JPH0115039Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115039Y2
JPH0115039Y2 JP1979044701U JP4470179U JPH0115039Y2 JP H0115039 Y2 JPH0115039 Y2 JP H0115039Y2 JP 1979044701 U JP1979044701 U JP 1979044701U JP 4470179 U JP4470179 U JP 4470179U JP H0115039 Y2 JPH0115039 Y2 JP H0115039Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
flange
protrusion
reels
radial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979044701U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55144681U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979044701U priority Critical patent/JPH0115039Y2/ja
Publication of JPS55144681U publication Critical patent/JPS55144681U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115039Y2 publication Critical patent/JPH0115039Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はストリツプ状の磁気テープ或は映画フ
イルム等を巻取るためのリールに関するものであ
る。
通常、磁気テープとか映画フイルムのような長
尺ストリツプ部材を巻取るためのリールは、空の
状態で或は又ストリツプ部材を巻き取つた状態に
て次に行なう仕事のために、或は保管のために
種々の作業位置へと輸送されることが多く、その
場合にはリールは必ずと言つてよい程複数個重ね
合せられる。又最近のリールは一般にプラスチツ
クで一体に成形され、且つそのフランジは特に機
能上及び美感上透明材料で作られることが多い。
このようなリールにおいてリールが積み重ねられ
ると、隣り合つたリールのフランジ部は互いに摺
擦し合つて該フランジ部に擦り傷が付くこととな
る。特に透明フランジ部に生じた擦り傷は目立ち
易く、リールの品質を著しく低下せしめ、甚しい
場合にはリールフランジ部の透明感が損なわれ、
美感上は勿論のこと、機能上の弊害が生じること
となる。
本考案の目的は、従来のリールが有した前記諸
欠点をなくした改良されたリールを提供すること
である。
本考案の他の目的は、リールを重ね合せて使用
することがあつても、フランジ部に擦り傷が発生
するのを防止したリールを提供することである。
本考案の他の目的は、フランジの透明感が損な
われることのない透明フランジを持つたリールを
提供することである。
次に本考案に係るリールの一実施態様を図面に
則して説明する。
リール1は基本的には中心ハブ2の両端にフラ
ンジ3及び4を一体的に取付けて構成される。ハ
ブ2と両端フランジ3及び4はプラスチツクによ
つて一体的に成形することもできるが、例えば図
示されるようにハブ2とフランジ3とは一体に成
形し、その後別個に成形したフランジ4をハブ2
の他端に例えば溶着加工7により一体的に取付け
て構成することもできる。フランジ4にはテープ
操作用窓5を設けることができ、又少なくとも該
フランジ4は、巻回されたテープ量を観察し得る
ように透明とされるのが好ましい。
前記フランジ4の外側表面にはリール軸線を中
心とする同一円周上に互いに離間して放射状に、
例えば第1図の如く4個の突起6が設けられる。
該突起6の数は4個以外の任意の数であつてよ
く、又該突起6は等角度間隔でなくてもよい。二
つのリール1及び1′を重ね合せたとき両リール
の相対移動を少なくし、リール1の突起6が他方
のリール1′のフランジ3′に擦り傷を付けるのを
極力防止するために、突起6の外表面には細かい
凹凸加工を施す。又突起6が設けられていない側
のフランジ3の中央部分8、即ち、他のリールの
突起と係合するフランジの領域は、第2図に図示
されるように、フランジの周辺部分より幾分外方
向へと突出して段をなしその外表面に円形の安定
面を形成する。安定面の直径は突起6の半径方向
外端を通る円の直径より小さく定める。
上記の如くに構成されたリールが重ね合せられ
ると、リール1のフランジ4に設けられた突起6
の上に他のリール1′のフランジ3′の中央部分
8′が載置され、従つてリール1のフランジ4と
他のリール1′のフランジ3′とは離間して配置さ
れ、リール1のフランジ4と他のリール1′のフ
ランジ3′とが直接係合して摺擦し合うことはな
く、リール1のフランジ4に擦り傷が付くことは
防止される。
以上の如くに構成される本考案に係るリールは
重ね合せによる擦り傷の発生を防止し、且つ透明
リールにあつてはその透明感を損なうことがない
という極めて実用上秀れた効果を有する。また放
射状突起はフランジ中央部分にあるから荷重によ
るフランジの曲りが生じないため、フランジの平
面性が安定化する。さらに放射状の突起6が安定
面8よりも大きい直径の外端を有するためリール
を重ねたときのリール間のずれが大きくても安定
な支持を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリールの一実施態様を表
わす斜視図である。第2は第1図のリールを重ね
合せた状態の断面図である。 1:リール、2:中心ハブ、3,4:フラン
ジ、6:突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心ハブと、該ハブの各端部に夫々一体的に取
    付けられたフランジとを備えたリールであつて、
    前記一方のフランジの外側表面には前記中心ハブ
    の位置に対応してリールの中心軸線を中心とする
    円周上に離間し且つ細かく凹凸した外表面を有す
    る複数個の放射状の突起が設けられ、前記他方の
    フランジの前記放射状の突起に相当する部分には
    凹所のない平面状の安定面を有する円筒状の突出
    部が設けられ、前記放射状の突起の半径方向外端
    を含む直径が前記安定面の直径より大きいことを
    特徴とするリール。
JP1979044701U 1979-04-06 1979-04-06 Expired JPH0115039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979044701U JPH0115039Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979044701U JPH0115039Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55144681U JPS55144681U (ja) 1980-10-17
JPH0115039Y2 true JPH0115039Y2 (ja) 1989-05-02

Family

ID=28921532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979044701U Expired JPH0115039Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0115039Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183690U (ja) * 1982-05-28 1983-12-07 ポリプラスチツクス株式会社 薄肉合成樹脂製テ−プリ−ル
JPH0753183Y2 (ja) * 1985-01-19 1995-12-06 ソニー株式会社 テープカセット用リール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2330278A (en) * 1943-03-27 1943-09-28 Julius M Gordon Reel

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5393213U (ja) * 1976-12-28 1978-07-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2330278A (en) * 1943-03-27 1943-09-28 Julius M Gordon Reel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55144681U (ja) 1980-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4726534A (en) Convertible reel assembly
JPS5827586B2 (ja) ジキテ−プヨウ ノ ツミカサネカノウナ マキトリシン
JPS6056989U (ja) テ−プカ−トリツジ
JPH0115039Y2 (ja)
US3132822A (en) Tape take-up/supply reel cores
JPH0548309Y2 (ja)
US3650389A (en) Device for the storage and handling of photographic film or the like
US2529501A (en) Reel for motion-picture film and the like
US3439881A (en) One-piece molded spool,winding core or the like
US3173536A (en) Reel for motion picture film and the like
JPS593412Y2 (ja) 磁気テ−プカセツト収納箱
JPS593418Y2 (ja) テ−プリ−ル
US3892370A (en) Film spool
US4949912A (en) Film transfer and edit adaptor
JPH0237798Y2 (ja)
US5340051A (en) Wound spool of web material
US2704641A (en) schnetzer
US5333805A (en) Wound spool of web material
US1269003A (en) Photographic-film spool.
JPS6232391Y2 (ja)
US3770223A (en) Magazine for an endless film
JPS622206Y2 (ja)
JPH0237799Y2 (ja)
JPS5850545Y2 (ja) カセツト
JPH0542434Y2 (ja)