JP3159604U - 経口物品用の袋容器 - Google Patents

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【課題】本考案の課題は、経口物品を使用するに際して、袋の開封が容易で、しかも汚れた手であっても中身を汚染させることが無く衛生的に口に入れることができる袋容器を提供することにある。【解決手段】本考案の経口物品用の袋容器は、底辺と対向位置に開口端辺が設けられた防湿性のシートからなる袋状のものであって、前記開口端辺と該開口端辺と前記底辺とを結ぶ袋の両側辺は剥離可能に接着されており、前記開口端辺は重ねられたシートの少なくとも両端部の部分位置がズレを有していると共に、前記両端部位置から前記開口端辺までの若干領域は非接着形態となっていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、口に入れる物品用の袋容器、特に薬剤やサプリメント、清涼剤、菓子等口に入れるシート状物、粒状物を包装するのに適した容器に関するものである。
薬剤やサプリメント、清涼剤、菓子等の口に入れるシート状物や粒状物(以下、本明細書では経口物品という。)は広く流通されている。シート状のものは複数枚がセットになってケースや袋に詰められたものが多い。ワンシート毎の分封でないため、携帯用には不適である。粒状のものは瓶やケース等の容器に多数粒が詰められたり、1回分毎に袋等の包装容器に分封された形態で流通している。使用に当たり、前者の場合は1回分毎の粒を容器から取り出して服用したり、食したりしなければならない。口に入れるものであるから手が汚れていては使えない。特許文献1に薬瓶から手を触れずに薬剤を取り出すことを目的とした容器が提示されている。その構成は、薬瓶の蓋の下部に内設する錠剤受体と、その下部の仕切り体よりなり、薬びんの蓋をして逆さにし、錠剤の大量落下を仕切り体で適度に低減し、錠剤受体の開口部より錠剤を蓋方向へおくり、錠剤受体で受け止める。錠剤受体には、錠剤を所定量受け止める凹陥部を設ける。多すぎた錠剤は、再び開口部より薬瓶の中へ戻し、所定量を調整するというものである。取扱が厄介であるばかりでなく、携帯には嵩張って不適である。分封されたものの場合一般に図5に示すように袋詰めされたものが多い。切り口から手で袋をひき裂き開口部を口に持っていき服用したり、食したりすることになるが、手が汚れていた場合開口部が汚れてしまい、これに口に当てるということは非衛生的である。使用前に手を洗うことが必要となるが、日常生活の中でいつもそれができるものでもない。
特開平8−282745号公報 「錠剤定量取出し法及び錠剤定量取出し具」 平成8年10月29日公開
本考案の課題は、経口物品を使用するに際して、袋の開封が容易で、しかも汚れた手で扱っても中身を汚染させることが無く衛生的に口に入れることができる袋容器を提供することにある。
本考案の経口物品用の袋容器は、底辺と対向位置に開口端辺が設けられた防湿性のシートからなる袋状のものであって、前記開口端辺と該開口端辺と前記底辺とを結ぶ袋の両側辺は剥離可能に接着されており、前記開口端辺は重ねられたシートの少なくとも両端部の部分位置がズレを有していると共に、前記両端部位置から前記開口端辺までの若干領域は非接着形態となっていることを特徴とする。
少なくとも両端部の部分位置がズレている1形態は重ねられたシートの両端部全辺がズレたもの、他の形態は重ねられたシートの一方に突起片があるもの、更なる形態は重ねられたシートの両方に突起片が位置を異にしてあるものとした。
袋容器としての1つの形態は一枚のシートからなり、底辺はシートが折り曲げられた三方シール形態を採用した。また、他の形態としては二枚のシートからなり、底辺は剥離不能に接着された四方シール形態を採用するものとした。
本考案の経口物品用の袋容器の好ましい素材としては、防湿性を備えたアルミニウム素材シートを採用するものとした。
本考案の経口物品用の袋容器は、開口端辺の重ねられたシートの少なくとも両端部の部分位置がズレを有していると共に、前記両端部位置から前記開口端辺までの若干領域は非接着形態となっているので、まず、突出している方のシート端部に指先を触れ相手シートから離反するように変位させると、容易に両シート間に間隙が生じるので、両シートの端部を両方の手の指先で容易に摘むことができる。そして、左右に引けば、開口端辺と該開口端辺と底辺とを結ぶ袋の両側辺は剥離可能に接着されているので、袋がシート状に開かれ中の経口物品が露出する。このとき、手が汚れていても汚染されるのは両方の手の指先が摘んだ両シートの端部のみで、袋に収納されていた経口物品はきれいな状態が保たれている。そこで、シートを口に運べばきれいな汚染されていない経口物品を口に入れることができるという特有の作用効果を奏する。
本考案に係る易開封性の経口物品用の袋容器を示す図で、Aは四方シール形態のもの、Bは三方シール形態のものである。 本考案に係る経口物品用の袋容器の使用形態を説明する図である。 本考案の袋容器の重ねられたシートの両端部の部分位置がズレた形態例を示す図である。 前図に示した両端部の部分位置がズレたシートのカット形態を説明する図である。 従来の一般的な経口物品用の袋容器の斜視図である。
本考案の経口物品用の袋容器は、シート素材としてアルミ材等の防水性のものが用いられ、図1Aに示されるように四方シール形態のもの、図1Bに三方シール形態のもので実現できる。図の左側は立面図、右が側面図である。Aに示される四方シール形態のものは2枚のシート1と2が重ねられ、経口物品5が包装された方形領域4を囲む部分3が熱溶着等の手法で貼り合わされている。すなわち、底辺部3cと両側辺部3bそして前記底辺部と対峙する上方辺部3aが接着された形態となっている。底辺部3cは剥離困難な接着、両側辺部3bと上方辺部3aは剥離可能な形態で接着されている。Bに示される三方シール形態のものは1枚のシート1が折り返されて重ねられ、経口物品5が包装された方形領域4を囲む部分3が熱溶着等の手法で貼り合わされている。すなわち、この形態では底辺部は折り返し辺となっていて接着では無い。両側辺部3bそして前記底辺部と対峙する上方辺部3aが接着された形態となっている。A,B双方の形態において図において上方辺部3aの上方位置にシートが張合わされていない領域があり、その両端部1aと2a又は1aと1bの位置が寸法d分だけズレている点に本考案の特徴がある。
本考案の経口物品用の袋容器は、使用に際しては重ねられたシートの両端部1aと2a又は1aと1bの位置が寸法d分だけズレていると共に、前記両端部位置から下方の若干領域は非接着形態となっているので、まず、突出している方のシート端部1aに指先を触れ相手シートから離反するように変位させると、容易に両シート間に間隙が生じるので、両シートの端部を両方の手の指先で容易に摘むことができる。そして、図2に示されるように左右に引けば、開口端辺となる上方辺部3aと該開口端辺と底辺3c(三方シール形態では折り返し部)とを結ぶ袋の両側辺3bは剥離可能に接着されているので、まず開口部となっている上方辺部3aが、続いて両側辺3bの接着部が剥がされつつ順次袋がシート状に開かれ中の経口物品5が露出する。図1及び図2のAに図示された経口物品5は有効成分が含まれているシート形態のサプリメント、図2のBに図示したものは錠剤形態のものである。この他、経口物品5がシート上に載置された形態のものもある。このとき、手が汚れていても汚染されるのは両方の手の指先が摘んだ両シートの端部のみであるから、袋に収納されていた経口物品5はきれいな状態が保たれている。そこで、シート1(2)を口に運べば汚染されていない経口物品5をきれいなまま口に入れることができる。三方シール形態では底辺は折り返し部となっているので安全であるが、四方シール形態では底辺3cが接着形態であるから、この部分の接着は両シートの端部を両方の指先で引いても容易に剥離することがない強い接着とする必要がある。
上記の実施形態は、本考案の経口物品用の袋容器の重ねられたシートの両端部全辺がズレたものであるが、両端部の部分位置がズレている異なる形態例を、図3,図4に示す。Aに示したものは重ねられたシートの両方に突起片が位置を異にしてあるものであり、Bに示したものは重ねられたシートの一方に突起片があるものである。Aのものは使用に際して、突出しているシート端部1a若しくは2a(1b)のいずれかに指先を触れ相手シートから離反するように変位させると、容易に両シート間に間隙が生じるので、両シートの端部を両方の手の指先で容易に摘むことができる。そして、図2に示されるように左右に引けば、先の例と同様に開口部となっている上方辺部3aが、続いて両側辺3bの接着部が剥がされつつ順次袋がシート状に開かれ中の経口物品5が露出する。そのまま舌で口内に運び上顎に貼るなどして服用する。Bのものは使用に際して、突出しているシート端部1aに指先を触れるか摘んで相手シートから離反するように変位させると、容易に両シート間に間隙が生じるので、両シートの端部を両方の手の指先で容易に摘むことができる。そして、図2に示されるように左右に引けば、先の例と同様に開口部となっている上方辺部3aが、続いて両側辺3bの接着部が剥がされつつ順次袋がシート状に開かれ中の経口物品5が露出する。そのまま口内に落とし込んだり舌で口内に運び服用することができる。
図4は、長いシート材からシートを切り出す例を示している。Aは図3におけるAに示した経口物品用の袋容器用であり、Bは図3におけるBに示した経口物品用の袋容器用である。両端部の部分位置がズレている形態例は多様に形成することができるが、この図示した形でカットすればシートの無駄な切れ端が生じることはない。Aに示したシートを半分に折り曲げて三方シールすれば、図3のAに示した形態の経口物品用の袋容器ができる。また、この様にカットしたシートを2枚用い、2枚目を上下若しくは左右にひっくり返して重ね、長手方向中央部分を容易に剥離できない形態で接着し、その部分を底辺3cとして左右対称に剥離可能な形態で三方シールを施し、中央部分で切り離せば図3のAに示した形態であって、四方形態の経口物品用の袋容器が連結されて2つできる。Bに示したシートを半分に折り曲げて三方シールすれば、図3のBに示した形態の経口物品用の袋容器ができる。また、この様にカットしたシートを2枚用い、2枚目を左右にひっくり返して重ね、長手方向中央部分を容易に剥離できない形態で接着し、その部分を底辺3cとして左右対称に剥離可能な形態で三方シールを施し、中央部分で切り離せば図3のBに示した形態であって、四方シール形態の経口物品用の袋容器が連結されて2つできる。
本考案は、口に入れる粒体用の袋容器、特に薬剤や粒状の菓子、清涼剤、サプリメント等口に入れる粒状物を包装するのに適した容器として開発されたものであるが、携帯の利便性や開封容易性に優れているものであるから、細かいパーツの包装などに広く適用することができる。
1,2 防水素材のシート 1a,1b,2a シートの端部
3 接着部 3a 上方辺部(開口部)
3b 側辺部 3c 底辺部
4 経口物品が包装された方形領域 5 経口物品

Claims (7)

  1. 底辺と対向位置に開口端辺が設けられた防湿性のシートからなる袋状のものであって、前記開口端辺と該開口端辺と前記底辺とを結ぶ袋の両側辺は剥離可能に接着されており、前記開口端辺は重ねられたシートの少なくとも両端部の部分位置がズレを有していると共に、前記両端部位置から前記開口端辺までの若干領域は非接着形態となっていることを特徴とする経口物品用の袋容器。
  2. 少なくとも両端部の部分位置がズレている形態は重ねられたシートの両端部全辺がズレたものである請求項1に記載の経口物品用の袋容器。
  3. 少なくとも両端部の部分位置がズレている形態は、重ねられたシートの一方に突起片がある請求項1に記載の経口物品用の袋容器。
  4. 少なくとも両端部の部分位置がズレている形態は、重ねられたシートの両方に突起片が位置を異にしてある請求項1に記載の経口物品用の袋容器。
  5. 袋容器の形態が一枚のシートからなり、底辺はシートが折り曲げられた三方シール形態である請求項1乃至4のいずれかに記載の経口物品用の袋容器。
  6. 袋容器の形態が二枚のシートからなり、底辺は剥離不能に接着された四方シール形態である請求項1乃至4のいずれかに記載の経口物品用の袋容器。
  7. 防湿性のシートはアルミ素材である請求項1乃至6のいずれかに記載の経口物品用の袋容器。
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