JP3157989B2 - アングル材製造方法 - Google Patents
アングル材製造方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/08—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
- B21B1/09—L-sections
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/004—Heating the product
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアングル材製造方法に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、アングル材を製造する方法として
は、ビレットを熱間圧延して製造する方法と、帯鋼をフ
ォーミングロールで折り曲げて製造するフォーミング法
と呼ばれる方法と、が知られている。
は、ビレットを熱間圧延して製造する方法と、帯鋼をフ
ォーミングロールで折り曲げて製造するフォーミング法
と呼ばれる方法と、が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビレットを
使用する方法では、製造装置が大掛かりとなり、設備規
模が大となっていた。
使用する方法では、製造装置が大掛かりとなり、設備規
模が大となっていた。
【0004】また、フォーミング法では、頂角部分が丸
く、角張った頂角を形成することができなかった。即
ち、この方法によって製造されたアングル材の用途は限
定され、汎用性に劣っていた。
く、角張った頂角を形成することができなかった。即
ち、この方法によって製造されたアングル材の用途は限
定され、汎用性に劣っていた。
【0005】そこで、本発明では、比較的簡易な設備で
かつ効率良く高品質(つまり、頂部が角張っている。)
のアングル材を製造することができるアングル材製造方
法を提供することを目的とする。
かつ効率良く高品質(つまり、頂部が角張っている。)
のアングル材を製造することができるアングル材製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1のアングル材製造方法は、金属
製帯板を長手方向に走行させつつ、該帯板の幅方向中央
部をロールにて折曲げて折曲材を成形し、その後、その
長手方向に走行している折曲材の折曲部を加熱し、該折
曲部が加熱されている状態で、上記折曲材を第1ロール
孔型内に通過させて、幅方向中央部の両面に長手方向膨
出部を有する中間帯板を成形し、その後、該中間帯板
を、上記加熱の状態で、第2ロール孔型内を通過させ
て、一辺の外 面と他辺の外面とが交わる頂部が鈍角に角
張りかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大きい
中間材の成形を経て、一辺の外面と他辺の外面とが交わ
る頂部が略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉
厚より大きいアングル材を連続成形するものである。
めに、本発明に係る第1のアングル材製造方法は、金属
製帯板を長手方向に走行させつつ、該帯板の幅方向中央
部をロールにて折曲げて折曲材を成形し、その後、その
長手方向に走行している折曲材の折曲部を加熱し、該折
曲部が加熱されている状態で、上記折曲材を第1ロール
孔型内に通過させて、幅方向中央部の両面に長手方向膨
出部を有する中間帯板を成形し、その後、該中間帯板
を、上記加熱の状態で、第2ロール孔型内を通過させ
て、一辺の外 面と他辺の外面とが交わる頂部が鈍角に角
張りかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大きい
中間材の成形を経て、一辺の外面と他辺の外面とが交わ
る頂部が略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉
厚より大きいアングル材を連続成形するものである。
【0007】また、第2のアングル材製造方法は、金属
製帯板の幅方向中央部をロールにて折曲げて折曲材を成
形する折曲工程と、該折曲材の折曲部を加熱する加熱工
程と、その折曲部が加熱された状態で第1ロール孔型内
を通過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有
する中間帯板を成形する帯板成形工程と、該中間帯板を
上記加熱の状態で第2ロール孔型内を通過させてアング
ル材を成形するアングル材成形工程と、を順次行なうア
ングル材製造方法であって、上記アングル材成形工程
が、一辺の外面と他辺の外面とが交わる頂部を鈍角をも
って角張らせると共にその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉
厚より大きい中間材を成形する第1工程と、該中間材の
両辺の成す角度を減少させて一辺の外面と他辺の外面と
が交わる頂部が略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両
辺の肉厚より大きいアングル材を成形する第2工程と、
からなるものである。
製帯板の幅方向中央部をロールにて折曲げて折曲材を成
形する折曲工程と、該折曲材の折曲部を加熱する加熱工
程と、その折曲部が加熱された状態で第1ロール孔型内
を通過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有
する中間帯板を成形する帯板成形工程と、該中間帯板を
上記加熱の状態で第2ロール孔型内を通過させてアング
ル材を成形するアングル材成形工程と、を順次行なうア
ングル材製造方法であって、上記アングル材成形工程
が、一辺の外面と他辺の外面とが交わる頂部を鈍角をも
って角張らせると共にその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉
厚より大きい中間材を成形する第1工程と、該中間材の
両辺の成す角度を減少させて一辺の外面と他辺の外面と
が交わる頂部が略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両
辺の肉厚より大きいアングル材を成形する第2工程と、
からなるものである。
【0008】また、第3のアングル材製造方法は、金属
製帯板の幅方向中央部をロールにて折曲げて折曲材を成
形する折曲工程と、該折曲材の折曲部を加熱する加熱工
程と、その折曲部が加熱された状態で第1ロール孔型内
を通過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有
する中間帯板を成形する帯板成形工程と、該中間帯板を
上記加熱の状態で第2ロール孔型内を通過させてアング
ル材を成形するアングル材成形工程と、該アングル材に
固溶化熱処理を行なう処理工程と、該アングル材を真直
状に修正する真直工程と、真直状態のアングル材を所定
寸に切断する切断工程と、を順次行なうアングル材製造
方法であって、上記アングル材成形工程が、一辺の外面
と他辺の外面とが交わる頂部を鈍角をもって角張らせる
と共にその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大きい中
間材を成形する第1工程と、該中間材の両辺の成す角度
を減少させて一辺の外面と他辺の外面とが交わる頂部が
略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大
きいアングル材を成形する第2工程と、からなるもので
ある。
製帯板の幅方向中央部をロールにて折曲げて折曲材を成
形する折曲工程と、該折曲材の折曲部を加熱する加熱工
程と、その折曲部が加熱された状態で第1ロール孔型内
を通過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有
する中間帯板を成形する帯板成形工程と、該中間帯板を
上記加熱の状態で第2ロール孔型内を通過させてアング
ル材を成形するアングル材成形工程と、該アングル材に
固溶化熱処理を行なう処理工程と、該アングル材を真直
状に修正する真直工程と、真直状態のアングル材を所定
寸に切断する切断工程と、を順次行なうアングル材製造
方法であって、上記アングル材成形工程が、一辺の外面
と他辺の外面とが交わる頂部を鈍角をもって角張らせる
と共にその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大きい中
間材を成形する第1工程と、該中間材の両辺の成す角度
を減少させて一辺の外面と他辺の外面とが交わる頂部が
略直角でかつその頂部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大
きいアングル材を成形する第2工程と、からなるもので
ある。
【0009】また、金属製帯板の折曲部を加熱する場
合、電磁誘導加熱にて加熱するのが好ましい。さらに、
金属製帯板としてステンレス鋼板を使用する場合があ
る。
合、電磁誘導加熱にて加熱するのが好ましい。さらに、
金属製帯板としてステンレス鋼板を使用する場合があ
る。
【0010】
【作用】第1ロール孔型を通過する直前では、金属製帯
板はその幅方向中央部にて折曲げられており、第1ロー
ル孔型を形成するローラの軸心方向長さを、平板状の板
材を成形するものに比べて短くすることができる。ま
た、折曲部が加熱されているので、第1ロール孔型を通
過すれば、該第1ロール孔型の形状に沿って折曲材が無
理なく幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有する中
間帯板を成形することができる。
板はその幅方向中央部にて折曲げられており、第1ロー
ル孔型を形成するローラの軸心方向長さを、平板状の板
材を成形するものに比べて短くすることができる。ま
た、折曲部が加熱されているので、第1ロール孔型を通
過すれば、該第1ロール孔型の形状に沿って折曲材が無
理なく幅方向中央部の両面に長手方向膨出部を有する中
間帯板を成形することができる。
【0011】また、中間帯板はその膨出部が加熱状態に
あり、第2ロール孔型を通過すれば、第2ロール孔型の
形状に沿って折曲げられ、頂部が角張っていると共に頂
部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大であるアングル材を
成形することができる。このとき、成形工程が、第1工
程と第2工程からなるので、順次最終形状に成形してゆ
くことができ、ロール孔型を形成する各ローラの負担を
小さくすることができると共に、成形を確実に行なうこ
とができる。
あり、第2ロール孔型を通過すれば、第2ロール孔型の
形状に沿って折曲げられ、頂部が角張っていると共に頂
部の近傍の肉厚が両辺の肉厚より大であるアングル材を
成形することができる。このとき、成形工程が、第1工
程と第2工程からなるので、順次最終形状に成形してゆ
くことができ、ロール孔型を形成する各ローラの負担を
小さくすることができると共に、成形を確実に行なうこ
とができる。
【0012】そして、処理工程、真直工程、切断工程を
順次行なうものであれば、金属製帯板から、所定寸のア
ングル材を順次製造してゆくことができ、しかも、該ア
ングル材は、頂部が角張っていると共に頂部の近傍の肉
厚が両辺の肉厚より大とされて高品質となる。
順次行なうものであれば、金属製帯板から、所定寸のア
ングル材を順次製造してゆくことができ、しかも、該ア
ングル材は、頂部が角張っていると共に頂部の近傍の肉
厚が両辺の肉厚より大とされて高品質となる。
【0013】また、電磁誘導加熱にて折曲材の折曲部を
加熱するものでは、折曲部を確実に所望の温度に加熱す
ることができ、しかも、大気をクリーンに保つことがで
きる。
加熱するものでは、折曲部を確実に所望の温度に加熱す
ることができ、しかも、大気をクリーンに保つことがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
詳説する。
【0015】図1は本発明に係るアングル材製造方法に
使用する製造装置の簡略図を示し、この装置は、金属製
帯板1をその幅方向中央部2(図2の(イ)参照)を折
曲げて折曲材3(図2の(ロ)参照)を成形するロール
4a,4bと、該折曲材3の折曲部5を加熱する加熱機
6と、第1アプセットロール40a,40bと、第2アプセ
ットロール7a,7bと、サイジングロール8a,8
b,9a,9bと、固溶化熱処理を行なう固溶化熱処理
機10と、修正用のロール11a,11b,11a,11bと、切
断機12と、を備える。
使用する製造装置の簡略図を示し、この装置は、金属製
帯板1をその幅方向中央部2(図2の(イ)参照)を折
曲げて折曲材3(図2の(ロ)参照)を成形するロール
4a,4bと、該折曲材3の折曲部5を加熱する加熱機
6と、第1アプセットロール40a,40bと、第2アプセ
ットロール7a,7bと、サイジングロール8a,8
b,9a,9bと、固溶化熱処理を行なう固溶化熱処理
機10と、修正用のロール11a,11b,11a,11bと、切
断機12と、を備える。
【0016】しかして、ロール4aは、V乃至U字状の
溝を有し、ロール4bは、該ロール4aの溝に嵌合状と
なるV乃至U字状の突隆部を有し、金属製帯板1が、ロ
ール4a,4bを通過することにより、図2の(ロ)に
示す断面V乃至U字状の折曲材3となる。
溝を有し、ロール4bは、該ロール4aの溝に嵌合状と
なるV乃至U字状の突隆部を有し、金属製帯板1が、ロ
ール4a,4bを通過することにより、図2の(ロ)に
示す断面V乃至U字状の折曲材3となる。
【0017】加熱機6は、例えば、電磁誘導加熱機を使
用し、この加熱機6の加熱部13にて、折曲材3の折曲部
5が所定温度に加熱される。なお、この加熱機6は中周
波誘導加熱機や商用周波数通電加熱機である。この場
合、中周波は、3〜10KHz とする。
用し、この加熱機6の加熱部13にて、折曲材3の折曲部
5が所定温度に加熱される。なお、この加熱機6は中周
波誘導加熱機や商用周波数通電加熱機である。この場
合、中周波は、3〜10KHz とする。
【0018】また、折曲部5が加熱される所定温度と
は、金属製帯板1の材質等によっても相違するが、例え
ば、1000〜1100℃位とされ、加熱幅としては、例えば、
10〜20mm位とされる。
は、金属製帯板1の材質等によっても相違するが、例え
ば、1000〜1100℃位とされ、加熱幅としては、例えば、
10〜20mm位とされる。
【0019】次に、第1アプセットロール40a,40b
は、図3に示すように、断面略一文字状の第1ロール孔
型41を形成する。即ち、一方のロール40aは、外周面42
の中央部に周方向凹溝43が形成され、他方のロール40b
は、外周面44に周方向凹溝45を有する主ロール46と、主
ロール46を挾持状とする一対の副ロール47,47と、を備
える。
は、図3に示すように、断面略一文字状の第1ロール孔
型41を形成する。即ち、一方のロール40aは、外周面42
の中央部に周方向凹溝43が形成され、他方のロール40b
は、外周面44に周方向凹溝45を有する主ロール46と、主
ロール46を挾持状とする一対の副ロール47,47と、を備
える。
【0020】従って、第1ロール孔型41は、ロール40a
の周方向凹溝43を有する外周面42と、ロール40bの主ロ
ール46の周方向凹溝45を有する外周面44と、副ロール4
7,47の内端面48,48とでもって形成される。
の周方向凹溝43を有する外周面42と、ロール40bの主ロ
ール46の周方向凹溝45を有する外周面44と、副ロール4
7,47の内端面48,48とでもって形成される。
【0021】即ち、ロール40aが軸心L1 を中心回転
し、ロール40bが軸心L2 を中心に回転し、該ロール40
a,40bにて形成されるロール孔型41を、折曲部5が加
熱された折曲材3が通過することにより、図2の(ハ)
に示すように、ロール孔型41に一致した中間帯板49が成
形される。
し、ロール40bが軸心L2 を中心に回転し、該ロール40
a,40bにて形成されるロール孔型41を、折曲部5が加
熱された折曲材3が通過することにより、図2の(ハ)
に示すように、ロール孔型41に一致した中間帯板49が成
形される。
【0022】中間帯板49は、幅方向中央部の両面に長手
方向膨出部50,50を有する帯状体であり、その幅寸法
は、帯板1の幅寸法に比べて小とされる。
方向膨出部50,50を有する帯状体であり、その幅寸法
は、帯板1の幅寸法に比べて小とされる。
【0023】次に、第2アプセットロール7a,7b
は、図4に示すように、断面略ヘの字状のロール孔型14
を形成する。即ち、一方のロール7aは、外周面に断面
Vの字状の溝15を有し、他方のロール7bは、外周面に
断面山型の突隆部16を有する主ロール17と、主ロール17
を挾持状とする一対の副ロール18,18と、を備える。
は、図4に示すように、断面略ヘの字状のロール孔型14
を形成する。即ち、一方のロール7aは、外周面に断面
Vの字状の溝15を有し、他方のロール7bは、外周面に
断面山型の突隆部16を有する主ロール17と、主ロール17
を挾持状とする一対の副ロール18,18と、を備える。
【0024】副ロール18は、その内端面19の外周面側に
切欠部20が形成される。切欠部20は、外周面に向って順
次傾斜する傾斜面21aと、一方のローラ7aの外端面22
が当接状となる平面21bと、を設けることにより、形成
される。
切欠部20が形成される。切欠部20は、外周面に向って順
次傾斜する傾斜面21aと、一方のローラ7aの外端面22
が当接状となる平面21bと、を設けることにより、形成
される。
【0025】従って、ロール孔型14は、ロール7aの溝
15の内周面と、ロール7bの主ロール17の突隆部16の外
周面と、副ロール18,18の切欠部20の傾斜面21a,21a
とから形成される。
15の内周面と、ロール7bの主ロール17の突隆部16の外
周面と、副ロール18,18の切欠部20の傾斜面21a,21a
とから形成される。
【0026】ところで、ロール孔型14は、その外面23
が、鈍角(図例では、約130 °位)でもって接合する傾
斜面23a,23aからなり、その内面24が、円弧状とされ
る。また、傾斜面23a,23aは角張って交わっている。
が、鈍角(図例では、約130 °位)でもって接合する傾
斜面23a,23aからなり、その内面24が、円弧状とされ
る。また、傾斜面23a,23aは角張って交わっている。
【0027】従って、ロール7aは、軸心L3 を中心に
回転し、ロール7bは軸心L4 を中心に回転し、該ロー
ル7a,7bにて形成されるロール孔型14を、折曲部5
が加熱された折曲材3が通過することにより、図2の
(ニ)に示すように、断面形状がロール孔型14に一致し
た中間材25が成形される。
回転し、ロール7bは軸心L4 を中心に回転し、該ロー
ル7a,7bにて形成されるロール孔型14を、折曲部5
が加熱された折曲材3が通過することにより、図2の
(ニ)に示すように、断面形状がロール孔型14に一致し
た中間材25が成形される。
【0028】しかして、中間材25は、図2の(ニ)に示
すように、一辺26の外面26aと他辺27の外面27aとが交
わる頂部28が鈍角に角張っており、かつ、頂部28の近傍
の肉厚Tが、両辺26,27の肉厚T1 ,T2 より大とされ
る。
すように、一辺26の外面26aと他辺27の外面27aとが交
わる頂部28が鈍角に角張っており、かつ、頂部28の近傍
の肉厚Tが、両辺26,27の肉厚T1 ,T2 より大とされ
る。
【0029】また、サイジングロール8a,8b、サイ
ジングロール9a,9bは、中間材25の両辺26,27の成
す角度θを減少させて、図2の(ホ)と図4の(イ)に
示すように、一辺30と他辺31とが略直角を成すアングル
材32を成形する。
ジングロール9a,9bは、中間材25の両辺26,27の成
す角度θを減少させて、図2の(ホ)と図4の(イ)に
示すように、一辺30と他辺31とが略直角を成すアングル
材32を成形する。
【0030】即ち、一方のサイジングロール8a,9a
は、一方のアプセットロール7aと同様な形状(溝の傾
斜角度が相違する。)であり、他方のサイジングロール
8b,9bは、他方のアプセットロール7bと同様、主
ロールと副ロールとを備える。
は、一方のアプセットロール7aと同様な形状(溝の傾
斜角度が相違する。)であり、他方のサイジングロール
8b,9bは、他方のアプセットロール7bと同様、主
ロールと副ロールとを備える。
【0031】従って、成形されたアングル材32は、図2
の(ホ)と図4の(イ)に示すように、中間材25と同
様、一辺30の外面30aと他辺31の外面31aとが交わる頂
部33(両辺30,31の成す角度θ 1 )が略直角で、かつ、
頂部33の近傍の肉厚T3 が、両辺30,31の肉厚T4 ,T
5 より大とされる。
の(ホ)と図4の(イ)に示すように、中間材25と同
様、一辺30の外面30aと他辺31の外面31aとが交わる頂
部33(両辺30,31の成す角度θ 1 )が略直角で、かつ、
頂部33の近傍の肉厚T3 が、両辺30,31の肉厚T4 ,T
5 より大とされる。
【0032】そして、固溶化熱処理機10は、固溶限以上
の温度に、アングル材32を加熱して固溶させた後、急冷
して折出を阻止し、過飽和固溶体を得る熱処理を行なう
ものであって、オーステナイト系ステンレス鋼ではCr
炭化物が固溶して本来の優れた耐食性が得られる。この
固溶化熱処理機10は、図1に示すように、具体的には、
中周波誘導加熱機又はガスバーナ機等の加熱機10aと、
矢印Wの如く冷水をアングル材32に掛ける図示省略の冷
却機と、からなる。
の温度に、アングル材32を加熱して固溶させた後、急冷
して折出を阻止し、過飽和固溶体を得る熱処理を行なう
ものであって、オーステナイト系ステンレス鋼ではCr
炭化物が固溶して本来の優れた耐食性が得られる。この
固溶化熱処理機10は、図1に示すように、具体的には、
中周波誘導加熱機又はガスバーナ機等の加熱機10aと、
矢印Wの如く冷水をアングル材32に掛ける図示省略の冷
却機と、からなる。
【0033】また、修正用のロール11a,11bは、アン
グル材32の長手方向の歪を修正してアングル材32を直線
状とするものであり、切断機12は、いわゆる走行切断機
であり、修正用のロール11a,11bから送られて来たア
ングル材32を所定寸に順次切断してゆく。
グル材32の長手方向の歪を修正してアングル材32を直線
状とするものであり、切断機12は、いわゆる走行切断機
であり、修正用のロール11a,11bから送られて来たア
ングル材32を所定寸に順次切断してゆく。
【0034】ところで、図2の(イ)は図1のイーイ線
断面図を示し、図2の(ロ)は図1のローロ線断面図を
示し、図2の(ハ)は図1のハーハ線断面図を示し、図
2の(ニ)は図1のニーニ線断面図を示し、図2の
(ホ)は図1のホーホ線断面図を示す。
断面図を示し、図2の(ロ)は図1のローロ線断面図を
示し、図2の(ハ)は図1のハーハ線断面図を示し、図
2の(ニ)は図1のニーニ線断面図を示し、図2の
(ホ)は図1のホーホ線断面図を示す。
【0035】次に、上述の如く構成された製造装置を使
用して本発明に係るアングル材製造方法を説明する。
用して本発明に係るアングル材製造方法を説明する。
【0036】金属製帯板1を図1の矢印Xの如く長手方
向に走行させる。走行により、ロール4a,4b間を通
過すれば、該ロール4a,4bにて帯板1の幅方向中央
部2を折曲げて図2の(ロ)に示す折曲材3を成形す
る。つまり、金属製帯板1の幅方向中央部2を折曲げて
折曲材3を成形する折曲工程Aを行なうことになる。
向に走行させる。走行により、ロール4a,4b間を通
過すれば、該ロール4a,4bにて帯板1の幅方向中央
部2を折曲げて図2の(ロ)に示す折曲材3を成形す
る。つまり、金属製帯板1の幅方向中央部2を折曲げて
折曲材3を成形する折曲工程Aを行なうことになる。
【0037】その後、折曲材3が加熱機6を通過し、折
曲材3の折曲部5が加熱される。つまり、折曲材3の折
曲部5を加熱する加熱工程Bを行なうことになる。
曲材3の折曲部5が加熱される。つまり、折曲材3の折
曲部5を加熱する加熱工程Bを行なうことになる。
【0038】加熱機6にて折曲部5が加熱された折曲材
3は、第1アプセットロール40a,40bの第1ロール孔
型41を通過し、図2の(ハ)に示す中間帯板49となって
第2アプセットロール7a,7bの第2ロール孔型14に
供給される。
3は、第1アプセットロール40a,40bの第1ロール孔
型41を通過し、図2の(ハ)に示す中間帯板49となって
第2アプセットロール7a,7bの第2ロール孔型14に
供給される。
【0039】つまり、折曲部5が加熱された状態で第1
ロール孔型41内を通過させて幅方向中央部の両面に長手
方向膨出部50,50を有する中間帯板49を成形する帯板成
形工程Cを行なうことになる。
ロール孔型41内を通過させて幅方向中央部の両面に長手
方向膨出部50,50を有する中間帯板49を成形する帯板成
形工程Cを行なうことになる。
【0040】中間帯板49は、その膨出部50,50が加熱さ
れたまま、第2アプセットロール7a,7bの第2ロー
ル孔型14を通過し、図2の(ニ)に示す中間材25となっ
て、サイジングロール8a,8b,9a,9bを通過し
て、図2の(ホ)に示すアングル材32となる。
れたまま、第2アプセットロール7a,7bの第2ロー
ル孔型14を通過し、図2の(ニ)に示す中間材25となっ
て、サイジングロール8a,8b,9a,9bを通過し
て、図2の(ホ)に示すアングル材32となる。
【0041】つまり、一辺30の外面30aと他辺31の外面
31aとが交わる頂部33を角張らせると共にその頂部33と
が交わる頂部33の近傍の肉厚T3 が両辺30,31の肉厚T
4 ,T5 より大とされるアングル材32を成形する成形工
程Dを行なうことになる。
31aとが交わる頂部33を角張らせると共にその頂部33と
が交わる頂部33の近傍の肉厚T3 が両辺30,31の肉厚T
4 ,T5 より大とされるアングル材32を成形する成形工
程Dを行なうことになる。
【0042】また、成形工程Dは、アプセットロール7
a,7bにて、一辺26の外面26aと他辺27の外面27aと
が交わる頂部28を鈍角をもって角張らせると共にその頂
部28の近傍の肉厚Tが両辺26,27の肉厚T1 ,T2 より
大きい中間材25を成形する第1工程D1 と、サイジング
ロール8a,8b,9a,9bにて、中間材25の両辺2
6,27の成す角度を減少させて一辺30と他辺31とが略直
角を成すアングル材32を成形する第2工程D2 と、から
なる。
a,7bにて、一辺26の外面26aと他辺27の外面27aと
が交わる頂部28を鈍角をもって角張らせると共にその頂
部28の近傍の肉厚Tが両辺26,27の肉厚T1 ,T2 より
大きい中間材25を成形する第1工程D1 と、サイジング
ロール8a,8b,9a,9bにて、中間材25の両辺2
6,27の成す角度を減少させて一辺30と他辺31とが略直
角を成すアングル材32を成形する第2工程D2 と、から
なる。
【0043】成形されたアングル材32は、固溶化熱処理
機10にて、固溶化熱処理が行なわれ、材質の本来の優れ
た性質(耐食性に優れる性質等)を引き出した後、つま
り、固溶化熱処理工程Eを行なった後、修正用のロール
11a,11b,11a,11bにて、アングル材32を真直状と
し、切断機12にて、その真直状のアングル材32を所定寸
に切断すれば、つまり、固溶化熱処理工程Eを行なった
後、真直工程Fと切断工程Gとを行なえば、所定寸のア
ングル材32を製造することができる。
機10にて、固溶化熱処理が行なわれ、材質の本来の優れ
た性質(耐食性に優れる性質等)を引き出した後、つま
り、固溶化熱処理工程Eを行なった後、修正用のロール
11a,11b,11a,11bにて、アングル材32を真直状と
し、切断機12にて、その真直状のアングル材32を所定寸
に切断すれば、つまり、固溶化熱処理工程Eを行なった
後、真直工程Fと切断工程Gとを行なえば、所定寸のア
ングル材32を製造することができる。
【0044】しかして、上述の実施例では、図2の
(ホ)と図4の(イ)に示すように、両辺30,31の端縁
部は、平坦面35,35とされるが、図5の(ロ)に示すよ
うに、アール状部36とするも自由である。即ち、平坦面
35,35を成形する場合、図4に示すように、ロール孔型
14の両端面を平坦面とすればよく、アール状部36,36を
形成する場合、ロール孔型14の両端部を形成しようとす
るアール状部36,36に対応する形状とすればよい。
(ホ)と図4の(イ)に示すように、両辺30,31の端縁
部は、平坦面35,35とされるが、図5の(ロ)に示すよ
うに、アール状部36とするも自由である。即ち、平坦面
35,35を成形する場合、図4に示すように、ロール孔型
14の両端面を平坦面とすればよく、アール状部36,36を
形成する場合、ロール孔型14の両端部を形成しようとす
るアール状部36,36に対応する形状とすればよい。
【0045】なお、成形されるアングル材32の頂部33の
近傍の肉厚T3 としては、ロール孔型14の形状を変更す
ることにより変更することができるが、両辺30,30の肉
厚T4 ,T5 の約2倍位とするのが好ましい。
近傍の肉厚T3 としては、ロール孔型14の形状を変更す
ることにより変更することができるが、両辺30,30の肉
厚T4 ,T5 の約2倍位とするのが好ましい。
【0046】また、第2アプセットロール7a,7bの
第2ロール孔型14を通過することによって成形される中
間材25の角度θとしては、第2ロール孔型14の角度を変
更すば、自由に変更することができるが、例えば、 120
°〜 150°位とするのが好ましい。
第2ロール孔型14を通過することによって成形される中
間材25の角度θとしては、第2ロール孔型14の角度を変
更すば、自由に変更することができるが、例えば、 120
°〜 150°位とするのが好ましい。
【0047】さらに、使用する金属製帯板1の材質とし
ては、ステンレス鋼以外、特殊合金鋼等であってもよ
く、その肉厚としても、例えば、 3.0mm〜8.0mm 等とし
たり、その幅寸法としても、例えば、50mm〜170mm 等と
することができる。そして、成形されるアングル材32と
しても、一辺30と他辺31との長さが相違するものであっ
てもよい。
ては、ステンレス鋼以外、特殊合金鋼等であってもよ
く、その肉厚としても、例えば、 3.0mm〜8.0mm 等とし
たり、その幅寸法としても、例えば、50mm〜170mm 等と
することができる。そして、成形されるアングル材32と
しても、一辺30と他辺31との長さが相違するものであっ
てもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【0049】 頂部33が角張っていると共に頂部33の
近傍の肉厚T3 が両辺30,31の肉厚T4 ,T5 より大き
い高品質のアングル材を、連続的に製造することができ
る。
近傍の肉厚T3 が両辺30,31の肉厚T4 ,T5 より大き
い高品質のアングル材を、連続的に製造することができ
る。
【0050】 第1ロール孔型41を形成するロール40
a,40bの軸心方向長さを比較的小とすることができ、
製造装置を設備する際において、コストの低減を図るこ
とができる。
a,40bの軸心方向長さを比較的小とすることができ、
製造装置を設備する際において、コストの低減を図るこ
とができる。
【0051】 成形工程Dが第1工程D1 と第2工程
D2 とからなるので、折曲材3から順次、中間材25を経
てアングル材32を成形することができて、より正確にア
ングル材32を製造することができると共に、ロール孔型
14を形成する各ロールの負担を小さくすることができ、
各ロールの寿命を延ばすことができる。
D2 とからなるので、折曲材3から順次、中間材25を経
てアングル材32を成形することができて、より正確にア
ングル材32を製造することができると共に、ロール孔型
14を形成する各ロールの負担を小さくすることができ、
各ロールの寿命を延ばすことができる。
【0052】 電磁誘導加熱にて折曲材3の折曲部5
を加熱するものであれば、所望の範囲を所望の温度に加
熱することができ、しかも、大気をクリーンに保つこと
ができると共に安全である。
を加熱するものであれば、所望の範囲を所望の温度に加
熱することができ、しかも、大気をクリーンに保つこと
ができると共に安全である。
【0053】 本発明に係る製造方法によれば、設備
規模としてもあまり大型化せず、アングル材として特殊
な材質を使用する工場に最適となる。
規模としてもあまり大型化せず、アングル材として特殊
な材質を使用する工場に最適となる。
【図1】本発明に係るアングル材製造方法に使用する製
造装置の簡略図である。
造装置の簡略図である。
【図2】各工程段階の断面図である。
【図3】第1アプセットロールの断面図である。
【図4】第2アプセットロールの断面図である。
【図5】アングル材の断面図である。
1 金属製帯板 2 幅方向中央部 3 折曲材 4a ロール 4b ロール 14 第2ロール孔型 25 中間材 26 一辺 26a 外面 27 他辺 27a 外面 28 頂部 30 一辺 30a 外面 31 他辺 31a 外面 32 アングル材 33 頂部 41 第1ロール孔型 49 中間帯板 50 長手方向膨出部 A 折曲工程 B 加熱工程 C 帯板成形工程 D アングル材成形工程 D1 第1工程 D2 第2工程 E 処理工程 F 真直工程 G 切断工程
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−154803(JP,A) 特開 平6−79302(JP,A) 特開 平5−154503(JP,A) 特開 平6−15301(JP,A) 特開 平6−154933(JP,A) 特開 平3−161128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/08 B21B 1/08 B21J 1/06 C21D 1/42 C21D 9/00
Claims (5)
- 【請求項1】 金属製帯板1を長手方向に走行させつ
つ、該帯板1の幅方向中央部2をロール4a,4bにて
折曲げて折曲材3を成形し、その後、その長手方向に走
行している折曲材3の折曲部5を加熱し、該折曲部5が
加熱されている状態で、上記折曲材3を第1ロール孔型
41内に通過させて、幅方向中央部の両面に長手方向膨出
部50,50を有する中間帯板49を成形し、その後、該中間
帯板49を、上記加熱の状態で、第2ロール孔型14…内を
通過させて、一辺26の外面26aと他辺27の外面27aとが
交わる頂部28が鈍角に角張りかつその頂部28の近傍の肉
厚Tが両辺26,27の肉厚T 1 ,T 2 より大きい中間材25
の成形を経て、一辺30の外面30aと他辺31の外面31aと
が交わる頂部33が略直角でかつその頂部33の近傍の肉厚
T3 が両辺30,31の肉厚T4 ,T5 より大きいアングル
材32を連続成形することを特徴とするアングル材製造方
法。 - 【請求項2】 金属製帯板1の幅方向中央部2をロール
4a,4bにて折曲げて折曲材3を成形する折曲工程A
と、該折曲材3の折曲部5を加熱する加熱工程Bと、そ
の折曲部5が加熱された状態で第1ロール孔型41内を通
過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部50,50を
有する中間帯板49を成形する帯板成形工程Cと、該中間
帯板49を上記加熱の状態で第2ロール孔型14…内を通過
させてアングル材32を成形するアングル材成形工程D
と、を順次行なうアングル材製造方法であって、上記ア
ングル材成形工程Dが、一辺26の外面26aと他辺27の外
面27aとが交わる頂部28を鈍角をもって角張らせると共
にその頂部28の近傍の肉厚Tが両辺26,27の肉厚T 1 ,
T 2 より大きい中間材25を成形する第1工程D 1 と、該
中間材25の両辺26,27の成す角度を減少させて一辺30の
外面30aと他辺31の外面31aとが交わる頂部33が略直角
でかつその頂部33の近傍の肉厚T 3 が両辺30,31の肉厚
T 4 ,T 5 より大きいアングル材32を成形する第2工程
D 2 と、からなることを特徴とするアングル材製造方
法。 - 【請求項3】 金属製帯板1の幅方向中央部2をロール
4a,4bにて折曲げて折曲材3を成形する折曲工程A
と、該折曲材3の折曲部5を加熱する加熱工程Bと、そ
の折曲部5が加熱された状態で第1ロール孔型41内を通
過させて幅方向中央部の両面に長手方向膨出部50,50を
有する中間帯板49を成形する帯板成形工程Cと、該中間
帯板49を上記加熱の状態で第2ロール孔型14…内を通過
させてアングル材32を成形するアングル材成形工程D
と、該アングル材32に固溶化熱処理を行なう処理工程E
と、該アングル材32を真直状に修正する真直工程Fと、
真直状態のアングル材32を所定寸に切断する切断工程G
と、を順次行なうアングル材製造方法であって、上記ア
ングル材成形工程Dが、一辺26の外面26aと他辺27の外
面27aとが交わる頂部28を鈍角をもって角張らせると共
にその頂部28の近傍の肉厚Tが両辺26,27の肉厚T 1 ,
T 2 より大きい中間材25を成形する第1工程D 1 と、該
中間材25の両辺26,27の成す角度を減少させて一辺30の
外面30aと他辺31の外面31aとが交わる頂部33が略直角
でかつその頂部33の近傍の肉厚T 3 が両辺30,31の肉厚
T 4 ,T 5 より大きいアングル材32を成形する第2工程
D 2 と、からなることを特徴とするアングル材製造方
法。 - 【請求項4】 電磁誘導加熱にて折曲材3の折曲部5を
加熱する請求項1,2又は3記載のアングル材製造方
法。 - 【請求項5】 金属製帯板1としてステンレス鋼板を使
用する請求項1,2又は3記載のアングル材製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17754394A JP3157989B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アングル材製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17754394A JP3157989B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アングル材製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819819A JPH0819819A (ja) | 1996-01-23 |
JP3157989B2 true JP3157989B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=16032793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17754394A Expired - Fee Related JP3157989B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | アングル材製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157989B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005070576A1 (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Jfe Steel Corporation | 鋼板の熱処理装置とそれを備えた鋼板の製造ライン |
CN109261715A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-25 | 荣达钢铁制品(浙江)有限公司 | 一种角钢、型钢和槽钢加工系统 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP17754394A patent/JP3157989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0819819A (ja) | 1996-01-23 |
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