JP3160199B2 - 地下鉄道防振用スラブの布設装置及び布設方法 - Google Patents

地下鉄道防振用スラブの布設装置及び布設方法

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JP3160199B2 JP06136296A JP6136296A JP3160199B2 JP 3160199 B2 JP3160199 B2 JP 3160199B2 JP 06136296 A JP06136296 A JP 06136296A JP 6136296 A JP6136296 A JP 6136296A JP 3160199 B2 JP3160199 B2 JP 3160199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は地下鉄道の防振用
スラブを布設する装置及び布設する方法に関するもので
あり、特に、プレキャストコンクリートにて形成した防
振用スラブの各パネルを順次地下鉄道用トンネルに搬入
して据付ける装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】地下鉄
道は地下鉄車両通過に伴う振動や騒音が大きい。最近、
之を緩和するために、トンネル覆工体内腔底部に振動を
吸収するためのゴム等の弾性材を配設し、その上にいわ
ゆる防振スラブを布設することが検討されている。
【0003】この防振スラブは地上のプレキャスト工場
で各パネル毎に打設され、トンネルに連通する立坑等か
らトンネル内へ搬送されて順次据付けられる。そして、
このようにして布設した防振スラブ上に砂利等の中詰材
を介して軌道を敷設する。
【0004】ここで、防振スラブのパネル1個の大きさ
は通常幅3.5メートル、全長5メートル程度であり、
且つ、その重量は約15トンになる。従って、斯かるパ
ネルを搬送し据付けるには人力のみでは不可能で、目的
に適った機械的手段と合理的な作業段取りが必要にな
る。
【0005】更に、各パネルには長手方向に複数の細孔
が開穿されており、据付時には6個前後のパネル毎に隣
接するパネル間の細孔を連続させて、この連続した細孔
にPC鋼を挿通してストレスをかけることになる。従っ
て、±1〜2ミリメートル程度の据付誤差しか許され
ず、前記機械的手段はそのような作業精度を実現し得る
ものでなければならない。
【0006】そこで、斯かる諸要件を考慮しつつ、地下
鉄道の防振用スラブを効率的に布設するために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を
解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、防振用スラブの各パ
ネルを地下鉄道用トンネル内へ搬送し、弾性材を介して
据付ける装置であって、仮設レールを走行する主柱に
て、該仮設レール方向へ架設した桁の中央部を左右から
支承するとともに、該桁の一端に昇降自在のアウトリガ
ーを垂設し、一方、該桁の他端は据付済の先行パネル上
を走行する支柱にて支承され、且つ、該桁にパネルの吊
揚手段を横行自在に搭載するとともに、該吊揚手段は吊
り揚げたパネルをピッチング、ローリング及びヨーイン
グ並びに左右水平移動させることができ、更に、パネル
の搬送装置を、前記仮設レールに於ける前記主柱よりも
前記桁の一端側に配設した地下鉄道防振用スラブ布設装
置を提供するものである。
【0008】また、防振用スラブの各パネルを地下鉄道
用トンネル内へ搬送し、弾性材を介して据付ける装置で
あって、仮設レールを走行する主柱にて、該仮設レール
方向へ架設した桁の中央部を左右から支承するととも
に、該桁の一端を片持状に突出し、一方、該桁の他端は
据付済の先行パネル上を走行する支柱にて支承され、且
つ、該桁の他端にカウンタウエイトを配設するととも
に、該桁にパネルの吊揚手段を横行自在に搭載し、且
つ、該吊揚手段は吊り揚げたパネルをピッチング、ロー
リング及びヨーイング並びに左右水平移動させることが
でき、更に、パネルの搬送装置を、前記仮設レールに於
ける前記主柱よりも前記桁の一端側に配設した地下鉄道
防振用スラブ布設装置を提供するものである。
【0009】更に、防振用スラブを各パネル毎にプレキ
ャストコンクリートにて形成し、一方、地下鉄道用トン
ネルに仮設レールを敷設して、該仮設レールに沿って移
動自在に形成された桁を該仮設レール方向へ架設すると
ともに、該桁にパネルの吊揚手段を横行自在に搭載する
ことにより、先ず、該桁を仮設レール端部上方に配置
し、一方、該仮設レールを走行する搬送装置をパネル積
載場に配車して、該搬送装置にパネルを積載するととも
に、該搬送装置を前記仮設レール端部へ配送して、該搬
送装置に積載されたパネルを前記吊揚手段にて吊り揚
げ、且つ、該吊揚手段を仮設レール最端と据付済の先行
パネル先端との中間位置上方へ横行させて、前記パネル
を該中間位置に配設した弾性材上に吊り降ろすことによ
り、該パネルを前記先行パネルに接続して据付け、その
後、前記仮設レールの最端部分であって次パネル据付部
分を撤去して、該次パネルの搬送据付操作を反復する地
下鉄道防振用スラブ布設方法を提供するものである。
【0010】更にまた、防振用スラブを各パネル毎にプ
レキャストコンクリートにて形成し、一方、地下鉄道用
トンネルに仮設レールを敷設して、該仮設レールを走行
する主柱にて、該仮設レール方向へ架設した桁の中央部
を左右から支承するとともに、該桁の一端に昇降自在の
アウトリガーを垂設し、一方、該桁の他端は据付済の先
行パネル上を走行する支柱にて支承され、更に、該桁に
パネルの吊揚手段を横行自在に搭載することにより、先
ず、該桁を仮設レール端部上方に配置し、一方、該仮設
レールを走行する搬送装置をパネル積載場に配車して、
該搬送装置にパネルを積載し、更に該搬送装置を、上昇
させたアウトリガーを介して前記桁の一端側下方へ配送
した後、前記アウトリガーを降下させて該桁の一端を支
承しつつ前記搬送装置に積載されたパネルを前記吊揚手
段にて吊り揚げ、且つ、該吊揚手段を仮設レール最端と
据付済の先行パネル先端との中間位置上方へ横行させ
て、前記パネルを該中間位置に配設した弾性材上に吊り
降ろすことにより、該パネルを前記先行パネルに接続し
て据付け、その後、前記仮設レールの最端部分であって
次パネル据付部分を撤去して、該次パネルの搬送据付操
作を反復する地下鉄道防振用スラブ布設方法を提供する
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4に従って詳述する。図1に於いて、10は地下
鉄道用トンネルの覆工体であり、該覆工体10の内腔底
部には防振ゴム11,11…を介して、トンネル奥方向
(図中右手側)からトンネル手前方向(図中左手側)へ
向けて防振スラブ12が、パネル13毎に順次接続され
ることにより、布設されている。該パネル13には夫々
複数個の細孔14,14…が長手方向に開穿されてい
る。
【0012】また、防振スラブ12が未だ布設されてい
ないトンネル手前側部分には、仮設レール15が敷設さ
れている。そして、既設の防振スラブ12に於ける最も
手前側のパネル13n-1 と前記仮設レール15の先端1
END との間は、該パネル13n-1 に接続されるパネル
13n 分のスペース16が設けられている。
【0013】また、前記仮設レール15には電動式の走
行装置17が搭載され、該走行装置17上に主柱18が
立設されている。図2に図示する如く、該主柱18はト
ンネルの左右両側に沿って立設され、その左右の主柱1
8,18間を後述する吊揚装置及び該吊揚装置によって
吊り揚げられたパネル13が通過することができるよう
に構成されている。
【0014】そして、図1に図示する如く、該主柱18
により、トンネル方向へ架渡した桁19の中央部が左右
から支承されている。また、該桁19のトンネル手前側
端部には、図3にも示すように左右2本のアウトリガー
20が垂設されている。そして、該アウトリガー20は
その上方に設置した電動チェーンブロック21にて昇降
することができるように形成されている。
【0015】一方、前記桁19のトンネル奥側端部は、
図4にも示すように左右2本の支柱22にて支承されて
いる。また、該支柱22の下端には車輪23が設けられ
ることにより、該支柱22は既設の防振スラブ12上を
走行することができるように形成されている。
【0016】尚、前記アウトリガー20及び支柱22に
は夫々電源ケーブルを巻回するためのリール24が付設
されている。而して、前記桁19には吊揚装置25が搭
載されている。また、該桁19の上面には長手方向にラ
ック26が配設され、このラック26に前記吊揚装置2
5上部の横行部27に内蔵されたピニオン28が噛合し
ている。そして、該ピニオン28を回動駆動することに
より、前記吊揚装置25が桁19の長手方向に沿って横
行するように形成されている。横行機構をこのように構
成したのは、トンネルに勾配があった場合でもスリップ
せずに横行できるようにするためである。
【0017】また、該桁19の下方に前記吊揚装置25
下部の吊揚部29が垂設されるとともに、更に、該吊揚
部29下端にはベース30が水平に配設されている。そ
して、前記吊揚部29には該吊揚部29自体を昇降させ
る昇降ジャッキ31と、前記ベース30を左右方向(図
1に於いて紙面に垂直方向)に水平移動させる左右水平
移動ジャッキ32と、前記ベース30を吊揚装置25の
縦中心線回りに回動させるヨーイングジャッキ33とが
設けられている。
【0018】更に、前記ベース30の四隅には夫々上下
に伸縮する伸縮ジャッキ34が設けられるとともに、該
伸縮ジャッキ34の下端にはアイボルト連結部35が設
けられている。
【0019】そして更に、前記仮設レール15には前記
主柱18の走行装置17よりもトンネル手前側に搬送装
置36が搭載されている。ここで、該搬送装置36は連
結カプラ37を介してバッテリカー(図示せず)に牽引
されている。
【0020】而して、前記パネル13n-1 に新たなパネ
ル13n を接続する際は、先ず、該搬送装置36をトン
ネル手前側に開削された立坑(図示せず)の直下へ配車
し、プレキャスト工場にて打設したパネル13n を該立
坑から吊り降ろして該搬送装置36に積載する。
【0021】そして、該搬送装置36をトンネル奥方向
へ配送して、前記桁19の下方に位置させる。この時、
前記吊揚装置25を桁19の中央と支柱22との間、即
ち、桁19のトンネル奥側に位置させた上で、前記アウ
トリガー20を上昇させておき、前記パネル13n を積
んだ搬送装置36が該アウトリガー20の下端を通過で
きるようにする。
【0022】尚、前記搬送装置36は前記主柱18の走
行装置17を越えて更にトンネル奥方向へ行くことはで
きないので、該搬送装置36は桁19のトンネル手前側
下方に停車することになる。
【0023】然る後に、前記アウトリガー20を降下し
て接地固定し、該アウトリガー20にて桁19のトンネ
ル手前側端部を支承する。そして、前記吊揚装置25を
前記搬送装置36の直上まで横行させ、更に、前記吊揚
部29を降下させて、前記パネル13n 上面に埋設され
たアイボルト38に前記アイボルト連結部35を係合す
ることにより、前記パネル13n を吊り揚げる。
【0024】このように、アウトリガー20を上昇させ
る際は、その前に吊揚装置25を桁19のトンネル奥側
に位置させておき、一方、該吊揚装置25を前記搬送装
置36の直上へ横行させてパネル13n を吊り揚げる際
は、その前に前記アウトリガー20を接地固定しておく
という手順を踏む理由は、吊揚装置25又はパネル13
n の荷重が桁19のトンネル手前側に加わった時、該桁
19がトンネル手前側に下回しないようにするためであ
る。
【0025】従って、これらの荷重に対抗することので
きるカウンタウエイトを前記桁19のトンネル奥側端部
に配設して、該桁19のトンネル手前側を片持状に突出
させておけば、該桁19のトンネル手前側端部にアウト
リガー20を設けて上述したような作業手順を踏む必要
はない。
【0026】また、カウンタウエイトにかえて、前記桁
19のトンネル奥側端部に覆工体10の天井方向へ伸縮
するジャッキを設け、且つ、該ジャッキの上端に覆工体
10の天井の輪郭に合わせた半円状の支持具を設けるこ
とにより、前記ジャッキを伸長して前記支持具を覆工体
10の天井に押し付け、支承するようにしても良い。
【0027】而して、前記パネル13n を吊り揚げた
後、前記吊揚装置25を前記スペース16の直上まで横
行させ、該スペース16の防振ゴム11上に前記パネル
13nを載置して、該パネル13n を先行のパネル13
n-1 に接続する。この時、該パネル13n のトンネル坑
道方向の位置決めは前記横行部27にて行い、トンネル
左右方向の位置決めは前記左右水平移動ジャッキ32に
て行う。
【0028】また、前記ヨーイングジャッキ33にてパ
ネル13n をヨーイングさせることができる。更に、4
個の伸縮ジャッキ34,34…を相互に伸縮させれば、
前記パネル13n をピッチング及びローリング並びに上
下動させることができる。
【0029】斯くして、該パネル13n を高精度に位置
決めすることができる。従って、該パネル13n と隣接
するパネル13n-1 双方の細孔14,14…同士を正確
に連続させることができ、この連続した細孔14,14
…にPC鋼を挿通する作業が容易になる。
【0030】斯かるパネル13n の据付作業と並行し
て、前記搬送装置36は該パネル13 n の次に布設され
るパネル13n+1 を搬送すべく、再び前記立坑直下へ運
ばれる。
【0031】尚、図3に示す如く、該搬送装置36の両
側部にはパネル13が左右にずれて落下するのを防止す
るためのストッパ39が突設されている。従って、その
ままでは該搬送装置36を桁19の下方からトンネル手
前方向へ取り出す際、前記ストッパ39が前記アウトリ
ガー20に干渉することになる。そこで、該ストッパ3
9は水平方向に回転して、搬送装置36本体の側面に当
接収納することができるように形成されている。
【0032】而して、パネル13n を据付けた後、前記
走行装置17を操作して、桁19をパネル13の1個分
の長手方向寸法に相当するストロークだけトンネル手前
方向へ移動させる。そして、仮設レール15をその先端
15END から前記ストロークと同じ長さ分だけ撤去し、
次のパネル13n+1 の据付スペースを確保する。そして
更に、この新たに形成したスペースに防振ゴム11を配
設する。以上の作業を反復して行うことにより、トンネ
ル全長に亘って防振ゴム12が布設される。
【0033】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はパネルの
搬送据付作業をほぼ完全に機械化するように構成されて
いる。従って、地下鉄道防振用スラブを効率的に施工す
ることができ、作業労力が軽減されるとともに工期短縮
にも寄与する。
【0035】また、吊揚手段は横行自在に形成され、且
つ、吊り揚げたパネルをピッチング、ローリング及びヨ
ーイング並びに左右水平移動させる機能を備えているの
で、パネルの据付精度を可及的に向上させることがで
き、パネル間の細孔を連続させてPC鋼を挿通する作業
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、吊揚装置にてパネ
ルを吊り揚げた状態の側面断面図。
【図2】パネルを吊り揚げた吊揚装置が桁中央に位置し
ている状態に於ける、桁中央よりややトンネル手前側か
ら見た正面要部断面図。
【図3】桁のトンネル手前側端部部分を示す正面要部断
面図。
【図4】桁のトンネル奥側端部部分を示す背面要部断面
図。
【符号の説明】
10 覆工体 11 防振ゴム 12 防振スラブ 13 パネル 15 仮設レール 16 スペース 17 走行装置 18 主柱 19 桁 20 アウトリガー 21 電動チェーンブロック 22 支柱 23 車輪 25 吊揚装置 26 ラック 27 横行部 28 ピニオン 29 吊揚部 31 昇降ジャッキ 32 左右水平移動ジャッキ 33 ヨーイングジャッキ 34 伸縮ジャッキ 35 アイボルト連結部 36 搬送装置 37 連結カプラ 38 アイボルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防振用スラブの各パネルを地下鉄道用ト
    ンネル内へ搬送し、弾性材を介して据付ける装置であっ
    て、仮設レールを走行する主柱にて、該仮設レール方向
    へ架設した桁の中央部を左右から支承するとともに、該
    桁の一端に昇降自在のアウトリガーを垂設し、一方、該
    桁の他端は据付済の先行パネル上を走行する支柱にて支
    承され、且つ、該桁にパネルの吊揚手段を横行自在に搭
    載するとともに、該吊揚手段は吊り揚げたパネルをピッ
    チング、ローリング及びヨーイング並びに左右水平移動
    させることができ、更に、パネルの搬送装置を、前記仮
    設レールに於ける前記主柱よりも前記桁の一端側に配設
    したことを特徴とする地下鉄道防振用スラブ布設装置。
  2. 【請求項2】 防振用スラブの各パネルを地下鉄道用ト
    ンネル内へ搬送し、弾性材を介して据付ける装置であっ
    て、仮設レールを走行する主柱にて、該仮設レール方向
    へ架設した桁の中央部を左右から支承するとともに、該
    桁の一端を片持状に突出し、一方、該桁の他端は据付済
    の先行パネル上を走行する支柱にて支承され、且つ、該
    桁の他端にカウンタウエイトを配設するとともに、該桁
    にパネルの吊揚手段を横行自在に搭載し、且つ、該吊揚
    手段は吊り揚げたパネルをピッチング、ローリング及び
    ヨーイング並びに左右水平移動させることができ、更
    に、パネルの搬送装置を、前記仮設レールに於ける前記
    主柱よりも前記桁の一端側に配設したことを特徴とする
    地下鉄道防振用スラブ布設装置。
  3. 【請求項3】 防振用スラブを各パネル毎にプレキャス
    トコンクリートにて形成し、一方、地下鉄道用トンネル
    に仮設レールを敷設して、該仮設レールに沿って移動自
    在に形成された桁を該仮設レール方向へ架設するととも
    に、該桁にパネルの吊揚手段を横行自在に搭載すること
    により、先ず、該桁を仮設レール端部上方に配置し、一
    方、該仮設レールを走行する搬送装置をパネル積載場に
    配車して、該搬送装置にパネルを積載するとともに、該
    搬送装置を前記仮設レール端部へ配送して、該搬送装置
    に積載されたパネルを前記吊揚手段にて吊り揚げ、且
    つ、該吊揚手段を仮設レール最端と据付済の先行パネル
    先端との中間位置上方へ横行させて、前記パネルを該中
    間位置に配設した弾性材上に吊り降ろすことにより、該
    パネルを前記先行パネルに接続して据付け、その後、前
    記仮設レールの最端部分であって次パネル据付部分を撤
    去して、該次パネルの搬送据付操作を反復することを特
    徴とする地下鉄道防振用スラブ布設方法。
  4. 【請求項4】 防振用スラブを各パネル毎にプレキャス
    トコンクリートにて形成し、一方、地下鉄道用トンネル
    に仮設レールを敷設して、該仮設レールを走行する主柱
    にて、該仮設レール方向へ架設した桁の中央部を左右か
    ら支承するとともに、該桁の一端に昇降自在のアウトリ
    ガーを垂設し、一方、該桁の他端は据付済の先行パネル
    上を走行する支柱にて支承され、更に、該桁にパネルの
    吊揚手段を横行自在に搭載することにより、先ず、該桁
    を仮設レール端部上方に配置し、一方、該仮設レールを
    走行する搬送装置をパネル積載場に配車して、該搬送装
    置にパネルを積載し、更に該搬送装置を、上昇させたア
    ウトリガーを介して前記桁の一端側下方へ配送した後、
    前記アウトリガーを降下させて該桁の一端を支承しつ
    つ、前記搬送装置に積載されたパネルを前記吊揚手段に
    て吊り揚げ、且つ、該吊揚手段を仮設レール最端と据付
    済の先行パネル先端との中間位置上方へ横行させて、前
    記パネルを該中間位置に配設した弾性材上に吊り降ろす
    ことにより、該パネルを前記先行パネルに接続して据付
    け、その後、前記仮設レールの最端部分であって次パネ
    ル据付部分を撤去して、該次パネルの搬送据付操作を反
    復することを特徴とする地下鉄道防振用スラブ布設方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101744111B1 (ko) * 2015-11-25 2017-06-07 구성득 발판의 좌우 이송이 가능한 하체 운동기구
KR101855459B1 (ko) * 2016-10-26 2018-05-08 구성득 운동 강도를 조절 가능한 하체 운동기구

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KR101744111B1 (ko) * 2015-11-25 2017-06-07 구성득 발판의 좌우 이송이 가능한 하체 운동기구
KR101855459B1 (ko) * 2016-10-26 2018-05-08 구성득 운동 강도를 조절 가능한 하체 운동기구

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