JP3159832U - 食品用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、各種食品の容器など様々な用途が見込める可食食品用容器を提供することを目的とする。【解決手段】本考案に係る食品用容器は、大豆シート、海藻シート、こんにゃくシートまたはゼラチンシートから選択されるシート状食品を成形してなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、食品用の容器に関するものである。
市販の弁当などでは、おかず同士の接触を防止するなどのためにアルミニウム箔製や樹脂製の食品用容器が用いられている。しかし、かかる食品用容器を再利用するにはかえってコストがかかるため、使用後は廃棄されることになり、資源の無駄となる。
また、上記の食品用容器の見栄えは決して良いものではないことから、民宿などの宿泊施設や飲食店で提供される食事で提供されることはほとんどない。
それに対して、可食素材で作られた食品用容器ならば無駄になることはない上に、飲食店などでも使用されると考えられる。そこで、可食の食品用容器が開発されている。
例えば特許文献1には、乾海苔、ライスペーパーまたはオブラートからなる可食容器とその製造方法が開示されている。
特開2006−288276号公報
本考案は上記の点に着目してなされたものであって、本考案が解決すべき課題は、収容物を問わず種々の食品を収容することができ、様々な用途が見込める可食食品用容器を提供することにある。
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、大豆シート、海藻シート、こんにゃくシートまたはゼラチンシートから選択されるシート状食品を素材として食品用容器とすれば、様々な用途が考えられる可食容器が得られることを見出して、本考案を完成した。
本考案に係る食品用容器は、大豆シート、海藻シート、こんにゃくシートまたはゼラチンシートから選択されるシート状食品を成形してなることを特徴とする。当該シート状食品の厚みは10μm〜1mmであるのが好ましい。上記海藻シートとしては、天草をシート状に形成したシート状食品が好ましい。
本考案に係る食品用容器を、弁当に小分けしたおかずを入れる容器として用いれば、アルミ箔製容器のように火花を生じることがなく、電子レンジでそのまま温めることができる。また、本考案の食品用容器は可食性であり、おかずと共に食することができるので、廃棄物の減量にも寄与する。
さらに、本考案に係る食品用容器は、収容物の種類を問わず、様々な利用方法が考えられる。例えば、本考案の食品用容器内に、粉末・顆粒状あるいはペースト状の味噌やだし、および、乾燥ねぎや麩などの食材を内包させておけば、これに湯を注ぐだけで味噌汁あるいは吸い物とすることができる。また、大豆シートを成形してなる本考案の食品用容器内に小豆餡を入れれば最中様の菓子となり、カスタードクリームなどと共にフルーツを盛り付ければタルト様の菓子となるため、手軽に菓子を作製することもできる。このように、本考案の食品用容器は、様々な用途が考えられることから産業上有用である。
本考案に係る食品用容器の模式図である。
本考案に係る食品用容器は、大豆シート、海藻シート、こんにゃくシートまたはゼラチンシートから選択されるシート状食品を成形してなることを特徴とする。
大豆シートは、豆乳や豆腐の製造過程で発生する大豆の搾りかす(おから)をシート状に成形したものである。大豆シートの作製方法としては、例えば、おからを水や溶液に分散させた上で、すのこやステンレス鋼製のメッシュなどを備えた漉き型を浸漬させ、紙を漉くようにしておからを堆積させてシート状に形成する方法などが挙げられる。また、大豆シートを製造する際には、大豆シートの強化や、味や風味を高めることを目的とした各種添加剤を用いてもよい。これらの添加剤としては、例えば、小麦粉、そば粉などの穀粉類、澱粉、増粘材、各種香料および調味料などが挙げられる。
海藻シートは、各種海藻類をシート状に形成したものである。海藻としては、わかめ、海苔、モズク、ひじき、めかぶ、天草、ぎんばさ、かじめ、つるも、ながも、えごのり、いぎす、いしもづく、うみぞうめん、くろも、つのまた、つるあらめ、ふさいわずた、はなもづく、ほんだわらなどの食用の海藻類が挙げられる。これらの海藻類をシート状に成形する方法としては、上記大豆シートと同様の方法が挙げられる。例えば、まず、上記海藻類を薄くスライスしたり、細かく切り刻んだり、或いはすり潰して微粉砕する。その後、微粉砕された海藻類を水や溶液に分散させ、紙を漉く要領で、すのこや漉き型上に微粉砕した海藻を堆積させれば海藻シートが得られる。もちろん、大豆シートと同様にして、海藻シートの強化や、味、風味を高めることを目的として各種添加剤を用いてもよい。
こんにゃくシートは、こんにゃくをシート状に形成したものである。こんにゃくシートは、例えば、板状のこんにゃくを所定の厚みにスライスする方法や、こんにゃく芋から製粉したこんにゃく粉(グルコマンナン)、水、凝固剤(石灰、炭酸ナトリウム、水酸化カルシウムなど)、および、必要に応じて用いられる添加剤(ゲル化剤、味や風味を整える調味料など)を混合して調製したこんにゃくペーストを、型やローラーなどでシート状に形成する方法などにより製造することができる。
ゼラチンシートは、市販のゼラチンをシート状に成形したものである。ゼラチンシートの成形方法は特に限定されず、例えば、ゼラチンを水や溶液で膨潤させた後、加熱して溶解させたゼラチン溶液をシート状に成形すればよい。
なお、ゼラチンを原料とする食品容器については、上記ゼラチン溶液を、所望の形状を有する凹凸型の間に流し入れ、これを冷却することでも製造することができる。
これらのシート状食品は、その後、後述する食品用容器の成形に供される。その際、完全に乾燥した物を用いてもよいが、完全に乾燥させてしまうとシート状食品が脆くなる場合があるので、ある程度の水分を含んだ状態で、後述する食品用容器の成形加工を行うのが好ましい。
シート状食品としては、上述した方法などにより製造しても良いが、市販のものがあればそれを用いてもよい。
シート状食品の厚みは特に限定されないが、通常、10μm〜1mm程度であるのが好ましい。
本考案に係る食品用容器の大きさや形状は、用途により決定すればよいが、一般的には図1のようなカップ形状とする。カップ形状の一般的な大きさは、底面の直径で20〜200mm程度、高さは10〜100mm程度である。
もちろん、本考案に係る食品用容器の形状はカップ形状に限定されない。例えば、底面形状を長さ40〜200mm程度、幅20〜150mm程度の小判状としてもよい。
本考案に係る食品用容器は、通常の食品用容器と同様の方法により製造することができる。即ち、先ず、シート状食品を所望の大きさに切り抜く。例えばカップ形状に成形する場合には、直径40〜400mm程度の円形に切り抜けばよい。シート状食品は1枚ずつ切り抜いてもよいが、製造効率を高めるために2〜500枚程度重ねた上で切り抜いてもよい。
続いて、切り抜いたシート状食品を熱プレスすることにより成形する。ここでも、シート状食品は1枚ずつ熱プレス成形してもよいが、好適には2〜30枚程度積層した上で熱プレス成形する。熱プレス装置としては、目的物である食品用容器の形状に合わせた雄型と雌型の金型を備えた一般的なものを用いることができる。
熱プレスの際の加熱温度は適宜調整すればよいが、30℃以上、200℃以下とすることが好ましい。30℃未満であると、成形時間がかかる上に、形状を維持できなくなるおそれがある。その一方で、加熱温度が200℃を超えると、シート間で側面上部が熱圧着され、1枚ずつ剥がれ難くなる可能性がある。また、加熱時間も適宜調整すればよいが、通常は0.5〜30秒間程度とする。
熱プレスの際には、容器の破損を防ぐために、シート状食品間に吸湿性を有する紙を挟むことが好ましい。かかる紙としては、純白紙、シリコン紙、クラフト紙、未晒クラフト紙、未晒シリコンクラフト紙、グラシン紙、セパレートグラシン紙などを用いることができる。また、当該紙は、シート状食品を切り抜く際に挟んでおけば、そのまま熱プレス処理をすることができる。また、当該紙は、熱プレス装置の金型とシート状食品との接触を防ぐために、最上段と最下段にも位置せしめることが好ましい。また、熱プレス後、所定形状に成形された容器は、さらに、焼成してもよい。
本考案に係る食品用容器は、様々な利用方法が考えられる。例えば、本考案の食品用容器内に、粉末・顆粒状あるいはペースト状の味噌やだし、および、乾燥ねぎや麩などの食材を内包させておけば、これに湯を注ぐだけで味噌汁あるいは吸い物とすることができる。また、大豆シートを成形してなる本考案の食品用容器内に小豆餡を入れれば最中様の菓子となり、カスタードクリームなどと共にフルーツを盛り付ければタルト様の菓子となるため、手軽に菓子を作製することもできる。さらに、本考案の食品用容器は、弁当に小分けしたおかずを入れる容器として用いれば、アルミ箔製の容器のような火花を生じることがないので、電子レンジでそのまま温めることができる。加えて、本考案の食品用容器は可食性であり、おかずと共に食することができるので、廃棄物の減量にも寄与する。
上記の用途は、例えば飲食店や宿泊施設で提供される食事で客に喜ばれると考えられることから、非常に有用である。また、可食性であり、廃棄されても、従来のアルミニウム箔製や樹脂製の食品用容器に比べて容易に分解されると考えられ、環境に対する負荷も小さいものである。
以下、実施例を挙げて本考案をより具体的に説明するが、本考案はもとより下記実施例により制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本考案の技術的範囲に含まれる。
実施例1
約400mm×600mmの市販のこんにゃくシート15枚の間および最上下に未晒クラフト紙(大昭和紙社製)を位置せしめ、ポンス機により直径89mmの円形に切り抜いた。かかる積層体を80℃で10秒間熱プレスすることによって、側面に26本のヒダを有し、底面形状が直径40mmの円形の、図1に示すような食品用容器を製造した。

Claims (3)

  1. 大豆シート、海藻シート、こんにゃくシートまたはゼラチンシートから選択されるシート状食品を成形してなることを特徴とする食品用容器。
  2. 上記シート状食品の厚みが10μm〜1mmである請求項1に記載の食品用容器。
  3. 上記海藻シートが天草をシート状に形成したものである請求項1または2に記載の食品用容器。
JP2010001733U 2010-03-17 2010-03-17 食品用容器 Expired - Lifetime JP3159832U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012055664A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Takuko Ishihara 落とし蓋
JP2013230400A (ja) * 2013-08-19 2013-11-14 Takuko Ishihara 落とし蓋

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JP2012055664A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Takuko Ishihara 落とし蓋
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