JP3157920B2 - 土留工取付用ブロック - Google Patents
土留工取付用ブロックInfo
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- JP3157920B2 JP3157920B2 JP25476992A JP25476992A JP3157920B2 JP 3157920 B2 JP3157920 B2 JP 3157920B2 JP 25476992 A JP25476992 A JP 25476992A JP 25476992 A JP25476992 A JP 25476992A JP 3157920 B2 JP3157920 B2 JP 3157920B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、土留工のむき出しを避
けて壁面の化粧、装飾等を目的とし、同時に消波による
土留工の補強及び魚巣の形成をも目的とする土留工取付
用ブロックに関するものである。
けて壁面の化粧、装飾等を目的とし、同時に消波による
土留工の補強及び魚巣の形成をも目的とする土留工取付
用ブロックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】土留工が行なわれると、従来はむき出し
のまま又はその天端に笠コンクリートを取付けて装飾す
る程度であった。その点を解決するものとしては、出願
人の技術として特願平2-289876号がある。これは表面が
化粧面、裏面が打設コンクリートとの間にアンカー特性
を持つパネルであって、その両側縁には縦梁との嵌合溝
を、上下には凸状接手と凹条接手を設けた構造である。
のまま又はその天端に笠コンクリートを取付けて装飾す
る程度であった。その点を解決するものとしては、出願
人の技術として特願平2-289876号がある。これは表面が
化粧面、裏面が打設コンクリートとの間にアンカー特性
を持つパネルであって、その両側縁には縦梁との嵌合溝
を、上下には凸状接手と凹条接手を設けた構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の土留工が施工さ
れた場合、装飾的にも劣るし、消波、魚巣、避難、手が
かりや足がかりの形成といった作用がみられない。本発
明は複数ブロックの土留工への取付けによって、これら
の作用をもたらすように検討を加えた。
れた場合、装飾的にも劣るし、消波、魚巣、避難、手が
かりや足がかりの形成といった作用がみられない。本発
明は複数ブロックの土留工への取付けによって、これら
の作用をもたらすように検討を加えた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の土留工取付用ブ
ロックは、土留工の前面へ取付けて護岸面を形成するた
めのブロックであって、該ブロックの両端部に土留工へ
の取付部1a、中央には突出部1dを設け、該取付部1aを土
留工側に設けた縁部保持部材３に嵌合保持する形状と
し、前記中央の突出部1dには内部に形成する中空部1bと
外部との連通穴1cを設けてなる土留工取付用ブロックと
した。
ロックは、土留工の前面へ取付けて護岸面を形成するた
めのブロックであって、該ブロックの両端部に土留工へ
の取付部1a、中央には突出部1dを設け、該取付部1aを土
留工側に設けた縁部保持部材３に嵌合保持する形状と
し、前記中央の突出部1dには内部に形成する中空部1bと
外部との連通穴1cを設けてなる土留工取付用ブロックと
した。
【０００５】ここにいう土留工の前面に対する取付部1a
は、湾曲形ブロックの両縁部へ後方に控えて形成された
土留工面と対面する縁部であって、土留工の前面に縦方
向に設けた縁部保持部材へ保持される構造である。
は、湾曲形ブロックの両縁部へ後方に控えて形成された
土留工面と対面する縁部であって、土留工の前面に縦方
向に設けた縁部保持部材へ保持される構造である。
【０００６】また、Ｙ字形ブロックのように叉開きとし
て、その基部へ取付部となる張出しを設けて、土留工の
前面に縦方向に設けた縁部保持部材へ保持させてもよ
い。中空部には連通孔付の仕切板を数段設けて区画する
こともでき、また、中空部内へ石，コンクリートブロッ
ク、その他を充填して補強、生物の棲息環境、消波をも
たせること等任意である。
て、その基部へ取付部となる張出しを設けて、土留工の
前面に縦方向に設けた縁部保持部材へ保持させてもよ
い。中空部には連通孔付の仕切板を数段設けて区画する
こともでき、また、中空部内へ石，コンクリートブロッ
ク、その他を充填して補強、生物の棲息環境、消波をも
たせること等任意である。
【０００７】
【作用】本発明の土留工取付用ブロックの複数個を土留
工前面に設けた縁部保持部材へ嵌合して取付けると作業
が容易であり、また、土留工取付用ブロックの表面に擬
石模様等を施しておいたものの使用により装飾的に優れ
た面が形成されることはもちろんのこと、内部に形成さ
れた中空部1bと外部との連通穴1cが消波及び、魚巣とし
ての作用を発揮する。更に、外部との連通穴1cは護岸等
から転落した人の避難の際の手がかりや足がかりとな
る。
工前面に設けた縁部保持部材へ嵌合して取付けると作業
が容易であり、また、土留工取付用ブロックの表面に擬
石模様等を施しておいたものの使用により装飾的に優れ
た面が形成されることはもちろんのこと、内部に形成さ
れた中空部1bと外部との連通穴1cが消波及び、魚巣とし
ての作用を発揮する。更に、外部との連通穴1cは護岸等
から転落した人の避難の際の手がかりや足がかりとな
る。
【０００８】
【実施例】図１,２は本発明の第１実施例を示してお
り、図１は平面図、図２は正面図である。土留工はこの
例では多数の鋼矢板２の打込みによる。その前へブロッ
ク幅だけ開けてＨ形鋼の縁部保持部材３が所定間隔で設
置されている。この縁部保持部材３,３間に土留工取付
用ブロック１の両縁の取付部1a,1aが嵌合保持されてい
る。
り、図１は平面図、図２は正面図である。土留工はこの
例では多数の鋼矢板２の打込みによる。その前へブロッ
ク幅だけ開けてＨ形鋼の縁部保持部材３が所定間隔で設
置されている。この縁部保持部材３,３間に土留工取付
用ブロック１の両縁の取付部1a,1aが嵌合保持されてい
る。
【０００９】土留工取付用ブロック１は両縁部に土留工
の前面に添うように後方へ控えた取付部1a,1aがあり、
内部は前面への湾曲突出部1dによって中空部1bが形成さ
れている。湾曲した突出部1dには前記中空部1bと外部と
の連通穴1cが横長に上下２個形成され、その他の部分は
擬石模様を付与している。このようなブロックの複数個
を土留工へ取付けることによって、護岸面を形成してい
る。
の前面に添うように後方へ控えた取付部1a,1aがあり、
内部は前面への湾曲突出部1dによって中空部1bが形成さ
れている。湾曲した突出部1dには前記中空部1bと外部と
の連通穴1cが横長に上下２個形成され、その他の部分は
擬石模様を付与している。このようなブロックの複数個
を土留工へ取付けることによって、護岸面を形成してい
る。
【００１０】このような土留工取付用ブロック１は、横
方向のみならず縦方向にも多数個の設置が可能である
し、また、土留工の前面途中に設置することもできる。
図３はそのような施工を可能にする縁部保持部材３の例
であって、縁部保持部材３の溝内部へストッパー４を設
けており、土留工取付用ブロック１がこれにより下方へ
移動するのを防止する。
方向のみならず縦方向にも多数個の設置が可能である
し、また、土留工の前面途中に設置することもできる。
図３はそのような施工を可能にする縁部保持部材３の例
であって、縁部保持部材３の溝内部へストッパー４を設
けており、土留工取付用ブロック１がこれにより下方へ
移動するのを防止する。
【００１１】図４に示したのは、波が強い場所で使用す
るタイプの本発明の土留工取付用ブロックであって、内
部へ隔壁1eを設けると共に、その隔壁へ連通孔1fを設け
ている。これにより、内部で波のエネルギーを吸収する
と共に魚巣としての機能も果たす。隔壁1eの数や連通孔
1fの大きさ、数などは任意に設計変更できる。
るタイプの本発明の土留工取付用ブロックであって、内
部へ隔壁1eを設けると共に、その隔壁へ連通孔1fを設け
ている。これにより、内部で波のエネルギーを吸収する
と共に魚巣としての機能も果たす。隔壁1eの数や連通孔
1fの大きさ、数などは任意に設計変更できる。
【００１２】本発明の土留工取付用ブロックは、土留工
が鋼矢板施工のみに限らず、コンクリート矢板施工面、
パイル施工面等に設置できる。図５の例では土留工取付
用ブロック１は鋼製パイル５が連設された土留工の前面
に設置しており、突出部1dが平坦面を有したタイプのも
のである。
が鋼矢板施工のみに限らず、コンクリート矢板施工面、
パイル施工面等に設置できる。図５の例では土留工取付
用ブロック１は鋼製パイル５が連設された土留工の前面
に設置しており、突出部1dが平坦面を有したタイプのも
のである。
【００１３】図６及び図７に示す例は、ブロックの形状
をＹ字形ブロック11としたもので、ブロックに対して基
部取付部11aを形成し、鋼矢板２の前面に縦方向に設け
た２本の対向するチャンネルからなる縁部保持部材３へ
基部取付部11aを上から挿通して嵌合保持させるもので
ある。出来上がりは図１に近い構造で左右２個のＹ字形
ブロックの突き合わせで中空部11bや連通穴11cや連通孔
11fが形成される。
をＹ字形ブロック11としたもので、ブロックに対して基
部取付部11aを形成し、鋼矢板２の前面に縦方向に設け
た２本の対向するチャンネルからなる縁部保持部材３へ
基部取付部11aを上から挿通して嵌合保持させるもので
ある。出来上がりは図１に近い構造で左右２個のＹ字形
ブロックの突き合わせで中空部11bや連通穴11cや連通孔
11fが形成される。
【００１４】
【発明の効果】本発明の土留工取付用ブロックの使用に
よって、擬石模様等を施して装飾的に優れた面が形成さ
れることはもちろんのこと、消波及び、魚巣としての機
能を発揮すると共に、護岸等から転落した人の避難の際
の手がかりや足がかりが形成され、安全性も確保でき
る。
よって、擬石模様等を施して装飾的に優れた面が形成さ
れることはもちろんのこと、消波及び、魚巣としての機
能を発揮すると共に、護岸等から転落した人の避難の際
の手がかりや足がかりが形成され、安全性も確保でき
る。
【図１】本発明の第１実施例の土留工取付用ブロックの
施工状態平面図である。
施工状態平面図である。
【図２】同土留工取付用ブロックの施工状態正面図であ
る。
る。
【図３】縁部保持部材の溝内部へストッパーを設けて土
留工取付用ブロックを組付けた例の斜視図である。
留工取付用ブロックを組付けた例の斜視図である。
【図４】土留工取付用ブロックの第２実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図５】第３実施例の土留工取付用ブロックの施工状態
斜視図である。
斜視図である。
【図６】第４実施例の土留工取付用ブロックの平面図で
ある。
ある。
【図７】同土留工取付用ブロックの斜視図である。
１ 土留工取付用ブロック(湾曲形) 1a 土留工取付用ブロックの取付部(縁部) 1b 中空部 1c 連通穴 1d 突出部 1e 隔壁 1f 連通孔 ２ 鋼矢板 ３ 縁部保持部材 ４ ストッパー ５ 鋼製パイル 11 土留工取付用ブロック(Ｙ字形) 11a 土留工取付用ブロックの取付部(基部) 11b 中空部 11c 連通穴 11d 突出部 11e 隔壁 11f 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E02D 29/02 E02B 3/04 - 3/14 E02D 5/02 - 5/20
Claims (1)
- 【請求項１】 土留工の前面へ取付けて護岸面を形成す
るためのブロックであって、該ブロックの両端部に土留
工への取付部1a、中央には突出部1dを設け、該取付部1a
を土留工側に設けた縁部保持部材３に嵌合保持する形状
とし、前記中央の突出部1dには内部に形成する中空部1b
と外部との連通穴1cを設けてなる土留工取付用ブロッ
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25476992A JP3157920B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 土留工取付用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25476992A JP3157920B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 土留工取付用ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108481A JPH06108481A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3157920B2 true JP3157920B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17269632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25476992A Expired - Fee Related JP3157920B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 土留工取付用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3157920B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100444529B1 (ko) * | 2001-06-11 | 2004-08-18 | 현대엔지니어링 주식회사 | 방조제 및 그 구축공법 |
| KR100762355B1 (ko) * | 2006-11-18 | 2007-10-04 | 솔렌스(주) | 소하천 어소블록 설치구조 |
| KR100722157B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2007-05-28 | 주식회사유신코퍼레이션 | 유실방지를 위한 하천제방의 슬라이딩 제방블록 |
| CN104818695A (zh) * | 2015-05-21 | 2015-08-05 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种生态壅水型护滩结构 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP25476992A patent/JP3157920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06108481A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| S531 | Written request for registration of change of domicile |
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