて説明する。
第12図において中央演算処理装置(以下
CPUという)126は、読出し専用のプログラ
ムメモリ(以下ROMという)127と、位置デ
ータを記憶するための記憶手段としての読出し及
び書込み可能なランダム・アクセス・メモリ(以
下RAMという)128とともに演算制御装置を
構成している。RAM128には公知の方法によ
り磁気カード129に予め記録された前記シート
状材料1に例えば第15図乃至第17図に示すよ
うな配列状態で多数の鋲Pを取付けるためのホル
ダー16の移動位置を指示する位置データが記憶
されている。ペダル位置検出装置130は第1図
に示す操作用のペダル131と連動し、同ペダル
131の踏み込み位置を検出する装置であつて、
ペダル131がわずかに踏み込みされた時には前
記ホルダー16の閉成信号を、深く踏み込みされ
た時には起動信号を前記CPU126に出力す
る。そして、CPU126は前記閉成信号に応答
して、パルスモータ駆動制御回路132に閉成制
御信号を出力し、前記押え昇降用パルスモータ2
0を励磁してホルダー16の押え上版18をより
閉成させるとともに、前記起動信号に応答して、
速度制御回路133に起動制御信号を出力し、前
記駆動モータ38を起動させる。また、CPU1
26は前記駆動モータ38の回転速度を適宜に選
択することのできる速度切替スイツチ(図示せ
ず)からの選択信号を入力し、この選択信号に基
づいて駆動モータ38の回転速度を制御する速度
制御信号を前記速度制御回路133に出力してい
る。
CPUという)126は、読出し専用のプログラ
ムメモリ(以下ROMという)127と、位置デ
ータを記憶するための記憶手段としての読出し及
び書込み可能なランダム・アクセス・メモリ(以
下RAMという)128とともに演算制御装置を
構成している。RAM128には公知の方法によ
り磁気カード129に予め記録された前記シート
状材料1に例えば第15図乃至第17図に示すよ
うな配列状態で多数の鋲Pを取付けるためのホル
ダー16の移動位置を指示する位置データが記憶
されている。ペダル位置検出装置130は第1図
に示す操作用のペダル131と連動し、同ペダル
131の踏み込み位置を検出する装置であつて、
ペダル131がわずかに踏み込みされた時には前
記ホルダー16の閉成信号を、深く踏み込みされ
た時には起動信号を前記CPU126に出力す
る。そして、CPU126は前記閉成信号に応答
して、パルスモータ駆動制御回路132に閉成制
御信号を出力し、前記押え昇降用パルスモータ2
0を励磁してホルダー16の押え上版18をより
閉成させるとともに、前記起動信号に応答して、
速度制御回路133に起動制御信号を出力し、前
記駆動モータ38を起動させる。また、CPU1
26は前記駆動モータ38の回転速度を適宜に選
択することのできる速度切替スイツチ(図示せ
ず)からの選択信号を入力し、この選択信号に基
づいて駆動モータ38の回転速度を制御する速度
制御信号を前記速度制御回路133に出力してい
る。
タイミングパルス発生回路134は前記駆動モ
ータ38の一側に並設され、同モータ38の所定
の回転位置を検知してタイミングパルス信号を前
記CPU126に出力するようになつており、本
実施例では前記ダイホルダー107が最下位置よ
り少し上昇した位置で、パルスモータ駆動制御回
路135に駆動制御信号を出力し、前記帯状金属
板23を1ピツチ移送させるべく前記移送用パル
スモータ27を駆動制御する。また、CPU12
6は前記タイミングパルス信号に応答して、前記
RAM128に記憶された位置データを順次読出
し、その順次読出された位置データに基づきパル
スモータ駆動制御回路136に制御信号を出力し
て、前記X方向及びY方向送り用パルスモータ1
0,14を駆動制御する。従つて、ホルダー16
は前記ダイホルダー107が上下動して最下位置
より少し上昇した位置に達するたびごとに順次読
出される位置データに基づいて、X方向及びY方
向送り用パルスモータ10,14により所定の方
向に移動され、同ホルダー16の四角枠内のすべ
ての位置が前記鋲取付用ポンチ94、ダイ110
の成形面上に配置されるようになる。
ータ38の一側に並設され、同モータ38の所定
の回転位置を検知してタイミングパルス信号を前
記CPU126に出力するようになつており、本
実施例では前記ダイホルダー107が最下位置よ
り少し上昇した位置で、パルスモータ駆動制御回
路135に駆動制御信号を出力し、前記帯状金属
板23を1ピツチ移送させるべく前記移送用パル
スモータ27を駆動制御する。また、CPU12
6は前記タイミングパルス信号に応答して、前記
RAM128に記憶された位置データを順次読出
し、その順次読出された位置データに基づきパル
スモータ駆動制御回路136に制御信号を出力し
て、前記X方向及びY方向送り用パルスモータ1
0,14を駆動制御する。従つて、ホルダー16
は前記ダイホルダー107が上下動して最下位置
より少し上昇した位置に達するたびごとに順次読
出される位置データに基づいて、X方向及びY方
向送り用パルスモータ10,14により所定の方
向に移動され、同ホルダー16の四角枠内のすべ
ての位置が前記鋲取付用ポンチ94、ダイ110
の成形面上に配置されるようになる。
さらに、CPU126は前記RAM128に記憶
された位置データの終了コードに基づいて前記速
度制御回路133に停止制御信号を出力し、前記
駆動モータ38を停止させるとともにパルスモー
タ駆動制御回路136に制御信号を出力して前記
ホルダー16を初期位置に復帰するように、X方
向及びY方向送り用パルスモータ10、14を駆
動させる。続いてCPU126は前記パルスモー
タ駆動制御回路132に開放制御信号を出力し、
ホルダー16が開放するように押え昇降用パルス
モータ20を駆動させるようになつている。
された位置データの終了コードに基づいて前記速
度制御回路133に停止制御信号を出力し、前記
駆動モータ38を停止させるとともにパルスモー
タ駆動制御回路136に制御信号を出力して前記
ホルダー16を初期位置に復帰するように、X方
向及びY方向送り用パルスモータ10、14を駆
動させる。続いてCPU126は前記パルスモー
タ駆動制御回路132に開放制御信号を出力し、
ホルダー16が開放するように押え昇降用パルス
モータ20を駆動させるようになつている。
たるみ検出装置137は前記帯状金属板23の
たるみを検出する上部リミツトスイツチ32及び
下部リミツトスイツチ33等から構成されてお
り、下部リミツトスイツチ33が作動した時に
は、停止信号を前記CPU126に出力するよう
になつている。そして、CPU126はこの駆動
信号に応答して、駆動制御信号をパルスモータ駆
動制御回路138に出力し、前記巻取り用パルス
モータ31を駆動させるとともに、停止信号に応
答して、停止制御信号を同制御回路138に出力
し、巻取り用パルスモータ31を停止させる。従
つて、帯状金属板23が前記移送用パルスモータ
27により移送され、巻取りロール22と押圧及
び駆動ローラ24,25との間でたるんだ時、こ
のたるみ検出装置137により巻取り用パルスモ
ータ31を回転させて常に帯状金属板23を緊張
した状態に保持させることができる。
たるみを検出する上部リミツトスイツチ32及び
下部リミツトスイツチ33等から構成されてお
り、下部リミツトスイツチ33が作動した時に
は、停止信号を前記CPU126に出力するよう
になつている。そして、CPU126はこの駆動
信号に応答して、駆動制御信号をパルスモータ駆
動制御回路138に出力し、前記巻取り用パルス
モータ31を駆動させるとともに、停止信号に応
答して、停止制御信号を同制御回路138に出力
し、巻取り用パルスモータ31を停止させる。従
つて、帯状金属板23が前記移送用パルスモータ
27により移送され、巻取りロール22と押圧及
び駆動ローラ24,25との間でたるんだ時、こ
のたるみ検出装置137により巻取り用パルスモ
ータ31を回転させて常に帯状金属板23を緊張
した状態に保持させることができる。
そして、前記CPU126、RAM127、パル
スモータ制御回路135,136により前記鋲取
付用ポンチ94とダイ110とが離脱している間
に前記X,Y方向送り用パルスモータ10,14
を作動してホルダー16を次の鋲取付け位置まで
移動させるとともに、前記移送用パルスモータ2
7を作動して、帯状金属板23を次の加工位置ま
で移動させるための制御手段が構成されている。
スモータ制御回路135,136により前記鋲取
付用ポンチ94とダイ110とが離脱している間
に前記X,Y方向送り用パルスモータ10,14
を作動してホルダー16を次の鋲取付け位置まで
移動させるとともに、前記移送用パルスモータ2
7を作動して、帯状金属板23を次の加工位置ま
で移動させるための制御手段が構成されている。
次に、以上のように構成された鋲Pを取付ける
ための装置の作用を第13図に示す作動順序に従
つて説明する。
ための装置の作用を第13図に示す作動順序に従
つて説明する。
さて、第4図は外部昇降体46及び内部昇降体
49が下動限に配置されて、外部昇降体46がポ
ンチプレート52から離間するとともに、そのポ
ンチプレート52がダイプレート59に吊下支持
された状態を示すものである。この状態において
は絞り成形用ポンチ55がダイプレート59のブ
ランキング孔74の下方に位置するとともに、ブ
ランキングポンチ53の切刃54がストリツパプ
レート60の透孔68内に位置し、又、回動体9
2の貫通孔93が絞り成形孔78に相対した状態
でその上端部には、前工程で支持された鋲Pがそ
の脚部Pbを上向きにして嵌合保持されている。
この状態において、第1図に示すペダル131を
前踏み込みすると駆動モータ38が起動されて駆
動軸36が回転され、第一のカム部材44が回転
されて、カム溝43の作用により、外部昇降体4
6が上昇を開始するとともに偏心カム42の作用
により、内部昇降体49も上昇を開始する。そし
て、外部昇降体46の上昇によりストリツパプレ
ート60とダイプレート59の間で帯状金属板2
3を挾持し、それに引続いてポンチプレート52
が第5図の位置まで押上げられる。このため、ブ
ランキングポンチ53の切刃54がストリツパプ
レート60の透孔68内から上方へ突出して、ダ
イプレート59のブランキング孔74と協働によ
り、第14図に示す円板部Paと脚部Pbとよりな
る鋲材P1が打抜かれ、、その鋲材P1はブラン
キングポンチ53と絞り用ブロツク77の間に一
端保持される。外部昇降体46はこの状態で上昇
を停止する。尚、前記ペダル131の前踏み込み
に基づく駆動軸36の回転によりギヤ83,84
を介して第二のカム部材81も回転されるが、こ
の段階では第二のカム部材81のカム溝82は未
だ作用しない。
49が下動限に配置されて、外部昇降体46がポ
ンチプレート52から離間するとともに、そのポ
ンチプレート52がダイプレート59に吊下支持
された状態を示すものである。この状態において
は絞り成形用ポンチ55がダイプレート59のブ
ランキング孔74の下方に位置するとともに、ブ
ランキングポンチ53の切刃54がストリツパプ
レート60の透孔68内に位置し、又、回動体9
2の貫通孔93が絞り成形孔78に相対した状態
でその上端部には、前工程で支持された鋲Pがそ
の脚部Pbを上向きにして嵌合保持されている。
この状態において、第1図に示すペダル131を
前踏み込みすると駆動モータ38が起動されて駆
動軸36が回転され、第一のカム部材44が回転
されて、カム溝43の作用により、外部昇降体4
6が上昇を開始するとともに偏心カム42の作用
により、内部昇降体49も上昇を開始する。そし
て、外部昇降体46の上昇によりストリツパプレ
ート60とダイプレート59の間で帯状金属板2
3を挾持し、それに引続いてポンチプレート52
が第5図の位置まで押上げられる。このため、ブ
ランキングポンチ53の切刃54がストリツパプ
レート60の透孔68内から上方へ突出して、ダ
イプレート59のブランキング孔74と協働によ
り、第14図に示す円板部Paと脚部Pbとよりな
る鋲材P1が打抜かれ、、その鋲材P1はブラン
キングポンチ53と絞り用ブロツク77の間に一
端保持される。外部昇降体46はこの状態で上昇
を停止する。尚、前記ペダル131の前踏み込み
に基づく駆動軸36の回転によりギヤ83,84
を介して第二のカム部材81も回転されるが、こ
の段階では第二のカム部材81のカム溝82は未
だ作用しない。
一方、内部昇降体49は外部昇降体46よりわ
ずかに遅れて上昇動作を行い、その内部昇降体4
9に固定された絞り成形用ポンチ55がブランキ
ングポンチ53と絞り用ブロツク77との間に保
持された前記鋲材P1を押上げながら絞り用ブロ
ツク77の絞り成形孔78内を上昇し、その絞り
成形用ポンチ55の上端小径部58と絞り成形孔
78の内周面との間で鋲Pが成形される。(第6
図参照)。その後、第7図に示すように、絞り成
形用ポンチ55は、その上端小径部58に嵌合さ
れた鋲Pを介して、前記貫通孔93内の鋲取付用
ポンチ94を押し上げる。これにより、前記小径
部58上の鋲Pの頭部Pcが尖頭状に成形される
とともに、貫通孔93の上端に上向きの状態で嵌
合保持された別の鋲Pがその脚部Pbにおいてシ
ート状材料1を貫通するとき、前記駆動軸36に
固定された第三のカム部材99のカム溝98の作
用により前記ダイホルダー107が前記レバー1
23等を介して下降され、前記押圧部体115の
押圧面114の下面がシート状材料1を押え、そ
の押圧部体115の中心孔116を案内にして貫
通し、その後、第8図に示すようにダイホルダー
107の最下限位置によりダイ110により鋲P
の脚部Pbが内方へ折曲される。これで、1個の
鋲Pの取付けが終了する。絞り成形用ポンチ55
はこの状態で上昇を停止する。
ずかに遅れて上昇動作を行い、その内部昇降体4
9に固定された絞り成形用ポンチ55がブランキ
ングポンチ53と絞り用ブロツク77との間に保
持された前記鋲材P1を押上げながら絞り用ブロ
ツク77の絞り成形孔78内を上昇し、その絞り
成形用ポンチ55の上端小径部58と絞り成形孔
78の内周面との間で鋲Pが成形される。(第6
図参照)。その後、第7図に示すように、絞り成
形用ポンチ55は、その上端小径部58に嵌合さ
れた鋲Pを介して、前記貫通孔93内の鋲取付用
ポンチ94を押し上げる。これにより、前記小径
部58上の鋲Pの頭部Pcが尖頭状に成形される
とともに、貫通孔93の上端に上向きの状態で嵌
合保持された別の鋲Pがその脚部Pbにおいてシ
ート状材料1を貫通するとき、前記駆動軸36に
固定された第三のカム部材99のカム溝98の作
用により前記ダイホルダー107が前記レバー1
23等を介して下降され、前記押圧部体115の
押圧面114の下面がシート状材料1を押え、そ
の押圧部体115の中心孔116を案内にして貫
通し、その後、第8図に示すようにダイホルダー
107の最下限位置によりダイ110により鋲P
の脚部Pbが内方へ折曲される。これで、1個の
鋲Pの取付けが終了する。絞り成形用ポンチ55
はこの状態で上昇を停止する。
このようにして、鋲Pの取付けが行なわれた後
は、外部及び内部昇降体46,49が前記と逆順
に下方へ移動して、外部昇降体49がポンチプレ
ート52から離間するとともに、絞り成形用ポン
チ55が、貫通孔93、絞り用ブロツク77の絞
り成形孔78から順に抜出る。そして、絞り成形
用ポンチ55が貫通孔93から抜出た後は、貫通
孔93の下端部の鋲Pがその開く方向への自身の
弾性により貫通孔93に嵌合保持される。一方、
絞り成形用ポンチ55が貫通孔93から抜出る
と、前記第二のカム部材81のカム溝82の作用
により作動レバー85が左右いずれかに回動され
て回動体92が180度回動される。このため貫通
孔93が上下の向きを反転されて、その下端部に
嵌合保持されていた鋲Pが脚部Pbを上にした状
態でシート状材料1に相対し、この鋲取付ユニツ
ト3は第4図の状態に復帰する。尚、鋲Pのシー
ト状材料1に対する取付けが行なわれるときに
は、前記鋲取付用ポンチ94の上端部が貫通孔9
3の上端開口部から若干突出しているが、回動体
92の反転回動によりその突出部が絞り用ブロツ
ク77の上面に当接して、その突出部は貫通孔9
3内に押込められる。一方、ダイホルダー107
も第13図で明らかなように第三のカム部材89
のカム溝98の作用により、最上位置に位置して
いる。
は、外部及び内部昇降体46,49が前記と逆順
に下方へ移動して、外部昇降体49がポンチプレ
ート52から離間するとともに、絞り成形用ポン
チ55が、貫通孔93、絞り用ブロツク77の絞
り成形孔78から順に抜出る。そして、絞り成形
用ポンチ55が貫通孔93から抜出た後は、貫通
孔93の下端部の鋲Pがその開く方向への自身の
弾性により貫通孔93に嵌合保持される。一方、
絞り成形用ポンチ55が貫通孔93から抜出る
と、前記第二のカム部材81のカム溝82の作用
により作動レバー85が左右いずれかに回動され
て回動体92が180度回動される。このため貫通
孔93が上下の向きを反転されて、その下端部に
嵌合保持されていた鋲Pが脚部Pbを上にした状
態でシート状材料1に相対し、この鋲取付ユニツ
ト3は第4図の状態に復帰する。尚、鋲Pのシー
ト状材料1に対する取付けが行なわれるときに
は、前記鋲取付用ポンチ94の上端部が貫通孔9
3の上端開口部から若干突出しているが、回動体
92の反転回動によりその突出部が絞り用ブロツ
ク77の上面に当接して、その突出部は貫通孔9
3内に押込められる。一方、ダイホルダー107
も第13図で明らかなように第三のカム部材89
のカム溝98の作用により、最上位置に位置して
いる。
このようにして、ダイホルダー107が最下位
置を少し上昇した位置に達するたびにパルス発生
回路134からタイミングパルス信号が出力さ
れ、前記移送用パルスモータ27が所定量回転さ
れて、押圧ローラ24と駆動ローラ25との協働
により帯状金属板23が次の加工位置まで第1図
及び第11図の右方へ1ピツチ分移送され、ブラ
ンキング加工の施されていない部分が、ブランキ
ングポンチ53とブランキング孔74との間に位
置する。又、帯状金属板23が1ピツチ移送され
た分は、たるみ検出装置137からの駆動信号に
より巻取りパルスモータ31が駆動されて、巻取
りロール22に巻取られる。
置を少し上昇した位置に達するたびにパルス発生
回路134からタイミングパルス信号が出力さ
れ、前記移送用パルスモータ27が所定量回転さ
れて、押圧ローラ24と駆動ローラ25との協働
により帯状金属板23が次の加工位置まで第1図
及び第11図の右方へ1ピツチ分移送され、ブラ
ンキング加工の施されていない部分が、ブランキ
ングポンチ53とブランキング孔74との間に位
置する。又、帯状金属板23が1ピツチ移送され
た分は、たるみ検出装置137からの駆動信号に
より巻取りパルスモータ31が駆動されて、巻取
りロール22に巻取られる。
以上で1回の鋲Pの取付けが終了する。
一方、1回の鋲Pの取付けが終了するごとに、
すなわち、前記タイミングパルス信号が出力され
るたびごとに、CPU126は次の位置データを
読出し、そのデータに基づいてホルダー16を所
定の位置に移動させるための制御信号をパルスモ
ータ駆動制御回路136に出力する。これにより
前記X方向送り用パルスモータ10及びY方向送
り用パルスモータ14が前記制御信号に基づいて
回転制御され、ギヤ11,15ラツク板9,13
及び移動枠7を介して、シート状材料1を保持す
るホルダー16が次の位置まで左右方向或いは前
後方向、又はその合成方向へ移動される。そし
て、前記RAM128に記憶された位置データが
順次読出され、その位置データに基づいて前記と
同様の動作が繰返されることにより第15図〜第
17図に示すように多数の鋲Pが全体として模様
をなすようにシート状材料1に取付けられる。
すなわち、前記タイミングパルス信号が出力され
るたびごとに、CPU126は次の位置データを
読出し、そのデータに基づいてホルダー16を所
定の位置に移動させるための制御信号をパルスモ
ータ駆動制御回路136に出力する。これにより
前記X方向送り用パルスモータ10及びY方向送
り用パルスモータ14が前記制御信号に基づいて
回転制御され、ギヤ11,15ラツク板9,13
及び移動枠7を介して、シート状材料1を保持す
るホルダー16が次の位置まで左右方向或いは前
後方向、又はその合成方向へ移動される。そし
て、前記RAM128に記憶された位置データが
順次読出され、その位置データに基づいて前記と
同様の動作が繰返されることにより第15図〜第
17図に示すように多数の鋲Pが全体として模様
をなすようにシート状材料1に取付けられる。
このように、前記RAM127に記憶した位置
データに基づいて所定の鋲模様の形成が終了する
と、同位置データの終了コードに基づいてOPU
126は速度制御回路133に停止制御信号を出
力する。それにより、駆動モータ38が停止さ
れ、外部及び内部昇降体46,49は最下位置に
て停止される。そして、ホルダー16が初期位置
に復帰すべくX方向及びY方向送りパルスモータ
10,14が駆動制御された後、押え昇降用パル
スモータ20が駆動されて、開閉アーム19が回
動され、ホルダー16の押え上板18が開放方向
へ回動されて、鋲模様が形成されたシート状材料
1を取出すことができる。
データに基づいて所定の鋲模様の形成が終了する
と、同位置データの終了コードに基づいてOPU
126は速度制御回路133に停止制御信号を出
力する。それにより、駆動モータ38が停止さ
れ、外部及び内部昇降体46,49は最下位置に
て停止される。そして、ホルダー16が初期位置
に復帰すべくX方向及びY方向送りパルスモータ
10,14が駆動制御された後、押え昇降用パル
スモータ20が駆動されて、開閉アーム19が回
動され、ホルダー16の押え上板18が開放方向
へ回動されて、鋲模様が形成されたシート状材料
1を取出すことができる。
尚、上記の実施例においては、鋲材P1のブラ
ンキング方向と絞り方向とが同一方向であるた
め、そのブランキング工程でできたバリが、鋲P
の完成後内方に位置するため、鋲Pの外観が良好
となる。
ンキング方向と絞り方向とが同一方向であるた
め、そのブランキング工程でできたバリが、鋲P
の完成後内方に位置するため、鋲Pの外観が良好
となる。
次に本考案を具体化した他の実施例につき、以
下に4案程簡単に説明する。
下に4案程簡単に説明する。
(1) 上記実施例においては、押圧部体115をダ
イ110により案内るようにしたものである
が、第18図に示すように、その押圧部体11
5はキヤツプ120により案内するようにして
もよい。尚、第18図における参照数字は前記
実施例に対応させてある。
イ110により案内るようにしたものである
が、第18図に示すように、その押圧部体11
5はキヤツプ120により案内するようにして
もよい。尚、第18図における参照数字は前記
実施例に対応させてある。
(2) 第19図は、ダイ150を有するダイホルダ
ー151に直接押圧面152を有する押圧部体
153を挿嵌し、その押圧部体153をストツ
プリング154との間に設けられたゴイルばね
155により付勢するようにし、且つ押圧部体
153にねじ込まれたねじ156をダイホルダ
ー151に形成の長溝157に嵌合させたもの
である。その押圧部体153の突出量は、ねじ
156が長溝157の一端158と係合するこ
とによつて規制される。
ー151に直接押圧面152を有する押圧部体
153を挿嵌し、その押圧部体153をストツ
プリング154との間に設けられたゴイルばね
155により付勢するようにし、且つ押圧部体
153にねじ込まれたねじ156をダイホルダ
ー151に形成の長溝157に嵌合させたもの
である。その押圧部体153の突出量は、ねじ
156が長溝157の一端158と係合するこ
とによつて規制される。
(3) 上記実施例においては、帯状金属板23より
鋲Pを製作しながらシート状材料1に取付ける
ようにしたものであるが、あらかじめ製作され
た鋲をシート状材料に取付ける場合にも本考案
を実施化し得る。
鋲Pを製作しながらシート状材料1に取付ける
ようにしたものであるが、あらかじめ製作され
た鋲をシート状材料に取付ける場合にも本考案
を実施化し得る。
(4) 上記実施例においては、シート状材料1を鋲
取付ユニツト3に対し移動させるようにしたも
のであるが、それとは逆に、鋲取付ユニツト3
をシート状材料1に対して移動させてもよい。
取付ユニツト3に対し移動させるようにしたも
のであるが、それとは逆に、鋲取付ユニツト3
をシート状材料1に対して移動させてもよい。
本考案は以上詳述したように、押圧部体113
によりシート状材料1が押圧された状態で鋲Pの
脚部Pbがポンチ94によりそのシート状材料1
に貫通され、その貫通完了後ポンチ94とダイ1
10により鋲Pの脚部Pbの曲げが行なわれるよ
うにしたため、上記したような不具合を招くこと
もなく、鋲は常に良好な状態にてシート状材料1
に取付けられる。しかも、そのポンチ94とダイ
110とは、シート状材料1のホルダー16と鋲
取付けのための塑性加工手段との間の相対移動が
行なわれる時、シート状材料1から離脱するた
め、シート状材料1に取付けられた鋲Pが破損さ
れることもない。
によりシート状材料1が押圧された状態で鋲Pの
脚部Pbがポンチ94によりそのシート状材料1
に貫通され、その貫通完了後ポンチ94とダイ1
10により鋲Pの脚部Pbの曲げが行なわれるよ
うにしたため、上記したような不具合を招くこと
もなく、鋲は常に良好な状態にてシート状材料1
に取付けられる。しかも、そのポンチ94とダイ
110とは、シート状材料1のホルダー16と鋲
取付けのための塑性加工手段との間の相対移動が
行なわれる時、シート状材料1から離脱するた
め、シート状材料1に取付けられた鋲Pが破損さ
れることもない。
第1図乃至第17図に本考案を具体化した一実
施例を示すもので、第1図は全体を示す斜面図、
第2図は鋲取付ユニツト2の断面図、第3図は要
部拡大断面図、第4図乃至第8図は第3図相当部
分の作用説明図、第9図は第2図の9−9線断面
図、第10図は帯状金属板23のための押圧ロー
ラ24、駆動ローラ25の取付部を示す断面図、
第11図は帯状金属板23を一ピツチずつ送るた
めの機構を示す図面、第12図は制御装置を示す
ブロツク図、第13図は動作説明用のタイムチヤ
ート、第14図は鋲の形成状況を示す図面、第1
5図乃至第17図はシート状材料1に取付けられ
た鋲の状況を示す説明図である。又、第18図及
び第19図は他の実施例を示す図面である。尚、
図中1はシート状材料、2は支持台、3は鋲取付
ユニツト、4はフレーム、5はテーブル面、7は
移動枠、10はX方向送り用パルスモータ、14
はY方向送り用パルスモータ、16はホルダー、
20は押え昇降用パルスモータ、21は供給ロー
ル、22は巻取りロール、23は帯状金属板、2
4は押圧ロール、25は駆動ローラ、36は駆動
軸、38は駆動モータ、42は偏心カム、44は
第一のカム部材、46は外部昇降体、49は内部
昇降体、Pは鋲、52はポンチプレート、53は
ブランキングポンチ、55は絞り成形用ポンチ、
74はブランキング孔、77は絞り用ブロツク、
81は第二のカム部材、85は作動レバー、92
は回動体、94は鋲取付用ポンチ、99は第三の
カム部材、103は後部昇降体、107はダイホ
ルダー、109は成形面、110はダイ、113
は押圧部体、114は押圧面、115は押圧部
体、119はコイルばね、120はキヤツプ、1
21は規制部分、123はリンク、126は
CPU、127はROM、128はRAM、131は
ペダル、132,135,136,138はパル
スモータ駆動制御回路、150はダイ、151は
ダイホルダー、152は押圧面、153は押圧部
体、155はコイルばねである。
施例を示すもので、第1図は全体を示す斜面図、
第2図は鋲取付ユニツト2の断面図、第3図は要
部拡大断面図、第4図乃至第8図は第3図相当部
分の作用説明図、第9図は第2図の9−9線断面
図、第10図は帯状金属板23のための押圧ロー
ラ24、駆動ローラ25の取付部を示す断面図、
第11図は帯状金属板23を一ピツチずつ送るた
めの機構を示す図面、第12図は制御装置を示す
ブロツク図、第13図は動作説明用のタイムチヤ
ート、第14図は鋲の形成状況を示す図面、第1
5図乃至第17図はシート状材料1に取付けられ
た鋲の状況を示す説明図である。又、第18図及
び第19図は他の実施例を示す図面である。尚、
図中1はシート状材料、2は支持台、3は鋲取付
ユニツト、4はフレーム、5はテーブル面、7は
移動枠、10はX方向送り用パルスモータ、14
はY方向送り用パルスモータ、16はホルダー、
20は押え昇降用パルスモータ、21は供給ロー
ル、22は巻取りロール、23は帯状金属板、2
4は押圧ロール、25は駆動ローラ、36は駆動
軸、38は駆動モータ、42は偏心カム、44は
第一のカム部材、46は外部昇降体、49は内部
昇降体、Pは鋲、52はポンチプレート、53は
ブランキングポンチ、55は絞り成形用ポンチ、
74はブランキング孔、77は絞り用ブロツク、
81は第二のカム部材、85は作動レバー、92
は回動体、94は鋲取付用ポンチ、99は第三の
カム部材、103は後部昇降体、107はダイホ
ルダー、109は成形面、110はダイ、113
は押圧部体、114は押圧面、115は押圧部
体、119はコイルばね、120はキヤツプ、1
21は規制部分、123はリンク、126は
CPU、127はROM、128はRAM、131は
ペダル、132,135,136,138はパル
スモータ駆動制御回路、150はダイ、151は
ダイホルダー、152は押圧面、153は押圧部
体、155はコイルばねである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テーブル面5を有するフレーム4と、そのフレ
ーム4の前記テーブル面5上において布、皮など
の軟質のシート状材料1を保持するためのホルダ
ー16と、 そのホルダー16によつて保持された前記シー
ト状材料1上に、キヤツプ状の頭部Pcと複数の
脚部Pbとからなる鋲Pを一つずつ供給するため
の供給手段と、 その供給手段によつて供給された前記鋲Pを前
記シート状材料1上に取付けるための塑性加工手
段と、 その塑性加工手段と前記ホルダー16との間の
相対位置を前記鋲Pの取付けの毎に変更するた
め、前記塑性加工手段若しくは前記ホルダー16
の少なくとも一方に駆動連結された駆動手段1
0,14と を備え、 且つ、前記塑性加工手段を、 前記ホルダー16によつて保持される前記シー
ト状材料1の一側において往復動可能に配置さ
れ、往動により前記鋲Pの頭部Pcと係合してそ
の脚部Pcを前記シート状材料1に対して貫通さ
せるためのポンチ94と、 そのポンチ94と相対するように前記シート状
材料1の他側において往復動可能に配置され、往
動により前記ポンチ94との協働により前記鋲P
の脚部Pbを折曲させて前記シート状材料1上に
その鋲Pを取付けるための軸状のダイ110又は
150と、 そのダイ110又は150に対しその軸線方向
に移動可能に取付けられ、且つ前記シート状材料
1と相対する側にそのシート状材料1を押圧する
ための押圧面114又は152が形成された押圧
部体115又は153と、 その押圧部体115又は153と前記ダイ11
0又は150との間に設けられ、常にはその押圧
部体115又は153の押圧面114又は152
が前記ダイ110又は150の加工面よりも外方
に突出するようにその押圧部体115又は153
に作用するばね119又は155と、 前記押圧部体115又は153と前記ダイ11
0又は150との間に設けられ、その押圧部体1
15又は153の前記突出量を前記シート状材料
1に貫通後における前記鋲Pの脚部Pbの突出量
よりも僅かに大きな値に規制するための規制手段
121又は158と、 前記ポンチ94及びダイ110又は150に接
近・離脱運動を行なわせるための作動手段42,
99等とにより構成し、 その作動手段42,99等の作動により前記ポ
ンチ94及びダイ110又は150が接近される
時、まず、前記押圧部体115又は153により
前記シート状材料1が押圧された状態にて前記鋲
Pの脚部Pbがそのシート状材料1に対して貫通
され、その貫通完了後、前記脚部Pbの曲げが行
なわれるようにしたことを特徴とするシート状材
料に鋲を取付けるための装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013582U JPS58131939U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | シ−ト状材料に鋲を取付けるための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013582U JPS58131939U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | シ−ト状材料に鋲を取付けるための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58131939U JPS58131939U (ja) | 1983-09-06 |
JPS6116160Y2 true JPS6116160Y2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=30041883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3013582U Granted JPS58131939U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | シ−ト状材料に鋲を取付けるための装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58131939U (ja) |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP3013582U patent/JPS58131939U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58131939U (ja) | 1983-09-06 |
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