JP3160226U - チョコレート菓子 - Google Patents

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清樹 田島
清樹 田島
智之 河内
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Abstract

【課題】薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだチョコレート菓子であって、これを食するときに、クッキーに挟み込まれたチョコレートの味がより変化に富んだ風味豊かなものとなるようにしたチョコレート菓子を提供する。【解決手段】薄板状のチョコレート2を薄焼きクッキー3a、3bで挟み込んだ積層構造を有するチョコレート菓子1において、薄板状のチョコレート2の内部に薄厚で平状の収容室4を形成すると共に、この平状の収容室4にラズベリーソース等の流動性を有するソース5を充填した。【選択図】図2

Description

本考案は、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだ積層構造のチョコレート菓子に関する。
従来から、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだチョコレート菓子としては、ホワイトチョコレートやミルクチョコレートをラングドシャクッキーのような薄焼きクッキーで挟み込んだものが周知である。このようなチョコレート菓子は、これを食するとき、指先で摘むのはクッキーの外表面であり、チョコレートには指先が触れないため、チョコレートが指先で溶けて汚れることがなく、手軽に食することができるという利点がある。
また、このようなチョコレート菓子は、チョコレートの苦味とクッキーの甘味とを程よく調整することにより、チョコレートの苦味をクッキーの甘味が緩和して絶妙な風味を得ることができ、またチョコレートの粘性にクッキーのサクサク感が混ざり合う等、独特の食感を得ることが可能とされている。
ところで、上記のようにチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだチョコレート菓子を食するとき、歯で噛み砕かない場合は、最初にクッキーが舌に触れることによって、先ずクッキーを味わうこととなる。このクッキーは薄厚であるため、口の中の唾液で容易に溶け、最後にチョコレートが口の中に残ることになる。また、このチョコレート菓子を、口に入れた当初から歯で噛み砕いた場合でも、薄厚のクッキーは唾液で早く溶け、最後に残るのはチョコレートである。
従って、この種のチョコレート菓子は、クッキーに挟み込まれたチョコレートの味が、風味の主体となるため、さらに変化に富んだ風味豊かなものとするには、チョコレート自体に味の変化をもたらす何らかの工夫が必要となる。
ところで、上記のようにチョコレートをクッキーで挟んだチョコレート菓子の従来例としては、特許文献1に記載されたものがある。この文献に記載されている菓子は、複数枚のラングードシャ生地がチョコレート等の充填物を挟んで重ねられたものであり、ラングードシャ生地とチョコレート等の収容物とが断面波形に形成されていることに特徴を有するものである。従って、この文献の菓子によれば、外観的に新規なチョコレート菓子を得ることが可能であるが、チョコレート自体に味の変化をもたらす工夫がされているものではなく、菓子全体の食感もサクサク感が増すだけで、その風味が向上するというものではなかった。
特開2005−13025号公報
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだチョコレート菓子であって、これを食するときに、薄焼きクッキーに挟み込まれたチョコレートの味がより変化に富んだ風味豊かなものとなるようにしたチョコレート菓子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案における請求項1のチョコレート菓子は、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだ積層構造を有するチョコレート菓子において、薄板状のチョコレートの内部に薄厚で平状の収容室を形成すると共に、この収容室にラズベリーソース等の流動性を有するソースを充填したことを特徴とする。
また、本考案における請求項2のチョコレート菓子は、請求項1において、薄板状のチョコレートの少なくとも一方の平面には多数の波形模様が形成されていることを特徴とする。
本考案のチョコレート菓子は、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだ積層構造を有し、薄板状のチョコレートの内部に形成した薄厚で平状の収容室にラズベリーソース等の流動性を有するソースが充填されてなるものである。このような構成において、ラズベリーソース等の流動性を有するソースは、薄板状のチョコレートの内部に形成された薄厚で平状の収容室に充填されているため、ソースの周囲はチョコレートで保護され、このソースが外部へ流れ出すことがなく、薄焼きクッキーの間で挟まれた状態を保つことが可能となる。
従って、本考案のチョコレート菓子を指先で摘むとき、クッキーの表面を指先で摘むこととなるため、チョコレートが指先で溶けて汚れることがなく、さらには流動性を有するソースもまたチョコレートで保護されているため、外部へ流出して指先等を汚すことがなく、手軽に食することが可能となる。
また、このチョコレート菓子を食するときは、歯で噛み砕かない場合、最初にクッキーが舌に触れることによって、先ずクッキーを味わい、次いでこのクッキーが口の中の唾液で溶けた後は、チョコレートを味わうことができる。
さらに、ラズベリーソース等のソースを包むチョコレートは薄厚であるため、口の中において、チョコレートは部分的にすぐに溶け、この溶けた箇所からラズベリーソース等のソースが滲み出るように流れ出して舌に当り、これを味わうこととなる。この状態において、チョコレートは部分的に溶けただけで口の中に残っているため、さらに口の中で溶けるチョコレートとラズベリーソース等のソースが口の中で混ざり合って独特の風味を得ることとなる。
また、このチョコレート菓子を、口に入れた当初から歯で噛み砕いた場合、さくっとしたクッキーの甘味とパリッとしたチョコレートの苦味と、とろりと滲みだすラズベリーソースの酸味とが混ざり合って独特の風味を得ることが可能となる。
なお、薄板状のチョコレートの平状の収容室内にラズベリーソースを充填した場合、ラズベリーソースの酸味とチョコレートの苦味とが混ざり合って、特有の風味を得ることが可能となる。
さらに、本考案において、薄板状のチョコレートの少なくとも一方の平面に多数の波形模様を形成した場合、その波形模様が舌に当って、独特の舌触りを得ることができ、変化に富んだ食感を楽しむことができる。
(a)は本考案の実施例に係るチョコレート菓子の全体斜視図であり、(b)はその分解斜視図である。 (a)は本考案の実施例に係るチョコレート菓子の平面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図であり、(c)は(b)を分解した断面図である。 (a)〜(e)は、本考案の実施例に係るチョコレート菓子の製造工程を示す概略断面図である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例のチョコレート菓子は、図1又は図2に示すように、薄板状のチョコレート2を薄焼きクッキー3a、3bで挟み込んだ積層構造を有するチョコレート菓子1において、薄板状のチョコレート2の内部に薄厚で平状の収容室4を形成すると共に、この収容室4にラズベリーソース等の流動性を有するソース5を充填したものである。
上記の構成について詳細に述べると、本実施例のチョコレート菓子1は、図1に示すように、薄板状のチョコレート2を上下の薄焼きクッキー3a、3bで挟み込んだ積層構造を有するチョコレート菓子1を構成している。
上記の薄焼きクッキー3a、3bは、ラングドシャと称せられるクッキーの一種であって、舌触りが軽く、口の中で溶けるような食感を有するものである。このラングドシャの製法は、適当量のバターと砂糖とを混ぜ合わせ、それに小麦粉、卵白、バニラエッセンス等を加えて生地を作り、薄板状に焼き上げたものである。また、この薄焼きクッキー3a、3bの上記の素材にココアを加えることによって、ココア風味のラングドシャとすることも可能である。
本実施例において、図1又は図2に示す薄焼きクッキー3a、3bは、薄板状の正方形に形成されているが、その外形は必ずしも正方形でなくてもよく、長方形や他の外形形状にしてもよい。また、薄焼きクッキー3a、3bの厚さは、3〜4mm程度のものとするのが好ましいが、それ以外の厚さとすることも可能である。
また、本実施例の薄板状のチョコレート2は、砂糖、卵白、小麦粉、全脂粉乳、ココアバター、バター、カカオマス、植物性油脂、ショートニング、生クリーム、でん粉、乳化剤、香料、食塩等の材料からなる。この薄板状のチョコレート2もまた、図1又は図2に示すように、薄板状の正方形に形成されているが、その外形は必ずしも正方形でなくてもよく、長方形や他の外形形状としてもよい。また、チョコレート2の厚さもまた、3〜4mm程度のものが好ましいが、それ以外の厚さとすることも可能である。
さらに、本実施例のチョコレート菓子1においては、図2(b)、(c)に示すように、薄板状のチョコレート2の内部に薄厚で平状の収容室4を形成すると共に、この平状の収容室4にラズベリーソース等の流動性を有するソース5を収容している。このソースは、ラズベリーソースに特定するものではなく、目的の風味に応じて、他にブルーベリーソース、ストロベリーソース等の果実系ソース、さらにはウィスキーやリキュール等の酒系ソース等を使用してもよい。
なお、ソースにラズベリーソースを使用した場合、このラズベリーソースの酸味とチョコレートの苦味とが混ざり合い、さらにクッキーの甘味が混ざり合って、独特の風味を味わうことが可能となる。
また、上記の構成により、ラズベリーソース等の流動性を有するソース5は、薄板状のチョコレート2の内部に形成された薄厚で平状の収容室4に充填されているため、ソース5の周囲はチョコレート2で保護され、このソース5が外部へ流れ出すことがなく、上下の薄焼きクッキー3a、3bの間で挟まれた状態を保つことができる。
また、このチョコレート菓子1において、図1(b)に示すように、薄板状のチョコレート2の少なくとも一方の平面に多数の波形模様6が形成され、この波形模様6が舌にあたった場合の舌触りの変化、食感の変化を楽しむことが可能となる。
ここで、上記のチョコレート菓子1の製造方法について述べると、図3(a)に示すように、所定形状の成形用型(不図示)によって、所定の外形で所定厚さの下部チョコレート2bを形成すると共に、この下部チョコレート2bの内部に上方を開放した状態で平状の収容室4を形成する。そして、図3(b)に示すように、下部チョコレート2bの収容室4にラズベリーソース等の流動性を有するソース5を充填した後、図3(c)に示すように、下部チョコレート2bの収容室4の上部に所定厚さの上部チョコレート2aを上載する。このとき、上部チョコレート2aを下部チョコレート2bに熱で溶着することによって、ラズベリーソース等のソース5をチョコレート2内に封じ込めた状態にして収容することができる。そして、このチョコレート2の上下面に薄焼きクッキー3a、3bを挟み込んだ積層構造とする。
なお、上記のようにチョコレート2の上下面に薄焼きクッキー3a、3bを挟み込む際、チョコレート2の上下面の中央付近を熱で溶解した状態にしてチョコレート2の溶けた部分7を形成し、その上下面に薄焼きクッキー3a、3bを挟み込むと、チョコレート2の溶けた部分7が薄焼きクッキー3a、3bの上下面と溶着した状態で強固に接合することが可能となる。
上記の構成において、ラズベリーソース等の流動性を有するソース5は、薄板状のチョコレート2の内部に形成された薄厚で平状の収容室4に充填されているため、ソース5の周囲はチョコレート2で保護され、このソース5が外部へ流れ出すことがなく、上下の薄焼きクッキー3a、3bの間で挟まれた状態を保つことが可能となる。
本考案のチョコレート菓子は、薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだチョコレート菓子であって、これを食するときに、クッキーに挟み込まれたチョコレートの味がより変化に富んだ風味豊かなものとなるようにしたチョコレート菓子として利用可能である。
1 チョコレート菓子
2 チョコレート
2a 上部チョコレート
2b 下部チョコレート
3a、3b クッキー
4 収納室
5 ソース
6 波形模様
7 チョコレートの溶けた部分

Claims (2)

  1. 薄板状のチョコレートを薄焼きクッキーで挟み込んだ積層構造を有するチョコレート菓子において、薄板状のチョコレートの内部に薄厚で平状の収容室を形成すると共に、この収容室にラズベリーソース等の流動性を有するソースを充填したことを特徴とするチョコレート菓子。
  2. 薄板状のチョコレートの少なくとも一方の平面には多数の波形模様が形成されていることを特徴とする請求項1記載のチョコレート菓子。



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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158312A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Sugihara Craft:Kk 菓子・ケーキの製造方法

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