JP3156965B2 - 固体再生装置 - Google Patents

固体再生装置

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JP3156965B2
JP3156965B2 JP25132587A JP25132587A JP3156965B2 JP 3156965 B2 JP3156965 B2 JP 3156965B2 JP 25132587 A JP25132587 A JP 25132587A JP 25132587 A JP25132587 A JP 25132587A JP 3156965 B2 JP3156965 B2 JP 3156965B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、音声データを記憶する不揮発性のメモリを
備え、このメモリの音声データを読み出して音声信号に
変換し、音声にて発音する固体再生装置に関する。 〔従来技術とその問題点〕 従来、ROM等のような不揮発性メモリに音声データを
記憶させておき、この音声データをROMより読み出して
音声合成し、音声で報音する装置が知られている。 例えば、時計等にあつては、上記ROMからの音声デー
タによつて現在時刻やアラーム時刻を音声報知するもの
があり、また、エレベータ等においても音声で案内アナ
ウンスするものもある。 然して、このような時計やエレベータの案内アナウン
スにあつては、発音される内容はさほど大規模なもので
はなく、例えばROMに音声データを記憶させておきスイ
ツチが操作された際に、ROMを所定周期の信号で順次ア
クセスして音声データを順次読み出し、読み出しが完了
した後、即ち、全音声又は必要な音声が発生された後
は、次のスイツチ操作の為に待期するといつたシステム
となつており、単純な繰り返し再生しか出来ないという
欠点があつた。 また、このようなシステムにおいては、音声データを
多数記憶させることにより、長時間にわたり再生音声を
得ることが出来、例えば、録音テープ等にかわるものを
得ることが出来るが、その場合には、ROMの容量を極め
て大規模なものにしなければならないばかりか、その読
み出し制御が極めて複雑になる欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、音声データの読み出し制御を極めて簡素化出来、
不揮発性メモリに記憶されている音声データに比べて、
極めて長時間の再生時間を得ることが出来る固体再生装
置を得ることにある。 〔発明の要旨〕 この目的を達成するために、本発明においては、複数
の音声データを順次音声出力する固体再生装置におい
て、前記音声データと次の音声データ出力迄の停止時間
を決定するための制御データとが交互に記憶されると共
に、前記音声データと制御データとを区別するためのコ
ードが記憶されている不揮発性メモリと、この不揮発性
メモリから前記音声データ、制御データ及びコードを順
次読み出す読出手段と、前記コードに基づいて前記読出
手段で読み出されたデータが音声データか制御データか
を判別する判別手段と、この判別手段により前記不揮発
性メモリから読み出されたデータが音声データであると
判別された場合に、この読み出された音声データに基づ
いて音声を発生する音声発生手段と、前記判別手段によ
り前記不揮発性メモリから読み出されたデータが制御デ
ータであると判別された場合に、この読み出された制御
データに基づいて、次の音声データを発生する迄の時間
を制御する制御手段とを具備することを要旨とする。 〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明
する。 第1図は、本発明による固体再生装置の外観図を示し
ておりこの固体再生装置は、語学練習装置1として用い
られる。然して、2は合成樹脂製のケースであり、この
ケース2はカードサイスに形成され、縦5cm、横8cm、厚
さ1cmとなつている。ケース2の一方の側面には電源の
オン・オフを切り換える電源スイツチ3、及び発生され
る音声の音量(ボリウム)を設定する回転式のボリウム
スイツチ4が設けられており、また、ケース2の他方の
側面には、イヤホンジヤツク端子(図示せず)が設けら
れ、イヤホンジヤツク5が挿入されてイヤホン6によつ
て発生される音声が聞けるようになつている。また、ケ
ース2の上面には、音声発生の開始、停止を制御する押
釦型のスタート・ストツプスイツチ7、及び繰り返しの
再生音の発生位置を指定するスキツプスイツチ8、この
スキツプスイツチによつて指定された位置の繰り返し発
生動作を解除するスキツプリセツトスイツチ9が設けら
れている。また、10は、再生音の早送り、早戻しを実行
する早送り・早戻しスイツチであり、このスイツチ10が
操作された際に早送り、早戻しのいずれを実行するか
は、2接点スライドスイツチ11によつて選択するように
なつている。更に、12は、発生音の繰り返し回数を使用
者が選択するスライドスイツチからなる回数選択スイツ
チであり、最大4回迄、同一領域の音声を繰り返し聞け
るようになつている。これら、各スイツチの機能の詳細
については後述する。 第2図は、第1図で示した語学練習装置1から発生さ
れる英語の音声データの英文が記載されている語学練習
本であり、いくつかの章、節によつて区分されて構成さ
れ、また、その日本語訳も記載されており、語学練習装
置1と共に用いることにより、語学学習を行うものであ
る。 第3図は、語学練習装置1の回路のブロツク図を示し
ており、20は詳細を後述するが音声データ及び各種制御
データが記憶されているROM(リード・オンリ・メモ
リ)である。尚、このROM20としては通常のROM以外に、
EPROM、E2PROM、マスクROM等を用いることもでき、ま
た、ケース2内部に配置される図示しない回路基板に直
接取り付けられる以外に、例えば、語学練習装置1のケ
ース2に対して着脱可能なICカード等の中に組み込み、
このICカードをケース2に装着した際に、ROM20とケー
ス2内の電子回路とが接点を介して電気的接続させるよ
うにすることも出来る。 然して、上記ROM20は、CPUからなる制御部21からのア
ドレス信号によつてアドレス指定されるものであり、ア
ドレス指定された領域のデータが制御部21からの読み出
し指令信号によつて読み出され、音声合成ユニツト(音
声合成回路)22及び制御部21に送られる。声音合成ユニ
ツト22は送られた来た音声データを例えばADPCMアルゴ
リズム等に基づいて音声合成して音声波形に変換し、報
音部23に送る。この報音部23は、図示していないが例え
ば、ハイパスフイルター、アンプ、ボリウム、イヤホン
端子イヤホンジヤツク、イヤホン等からなり音声を発生
させるものである。 然して、上記ROM20をアドレス指定して音声データを
出力させる制御部21は、ROM20からの各種制御データを
受けると、ROM20のアドレス指定動作、読み出し動作を
停止させたり、或いは、アドレスを変更させたりする。
またROM20からの後述するスタートコードを受けると音
声合成ユニツト22に対して、単一音からなるスタート音
声を発生させる為の報音指令信号を出力する。また、制
御部21は、第1図で示した各種スイツチからなるスイツ
チ入力部24からの信号を受けて各種動作を制御するもの
である。 第4図は、第3図で示したROM20の詳細を示してい
る。制御部21からのアドレスを指定するアドレスデータ
は、下位の多数ビツトと、上位の複数ビットとに分か
れ、それぞれアドレスデコーダ30、31に送られデコード
される。32は、データ記憶部であり、丸で囲んである部
分が、1ビツト情報を示し、黒く塗りつぶしてあるもの
がデータ“1"、そうでない部分がデータ“0"を示してい
る。然して、例えば、アドレスデータの下位ビツトの値
が「0」であつた場合には、デコータ31から信号線0が
出力され、この信号線0上にあるデータが全て読み出さ
れる。然しながら、各出力線(横方向)の出力端にはス
イツチ回路部34a、34b……34nが設けられており、これ
らスイツチ回路部34a、34b……は、アドレスデータの上
位の複数ビツトの値によりON/OFFが制御されるようにな
つており、1つのスイツチ回路部のみがON(開放)され
るようになつている。従つて、アドレスデータの値が
「0」から順次増加してゆく場合、33aで示す8ビツト
データがスイツチ回路部34aを介して順次出力されてゆ
き、この33aの8ビツトデータの出力後、33bで示す8ビ
ツトデータがスイツチ回路部34bを介して出力され、以
下、順次33nで示す8ビツトデータまで、順次8ビツト
並列データがROM20の出力として出力されるものであ
る。 然して、上記8ビツトデータは、音声データと制御デ
ータとから成る。音声データの場合においては、8ビツ
トのうち4ビツトが1つの音声データを示し、残りの4
ビツトがもう1つの音声データを示している。そして、
各4ビツトは、1つのビツトがADPCM方式における波形
の上昇、下降の変化を示すデータであり、残りの3ビツ
トが、その振巾、即ち変化量を示すデータとなつてい
る。従つて、音声合成ユニツト22においては、8ビツト
並列データを一旦バツフア等に記憶させ、4ビツトずつ
2回に分けて読み出し音声波形に変換するようになつて
いる。その為に音声合成ユニツト22にはROM20のアクセ
ス周波数8KHzの倍の16KHzの信号が与えられている。ま
た、入力された8ビツト全てが“0"の場合は、音声合成
動作を行なわないようにもなつている。 一方制御データは、8ビツト全てが“0"のデータが数
回、例えば、3回連続して出力された後に出力される。
この制御データの種類として、本実施例においてはスタ
ートデータ、ボースデータ、リピート1データ、リピー
ト2データ等の各種制御データが設けられており、夫々
のデータのコードは制御部21にて検出されるようになつ
ている。 第5図は、上記制御部21の詳細を示したものであり、
ROM20、音声合成ユニツト22、報音制御回路35、イヤホ
ン端子36及び第1図で示した各種スイツチ(第1図と同
一番号を付してある。)を除いた回路が制御部21であ
る。 然して、40は、例えば4MHzの水晶発振回路であり、こ
の水晶発振回路40の発振信号はタイミング信号発生回路
41に送られ、各回路の動作を制御する各種タイミング信
号fが出力される。また、4MHz信号を分周した16Hz信
号、8KHz信号、16KHz信号、256KHz信号も出力される。
スタート・ストツプスイツチ7の操作信号はワンシヨツ
ト回路42を介して、このワンシヨツト回路からのワンシ
ヨツトパルスが与えられる毎に出力が交互に反転するバ
イナリフリツプフロツプ43のトリガ端子Tに送られる。
このバイナリフリツプフロツプ43の出力端子Qからの出
力信号はアンド回路44、45、46に与えられる。アンド回
路44には、後述するフリツプフロツプ47の出力端子か
らの信号とタイミング信号発生回路41からの8KHzの信号
とが入力されており、その出力信号はオア回路48を介し
て、ROM20のアドレスを指定する、例えばアドレスカウ
ンタからなるアドレス指定回路49にアドレス更新信号と
して送られる。上記アドレス指定回路49は、オア回路か
らの例えば8KHzのパルス信号を計数してその値をアドレ
ス指定信号としてROM20に送ると共にそのアドレスの値
をゲート回路50、51、52に送り、各ゲート回路が開いて
いる時には更に、夫々ラツチ回路53、54、55に送る。こ
のラツチ回路53、54、55は、夫々、送られて来たアドレ
スデータを一時記憶する記憶回路として動作し、ラツチ
回路53、54の記憶されたアドレスデータは、夫々ゲート
回路56、57が開かれた時にアドレス指定回路49にプリセ
ツトされる。また、ラツチ回路55の内容は、アドレス指
定回路49のデータと共に一致検出回路58に送られる。こ
の一致検出回路58からの一致信号は、オア回路59を介し
て遅延回路60に与えられ、この遅延回路60の出力はゲー
ト回路57にゲートを開放させる信号として与えられる。 また、前述したアンド回路45、46には256KHzの信号及
び早送り・早戻しスイツチ10の操作信号が夫々入力され
ると共に、2接点スライドスイツチ11の出力信号が夫々
入力されている。従つて、スライドスイツチ11が早送り
側の接点11aに接している時にスイツチ10を操作する
と、その操作の間256KHzの信号がアンド回路45から出力
されオア回路48を介してアドレス指定回路49に送られて
計数され、アドレス指定を早送りすることが出来、ま
た、第5図の如くスライドスイツチ11が早戻し側の接点
11bに接している時にスイツチ10を操作するとアンド回
路46から256KHz信号が出力され、アドレス指定回路49に
アドレス減算信号(−1信号)として与えられるので、
アドレスを早戻しすることが出来る。 また、スキツプスイツチ8の操作信号は、ワンシヨツ
ト回路61を介してバイナリフリツプフロツプ62に与えら
れる。このバイナリフリツプフロツプ62の出力端子Q、
の出力信号は、夫々ワンシヨツト回路61の出力が与え
られているアンド回路63、64に与えられる。アンド回路
63の出力信号は、オア回路59に与えられると共にアドレ
ス指定回路49のアドレスデータをラツチ回路55に送る為
のゲート回路52にゲート開放信号として供給される。ま
た、アンド回路64の出力信号は、アドレス指定回路49の
アドレスデータをラツチ回路54に送るゲート回路51にゲ
ート開放信号として与えられる。尚、ラツチ回路54、55
の内容は、ワンシヨツト回路65を介して与えられるスキ
ツプリセツトスイツチ49の操作信号によつてリセツトさ
れる。 前述した、スタート・ストツプスイツチ7の操作によ
つてアンド回路44から出力される8KHzの信号は全0コー
ド検出回路70に動作指令信号として与えられている。こ
の全0コード検出回路は、8KHzの信号によつてアドレス
指定回路49の内容が歩進され、それによつてROM20から
新たな8ビツトデータが出力される毎に、その全8ビツ
トデータの値が「0」であるか否か、即ち全ビツトが
“0"であるか否かを検出するものであり、全ビツトが
“0"であることを検知した場合には、検出信号をカウン
タ71に送る。このカウンタ71は、例えば3進カウンタ等
で構成され、検出信号を3回計数した際にキヤリー信号
を遅延回路72に送る。この遅延回路は、例えば8KHzの遅
延動作を行ない、ROM20から次の8ビツトデータが出力
されるのに同期してゲート回路73を開くと共に、音成合
成ユニツト22に対して、入力された8ビツトデータに基
づく音声合成動作を禁止させる信号を出力する。即ち、
本実施例のROM20には、制御コードの前に8ビツトの値
「0」のデータが3データつづけて記憶させてあり、そ
の後に、制御データが記憶されているように構成されて
いるものであり、この制御データによる音声合成動作を
禁止するものである。 然して、ゲート回路73を介して送られる8ビツトの制
御データは、スタートコード検出回路74、ポーズコード
検出回路75、リピート1コード検出回路76、リピート2
コード検出回路77に送られ、いずれのコードであるかが
検出される。スタートコード検出回路74からの検出信号
は、スタート音信号発生回路78に動作信号として送ら
れ、スタート音信号発生回路78は、報音制御回路35に所
定周波数の単一音を例えば、1秒間発生させる信号を出
力する。また、スタートコード検出回路74からの検出信
号は、遅延回路79、オア回路80を介してゲート回路50に
ゲート開放信号として供給する。これにより、ラツチ回
路53には、スタートコードが記憶されているアドレスの
次のアドレスが記憶される。 ポーズコード検出回路で検出されるポーズコードは、
ROM20からのデータ出力を一定時間停止させるコードで
ある。ポーズコードの検出信号はフリツプフロツプ81の
セツト端子Sに送られ、このフリツプフロツプ81のセツ
ト出力端子Qの出力はフリツプフロツプ47のセツト端子
Sに送られこのフリツプフロツプ47の出力を0にする
と共にアンド回路82に入力される。このアンド回路82に
は、16Hzの信号も入力されており、このアンド回路82か
ら出力される16Hzの信号はタイマ回路83で計数される。
このタイマ回路83は、16Hzの信号を計数して例えば10秒
後にキヤリ信号を出力し、フリツプフロツプ47及び81を
リセツトさせる。従つて、ポーズコードが検出されると
フリツプフロツプ47がセツトされてアンド回路44からの
8KHzの信号の出力が停止し、ROM20からのデータの読み
出しがストツプすると共に、10秒経過後は再共フリツプ
フロツプ47がリセツトして8KHzの信号がアドレス指定回
路49に送られ、ROM20からのデータの読み出しが再開さ
れるものである。 リピート1コードは、回数選択スイツチ12によつて選
択された回数だけ繰り返して音声を発生させるコードで
ある。然して、選択スイツチ12の接点は、回数を選択し
ない接点12a、夫々繰返し回数1回、2回、3回、4回
に対応した接点12b、12c、12d、12eが設けられており、
接点12aの出力はインバータ84を介してアンド回路85に
送られ、また接点12b、12c、12d、12eの出力は、夫々ア
ンド回路86、87、88、89に与えられている。然して、リ
ピート1コード検出回路76からの検出信号は、遅延回路
90を介してアンド回路85及び91に送られる。アンド回路
85の出力はオア回路92を介してゲート回路56にゲート開
放信号として与えられ、ラツチ回路53のアドレス値をア
ドレス指定回路49にプリセツトさせると共に5進カウン
タ93にも与えられ計数される。5進カウンタ93の計数値
はデコーダ94でデコードされ、そのデコート出力1、
2、3、4は夫々アンド回路86、87、88、89に供給され
る。アンド回路86、87、88、89の出力信号はオア回路9
5、遅延回路96を介してフリツプフロツプ96のセツト端
子Sに与えられる。このフリツプフロツプ96のリセツト
出力端子の出力は、アンド回路85に与えられており、
また、セツト出力端子Qの出力信号はアンド回路91に送
られる。アンド回路91の出力信号は遅延回路98を介して
フリツプフロツプ97のリセツト端子Rに送られると共
に、カウンタ93にリセツト信号として与えられ、また、
オア回路80を介してゲート回路50にゲート開放信号とし
て与えられる。 リピート2コード検出回路77で検出されるリピートコ
ードは、使用者の選択に関係なく、語学練習装置として
同じ箇所の文章を繰り返して発音させるコードであり、
繰り返しの最初のアドレスを示すコードと最後のアドレ
スを示すコードの2つのコードが検出出来るようになつ
ており、最初のアドレスを示すコードの場合には検出信
号A0が出力され、最後のアドレスを示すコードの場合に
は検出信号A1が出力される。 然して、検出信号A0はバイナリフリツプフロツプ99a
のトリガ端子Tに与えられると共に、このフリツプフロ
ツプ99aの出力端子が与えられているアンド回路99bに
供給される。このアンド回路99bの出力はオア回路80に
供給される。また、検出信号A1の出力信号はバイナリフ
リツプフロツプ99aの出力端子Qの出力と共にアンド回
路99cに供給され、このアンド回路99cの出力はオア回路
92に供給されている。 次に、ROM20に記憶されている音声データ及び制御デ
ータ(制御コード)につき、既に説明してある第2図、
第4図及び第6図(1)を参照して説明する。 第4図において説明した如く、ROM20からは、ライン3
3aから順次8ビツトデータが出力される。然して最初の
3データN0乃至N2は、全ビツトが“0"のデータであり、
次のN3にはスタートコードが記憶されている。第6図
(1)のX0で示されているSは、このN0乃至N3の4デー
タを示しており、この4データに続いてX1で示してある
8ビツト全てが“0"の3つデータ及びこれにつづくポー
ズコードからなる4つのデータTが記憶されており、さ
らに、所定の文章の音声データ、例えば第2図で示した
練習本の「Chapter1,Hearing Drills,Warm−UP」という
音声データAが記憶されている。以下、同様にして1つ
の英文の音声データB(Mr.Adams…)、C(Children
…)……Dの間にはポーズコードを含むデータTが挿入
されており、各章(Chapter)の終りには3つの全ビツ
ト“0"データとリピート1コードとからなるデータR0
挿入されている。また、R1、R2はリピート2コードであ
りGの音声データを繰り返して発音させる為の最初のア
ドレスを示すコードと最後のアドレスを示すコードとか
らなり、これらにおいても全ビツト“0"のコードが3デ
ータ記憶された後に夫々のコードが付された構成となつ
ている。 〔動作〕 以下に、上述の如く構成された語学練習装置の動作を
スイツチ操作と共に説明する。 まず、電源スイツチ3をONさせることにより第5図に
示した回路全体にケース2内部に配置された電池(図示
せず)からの出力電圧が供給され水晶発振回路40、タイ
ミング信号発生回路41等は動作を開始し、それ以外の回
路は動作可能な状態となる。 然して、スタート・ストツプスイツチ7が操作される
とバイナリフリツプフロツプ43がセツトし、それにより
アンド回路46からの8KHzの周波数信号がオア回路48を介
してアドレス指定回路49に送られ、このアドレス指定回
路49のアドレスデータはROM20の最初のデータN0から順
次出力させる。ROM20のデータN0乃至N2は全ビツトが
“0"のコードである為、このコードは全0コード検出回
路70で検出され、その検出信号がカウンタ71で計数され
る。3番目のデータN2が検出されるとカウンタ71からは
キヤリ信号が出力され、遅延回路72によつて遅延されRO
M20の4番目データN3の出力タイミングに同期してゲー
ト回路73を開放させる。ROM20の4番目のデータN3はス
タートコードであるので、このことがスタートコード検
出回路74で検出される。この検出によつて出力される検
出信号はスタート音信号発生回路78に送られスタート音
を発生させる。また、遅延回路79を介して出力される信
号はROM20の5番目のデータが指定されたときでありオ
ア回路80を介してゲート回路50を開放するのでROM20の
5番目のデータを指定するアドレスデータがラツチ回路
53にプリセツトされる。次にROM20から読み出されるデ
ータは第6図(2)に示す如くデータTである。上記デ
ータTのROM20の5番目乃至7番目のデータは全ビツト
“0"のデータであり、8番目のデータはポーズコードで
ある。 従つて、5番乃至7番目のデータは全0コード検出回
路70にて検出され、8番目のデータ出力に同期してゲー
ト回路73が開放され、ポーズコードがポーズコード検出
回路75で検出される。このポーズコード検出回路75の検
出信号はフリツプフロツプ81をセツトさせ、このフリツ
プフロツプ81の出力端子Qからのセツト出力によりフリ
ツプフロツプ47がセツトされる。これによりアンド回路
44からの8KHzの信号出力は停止され、ROM20のアドレス
の更新及びROM20からのデータ読み出しは停止される。
この後10秒経過してタイマ回路83から信号が出力される
とフリツプフロツプ47はリセツトされ、アンド回路44か
らの8KHz信号の出力が再開されROM20からは第6図
(2)に示す如く9番目以降に記憶されているデータ、
即ち音声データAが出力され、音声合成ユニツト22報音
制御回路35を介して可聴音声信号がイヤホン端子36に送
られ、第1図で示したイヤホンジヤツク5を介してイヤ
ホン6で聴くことが出来る。尚、ケース2に破線で示し
た如くスピーカ100を設けて音声を発生させることも可
能である。 然して、音声データAが出力された後には、ポーズコ
ードを含むデータT(第6図(1)のXL)が出力される
ので、前述したのと同様に10秒間停止期間が存在した後
音声データBが出力される。以下、同様にして、一つの
英文の音声が出力される毎に、停止期間があり、次の音
声データが順次読み出される。 このように第1章(Chapter1)の音声データ全てが読
み出された後に、第6図(1)のXOで示すデータR0が出
力され、リピート1コードがリピート1コード検出回路
76で検出される。この時、回数選択スイツチ12が端子12
aを選択している際にはインバータ84の出力が0となつ
ているので遅延回路90を介して出力される検出信号はア
ンド回路85から出力されず、その為、何ら繰返し動作を
実行しない。これに対して、回路選択スイツチ12が繰返
し回数1、2、3、4のいずれか、即ち、端子12b、12
c、12d、12eのいずれかを選択している場合にはその回
数だけ、その章全体の音声データを繰り返して発生す
る。例えば、端子12b(繰り返し回数1回)が選択され
ている場合には、アンド回路85からの出力信号がオア回
路92を介してゲート回路56を開放するのでラツチ回路53
に記憶されているROM20の5番目のデータのアドレスデ
ータがアドレス指定回路49にプリセツトされるのでROM2
0からは、第6図(4)に示すようにデータR0につづい
て第6図(1)のX1のアドレスにあるデータTが出力さ
れ、10秒間の停止期間の後、音声コードAから再度順次
読み出しを開始する。 一方、アンド回路85の出力はカウンタ93でカウントさ
れ、デコーダ94から「1」の信号線が出力され、この信
号はアンド回路86、オア回路95を介して遅延回路96で遅
延されフリツプフロツプ27をセツトさせ、次に遅延回路
90から出力があつてもアンド回路85から出力されないよ
うにしておく。このような状態において、ROM20からX0
で示すデータR0が再度出力されると遅延回路90の出力が
アンド回路91から出力されカウンタ93をリセツトすると
共にゲート回路50を開いてアドレス指定回路49で指定さ
れている音声データDの最初のアドレスデータをラツチ
回路53にプリセツトする。また、アンド回路91の信号は
遅延回路98を介してフリツプフロツプ97をリセツトさせ
る。このように、回数選択スイツチによつて1回のくり
返しが選択されている場合には1回のみ繰り返して音声
が発生される。そして、第2章の終了時には、同様にR0
データが記憶されていて読み出されるので、同様の動作
が行なわれ音声データDから始まる第2章の音声が繰り
返して発生される。 また、回数選択スイツチ12によつて2回、3回、4回
が選択されているときには、カウンタ93の内容がその回
数だけ計数されてはじめてアンド回路87、88又は89から
出力信号が得られフリツプフロツプ97がセツトされるの
で、その回数だけ繰り返して音声が発生されるものであ
る。 次に、第6図、(1)のGの音声データの繰り返しに
ついて説明する。まず、データR1が出力されると繰り返
しの最初のアドレスを示すコードがリピート2コード検
出回路77で検出され、信号A0が出力される。バイナリフ
リツプフロツプ99aは最初はリセツト状態なので信号A0
によりアンド回路99bから信号が出力され、その時のア
ドレスデータがラツチ回路53に記憶されると共に、バイ
ナリフリツプフロツプ99aはセツト状態となる。続い
て、Gの音声データが出力された後、今度はデータR2
出力されて、リピート2コード検出回路77からは信号A1
が出力される。この信号A1はアンド回路99cから出力さ
れゲート回路56を開いてラツチ回路53に記憶されている
アドレスデータをアドレス指定回路49にプリセツトす
る。即ち、アドレスをデータR1のアドレスに戻す。これ
により、リピート2コード検出回路77からは再度信号A0
が出力される。この信号はバイナリフリツプフロツプ99
aをセツト状態からリセツト状態に戻し、次に繰り返す
べき音声データが存在したとき同様の動作がなされるよ
うにする。この後、再度、音声データGが出力される。
尚、この繰り返し動作が行なわれるとラツチ回路53の内
容が変化してしまい、前述した使用者が選択する各章の
繰り返し動作が出来なくなる。これを回避するには、ア
ンド回路99bの出力によつてアドレス指定回路49のアド
レスを記憶するラツチ回路をラツチ回路53とは別個に設
けると共に、アンド回路99cから出力があつたとき、別
個に設けたラツチ回路の内容をアドレス指定回路49にプ
リセツトさせればよいものである。 最後に、スキツプスイツチ8及びスキツプリセツトス
イツチ9が操作された時の動作についてのべる。スキツ
プスイツチは、使用者が繰り返して聞きたいところの最
初と最後に操作されるスイツチである。 使用者が最初にスキツプスイツチ8を操作するとアン
ド回路64から出力信号が得られ、その時のアドレスデー
タがラツチ回路54にプリセツトされる。次に、繰り返し
の最後の音声が発生された時にスキツプスイツチ8を操
作するとアンド回路63から出力信号が得られ、その時の
アドレスデータがラツチ回路55にプリセツトされ、さら
に遅延回路60を介してゲート回路57が開きラツチ回路54
に記憶された最初のアドレスデータがアドレス指定回路
49にプリセツトされる。従つて、音声データは最初にス
キツプスイツチ8が操作されたところから再度発生され
ることとなる。また発生される音声が2回目にスキツプ
スイツチ8が操作されたところにくると、一致回路58で
一致が検出されるので一致信号が出力され、ラツチ回路
54のアドレスデータが再度アドレス指定回路49にプリセ
ツトされる。従つて、スキツプスイツチ8が操作された
間の音声データが繰り返し発生されることとなる。 このような繰り返しの発生を解除するには、スキツプ
リセツトスイツチ9を操作する。このスキツプリセツト
スイツチ9の操作によりラツチ回路54、55の内容はリセ
ツトされ、上述した繰り返し動作は停止される。 このように、上記実施例によれば、ROM20には極めて
多くの大規模な音声データを記憶出来、また、その読み
出しの制御も極めて容易なものとなる。上記ROM20は、
例えば16M(メガ)ビツトの容量を有しており8ビツト
ずつ8KHzのビツトレートで順次読み出しており、しかも
音声データの間にポーズ期間を設けてあり、また、繰り
返し発生もある為、合計1時間以上の再生時間が得られ
る。 第7図は、本発明による語学練習機の他の実施例の回
路構成を示している。図において、20は、第3図に示し
たものと同様のROMであり、22は音声合成ユニツト(回
路)、23は報音部、24はスイツチ入力部である。101
は、CPUからなる制御部であり、回路全体を制御するも
のである。102は制御ROMであり、マイクロプログラムを
固定的に記憶しており、また、103はRAMであつて各種情
報を一時的に記憶するものである。然して、制御部101
は、制御ROM102に記憶されているマイクロプログラムに
基づき回路全体の動作を制御するものであり、その動作
については後述する。 第8図はRAM103の記憶領域マツプを示している。AD
は、ROM20のアドレスデータを記憶するアドレス記憶部
であり、M0は繰り返し部分のアドレスデータを記憶する
繰り返しアドレス記憶部、M1は繰り返しの回数記憶部、
M2はスキツプの最初のアドレスの記憶部、M3は2回目の
アドレス記憶部、F0はタイマフラツグ、Cは、タイマレ
ジスタである。 第9図は、上記制御ROM102のマイクロプログラムによ
る回路のフローチヤートを示しており、このフローは、
8KHzの信号毎に実行されるものである。 然して、ステツプS1はキースイツチの操作の有無を判
断するステツプであり、キースイツチ操作があつた場合
にはステツプS2に進みそうでない場合にはステツプS3
進む。ステツプ2のキー処理は操作されたスイツチに応
じた種々の処理を行なうもので、例えば、スタート・ス
トツプスイツチ7によつて音声再生のスタートがなされ
たら以降のフローへ進ませるが、ストツプにされた場合
には、これ以降のフローへ進むのを禁止したり、或い
は、スキツプスイツチ8が操作されたら、最初の操作に
よりその時のアドレスデータを記憶部M2に記憶させ、2
回目の操作で、その時のアドレスデータを記憶部M3に記
憶させたりする。更にスキツプクリアスイツチ9の操作
により記憶部M2、M3の内容をクリアする。 然して、ステツプS3では、タイマフラツグF0が「0」
か否かが判断される。このタイマフラツグF0は、音声出
力の停止中に「1」となるフラツグであり、このフラツ
グF0が「0」の場合はステツプS4に進み、RAM103のアド
レス記憶部ADのアドレスデータに+1する。次のステツ
プS5では、+1されたアドレス記憶部ADのアドレスデー
タが記憶部M3に記憶されている繰り返し音声の最後のア
ドレスデータと一致するか否かを判断し、一致していな
い場合はステツプS7に進み一致している場合には、ステ
ツプS6でアドレス記憶部ADに、記憶部M2のアドレスデー
タ、即ち、繰り返し音声の最初のアドレスデータをプリ
セツトしてステツプS7に進む。 ステツプS7においては、アドレス記憶部ADに記憶され
ているアドレスデータによつてROM20をアドレス指定
し、指定したアドレスのデータを読み出す。この読み出
されたデータは、ステツプS8、S9、S10によつて、スタ
ートデータ、ポーズデータ、リピートデータのいずれで
あるか、又はいずれでもなく音声データであるかが判断
される。出力されたデータか音声データの場合は、上記
フローは終了し、出力された音声データが音声合成ユニ
ツト22に送られて処理されるが、スタートデータの場合
にはステツプS11に進む。このステツプS11においては、
報音開始処理が行なわれてスタート音が発生されると共
に、アドレス記憶部ADのアドレスデータが記憶部M0に転
送される。次のステツプS12では、タイマフラツグF0
1がセツトされ、ステツプS13でタイマ時間の更新処理
がなされる。即ち、タイマレジスタCに+1動作が行な
われる。ステツプS14では、タイマレジスタCの値が10
秒になつたか否かが判断され、10秒になつた場合にはス
テツプS15でタイマフラツグF0を「0」にする。 即ち、スタートデータの場合には、スタート音が発生
されて10秒間、停止状態とする為に、上記ステツプS12
によつてタイマフラツグF0を「1」に設定し、10秒間は
ステツプS3からステツプS13に進ませ、10秒間の停止期
間を設ける。また、ステツプS9でポーズデータと判断さ
れた際も、ステツプS12に進み、同様に10秒間の停止を
行なわせる。 然して、ステツプS10でリピートデータが検出された
際には、ステツプS16で、回数選択スイツチ12が0の位
置、即ち、回数を選択していない位置にあるか否かを判
断し、回数を選択している場合には、ステツプS17に進
む。ステツプS17においては回数記憶部M1に+1を行な
い、次のステツプS18で、この回数記憶部M1の値が、回
数選択スイツチ12で選択されている回数より大きいか否
かを判断し、また小さい場合にはステツプS19で、アド
レス記憶部ADに記憶部M0の内容を転送することにより、
繰り返して再度音声を発生させる。また、記憶部M1の値
が大きい場合にはステツプS20において、アドレス記憶
部ADに+1した値を記憶部M0にプリセツトさせ、次のス
テツプS21で記憶部M1に「0」をプリセツトしてフロー
を終了する。 このように、制御ROM102に記憶されたマイクロプログ
ラムに基づいて本発明を実施することも出来る。 尚、上記実施例においては、語学の練習装置について
述べたが、本発明は語学練習装置以外にも適用出来るも
ので、例えば、小説や詩等の音声データを記憶して再生
する電子ブツクとして、或いは、鳥等の動物の鳴き声や
波の音、SL機関車の音等の音声データを記憶再生する装
置、音楽等の音声データを記憶再生する装置としても適
用出来る。 また、ROM20に記憶されたポーズコードで一定時間、
例えば10秒間音声の発生を停止させるようにしたが、こ
の停止時間は可変とすることが出来、例えば、ROM20に
停止の時間データを夫々のポーズコードの中に含ませて
おき、タイマ83(第5図)又はレジスタC(第8図)で
計測される時間が、上記ポーズコードに含まれる時間デ
ータと一致した時、音声の再生を再開させるようにして
もよい。 また、ROM20に記憶させる制御コードとしては、例え
ば、音量制御コードを記憶させ、ある文章の音声のみ大
きく又は小さく発生させたり、スピード制御コードを記
憶させてある文章のみ再生スピードを早く又は遅くした
り、例えば繰り返しの2回目では早くしたりする等、制
御コードの種類は本実施例に限定されない。 また、アドレスデータを複数記憶出来るメモリを備
え、夫々のアドレスデータから順次再生するいわゆる頭
出し機能を備えることや、第2図で示した練習本の各ペ
ージを示すデータ、或いは各章を示すデータを入力する
ことにより、そのページ或いは各章から再生を開始させ
ることも可能である。 更に、この装置の所有者のみが使用出来るように、シ
ークレツト番号を記憶させておき、この番号が入力され
た時のみ使用可能となるようにしてもよい。 また、これらの上述した各機能を容易に行なわせる為
に、数値キーを含む多数のキーからなるキーボードを備
えてもよいものである。 更に、実施例でも述べた如く、イヤホンではなくスピ
ーカを備えてもよいものであるが、例えばスピーカを2
つ備え、一方では人の声、他方では周囲の音等を同時に
出力させるようにしてもよく、このように本発明は種々
の応用が可能であつて実施例には限定されない。 〔発明の効果〕 本発明は、複数の音声データを順次音声出力する固体
再生装置において、前記音声データと次の音声データ出
力迄の停止時間を決定するための制御データとが交互に
記憶されると共に、前記音声データと制御データとを区
別するためのコードが記憶されている不揮発性メモリ
と、この不揮発性メモリから前記音声データ、制御デー
タ及びコードを順次読み出す読出手段と、前記コードに
基づいて前記読出手段で読み出されたデータが音声デー
タか制御データかを判別する判別手段と、この判別手段
により前記不揮発性メモリから読み出されたデータが音
声データであると判別された場合に、この読み出された
音声データに基づいて音声を発生する音声発生手段と、
前記判別手段により前記不揮発性メモリから読み出され
たデータが制御データであると判別された場合に、この
読み出された制御データに基づいて、次の音声データを
発生する迄の時間を制御する制御手段とを具備したの
で、極めて大規模の不揮発性メモリに音声データを記憶
させ再生させる場合であつても容易に再生動作を制御で
きる。具体的には、語学練習装置のような複数の音声デ
ータを順次音声出力する場合、前の文章の音声出力を終
了して次の文章を音声出力するまでに繰り返し練習する
ために一定時間停止する処理が容易に行えるようにな
る。また、再生動作の制御が簡単であることから装置自
体の小型化も図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示す固体再生装置の外観
斜視図、第2図は第1図で示した固体再生装置と共に用
いられる本、第3図は本発明の回路ブロツク図、第4図
は第3図で示したROMの詳細を示す図、第5図は第3図
の詳細な回路構成を示す図、第6図はROMからのデータ
の読み出しのタイムチヤート、第7図は本発明の他の実
施例を示す回路構成図、第8図は第7図で示したRAM102
の記憶領域を示す図、第9図は動作を示すフローチヤー
トである。 1……語学練習装置、2……ケース、3……電源スイツ
チ、4……ボリウムスイツチ、7……スタート・ストツ
プスイツチ、20……ROM、22……音声合成ユニツト、24
……スイツチ入力部、49……アドレス指定回路、53、5
4、55……ラツチ回路、103……制御ROM、102……RAM。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の音声データを順次音声出力する固体再生装置
    において、 前記音声データと次の音声データ出力迄の停止時間を決
    定するための制御データとが交互に記憶されると共に、
    前記音声データと制御データとを区別するためのコード
    が記憶されている不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリから前記音声データ、制御データ及
    びコードを順次読み出す読出手段と、 前記コードに基づいて前記読出手段で読み出されたデー
    タが音声データか制御データかを判別する判別手段と、 この判別手段により前記不揮発性メモリから読み出され
    たデータが音声データであると判別された場合に、この
    読み出された音声データに基づいて音声を発生する音声
    発生手段と、 前記判別手段により前記不揮発性メモリから読み出され
    たデータが制御データであると判別された場合に、この
    読み出された制御データに基づいて、次の音声データを
    発生する迄の時間を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする固体再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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