JP3157510U - 重量物什器天井取付下地金物 - Google Patents

重量物什器天井取付下地金物 Download PDF

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吉 穣 秋
吉 穣 秋
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秋吉 穣
秋吉 穣
株式会社キクチ科学研究所
有限会社双葉精工
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Abstract

【課題】高さ及び水平の微調整が簡単であって、小型の部材を用い、工事を簡単に行うことができる重量物什器天井取付下地金物を提供する。【解決手段】正方形の開口面7を有する中心枠体2と、前記枠体の4隅に接し、開口面の対角線の外方に向かって延伸された、長方形の開口部を有する同じ大きさの4個の脚部枠体3と、が一体に形成された、外観が「十」字型の取付下地金物本体4と、一端が、前記取付下地金物本体の中心枠体の正方形の開口面の内側に垂直に挿入されて固定され、他端に吊下げパイプを固定する吊下げパイプ固定部6を有する取付パイプ5と、を備えて重量物什器天井取付下地金物1を構成する。更に、取付下地金物本体4が、中心枠体2の正方形の開口面7の一組の対辺の中点8を通って2分割して形成され、他の組の対辺を含む両側面と、取付パイプ5と、を貫通するボルト穴が設けられることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、天井から重量什器を吊下げるための取付下地金物に係り、より詳細には、天井から重量什器を吊下げるパイプを天井に取付けるための重量物什器天井取付下地金物に関する。
建物の上層階のコンクリート床構造部分の下方に所定の間隔をおいて天井仕上げ材を張った構造の建築物の天井から重量のある什器を吊下げる場合に、重量物をコンクリート床構造部分の下面のスラブから天井仕上げ材を貫通して吊下げることがある。
図4は、従来の重量物什器天井取付下地金物を天井に取付けた状態を示す模式断面図であり、図5は、従来の重量物什器天井取付下地金物の斜視図である。
図4、5に示すように、重量物什器120を天井から吊下げる場合は、コンクリート床構造部のスラブ面102にアンカー103を用いて吊りボルト104を取付け、吊りボルト104の取付穴105と、吊下げパイプ106を取付けるための取付パイプ111と、を備える取付下地金物110を、ナット113で取付ける方法を取ることが行われた。
吊下げパイプ106の下部に、天井仕上げ材107と当接する位置に吊下げパイプ106をネジで取付け、天井仕上げ材107に開けた工事用の穴108を補修した後にカバー109で工事の跡を覆った。
従来の取付下地金物110は、取付穴105を取付けたプレート112に、取付パイプ111を溶接して製造された。
天井から吊下げられる什器は、例えば天井仕上げ材に当接して設けるとか、所定の高さに設けるとか、高さを指定される場合があり、高さの微調整を必要とする場合がある。しかし、従来の重量物什器天井取付下地金物は、取付パイプと吊下げパイプ、及び吊下げパイプと重量物什器を、ネジ、或いはボルトとナットで取付ける構造であるので、高さの微調整が容易ではないという問題点があった。
また、従来の重量物什器天井取付下地金物は、コンクリート床構造部下面のスラブ面に接して取付けていたので、スラブ面が平坦でない場合や傾斜がある場合には、取付下地金物を水平に設けるのに困難を伴った。
更に、重量物什器天井取付下地金物を既設の建物などに後から取付ける場合は、従来の重量物什器天井取付下地金物は、プレートに取付パイプを溶接したものであったので取付下地金物が大型になり、取付け工事は天井裏に入って作業するか、それができないときは天井仕上げ材を取外して工事を行わなければならず、工事が大掛りになるという問題点があった。
本考案はかかる課題を解決するためになされたものであって、その目的は高さ及び水平の微調整が簡単であり、小型の部材を用いて工事を簡単に行うことができる重量物什器天井取付下地金物を提供することにある。
本考案による重量物什器天井取付下地金物は、重量什器を吊るす吊下げパイプを、天井面から下方に向けて取付けるための取付下地金物であって、正方形の開口面を有する中心枠体と、中心枠体の4隅に接し、開口面の対角線の外方に向かって延伸された、長方形の開口部を有する同じ大きさの4個の脚部枠体と、が一体に形成された平面視が「十」字型の取付下地金物本体と、
一端が、取付下地金物本体の中心枠体の正方形の開口面の内側に垂直に挿入されて固定され、他端に吊下げパイプを固定する吊下げパイプ固定部を有する角型の取付パイプと、を備えることを特徴とする。
また本考案は、取付下地金物本体が、中心枠体の正方形の開口面の一組の対辺の中点を通って2分割して形成され、他の組の対辺を含む両側面と、取付パイプと、を貫通するボルト穴が設けられることが好ましい。
更に本考案は、脚部枠体の外面に、開口部と垂直な溝部が形成されることが好ましい。
本考案の重量物什器天井取付下地金物は、天井に固定された吊りボルトに、取付下地金物の上面及び下面にワッシャを嵌合させ、その上下をナットで挟んで固定することができるので、取付け作業中に高さ及び水平の微調整を容易に行うことができる。
また本考案の重量物什器天井取付下地金物は、取付下地金物本体が2分割され、2分割された本体と取付パイプとを貫通するボルト穴が設けられ、それらを取付け工事中に組立てて取付下地金物を形成するという構成である。この構成によって、既設の建物に重量物什器天井取付下地金物を後から取付ける場合に於いても、既設の天井仕上げ材に小さな穴を開けるだけで部材を搬入することができ、重量物什器天井取付下地金物を容易に取付けることができる。
更に、本考案に係る重量物什器天井取付下地金物をアルミニウム押出成形法を用いて製造することによって、軽量で丈夫で耐食性のある重量物什器天井取付下地金物を、容易且つ安価に製造することができる。
本考案の一実施例に係る重量物什器天井取付下地金物の斜視図である。 本考案の一実施例に係る重量物什器天井取付下地金物を天井に取付けた状態を示す模式断面図である。 図1の、長方形の開口部を有する脚部枠体の部分平面図である。 従来の重量物什器天井取付下地金物を天井に取付けた状態を示す模式断面図である。 従来の重量物什器天井取付下地金物の斜視図である。
以下に、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
什器、特に重量のある什器を天井から吊下げれば、床面に設置した場合と比べ、その床面に当たる平面を利用することができるという利点がある。一方、落下した場合には重大な事故につながる可能性が心配される。
重量のある物体を安全に天井に取付けるためには、物体の重量を広い範囲に分散させるために、大きい取付下地金物を用いる必要がある。しかし、大きい取付下地金物は、それ自体に重量があり、取付け工事が大変であるという問題点を有する。
本考案に係る重量物什器天井取付下地金物は、外見を「十」字型にすることによって、取付けた什器の重量を、取付下地金物の重量を増加させることなく容易に分散することができる構造である。
また、本考案の重量物什器天井取付下地金物の取付下地金物本体は、正方形の開口面を有する中心枠体と、枠体の4隅に接し、前記開口面の対角線の外方に向かって延伸された、長方形の開口部を有する相互に同じ大きさの4個の脚部枠体と、を一体に形成した中空構造を有する。中空構造にすることによって、取付下地金物本体の重量を更に軽減すると共に、重量を支えるための強度を増加させた。
本考案の重量物什器天井取付下地金物は、天井のスラブ面にアンカーを用いて設置した4本の吊りボルト夫々を、長方形の開口を有する脚部枠体夫々に挿入し、脚部枠体の上面と下面とにC型ワッシャを嵌合させ、その上下をナットで挟んで固定することが好ましい。ナットを固定する高さを調節することによって、取付下地金物の高さと水平とを、工事現場で微調整することが可能である。
ここで、C型ワッシャは、側面視「C」の字型乃至「コ」の字型のワッシャであって、凹部を脚部枠体の長尺な方の両側面に架け渡し、両端部分を脚部枠体の外面に嵌合させて取り付けることができる。
また、本考案の重量物什器天井取付下地金物の脚部枠体の外面に開口部と垂直な溝部を形成した。これによってC型ワッシャを、脚部枠体の外面に確実に嵌合させ、C型ワッシャの横方向の滑りを阻止することができる。
更に、本考案の重量物什器天井取付下地金物は、取付下地金物本体を2分割し、2分割した取付下地金物本体と取付パイプとを貫通するボルト穴を設けた。このように形成することによって、各々の部材を小型化し、取付工事の現場に於いて2分割された取付下地金物本体と取付パイプとにボルトを貫通させ、ナットで固定し、取付下地金物を容易に組立てることができる。また、部品を搬入する穴を小さくすることができ、取付け工事が簡単になる。
以下に、添付した図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施例に係る重量物什器天井取付下地金物の斜視図である。
図1に示したように、本考案の重量物什器天井取付下地金物1は、正方形の開口面を有する中心枠体2と、中心枠体2の4隅に接し、開口面の対角線の外方に向かって延伸された、相互に同じ大きさの4個の長方形の開口部を有する脚部枠体3と、が一体に形成された、外観が「十」字型の取付下地金物本体4を有する。
取付下地金物本体4は、一端が取付下地金物本体4の中心枠体の正方形の開口面7の内側に垂直に挿入されて固定され、他端に吊下げパイプ16を固定する吊下げパイプ固定部6を有する取付パイプ5を備える。
取付下地金物本体4の中心枠体の正方形の開口面7の一組の対辺の中点8を通って2分割して形成し、他の組の対辺を含む両側面と、取付パイプ5と、を貫通するボルト9の穴を設けた。
図2は、本考案の一実施例に係る重量物什器天井取付下地金物を天井に取付けた状態を示す模式断面図である。
図2に示すように、本考案の重量物什器天井取付下地金物1は、建物の上層階のコンクリート床構造部分下面のスラブ面11にアンカー12を用いて設置した4本の吊りボルト13夫々を、脚部枠体3夫々の内部に挿入し、脚部枠体3の上面と下面との夫々に側面視「C」の字型乃至「コ」の字型のC型ワッシャ14を嵌合させ、その上下をナット15で固定した。ナット15を固定する高さを調節することによって、取付下地金物4の取付の高さと水平とを、工事現場で微調整することが可能であった。
図3は、図1の、長方形の開口部を有する脚部枠体の部分平面図である。
図3に示すように、重量物什器天井取付下地金物1の脚部枠体3の外面に開口部と垂直な溝部10を形成した。これによってC型ワッシャ14を、脚部枠体3の外側面に確実に嵌合させ、C型ワッシャ14の横方向の滑りを阻止することができた。
取付パイプ5は天井仕上げ材17を貫通し、天井仕上げ材17の下部に吊下げパイプ16が天井仕上げ材17と当接するように連結した。吊下げパイプ16の下部に重量物什器20を連結し、重量物什器20を天井のスラブ面11から吊下げた。
取付パイプ5と吊下げパイプ16が当接する部分に開けられた天井仕上げ材の穴18は補修してカバー19で覆った。
1 重量物什器天井取付下地金物
2 中心枠体
3 脚部枠体
4 取付下地金物本体
5 取付パイプ
6 吊下げパイプ固定部
7 正方形の開口面
8 対辺の中点
9 ボルト
10 溝部
11 天井のスラブ面
12 アンカー
13 吊りボルト
14 C型ワッシャ
15 ナット
16 吊下げパイプ
17 天井仕上げ材
18 天井仕上げ材の穴
19 カバー
20重量物什器

Claims (3)

  1. 重量什器を吊るす吊下げパイプを、天井面から下方に向けて取付けるための取付下地金物であって、
    正方形の開口面を有する中心枠体と、前記中心枠体の4隅に接し、前記開口面の対角線の外方に向かって延伸された、長方形の開口部を有する同じ大きさの4個の脚部枠体と、が一体に形成された平面視「十」字型の取付下地金物本体と、
    一端が、前記取付下地金物本体の中心枠体の正方形の開口面の内側に垂直に挿入されて固定され、他端に吊下げパイプ固定部を有する角型の取付パイプと、
    を備えることを特徴とする重量物什器天井取付下地金物。
  2. 前記取付下地金物本体が、前記中心枠体の正方形の開口面の一組の対辺の中点を通って2分割して形成され、他の組の対辺を含む両側面と、前記取付パイプと、を貫通するボルト穴が設けられることを特徴とする請求項1に記載の重量物什器天井取付下地金物。
  3. 前記脚部枠体の外面に、前記長方形の開口部と垂直な溝部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の重量物什器天井取付下地金物。

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