JP3158747B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JP3158747B2 JP33749492A JP33749492A JP3158747B2 JP 3158747 B2 JP3158747 B2 JP 3158747B2 JP 33749492 A JP33749492 A JP 33749492A JP 33749492 A JP33749492 A JP 33749492A JP 3158747 B2 JP3158747 B2 JP 3158747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写媒体上にインク像
を形成した後、記録媒体に転写し、記録媒体上にインク
像を得るインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】転写型インクジェットプリンタは、記録
紙や紙粉と記録ヘッドとの意図しない接触に起因するイ
ンクジェット目詰まりがなく、高い信頼性が得られると
いう特徴を有する。このような転写型インクジェットプ
リンタとしては、米国特許公報4538156号、米国
特許公報5099256号、特開昭62−92849号
公報に記載されている構成が知られている。
【0003】これらの装置においては、円筒状転写媒体
に対し、間隙を介して、複数のノズルを有するインクジ
ェット記録ヘッド(以後、記録ヘッドと呼ぶ)が設けら
れている。記録工程は、転写媒体へインク像を書き込む
書き込み工程と、記録媒体である記録紙を転写媒体に当
接させ、背後から押圧することによって、記録紙上にイ
ンク像を転写する転写工程とから構成されている。
【0004】米国特許公報5099256号、特開昭6
2−92849号公報に記載されている装置では、転写
媒体上のインク像を転写に先立って加熱する工程が設け
られている。これは、転写媒体上でインク溶媒分を除去
してインク像を乾燥させ、インク像転写時の記録紙への
インク染み込みによる画像劣化を防ぐためである。
【0005】加熱は、米国特許公報5099256号に
記載されている装置では、転写媒体へのインク像形成中
に、転写媒体全体を加熱して行なう。ヒータとしては、
転写媒体内に内蔵されたヒーターランプを用いている。
【0006】特開昭62−92849号公報に記載され
ている構成では、転写媒体へのインク像形成中に、転写
媒体の別の場所でインク像を加熱することによって行な
う構成が示されている。ヒータとしては高温空気を吹き
付ける方法が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の装置におい
ては、インク像の乾燥状態が不均一になり場所により転
写特性が異なり記録紙へ高画質像が得られないという問
題点を有していた。すなわち、記録紙に得られるインク
像品質は転写媒体上でのインク像の乾燥状態に依存す
る。同じ転写条件で転写した場合、乾燥が不十分なイン
ク像は記録紙へのにじみを生ずる。また、乾燥が進行し
たインク像は、転写に要する圧力が大きく、十分な転写
圧力が加えられないと転写残りを生ずる。このため転写
媒体上での乾燥状態を均一に保つ必要がある。しかしな
がら、転写媒体上へのインク像形成は、転写媒体上の記
録領域全体を記録ヘッドで走査することによって行ない
走査方法によっては走査に要する時間が大きい。このよ
うな場合、走査動作中に加熱を行なうと、走査に要する
時間によって、走査初期に形成されてインク像は長時間
にわたって加熱され乾燥が進行し、走査終了時近くに形
成されたインク像では短時間の加熱しか行なわれないた
め乾燥が不十分になる。このため、場所によって乾燥状
態が異なり、高画質を安定的に得ることが困難であっ
た。
【0008】本発明は、上述の観点からなされたもの
で、転写媒体上でインク像の加熱を均一に行い、一様な
転写特性を得て、高画質記録を実現することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録方法は、選択的にインク滴の吐出制御可能な複数の
ノズルを有する記録ヘッドで転写媒体を走査し、転写媒
体上の記録領域上にインク像を形成するインク像書き込
み工程と、上記記録領域上にインク像を完成させた後
に、完成したインク像を加熱する加熱工程と、上記転写
媒体の上記記録領域上のインク像を上記記録媒体に接触
させて圧力を印加し、インク像を上記記録媒体に転写す
る転写工程、とを有すること、また、加熱工程の前に、
記録ヘッドのインク吐出面に乾燥防止手段を施すこと、
さらに、前記加熱工程における加熱条件を、前記転写
媒体上に1ページ分のインク像を書き込み後、前記イン
ク像書き込み工程での記録データに基づいて設定するこ
と、前記加熱条件は温度で制御、または加熱時間で制御
すること、を特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、転写媒体上の記録領域の走
査を終了した後加熱を行なう。従って記録領域全域で加
熱時間は同じであり均一なインクの乾燥状態が得られ
る。また、加熱工程の前に、記録ヘッドのインク吐出面
に乾燥防止手段を施すことにより、記録ヘッドから安定
したインク吐出が得られる。
【0011】
【実施例】以下実施例に従って本発明のインクジェット
記録方法を説明する。
【0012】図1は本発明の方法の一実施例を用いたイ
ンクジェットプリンタの斜視図を、図2には断面図を示
す。転写媒体である転写ドラム1の周囲に、インクジェ
ット方式の記録ヘッド2、バックアップローラ3、加熱
手段であるヒーターランプ4、温度検出手段である温度
センサ6が順次配置されている。ヒーターランプ4は、
出力信号処理回路7、ヒーターランプ4を点灯させる加
熱駆動回路8からなる加熱制御手段により制御される。
ここでは、転写ドラム1の温度が所定の温度以下である
とき、ヒーターランプ4を点灯し、所定の温度を越える
と消灯することで転写ドラム1を所定の温度に保つよう
制御する。
【0013】転写ドラム1、バックアップローラ3、記
録ヘッド2の回転方向、移動方向はそれぞれ矢印A、
B、Cで示している。
【0014】記録ヘッド2は圧電素子を用いる形式のイ
ンクジェット記録ヘッドであり、インク容器21からイ
ンク供給を受けてインク滴を吐出させる。複数個(Nn
個)のノズルは転写ドラム1の軸方向に一定の間隔Qn
だけ離れて設けられている。本実施例では、記録ヘッド
2は、Qn=16/600インチ、Nn=512であ
る。記録ヘッド2は、ヘッド移動装置29により、矢印
Cの方向(転写ドラム1の軸方向)に、転写ドラム1の
1回転につきQ(Q=1/600インチ)だけ移動する
ように構成されている。
【0015】記録ヘッド2の近傍にはインク吐出面の乾
燥防止手段であるヘッドカバー26が設けられている。
これはヘッドカバー移動装置25によって移動可能であ
り、記録ヘッド2のノズルが設けられている面(以下で
はノズル面と称す)を覆って、インク溶媒の蒸発を防止
する。
【0016】図2では、記録ヘッド2のノズル面を覆う
位置にあるヘッドカバー26’、待機位置にあるヘッド
カバー26をそれぞれ示している。
【0017】転写ドラム1は、熱良導体であるアルミニ
ウム製の素管11の周囲に、表面層12としてフロロシ
リコーンゴムを積層したものである。表面層12は、イ
ンク像を剥離し易い性質をもつことが望ましい。フロロ
シリコーンゴムは、表面エネルギーが低く、剥離性が高
い性質を有しているものが望ましい。
【0018】バックアップローラ3はアルミニウムの金
属ローラであり、当接制御装置33により転写ドラム1
に当接解除の制御が可能であり、当接状態では記録媒体
である記録紙5を押圧する構成になっている。図2で
は、当接して押圧状態のバックアップローラ3、解除状
態のバックアップローラ3’を図示している。転写工程
では記録紙5を介して転写ドラム1を転写荷重10kg
重で押圧する。
【0019】インクは、インク溶媒である純水に、顔料
を、エマルジョン、界面活性剤等の添加物とともに分散
したものである。具体的には、顔料としてカーボンブラ
ック3wt%、エマルジョンとしてスチレン−アクリル
共重合体エマルジョン8wt%、保湿剤としてグリセリ
ン8wt%、水溶性樹脂としてポリビニルピロリドン6
wt%、界面活性剤を1wt%、さらに防腐剤等を適宜
数wt%添加して調整したインクを用いた。
【0020】次に、動作について説明する。記録の工程
は、転写ドラム上にインク像を形成する像書き込み工
程、転写ドラム上のインク像を加熱する加熱工程、イン
ク像を記録紙に転写する転写工程の3工程から構成され
る。
【0021】装置の待機中は、転写ドラム1は停止し、
ヒーターランプ4は消灯状態、ヘッドカバー26はノズ
ル面を覆う位置(図2で26’で示す)に保たれる。バ
ックアップローラ3は転写ドラム1表面に接触しない解
除状態(図2で3’で示す)に制御する。
【0022】印字動作開始に当たって、転写ドラム1が
ドラム駆動手段19により回転を開始する。像書き込み
工程について説明する。転写ドラム1の回転方向を主走
査方向、転写ドラム回転方向に直行する方向を副走査方
向とする。転写ドラム1が矢印Aで示す主走査方向に1
回転する間に、転写ドラム1上にノズルからインクが吐
出され、ライン上にインク像が形成される。走査動作を
図3でノズル200、ノズル201の2個のノズルで代
表させて説明する。まず転写ドラム1が図1の矢印Aの
方向に移動し、ラインL1上のドット列202、ライン
M1上のドット列203が形成される(各格子点位置
に、記録画像に応じて選択的にインクドットが形成さ
れ、本図では説明のため、いくつかの格子点にインクド
ットを図示している)。本実施例では、ドットピッチP
は1/300インチである。転写ドラム1が1回転する
間に、記録ヘッド2は、図3に矢印Cで示す副走査方向
に距離Qだけ移動する(この記録ヘッド2の移動動作は
間欠的とすることも、連続的とすることもできる)。本
実施例の装置では、Q=1/600であり、記録ヘッド
2は、矢印C方向に、1回転につき1/600インチ移
動し、転写ドラム1が2回転目に入る。転写ドラム1の
1回転目と同様に、転写ドラム1の上に、先のドット列
202に対してQだけ離れてラインL2上にドット列2
04が形成される。同様にして、転写ドラム1がN回転
(本実施例では16回転)することにより、ラインLn
上のドット列が形成され、転写ドラム1上の記録領域1
5全域に1ページ分の画像が形成される。以上で像書き
込み工程を終了する。この工程中は、ヒーターランプ4
は点灯しない。転写ドラム1は周囲温度に保たれ温度は
高くないため、転写ドラム1上のインク像からインク溶
媒の主成分である水分の除去は進行しない。
【0023】次に乾燥工程にはいる。転写ドラム1が1
6回転して記録領域15全域に画像が形成された後、非
記録領域16において、ヒーターランプ4とこれを駆動
し制御する加熱制御手段を動作させる。温度センサ6で
インク像中の水分を速やかに蒸発できる温度になったこ
とを確認した後、転写ドラム1を回転しインク像を転写
可能な状態に乾燥する。本実施例ではヒータランプ4と
対向する転写ドラム1の表面が80℃になるように制御
する。この温度で、転写ドラム1上のインク像からイン
ク溶媒の主成分である水分が速やかに蒸発し、転写ドラ
ム1上に適度に乾燥したインク像が得られる。
【0024】この加熱工程に先だって、加熱期間中記録
ヘッド2のノズル面をヘッドカバー26で覆うようヘッ
ドカバー移動装置25を動作せる。外気に開放するノズ
ル部が外気と遮断されるため、転写ドラム1の温度に関
わらず記録ヘッド2のノズル部でのインク乾燥が防止さ
れる。
【0025】次に、転写工程にはいる。転写工程では、
当接制御装置33により押圧レバー32が揺動すること
によりバックアップローラ3が転写ドラム1に当接し押
圧される。この当接部に、給紙装置51により記録紙5
を搬送し転写が開始される。転写を終えた記録紙5は排
紙装置52により排紙される。
【0026】図4には、以上の記録動作中の各部材の動
作シーケンスを示す。本実施例の構成では、転写ドラム
1上の記録領域15の全域を走査し、インク像形成を終
了した後、完成したインク像を担持する転写ドラム1の
表面を、インク中の水分の蒸発を促進する高い温度に昇
温させて、インク像を乾燥させ、均一な乾燥状態のイン
ク像を記録紙に転写する。従って、走査動作の初期に形
成されたインク像も、走査動作の終了時に形成されたイ
ンク像も同じ時間加熱されるため、場所によらず一定の
乾燥状態を得ることができる。
【0027】上記実施例の装置では、記録領域15への
像書き込み工程は転写ドラム1を16回転させて行な
う。1回転に要する時間は0.25秒、像書き込み工程
に要する時間は4秒である。像書き込み工程中にインク
像の加熱乾燥を行なうと加熱時間の長い部分と短い部分
で約4秒の加熱時間の差が生ずる。本実施例の方法で
は、像書き込み工程を終了した後に加熱工程を設けるこ
とで、記録領域全域にわたって均一な乾燥状態を得てい
る。
【0028】さらに、加熱工程では、記録ヘッド2が吐
出動作を行なわないため、記録ヘッド2のノズル面をヘ
ッドカバー26で覆うことができ、ノズル面のインク乾
燥を防止できる。
【0029】すなわち、転写ドラム1上でのインク像の
乾燥を促進する温度に転写ドラム1を加熱すると、この
近傍に設けられている記録ヘッド2もこの影響を受け
て、これに近い温度まで上昇する。このため、記録ヘッ
ド2内のインク、特に外気に触れているノズル面のイン
クの乾燥も進行する。このインク乾燥は、インクの粘度
上昇を生じ、吐出特性変化、さらに吐出不良またインク
固化による回復不能の吐出不良を引き起こす可能性があ
る。これに対して、本実施例の方法では、転写ドラム1
が高温に加熱される期間中、記録ヘッド2のノズル面を
ヘッドカバー26で覆ってインクの蒸発を防いでいるた
め、ノズル面のインクの粘度上昇による吐出不良または
回復不能の吐出不良を防ぎ、高い信頼性を得ることがで
きる。
【0030】また、インクの乾燥には溶媒(水系のイン
クでは主に水分)の蒸発をともない、これに要する熱量
が、加熱に要する熱量に大きく影響する。記録領域全体
をインク像で被覆する場合(例えばグラフィック等であ
り、以下では高デューティーのインク像と称す)と、記
録領域中で画像部分が疎らである場合(例えば文字等で
あり、以下では低デューティーのインク像と称す)とで
は所要熱量が異なる。従って、高デューティーのインク
像に対して小さい熱量で加熱すると十分な蒸発が行なわ
れない。低デューティーのインク像に対して大きい熱量
で加熱すると過度に乾燥して、転写に要する圧力が大き
くなり、一定の転写圧力が設定された装置においては転
写不良を生ずる。
【0031】これに対して本発明の方法では、記録領域
へのインク像書き込み工程終了後、すなわち転写ドラム
1へ1ページ分記録データを書き込み後に加熱工程に入
るため、インク像書き込み工程での記録データに基づい
て記録デューティーに応じた加熱条件(加熱時間、加熱
熱量等)を設定する事ができ、これによって、記録デュ
ーティーに影響されず一定の乾燥状態が得られる。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜5記載のいずれの発明によっ
ても、転写媒体上の記録領域の走査を終了した後、転写
媒体上のインク像の加熱を行なうため、加熱時間は場所
によって変わらない。従って均一な乾燥状態を得ること
ができ、インク像の乾燥状態を一定に保って、高画質転
写像を得ることできるという効果を有する。さらに、
請求項1記載の発明によれば、加熱工程の前に、記録ヘ
ッドのインク吐出面に乾燥防止手段を施すので、吐出面
のインクの粘度上昇による吐出不良または回復不能吐出
不良を防ぎ、高い信頼性を得ることができる。請求項2
記載の発明によれば、加熱工程における加熱条件を、前
記転写媒体上に1ページ分のインク像を書き込み後、前
記インク像書き込み工程での記録データに基づいて設定
するので、記録デューティーに応じた加熱条件を設定す
ることができ、これによって、記録デューティーに影響
されず一定の乾燥状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すインクジェットプリンタ
の斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示すインクジェットプリンタ
の断面図である。
【図3】本発明の実施例のインクジェットプリンタの走
査動作を説明する図である。
【図4】本発明の実施例のインクジェットプリンタの動
作シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 :転写ドラム(転写媒体) 2 :記録ヘッド 3 :バックアップローラ 4 :ヒーターランプ(加熱手段) 5 :記録紙(記録媒体) 6 :温度センサ 7 :出力信号処理回路 8 :加熱駆動回路 11 :素管 12 :表面層 25 :ヘッドカバー移動装置 26 :ヘッドカバー(乾燥防止手段) 29 :ヘッド移動装置 33 :当接制御装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択的にインク滴の吐出制御可能な複数
    のノズルを有する記録ヘッドで転写媒体を走査し、転写
    媒体上の記録領域上にインク像を形成するインク像書き
    込み工程と、 上記記録領域上にインク像を完成させた後に、完成した
    インク像を加熱する加熱工程と、 上記転写媒体の上記記録領域上のインク像を上記記録媒
    体に接触させて圧力を印加し、インク像を上記記録媒体
    に転写する転写工程、 とを有し、前記加熱工程の前に、記録ヘッドのインク吐
    出面に乾燥防止手段を施すことを特徴とするインクジェ
    ット記録方法。
  2. 【請求項2】 選択的にインク滴の吐出制御可能な複数
    のノズルを有する記録ヘッドで転写媒体を走査し、転写
    媒体上の記録領域上にインク像を形成するインク像書き
    込み工程と、 上記記録領域上にインク像を完成させた後に、完成した
    インク像を加熱する加熱工程と、 上記転写媒体の上記記録領域上のインク像を上記記録媒
    体に接触させて圧力を印加し、インク像を上記記録媒体
    に転写する転写工程、 とを有し、前記加熱工程における加熱条件を、前記転写
    媒体上に1ページ分のインク像を書き込み後、前記イン
    ク像書き込み工程での記録データに基づいて設定する
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記加熱工程における加熱条件を、前記
    転写媒体上に1ページ分のインク像を書き込み後、前記
    インク像書き込み工程での記録データに基づいて設定す
    ることを特徴とする請求項記載のインクジェット記録
    方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱条件温度で制御することを特
    徴とする請求項2または3記載のインクジェット記録方
    法。
  5. 【請求項5】 前記加熱条件加熱時間で制御すること
    を特徴とする請求項2,3または4記載のインクジェッ
    ト記録方法。
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