JP3157311B2 - テープ用巻取りハブ - Google Patents

テープ用巻取りハブ

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JP3157311B2 JP28707992A JP28707992A JP3157311B2 JP 3157311 B2 JP3157311 B2 JP 3157311B2 JP 28707992 A JP28707992 A JP 28707992A JP 28707992 A JP28707992 A JP 28707992A JP 3157311 B2 JP3157311 B2 JP 3157311B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/037Single reels or spools

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は磁気テープ原反をカセッ
トテープ幅またはオープンテープ幅に切断する際に使用
するための磁気テープ巻取り用ハブに関する。
【0002】
【従来の技術】広幅の磁気テープ原反を複数のカセット
幅またはオープン幅の磁気テープに切断する際には、駆
動軸に取付けたフランジのない複数の巻取りハブに巻き
取る。その際に巻き取られるテープ間の接触を防ぐため
には巻取りハブを所定間隔にして巻取る必要がある。
【0003】一方、巻取られた磁気テープを巻回したハ
ブは切断装置より取り外して次の作業位置へ移送し、あ
るいは暫時保管するが、ハブの側面で水平位置にすると
隣接ハブ及び巻回テープ間に隙間があると振動、衝撃等
による何らかの外力または自重により巻回テープが崩れ
て段落ちが生じる問題がある。
【0004】この問題を解決するための手段が実公昭6
1−44316号、米国特許第4081151号、米国
特許第4201353号、米国特許第4280670号
等により提案されているが一長一短があって不十分であ
る。まず、実公昭61−44316号はテープ幅より厚
い円環体の両面の一部に大きな凹所を形成し、その部分
へ嵌るように形に直径方向反対の円環体両面に肉盛をし
て一定厚さの厚肉部とした形をしているために、形状が
複雑でしかも対称性が低く、隣接ハブの厚肉部を重ねて
駆動軸への取付たときスペーサ作用が偏り間隔が安定し
ない問題があり、また駆動軸から取りはずして厚肉部を
隣接ハブの切欠部にはめるには一枚置きにハブを180
度回転させる必要があるので操作が面倒である。米国特
許第4081151号は円環体の片面を3か所凹入させ
その部分の反対面を突出させたハブを記載している。隣
接ハブと重ねる時に円環体の片面の突起が隣接ハブの凹
入部に嵌り、そのためハブの円環体は互いに密着する。
しかし、両面の形状が同一でないためにすべてのハブの
向きをそろえないと重ねることができない。
【0005】米国特許第4201353号、米国特許第
4280670号には、対称性が高く、両面が同一に形
成されたハブを記載している。すなわち、図6におい
て、磁気テープを巻取る外周面1と、駆動軸に形成した
キーに嵌合し得る8個のキー溝5を具備し駆動軸に嵌合
し得る内周面3とを有し、且つ厚さが磁気テープの幅と
ほぼ等しい円環体7を含むテープ巻取り用ハブが記載さ
れている。内周面には同一構造の隣接したハブの同様な
キー溝に嵌合し得る4個の突起9が形成されている。し
たがって、複数のハブを切断装置の駆動軸に装着する時
には、突起9を隣接ハブの同様な突起に衝合させるよう
にればこれらの突起9はスペーサとなる。また、駆動軸
から外し、隣接ハブとの間で相対回転させると突起9は
キー溝5にはまるので厚さを小さくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示した
従来例では円環体の内周面に多数のキー溝が形成されて
いるため真円性が低く、切断装置の駆動軸に装着する時
にがたつきを生じ、円滑な装着ができず作業性を低下す
る問題がある。また突起の大きさがキー溝の大きさによ
り規定されてしまうので突起の面積が小さくなり、安定
性を欠く。本発明はこれらの問題点を解決することを目
的とする。また隣接した円環体同士の突起を凹所に嵌合
させる場合に、両者間の嵌合が容易には行かない問題が
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープを
巻取る外周面と、駆動軸に取りつけられ且つ駆動軸に形
成したキーに嵌合する複数個のキー溝を等間隔に具備し
た内周面とを有し、且つ厚さが磁気テープの幅とほぼ等
しい円環体を含むテープ巻取り用ハブにおいて記円
環体の両面に、同一の円に沿って等間隔に、同一高さ
の、キー溝と同数の突起と、前記突起の高さより深く且
つ同一構造の隣接ハブの同様の突起が嵌合し得る大きさ
の、前記突起と同数の凹所とがそれぞれ形成され、前記
突起は前記円環体の他側の面に形成された突起と整列し
おり、前記円環体の両面には前記同一の円に沿って全
長にわたり前記突起がはまる浅い環状凹所が形成されて
いることを特徴とする、テープ巻取り用ハブを提供す
る。 突起が嵌まる極く浅い周溝を円環体の両面に且つ全
周にわたって形成したので、これらの周溝は突起を凹所
に嵌合させる際の案内として役立ち、テープ巻取り用ハ
ブ間同士を容易に整列させることができる。
【0008】
【発明の作用】テープ巻取り用ハブを駆動軸に取りつけ
る際にどのキー溝を整列させても、突起は常に同一構造
の隣接ハブの突起と衝合することになり、隣接する円環
体との間に突起の高さの2倍の隙間が形成される。一
方、テープ巻取り用ハブを同一構造の隣接ハブに、突起
と凹所が嵌合するようにして重ねた時、円環体が直接隣
接ハブの円環体と接触することにより、保管中、移送中
にテープの段落ちを防ぐことができる。また、円環体の
内周面の真円度が高くなって駆動軸への取り付けが円滑
に行えると共に、キー溝と無関係に凹所及び突起を大き
い面積に設計できるために、駆動軸に取りつけた際の安
定性が増す。
【0009】
【実施例】以下に、図1〜4を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は平面図、図2は図1のA−A断面
図、図3は図1のB−B断面図、図4は図1のC−C断
面図、図5は図1のD−D断面図である。本発明の原反
磁気テープ用ハブ10は磁気テープの幅とほぼ等しい厚
さの円環体12を有し、その外周面14は切断した磁気
テープを巻取るための支持面を形成し、また内周面16
はテープ切断装置の巻取り用駆動軸に丁度嵌合する直径
を有する。内周面16には等間隔で駆動軸のキーに嵌合
し得る3個のキー溝18が円環体12を厚さ方向に貫通
するようにして形成されている。円環体12の両面には
同一の仮想円に沿って等間隔にそれぞれ3個の同一高さ
の平坦な突起20が設けられている。突起20は表裏で
互いに整列している。これらの突起が設けられている同
じ仮想円に沿って等間隔に、これらの突起の高さよりも
少し深い3個の凹所22が設けられている。これらの凹
所22は隣接して重ねられる同一構造のハブの突起が嵌
合できる形状寸法を有する。凹所22は貫通しても良い
が貫通しない方が機械的強度が大きくなる。図の例で
は、突起20はキー溝18の周方向長さよりも長い周方
向長さを有する楕円形で、凹所22は長方形であり、そ
れらの嵌合を円滑にするために突起20の先端周囲は面
取りされている。
【0010】突起20はキー溝18から60度ずれた位
置に設ける。これにより、キー溝を隣接する同一構造の
ハブの任意のキー溝に整列させた時に、突起がハブの表
裏に関係なく隣接するハブの突起に衝合できる。凹所2
2は突起20及びキー溝18に干渉しない任意の角度位
置に設けることができるが、どの面から見ても突起20
から同じ方向に一定角度離れた位置に設ける。好ましく
は突起20から時計周りまたは反時計周りに30度にす
る。こうしてハブは表裏の構造が同一となり、表裏を考
える必要がなくなる。
【0011】更に、図3、図4のように突起20の先端
の幅よりも少しだけ広いが極く浅い周溝24を円環体1
2の両面に形成する。この周溝24は突起20を凹所2
2に嵌合させる際の案内として役立つ。なお、図5のよ
うにゲート部26を等間隔に3か所設けその反対面を2
8のように凹入させると成形時のひけによる変形を防止
できる。
【0012】原反テープの切断に先立ち、テープ巻取り
用ハブ10を複数個用意し、これらを駆動軸に取りつけ
る。その際にどのキー溝18を隣接するハブと整列させ
ても、突起は常に隣接ハブの突起20と衝合することに
なり、隣接する円環体12との間に突起20の高さの2
倍の隙間が確保できる。一方、テープの巻取りが終わっ
てこれを切断装置から取りはずし、隣接ハブ同士を相対
回転させると、突起20は周溝24に沿って凹所22に
案内されて嵌合し、円環体12は面で互いに接触する。
その際に回転方向によっては突起20がキー溝18の上
を移動する場合もあるが、突起20の長さはキー溝18
の長さよりも大きいから嵌合動作が阻害される恐れはな
い。こうして、円環体12が直接隣接ハブの円環体と接
触することにより、保管中、移送中にテープの段落ちを
防ぐことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によると、円環体12の内周面1
6には3個のキー溝18しかないからの真円度が高くな
ってがたつきが減り駆動軸への取り付けが円滑に行える
と共に、キー溝18と無関係に凹所22及び突起20を
大きい面積に設計できるために、駆動軸に取りつけた際
の安定性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープ巻取り用ハブの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】図1のD−D断面図である。
【図6】従来の磁気テープ巻取り用ハブの平面図であ
る。
【符号の説明】
10 原反磁気テープ用ハブ 12 円環体 14 外周面 16 内周面 18 キー溝 20 突起 22 凹所 24 周溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを巻取る外周面と、駆動軸に
    取りつけられ且つ駆動軸に形成したキーに嵌合する複数
    個のキー溝を等間隔に具備した内周面とを有し、且つ厚
    さが磁気テープの幅とほぼ等しい円環体を含むテープ巻
    取り用ハブにおいて、前記円環体の両面には、同一の円
    に沿って等間隔に、同一高さの、キー溝と同数の突起
    と、前記突起の高さより深く且つ同一構造の隣接ハブの
    同様の突起が嵌合し得る大きさの、前記突起と同数の凹
    所とがそれぞれ形成され、前記突起は前記円環体の他側
    の面に形成された突起と整列しており、前記円環体の両
    面には前記同一の円に沿って全長にわたり前記突起がは
    まる浅い環状凹所が形成されていることを特徴とする、
    テープ巻取り用ハブ。
  2. 【請求項2】 突起の周方向長さはキー溝の周方向寸法
    よりも大きく定められている請求項1に記載のテープ巻
    取りハブ。
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