JPH06225271A - データ処理回路 - Google Patents

データ処理回路

Info

Publication number
JPH06225271A
JPH06225271A JP5261164A JP26116493A JPH06225271A JP H06225271 A JPH06225271 A JP H06225271A JP 5261164 A JP5261164 A JP 5261164A JP 26116493 A JP26116493 A JP 26116493A JP H06225271 A JPH06225271 A JP H06225271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
data signal
processing circuit
data processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5261164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3396067B2 (ja
Inventor
Johannes Jozef Franciscus Rijns
ヨゼフ フランシスカス レインス ヨハネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV, Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPH06225271A publication Critical patent/JPH06225271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396067B2 publication Critical patent/JP3396067B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
    • H04L25/063Setting decision thresholds using feedback techniques only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal
    • H04N7/0355Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal for discrimination of the binary level of the digital data, e.g. amplitude slicers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビット流の復調に当り、エコーや同一チャネ
ル妨害による影響をなくし、復調信頼度を向上させるデ
ータ処理回路を提供する。 【構成】 直列データ信号(例えば、テレテキスト信
号)のアイ開口を拡大するために、データ信号をデータ
処理回路におけるトラック−ホールド回路(2) に供給
し、これにてデータ信号の正のピーク値と負のピーク値
を交互に保持する。このために、データ処理回路はピー
ク値の発生を検出する手段(3) と、データ信号が暫定ス
ライスレベルと交差するか、どうかを検出する手段(4)
とを具えている。制御回路(7) は正から負ピーク値の検
出及びその逆の検出の切り換えをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直列データ信号を処理す
るためのデータ処理回路に関するものである。なお、こ
こにいう直列データ信号とは個別のサンプリング瞬時に
て伝送されるビット流のビット値を表わす信号を意味す
るものとする。特に本発明は、ビット流がテレビジョン
信号の画像ラインにて伝送されるテレテキストデータ信
号を処理するためのデータ処理回路に関するものであ
る。本発明はデータ信号の振幅を測定するための装置に
も関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝送されたビット流を得るためにデータ
信号を復調するには2つの動作にて行われる。クロック
再生と称される最初の動作では、データ信号からビット
流のクロック周波数に相当するサンプリング周波数を再
生する。データスライシングと称される第2動作では、
データ信号をスライスレベルと比較する。ビット流はサ
ンプリング瞬時におけるデータ信号がスライスレベルよ
りも大きいか、小さいかをチェックすることにより回復
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビット流を確実に復調
するためには、データ信号のアイ開口(高さと幅)が所
定の大きさである必要がある。アイ開口の高さはデータ
の公称振幅値に対するデータ信号の正のサンプリング値
と負のサンプリング値との間の最悪ケースの距離であ
る。復号化マージンとも称されるアイ開口の幅はクロッ
ク再生器のサンプリク瞬時に許容される公差を決定する
送信機端ではアイ開口の高さは約100%で、アイ開口
の幅はビット周期にほぼ等しい。しかし、データ信号は
伝送中に外部妨害による影響を受ける。例えば、テレビ
ジョン信号、従ってこのテレビジョン信号に組み込まれ
たテレテキスト信号は特に反射(エコー)による妨害及
び隣接するテレビジョンチャネル(同一チャネル)の妨
害を受ける。エコーはデータ信号を局所的に最小にした
り、最大にしたりし、又同一チャネル妨害は直流レベル
をゆっくり変化させるように現れる。このような妨害が
アイ開口、従ってビット流の復調信頼度を低減させてい
る。
【0004】本発明の目的はビット流の復調信頼度を向
上させるデータ処理回路を提供することににある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、直列データ信
号を処理するためのデータ処理回路において、当該デー
タ処理回路が: −データ信号及び制御信号が供給され、制御信号の第1
値にてデータ信号をトラッキングする出力信号を発生
し、且つ制御信号の第2値への転換時にデータ信号を保
持するトラック−ホールド回路と; −データ信号のピーク値の発生を検出する第1検出手段
と; −暫定スライスレベルを発生する手段と; −データ信号が暫定スライスレベルと交差するか、どう
かを検出するための第2検出手段と; −前記両検出手段に結合され、データ信号が暫定スライ
スレベルと交差する場合に制御信号の第1値を発生し、
且つデータ信号のピーク値が発生する場合に制御信号の
第2値を発生するための制御回路; とを具えていることを特徴とする。
【0006】従って、データ処理回路は或る時間の間デ
ータ信号の正及び負のピーク値を交互に保持する出力信
号を供給する。この出力信号は、まるでデータ信号のレ
プリカのようなものではあるが、局所的な最小個所がか
なりなくなり、アイ開口の幅が大きくなる。従って、出
力信号のアイ開口はデータ信号よりも大きくなる。この
信号は通常のデータスライサに供給することができ、誤
りの可能性を小さくすることができる。
【0007】暫定スライスレベルはデータ処理回路が正
から負のトラッキング又はその逆に負から正のトラッキ
ングに変わる瞬時を決定する。この暫定スライスレベル
の精度には何ら厳格な要求は課せられない。従って、こ
のレベルは簡単な方法、例えばデータ信号又は出力信号
を低域フィルタ処理することにより得ることができる。
【0008】データ処理回路の他の好適例は、正のピー
ク値をサンプリングするための第1サンプル−ホールド
回路と、負のピーク値をサンプリングするための第2サ
ンプル−ホールド回路とを具えている。データ処理回路
はデータ信号の正と負の双方の包絡線を提供する包絡線
検波器の機能をする。データ信号が同一チャネル妨害に
より乱される場合に、双方の包絡線には同一チャネル妨
害成分が同程度に存在する。データスライスレベルは双
方の包絡線の平均をとることにより得られ、このデータ
スライスレベルはアイ開口の中心に最適に位置付けられ
る。
【0009】なお、スティーブ・エー・マネーによる
「Teletext and Viewdata 」なる本の第19〜34頁にはテ
レテキストデータ信号用の適応データスライサについて
記載されている。このデータスライサでは、データ信号
を正のピーク検出器と黒レベル検出器とに供給してい
る。スライスレベルはそれら検出器の出力信号から取出
される。しかし、黒レベル検出器は負のサンプリング値
の変動分をトラッキングしない。従って、スライスレベ
ルはデータ信号に存在する摂動に最適には適合しない。
さらに従来のデータスライサには、2つの包絡線を得る
のに2つの別個の回路を用いるという欠点がある。
【0010】2つの包絡線を互いに差引けば、同一チャ
ネル妨害のない差信号が得られ、この差信号を別の包絡
線検波器に供給することができる。差信号の正の包絡線
は元のデータ信号の振幅とエコーの振幅とをたしたもの
に相当し、又差信号の負の包絡線は元のデータ信号の振
幅からエコーの振幅を差引いたものに相当することを確
かめた。従って、2つの包絡線の平均をとることによっ
てデータ信号の振幅が得られる。エコーのないスライス
レベルは負の包絡線に斯かる平均振幅値を加えるか、又
は正の包絡線から平均振幅値を差引くことによって得ら
れる。
【0011】
【実施例】図1Aはテレビジョン信号の垂直フィールド
帰線期間中の画像ラインにて伝送される一連のテレテキ
ストビット流を示す。このビット流は、0と1が交互に
現れるパターンを成す2つのクロック−ラン−イン−バ
イトCRと、予定した固定のビットパターンを有するフ
レーミング−コード−バイトFCと、可変データCVD
とから成り、ビットレートは約7Mビット/秒である。
テレビジョン送信機によって伝送される対応するテレテ
キストデータ信号のビット流の一部の信号波形を図1B
に示してある。
【0012】テレテキストデータ信号は伝送中にエコー
及び同一チャネル妨害を受ける。この説明のために、図
1Cに7T(Tはビット周期)の遅延を伴うデータ信号
の負エコーを示してある。同様に、図1Dには14Tの
遅延を伴う正エコーを示してある。こうした2つのエコ
ーの組合わせはテレテキストの文献にて略称でDELPHI(D
efined Eye Loss with Presision Held Indication) と
して知られており、これは一般にデータスライサのスラ
イスレベルの目安に対するテレテキストデータ信号の標
準的妨害として取り扱われる。さらに、図1Eには振幅
が小さい低周波の正弦波状同一チャネル妨害を示してあ
る。
【0013】テレテキストデータ信号には上述したよう
な妨害が加わるため、受信端においては図1Fに示した
ような形状のテレテキストデータ信号が得られることに
なる。エコーはデータ信号を局所的に最小及び最大に
し、同一チャネル妨害は直流レベルをゆっくり変化させ
るように現れる。
【0014】図2は本発明によるデータ処理回路の実施
例を示す。入力端子1にて受信したデータ信号はトラッ
ク−ホールド(追跡兼保持)回路2と、第1比較器3の
正の入力端子と、第2比較器4の正の入力端子とに供給
される。トラック−ホールド回路2は制御信号Cも受信
して、出力信号Tを供給する。この出力信号Tは第1比
較器3の負の入力端子と、低域フィルタ5と、データ処
理回路の出力端子6とに供給される。低域フィルタ5の
出力は第2比較器4の負の入力端子に供給される。第1
比較器3はデータ信号と出力信号Tとを比較して、各出
力端子D≧Tか、又はD<Tを作動させる。第2比較器
4はデータ信号Dと暫定スライスレベルSとを比較し
て、各出力端子D≧Sか、又はD<Sを作動させる。前
記各出力端子はトラック−ホールド回路2用の制御信号
Cを発生する制御回路7に結合されている。図2に示し
た制御回路はD≧Tで、D≧Sの場合か、又はD<T
で、D<Sの場合にC=“1”を供給し、他の入力の組
合せの場合にはC=“0”となる。
【0015】トラック−ホールド回路2は一般に既知で
ある。この回路は制御信号Cが論理値“1”を有する場
合に入力信号をトラッキングし(トラックモード)、且
つ制御信号Cが論理値“0”を有する場合に出力信号を
一定に維持する(ホールドモード)。
【0016】データ処理回路を説明するために、図3に
データ信号D、暫定スライスレベルS及び出力信号Tの
信号波形図を示してある。データ信号Dとしては図1F
に示した信号波形のものを採用した。データ信号Dが出
力信号Tよりも大きいか、又はそれに等しく(D≧
T)、しかもデータ信号Dが暫定スライスレベルSより
も大きい(D≧S)限り、C=“1”となる。この場合
に出力信号Tはデータ信号をトラッキングする。このこ
とを図3に参照番号30により示してある。データ信号
が局部ピーク値に達した後に、このデータ信号Dは出力
信号Tよりも小さくなる。この際、制御回路がC=
“0”を供給するため、トラック−ホールド回路はホー
ルドモードとなる。従って出力信号Tは一定となり、局
部ピーク値は保持される。これを図3に参照番号31に
て示してある。ホールドモードは、データ信号Dが暫定
スライスレベルSと交差して、DがこのレベルSよりも
小さくなるまで接続される。その結果、Cが“1”とな
って、トラック−ホールド回路が再びトラッキングモー
ドとなり、出力信号Tがデータ信号をトラッキングす
る。これを図3に参照番号32にて示してある。負のピ
ーク値に達すると、トラック−ホールド回路は再びホー
ルドモードとなり、出力信号は一定となり、この場合に
は負のピーク値が保持される。これを図3では参照番号
33にて示してある。
【0017】図3から明らかなように、データ処理回路
はまるでデータ信号のレプリカを発生するようなもので
あるが、アイ開口(eye opening) は大きくなる。出力信
号をサンプリングし得る時間マージンは、元のデータ信
号での対応するマージンよりもかなり大きくなる。従っ
て、出力信号が与えられるクロック再生器の精度(ジッ
タ)にあまり厳格な要求が課せられなくなる。さらに、
データ信号の局部最小値がかなりなくなることになる。
例えば、図3に34にて示した局部最小値は最早出力信
号には存在しなくなる。従って、この出力信号が供給さ
れるデータスライサは誤りを殆ど発生しなくなる。
【0018】図4はデータ処理回路の他の実施例を示
す。この図で図2に示したものと同じ素子には同一参照
番号を付して示してある。この例のデータ処理回路は出
力端子10及び11をそれぞれ有している2個のサンプ
ル−ホールド回路8及び9も具えている。これら双方の
サンプル−ホールド回路の入力端子はトラック−ホール
ド回路2からの出力信号を受信する。信号D≧S及びD
<Sはサンプル−ホールド回路用のクロック信号として
供給される。サンプリング瞬時は、このクロック信号の
負縁により決定される。
【0019】図5は図4に示したデータ処理回路を説明
するための幾つかの信号波形図である。参照番号50に
て示した瞬時にデータ信号Dが暫定スライスレベルSと
交差して、比較器4の出力端子D≧Sに負縁を発生す
る。従って、サンプル−ホールド回路8がクロックさ
れ、出力信号Tがサンプリングされる。このサンプリン
グ瞬時における出力信号Tは依然データ信号Dの正のピ
ーク値を有する。参照番号51にて示した瞬時にデータ
信号Dが再び暫定スライスレベルSと交差する。この際
には比較器4の出力端子D<Sに負縁が発生し、第2サ
ンプル−ホールド回路9がクロックされる。この場合、
第2サンプル−ホールド回路9はデータ信号の負のピー
ク値をサンプリングする。このようにしてサンプル−ホ
ールド回路8の出力端子10に正の包絡線PEが得られ
る。同様に、サンプル−ホールド回路9の出力端子11
には負の包絡線NEが得られる。トラック−ホールド回
路が、その動作モードを変える前にピーク値がサンプリ
ングされるようにするために、比較器4の出力端子と制
御回路7との間に遅延時間τが短い遅延回路を設けるこ
とができ、これらの遅延回路を図4に参照番号12及び
13にて示してある。
【0020】図6はデータスライサを示す。このデータ
スライサはデータ処理回路60と、加算器61と、乗算
器62と、比較器63とを具えている。データ処理回路
60は図4に示した回路により構成する。この回路はデ
ータ信号Dを受信して、出力信号T並びにデータ信号の
正の包絡線PEと負の包絡線NEを供給する。双方の包
絡線PEとNEは加算器61にて加算される。これにて
得られた加算信号は乗算器62にて1/2にされる。従
って、乗算器は2つの包絡線の中間に位置するスライス
レベルを供給する。データ信号が同一チャネル妨害によ
り乱される場合に、2つの包絡線は同じ同一チャネル妨
害成分を含む。乗算器62によって供給されるスライス
レベルは、この同一チャネル妨害をトラッキングし、従
ってスライスレベルは常にアイ開口の中心に最適に位置
付けられる。
【0021】図7はデータ信号の振幅測定用装置を示
す。この装置は第1データ処理回路70及び第2データ
処理回路72を具えている。これら双方のデータ処理回
路は図4に示した回路で構成する。データ信号は第1デ
ータ処理回路に供給される。このデータ信号の正及び負
の包絡線(これらをそれぞれPE1及びNE1と称す
る)は減算回路71にて互いに減算される。これにて得
られた差信号X1は第2データ処理回路72のデータ信
号入力端子に供給される。第2データ処理回路72は既
に述べた方法にて差信号の正及び負の包絡線PE2及び
NE2をそれぞれ形成する。これらの包絡線は加算器7
3により加算され、且つ乗算器74により1/2にされ
る。斯くして得られた出力信号は包絡線PE2とNE2
の平均値を表わす。
【0022】図8は図7の装置を説明するための幾つか
の信号波形図である。図7の装置に供給されるデータ信
号はフレーミングコード11100100とその反転形
態の00011011との繰り返しから成るビット流を
表わすものとする。データ信号は同一チャネル妨害成分
と、エコー成分とを含んでいる。これを図8AにDにて
示してある。図8Aには2つの包絡線PE1及びNE1
も示してある。既に前述し、又図面からも明らかなよう
に、2つの包絡線は同一チャネル妨害による同じ直流変
動分を有している。従って、図8Bに示した差信号X1
=PE1−NE1には同一チャネル妨害成分はなくな
る。この差信号が第2データ処理回路72(図7参照)
に供給され、この処理回路は差信号の正及び負の包絡線
を発生する。これら2つの包絡線を図8BにPE2及び
NE2にてそれぞれ示してある。正の包絡線PE2がデ
ータ振幅とエコーの振幅をたしたものを表わし、しかも
負の包絡線NE2がデータの振幅からエコーの振幅を差
引いたものを表わすことを確かめた。これを説明するた
めに図8の信号に具体的なスケール値を与えてある。元
の(妨害されていない)データ信号は0.5 Vppの振幅を
有し、エコーの振幅は0.2 Vpp(40 %エコー) である。
図8Bから明らかなように、PE2=0.7 V及びNE2
=0.3 Vである。この平均値(0.5 V)は元のデータの
振幅に相当する。
【0023】データの振幅を測定する装置は様々な方法
にて用いることができる。例えば1/2の振幅をテレビ
ジョン信号の黒レベルに加えて、エコーの振幅がたとえ
大きくても、最適なスライスレベルを得ることができ
る。振幅測定装置は、振幅が一定のデータ信号を得るた
めに可制御増幅の制御系に組み込むこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直列データ信号の構成を説明するための信号波
形図である。
【図2】本発明によるデータ処理回路の第1実施例を示
すブロック図である。
【図3】図2のデータ処理回路を説明するための信号波
形図である。
【図4】本発明によるデータ処理回路の第2実施例を示
すブロック図である。
【図5】図4のデータ処理回路を説明するための信号波
形図である。
【図6】図4のデータ処理回路を具えているデータスラ
イサを示すブロック図である。
【図7】データ信号の振幅を測定するための装置を示す
ブロック図である。
【図8】図7の装置を説明するための信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1 データ信号入力端子 2 トラック−ホールド回路 3 第1比較器 4 第2比較器 5 低域フィルタ 7 制御回路 8,9 サンプル−ホールド回路 12,13 遅延回路 60 データ処理回路 61 加算器 62 乗算器 63 比較器 70 第1データ処理回路 71 減算回路 72 第2データ処理回路 73 加算器 74 乗算器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列データ信号を処理するためのデータ
    処理回路において、当該データ処理回路が: −データ信号及び制御信号が供給され、制御信号の第1
    値にてデータ信号をトラッキングする出力信号を発生
    し、且つ制御信号の第2値への転換時にデータ信号を保
    持するトラック−ホールド回路と; −データ信号のピーク値の発生を検出する第1検出手段
    と; −暫定スライスレベルを発生する手段と; −データ信号が暫定スライスレベルと交差するか、どう
    かを検出するための第2検出手段と; −前記両検出手段に結合され、データ信号が暫定スライ
    スレベルと交差する場合に制御信号の第1値を発生し、
    且つデータ信号のピーク値が発生する場合に制御信号の
    第2値を発生するための制御回路; とを具えていることを特徴とするデータ処理回路。
  2. 【請求項2】 前記第1検出手段を前記データ信号と前
    記出力信号とを比較する比較器により構成したことを特
    徴とする請求項1に記載のデータ処理回路。
  3. 【請求項3】 前記暫定スライスレベルを発生する手段
    を、前記出力信号が供給される低域フィルタにより構成
    したことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理回
    路。
  4. 【請求項4】 前記暫定スライスレベルを発生する手段
    を、前記データ信号が供給される低域フィルタにより構
    成したことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理回
    路。
  5. 【請求項5】 前記データ処理回路が、正のピーク値の
    発生時に正の包絡線を得るように前記出力信号をサンプ
    リングするための第1サンプル−ホールド回路と、負の
    ピーク値の発生時に負の包絡線を得るように前記出力信
    号をサンプリングするための第2サンプル−ホールド回
    路も具えていることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ処理回路。
  6. 【請求項6】 前記データ処理回路が、前記正と負の包
    絡線の平均をとることにより他のスライスレベルを発生
    する手段も具えていることを特徴とする請求項5に記載
    のデータ処理回路。
  7. 【請求項7】 データ信号の振幅を測定する装置におい
    て、当該装置が: −データ信号の正及び負の包絡線を得るための請求項5
    に記載の第1データ処理回路と; −前記2つの包絡線を互いに差引いて、差信号を得るよ
    うにするための手段と; −前記差信号が供給され、この差信号の正及び負の包絡
    線を得るための請求項5に記載の第2データ処理回路
    と; −前記差信号の正と負の包絡線の平均をとることにより
    前記データ信号の振幅を決定する手段; とを具えていることを特徴とするデータ信号の振幅測定
    用装置。
JP26116493A 1992-10-22 1993-10-19 データ処理回路 Expired - Fee Related JP3396067B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92203253 1992-10-22
NL92203253:7 1992-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06225271A true JPH06225271A (ja) 1994-08-12
JP3396067B2 JP3396067B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=8210989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26116493A Expired - Fee Related JP3396067B2 (ja) 1992-10-22 1993-10-19 データ処理回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5832039A (ja)
JP (1) JP3396067B2 (ja)
DE (1) DE69317200T2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6275967B1 (en) * 1997-10-22 2001-08-14 Texas Instruments Incorporated Optical disk drive using y0+y1 signal detection
US6047032A (en) * 1997-11-07 2000-04-04 Integrated Circuit Systems, Inc. Signal equalization and data recovery with non-linear digital threshold feedback
US6529564B1 (en) * 1999-01-28 2003-03-04 Nortel Networks Limited Data pulse receiver
US7197090B1 (en) * 1999-01-29 2007-03-27 Northrop Grumman Corporation Adaptive decision regions and metrics
AU2001257333A1 (en) * 2000-04-26 2001-11-07 Sybersay Communications Corporation Adaptive speech filter
EP1202511B1 (en) * 2000-10-30 2006-01-11 Texas Instruments France Method for estimating and removing a time-varying DC-offset
KR100416594B1 (ko) * 2001-04-11 2004-02-05 삼성전자주식회사 디스크 구동기에 있어서 알에프 신호의 슬라이스 및슬라이스 레벨 보상 장치와 그 방법
US7061995B2 (en) * 2001-10-31 2006-06-13 Intel Corporation Apparatus and method to generate an adaptive slicer threshold for binary data
JP4297763B2 (ja) * 2003-09-29 2009-07-15 三洋電機株式会社 データスライサ回路、集積回路およびデータ検出方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4001604A (en) * 1975-04-25 1977-01-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Peak value detector
GB1523307A (en) * 1975-12-09 1978-08-31 Aston Electronic Dev Data slicing apparatus and method
US4751468A (en) * 1986-05-01 1988-06-14 Tektronix, Inc. Tracking sample and hold phase detector
US4873700A (en) * 1987-10-14 1989-10-10 National Semiconductor Corporation Auto-threshold/adaptive equalizer
US5124576A (en) * 1991-03-26 1992-06-23 Unitrode Corporation Track and hold amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
JP3396067B2 (ja) 2003-04-14
US5832039A (en) 1998-11-03
DE69317200T2 (de) 1998-08-20
DE69317200D1 (de) 1998-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0105503B1 (en) Automatic adaptive equalizer having improved reset function
US4262360A (en) Method and device for detecting a pseudo-random sequence of carrier phase changes of 0° and 180° in a data receiver
JPS6147454B2 (ja)
JPH0159795B2 (ja)
US6242961B1 (en) Methods and circuits for restoration of a drooped DC signal
JP3396067B2 (ja) データ処理回路
JP2701789B2 (ja) 全2重伝送回路
US4253186A (en) Method and device for detecting a pseudo-random sequence of two symbols in a data receiver employing double sideband-quadrature carrier modulation
JPS58130658A (ja) デジタル通信用変調器復調器セツト
JPH0216066B2 (ja)
JPH0588023B2 (ja)
EP0594246B1 (en) Data processing circuit
EP0094058A2 (en) Demodulation device for composite PSK-PSK modulated waves
KR20010074497A (ko) 심볼 부호 지시 위상 검출기
JP3394279B2 (ja) データ受信装置
JPH0748677B2 (ja) 等化器
JPS6028352A (ja) 符号識別器
JPH07235954A (ja) Fsk受信機用復調補正回路
JP3109332B2 (ja) データ受信装置
JPS59183565A (ja) デ−タ・クロツク同期回路
JPH08274818A (ja) 自動等化回路
JPH08163590A (ja) ディジタル色信号復調装置
JPS62189849A (ja) オフセツトqpsk変調波の識別点判定装置
JPS6134303B2 (ja)
JPH0817408B2 (ja) 信号系列検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees