JP3158822B2 - モータの呼吸装置 - Google Patents
モータの呼吸装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のワイパモータ
等に装備されるモータの呼吸装置に関する。
等に装備されるモータの呼吸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のワイパモータ等では、モ
ータのハウジング内部で、結露が発生して水が溜まるの
を防止するために、ハウジングの一部に呼吸孔を開設し
たモータの呼吸装置が知られており、このモータの呼吸
装置の一例が実開昭62−44650号に示されてい
る。
ータのハウジング内部で、結露が発生して水が溜まるの
を防止するために、ハウジングの一部に呼吸孔を開設し
たモータの呼吸装置が知られており、このモータの呼吸
装置の一例が実開昭62−44650号に示されてい
る。
【0003】図4に示される如く、このモータの呼吸装
置では、モータ70のハウジング70Aに開設されてい
る呼吸孔72に可撓性チューブ74が接続されており、
この可撓性チューブ74は、開口部74Aが下向きにな
るように、ハウジング70Aの外部に設けられた保持部
材76に保持されている。このため、このモータの呼吸
装置では、可撓性チューブ74の開口部74Aを下向き
にしたことで、洗車時等の被水が開口部74Aから可撓
性チューブ74を介してモータ70のハウジング70A
内に侵入し難くなっている。
置では、モータ70のハウジング70Aに開設されてい
る呼吸孔72に可撓性チューブ74が接続されており、
この可撓性チューブ74は、開口部74Aが下向きにな
るように、ハウジング70Aの外部に設けられた保持部
材76に保持されている。このため、このモータの呼吸
装置では、可撓性チューブ74の開口部74Aを下向き
にしたことで、洗車時等の被水が開口部74Aから可撓
性チューブ74を介してモータ70のハウジング70A
内に侵入し難くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このモ
ータの呼吸装置では、車両が水溜まりを走行した場合等
に、可撓性チューブ74の開口部74Aが水没すると、
可撓性チューブ74を介してモータ70のハウジング7
0Aの内部に水が侵入する恐れがある。
ータの呼吸装置では、車両が水溜まりを走行した場合等
に、可撓性チューブ74の開口部74Aが水没すると、
可撓性チューブ74を介してモータ70のハウジング7
0Aの内部に水が侵入する恐れがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、モータハウジ
ング内部への水の侵入を防止することができるモータの
呼吸装置を提供することが目的である。
ング内部への水の侵入を防止することができるモータの
呼吸装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、モータのハウジングにハウジング内部での結露を防
止するための呼吸孔を設けたモータの呼吸装置におい
て、一端が前記呼吸孔に接続された可撓性チューブと、
下面のみ開口した筒状であって上部内側の幅は前記可撓
性チューブの外径より細幅とされた呼吸用空気保持部材
と、前記呼吸用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方
近傍の位置に設けられ、先端部が下方となる向きに傾斜
し、頂部に切欠が形成され、前記可撓性チューブを支持
するとともに、前記呼吸用空気保持部材の開口面積と略
一致かそれ以上の面積を有すチューブ支持部材と、を備
え、前記可撓性チューブを前記呼吸用空気保持部材の下
面より前記呼吸用空気保持部材の内部に挿通し前記可撓
性チューブの先端を前記呼吸用空気保持部材の上部内側
に当接するように配設したことを特徴としている。
は、モータのハウジングにハウジング内部での結露を防
止するための呼吸孔を設けたモータの呼吸装置におい
て、一端が前記呼吸孔に接続された可撓性チューブと、
下面のみ開口した筒状であって上部内側の幅は前記可撓
性チューブの外径より細幅とされた呼吸用空気保持部材
と、前記呼吸用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方
近傍の位置に設けられ、先端部が下方となる向きに傾斜
し、頂部に切欠が形成され、前記可撓性チューブを支持
するとともに、前記呼吸用空気保持部材の開口面積と略
一致かそれ以上の面積を有すチューブ支持部材と、を備
え、前記可撓性チューブを前記呼吸用空気保持部材の下
面より前記呼吸用空気保持部材の内部に挿通し前記可撓
性チューブの先端を前記呼吸用空気保持部材の上部内側
に当接するように配設したことを特徴としている。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明のモータの呼吸装置で
は、呼吸装置全体が水没した場合でも、呼吸用空気保持
部材内部には、空気が封じ込められており、可撓性チュ
ーブより細幅とされた呼吸用空気保持部材の上部内側に
当接するように、可撓性チューブが配設されているた
め、可撓性チューブの開口部への水の侵入を防止するこ
とができる。また、呼吸用空気保持部材の上部内側が可
撓性チューブより細幅とされているため、可撓性チュー
ブの開口部が呼吸用空気保持部材の内壁部によって閉塞
されることも無い。また、呼吸用空気保持部材の下面の
開口から、呼吸用空気保持部材内に侵入しようとする水
は、呼吸用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方近傍
の位置に設けられ、呼吸用空気保持部材の開口面積と略
一致かそれ以上の面積を有すチューブ支持部材に当接
し、直接、呼吸用空気保持部材内に侵入することはな
い。従って、呼吸用空気保持部材内への水の侵入を極力
防止することができ、呼吸用空気保持部材内に配設され
た可撓性チューブの開口部への水の侵入を防止すること
ができる。また、チューブ支持部材は、先端部が下方と
なる向きに傾斜しているため、呼吸用空気保持部材の内
部に水が侵入した場合でも、水が抜け易くなる。さら
に、チューブ支持部材の頂部には切欠きが形成されてい
るため、可撓性チューブが着脱可能に係合され、また、
この切欠きの可撓性チューブによって閉塞される以外の
部位からも水抜けが行われる。また、呼吸用空気保持部
材の上端を狭くできるので、インジェクション成形上の
抜き型が作り易い形状となり成形上も有利である。
は、呼吸装置全体が水没した場合でも、呼吸用空気保持
部材内部には、空気が封じ込められており、可撓性チュ
ーブより細幅とされた呼吸用空気保持部材の上部内側に
当接するように、可撓性チューブが配設されているた
め、可撓性チューブの開口部への水の侵入を防止するこ
とができる。また、呼吸用空気保持部材の上部内側が可
撓性チューブより細幅とされているため、可撓性チュー
ブの開口部が呼吸用空気保持部材の内壁部によって閉塞
されることも無い。また、呼吸用空気保持部材の下面の
開口から、呼吸用空気保持部材内に侵入しようとする水
は、呼吸用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方近傍
の位置に設けられ、呼吸用空気保持部材の開口面積と略
一致かそれ以上の面積を有すチューブ支持部材に当接
し、直接、呼吸用空気保持部材内に侵入することはな
い。従って、呼吸用空気保持部材内への水の侵入を極力
防止することができ、呼吸用空気保持部材内に配設され
た可撓性チューブの開口部への水の侵入を防止すること
ができる。また、チューブ支持部材は、先端部が下方と
なる向きに傾斜しているため、呼吸用空気保持部材の内
部に水が侵入した場合でも、水が抜け易くなる。さら
に、チューブ支持部材の頂部には切欠きが形成されてい
るため、可撓性チューブが着脱可能に係合され、また、
この切欠きの可撓性チューブによって閉塞される以外の
部位からも水抜けが行われる。また、呼吸用空気保持部
材の上端を狭くできるので、インジェクション成形上の
抜き型が作り易い形状となり成形上も有利である。
【0009】
【0010】
【実施例】本発明のモータの呼吸装置の一実施例を図1
〜図3に従って説明する。
〜図3に従って説明する。
【0011】図2に示される如く、本実施例のウィンド
ウオッシャタンク10はプロピレン樹脂から成ってお
り、ウィンドウオッシャタンク10の上部を構成しウオ
ッシャ液注入口12を有するタンクアッパ14と、ウィ
ンドウオッシャタンク10の下部を構成しボデーへの取
付部16を有するタンクアンダ18とで構成されてい
る。
ウオッシャタンク10はプロピレン樹脂から成ってお
り、ウィンドウオッシャタンク10の上部を構成しウオ
ッシャ液注入口12を有するタンクアッパ14と、ウィ
ンドウオッシャタンク10の下部を構成しボデーへの取
付部16を有するタンクアンダ18とで構成されてい
る。
【0012】図1に示される如く、タンクアッパ14は
下方に開口部を向けたボックス状とされており、開口縁
部にはフランジ14Aが形成されている。なお、フラン
ジ14Aは側面視において、図1の左下から右上へ向け
て若干傾斜している。タンクアンダ18は、上方に開口
部を向けたボックス状とされており、開口縁部にはフラ
ンジ18Aが形成されている。なお、フランジ18Aは
側面視において、図1の左下から右上へ向けて若干傾斜
しており、タンクアッパ14のフランジ14Aに圧着接
合されている。
下方に開口部を向けたボックス状とされており、開口縁
部にはフランジ14Aが形成されている。なお、フラン
ジ14Aは側面視において、図1の左下から右上へ向け
て若干傾斜している。タンクアンダ18は、上方に開口
部を向けたボックス状とされており、開口縁部にはフラ
ンジ18Aが形成されている。なお、フランジ18Aは
側面視において、図1の左下から右上へ向けて若干傾斜
しており、タンクアッパ14のフランジ14Aに圧着接
合されている。
【0013】図2に示される如く、タンクアンダ18の
正面18Bと下面18Cとの角部には、ウィンドウオッ
シャタンク10の幅方向(図2の矢印W方向)に延びる
凹部20が形成されており、この凹部20には、ポンプ
モータ22が配設されている。
正面18Bと下面18Cとの角部には、ウィンドウオッ
シャタンク10の幅方向(図2の矢印W方向)に延びる
凹部20が形成されており、この凹部20には、ポンプ
モータ22が配設されている。
【0014】図1に示される如く、ポンプモータ22の
ハウジング22Aの外周部には、ハウジング内部での結
露発生を防止するための呼吸孔24が形成されており、
この呼吸孔24には、可撓性チューブ26の一方の端部
26Aが接続されている。
ハウジング22Aの外周部には、ハウジング内部での結
露発生を防止するための呼吸孔24が形成されており、
この呼吸孔24には、可撓性チューブ26の一方の端部
26Aが接続されている。
【0015】図2に示される如く、タンクアッパ14の
正面14Bの幅方向中央部には、呼吸用空気保持部材と
しての呼吸用ボックス28が一体的に形成されており、
この呼吸用ボックス28はウィンドウオッシャタンク1
0の上下方向(図2の矢印H方向)に延びる筒状とされ
ている。なお、呼吸用ボックス28は平面視で三角形状
とされている。
正面14Bの幅方向中央部には、呼吸用空気保持部材と
しての呼吸用ボックス28が一体的に形成されており、
この呼吸用ボックス28はウィンドウオッシャタンク1
0の上下方向(図2の矢印H方向)に延びる筒状とされ
ている。なお、呼吸用ボックス28は平面視で三角形状
とされている。
【0016】図1に示される如く、呼吸用ボックス28
は下面が開口30となっている。呼吸用ボックス28の
上部内側28Aの幅L1は、可撓性チューブ26の外径
L2より細幅とされている(L1<L2)。呼吸用ボッ
クス28の上部内側28Aには、可撓性チューブ26の
端部26Bの外周縁部と当接する棚部32が形成されて
おり、この棚部32が可撓性チューブ26の端部26B
と当接し、可撓性チューブ26の端部26Bが、呼吸用
ボックス28の上部内側28A内に進入するのを防止し
ている。
は下面が開口30となっている。呼吸用ボックス28の
上部内側28Aの幅L1は、可撓性チューブ26の外径
L2より細幅とされている(L1<L2)。呼吸用ボッ
クス28の上部内側28Aには、可撓性チューブ26の
端部26Bの外周縁部と当接する棚部32が形成されて
おり、この棚部32が可撓性チューブ26の端部26B
と当接し、可撓性チューブ26の端部26Bが、呼吸用
ボックス28の上部内側28A内に進入するのを防止し
ている。
【0017】可撓性チューブ26の中間部26Cは、チ
ューブ支持部材としてのクランプ部34に支持されてい
る。
ューブ支持部材としてのクランプ部34に支持されてい
る。
【0018】図3に示される如く、クランプ部34は、
平面視で三角形状とされており、タンクアンダ18のフ
ランジ18Aと一体的に形成されている。このクランプ
部34の頂部には、切欠き36が形成されており、可撓
性チューブ26が着脱可能に係合されている。
平面視で三角形状とされており、タンクアンダ18のフ
ランジ18Aと一体的に形成されている。このクランプ
部34の頂部には、切欠き36が形成されており、可撓
性チューブ26が着脱可能に係合されている。
【0019】また、クランプ部34は、呼吸用ボックス
28の開口30と対向する鉛直下方近傍の位置に在り、
クランプ部34の面積S1は、呼吸用ボックス28の開
口30の面積S2と略一致かそれ以上とされている。
28の開口30と対向する鉛直下方近傍の位置に在り、
クランプ部34の面積S1は、呼吸用ボックス28の開
口30の面積S2と略一致かそれ以上とされている。
【0020】図1に示される如く、クランプ部34は先
端部34Aが下方となる向きに傾斜しており、呼吸用ボ
ックス28の内部に水が侵入した場合でも、水が抜け易
くなっている。
端部34Aが下方となる向きに傾斜しており、呼吸用ボ
ックス28の内部に水が侵入した場合でも、水が抜け易
くなっている。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例のモータの呼吸装置では、呼吸装置全体が水没
した場合でも、呼吸用ボックス28の内部には、空気が
封じ込められており、可撓性チューブ26より細幅とさ
れた呼吸用ボックス28の上部内側28Aに当接するよ
うに、可撓性チューブ26の端部26Bが配設されてい
るため、可撓性チューブ26の端部26Bの開口部への
水の侵入を防止することができる。
本実施例のモータの呼吸装置では、呼吸装置全体が水没
した場合でも、呼吸用ボックス28の内部には、空気が
封じ込められており、可撓性チューブ26より細幅とさ
れた呼吸用ボックス28の上部内側28Aに当接するよ
うに、可撓性チューブ26の端部26Bが配設されてい
るため、可撓性チューブ26の端部26Bの開口部への
水の侵入を防止することができる。
【0022】また、呼吸用ボックス28の上部内側28
Aが可撓性チューブ26より細幅とされており、棚部3
2が可撓性チューブ26の端部26Bと当接し、可撓性
チューブ26の端部26Bが、呼吸用ボックス28の上
部内側28A内に進入するのを防止している。従って、
可撓性チューブ26を呼吸用ボックス28に挿入する際
に、多少強引に挿入しても端部26Bの開口部が、上部
内側28A内に進入することが無く、安心して作業が行
えるため、可撓性チューブ26の組付け作業性が向上す
る。
Aが可撓性チューブ26より細幅とされており、棚部3
2が可撓性チューブ26の端部26Bと当接し、可撓性
チューブ26の端部26Bが、呼吸用ボックス28の上
部内側28A内に進入するのを防止している。従って、
可撓性チューブ26を呼吸用ボックス28に挿入する際
に、多少強引に挿入しても端部26Bの開口部が、上部
内側28A内に進入することが無く、安心して作業が行
えるため、可撓性チューブ26の組付け作業性が向上す
る。
【0023】また、本実施例のモータの呼吸装置では、
呼吸用ボックス28の下面の開口30から、呼吸用ボッ
クス28内に侵入しようとする水は、呼吸用ボックス2
8の開口30と対向する鉛直下方近傍の位置に設けら
れ、呼吸用ボックス28の開口面積と略一致かそれ以上
の面積を有すクランプ部34に当接し、直接、呼吸用ボ
ックス28内に侵入することはない。従って、呼吸用ボ
ックス内への水の侵入を極力防止することができ、呼吸
用ボックス内に配設された可撓性チューブ26の端部2
6Bの開口部への水の侵入を防止することができる。
呼吸用ボックス28の下面の開口30から、呼吸用ボッ
クス28内に侵入しようとする水は、呼吸用ボックス2
8の開口30と対向する鉛直下方近傍の位置に設けら
れ、呼吸用ボックス28の開口面積と略一致かそれ以上
の面積を有すクランプ部34に当接し、直接、呼吸用ボ
ックス28内に侵入することはない。従って、呼吸用ボ
ックス内への水の侵入を極力防止することができ、呼吸
用ボックス内に配設された可撓性チューブ26の端部2
6Bの開口部への水の侵入を防止することができる。
【0024】また、本実施例のモータの呼吸装置では、
クランプ部34は、先端部34Aが下方となる向きに傾
斜しているため、呼吸用ボックス28の内部に水が侵入
した場合でも、水が抜け易くなっている。さらに、クラ
ンプ部34には、切欠き36が形成されているため、こ
の切欠き36の可撓性チューブ26によって閉塞される
以外の部位からも水が抜けが行われる。
クランプ部34は、先端部34Aが下方となる向きに傾
斜しているため、呼吸用ボックス28の内部に水が侵入
した場合でも、水が抜け易くなっている。さらに、クラ
ンプ部34には、切欠き36が形成されているため、こ
の切欠き36の可撓性チューブ26によって閉塞される
以外の部位からも水が抜けが行われる。
【0025】また、本実施例のモータの呼吸装置では、
呼吸用ボックス28の上端を狭くしたので、インジェク
ション成形上の抜き型が作り易い形状となり成形上も有
利である。
呼吸用ボックス28の上端を狭くしたので、インジェク
ション成形上の抜き型が作り易い形状となり成形上も有
利である。
【0026】なお、本実施例では、呼吸用ボックス28
の上部内側28A内に棚部32を設けたが、可撓性チュ
ーブ26を呼吸用ボックス28の上部内側28Aに挿入
する場合に、可撓性チューブ26の端部26Bが上部内
側28Aの両側壁部によって潰される恐れがない場合に
は、棚部32を設けなくても良い。
の上部内側28A内に棚部32を設けたが、可撓性チュ
ーブ26を呼吸用ボックス28の上部内側28Aに挿入
する場合に、可撓性チューブ26の端部26Bが上部内
側28Aの両側壁部によって潰される恐れがない場合に
は、棚部32を設けなくても良い。
【0027】また、本実施例では、呼吸用ボックス28
及びクランプ部34をウィンドウオッシャタンク10と
一体としたが、呼吸用ボックス28及びクランプ部34
はウィンドウオッシャタンク10と別部材としても良
い。
及びクランプ部34をウィンドウオッシャタンク10と
一体としたが、呼吸用ボックス28及びクランプ部34
はウィンドウオッシャタンク10と別部材としても良
い。
【0028】また、本実施例では、本発明のモータの呼
吸装置を、ウィンドウオッシャタンク10に設けられた
ポンプモータ22に適用した例について説明したが、本
発明のモータの呼吸装置は、他のモータにも適用可能で
ある。
吸装置を、ウィンドウオッシャタンク10に設けられた
ポンプモータ22に適用した例について説明したが、本
発明のモータの呼吸装置は、他のモータにも適用可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のモータの呼吸装
置は、モータのハウジングにハウジング内部での結露を
防止するための呼吸孔を設けたモータの呼吸装置におい
て、一端が呼吸孔に接続された可撓性チューブと、下面
のみ開口した筒状であって上部内側の幅は可撓性チュー
ブの外径より細幅とされた呼吸用空気保持部材と、呼吸
用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方近傍の位置に
設けられ、先端部が下方となる向きに傾斜し、頂部に切
欠が形成され、可撓性チューブを支持するとともに、呼
吸用空気保持部材の開口面積と略一致かそれ以上の面積
を有すチューブ支持部材と、を備え、可撓性チューブを
呼吸用空気保持部材の下面より呼吸用空気保持部材の内
部に挿通し可撓性チューブの先端を呼吸用空気保持部材
の上部内側に当接するように配設したので、モータハウ
ジング内部への水の侵入を防止することができるという
優れた効果を有する。
置は、モータのハウジングにハウジング内部での結露を
防止するための呼吸孔を設けたモータの呼吸装置におい
て、一端が呼吸孔に接続された可撓性チューブと、下面
のみ開口した筒状であって上部内側の幅は可撓性チュー
ブの外径より細幅とされた呼吸用空気保持部材と、呼吸
用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方近傍の位置に
設けられ、先端部が下方となる向きに傾斜し、頂部に切
欠が形成され、可撓性チューブを支持するとともに、呼
吸用空気保持部材の開口面積と略一致かそれ以上の面積
を有すチューブ支持部材と、を備え、可撓性チューブを
呼吸用空気保持部材の下面より呼吸用空気保持部材の内
部に挿通し可撓性チューブの先端を呼吸用空気保持部材
の上部内側に当接するように配設したので、モータハウ
ジング内部への水の侵入を防止することができるという
優れた効果を有する。
【0030】
【図1】図2の1−1線断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るモータの呼吸装置が適
用されたタンクを示す斜視図である。
用されたタンクを示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係るモータの呼吸装置のチ
ューブ支持部材を示す斜視図である。
ューブ支持部材を示す斜視図である。
【図4】従来例に係るモータの呼吸装置を示す側面図で
ある。
ある。
10 ウィンドウオッシャタンク 14 タンクアッパ 18 タンクアンダ 22 ポンプモータ 22A ハウジング 24 呼吸孔 26 可撓性チューブ 28 呼吸用ボックス(呼吸用空気保持部材) 28A 上部内側 30 開口 34 クランプ部(チューブ支持部材) 36 切欠き
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/04 - 5/10
Claims (1)
- 【請求項1】 モータのハウジングにハウジング内部で
の結露を防止するための呼吸孔を設けたモータの呼吸装
置において、 一端が前記呼吸孔に接続された可撓性チューブと、 下面のみ開口した筒状であって上部内側の幅は前記可撓
性チューブの外径より細幅とされた呼吸用空気保持部材
と、前記呼吸用空気保持部材の開口と対向する鉛直下方近傍
の位置に設けられ、先端部が下方となる向きに傾斜し、
頂部に切欠が形成され、前記可撓性チューブを支持する
とともに、前記呼吸用空気保持部材の開口面積と略一致
かそれ以上の面積を有すチューブ支持部材と、 を備え、 前記可撓性チューブを前記呼吸用空気保持部材の下面よ
り前記呼吸用空気保持部材の内部に挿通し前記可撓性チ
ューブの先端を前記呼吸用空気保持部材の上部内側に当
接するように配設したことを特徴とするモータの呼吸装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31304693A JP3158822B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | モータの呼吸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31304693A JP3158822B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | モータの呼吸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170686A JPH07170686A (ja) | 1995-07-04 |
JP3158822B2 true JP3158822B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=18036557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31304693A Expired - Fee Related JP3158822B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | モータの呼吸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158822B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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ITPD20010277A1 (it) * | 2001-11-27 | 2003-05-27 | Askoll Holding Srl | Dispositivo anticondensa particolarmente per motori elettrici. |
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1993
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