JPS6228202B2 - - Google Patents

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JPS6228202B2
JPS6228202B2 JP18167980A JP18167980A JPS6228202B2 JP S6228202 B2 JPS6228202 B2 JP S6228202B2 JP 18167980 A JP18167980 A JP 18167980A JP 18167980 A JP18167980 A JP 18167980A JP S6228202 B2 JPS6228202 B2 JP S6228202B2
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JP
Japan
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metal plate
shaped metal
punch
plate
band
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JP18167980A
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JPS57106704A (en
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Akira Sugyama
Kunio Hirota
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP18167980A priority Critical patent/JPS57106704A/ja
Publication of JPS57106704A publication Critical patent/JPS57106704A/ja
Publication of JPS6228202B2 publication Critical patent/JPS6228202B2/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は布、皮等の軟質のシート状材料に鋲
を取付けるための装置に関するものである。
従来技術 昨今、布、皮等の軟質のシート状材料Wに多数
の鋲Pを取付けて、例えば第1図〜第3図に示す
ような適宜の模様を形成することがしばしば要求
される。そのために従来では、鋲打ち用の工具等
を使用してシート状材料Wの所定箇所に鋲Pを1
個ずつ手作業で取付けており、その作業が極めて
煩雑で多くの時間を要していた。
発明の目的 この発明の目的は、前記のような従来の欠陥を
解消し、帯状金属板から鋲を加工成形しその鋲を
シート状材料へ予め記憶された位置データに基づ
いて自動に取付けることができ、鋲による複雑な
模様形成に際しても、作業能率を大幅に向上させ
ることができる新規な鋲取付け装置を提供するこ
とにある。
実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を第4図
以下に基づいて説明する。フレーム1のベツド部
2の前部にはテーブル部3が突設されている。
又、ベツド部2の上面にはミシンアームとほぼ同
じ外形をなす鋲抜打ち装置4が配置され、そのヘ
ツド部5が前記テーブル部3の上方に位置してい
る。
前記鋲抜打ち装置4の下方において、前記ベツ
ド部2の上面にはX方向(左右方向)及びY方向
(前後方向)に移動自在な移動枠10が設けられ
ている。先端の4個のローラ11にて前記移動枠
10の縦片を挾持するX方向ラツク板12は、X
方向送り用パルスモータ13のモータ軸上のギヤ
14と噛合しており、そのX方向送り用パルスモ
ータ13の正逆回転により移動枠10に対してX
方向の送りが付与されるようになつている。又、
先端の4個のローラ15にて移動枠10の横片を
挾持するY方向ラツク板16は、Y方向送り用パ
ルスモータ17のモータ軸上のクヤ18と噛合し
ており、そのY方向送り用パルスモータ17の正
逆回転により移動枠10に対してY方向の送りが
付与されるようになつている。
前記テーブル部3上において前記鋲抜打ち装置
4のヘツド部5の下方に位置するように、前記移
動枠10の前端にはホルダー19が取付けられ、
移動枠10と共にX方向及びY方向に移動され
る。そして、移動枠10、両ラツク板12,16
及び両パルスモータ13,17によりホルダー1
9をX方向及びY方向へ送るための送り手段が構
成されている。ホルダー19は、四角枠状の支持
基板20と、その支持基板20の上面において開
閉可能に設けられた同じく四角枠状の押え上板2
1とにより構成され、その支持基板20と押え上
板21との間に布、皮等の軟質のシート状材料W
が挾持されるようになつている。押え上板21は
スプリング(図示しない)により前記シート状材
料Wを挾持する方向に付勢されている。移動枠1
0の後辺部には開閉アーム22が回動可能に支持
され、その先端が押え上板21に連結されてい
る。そして、開閉アーム22の側部の開放用パル
スモータ23が回転されることにより、開閉アー
ム22が回動されて、押え上板21が開放方向へ
回動されるようになつている。
前記ベツド部2の左右両側方にはそれぞれ供給
ロール24及び巻取りロール25が配置されてお
り、供給ロール24に巻かれた帯状金属板Cが前
記鋲抜打ち装置4のヘツド部5下方を通つて巻取
りロール25に巻取られるようになつている。
前記巻取りロール25側において、前記ベツド
部2の端部には前記帯状金属板Cを上下から挾圧
するゴム製の押圧ローラ26及び駆動ローラ27
が配置され、その駆動ローラ27に軸連結された
移送用パルスモータ28の所定量ずつの回転によ
り帯状金属板Cが巻取りロール25側へ一定量ず
つ間欠的に移送されるようになつている。第10
図に示すように、押圧ローラ26及び駆動ローラ
27は一対の支持板29間に支持されており、押
圧ローラ26を支持する支持孔30はその押圧ロ
ーラ26が若干上下動できるように縦長の長孔に
なつている。そして、その押圧ローラ26はスプ
リング31のばね力により帯状金属板Cを挾圧す
る方向に付勢されている。そして、前記移送用パ
ルスモータ28、押圧ローラ26及び駆動ローラ
27等により、前記ホルダー19に保持されたシ
ート状材料Wの上方に帯状金属板Cを供給するた
めの供給手段が構成されている。
前記巻取りロール25は巻取り用パルスモータ
32により適量ずつ回転されるようになつてい
る。又、第11図に示すように、巻取りロール2
5と押圧及び駆動ローラ26,27との間におい
て、帯状金属板Cの上方及び下方にはそれぞれ上
部リミツトスイツチ33及び下部リミツトスイツ
チ34が配置されている。下部リミツトスイツチ
34は帯状金属板Cが下方へたるんだときに作動
され、これにより巻取り用パルスモータ32が回
転されて巻取りロール25が巻取り方向へ回転さ
れるようになつており、又、上部リミツトスイツ
チ33はその巻取りに基づいて帯状金属板Cが張
設されたときに作動され、これにより巻取り用パ
ルスモータ32の回転が停止されて帯状金属板C
の巻取りが停止されるようになつている。
以上のように供給ロール24から巻取りロール
25に向かつて移送される帯状金属板Cは、鋲抜
打ち装置4のヘツド部5とテーブル部3との間に
おいて第14図及び第15図に示すように鋲抜き
加工されて、鋲Pが打抜かれ、その鋲Pが前記ホ
ルダー19に保持された前記シート状材料Wに打
込まれるようになつており、そのための詳細な構
成を以下に説明する。
第12図及び第13図に示すように、鋲抜打ち
装置4のフレーム内上部には駆動軸40が支持さ
れており、その駆動軸40はカツプリング41を
介して連結された駆動モータ42により回転され
る。駆動軸40の一部にはフライホイール43が
設けられている。さらに、駆動軸40の先端には
クランク44が設けられている。
第5図〜第8図及び第12図、第13図に示す
ように、鋲抜打ち装置4のヘツド部5に装着され
た昇降体45はその上端において前記クランク4
4にリンク35を介して連結されると共に、ヘツ
ド部5に形成した規制面46に規制されて、前記
駆動軸40の回転により、第5図及び第7図に示
す上方位置と、第6図及び第8図に示す下方位置
との間を往復動される。前記昇降体45の下端に
形成された取付部47の下面には支持板48を介
して別の支持板49が固定されている。その支持
板49には前記帯状金属板Cの移送方向に沿うよ
うに、その帯状金属板Cの間欠送りピツチと等し
い間隔をおいて3個の支持孔50,51,52が
貫設されており、それらの支持孔50,51,5
2にはそれぞれ一次用ダイ53、二次用ダイ54
及び三次用ポンチ55が挿入固定されている。
前記一次用ダイ53及び二次用ダイ54は、そ
れぞれ外筒56,57と、その外筒56,57内
に上下動可能に挿入され、かつその外筒56,5
7から下方へ突出する位置と外筒56,57内に
没入する位置との間を移動可能な内部ダイ体5
8,59と、その内部ダイ体58,59を下方へ
付勢するスプリング60,61とにより構成され
ている。二次用ダイ54の外筒57の下端には等
間隔をおいて4個の切刃62が形成されている。
両内部ダイ体58,59の下端面には中心側に緩
く凹む成形面63,64が形成されている。又、
三次用ポンチ55は支持板49から下方へ大きく
突出し、その下端面には前記成形面63,64と
同様な形状の成形面65が形成されるとともに、
その下端外周縁が切刃になつている。
前記ダイ53等の配列部の前後(第7図及び第
8図の左右)両側において支持板49には下方へ
突出する押圧ねじ66が螺入されている。その押
圧ねじ66は前記帯状金属板Cの移送方向に沿う
ように左右にそれぞれ2本ずつ配置され、支持板
49からの下方への突出量を調節可能である。
支持板49の下方にはポンチプレート67と、
そのポンチプレート67の上方に位置するストリ
ツパプレート68が配置されている。前記帯状金
属板Cはストリツパプレート68の上方を通過さ
れる。ポンチプレート67の四隅部には第一のガ
イドロツド69が立設固定されている。一方、前
記ヘツド部5の下端両側に形成された突出部70
にはそれぞれ2個のガイド孔71が透設されてお
り、前記第一のガイドロツド69はこのガイド孔
71に挿通されている。各第一のガイドロツド6
9の上端ねじ部にはダブルナツトよりなるストツ
パ72が螺着され、ポンチプレート67が第6図
に示す下方に位置したときに前記突出部70の上
面に係合するようになつている。
前記第一のガイドロツド69の若干内方におい
てポンチプレート67の四隅部には第二のガイド
ロツド73が立設固定され、その上端には頭部7
4が形成されている。その第二のガイドロツド7
3は第7図に示すように前記昇降体45下端の取
付部47から前記支持板49にかけて貫設された
ガイド孔75に挿通されている。そして、そのガ
イド孔75の下端部にはストツプ面76が形成さ
れており、第7図に示すように、昇降体45が上
方位置に配置されたときに、このストツプ面76
に前記第二のガイドロツド73の頭部74が係合
して、ポンチプレート67が吊下支持されるよう
になつている。
前記ポンチプレート67の両端部とストリツパ
プレート68の両端部との間にはスプリング77
が介在され、ストリツパプレート68が上方へ付
勢されている。前記両スプリング77の近傍にお
いて、ストリツパプレート68の下面にはガイド
ピン78が固定され、それらの下端には頭部79
が形成されている。ポンチプレート67には前記
各ガイドピン78が挿通されるガイド孔80が貫
設され、それらの内周上部にはストツプ面81が
形成されている。そして、第5図に示すように、
昇降体45が上方位置に配置されてポンチプレー
ト67が吊下支持されたときには、前記スプリン
グ77のばね力、及びガイドピン78の頭部79
とガイド孔80のストツプ面81との係合によ
り、ストリツパプレート68がポンチプレート6
7の上面から若干浮上がつた状態で保持されるよ
うになつている。
前記帯状金属板Cの通過部両側において、スト
リツパプレート68に透設したピン孔82には前
記各押圧ねじ66とそれぞれ対向する保持ピン8
3が上下動可能に挿入され、その上端部には帯状
金属板Cの両側縁を移動可能に嵌合保持する保持
溝84が形成されると共に、下端には前記ピン孔
82の内周上端部に形成したストツプ面85に係
合可能な頭部86が形成されている。前記ピン孔
82と対応するように、ポンチプレート67には
凹部87が形成されており、その凹部87の底面
と保持ピン83との間にはスプリング88が介在
され、保持ピン83が上方へ付勢されている。
そして、第5図及び第7図に示すように、昇降
体45が上方位置に配置されて、ストリツパプレ
ート68が浮上がつた状態にあるときには、前記
スプリング88のばね力及び保持ピン83の頭部
86とピン孔82のストツプ面85との係合によ
り、保持ピン83が上方位置に保持されて、その
保持ピン83の保持溝84に嵌合保持された帯状
金属板Cがストリツパプレート68から若干浮上
がつた状態に保持される。
そして、第6図及び第8図に示すように、昇降
体45が下方位置に移動配置されたときには、一
次用ダイ53及び二次用ダイ54により帯状金属
板Cが下方へ押圧されると共に、前記支持板49
の下面の押圧ねじ66により保持ピン83が下方
へ押圧されて前記帯状金属板Cがストリツパプレ
ート68の上面に強圧され、さらに、前記の押圧
に基づいてストリツパプレート68がポンチプレ
ート67に接すると共に、そのポンチプレート6
7が前記突出部70とストツパ72との係合によ
り規制される位置まで下方へ押下げられる。な
お、第5図及び第7図に示すように、昇降体45
が上方に移動配置されてポンチプレート67が吊
下支持されたときには前記テーブル部3の上面と
ポンチプレート67の下面との間に大きなスペー
スが形成されて、前記ホルダー19の開閉を容易
に行い得るようになつており、又、第6図及び第
8図に示すように、昇降体45が下方へ移動配置
されてポンチプレート67が下方へ位置したとき
には、ポンチプレート67の下面とホルダー19
との間に若干の間隙が形成され、そのポンチプレ
ート67の下面とホルダー19及び後述する鋲P
とが干渉しないようになつている。
前記一次用ダイ53及び二次用ダイ54の内部
ダイ体58,59とそれぞれ対応するように、前
記ポンチプレート67には上方へ突出する一次用
ポンチ89及び二次用ポンチ90が固定され、そ
れらの上端には鈍角状に尖る成形面91,92が
形成されている。ストリツパプレート68には、
第6図及び第8図に示すように、昇降体45が下
方位置に配置されたときに、前記両ポンチ89,
90が上方へ突出するための透孔93,94が形
成されており、二次用ポンチ90側の透孔94は
二次用ダイ54の外筒57が上方から進入し得る
ようになつている。又、ストリツパプレート68
及びポンチプレート67には前記三次ポンチ55
と対応する透孔95,96が形成されており、昇
降体45が下方位置に配置されたときにその三次
用ポンチ55がこの透孔95,96を通つて下方
へ突出するようになつている。
そして、第6図及び第8図に示すように昇降体
45が下方位置に移動配置されたときには、一次
用ダイ53の外筒56の下端部内周面及び内部ダ
イ体58の成形面63と、一次用ポンチ89の上
端部外周面及び成形面91との間において帯状金
属板Cに一次成形が施され、上端部を鈍角状に尖
らせた鋲Pの頭部Paが絞り成形されるようにな
つている。又、前記二次用ダイ54の切刃62は
側方へほぼ鋭角三角形状に延びる形状になつてい
るとともに、透孔94は二次用ダイ54の外周形
状と同じ形状になつており、その二次用ダイ54
と透孔94との協働により、前記一次成形された
頭部Paの側方に連なる4片の鋭角三角形状の脚
部Pbが切断形成された後に、二次用ポンチ90
と二次用ダイ54の外筒57との協働により前記
脚部Pbが下方へ向かつて折曲加工されるように
なつている。
そして、前記一次用ダイ53及び一次用ポンチ
89と、二次用ダイ54及び二次用ポンチ90と
により、帯状金属板Cを絞つて鋲Pの頭部Paを
形成すると共に、その頭部Paの反対側に延びる
ように複数の脚部Pbを切り曲げ加工するための
第一の塑性加工手段が構成されている。
前記ポンチプレート67の下方において、前記
テーブル部3にはそのテーブル面と同一平面をな
すようにダイホルダ97が固設されている。その
ダイホルダ97には前記三次用ポンチ55と対応
するように三次用ダイ98が固定され、その上面
には成形面99が形成されている。そして、昇降
体45の下方移動に基づいて三次用ポンチ55の
切刃により前記二次成形が終了した段階の鋲成形
部が単独の鋲Pとなるように切抜かれた後に、そ
の三次用ポンチ55によりホルダー19に保持さ
れたシート状材料Wに押圧され、これにより鋲P
の脚部Pbが前記シート状材料Wを貫通し、前記
三次用ダイ98の成形面99にて内方へ折曲され
るようになつている。そして、前記三次用ポンチ
55と三次用ダイ98とにより、前記第一の塑性
加工手段により形成された鋲Pを帯状金属板Cか
ら切り離し、その鋲Pの脚部Pbを前記シート状
材料W上に取付けるための第二の塑性加工手段が
構成されている。
次に上記のように構成した鋲を取付けるための
装置の動作を制御する制御装置を第9図に従つて
説明する。
第9図において中央処理装置(以下CPUとい
う)100は読出専用のプログラムメモリ(以下
ROMという)101と、位置データを記憶する
ための記憶手段としての読出し及び書込み可能な
ランダム・アクセス・メモリ(以下RAMとい
う)102とともに演算制御装置を構成してい
る。RAM102には公知の方法により磁気カー
ド103に予め記録された前記シート状材料W
に、例えば第1図に示すような配列状態で多数の
鋲Pを取付けるためのホルダー19の移動位置を
指示する位置データが記憶されている。ペダル位
置検出装置104は第4図に示す操作用のペダル
8と連動し、同ペダル8の踏み込み位置を検出す
る装置であつて、ペダル8がわずかに踏み込みさ
れた時には前記ホルダー19の閉成信号を、深く
踏み込みされた時には起動信号を前記CPU10
0に出力する。そして、CPU100は前記閉成
信号に応答して、パルスモータ駆動制御回路10
5に閉成制御信号を出力し、前記開放用パルスモ
ータ23を駆動させてホルダー19の押え上板2
1を閉成させるとともに、前記起動信号に応答し
て速度制御回路106に起動制御信号を出力し、
前記駆動モータ42を起動させる。又、CPU1
00は前記駆動モータ42の回転速度を適宜に選
択することのできる速度切替スイツチ(図示せ
ず)からの選択信号を入力し、この選択信号に基
づいて、駆動モータ42の回転速度を制御する速
度制御信号を前記速度制御回路106に出力して
いる。
タイミングパルス発生回路107は前記駆動モ
ータ42の一側に並設され、同モータ42の所定
の回転位置を検知してタイミングパルス信号を前
記CPU100に出力するようになつており、本
実施例では前記昇降体45が最上位置に達した時
と相対するモータ42の回転位置を検知してタイ
ミングパルス信号を出力するようになつている。
そして、CPU100は前記タイミングパルス
信号に応答して、すなわち、前記昇降部材45が
最上位置に達するたびごとに、パルスモータ駆動
制御回路108に駆動制御信号を出力し、前記帯
状金属板Cを1ピツチ移送させるべく前記移送用
パルスモータ28を駆動制御する。又、CPU1
00は前記タイミングパルス信号に応答して、前
記RAM102に記憶された位置データを順次読
出し、その順次読出された位置データに基づきパ
ルスモータ駆動制御回路109に制御信号を出力
して、前記X方向及びY方向送り用パルスモータ
13,17を駆動制御する。従つて、ホルダー1
9は前記昇降体45が上下動して最上位置に達す
るたびごとに順次読出される位置データに基づい
て、X方向及びY方向送り用パルスモータ13,
17により所定の方向へ移動され、同ホルダー1
9の四角枠内のすべての位置が前記三次用ダイ9
8の形成面99上に配置されるようになる。
さらに、CPU100は前記RAM102に記憶
された位置データの終了コードに基づいて前記速
度制御回路106に停止制御信号を出力し、前記
駆動モータ42を停止させるとともに、パルスモ
ータ駆動制御回路109に制御信号を出力し、前
記ホルダー19を初期位置に復帰するようにX方
向及びY方向送り用パルスモータ13,17を駆
動させる。続いてCPU100は前記パルスモー
タ駆動制御回路105に開放制御信号を出力しホ
ルダー19が開放するように開放用パルスモータ
23を駆動させるようになつている。
たるみ検出装置110は前記帯状金属板Cのた
るみを検出する上部リミツトスイツチ33及び下
部リミツトスイツチ34等から構成されており、
下部リミツトスイツチ34が作動した時には駆動
信号を、上部リミツトスイツチ33が作動した時
には停止信号を前記CPU100に出力するよう
になつている。そして、CPU100はこの駆動
信号に応答して、駆動制御信号をパルスモータ駆
動制御回路111に出力し、前記巻取り用パルス
モータ32を駆動させるとともに、停止信号に応
答して、停止制御信号を同制御回路111に出力
し巻取り用パルスモータ32を停止させる。従つ
て、帯状金属板Cが前記移送用パルスモータ28
により移送され、巻取りロール25と押圧及び駆
動ローラ26,27との間でたるんだ時、このた
るみ検出装置110により巻取り用パルスモータ
32を回転させて常に帯状金属板Cを緊張した状
態に保持させることができる。
次にこのように構成されたシート状材料に鋲を
取付けるための装置の作動態様を説明する。さ
て、第5図及び第7図は昇降体45が上方位置に
配置されて、ポンチプレート67がホルダー19
の上方において吊下支持された状態を示すもので
ある。この状態においてはストリツパプレート6
8がポンチプレート67から浮上がるとともに、
保持ピン83が上方へ突出して帯状金属板Cがス
トリツパプレート68の上面から浮上がつてい
る。そして、二次用ダイ54とポンチ90との間
における帯状金属板C上には前段階で一次用のダ
イ53とポンチ89とにより形成された頭部Pa
よりなる一次成形部が位置するとともに、三次用
のダイ98とポンチ55との間における帯状金属
板C上には、前段階で二次用のダイ54とポンチ
90とにより形成された頭部Paと脚部Pbとより
なる二次成形部が位置している。
この状態において、ペダル8を前踏み込みする
と、駆動モータ42が起動されて昇降体45がポ
ンチプレート67及びストリツパプレート68と
ともに下方移動を開始する。そして、ポンチプレ
ート67がホルダー19の若干上方の位置に達す
ると、第一のガイドロツド69のストツパ72が
鋲抜打ち装置4のヘツド部5上の突出部70に係
合してまずポンチプレート67の下方移動が停止
される。
昇降体45はその後も下動を続け、三次用ポン
チ55が二次成形部の頭部Paに接してその二次
成形部を下方へ押圧すると共に、その三次用ポン
チ55の外周切刃が二次成形部を帯状金属板Cか
ら切離す。それに引続いて一次用ダイ53の内部
ダイ体58が帯状金属板Cに接し、又、二次用ダ
イ54の内部ダイ体59が二次成形部の頭部Pa
に接すると共に、その二次用ダイ54の外筒57
の切刃62がその頭部Paの外方における帯状金
属板Cの4箇所に接する。
そして、その後の昇降体45の下動に基づい
て、保持ピン83によりストリツパプレート68
から浮いた状態で支持された帯状金属板Cが保持
ピン83に作用するスプリング88のばね力に抗
して下方へ押下げられ、ストリツパプレート68
の上面に接する。このようにして帯状金属板Cが
ストリツパプレート68の上面に接した後は、そ
のストリツパプレート68がスプリング77のば
ね力に抗して押下げられ、ポンチプレート67の
上面に接する。
そして、第6図に示すように押圧ねじ66によ
り保持ピン83が下方へ押圧されて、帯状金属板
Cがストリツパプレート68の上面に強圧され、
固定状態となる。この状態において一次用ダイ5
3と一次用ポンチ89とによる頭部Paの絞り成
形と、二次用ダイ54と二次用ポンチ90とによ
る脚部Pbの切断成形とそれに引続く下方向への
折曲加工とが同時に行われる。さらにこれと並行
して、昇降体45の下動中に三次用ポンチ55に
よつて切離された鋲Pがその三次用ポンチ55に
よりシート状材料W上に押圧され、その脚部Pb
がシート状材料Wを貫通した後に、シート状材料
Wの裏面側にて三次用ダイ98の成形面99によ
り内方へ折曲される。このようにしてシート状材
料Cに対する鋲Pの取付けが行われる。
このように鋲Pの取付けが行われた後は、昇降
体45が上方へ復帰して、前記と逆順に帯状金属
板C、ストリツパプレート68及びポンチプレー
ト67が上方へ移動復帰する。
そして、一次用、二次用ダイ53,54及び各
ポンチ89,90,55が帯状金属板Cから離脱
して昇降体45が最上位置に達して、前記パルス
発生回路107からタイミングパルス信号が出力
されると、前記移送用パルスモータ28が所定量
回転されて、押圧ローラ26と駆動ローラ27と
の協働により帯状金属板Cが次の加工位置まで第
4図〜第6図の右方へ1ピツチ分移送され、第5
図に示すように、一次成形部及び二次成形部がそ
れぞれ二次用ダイ54と二次用ポンチ90との間
及び三次用ポンチ55と三次用ダイ98との間に
位置する。なお、帯状金属板Cが1ピツチ移送さ
れた分はたるみ検出装置110からの駆動信号に
より、巻取りパルスモータ32が駆動されるため
巻取りロール25に巻取られる。
以上で一工程の鋲Pの取付けが終了する。
一方、1回の鋲取付けが終了するごとに、すな
わち、前記タイミングパルス信号が出力されるた
びごとに、CPU100は次の位置データを読出
し、そのデータに基づいてホルダー19を所定の
位置に移動させるための制御信号をパルスモータ
駆動制御回路109に出力する。これにより前記
X方向送り用パルスモータ13及びY方向送り用
パルスモータ17が前記制御信号に基づいて回転
制御され、ギヤ14,18、ラツク板12,16
及び移動枠10を介して、シート状材料Wを保持
するホルダー19が次の加工位置まで左右方向或
いは前後方向、又はその合成方向へ移動される。
そして、前記RAM102に記憶された位置デー
タが順次読出され、その位置データに基づいて前
記と同様の動作が繰返されることにより第1図〜
第3図に示すように多数の鋲Pが全体として模様
をなすようにシート状材料Wに取付けられる。
このように、前記RAM102に記憶した位置
データに基づいて所定の鋲模様の形成が終了する
と、同位置データの終了コードに基づいてCPU
100は速度制御回路106に停止制御信号を出
力する。駆動モータ42はCPU100から出力
される停止制御信号に基づいて停止され、昇降体
45は最上位置にて停止される。そして、ホルダ
ー19が初期位置に復帰すべくX方向及びY方向
送り用パルスモータ13,17が駆動制御された
後開放用パルスモータ23が駆動されて開閉アー
ム22が回動され、ホルダー19の押え上板21
が開放方向へ回動されて、鋲模様が形成されたシ
ート状材料Wを取出すことができる。
なお、前記実施例では一次用ダイ及びポンチ5
3,89と、二次用ダイ及びポンチ54,90と
により第一の塑性加工手段を構成して、一次用ダ
イ及びポンチ53,89により頭部Paを、二次
用ダイ及びポンチ54,90により脚部Pbをそ
れぞれ成形するようにしたが、1箇取のダイ及び
ポンチにより頭部と脚部とを同時に成形するよう
に構成してもよい。又、ポンチ及びダイの配列構
成を前記実施例とは上下逆にしてもよい。この場
合帯状金属板Cがシート状材料の下方を移送され
るようにする。
発明の効果 以上実施例にて例示したように、この発明は供
給手段によりホルダーに保持されたシート状材料
上に帯状金属板を供給し、その供給された帯状金
属板を第一の塑性加工手段により鋲の頭部の絞り
加工と脚部の切り曲げ加工とを行い、その鋲を第
二の塑性加工手段により帯状金属板から切り離し
てシート状材料に取付け、前記第一、第二の塑性
加工手段が離脱している間に前記ホルダーを予め
記憶された位置データに基づき次の鋲取付け位置
まで送るとともに、その離脱運動の間に前記供給
手段により帯状金属板が次の塑性加工位置まで送
られるように構成したので、デニム等のシート状
材料に対する装飾鋲の取付けを、複雑な装飾鋲模
様であつても人手を要することなく、鋲成形から
取付けまで一貫して能率よくかつ容易に行い得る
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はシート状材料にそれぞれ装飾
鋲が取付けられた状態を示す図面、第4図〜第1
5図はこの発明を具体化した一実施例を示すもの
であつて、第4図は装置全体を示す斜視図、第5
図は昇降体が上方移動位置に配置された状態にお
ける要部拡大断面図、第6図は昇降体が下方移動
位置に配置された状態における要部拡大断面図、
第7図は第5図の7―7線断面図、第8図は第6
図の8―8線断面図、第9図は実施例装置の電気
的構成部分を示すブロツク図、第10図は押圧ロ
ーラと駆動ローラとの支持構成を示す断面図、第
11図は帯状金属板の巻取り構成を簡略化して示
す正面図、第12図は実施例装置の駆動系を簡略
化して示す側面図、第13図は昇降体とクランク
を示す正面図、第14図は帯状金属板に対する加
工過程を示す上面図、第15図は同じく斜視図で
ある。 フレーム…1、移動枠…10、X方向送り用パ
ルスモータ…13、Y方向送り用パルスモータ…
17、ホルダー…19、押圧ローラ…26、駆動
ローラ…27、移送用パルスモータ…28、一次
用ダイ…53、二次用ダイ…54、三次用ポンチ
…55、一次用ポンチ…89、二次用ポンチ…9
0、三次用ダイ…98、記憶手段としてのRAM
…102、シート状材料…W、鋲…P、頭部…
Pa、脚部…Pb、帯状金属板…C。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレーム1と、 そのフレーム1上において、布、皮等の軟質の
    シート状材料Wを保持するためのホルダー19
    と、 そのホルダー19により保持された前記シート
    状材料Wの上方若しくは下方に帯状金属板Cを供
    給するための供給手段26,27,28等と、 その供給手段26,27,28等により供給さ
    れた前記帯状金属板Cの上方に位置する上型5
    3,54及びその下方に位置する下型89,90
    とを有し、それら両型の接近、離脱運動に伴いそ
    の帯状金属板Cを絞つて鋲Pの頭部Paを形成す
    ると共に、その頭部Paの反対側に延びるように
    複数の脚部Pbを切り曲げ加工するための第一の
    塑性加工手段と、 その第一の塑性加工手段に対し前記帯状金属板
    Cの送り出し側に配置され且つ前記シート状材料
    Wを挾んで上下に位置するポンチ55とダイ98
    とを有し、それら両型の接近、離脱運動に伴い前
    記第一の塑性加工手段により形成された鋲Pを前
    記帯状金属板Cから切り離して、その鋲Pの脚部
    Pbを前記シート状材料Wに貫通させた後折曲さ
    せ、前記シート状材料W上に取付けるための第二
    の塑性加工手段と、 前記ホルダー19の移動位置を指示する位置デ
    ータを記憶するための記憶手段102と、 その記憶手段102に記憶された前記位置デー
    タに従い、前記第一、第二の塑性加工手段の運動
    と同期して、それらの離脱運動の間に前記ホルダ
    ー19を次の加工位置まで送るための送り手段1
    0,13,17と、 前記離脱運動の間には前記供給手段26,2
    7,28等により前記帯状金属板Cが次の塑性加
    工位置まで供給されることと よりなるシート状材料に鋲を取付けるための装
    置。
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