JP3159133U - 昇降式台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】整地されていない路面であっても、滑らかに安定走行でき、方向転換、直進性に優れ、かつ簡易な構造で荷物重量に耐える強度を有し、さらに確実に昇降させる昇降式台車を提供する。【解決手段】下フレーム2と、下フレームの一端に接続したハンドル3と、下フレームに接続し油圧機構で伸縮する筋交いによって昇降する天板6と、下フレームの左右前方に固定された軸受け及び前記軸受けを介して前記下フレームの左右幅より外側に垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填したゴム製の左右前タイヤを備える左右前タイヤ部と、下フレームの左右後方に後方に向け斜めに接続しかつ水平方向に360?回転可能な軸受け及び前記軸受けを介して下フレームの左右幅より外側に前進後進時の垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填したゴム製の左右後タイヤを備える左右後タイヤ部とからなる昇降式台車1の構成とした。【選択図】図10

Description

本考案は、荷物を乗せ、荷物を昇降させるとともに、手押しでタイヤを回転させて移動する昇降式台車に関し、特に、整地されていない路面での走行、例えば、盆栽の移動、昇降に適した昇降式台車である。
昇降式の荷物運搬用の手押し台車は、特許文献1、2に開示のように、種々開発、製造されている。特許文献1に記載の「リフト付きキャスター」は、40kg〜60kgといった重量物を手押し台車に載せて車や棚まで運ぶことはできても70cm〜80cmといった棚や車の上に載せることは困難であるので、手押し台車で重量物を運んで車や棚に楽に重量物を持ち上げることのできる手押し台車を提供するものであり、手押し台車を2層にしてその2層間に襷状に動く鋼製の骨組み(1)と2つの車をつないだ車軸(2)を押すことのできる油圧器(3)を設置し油圧の力で車軸を押す事で襷状に組み込まれた鋼製の骨組みが動いて上部台車部分(4)がもちあがる、また持ち上がる際に台のぐらつきがないように2本の鋼製の棒(5)を取り付け上部台車がその棒を滑らして持ち上けることを特徴とする。
また、特許文献2に記載の「運搬台車」は、キャスターを有したフレーム、ハンドル、テーブル、テーブルを昇降させるリンク機構及びリンク機構を伸縮させる駆動機構とを備え、テーブル及び前リンク機構のうちの一方には、手で抜き差しできるようなレバーをもったリンクピンが取り付けられ、テーブルは、リンクピンを手で抜き差しすることにより、リンク機構の上端部に対して、取り付け固定および取り外し自在としたことを特徴とする。そして、テーブルの取り外し、取り付けがリンクピンのワンタッチ操作にて非常に簡単にできるので、運搬自動車の荷台等への積み上げ、積み下ろしが、取り外したテーブルと、テーブルを取り外された台車部とを別々に行えるので、一人の作業員でも容易にできるというものである。
特開2007−76624号公報 実登録3026910号公報
しかしながら、従来の手押し台車は、タイヤ径が小さく、樹脂性であり、不整地、例えば未舗装、砂利路面においては、極めて走行が困難、不可能であった。また、凹凸の著しい舗装路面においても、荷物への衝撃が大きく、荷物を破損することがしばしば起こる。重く、また貴重品の運搬にはとても適さず、複数人が直接運搬せざるを得なかった。その結果、運搬の手間とコストが掛かることとなっていた。
例えば、庭などに観賞用、培養用に置かれる鉢植えの盆栽などは、重い上に、舗装されていない庭などを時折移動する必要がある。しかし、従来の台車では、走行困難或いは、不可能であり、損傷することもあった。盆栽は、長い年月を掛け手入れをして、観賞用として極めて芸術性が高く、一端破損してしまったら復元することはほぼ不可能である。また、盆栽業を営む経営者は高齢化が進み、重量物の運搬が困難になってきている。
そこで、本考案は、整地されていない路面であっても、滑らかに安定走行でき、方向転換、直進性に優れ、かつ簡易な構造で荷物重量に耐える強度を有し、さらに確実に昇降させる昇降式台車を提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために、下フレームと、前記下フレームの一端に接続し手押し部となるハンドルと、前記下フレームに接続し油圧機構で伸縮する筋交いによって昇降する天板と、前記下フレームの左右前方に固定された軸受け及び前記軸受けを介して前記下フレームの左右幅より外側に垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填した前後回転自在なゴム製の左右前タイヤを備える左右前タイヤ部と、前記下フレームの左右後方に後方に向け斜めに接続しかつ水平方向に360°回転可能な軸受け及び前記軸受けを介して前記下フレームの左右幅より外側に前進後進時の垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填した前後回転自在なゴム製の左右後タイヤを備える左右後タイヤ部と、からなることを特徴とする昇降式台車の構成とした。
また、前記筋交いが、一端が前記下フレームに回動可能に接続し他端が前記天板に沿ってスライドする第1支持体と前記第1支持体に第2軸を支点に回動可能に交差し接続するとともに一端が前記上フレームに回動可能に接続し他端が前記下フレームに沿ってスライドする第2支持体よりなる左筋交いと、前記左筋交いと第2軸を介して連結し一端が前記下フレームに回動可能に接続し他端が前記天板に沿ってスライドする第3支持体と前記第3支持体に第2軸を支点に回動可能に交差し接続するとともに一端が前記上フレームに回動可能に接続し他端が前記下フレームに沿ってスライドする第4支持体よりなる右筋交いと、前記第1、第3支持体の前記他端を接続する第5軸と、前記第2、第4支持体の前記他端を回転可能に接続する第2軸と、からなり、前記油圧機構が、前記第2軸に一端が回動可能に接続する油圧シリンダと前記油圧シリンダから収縮し一端が前記第1軸に回動可能に接続する収縮部と、前記下プレートに固定され上下させることによりチューブを介して前記油圧シリンダ内の圧を上げて前記伸縮部を伸ばす油圧ペダルを備えるとともに前記油圧シリンダ内の圧を解除して前記伸縮部を収縮させる油圧調節部と、からなることを特徴とする前記記載の昇降式台車の構成とした。
さらに、前記油圧機構に、前記左右筋交いの天板側の前記他端に軸を介して回転可能な左右上ローラ及び前記左右筋交いの前記下フレーム側の他端に軸を介して回転可能な左右下ローラを備え、かつ前記上フレームの底面に垂下し前記左右上ローラのスライドの位置決めとなる左右ガイド及び前記下フレームの上面に立設し前記左右下ローラのスライドの位置決めとなる左右ガイドとを備えるとともに、前記下フレームには前記天板の最上昇位置に相当する位置に前記左右下ローラのスライドを止めるストッパを設けたことを特徴とする前記記載の昇降式台車の構成とした。
加えて、前記下フレームと前記軸受けを、前記下フレームから横方向に突出させたプレートを介して接続するとともに、前記プレートの一端を前記下プレートに固定した鉤部に係止して固定したことを特徴とする前記何れかに記載の昇降式台車の構成とした。
の構成とした。
本考案は、上記構成であるので次の効果を発揮する。第1に、タイヤをゴム素材の中空のタイヤとし、ホイールに嵌め、ゴムタイヤとホイールリムとの間の内部に気体を充満させることで、路面の振動を吸収し、荷物にかかる振動を軽減することができる。加えて、後輪が水平方向360°回転し、軸受けが後方に斜めに接続しているため、方向転換が容易で、直進性に極めて優れている。
左右筋交いの一端に上下ローラを設け、上フレーム底部及び下フレーム上面に左右のガイドを設けることで、上下フレームに強度を持たせ、ローラが脱輪せず筋交いがよれることなく、確実に天板を昇降させることができる。
下フレームにプレートを介して、左右前後タイヤを固定することで、重心を下げ、走行の安定性を確保するとともに、軽量化が図れる。さらに、鉤部にプレートを係止することで、部品数の低減を図り、強度、軽量化が一層計れる。
本考案である昇降式台車の正面図である。 本考案である昇降式台車の左正面図である。 本考案である昇降式台車の平面図である。 本考案である昇降式台車の背面面図である。 本考案である昇降式台車の底面図である。 本考案である昇降式台車の天板を上げたときの正面図である。 本考案である昇降式台車の天板を上げたときの左側面図である。 本考案である昇降式台車のハンドルを折り畳んだときの左側面図である。 本考案である昇降式台車の正面拡大斜視図(一部)である。 本考案である昇降式台車の使用時の左側面図である。
以下に、添付図面に基づいて、本考案である昇降式台車について詳細に説明する。
図1〜図5は、本考案である昇降式台車の天板を降下させた状態の図であり、図6〜図10は昇降式台車の天板を上昇させたときの図である。
本考案の1例である昇降式台車1は、下フレーム2と、ハンドル3と、油圧機構4と、筋交い5と、油圧機構4により上下昇降可能な天板6と、左前タイヤ部7と、右前タイヤ部8と、左後タイヤ部9と、右後タイヤ部10、さらに、ハンドル3を下フレーム2との接続部で屈折させ天板6上部に折り畳む折り畳み機構11からなる。
下フレーム2は、図5、図9などに示すように、前後左右の枠でできており、内部が空いたスペース2cを有する。底面の4隅には、後述の左右前後タイヤ部を固定するとともに、ハンドル3側の後枠には油圧機構4を固定する。
左右枠の内側には、ガイド2a、2aが立設している。ガイド2aは、後述の筋交い5の左右筋交い5a、5bの一方の下端に左右の第6軸5k、5kを介して回転可能に固定した下ローラ5j、5jが、スペース2cに脱輪しないよう防ぐ。
また、下ローラ5i、5iが走行する下フレーム2に、天板6の最上昇位置に相当する位置に、下ローラ5j、5jの移動を止めるストッパ2bを設ける。図9に示すように、伸縮部4cが第2軸5dに回動可能に接続し、油圧機構4の作動により、伸びつつ天板6を上昇させる。従って、ストッパ2bを設けないと、第2軸5dと伸縮部4cが接触し、伸縮部4cが曲がってしまう。
下フレーム2のハンドル3側の左右枠には、筋交い5の第7軸5mを回転可能に固定する固定部5n、5nが上方に向け立設されている。第7軸5mには第1支持体5q、第3支持体5sが回動可能に接続する。
天板6は、図1、図6、図9などに示すように、上フレーム6aと、必要に応じて上フレーム6aに載せられる滑り止めシート6bとからなる。滑り止めシート6bは、ゴム製など、クッション性を有し、摩擦抵抗が高いもの、粘着性を有するものなどが好ましい。
上フレーム6aは、図9に示すように、上面がフラットの板状で、底面に左右ガイド6c、6cを設けてある。ハンドル3側の左右ガイド6c、6c端部に、筋交い5の第4軸5g固定し、第4軸に左右筋交い5a、5bの一方、第2支持体5r、第4支持体5tの上端部がそれぞれ挿通する。
後述の油圧機構4の伸縮部4cの伸縮に伴い、左右筋交い5a、5bの他方の上部端部に設けた上ローラ5i、5iが、左右ガイド6c、6cの内側を前後に回転移動する。これにより、天板6が上下に昇降する。
なお、上フレーム6aは板に限らず、上ローラ5i、5iが回転走行可能な状態であれば、格子、網状など特にその形状は限定されない。
ハンドル3は、下フレーム2の端部に略垂直方向に接続し、手で押す部分である。なお、ここでは下向きコの字形状のフレームとしたが、ハンドル3の形状は特に限定されない。後述の折り畳み機構11により、下フレーム2との接続部で、屈折し折り畳み式とするとよい。
油圧機構4は、図3、図5、図9などに示すように、油圧により後述の筋交い5と連動し、天板6を昇降させる装置である。
油圧機構4は、油圧シリンダ4aと、伸縮部4cと油圧調節部4eからなる。油圧シリンダ4aは、筋交い5の第1軸5cに設けた連結部5p、第8軸5oを介して一端が回動可能に接続する。伸縮部4cは油圧シリンダ4aの第1軸5cの反接続側で油圧シリンダ4a内に格納、突出して伸縮し、他端が回動可能に第2軸に接続する。油圧調節部4eは下フレーム2に固定される。そして、足で上下動させることによりチューブ4bを介して油圧シリンダ4a内の圧を上げて伸縮部4cを伸ばす油圧ペダル4dと、油圧シリンダ4a内の圧を解除して伸縮部4cを収縮させる油圧解除レバー4fを備える。
筋交い5は、主に図9に示すように、第2軸5dを支点に回動可能に交差する2本の支持体を1組とする左右筋交い5a、5bからなる。
左右筋交い5a、5bのそれぞれ1方の支持体(第1支持体5q、第3支持体5s)の下端は第7軸5mで連結する。第7軸5mは、下フレーム2の固定部5nに回転可能に接続する。またその両支持体の上端は、第5軸5hで連結する。そして、第5軸5hの両端には上フレーム6aの底面を回転移動可能な上ローラ5i、5iを設けてある。
また、左右筋交い5a、5bのそれぞれ他方の支持体(第2支持体5r、第4支持体5t)の下端には、それぞれ下フレーム2上を回転移動可能な下ローラ5j、5jを第6軸5k、5kを介して設ける。またその両支持体の下端は第1軸5cで連結する。第1軸5cには、油圧機構4の油圧シリンダ4aの一端が回動可能に接続する。またその両支持体の上端は、第4軸で接続される。そして第4軸5gは、上フレーム6aのハンドル3側底面のガイド6c、6cに回転可能に連結する。
第2軸5dには、連結部5e、5eが設けられ、連結部5e、5eには回転可能な第3軸5fが渡される。そして、第3軸5f油圧機構4の伸縮部4cの一端が連結する。
このようにしてなる筋交い5は、油圧機構4の伸縮部4cの伸縮に連動し、上ローラ5iは上フレーム6aの底面を、下ローラ5jは下フレーム2の上面を回転移動しながらスライドし、筋交い5が収縮し、天板6を上下に昇降させることができる。
左前タイヤ部7(右前タイヤ部8においても同じ。)は、図1、2に示すように、下フレーム2下面部に固定したプレート12を介して接続するコの字状の軸受け7cと、軸受け7cの下方に挿通固定された軸7bと、軸受け7cに挟まるように軸7bに前後回転可能に取り付けられたホイール7dと、ホイール7dのリブに空気圧で係止されるゴム製の左前タイヤ7aとからなる。左前タイヤ7aは、自動車、2輪自動車、自転車に使用されている構造のゴム製のタイヤでよい。左右後タイヤ9a、10aにおいて同じ。
プレート12は、左右前後タイヤ7a、8a、9aの中心(図1縦破線)が、下フレーム2外に位置するように下フレーム2から吐出し、ボルトなどの留具12aで軸受け7c、8c、9c、10c固定される。これにより、昇降式台車1の重心が低下し、横方向の安定性が向上する。さらに、その左前タイヤの直径を250mm以上、幅を85mm以上とすることで、より一層の安定走行が可能になり、また未整地路面の走行も容易になる。
また、プレート12は、下フレーム2にボルトなどの留具12bで固定される。また、図9に示すように、下フレーム2に固定した鉤部13に、一端を係止することで、部品点数を減らすことができるとともに、強度を保つことができ、組み立て、プレートの交換が容易になる。
左後タイヤ部9(右後タイヤ部10においても同じ。)は、図2、図3などに示すように、下フレーム2下面部に固定したプレート12に、軸9eを介して図5の破線矢示するように水平方向360℃回転可能に接続するコの字状の軸受け9cと、軸受け9cの下方に挿通固定された軸9bと、軸受け9cに挟まるように軸9bに前後回転可能に取り付けられたホイール9dと、ホイール9dのリブに空気圧で係止されるゴム製の左後タイヤ9aとからなる。
また、軸受け9c、10cは、図2に示すように、左後タイヤ9aの前後回転の中心1(一点鎖線)は、軸9eの水平方向の回転中心2(一点鎖線)から、ハンドル3側後方に位置するよう後方に向け斜めに設けられる。これにより、水平方向の方向転換、直進性が増す。
図9では、左右後タイヤ部7、8を固定するプレート12のみ鉤部13を採用しているが、左右前タイヤ部9、10を固定するプレート12にも採用してもよい。
折り畳み機構11は、図8に示すように、ハンドル3を天板6上に屈折させる機構である。図2、図3、図8などにあるように、折り畳み機構11は、左右連結部11a、11bと、左右の上軸11f、11fと、下軸11gと、左右のバネ11g11gからなる。
図3に示すように、左右連結部11a、11bは、下フレーム2固定される。背面側はほぼ開口した開口部11e、正面側は図1に示すように一部開口した切欠き11dとなっている。
さらに、図2に示すように、左右連結部11a、11bの左右側面には、長孔11cが穿孔されており、下軸11gが左右連結部11a、11bに渡されている。図3に示すように、ハンドル3は、左右連結部11a、11bと下軸11gと間に位置し、左右の上軸11f、11fによって左右連結部11a、11bに回動可能に固定される。また、上軸11f、11fと下軸11gには、左右のバネ11hがそれぞれ係止される。
このようにしてなる折り畳み機構11は、ハンドル3が立っているときは下軸11gはハンドル3の背面側に位置し、下軸11gを下降させると上軸11fを支点にハンドル3を前方に屈曲させ、天板6の上に折り畳みむことができる。
図10は、本考案である昇降式台車の使用時の左側面図である。本考案である昇降式台車1は、図10に示すように、盆栽20などの貴重品、重いものを昇降させるのに極めて有効である。天板6を下げ、盆栽20を天板6に載せ、ハンドル3を手で押し、目的地(例えば、盆栽棚30)まで、昇降式台車1を押し移動することができる。空気圧がかったゴム製のタイヤであるので、石40aが敷かれた路面40であっても、振動が少なく、スムーズに安全に回転移動することができる。
本考案である昇降式台車は、整地されていない路面においても安定して走行でき、荷物への振動も少なく、壊れやすいもの、貴重品の運搬に極めて有効で、運搬作業の軽減、安全性に大きく寄与し、流通産業全般に貢献する。
1 昇降式台車
2 下フレーム
2a ガイド
2b ストッパ
2c スペース
3 ハンドル
4 油圧機構
4a 油圧シリンダ
4b チューブ
4c 伸縮部
4d 油圧ペダル
4e 油圧調節部
4f 油圧解除レバー
5 筋交い
5a 左筋交い
5b 右筋交い
5c 第1軸
5d 第2軸
5e 連結部
5f 第3軸
5g 第4軸
5h 第5軸
5i 上ローラ
5j 下ローラ
5k 第6軸
5m 第7軸
5n 固定部
5o 第8軸
5p 連結部
5q 第1支持体
5r 第2支持体
5s 第3支持体
5t 第4支持体
6 天板
6a 上フレーム
6b 滑り止めシート
6c ガイド
7 左前タイヤ部
7a 左前タイヤ
7b 軸
7c 軸受け
7d ホイール
8 右前タイヤ部
8a 右前タイヤ
8b 軸
8c 軸受け
9 左後タイヤ部
9a 左後タイヤ
9b 軸
9c 軸受け
9d ホイール
9e 軸
10 右後タイヤ部
10a 左後タイヤ
10b 軸
10c 軸受け
10e 軸
11 折り畳み機構
11a 左連結部
11b 右連結部
11c 長孔
11d 切欠き
11e 開口部
11f 上軸
11g 下軸
11h バネ
12 プレート
12a 留具
12b 留具
13 鉤部
20 盆栽
30 盆栽棚
40 路面
40a 石

Claims (4)

  1. 下フレームと、前記下フレームの一端に接続し手押し部となるハンドルと、前記下フレームに接続し油圧機構で伸縮する筋交いによって昇降する天板と、前記下フレームの左右前方に固定された軸受け及び前記軸受けを介して前記下フレームの左右幅より外側に垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填した前後回転自在なゴム製の左右前タイヤを備える左右前タイヤ部と、前記下フレームの左右後方に後方に向け斜めに接続しかつ水平方向に360°回転可能な軸受け及び前記軸受けを介して前記下フレームの左右幅より外側に前進後進時の垂直方向の中心軸が外れて位置する内部中空で気体を充填した前後回転自在なゴム製の左右後タイヤを備える左右後タイヤ部と、からなることを特徴とする昇降式台車。
  2. 前記筋交いが、一端が前記下フレームに回動可能に接続し他端が前記天板に沿ってスライドする第1支持体と前記第1支持体に第2軸を支点に回動可能に交差し接続するとともに一端が前記上フレームに回動可能に接続し他端が前記下フレームに沿ってスライドする第2支持体よりなる左筋交いと、前記左筋交いと第2軸を介して連結し一端が前記下フレームに回動可能に接続し他端が前記天板に沿ってスライドする第3支持体と前記第3支持体に第2軸を支点に回動可能に交差し接続するとともに一端が前記上フレームに回動可能に接続し他端が前記下フレームに沿ってスライドする第4支持体よりなる右筋交いと、前記第1、第3支持体の前記他端を接続する第5軸と、前記第2、第4支持体の前記他端を回転可能に接続する第2軸と、からなり、
    前記油圧機構が、前記第2軸に一端が回動可能に接続する油圧シリンダと前記油圧シリンダから収縮し一端が前記第1軸に回動可能に接続する収縮部と、前記下プレートに固定され上下させることによりチューブを介して前記油圧シリンダ内の圧を上げて前記伸縮部を伸ばす油圧ペダルを備えるとともに前記油圧シリンダ内の圧を解除して前記伸縮部を収縮させる油圧調節部と、からなることを特徴とする請求項1に記載の昇降式台車。
  3. 前記油圧機構に、さらに、前記左右筋交いの天板側の前記他端に軸を介して回転可能な左右上ローラ及び前記左右筋交いの前記下フレーム側の他端に軸を介して回転可能な左右下ローラを備え、かつ前記上フレームの底面に垂下し前記左右上ローラのスライドの位置決めとなる左右ガイド及び前記下フレームの上面に立設し前記左右下ローラのスライドの位置決めとなる左右ガイドとを備えるとともに、前記下フレームには前記天板の最上昇位置に相当する位置に前記左右下ローラのスライドを止めるストッパを設けたことを特徴とする請求項2に記載の昇降式台車。
  4. 前記下フレームと前記軸受けを、前記下フレームから横方向に突出させたプレートを介して接続するとともに、前記プレートの一端を前記下プレートに固定した鉤部に係止して固定したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の昇降式台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994992A (zh) * 2017-04-15 2017-08-01 彭红星 一种安装有并联工作方式液压千斤顶的大型盆景搬运车

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