JP3157223B2 - ディジタルパルス信号を適応的にリタイミングし再生するための方法と装置 - Google Patents

ディジタルパルス信号を適応的にリタイミングし再生するための方法と装置

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JP3157223B2 JP30311291A JP30311291A JP3157223B2 JP 3157223 B2 JP3157223 B2 JP 3157223B2 JP 30311291 A JP30311291 A JP 30311291A JP 30311291 A JP30311291 A JP 30311291A JP 3157223 B2 JP3157223 B2 JP 3157223B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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    • H04L7/027Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information extracting the synchronising or clock signal from the received signal spectrum, e.g. by using a resonant or bandpass circuit

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  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は形のくずれたパルスとなっている
受信データパルス信号から、良いパルス波形を持ったタ
イミング信号とデータ信号を発生するタイミング回復回
路に関する。
【0002】
【従来技術】データパルス信号に対する伝送チャネルで
の歪み効果を補正するためにはタイミング回復装置が必
要である。現在使用されているタイミング回復回路の一
形式ではVLSIチップ上に実装される2つの部分回路
を用いている。一方の部分回路はクロック回復回路であ
り、他方はデータパルス信号再生回路で、2つの部分回
路は相互に並列に動作する。動作に当っては、クロック
回復回路がクロックパルス信号を発生し、これが種々の
回路の動作を同期するのに使用される。クロックパルス
信号はまたデータ再成回路によって、受信データパルス
信号をサンプルする時点を知るために使われる。
【0003】製造に際しては、多数のチップが同一の電
気的特性を持つように部分回路を製造することは極めて
困難である。従って、部分回路の電気的特性に変動があ
るために、各々のタイミング回復装置についてテストし
なければならない。動作可能な装置を提供するためにタ
イミング装置に対して手作業で調整を加えなければなら
ないことも頻々存在する。このテスト手順は共に時間が
かかり、高価につく。コストが重要な場合には、調整せ
ずに仕様に適合するデバイスだけしか使わないようなこ
ともある。さらに、2つの部分回路の動作特性に対して
は、温度変動も悪い影響を与える。テスト手順の間は、
単一の温度でデバイスの特性が最適化される。しかし、
現場では動作温度が理想的な温度から変化するので特性
は劣化する。このため現在のデバイスは比較的狭い温度
範囲で動作するように制約される。明らかに改良された
タイミング回復装置が必要である。
【0004】
【発明の要旨】本発明は適応的にタイミングをとり、デ
ータパルス信号の受信された流れを再生する。受信した
流れのデータパルス信号は同時に2つあるいはそれ以上
の位置でサンプルされ、データパルス信号の存在の有無
が判定される。
【0005】本発明の核心はデータパルス信号の流れを
2つあるいはそれ以上の近接した位置でサンプルすれ
ば、サンプルされた位置からの信号は、各位置で実際に
データパルス信号をサンプルしたときだけ一致するとい
う認識である。もしある位置でデータパルス信号を実際
にサンプルしていなければ、種々の位置からの信号は異
なってくることになる。サンプルされた異なる位置から
の信号の組合わせによって発生された制御信号を用いて
サンプル位置としての正しい位置が決定される。本発明
の一実施例に従えば、2つの位置をサンプルしたときに
得られる制御信号は、それぞれのサンプル位置からの信
号を積分することによって発生され、これによって第1
の制御信号と第2の制御信号を得る。
【0006】
【実施例】図1を参照すれば、図にはデータパルス信号
の受信流をリタイミングし、再生するためのタイミング
回復回路を持つ光ファイバネットワークの一部を図示し
ている。光パルス信号の形のデータは光ファイバ10を
通して送信器11から受信器12に運ばれ、ここで電気
的な形式に変換される。受信器12からの出力信号はタ
イミング回復装置14に与えられ、この回路はまたリタ
イミングと再生のためのリタイマとも呼ばれる。通常は
タイミング回復装置は2つの出力信号を発生する。一方
の信号はデータパルス信号の流れで、各パルスはうまく
定められた型を持つ。他方はクロックすなわちタイミン
グ信号である。データパルス信号は送信された信号のコ
ピーであり、各々の受信されたパルスは型を整えてあ
る。クロック信号は入力信号から抽出されたパルス信号
の列である。
【0007】図2を参照すれば、図には従来技術のタイ
ミング回復回路14のブロック図を示している。タイミ
ング回復回路に対する入力信号は受信器12によって受
信される光信号の波形を持つ電気信号である。詳しく述
べれば、図3、図4には2つの波形16、18が図示さ
れている。波形16は送信器によって発生され、光ファ
イバに与えられる光パルス信号である。波形18は光フ
ァイバ路を通して伝搬し、光受信機によって受信される
代表的なデータパルス信号である。受信光信号はきれい
な形をした元の送信されたデータパルス信号とはなって
いないことに注意されたい。受信された光信号のパルス
信号は雑音があるのに加え、前縁と後縁がなまってい
る。受信器12は受信された光パルス信号を電気パルス
信号に変換する。受信された光パルス信号の波形である
波形18はまた受信器12によって発生された変換後の
電気的パルス信号の波形である。
【0008】波形18と電気的に等価な信号がタイミン
グ回復回路14に与えられる。図2に戻れば、典型的に
は信号18である電気信号は入力端子20で受信され
る。タイミング回復回路の目的は二重である。第1は受
信された電気的データパルス信号をきれいな形をした電
気的データパルス信号に変換することであり、第2は以
降の回路を駆動するのに使用されるクロック信号を発生
することである。受信された入力端子20における電気
信号は上方と下方の経路を通して伝搬する。上方の経路
は受信信号からクロック信号を発生する。下方の経路は
受信された電気信号をきれいな形をしたデータパルス信
号に直す。上方の経路はクロック路と呼ばれ、下方の経
路はデータ路と呼ばれる。上方の経路すなわちクロック
路は受信された信号を矩形化して、狭帯域の信号とする
プリプロセッサ回路22を含む。プリプロセッサ回路は
矩形化された信号に対して大利得を与える自動利得制御
部を含んでもよい。プリプロセッサ回路の出力信号は狭
帯域のSAWフィルタ24に与えられる。フィルタ24
は受信された信号のデータ周波数に同調しているから受
信データの周波数の正弦波だけを通す。フィルタ24の
正弦波出力信号はスレショルド回路26に与えられ、こ
れは入力信号が2.5ボルト以上のときに+5ボルト、
入力信号が2.5ボルト以下のときに0ボルトの信号を
発生する。従って、スレショルド回路からの信号は0か
ら5ボルトの範囲を持ち、入力ポート20で受信された
信号に等しい周波数を持つ矩形波パルス信号となる。
【0009】スレショルド回路26からのパルス出力信
号はフリップフロップ28によって受信される。フリッ
プフロップ28はまた入力ポート20からの入力信号を
受信するように結合されている。動作に際しては、フリ
ップフロップ28はスレショルド回路26からの信号に
よってトリガされ入力端子20からの信号をサンプルす
る。もっと詳しく述べれば、フリップフロップ28はト
リガ信号の前縁で動作する。スレショルド回路26から
の信号の上昇する電圧の前縁でフリップフロップ28が
トリガするのである。この動作で、トリガはスレショル
ド回路26からの信号が2.5ボルトを越えて上昇する
ときにトリガする。この時点で、入力端子20からの信
号のサンプルがとられる。サンプルがとられる瞬間での
入力端子からの信号が2.5ボルトより大であれば、出
力端子31には5ボルトのパルス信号が発生される。し
かし、もしその瞬間の入力端子からの信号が2.5ボル
ト以下であれば、出力端子31には0ボルトの信号が発
生される。
【0010】従って、フリップフロップ28は入力端子
20からの信号が“1”であるか、“0”であるかの判
定をする。もしスレショルド回路26からのトリガ信号
の前縁がパルスの最適サンプリング点にそろっていれ
ば、判定は正確である。最適サンプリング点は典型的に
は入力端子20からのパルス信号の中央の点であるが、
必ずしもそうでないこともある。
【0011】フリップフロップ28からの出力信号は入
力端子20のデータパルスの流れに似たパルス信号の流
れである。出力端子31に現われる前に、フリップフロ
ップ28の中でパルスの流れは予め定められた時間だけ
遅れをとる。遅延されたフリプフロップ28からのパル
スの流れは第2のフリップフロップ32に与えられ、ス
レショルド回路26からの各パルス信号もまたフリップ
フロップ32に与えられる。スレショルド回路26から
の各パルス信号の前縁はフリップフロップ28からのパ
ルス信号の中央がフリップフロップ32に到着する頃に
生ずる。もし一致が生ずれば、これはスレショルド回路
26からのパルス信号の前縁でフリップフロップ28か
らのパルス信号が生じたことになり、このときにはフリ
ップフロップ28からの信号によって、スレショルド回
路26からのパルス信号をフリップフロップ32の出力
端子33に与えることになる。ここでこの信号は再生さ
れたデータパルス流の信号となる。さらに、スレショル
ド回路26からの信号は出力端子に結合されてディジタ
ルクロック信号となる。
【0012】図2の従来技術の回路の主要な問題点は端
子20に受信されるデータパルス信号と同時にスレショ
ルド回路26の出力にクロックパルス信号を生ずること
である。詳しく述べれば、スレショルド回路26からの
パルス信号の前縁はフリップフロップ28にパルスのピ
ーク、通常はデータパルス流のパルスの中央と同時に到
着しなければならない。現在これが生ずるようにするた
めに、各々のタイミング回復ユニットは個々にテストし
て調整しなければならず、これは金のかかる手順となっ
ている。
【0013】図5を参照すれば、図にはデータパルス信
号の受信した流れに対して適応的にタイミングし、再生
する本発明の原理に従うタイミング回復ネットワークの
ブロック図を示している。図5の種々の構成要素の内、
図2の種々の部分に類似したものには同様の番号を付け
てある。図5の新しいタイミング回復ネットワークは自
己調整形で、従って、従来技術のタイミング回復装置に
必要な高価なテスト手順は必要としない。
【0014】本発明の理解をより完全なものにするため
に、まず本発明の概念について説明し、次に本発明を実
現する構造について記述する。図4を参照すれば、種々
のデータパルス信号の各々の前縁と後縁は、光ファイバ
の経路を伝播したあとには、通常は発生されたクロック
パルス信号と相対的に同一の瞬間には生じない。例え
ば、光伝送方式の信号対雑音比が低下すれば、図4の各
パルスのはじめの低から高への変化は右に移動する。同
様に、図4の各パルスの終りの高から低への変化は左に
移動する。従って、光システムの信号対雑音比が低下す
ると、パルス幅は短くなる。もし時間的に、種々のパル
スを相互に比較すれば、パルスのはじまる時間と終る時
間は変化するが、いずれも共通の領域を持つ。種々のパ
ルスを相互に重ね合わせた図は、通常はアイダイアグラ
ムと呼ばれ、ここで共通領域はクリア領域と呼ばれ、パ
ルスが開始、終了する領域はトランジション領域と呼ば
れる。パルス信号をサンプルする最適な場所はクリア領
域42の中にある。本明細書で開示する本発明のタイミ
ング回復回路はこの領域を自動的に探してサンプリング
を行なう。
【0015】図7は図6のアイダイアグラムのビット誤
り率(BER)を図示している。10-2のBERとは1
2(100)ビット中で1ビットが正しく受信されな
いことを示す。同様に10-10のBERは1010ビット
に1ビットが正しく受信されないことを示す。
【0016】データ流中のパルスの存在の有無を判定す
るために、データ流は少なくとも同時に2箇所でサンプ
ルされる。例えば、2.5ボルトより大きい信号の検出
はパルスの検出を表わし、2.5ボルトより小さい信号
の検出はパルスが存在しないことを示す。ここで図7を
参照して、もしパルスが位置44、46のような2箇所
でサンプルされれば、パルス信号の検出を表わす信号が
各位置で発生される。サンプルされた位置からの信号は
組合わされて、サンプル位置44、46を図7で左ある
いは右に移動させるのに使われる制御信号を発生する。
例えばサンプルされる位置は図7で、第1サンプル位置
の信号が第2サンプル位置の信号に本質的に一致するま
で右方に移動される。これが生じたときには、パルス信
号の流れの中のパルスはトランジション領域でないクリ
ア領域でサンプルされることになる。
【0017】本発明の概念の物理的実現において、もし
データビットの流れは位置44、46(図7)でサンプ
ルされ、位置44、46がアイの中に入っており、クロ
ック信号はサンプルがとられる各瞬間で発生されると仮
定すれば、2つの出力データ流、すなわち位置44のデ
ータ流1と位置46のデータ流2が得られることにな
る。排他的ORゲートはその2つの入力パルス信号が異
なるときにパルス信号を発生する。すなわち、一方の入
力ポートにはパルス信号があり、他方の入力ポートには
パルス信号が存在しないような場合である。ここでもし
サンプル点44と46が近接しており、アイのはじめの
近くにあれば、データ流1は10-2の誤り率で、データ
流2はデータ流1よりアイの中央に近いのでビット誤り
率が10-3になるかもしれない。もし2つのデータ流を
排他的ORゲートの2つの入力端子に与えれば、排他的
ORゲートの出力信号は入力ポートのパルス信号が異な
るときにパルス信号を生ずる。ここで、もし2つのサン
プル点44、46が右方に移動すれば、排他的ORゲー
トから生ずるパルスは、データ流1のパルス数がデータ
流2のパルス数に近づくから、減少することになる。も
し排他的ORゲートの出力を漏洩積分演算増幅器のよう
な移動平均回路に与えれば、アイダイヤグラム中のサン
プル点44、46の存在場所を示す電圧が得られる。漏
洩積分演算増幅器からの電圧が低く、本質的に0ボルト
に近ければ、サンプル点44、46はパルスの中央に近
い。サンプリングの最適位置であるBER曲線の底はパ
ルスの中央部であることに注意してほしい。従って最適
サンプル位置を見つけるには、積分演算増幅器からの信
号が最小になるまで移動すればよい。
【0018】漏洩積分演算増幅器からの電圧が最小であ
ることを判定するには種々の回路が使える。このような
装置の一つではアイを通してサンプル点をゆっくり移動
して、この間に漏洩積分演算増幅器からの電圧を判定す
る。電圧が増大しはじめるときには、サンプル点はBE
R曲線の底に近いことになり、サンプル点の移動を止め
る。
【0019】図5には、2つの異なる位置でデータパル
ス信号のパルスをサンプルする本発明の原理に従うタイ
ミング回復回路の一実施例のブロック図を示している。
2つのサンプル位置は相互に近接しており、受信データ
パルス信号のパルスと相対的に移動できるようになって
いる。2つの位置がパルスの中央部に存在すれば、2つ
の位置は同じ精度で復号することになる。構造的には位
相駆動回路25は狭帯域SAWフィルタ24とスレショ
ルド回路26の間に置かれている。スレショルド回路2
6からの出力クロック信号はフリップフロップ29とフ
リップフロップ37の入力ポートに与える前に遅延回路
27で遅延される。入力ポート20に与えられる入力信
号はフリップフロップ29の第2の入力ポートに与えら
れる。フリツプフロップ29の出力信号はフリップフロ
ップ37に与えられ、フリップフロップ37の出力信号
は排他的ORゲート31の入力ポートに与えられる。フ
リップフロップ32からのデータ信号は遅延回路40を
通してゲート31の第2の入力ポートに与えられる。排
他的OR31の出力ポートは漏洩積分演算増幅器のよう
な第1の移動平均回路57と、やはり漏洩積分演算増幅
器のような第2の移動平均回路35に与えられる。第1
の移動平均回路57はM個のデータパルスにわたる誤り
の差の数を示す電圧を発生し、第2の移動平均回路35
はN個のデータパルスにわたる誤りの差の数を示す電圧
を発生する。ここでN>>Mである。例えば典型的にはN
は107個のデータパルスに等しく、Mは105個のデー
タパルスに等しい。第1および第2の移動平均回路5
7、35の出力信号はパルス駆動回路25の2つの入力
ポートに向けられる。
【0020】動作に当っては、データパルス信号の流れ
は入力ポート20で受信され、プリプロセッサ回路2
2、フリップフロップ28、フリップフロップ29を歩
進させる。プリプロセッサ回路22は2つの機能を実行
する。第1に、これは入力信号を矩形化フィルタのよう
な非線形操作のあと通過して、受信信号を矩形化する。
信号を矩形化するのは受信された信号のエネルギーをS
AWフィルタ24の狭帯域に集中するためである。矩形
化フィルタの非線形動作のために、SAWフィルタ24
に入る信号のボー周波数における信号対雑音比(例え
ば、もし信号が200Mビット/秒で受信されれば20
0MHz)は、これでフィルタによる抽出動作に充分な
値となる。上述したように、プリプロセッサ回路22に
よって実行される第2の機能は受信された信号を増幅
し、プリプロセッサ回路22のインピーダンスをSAW
フィルタ24の入力インピーダンスに整合させることで
ある。従って、プリプロセッサ回路22は基本的にはS
AWフィルタの出力における信号対雑音比を最大化する
ようSAWフィルタに対して入力データ信号を整合させ
る。
【0021】SAWフィルタは高周波で極めて狭帯域の
フィルタを生ずるピエゾ電気デバイスからなる。一実施
例においては、SAWフィルタは電気的エネルギーを音
響エネルギーに変換し、この音響エネルギーを結晶表面
の導波路に導く。音響導波路の一端にある受信トランス
ジューサは特定の周波数帯域にあるエネルギーだけをピ
ックアップする。理想的には、SAWフィルタの出力は
ボー周波数(例えば、200MHz)に等しい周波数を
持つ正弦波信号である。SAWフィルタは90度の位相
差がある2つの出力信号を生ずる。
【0022】位相駆動回路25はSAWフィルタからの
2つの出力信号を受信して、これを組合わせて位相が回
転するベクトルを形成する。ここで位相の変化速度は入
力信号VNとVMの値によって決まる。位相駆動回路25
の出力信号はスレショルド回路26に与えられ、このス
レショルド回路26は受信信号が2.5ボルトあるいは
それ以下のときには0ボルトのパルス信号を生じ、受信
信号が2.5ボルト以上のときには5.0ボルトのパル
ス信号を生ずる。
【0023】スレショルド回路26からのクロック信号
は均等な間隔を持つ5.0ボルトと0.0ボルトの交互
の位置を持つパルス信号の流れである。クロック信号は
2つのフリップフロップ28、32に向けられる。フリ
ップフロップ28はまたポート20に与えられた入力信
号を受信し、フリップフロップ32はフリップフロップ
28から出力信号を受信する。
【0024】フリップフロップ28は前縁トリガ型フリ
ップフロップである。スレショルド回路26からのクロ
ック信号の前縁が立ち上がるときに、これはポート20
に結合されたフリップフロップの入力ポートをトリガす
る。入力ポート20からの電圧が2.5ボルト以上であ
れば、フリップフロップ28は出力ポート31に5ボル
トの信号を発生する。もし入力電圧が2.5ボルト以下
であれば、フリップフロップ28は0.0ボルトの電圧
を発生する。このようにしてフリップフロップ28は受
信されたデータ信号が“1”であるか“0”であるかを
判定する。フリップフロップ28の出力信号はフリップ
フロップ32に与えられる。スレショルド26からの次
の前縁クロックパルス信号によって、スレショルド26
からのパルス信号は出力端子33に現われ、これはもし
パルス信号がフリップフロップ28からフリップフロッ
プ32の出力ポートに存在するとき、クロックパルスと
同相になっている。この信号は雑音のないデータ出力信
号である。
【0025】図5についての説明を継続すれば、スレシ
ョルド回路26からのクロックパルス信号は遅延回路2
7によって遅延され、次にフリップフロップ29とフリ
ップフロップ37に与えられる。遅延回路27はクロッ
ク信号の前縁を位相でほぼ5°〜10°遅延させる。こ
の遅延は通常の遅延線路で実現され、これは100MH
z〜200MHzの周波数範囲では10°〜5°の位相
遅れに相当する。クロックパルス信号の遅延によって、
データパルス流の中のパルスは若干異なる位置でサンプ
ルされることになる。このようにして、クロック信号を
5°〜10°遅延させて、第1のサンプル点の後5°〜
10°で第2のサンプル点を得る。
【0026】この時点で、タイミングをとられた2つの
出力データ流、データ流1とデータ流2がとられること
になる。データ流1はサンプル位置44からでデータ流
2はサンプル位置46からである。2つのデータ流は排
他的ORゲート31の2つの入力ポートに向けられる。
ここで遅延回路27と同一の遅延を持つ遅延回路40が
出力ポート33と排他的ORゲート31の間に置かれる
ことに注意してほしい。遅延回路40によって2つのデ
ータ流は排他的ORゲート31の入力ポートでタイミン
グが合うことになる。
【0027】排他的ORゲート31の出力信号は、2つ
の入力ポートにおけるパルス信号が異なるときだけ、0
でなくなる。排他的ORゲート31の出力は第1の漏洩
積分演算増幅器57と第2の漏洩積分演算増幅器35と
に与えられる。
【0028】ディスクリート素子、すなわち 抵抗とコ
ンデンサRN、CN、rN、RM、CM、rMの値によって第
1および第2の漏洩積分演算増幅器57、35によって
発生される電圧の値が決まる。抵抗とコンデンサの値を
変化することによって、漏洩積分演算増幅器の出力電圧
が、一定の入力信号のときに時間的に変化する速度を選
定することができる。
【0029】図8には異なる動作特性を有する2つの異
なる漏洩積分演算増幅器の出力信号を図示している。カ
ーブAは漏洩積分演算増幅器57からの信号のプロット
であり、プロットBは漏洩積分演算増幅器35のプロッ
トである。
【0030】増幅器57と58はカーブAの影をつけた
領域の面積がカーブBの影をつけた領域の面積に等しく
なるように設計されている。従って、プロットAの変化
率がプロットBの変化率より早くなると、カーブAの高
さは、カーブBの高さより大きくなる。ここでカーブA
は105パルス信号に等しいときに0になり、カーブB
は107パルス信号に等しいときに0になると仮定す
る。もし排他的ORゲートが100個の入来データパル
ス信号ごとに誤りパルス信号を出すなら、カーブの下の
面積は等しくなるから、漏洩積分演算増幅器57によっ
て発生された信号は漏洩積分演算増幅器35によって発
生された信号より大となる。
【0031】この条件は、短期記憶の漏洩積分演算増幅
器は、長時間記憶の漏洩積分演算増幅器に比べて、あま
り過去の状況の影響を受けず、最近受信された誤りパル
スに対して長期記憶の積分器より大きい重みを与えるか
らである。カーブAとカーブBの面積は等しいから、カ
ーブAの電圧は排他的ORゲートからの信号のパルス発
生率が増加しはじめたときにはカーブBの電圧より高く
なる。パルス発生率の増加とはたとえば1000万パル
スに1回から100パルスに1回というような場合、1
0万パルスに1回から10パルスに1回というような増
加である。
【0032】もしサンプル点が固定位置に留まるのであ
れば、誤りパルス率は一定のままである。しかし、もし
テスト点が、例えば図7で左に移動すれば、2点間の誤
り率の差は増大し、誤りパルス信号の発生率は増大す
る。しかし、もし2点44、46が右に移動して両方共
がカーブの比較的平坦な場所に来たときには、パルス信
号の発生率は減少し、2点が行きすぎてカーブの右半分
の右上がりの部分に行くまでは、低い値に留まる。さ
て、誤りパルス発生率が増大しはじめると、短期記憶漏
洩積分器の電圧は長期記憶積分器の電圧より大となる。
同様にして、誤りパルス発生率が減少しはじめたときに
は、短期記憶漏洩積分器の電圧は長期記憶漏洩積分器の
電圧より小さくなる。従って2つのサンプル点を使って
2つのテスト点を左右にゆっくり移動し、短期記憶漏洩
積分器からの電圧が長期記憶漏洩積分器からの電圧と実
質的に等しくなるようにすることによって、BERカー
ブの底を見付けることができる。
【0033】従って本発明の原理を使って、2つのサン
プル点によって受信されたデータパルス信号を適応的に
リタイミングすることができる。しかし、2つのサンプ
ル点を使っただけでは、最適のサンプル位置を見付ける
ためにサンプル点をどの方向に移動するかについての直
接の積極的な判定をすることはできない。しかし第3の
サンプル点を使えば、最適のサンプル位置を見付けるた
めにどの方向にサンプル点を移動すべきかを積極的に知
ることができる。
【0034】図9は本発明の原理に従って受信ディジタ
ルパルス信号を適応的にリタイミングするために3サン
プル点を発生する構造を示している。図9に図示した構
造は第3のサンプル点を決定する構造と3個のサンプル
点を選択的に位置決定するために制御信号を発生する構
造に加えて、図5の構造を利用している。図9を参照す
れば、図5の部分と共通の種々の部分には類似した番号
を付けてある。図9において、フリップフロップ28、
32、フリップフロップ29、37は排他的ORゲート
31および漏洩積分演算増幅器57、35と組合わさっ
て、受信ディジタルパルス信号を適応的にリタイミング
する2つのサンプル点を発生する。この構造に従えば、
フリップフロップ43、45の第3の組は第3のサンプ
ル点を発生するために含まれている。もっと詳しく述べ
れば、2つのフリップフロップ43、45が直列に結合
されていて、入力ポート20と排他的ORケート49の
間に設置されている。遅延ネットワーク47が遅延ネッ
トワーク27からの信号を遅延するように接続されてお
り、この信号をフリップフロップ43、45に与える。
排他的ORゲート49はその一方の入力にフリップフロ
ップ37からの信号を、他方の入力にフリップフロップ
45からの信号を受信する。排他的ORゲート49の出
力端子は漏洩積分演算増幅器35に接続されており、こ
れが制御信号VMを発生する。フリップフロップ43、
45は遅延47と組合わさって第3のサンプル点をサン
プルするように動作し、これはフリップフロップ29、
37が遅延27と組合わさって第2のサンプル点をサン
プルするように動作したのと同様である。
【0035】3個のサンプル点を発生する方法と装置の
利点は受信ディジタルパルス信号を適応的にリタイミン
グするように受信パルス信号に対してサンプル点を適応
的に進めたり、遅らせたりすることができるということ
である。図9においては、漏洩積分演算増幅器35、3
7の抵抗、コンデンサの値R、C、rは同一の値として
おいてよい。
【0036】動作に際しては、図5の構造では2つのサ
ンプル点を信号VMがVNに等しいかより大きくなるま
で、一方の方向にだけ動かす。図5の構造では受信ディ
ジタルパルス信号に相対的にサンプル点の動きを選択的
に進めたり遅らせたりすることはない。
【0037】3サンプル点のタイミング方式を開示した
図9においては、3サンプル点は受信ディジタルパルス
信号を適応的にリタイミングするために受信ディジタル
パルス信号に対して、相対的に進められたり、遅らされ
たりする。さらに続ければ、VMの値に比べて、VNの値
は受信されたディジタルパルス信号に対してサンプル点
が移動される方向を決定する。信号VMが信号VNより大
であるときには、サンプル点は受信したディジタルパル
ス信号に相対的に選択的に進められ、信号VMが信号VN
より小であるときに、サンプル点は受信されたディジタ
ルパルス信号に相対的に選択的に遅れることになる。信
号VNが信号VMと本質的に等しいときには、3個のサン
プル点は進むことも遅れることもない。動作に際して
は、VNがVMより大であるときに、3つのサンプル点は
選択的に遅らされ、これはSAWネットワークの遅延を
増大することにより実現される。同様に、VMがVNより
大であるときには、3つのサンプル点が進められ、これ
はSAWネットワークの遅延を減少することによって実
現される。
【0038】このようにして本発明の精神と範囲を説明
することなく本発明の原理の実施例たる種々の装置を当
業者には工夫することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイミング回復ネットワークを持つ光ファイバ
ネットワークの一部を示す図である。
【図2】ディジタルパルス信号の受信された流れをリタ
イミング・再生するための典型的タイミング回路のブロ
ックである。
【図3】光ファイバに与えられる典型的な光波形図であ
って、横軸は時間、縦軸は強度を表わす。
【図4】受信器によって受信される光波形および受信器
によって発生される電気波形をプロットした図であっ
て、横軸は時間、縦軸は電圧を表わす。
【図5】本発明の原理に従うタイミング回復回路の実施
例のブロック図である。
【図6】図4の信号の典型的アイダイヤグラムである。
【図7】図6のアイダイヤグラムのビット誤り率のグラ
フである。
【図8】図5で使われる2つの異なる漏洩積分演算増幅
器の出力信号のグラフである。
【図9】本発明の原理に従うタイミング回復回路の他の
実施例のブロック図である。
【符号の説明】
22 プロセッサ 24 フィルタ 25 駆動手段 26 スレショルド回路 28 第1のフリップフロップ 29 第3のフリップフロップ 57 第1の漏洩積分演算増幅器 35 第2の漏洩積分演算増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データパルス信号の受信流を処理する方
    法において、該方法はデータパルス信号の該流れを第1
    の位置でサンプルし、サンプルされたパルス信号が定め
    られたレベルより上であるときには第1の信号を発生
    し、 データパルス信号の該流れを第2の位置でサンプルし、
    該パルス信号の存在をしらべ、サンプルされたパルス信
    号が定められたレベルより上であるときには第2の信号
    を発生し、 第1の発生された信号のパルスの生起と第2の発生され
    た信号のパルスの生起を比較して第1の制御信号を得、 該第1の制御信号を使用して該第1および第2の位置を
    変更する段階を含むことを特徴とするデータパルス信号
    の受信流を処理する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、 該制御信号は、データパルス信号の受信流に相対的に該
    第1および第2の位置を進めたり、遅らせたりすること
    を特徴とするデータパルス信号の受信流を処理する方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法において、 該第1および第2の位置はデータパルス信号の受信流に
    相対的に一方方向に位置変更されることを特徴とするデ
    ータパルス信号の受信流を処理する方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法において、さらにデータ
    パルス信号の受信流に相対的に第1および第2のサンプ
    ル位置の変化を選択的に停止する段階を含むことを特徴
    とするデータパルス信号の受信流を処理する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の方法において、該第1のサン
    プル位置は該第2のサンプル位置より1度の半分あるい
    はそれ以上離れていることを特徴とするデータパルス信
    号の受信流を処理する方法。
  6. 【請求項6】 請求項2の方法において、該第1と第2
    の位置は本質的に同時にサンプルされることを特徴とす
    るデータパルス信号の受信流を処理する方法。
  7. 【請求項7】 請求項3の方法において、サンプルされ
    る該第1および第2の位置はデータパルス信号の該流れ
    の共通のパルスの中にあることを特徴とするデータパル
    ス信号の受信流を処理する方法。
  8. 【請求項8】 請求項2の方法において、さらに該デー
    タパルス信号の流れを第3の位置でサンプルし該第3の
    位置にパルス信号が検出されたときに第3の信号を発生
    し、 第2の発生された信号と第3の発生された信号を比較し
    て第2の制御信号を発生し、該第1の制御信号を該第2
    の制御信号と比較してデータパルス信号の受信流と相対
    的に該第1、第2および第3の位置を選択的に進めたり
    遅らせたりする段階を含むことを特徴とするデータパル
    ス信号の受信流を処理する方法。
  9. 【請求項9】 クロック出力ポートにおけるクロック信
    号とデータ出力ポートにおけるデータパルス信号の再生
    された流れを入力ポートに与えられたデータパルス信号
    の受信流から発生するタイミング回復装置において、 該入力ポートにおける信号から、該クロック出力ポート
    におけるクロック信号を発生するため、互いに結合さ
    れ、該入力ポートおよび該クロック出力ポートに結合さ
    れた、プリプロセッサ、フィルタ、駆動手段およびスレ
    ショルド回路と、 データパルス信号の第1の流れを発生するためにパルス
    の生起に対する入力ポートにおいて信号の第1の位置を
    サンプルする第2のフリップフロップに結合された第1
    のフリップフロップと、ここで該第1のフリップフロッ
    プと第2のフリップフロップは該入力ポートと該クロッ
    ク出力ポートに結合されており、 データパルス信号の第2の流れを発生するためにパルス
    の存在に対する入力ポートにおいて信号の第2の位置を
    サンプルする第4のフリップフロップに結合された第3
    のフリップフロップと、ここで該第3のフリップフロッ
    プと第4のフリップフロップは該入力ポートと該クロッ
    ク出力ポートに結合されており、 該第1および第2のサンプル位置を決定するために該駆
    動手段に制御信号を与えるよう接続されたデータパルス
    信号の該第1および第2の流れを受信するよう該第2お
    よび第4フリップフロップと該駆動手段に結合された手
    段とを含むことを特徴とするタイミング回復装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、該第
    1と第2のサンプル位置の間の間隔は本質的に1度の半
    分あるいはそれ以上であることを特徴とするタイミング
    回復装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の装置において、該第
    1と第2のサンプル位置の間の間隔は1度の半分以上で
    あり、l5度以下であることを特徴とするタイミング回
    復装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の装置において、該第
    1および第2のデータパルス信号を受信するよう結合さ
    れた手段は第1の漏洩積分演算増幅器と第2の漏洩積分
    演算増幅器に結合されたゲートを含むことを特徴とする
    タイミング回復装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、該
    第1の漏洩積分演算増幅器は該第2の漏洩積分演算増幅
    器とは異なる動作特性を持つことを特徴とするタイミン
    グ回復装置。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の装置において、さら
    にデータパルス信号の第3の流れを発生するためにパル
    スの存在に対する入力ポートにおいて信号の第3の位置
    をサンプルする第6のフリップフロップに結合された第
    5のフリップフロップと該第1、第2および第3のサン
    プリング位置を決定するために該駆動手段に対して制御
    信号を与えるようデータパルス信号の該第2および第3
    の流れを受信するように結合された第2の手段とを含む
    ことを特徴とするタイミング回復装置。
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