JP3159535U - ノック式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立性及び意匠性の向上を図ったノック式筆記具を提供する。【解決手段】軸筒2の後端に波形形状を設けるとともに、円筒状部材9を軸筒2の後端に内設する。さらに、円筒状部材9の後部は軸筒2の後端から突出している。これにより、軸筒2後端の波形形状を利用して軸筒2を容易に位置決め固定することができるので、自動組立機械等において組立性が向上する。さらに、円筒状部材9を着色した場合において、波形形状により意匠性を向上させるものである。【選択図】図3

Description

本考案は、後端部をノックすることにより筆記可能状態とすることのできる、ノック式筆記具に関する。
従来から、軸筒の後端に円筒状部材を内設させ、この円筒状部材の後端部分の一部を後方に突出させ、押圧操作に係るノック部材を円筒状部材から後方に突出させた筆記具が提供されている。より具体的には、ノック部材、中駒(カム部)、回転子よりなるノック機構を具備した筆記具(ボールペン)が開示されている。
意匠登録第1141513号公報
上述の従来技術においては、例えば端面が斜めの形状等のグリップを自動組立機で挿入する場合を考慮すると、軸筒には通常このグリップの斜め形状の端面と対応する段部が形成されているため、軸筒を位置決め固定してグリップを挿入することとなる。この場合、軸筒を回転させて位置合わせを行うためには、自動組立機械等においてはセンサ等の複雑な位置合わせ構造が必要となる。さらに、円筒状部材をインク色毎に色分けした場合には、軸筒後端から僅かに突出する場合には筆記具側面からの色識別の視認性が悪く、かといって大きく突出させると意匠性が無い。
本考案は、略円筒状に形成され、後端に凸部と凹部で形成される波形形状が施されるとともに、クリップが一体に連設された軸筒と、略円筒状に形成され、前記軸筒に内設されるとともに、後部が前記軸筒の後端から突出している円筒状部材と、前記円筒状部材から後方に突出し、押圧操作により筆記可能状態に切り替えるノック部材と、を有することを特徴とするノック式筆記具、である。
本考案によれば、円筒状部材が軸筒内に内設された筆記具において、軸筒の後端を凸部と凹部で形成される波形形状に形成されている。よって、この波形形状と相似形の治具を用意して、この波形形状に治具を嵌め合わせて位置決め操作すれば、グリップの端面が斜め形状等の軸筒の軸芯に対して回転する方向の位置決めが必要な部材の挿入について自動組立機械等の構成を簡略化することができる。これと同時に、円筒状部材をインク色にしたり、軸色と色調の異なる色等してデザイン性を持たせた場合においても、軸筒後端の波形形状と相俟って、色彩の視認性が向上し、意匠性も向上させることができる。
本考案の実施例に係るノック式ボールペンの正面図である。 図1のA方向から見た図である。 本考案の実施例に係るノック式ボールペンの縦断面図である。 本考案の実施例に係るノック式ボールペンの縦断面図における要部拡大図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施例について説明する。なお、以下の説明において、前方向は、ペン先側の方向を指す。
図1は、本考案の実施例に係るノック式ボールペン1の正面図である。図2は図1のノック式ボールペン1をA方向から見た図であり、図3はノック式ボールペン1の縦断面図、図4はその要部拡大図である。
ノック式ボールペン1は、略円筒状に形成された軸筒2を有し、後方にはクリップ2aが軸筒と一体的に形成されている。把持部には軟質材料により形成されるグリップ3が設けられている。グリップ3は、後端を曲線状に形成している。軸筒2の把持部2bには、グリップの曲線形状と相似形に形成される段部2b1が設けられている。そして、グリップ3は、軸筒先端に螺合される先口4と軸筒2の段部2b1とで狭持して固定されている。
軸筒2の内部には、ボールペンのリフィール5が設けられている。リフィール5は、図示しない筆記インクが充填されるインクタンク5aと、インクタンク5aと接続するボールペンチップ5bとから構成される。そして、インクタンク5aの前方に形成される段部5a1と、先口4内に形成される段部4aとの間には、弾発部材であるコイルスプリング6が設けられている。コイルスプリング6の付勢力により、リフィール5は後方に付勢されている。
一方、軸筒2の後方部位には、ノック部材7が外方に向けて突出形成されている。このノック部材7を押圧操作すると、後述するノック機構の作用によりボールペンチップ5bが先口4から出入し、筆記可能状態と解除状態を切替操作することができる。
ノック式ボールペン1のノック機構は、リフィール5(インクタンク5a)の後部を保持する保持手段8aを有し、外方に板状の突起8bが複数形成される回転子8と、軸筒2の後部に内設する円筒状部材9の内周面に形成された山部9aと溝部9bより構成されるカム部90と、有底筒状に形成され、外周に形成された突起7aと溝部9bとにより前後方向に移動自在にガイドされるノック部材7の開口側である前端周縁に形成される山形状の山形状カム部7bとで構成される公知のノック機構である。概略説明すると、ノック部材7の押圧によりノック部材7はコイルスプリング6の付勢力に反して前進する。すると、溝部9bにガイドされる回転子8の突起8bが溝9aによるガイド規制が解除される。そして、山形状カム部7bと突起8bの後端部傾斜形状8b1とが係合した後、後端部傾斜形状8b1が山部9aに沿って移動する。そして、突起8b(後端部傾斜形状8b1)が山部9aに形成される段部に係合する。このとき、ボールペンチップ5bは先口4から突出した状態となり、筆記可能状態となる。筆記可能状態を解除するには、再度ノック部材7を押圧操作する。すると、突起8b(後端部傾斜形状8b1)と山部9aの係合が解除される。その後、山形状カム部7bと突起8bの後端部傾斜形状8b1とが係合する。そして、後端部傾斜形状8b1が山部9aに沿って移動した後、コイルスプリング6の付勢力に従って突起8bは溝部9bの溝に沿って後退することとなる。
本考案に係るノック式ボールペン1では、円筒状部材9にカム部90が形成されている。この円筒状部材9は、略円筒状に形成される。円筒状部材9の前端は軸筒2の内部に形成される段部2cに突き当てられる。そして、円筒状部材9の外周面に環状に突出形成される環状突起9cと、この環状突起9cと対応して軸筒2内周に環状に形成される環状突起2dとの嵌合作用により、円筒状部材9は、軸筒2内に固定されている。
さらに、円筒状部材9の後部は、軸筒2の後端から一部を外方に露出している。ここで、軸筒2の後端部は、凸部2eと凹部2fが連続した波形形状として形成されている。よって、円筒状部材9を、例えばインク色と同色にして形成することにより、ノック式ボールペン1の側面視、特に図1の状態において、より視認性が高まる。さらには、凸部2eと凹部2fの波形形状により、円筒状部材9の着色と相俟って、意匠性を向上させることができる。
なお、円筒状部材9の軸筒2からの突出量は、好適には、ノック式ボールペン1の全長Lが140mmの場合に、凸部2eの頂端部から円筒状部材9の後端面までの距離S1が1.5mm程度、凹部2fの頂端部から円筒状部材9までの距離S2が3mm程度である。
さらに、軸筒2を透明材料や、色付きの透明材料で形成することにより、円筒状部材9が着色される色と相俟って、様々な色彩を表現でき、さらに意匠性を高めることができる。
また、ノック式ボールペン1を自動組立機械にて組み立てる際には、グリップ3のように後端部が傾斜曲線状に形成される部材においては、組み付け挿入時に軸筒2の位置決めが必要である。このとき、凸部2eと凹部2fにより形成される波形形状を利用することができる。例えば、波形形状と相似形に形成された治具を凹部2fに突き当てる等すれば、軸筒2を治具の波形形状に倣って位置決めすることができる。軸筒2の軸芯回転方向の多少のズレは、波形形状に倣って修正される。さらに、これに加えて一体的に連設されるクリップ2aの突出を利用して位置決め操作を行っても良い。
以上、本考案の実施例を詳細に説明したが、本考案はこれに限定されることなく、本考案の要旨を変更しない範囲で適宜変更することができる。
例えば、内部構造を変更して、ノック式ボールペン1をシャープペンシルに変更した場合でも、円筒状部材を波形形状に形成された軸筒後端面から突出させる構造を適用することができる。
また、波形形状を形成する凸部2e及び凹部2fは、対向して2箇所ずつ設けても良いし、凸部2e及び凹部2fを一組だけ設けても良い。
1 ノック式ボールペン
2 軸筒
2a クリップ
2b 把持部
2b1 段部
2c 段部
2d 環状突起
2e 凸部
2f 凹部
3 グリップ
4 先口
4a 段部
5 リフィール
5a インクタンク
5a1 段部
5b ボールペンチップ
6 コイルスプリング
7 ノック部材
7a 突起
7b 山形状カム部
8 回転子
8a 保持手段
8b 突起
8b1 後端部傾斜形状
9 円筒状部材
9a 山部
9a 溝
9b 溝部
9c 環状突起
90 カム部

Claims (2)

  1. 略円筒状に形成され、後端に凸部と凹部で形成される波形形状が施されるとともに、クリップが一体に連設された軸筒と、
    略円筒状に形成され、前記軸筒に内設されるとともに、後部が前記軸筒の後端から突出している円筒状部材と、
    前記円筒状部材から後方に突出し、押圧操作により筆記可能状態に切り替えるノック部材と、
    を有することを特徴とするノック式筆記具。
  2. 前記軸筒に内在し、先端にペン先部を有する筆記具用のリフィールと、
    前記リフィールを後方に付勢する弾発部材と、
    前記円筒状部材の内周面に設けられた山部と溝部を有するカム部と、
    略円筒状に形成され、外周面から外方に向けて突出するとともに前記カム部に係合可能に形成される突起部を有し、前記リフィールの後端部を保持する保持手段を有する回転子と、
    前記ノック部材の前端縁周上に連続して山形状に設けられ、前記突起部と係合可能に形成される山形状カム部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載のノック式筆記具。
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