JP3156565B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP3156565B2
JP3156565B2 JP28377395A JP28377395A JP3156565B2 JP 3156565 B2 JP3156565 B2 JP 3156565B2 JP 28377395 A JP28377395 A JP 28377395A JP 28377395 A JP28377395 A JP 28377395A JP 3156565 B2 JP3156565 B2 JP 3156565B2
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0202Header boxes having their inner space divided by partitions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2220/00Closure means, e.g. end caps on header boxes or plugs on conduits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器に関するもの
で、車両用のラジエータや車両用空調装置のコンデンサ
等に用いて有効である。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用のラジエータや車両用
空調装置のコンデンサ等の熱交換器はエンジンルーム内
に組付けられているので、エンジン振動や走行振動等に
よる熱交換器の疲労破壊という問題がある。その問題を
解決する手段として熱交換器の機械的強度の向上があ
り、その機械的強度の向上手段として、実開平2−92
492号公報に記載の手段が提案されている。
【0003】具体的には、熱交換器のコア(熱交換)部
の両端側に補強部材をなすロの字状断面形状を有するサ
イドプレートを設け、ヘッダの端部を閉塞するキャップ
に設けられた平板状の接合片に2本の切り込みを施し、
3つの舌片を形成する。そして、中央の舌片と両側の舌
片とでサイドプレートの一面を挟み込むようにして、キ
ャップの接合片をサイドプレートの端部から軸方向に挿
入結合している。
【0004】なお、サイドプレートの両端にも平板状の
接合片がサイドプレートと一体に設けられており、この
サイドプレートの接合片をヘッダに接触させた状態でろ
う付け等により接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的、サ
イドプレートの外側底面にはコルゲート状の冷却フィン
が配置されており、冷却フィンに被覆されたろう材を炉
内で加熱してろう付けにより接合している。そのため、
ろう付け後、コア部は溶け出したろう材分だけヘッダ軸
方向に縮小し、その縮小した分だけサイドプレートが変
位する。
【0006】したがって、上述のように、キャップの接
合片とサイドプレートとが挿入結合されていると、図7
に示すように、サイドプレート6の変位に伴ってキャッ
プ11も変位するので、キャップ11はヘッダ5の端部
開口部10を確実に閉塞することができないという問題
が発生する。本発明は、上記点に鑑み、熱交換器の機械
的強度向上を図りつつ、ヘッダの端部開口部を確実に閉
塞することができる熱交換器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、キャップ(11)に一体に形成された
キャップ接合片(17)の板状部(16)と、コの字状
断面に形成されたサイドプレート(6)の本体部(6
a)の底面(6b)とが所定の隙間を有して互いに平行
に配置されてロの字状断面を形成している。
【0008】そして、キャップ接合片(17)は、サイ
ドプレート(6)の本体部(6a)の内側壁(6c)に
接触した状態で、サイドプレート(6)に接合している
ことを特徴とする。請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の熱交換器において、サイドプレート接合片
(14)は、ヘッダ(5)の側壁に形成された挿入穴
(7)に挿入された状態でヘッダ(5)に接合している
ことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載では、請求項1また2に熱
交換器において、キャップ接合片(17)は、板状部
(16)を底面としてコの字状断面に形成された接合部
(18)を有している。そして、キャップ接合片(1
7)の接合部(18)の外側壁(19)とサイドプレー
ト(6)の本体部(6a)の内側壁(6c)とが接合し
ていることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の熱交換器において、冷却フィン(3)は、表裏両面
に被覆されたろう材により複数個のチューブにろう付け
されている。さらに、キャップ(11)およびキャップ
接合片(17)は、ヘッダ(5)側面に被覆されたろう
材によりそれぞれヘッダ(5)およびサイドプレート
(6)の本体部(6a)にろう付けされていることを特
徴とする。
【0011】次に、作用効果を述べる。発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べたように、ろう付け後、コア部
(4)は溶け出したろう材分だけ縮小し、その縮小した
分だけサイドプレート(6)が変位する。しかし、請求
項1〜4に記載の発明によれば、キャップ接合片(1
7)は、サイドプレート(6)の本体部(6a)の内側
壁(6c)に接触した状態で、サイドプレート(6)に
接合しているので、ろう付け時(炉内での加熱時)等の
接合時においては、キャップ接合片(17)はサイドプ
レート(6)と独立して変位可能である。したがって、
コア部(4)が縮小してサイドプレート(6)変位した
場合であっても、キャップ接合片(17)はサイドプレ
ート(6)の変位と連動して変位しないので、キャップ
(11)を端部開口部(10)に確実にろう付けするこ
とができる。延いては、端部開口部(10)確実に閉塞
することができる。
【0012】また、キャップ接合片(17)の板状部
(16)が、サイドプレート(6)の本体部(6a)の
底面(6b)に対して平行に配置されて閉断面形状であ
るロの字状断面を形成しているので、開断面形状である
コの字状断面に比べて、サイドプレート(6)の曲げ剛
性およびねじり剛性の向上を図るできる。したがって、
振動等による疲労破壊強度が向上し、熱交換器の耐久性
の向上を図ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、サイドプ
レート接合片(14)は、ヘッダ(5)に形成された挿
入穴(7)に挿入れた状態でサイドプレート(6)に接
合されているので、サイドプレート接合片(14)をヘ
ッダ(5)に接触させた状態で接合されているものに比
べて、サイドプレート(6)の変位を抑制するこができ
る。したがって、キャップ(11)を端部開口部(1
0)に一層確実にろう付けすることができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、キャップ
接合片(17)には、コの字状断面の接合部(18)が
形成されているので、板状の矩形断面に比べて、キャッ
プ接合片(17)の曲げ剛性およびねじり剛性の向上図
ることができる。したがって、サイドプレート(6)の
本体部(6a)と相まって熱交換器の曲げ剛性およびね
じり剛性を一層向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は本実施形態に係る熱交換器を車
両用空調装置のコンデンサ(凝縮器)として用いた場合
の外観を示す正面図である。
【0016】先ず、図1を用いて外形形状について説明
する。熱交換器1は、黄銅、アルミニウム等の金属材料
によって形成されたもので、偏平チューブ(チューブ)
2とコルゲート状の冷却フィン3とを交互に積層したコ
ア部4と、各偏平チューブ2の両端に接合された一対の
ヘッダ5と、コア部4を両側から挟んだ状態で一対のヘ
ッダ5と接合した一対のサイドプレート6とから構成さ
れている。
【0017】偏平チューブ2は内部を流れる冷媒と、偏
平チューブ2の間を通過する空気との間で熱交換を行う
偏平な管で、内部に複数の通路が形成されている。冷却
フィン3は、各偏平チューブ2の間に挟まれた状態で偏
平チューブ2にろう付けにて接合され、偏平チューブ2
の内部を流れる冷媒と、偏平チューブ2の間を流れる空
気との熱交換を促進させるものである。この冷却フィン
3には、極薄のアルミニウム製の帯板を波状に形成した
ものであり、通常、熱交換効率の向上を図るために、鎧
窓状のルーバが形成されている。
【0018】ヘッダ5は筒状のタンクで、各偏平チュー
ブ2および後述するサイドプレート接合片14が挿入さ
れる挿入穴7(図5参照)を有するヘッダプレート8
と、このヘッダプレート8と組み合わされるヘッダタン
ク9とを備え、ヘッダプレート8とヘッダタンク9とを
組み合わせて筒体を形成する。そして、この筒体の端部
開口部10にキャップ11を被せて筒状のタンクを構成
する。また、一方のヘッダ5には、冷媒を流入するため
の入口パイプ12が結合され、他方のヘッダ5には、冷
媒を流出するための出口パイプ13が結合されている。
【0019】サイドプレート6はコの字状断面にプレス
成形されており、その両端部にはヘッダ5に接合される
板状のサイドプレート接合片14が一体に形成されてい
る。なお、15はコンデンサ1を車両に組付けるための
ブラケットである。次に、本実施形態の主要部であるA
部について図2〜5を用いて述べる。図2〜5に示すよ
うに、サイドプレート6のコの字状断面に形成された本
体部6aまで延びる板状部16を有するキャップ接合片
17がキャップ11に一体に形成れており、キャップ接
合片17の板状部16は、図4または5に示すように、
所定の隙間を有してサイドプレート6の本体部6aの底
面6bに対して平行に配置されてロの字状断面を形成し
ている。
【0020】そして、キャップ接合片17のうち少なく
ともサイドプレート6の本体部6aに挿入されている部
分は、図2に示すように、板状部16を底面とするコの
字状断面の接合部18が形成されている。そして、その
接合部18の外側壁19がサイドプレート6の本体部6
aの内側壁6cに接触した状態で、両者がろう付けにて
接合している。
【0021】また、キャップ11は、図5に示すよう
に、その中央部がヘッダ5内空間に向かって凸となるよ
うに凸部11aが形成されており、この凸部11aの外
側壁とキャップ11の周縁部に形成された爪部11bと
でヘッダ5の壁面を挟み込むようにヘッダ5に挿入され
て端部開口部10を閉塞している。なお、図4に示すよ
うに、凸部11aのヘッダ5との接合代aは、キャップ
接合片17のコの字状断面部18側壁高さ寸法bより小
さくなっている。
【0022】因みに、キャップ11、凸部11a、爪部
11bおよびキャップ接合片17はアルミニウム製の帯
板からプレス成形にて一体に成形されており、ヘッダ5
側の面にはろう材が被覆されている。また、図5に示す
ように、サイドプレート接合片14は、ヘッダ5に形成
された挿入穴7に挿入れた状態でろう付けにて接合され
ている。
【0023】次に、本実施形態に係る熱交換器の製造方
法の概略を工程毎に述べる。 1.構成部品(偏平チューブ2、冷却フィン3等)の成
形工程 a)偏平チューブ2をアルミニウム材より押し出し成形
にて成形する。 b)冷却フィン3を極薄のアルミニウム製の帯板よりロ
ーラ成形法にて成形する。 なお、冷却フィン3の表裏
両面にはろう材が被覆されている。
【0024】c)サイドプレート6をアルミニウム製の
帯板よりプレス成形にて成形する。 d)ヘッダプレート8およびヘッダタンク9をアルミニ
ウム帯板よりプレス成形にて成形する。 e)キャップ11、凸部11a、爪部11bおよびキャ
ップ接合片17をアルミニウム帯板よりプレス成形にて
一体成形する。なお、上述のように、組付けた際にヘッ
ダ5側となる面にはろう材が被覆されている。
【0025】f)ブラケット15をアルミニウム帯板よ
りプレス成形にて成形する。 2.仮組付け工程 図8、9に示すように水平なテーブル上で、ヘッダ5の
軸方向を水平方向として、偏平チューブ2と冷却フィン
3とを交互に積層し、サイドプレート6を両側から挟み
固定し、その後ヘッダ5を横から挿入してコア部4を組
み立てる。
【0026】そして、キャップ11をヘッダ5の端部開
口部10に挿入するとともに、キャップ接合片17のコ
の字状断面部18をサイドプレート6のコの字状断面部
6aに挿入する。その後、治具等により仮止めを行う。 3.ろう付け工程 仮組付け工程で仮組付けられたものを炉内で加熱してろ
う付けする。
【0027】4.検査工程 ろう付け完了後、熱交換器1の寸法、ろう付け良否等を
検査する。次に、本実施形態に係る熱交換器の特徴を述
べる。発明が解決しようとする課題の欄で述べたよう
に、ろう付け後、コア部4は溶け出したろう材分だけヘ
ッダ5軸方向に縮小し、その縮小した分だけサイドプレ
ート6が図2の下方に変位する。
【0028】ところが、本実施形態では、上述のよう
に、キャップ接合片17の接合部18の外側壁19は、
サイドプレート6の本体部6aの内側壁6cに接触した
状態で、サイドプレート6の本体部6aの内側壁6cに
ろう付けにて接合されるので、ろう付け時(炉内での加
熱時)においては、キャップ接合片17はヘッダ5軸方
向に変位可能となる。したがって、コア部4が縮小して
サイドプレート6が図2の下方に変位した場合であって
も、キャップ接合片17はサイドプレート6とともに変
位しないので、キャップ11を端部開口部10に確実に
ろう付けすることができる。延いては、端部開口部10
を確実に閉塞することができる。
【0029】また、サイドプレート接合片14は、ヘッ
ダ5に形成された挿入穴7に挿入された状態でろう付け
接合されているので、サイドプレート接合片14をヘッ
ダ5に接触させた状態でろう付け接合されているものに
比べて、ろう付け後のサイドプレート6の変位を抑制す
るこができる。したがって、キャップ11を端部開口部
10に一層確実にろう付けすることができる。
【0030】また、キャップ接合片17の板状部16
が、サイドプレート6の本体部6aの底面6bに対して
平行に配置されて閉断面形状であるロの字状断面を形成
しているので、開断面形状であるコの字状断面に比べ
て、サイドプレート6の曲げ剛性およびねじり剛性の向
上を図るできる。したがって、振動等による疲労破壊強
度が向上し、熱交換器の耐久性の向上を図ることができ
る。
【0031】また、サイドプレート6の本体部6aに挿
入されている部分のキャップ接合片17の板状部16に
は、コの字状断面の接合部18が形成されているので、
板状の矩形断面に比べて、キャップ接合片17の板状部
16の曲げ剛性およびねじり剛性の向上図ることができ
る。したがって、サイドプレート6の曲げ剛性およびね
じり剛性を一層向上させることができる。
【0032】また、キャップ接合片17の接合部18の
外側壁19がサイドプレート6の本体部6aの内側壁6
cに接触しているので、キャップ接合片17はサイドプ
レート6の本体部6a内に納まり、サイドプレート6の
幅方向に突出しない。したがって、上述のように、キャ
ップ11およびキャップ接合片17を仮組付ける際にキ
ャップ接合片17がテーブルの水平面に干渉しないの
で、組付け性の向上を図ることができる。
【0033】また、凸部11aの接合代aは、キャップ
接合片17のコの字状断面部18側壁高さ寸法bより小
さくなっているので、キャップ11がヘッダ5の端部開
口10の閉塞状態を維持して最大変位した状態であって
も、キャップ接合片17がサイドプレート6から脱落す
ることがない。したがって、ろう付け時にコア部4が縮
小した場合であっても確実にキャップ接合片17とサイ
ドプレート6とを接合することができる。
【0034】(第2実施形態)本実施形態は、熱交換器
を車両等に組付けた際の熱交換器の防振を図るための防
振ゴムを組付けるためのステー部をキャップ接合片17
に一体に設けたものである。具体的には、図6に示すよ
うに、キャップ接合片17の接合部18の側壁の一部が
ヘッダ5の軸方向に延びてステー部20を形成してお
り、このステー部20の端部近傍には切り欠き21が形
成されている。防振ゴム22は、この切り欠き21に係
止されて組付けられる。
【0035】次に、本実施形態の特徴を述べる。防振ゴ
ム22を仮にサイドプレート6に直接取り付けるようと
する場合には、図10に示すように、ステー部20およ
び切り欠き21等の形状変化の大きい部位をサイドプレ
ート6に直接形成する手段が考えられるが、この手段で
はエンジンの振動等によって図9のD部に応力集中して
しまう。しかし、本実施形態によれば、サイドプレート
6にステー部20および切り欠き21等の形状変化の大
きい部位が形成されていないので、サイドプレート6に
応力集中することを抑制することができる。したがっ
て、新たにブラケット15等の防振ゴム22を組付ける
ためのもの設けなくても防振ゴム22を組付けることが
できるとともに、開断面形状であるコの字状断面を有す
るサイドプレートに比べて、サイドプレート6の剛性お
よび耐久性の向上を図ることができる。
【0036】また、キャップ接合片17に形成されたス
テー部20に防振ゴム22が組付けられているので、新
たにブラケット15等の防振ゴム22を組付けるための
もの設ける場合に比べて、熱交換器の製造原価の上昇を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る熱交換器に正面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図2のB矢視図である。
【図4】図3のD矢視図である。
【図5】図3のC−C断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る主要部を示す斜視
図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】仮組付け工程の説明図である。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】第2実施形態の特徴を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
2…偏平チューブ(チューブ)、3…冷却フィン、4…
コア部、5…へッダ、6…サイドプレート、6a…本体
部、11…キャップ、14…サイドプレート接合片、1
6…板状部、17…キャップ接合片、18…接合部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定の間隔を有して平行に配置さ
    れ、被熱交換流体が流れる複数個のチューブ(2)を備
    える矩形状のコア部(4)と、 前記複数個のチューブ(2)の端部に接合され、前記複
    数個のチューブ(2)に被熱交換流体を分配集合するヘ
    ッダ(5)と、 前記コア部(4)端部に前記チューブ(2)と平行に配
    置され、コの字状断面が形成された本体部(6a)を有
    するサイドプレート(6)と、 前記サイドプレート(6)端部に一体に形成され、前記
    ヘッダ(5)と接合するサイドプレート接合片(14)
    と、 前記ヘッダ(5)の端部と接合して前記ヘッダ(5)の
    端部開口部(10)を閉塞するキャップ(11)と、 前記キャップ(11)と一体に形成され、前記サイドプ
    レート(6)の本体部(6a)まで延びる板状部(1
    6)を有するキャップ接合片(17)とを備え、 前記キャップ接合片(17)の板状部(16)と、前記
    サイドプレート(6)の前記本体部(6a)の底面(6
    b)とが所定の隙間を有して互いに平行に配置されてロ
    の字状断面を形成し、 前記キャップ接合片(17)が前記サイドプレート
    (6)の前記本体部(6a)の内側壁(6c)に接触し
    た状態で、両者が接合していることを特徴とする熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 前記ヘッダ(5)の側壁には挿入穴
    (7)が形成れており、 前記サイドプレート接合片(14)は、前記挿入穴
    (7)に挿入された状態で前記ヘッダ(5)に接合して
    いることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記キャップ接合片(17)は、前記板
    状部(16)を底面としてコの字状断面に形成された接
    合部(18)を有しており、 前記キャップ接合片(17)の前記接合部(18)の外
    側壁(19)と前記サイドプレート(6)の前記本体部
    (6a)の内側壁(6c)とが接合していることを特徴
    とする請求項1また2に熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記複数個のチューブ(2)間には、表
    裏両面にろう材が被覆されたコルゲート状の冷却フィン
    (3)が配置され、 前記冷却フィン(3)は、前記ろう材により前記複数個
    のチューブ(2)にろう付けされており、 さらに、前記キャップ(11)および前記キャップ接合
    片(17)の前記ヘッダ(5)側の表面にろう材が被覆
    されており、 前記ろう材により前記キャップ(11)および前記キャ
    ップ接合片(17)はそれぞれ前記ヘッダ(5)および
    前記サイドプレート(6)の前記本体部(6a)にろう
    付けされていることを特徴とする請求項3に記載の熱交
    換器。
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